JP6058337B2 - 圧力センサ付きコネクタ - Google Patents

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本発明は、体外循環回路に接続可能な圧力センサ付きコネクタに関する。
人工心肺を構成する体外循環回路においては、日本体外循環技術医学会が定めた人工心肺の安全装置設置基準でその内部の圧力を常時モニタリングすることが必須であるとされている。
体外循環回路の圧力測定方法として、ダイアフラムが設けられたチャンバを備えた圧力測定回路を利用する方法が知られている。この方法は、体外循環回路の圧力測定部位に枝管を設け、その枝管に圧力測定回路の一端を接続するとともに、他端を空圧式圧力測定装置に接続する。そして、枝管からダイアフラムまでの空気を抜いて血液を圧力測定回路に充填する。圧力測定回路のダイアフラムは体外循環回路の圧力測定部位の圧力に応じて変形するので、その変形に伴うダイアフラムの下流側の空気圧の変化を圧力測定装置で検出することによって体外循環回路の圧力測定部位の圧力を測定する。また、他の圧力測定方法としては、体外循環回路に直接接するダイアフラムに圧力センサを密着させ、その圧力センサが出力する信号に基づいて体外循環回路の圧力測定部位の圧力を測定する方法が知られている。
特許第5007410号公報 特開2008−51663号公報 特開2008−259553号公報
上述した圧力測定方法のうち、枝管に圧力測定回路を接続する方法は圧力測定回路内に導かれた血液がほとんど流動しないため血栓形成や血液適合性を損なう可能性を否定できない。また、この方法は測定前にダイアフラムまでの空気抜きを行う操作が煩雑である。さらに、ダイアフラムを介する圧力測定であるため、圧力変化の応答性及び測定精度が十分とはいえない場合もある。一方、ダイアフラムに圧力センサを密着させる方法は、血液が停留するおそれがないもののダイアフラムを介した圧力測定であるので、上記方法と同様に圧力変化の応答性及び測定精度が十分とはいえない場合がある。
そこで、本発明は、体外循環回路の圧力変化に対する応答性及び測定精度を十分に確保できる圧力センサ付きコネクタを提供することを目的とする。
本発明の第1の圧力センサ付きコネクタは、体外循環回路に接続可能で、かつその接続部位の圧力に対応する信号を出力可能な圧力センサ付きコネクタ(1A、1B)であって、前記体外循環回路内を流れる血液からの圧力が伝達される圧力センサ基板(10)と、軟質樹脂にて構成され前記圧力センサ基板を被覆する被覆部(11)とを有する圧力センサ(3)と、前記体外循環回路内を流れる血液に前記被覆部が接触する位置に前記圧力センサを保持するハウジング(2)と、を備え、前記体外循環回路には血液を導くチューブ(T)が含まれており、前記ハウジングには、前記チューブの一端に接続される第1接続部(5、21)と、前記チューブの他端に接続される第2接続部(6、22)とを有し、前記第1接続部と前記第2接続部とを繋ぐ通路部(7、23)が形成され、かつ、前記圧力センサの前記圧力センサ基板から前記通路部の通路内面(7a、23a)に通じるように規定された空間が前記被覆部で満たされていて、前記被覆部が前記通路部の内部に露出し、前記通路部には、内部に露出した前記被覆部と前記第1接続部及び前記第2接続部のそれぞれとを滑らかに接続するスロープ(15)が形成され、かつ、前記スロープは、前記第1接続部に前記チューブの前記一端が、前記第2接続部に前記チューブの前記他端がそれぞれ接続された状態において、前記チューブの前記一端及び前記他端の各位置と前記被覆部が前記通路部の内部に露出する位置との間の位置を起点として、前記被覆部に向かって前記通路部の通路面積が減少する方向に傾斜しているものである。
このコネクタによれば、体外循環回路に接続された接続部位の圧力が、軟質樹脂で構成された被覆部を介して圧力センサ基板に伝達される。このため、ダイアフラムを利用する圧力測定に比べてよりダイレクトに接続部位の圧力が圧力センサ基板に伝達されるので、体外循環回路の圧力変化に対する応答性及び測定精度を十分に確保できる。また、圧力センサの圧力センサ基板が被覆部にて被覆されていて血液に直接触れないため血液による圧力センサの劣化を抑え、かつ血液損傷も少なくできる。
また、このコネクタによれば、被覆部が通路部の内部に露出しているため、通路部を流れる血液の圧力を確実に圧力センサ基板に伝達できる。さらに、第1接続部及び第2接続部のぞれぞれと被覆部とがスロープにて滑らかに接続されるため、通路部に導かれた血液の停留が抑制されるとともに、気泡が付着しにくく気泡除去がより確実になる。その結果、通路部における血栓形成を防止できる。また、このスロープが被覆部に向かって通路部の通路面積が減少する方向に傾斜している結果、通路部の通路面積が被覆部及びその付近で絞られることになる。そのため、通路部の通路面積が被覆部及びその付近で拡大する形態と比べて被覆部の周辺で血液が淀みにくい利点がある。
本発明の第1の圧力センサ付きコネクタの一態様として、前記軟質樹脂がISO10993に規定された生物学的安全性評価基準に適合した材料であってもよい。この態様によれば、血液が直接触れる被覆部の材料が上記評価基準に適合しているため、体外循環回路の生物学的安全性が確実に確保される。
また、前記第1接続部及び前記第2接続部のそれぞれは、前記チューブの内周面と前記通路部の通路内面とが平滑に接続されるように前記チューブの外周面を保持してもよい。この場合には、チューブの内周面と通路部との間に段差が形成されないので、血液の停留抑制効果がさらに向上する。
本発明の第2の圧力センサ付きコネクタ体外循環回路に接続可能で、かつその接続部位の圧力に対応する信号を出力可能な圧力センサ付きコネクタ(1C)であって、前記体外循環回路内を流れる血液からの圧力が伝達される受圧部(10)と、軟質樹脂にて構成され前記受圧部を被覆する被覆部(35)とを有する圧力センサ(31)と、前記体外循環回路内を流れる血液に前記被覆部が接触する位置に前記圧力センサを保持するハウジング(30)と、を備え、前記体外循環回路には雌ルアー状のルアーポート(LP)が設けられており、前記ハウジングは、前記受圧部に対して開口する中空部(32a)が形成されていて前記ルアーポートに嵌め込むことができる雄ルアー状の接続部(32)を有し、かつ前記接続部の前記中空部が前記被覆部で充填されることにより、前記被覆部を前記ルアーポートに露出させた状態で前記ルアーポートに嵌め込むことができるように構成されているものであるこのコネクタは、上記第1の圧力センサ付きコネクタと同様の効果を奏するとともに、体外循環回路に設けられたルアーポートに嵌め込むことができるので、体外循環回路にコネクタを簡易に接続することが可能となる。また、このコネクタは、体外循環回路に設けられたルアーポート、例えば人工心肺等に設けられたルアーポートに接続することができる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上説明したように、本発明の圧力センサ付きコネクタによれば、体外循環回路に接続された接続部位の圧力が、軟質樹脂で構成された被覆部を介して圧力センサ基板又は受圧部に伝達されるため、体外循環回路の圧力変化に対する応答性及び測定精度を十分に確保できる。
本発明の第1の形態に係る圧力センサ付きコネクタを示した斜視図。 図1のII-II線に関する断面図。 図1のIII-III線に関する断面図。 本発明の第2の形態に係る圧力センサ付きコネクタを示した斜視図。 図4のV-V線に関する断面図。 本発明の第3の形態に係る圧力センサ付きコネクタを示した図。
(第1の形態)
図1〜図3に示した圧力センサ付きコネクタ(以下、単にコネクタという。)1Aは、人工心肺等を構成する体外循環回路に接続できる。体外循環回路は体外で血液を循環させる周知のものであり、例えばその回路内にはガス交換を行う酸素付加装置や血液を圧送する血液ポンプ等の各種機器が接続される。コネクタ1Aは、体外循環回路に含まれ血液を導くチューブTが接続されるハウジング2と、圧力トランスデューサとして構成されハウジング2にて保持される圧力センサ3と、圧力センサ3が出力する信号を外部へ取り出すための電気ケーブル(不図示)を接続するケーブル挿入部4とを備えている。ケーブル挿入部4はハウジング2と一体的に設けられている。なお、図示のコネクタ1Aはエチレンオキサイドガスを用いた滅菌処理(EOG滅菌)が施されその処理後に出荷される。また、後述する第2及び第3の形態のコネクタも同様に出荷前にEOG滅菌が実施される。
ハウジング2はPVC、PC、PMMA、ABS等の硬質樹脂にて構成されている。ハウジング2にはチューブTの一端に接続される第1接続部5と、その他端に接続される第2接続部6とを有している。図2に示したように、ハウジング2にはこれらの接続部5、6を繋ぐ通路部7が形成されている。ハウジング2はチューブTの内周面Taと通路部7の通路内面7aとが段差なく平滑に接続されるようにチューブTの外周面Tbを保持している。本形態では、チューブTの外周面Tbと各接続部5、6の内周面5a、6aとが所定の接着剤にて接着されることによってチューブTと各接続部5、6とが接続される。それらの接着幅BwはチューブTの外径の1〜1.5倍に設定されている。
図2及び図3に示したように、圧力センサ3は、血液からの圧力が伝達される受圧部としての圧力センサ基板10と、圧力センサ基板10を被覆し、軟質樹脂にて構成された被覆部11とを有する。圧力センサ基板10には伝達した圧力よる歪み量に対応した大きさの電気信号を出力可能な周知の電気回路が形成されており、その電気信号は配線10aを介して電気ケーブル挿入部4に伝達される。電気ケーブル挿入部4には、配線10aに電気的に接続されかつ電気ケーブル側のコネクタを抜き差し可能な防滴コネクタ4aが設けられている。なお、防滴コネクタ4aを設けずに、配線10aと電気ケーブルとを直接接続する形態に変更することも可能である(図6参照)。被覆部11を構成する軟質樹脂はISO10993に規定された生物学的安全性評価基準に適合した材料である。そのため、圧力センサ基板10を被覆部11にて覆うことによる衛生面の向上はもとより、血液に直接触れる材料が上記評価基準に適合することによって体外循環回路の生物学的安全性が確実に確保される。
圧力センサ3はその被覆部11が通路部7に導かれた血液に接触する位置にハウジング2にて保持されている。換言すれば、被覆部11は通路部7の内部に露出している。被覆部11が通路部7の内部に露出することに伴って通路部7内に段差が生じないように、各接続部5、6と被覆部11とはスロープ15によって滑らかに接続されている。各スロープ15は被覆部11に向かって徐々に通路部7の通路面積が減少する方向に傾斜している。スロープ15によって各接続部5、6と被覆部11とが滑らかに接続されるため、通路部7に導かれた血液の停留が抑制されるとともに、気泡が付着しにくく気泡除去がより確実になる。その結果、通路部7における血栓形成を防止できる。しかも、各スロープ15が被覆部11に向かって通路部7の通路面積が減少する方向に傾斜している結果、通路部7の通路面積が被覆部11の周囲で絞られることになる。そのため、コネクタ1Aは、通路部7の通路面積が被覆部11の周囲で拡大する形態と比べて被覆部11の周辺で血液が淀みにくい利点がある。さらに、本形態は、上述したようにチューブTの内周面Taと通路部7の通路内面7aとが平滑に接続されているため、チューブTの内周面Taと通路部7の通路内面7aとの間に段差が存在する場合に比べて血液の停留抑制効果がさらに向上する。
コネクタ1Aによれば、体外循環回路の接続部位の圧力が、軟質樹脂で構成された被覆部11を介して圧力センサ基板10に伝達される。このため、ダイアフラムを利用する圧力測定に比べてよりダイレクトに接続部位の圧力が圧力センサ基板10に伝達されるので、体外循環回路の圧力変化に対する応答性及び測定精度を十分に確保できる。また、コネクタ1Aのハウジング2は硬質樹脂にて構成されていて必要な剛性が確保されている。そのため、体外循環回路のチューブTの揺れや、電気ケーブルの接続時のケーブルの揺れなどによってコネクタ1Aに外部から応力が加わったときでも圧力測定値への影響を極力抑えることができる。
(第2の形態)
次に、図4及び図5を参照しながら第2の形態を説明する。これらの図から明らかなように、コネクタ1BはチューブTに接続される各接続部21、22及びこれらの接続部21、22を繋ぐ通路部23の各構成を除いて第1の形態のコネクタ1Aと共通する。よって、以下の説明では、コネクタ1Aと共通する構成には同一の参照符号を図面に示して説明を省略する。
コネクタ1Bに設けられた第1接続部21及び第2接続部22はチューブTにその内径を拡大させるようにしてそれぞれ挿入されることよってチューブTに接続される。各接続部21、22には接続されたチューブTを抜けにくくするタケノコ状の滑り止め25が各接続部21、22の長手方向に関して複数個(図5では2個)並べられている。また、各接続部21、22には先端部に向かって肉厚が徐々に薄くなるテーパ部21a、22aが形成されている。このテーパ部21a、22aによって各接続部21、22のチューブTへの挿入がし易くなる。本形態においても、被覆部11は第1接続部21及び第2接続部22を繋ぐ通路部23の内部に露出している。そして、被覆部11と各接続部21、22とはスロープ15によって滑らかに接続されていて、通路部23の通路内面23aには段差が生じていない。
本形態のコネクタ1Bによれば、第1の形態のコネクタ1Aと同様に体外循環回路の圧力変化に対する応答性及び測定精度を十分に確保できるとともに、コネクタ1Aと比較した場合において各接続部21、22にチューブTを接続する際に接着剤が不要となる利点がある。そのため、滅菌済みのコネクタ1Bをあらかじめ用意しておけば、その使用直前に例えば手術室内でコネクタ1Bを体外循環回路に接続することができる。
(第3の形態)
次に、図6を参照しながら第3の形態を説明する。なお、以下の説明において、第1又は第2の形態と共通する構成には図面に同一の参照符号を付して説明を省略する。コネクタ1Cは、ハウジング30と、圧力トランスデューサとして構成されハウジング30に保持された圧力センサ31とを備えている。ハウジング30には体外循環回路に接続するための接続部32が受圧部としての圧力センサ基板10に隣接して形成されている。接続部32は中空状に形成されており、その中空部32aは圧力センサ基板10に対して開口している。接続部32に形成された中空部32aには第1又は第2の形態で使用された被覆部11の構成材料と同一材料の軟質樹脂が充填されている。これにより、圧力センサ基板10を被覆する被覆部35が形成される。圧力センサ基板10の配線10aは圧力測定表示器に接続可能な電気ケーブルCと電気的に直結されている。
接続部32は体外循環回路に設けられたルアーポートLPの内部に被覆部35を露出させた状態でルアーポートLPに嵌め込むことができる。ルアーポートLPと接続部32とは接続が可能となるように、周知のルアーテーパの形状にそれぞれ形成されている。すなわち、接続部32は雄ルアー状に、ルアーポートLPは雌ルアー状にそれぞれ形成されている。したがって、ルアーポートLPに雄ルアー状の接続部32が嵌め込まれると、これらは互いに密着して液密に接続される。さらに、本形態では、ルアーポートLPに形成された雄ねじXにねじ込むことができる雌ねじ36aが形成されたキャップ部36が接続部32を取り囲むように設けられている。したがって、コネクタ1CをルアーポートLPに接続する際に、キャップ部36をルアーポートLPの雄ねじXにねじ込むことにより、ルアーポートLPと接続部32との接続強度を高めることができる。
本形態のコネクタ1Cによれば、ルアーポートLPに接続された状態で接続部位の圧力が被覆部35を介して圧力センサ基板10に伝達される。したがって、上述した第1又は第2の形態と同様に体外循環回路の圧力変化に対する応答性及び測定精度を十分に確保できる。また、コネクタ1Cは接着剤等の接合手段を用いて体外循環回路に接続する必要がないので第1の形態と比較した場合に第2の形態と同様の利点がある。さらに、コネクタ1Cは、ハウジング30に形成された接続部32を既設のルアーポートLPに嵌め込むことによって体外循環回路への接続が完了するため、第2の形態のコネクタ1Bと比較して体外循環回路への接続が容易になる利点がある。なお、コネクタ1Cは、接続部32を取り囲むキャップ部36を省いた形態に変更することも可能である
本発明は以上の各形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。第1又は第2の形態では各接続部を繋ぐ通路部が直線的に形成されているが、この通路部はある程度に湾曲する形態で実施することもできる。また、第1又は第2の形態のコネクタは電気ケーブルを接続するためのケーブル挿入部がハウジングと一体的に構成されているが、第3の形態のように圧力センサ基板の配線を電気ケーブルに直結するように変更することもできる。
1A、1B、1C 圧力センサ付きコネクタ
2、30 ハウジング
3、31 圧力センサ
5、21 第1接続部
6、22 第2接続部
7、23 通路部
10 圧力センサ基板(受圧部)
11、35 被覆部
15 スロープ
T チューブ
LP ルアーポート

Claims (4)

  1. 体外循環回路に接続可能で、かつその接続部位の圧力に対応する信号を出力可能な圧力センサ付きコネクタであって、
    前記体外循環回路内を流れる血液からの圧力が伝達される圧力センサ基板と、軟質樹脂にて構成され前記圧力センサ基板を被覆する被覆部とを有する圧力センサと、前記体外循環回路内を流れる血液に前記被覆部が接触する位置に前記圧力センサを保持するハウジングと、を備え、
    前記体外循環回路には血液を導くチューブが含まれており、
    前記ハウジングには、前記チューブの一端に接続される第1接続部と、前記チューブの他端に接続される第2接続部とを有し、前記第1接続部と前記第2接続部とを繋ぐ通路部が形成され
    前記圧力センサの前記圧力センサ基板から前記通路部の通路内面に通じるように規定された空間が前記被覆部で満たされていて、前記被覆部が前記通路部の内部に露出し
    前記通路部には、内部に露出した前記被覆部と前記第1接続部及び前記第2接続部のそれぞれとを滑らかに接続するスロープが形成され、かつ、
    前記スロープは、前記第1接続部に前記チューブの前記一端が、前記第2接続部に前記チューブの前記他端がそれぞれ接続された状態において、前記チューブの前記一端及び前記他端の各位置と前記被覆部が前記通路部の内部に露出する位置との間の位置を起点として、前記被覆部に向かって前記通路部の通路面積が減少する方向に傾斜していることを特徴とする圧力センサ付きコネクタ。
  2. 前記軟質樹脂がISO10993に規定された生物学的安全性評価基準に適合した材料である、請求項1に記載の圧力センサ付きコネクタ。
  3. 前記第1接続部及び前記第2接続部のそれぞれは、前記チューブの内周面と前記通路部の通路内面とが平滑に接続されるように前記チューブの外周面を保持する、請求項1又は2に記載の圧力センサ付きコネクタ。
  4. 体外循環回路に接続可能で、かつその接続部位の圧力に対応する信号を出力可能な圧力センサ付きコネクタであって、
    前記体外循環回路内を流れる血液からの圧力が伝達される受圧部と、軟質樹脂にて構成され前記受圧部を被覆する被覆部とを有する圧力センサと、前記体外循環回路内を流れる血液に前記被覆部が接触する位置に前記圧力センサを保持するハウジングと、を備え、
    前記体外循環回路には雌ルアー状のルアーポートが設けられており、
    前記ハウジングは、前記受圧部に対して開口する中空部が形成されていて前記ルアーポートに嵌め込むことができる雄ルアー状の接続部を有し、かつ前記接続部の前記中空部が前記被覆部で充填されることにより、前記被覆部を前記ルアーポートに露出させた状態で前記ルアーポートに嵌め込むことができるように構成されている圧力センサ付きコネクタ。
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