JP6056742B2 - 自動変速機 - Google Patents
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Description
本発明は、複数のプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第1の複数段プラネタリギヤセットを構成し、残りのプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第2の複数段プラネタリギヤセットを構成する自動変速機に関する技術分野に属する。
近年、自動変速機の分野では、燃費の向上を目的として、変速段を多段化する取り組みがなされている。この多段化の方法の1つとして、プラネタリギヤセットの数を増大させる方法があるが、この方法では、多くのプラネタリギヤセットが入力軸方向に並ぶために、自動変速機の入力軸方向の寸法が増大するという問題がある。
そこで、特許文献1では、複数のプラネタリギヤセットを互いに径方向に重ねて複数段プラネタリギヤセットとすることが提案されており、例えば、このような複数段プラネタリギヤセットを2つ用いて、該2つの複数段プラネタリギヤセットを入力軸方向に並べることが提案されている。この技術によれば、多段化のためにプラネタリギヤセットの数を増大させても、自動変速機の入力軸方向の寸法の増大を防止することができる。また、特許文献1では、複数段プラネタリギヤセットにおける互いに径方向に隣接する内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結された状態で、互いに径方向に隣接するように配設されており、内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが共通の部品で構成されている。
ところで、上記特許文献1のように、複数段プラネタリギヤセットにおける互いに径方向に隣接する内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結された状態で、互いに径方向に隣接するように配設されていれば、内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとを共通の部品で構成することによって、複数段プラネタリギヤセットの径を小さくすることができる。この結果、カウンタ機構が設けられている場合に、複数段プラネタリギヤセットを、入力軸方向において、カウンタ機構と重なるように配設しても、カウンタ軸を入力軸に近づけることができて、自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側に大きくなるのを抑制することができる。
しかしながら、自動変速機に設けられる複数のプラネタリギヤセットの連結関係や、複数段プラネタリギヤセットをどのプラネタリギヤセットで構成するかによっては、複数段プラネタリギヤセットにおいて内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結の状態にされない場合が生じる。また、例えば、上記特許文献1の複数段プラネタリギヤセットにおいて、内周側のプラネタリギヤセットと外周側のプラネタリギヤセットとの径方向の位置関係を逆にした場合も、上記両ギヤが常時連結の状態にされなくなる。このような場合には、内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが、互いに別の部品で構成されるとともに、両ギヤの間に或る程度の隙間が必要になるため、複数段プラネタリギヤセットの径が大きくなり、この結果、カウンタ軸を入力軸に近づけることがで困難になり、自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側に大きくなってしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、互いに径方向に隣接する任意の内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結の状態にされない状態で、互いに径方向に隣接するように配設された複数段プラネタリギヤセットを備えた自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側に大きくなるのを出来る限り抑制しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、動力源に連結される入力軸と、上記入力軸と同軸上に配設された複数のプラネタリギヤセットと、上記複数のプラネタリギヤセットのうちのいずれか1つのプラネタリギヤセットに連結され、上記動力源からの動力が、上記複数のプラネタリギヤセットにより形成される動力伝達経路を介して伝達される出力部と、上記出力部によって駆動されるカウンタ入力部を有するカウンタ機構とを備え、上記複数のプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第1の複数段プラネタリギヤセットを構成し、残りのプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第2の複数段プラネタリギヤセットを構成する自動変速機を対象として、上記第1及び第2の複数段プラネタリギヤセットは、入力軸方向に並ぶように配設され、上記第1の複数段プラネタリギヤセットにおける互いに径方向に隣接する任意の内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結された状態で、互いに径方向に隣接するように配設され、上記第2の複数段プラネタリギヤセットにおける互いに径方向に隣接する任意の内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結の状態にされない状態で、互いに径方向に隣接するように配設されており、上記カウンタ機構は、入力軸方向において、上記第1の複数段プラネタリギヤセットと重なる位置に配設され、上記第2の複数段プラネタリギヤセットは、入力軸方向において、上記カウンタ機構とは重ならない位置に配設されている、という構成とした。
上記の構成により、カウンタ機構が、入力軸方向において、内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結された状態にある第1の複数段プラネタリギヤセット、つまり径が小さい第1の複数段プラネタリギヤセットと重なる位置に配設され、径が大きい第2の複数段プラネタリギヤセットが、入力軸方向において、カウンタ機構とは重ならない位置に配設されているので、カウンタ機構を入力軸に近づけることができるようになり、この結果、自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側(例えば車両後側)に大きくなるのを抑制することができる。
上記自動変速機において、上記カウンタ機構は、上記入力軸と平行に延びるように配設されたカウンタ軸と、該カウンタ軸上に配設された上記カウンタ入力部と、該カウンタ軸を回転可能に支持するカウンタ軸受とを有し、上記第2の複数段プラネタリギヤセットにおける最外周のプラネタリギヤセットが、入力軸方向から見て、上記カウンタ軸受と重なっている、ことが好ましい。
このことにより、カウンタ機構が入力軸により一層近づくことになり、自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側に大きくなるのをより確実に抑制することができる。
上記自動変速機において、上記出力部は、上記第1の複数段プラネタリギヤセットにおける、最外周のプラネタリギヤセット以外のプラネタリギヤセットに連結されている、ことが好ましい。
すなわち、仮に、出力部が第1の複数段プラネタリギヤセットにおける最外周のプラネタリギヤセットに連結されている場合には、その出力部の径は、通常、出力部が第1の複数段プラネタリギヤセットにおける、最外周のプラネタリギヤセット以外のプラネタリギヤセットに連結されている場合よりも大きくなる。このため、例えば出力ギヤとカウンタ入力ギヤとの噛み合いの場合、第1の複数段プラネタリギヤセットの外周面(最外周のプラネタリギヤセットの外周面)とカウンタ機構のカウンタ軸との間には、カウンタ入力ギヤの半径に近い間隔が生じ、カウンタ軸と最外周のプラネタリギヤセットの外周面との間の距離を小さくすることが困難になる。出力部の外径を小さくしようとすると、第1の複数段プラネタリギヤセットと第2の複数段プラネタリギヤセットとを連結する部材等との干渉を避けるために、自動変速機の入力軸方向の寸法が大きくなる。これに対し、出力部が、第1の複数段プラネタリギヤセットにおける、最外周のプラネタリギヤセット以外のプラネタリギヤセットに連結されていれば、自動変速機の入力軸方向の寸法を大きくしなくても、出力部の外径を小さくすることができ、この結果、カウンタ機構のカウンタ軸を、第1の複数段プラネタリギヤセットにおける最外周のプラネタリギヤセットに近接させることができるようになる。したがって、自動変速機の入力軸方向の寸法を小さく維持しつつ、自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側に大きくなるのを抑制することができる。
上記自動変速機において、上記カウンタ機構は、上記カウンタ入力部に対して入力軸方向に離れた位置に配設されかつデファレンシャル機構のデフ入力部を駆動するカウンタ出力部を更に有し、上記第1の複数段プラネタリギヤセットは、入力軸方向において、上記カウンタ入力部と上記カウンタ出力部との間の位置に配設されている、ことが好ましい。
こうすることで、カウンタ機構のカウンタ軸を、第1の複数段プラネタリギヤセットにおける最外周のプラネタリギヤセットに容易に近接させることができ、自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側に大きくなるのをより一層効果的に抑制することができる。
以上説明したように、本発明の自動変速機によると、カウンタ機構が、入力軸方向において、内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結された状態にある第1の複数段プラネタリギヤセットと重なる位置に配設され、内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結の状態にされない状態にある第2の複数段プラネタリギヤセットが、入力軸方向において、上記カウンタ機構とは重ならない位置に配設されていることにより、カウンタ機構を入力軸に近づけることができるようになり、この結果、自動変速機が、カウンタ機構が設けられる側(例えば車両後側)に大きくなるのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る自動変速機1の概略のスケルトンを示す(尚、図1では、後述の4つのプラネタリギヤセットPL1,PL2,PL3,PL4の連結関係を省略している)。この自動変速機1は、車両に搭載されるとともに、例えば、前進8速及び後退1速を達成するものである。
上記自動変速機1は、変速機ケース2内に、動力源4(詳しくは、動力源4の出力軸)に連結される入力軸3と、複数のプラネタリギヤセット(本実施形態では、第1プラネタリギヤセットPL1、第2プラネタリギヤセットPL2、第3プラネタリギヤセットPL3及び第4プラネタリギヤセットPL4の4つ)と、図示を省略する複数の摩擦締結要素(クラッチ及びブレーキ)と、4つのプラネタリギヤセットPL1,PL2,PL3,PL4のうちのいずれか1つのプラネタリギヤセット(本実施形態では、第1プラネタリギヤセットPL1)に連結され、上記動力源4からの動力が、上記4つのプラネタリギヤセットPL1,PL2,PL3,PL4により形成される動力伝達経路を介して伝達される出力部としての出力ギヤ7と、カウンタ機構11と、を備えている。
本実施形態では、入力軸3は、自動変速機1の一側(図1の右側)から他側(図1の左側)までの全体に亘って延びている。そして、入力軸3の軸方向一側端部が、流体伝達装置(本実施形態では、トルクコンバータ10)を介して、動力源4に連結されている。尚、これに代えて、入力軸3の軸方向他側端部が動力源4に連結されていてもよく、動力源4を2つ設けて、これら動力源4に入力軸3の両端部がそれぞれ連結されていてもよい。
上記動力源4は、内燃機関であってもよく、電動モータであってもよい。また、入力軸3は、動力源4に直接連結されていてもよく、流体伝達装置以外のもの(例えば断接クラッチ等)を介して動力源4に連結されていてもよい。さらに、入力軸3の両端部がそれぞれ動力源4に連結される場合には、例えば、入力軸3の一側端部が連結される動力源4を内燃機関とし、他側端部が連結される動力源4を電動モータとしてもよい。
本実施形態では、上記車両はFF車であり、該車両の前部に、動力源4及び自動変速機1が搭載されて、その搭載された状態での動力源4の出力軸及び自動変速機1の入力軸3は、上記車両の車幅方向に水平に延びている。
上記トルクコンバータ10は、変速機ケース2の入力軸方向の上記一側(動力源4側)に取り付けられたハウジング9内に収容されている。このハウジング9の変速機ケース2とは反対側の端部は、動力源4の外壁部(例えば、動力源4としてのエンジンのシリンダブロック)に取付固定される。
上記第1プラネタリギヤセットPL1は、入力軸3と同軸上に配設されていて、第1サンギヤS1、第1キャリアC1及び第1リングギヤR1を有する。第1キャリアC1には、シングルピニオンP1が設けられている。すなわち、第1プラネタリギヤセットPL1は、シングルピニオン型のプラネタリギヤセットである。
上記第2プラネタリギヤセットPL2は、入力軸3と同軸上に配設されていて、第2サンギヤS2、第2キャリアC2及び第2リングギヤR2を有する。第2キャリアC2には、ダブルピニオンP2が設けられている。すなわち、第2プラネタリギヤセットPL2は、ダブルピニオン型のプラネタリギヤセットである。
上記第3プラネタリギヤセットPL3は、入力軸3と同軸上に配設されていて、第3サンギヤS3、第3キャリアC3及び第3リングギヤR3を有する。第3キャリアC3には、シングルピニオンP3が設けられている。すなわち、第3プラネタリギヤセットPL3は、シングルピニオン型のプラネタリギヤセットである。
上記第4プラネタリギヤセットPL4は、入力軸3と同軸上に配設されていて、第4サンギヤS4、第4キャリアC4及び第4リングギヤR4を有する。第4キャリアC4には、ダブルピニオンP4が設けられている。すなわち、第4プラネタリギヤセットPL4は、ダブルピニオン型のプラネタリギヤセットである。
尚、上記第1乃至第4プラネタリギヤセットPL1,PL2,PL3,PL4がシングルピニオン型であるか又はダブルピニオン型であるかは、上記に限定されるものではない。
上記第1プラネタリギヤセットPL1及び上記第2プラネタリギヤセットPL2は、互いに径方向に重ねられた第1の複数段プラネタリギヤセットPLa(本実施形態では、2段プラネタリギヤセット)を構成し、第1プラネタリギヤセットPL1が径方向内側(内周側)に位置し、第2プラネタリギヤセットPL2が径方向外側(外周側)に位置する。
上記第1の複数段プラネタリギヤセットPLaにおける内周側の第1プラネタリギヤセットPL1及び外周側の第2プラネタリギヤセットPL2は、第1プラネタリギヤセットPL1のリングギヤR1と第2のプラネタリギヤセットPL2のサンギヤS2とが常時連結された状態で、互いに径方向に隣接するように配設されている。これにより、リングギヤR1とサンギヤS2とは、1つの共通の部品で構成されている。図1では、分かり易いように、両者の境界に境界線を描いている。尚、リングギヤR1とサンギヤS2とは、1つの共通の部品で構成されている必要はなく、別々の部品で構成して、リングギヤR1の外周面とサンギヤS2の内周面とを互いに接合するようにしてもよい。
また、上記第3プラネタリギヤセットPL3及び上記第4プラネタリギヤセットPL4は、互いに径方向に重ねられた第2の複数段プラネタリギヤセットPLb(本実施形態では、2段プラネタリギヤセット)を構成し、第3プラネタリギヤセットPL3が径方向内側(内周側)に位置し、第4プラネタリギヤセットPL4が径方向外側(外周側)に位置する。
上記第2の複数段プラネタリギヤセットPLbにおける内周側の第3プラネタリギヤセットPL3及び外周側の第4プラネタリギヤセットPL4は、第3プラネタリギヤセットPL3のリングギヤR3と第4プラネタリギヤセットPL4のサンギヤS4とが常時連結の状態にされない状態で、互いに径方向に隣接するように配設されている。このため、リングギヤR3とサンギヤS4との間には、隙間が形成されている。尚、第3プラネタリギヤセットPL3のリングギヤR3と第4のプラネタリギヤセットPL4のサンギヤS4とは、常時連結の状態にされなければよく、例えば、摩擦締結要素としてのクラッチを介して連結された状態にされてもよい。
第2の複数段プラネタリギヤセットPLbは、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaと入力軸方向に並ぶように配設されていて、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaの上記他側(動力源4とは反対側)に位置している。また、リングギヤR3とサンギヤS4とが常時連結の状態にないことで、第2の複数段プラネタリギヤセットPLbの径(つまり第4プラネタリギヤセットPL4の径)は、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaの径(つまり第2プラネタリギヤセットPL2の径)よりも大きくなっている。
上記カウンタ機構11は、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaに対して、入力軸3の径方向に対向するように配設されている。すなわち、カウンタ機構11は、入力軸方向において、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaと重なる位置に配設されている。第2の複数段プラネタリギヤセットPLbは、カウンタ機構11とは重ならない位置(カウンタ機構11に対して入力軸方向にずれた位置)に配設されている。具体的には、第2の複数段プラネタリギヤセットPLbは、入力軸方向において、カウンタ機構11に対して、上記他側(動力源4とは反対側)に配設されている。
上記出力ギヤ7は、入力軸3と同軸上に配設され、かつ上記第2キャリアC2に常時連結されていて、該第2キャリアC2によって駆動されるように構成されている。すなわち、出力ギヤ7は、本実施形態では、第2プラネタリギヤセットPL2(第1の複数段プラネタリギヤセットPLaにおける、最外周のプラネタリギヤセット以外のプラネタリギヤセット)に連結されていることになる。また、出力ギヤ7は、入力軸方向において、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaと第2の複数段プラネタリギヤセットPLbとの間に配設されている。
出力ギヤ7は、カウンタ機構11のカウンタ入力部としてのカウンタ入力ギヤ13と噛み合っていて、該カウンタ入力ギヤ13を駆動する。このカウンタ機構11は、入力軸3と平行に延びるように配設されたカウンタ軸12と、該カウンタ軸12上に配設され、出力ギヤ7により駆動される上記カウンタ入力ギヤ13と、該カウンタ軸12上に配設されたカウンタ出力部としてのカウンタ出力ギヤ14とを有している。カウンタ軸12、カウンタ入力ギヤ13及びカウンタ出力ギヤ14は、一体的に回転するようになされている。そして、カウンタ出力ギヤ14は、デファレンシャル機構21のデフ入力部としてのデフリングギヤ22と噛み合っていて、該デフリングギヤ22を駆動する。カウンタ軸12は、入力軸3に対して車両後側でかつ上側に位置している。また、カウンタ軸12は、カウンタ軸12の両端部にそれぞれ配設されたカウンタ軸受15(本実施形態では、テーパローラベアリング)によって回転可能に支持されている。
第2の複数段プラネタリギヤセットPLbにおける第4プラネタリギヤセットPL4(最外周のプラネタリギヤセット)は、入力軸方向(カウンタ軸方向でもある)から見て、カウンタ軸12及びカウンタ軸受15と重なっている。また、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaにおける第2プラネタリギヤセットPL2(最外周のプラネタリギヤセット)は、入力軸方向(カウンタ軸方向)から見て、カウンタ入力ギヤ13及びカウンタ出力ギヤ14と重なっている。尚、カウンタ出力ギヤ14の外径が小さくて、入力軸方向から見て、第2プラネタリギヤセットPL2とカウンタ入力ギヤ13のみとが重なっていてもよい。
上記カウンタ入力ギヤ13及び上記カウンタ出力ギヤ14は、カウンタ軸方向(入力軸方向でもある)において、互いに離れて配設されている。すなわち、カウンタ入力ギヤ13は、カウンタ軸12における動力源4から遠い側の端部近傍に位置し、カウンタ出力ギヤ14は、カウンタ軸12における動力源4に近い側の端部近傍に位置している。そして、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaが、入力軸方向(カウンタ軸方向)において、カウンタ入力ギヤ13とカウンタ出力ギヤ14との間の位置に配設され、第2の複数段プラネタリギヤセットPLbが、入力軸方向において、カウンタ入力ギヤ13に対してカウンタ出力ギヤ14とは反対側に位置している。
上記デファレンシャル機構21は、上記デフリングギヤ22に固定されたデフケース23を有している。デフリングギヤ22及びデフケース23は、デフ軸受28(本実施形態では、テーパローラベアリング)によって、デフリングギヤ22の中心軸回りに回転可能に支持されていている。
上記デフケース23内には、2つのデフピニオンギヤ24と、デフリングギヤ22と同心上に配置された2つのデフサイドギヤ25とが配設されている。各デフピニオンギヤ24は、デフケース23に固定されているとともに、2つのデフサイドギヤ25と噛み合っている。各デフピニオンギヤ24は、デフケース23と共にデフリングギヤ22の中心軸回りに回転するとともに、各デフピニオンギヤ24の中心軸回りに自転することが可能に構成されている。そして、各デフピニオンギヤ24は、デフケース23がデフリングギヤ22の中心軸回りに回転すると、その回転を2つのデフサイドギヤ25に伝達する。このとき、2つのデフサイドギヤ25にかかる負荷が同じであれば、デフピニオンギヤ24は自転しないで、デフケース23の回転を2つのデフサイドギヤ25に同じ回転数でもって伝達する一方、負荷が異なれば、デフピニオンギヤ24が自転することで、差動回転を2つのデフサイドギヤ25に伝達する。
上記2つのデフサイドギヤ25は、該デフサイドギヤ25と同心上に配置された左右のドライブシャフト26にそれぞれ連結されており、左右のドライブシャフト26は、上記車両の車幅方向(入力軸3及びカウンタ軸12と平行な方向)に延びて左右の前輪(図示せず)にそれぞれ連結されている。こうして、出力ギヤ7に生じる動力は、カウンタ機構11及びデファレンシャル機構21を介して、上記車両の前輪に伝達されることになる。左右のドライブシャフト26は、カウンタ軸12に対して車両後側でかつ下側に位置している。
デファレンシャル機構21は、主としてハウジング9内に収容されているが、デフリングギヤ22は、変速機ケース2内に収容されている。
本実施形態では、カウンタ機構11は、第1プラネタリギヤセットPL1のリングギヤR1と第2のプラネタリギヤセットPL2のサンギヤS2とが常時連結された状態にある、径が小さい第1の複数段プラネタリギヤセットPLaと重なる位置に配設されており、第3プラネタリギヤセットPL3のリングギヤR3と第4プラネタリギヤセットPL4のサンギヤS4とが常時連結の状態にされない状態にある、径が大きい第2の複数段プラネタリギヤセットPLbは、入力軸方向において、カウンタ機構11とは重ならない位置に配設されている。また、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaが、入力軸方向(カウンタ軸方向)において、カウンタ入力ギヤ13とカウンタ出力ギヤ14との間の位置に配設されている。したがって、カウンタ機構11を入力軸3に近づけることができるようになる。すなわち、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaにおける最外周のプラネタリギヤセット(本実施形態では、第2プラネタリギヤセットPL2)を、入力軸方向(カウンタ軸方向)から見て、カウンタ入力ギヤ13及びカウンタ出力ギヤ14と重なるようにすることができる。
また、本実施形態では、出力ギヤ7が、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaにおける、最外周のプラネタリギヤセット以外のプラネタリギヤセット(本実施形態では、第1プラネタリギヤセットPL1)に連結されている。
ここで、上記実施形態の変形例として、出力ギヤ7が、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaにおける最外周のプラネタリギヤセット(第2プラネタリギヤセットPL2)に連結されたものを、図2に示す(図1と同じ部分については、同じ符号を付している)。図2では、出力ギヤ7が第2プラネタリギヤセットPL2の第2キャリアC2に連結されている。
上記変形例の自動変速機では、出力ギヤ7の外径が上記実施形態のそれよりも大きくなっている。このため、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaが、入力軸方向において、カウンタ入力ギヤ13とカウンタ出力ギヤ14との間の位置に位置していても、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaの外周面(第2プラネタリギヤセットPL2の外周面)とカウンタ軸12との間には、カウンタ入力ギヤ13の半径に近い間隔が生じ、カウンタ軸12と最外周のプラネタリギヤセットである第2プラネタリギヤセットPL2の外周面との間の距離を小さくすることが困難である。カウンタ軸12と第2プラネタリギヤセットPL2の外周面との間の距離を小さくする、つまりカウンタ軸12を入力軸3側へ寄せるためには、出力ギヤ7の外径を上記実施形態と同程度に小さくする必要があるが、出力ギヤ7の内側には、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaと第2の複数段プラネタリギヤセットPLbとを連結する部材等が存在するため、第1及び第2の複数段プラネタリギヤセットPLa,PLb間のスペースを大きくしない限り、出力ギヤ7の外径を小さくすることは困難である。このため、上記変形例の自動変速機では、自動変速機の入力軸方向の寸法を小さく維持しながら、入力軸3とカウンタ軸12との間の距離を小さくすることは困難である。
これに対し、上記実施形態では、出力ギヤ7が連結された第1プラネタリギヤセットPL1が第2プラネタリギヤセットPL2の内側に位置することで、出力ギヤ7の外径を小さくすることができる。この結果、第2プラネタリギヤセットPL2を、入力軸方向から見て、カウンタ入力ギヤ13と重なるようにすることができる。すなわち、カウンタ軸12を第2プラネタリギヤセットPL2の外周面に近接させることができる。したがって、第1及び第2の複数段プラネタリギヤセットPLa,PLb間のスペースが小さくても、入力軸3とカウンタ軸12との間の距離を小さくすることができるようになる。よって、自動変速機1の入力軸方向の寸法を大きくしなくても、カウンタ機構11を含む自動変速機1の、入力軸3とカウンタ軸12とが対向する方向の寸法(特に自動変速機1の車両前後方向の寸法)を小さくすることができる。
尚、上記変形例では、上記実施形態と比較するために、出力ギヤ7の外径を上記実施形態のそれよりも大きくしているが、2つの複数段プラネタリギヤセットPLa,PLbを用いたことで、基本的には、両複数段プラネタリギヤセットPLa,PLb間の入力軸方向のスペースに余裕が生じ、そのスペースを有効に利用することで、出力ギヤ7の外径を上記実施形態と同じレベルに小さくすることが可能になる。したがって、上記変形例の構成で、出力ギヤ7の外径を小さくすれば、自動変速機の入力軸方向の寸法を、複数段プラネタリギヤセットを用いない自動変速機のそれよりも小さくすることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1プラネタリギヤセットPL1からカウンタ機構11への動力伝達を、出力ギヤ7とカウンタ入力ギヤ13との噛み合いにより行うようにしたが、チェーンやベルトを介して行うようにしてもよい。この場合、第1プラネタリギヤセットPL1の第1キャリアC1により駆動される出力部及びカウンタ機構11のカウンタ入力部は、チェーンが巻かれるチェーンスプロケットや、ベルトが巻かれるプーリで構成されることになる。また、同様に、カウンタ機構11からデファレンシャル機構21への動力伝達を、チェーンやベルトを介して行うようにしてもよい。この場合も、カウンタ機構11のカウンタ出力部及びデファレンシャル機構21のデフ入力部は、チェーンが巻かれるチェーンスプロケットや、ベルトが巻かれるプーリで構成されることになる。
上記実施形態のように出力部及びカウンタ機構11のカウンタ入力部がギヤで構成される場合には、入力軸方向から見て、第2プラネタリギヤセットPL2とカウンタ入力部(カウンタ入力ギヤ13)とが重なるが、チェーンスプロケットやプーリで構成される場合には、第2プラネタリギヤセットPL2とカウンタ入力部とが重ならない場合もある。要するに、第2プラネタリギヤセットPL2は、入力軸方向から見て、カウンタ入力部及びカウンタ出力部の両方と重なる場合、いれか一方のみと重なる場合、及び、いずれとも重ならない場合がある。基本的に、第2プラネタリギヤセットPL2が、入力軸方向から見て、カウンタ入力部及びカウンタ出力部のうちの少なくとも一方と重なるようにすることは、カウンタ軸12が第2プラネタリギヤセットPL2の外周面に近接することになって好ましい。
また、上記実施形態では、第1及び第2の複数段プラネタリギヤセットPLa.PLbを、2段プラネタリギヤセットとしたが、プラネタリギヤセットの数が更に多くなれば、第1及び第2の複数段プラネタリギヤセットPLa.PLbを、3段以上で構成することも可能である。この場合、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaにおける互いに径方向に隣接する任意の内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結された状態で、互いに径方向に隣接するように配設され、第2の複数段プラネタリギヤセットPLbにおける互いに径方向に隣接する任意の内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結の状態にされない状態で、互いに径方向に隣接するように配設されることになる。
さらに、上記実施形態では、出力ギヤ7(出力部)を、第1の複数段プラネタリギヤセットPLaの第1プラネタリギヤセットPL1(上記変形例では、第2プラネタリギヤセットPL2)に連結するようにしたが、出力ギヤ7の連結先は、どのプラネタリギヤセットであってもよく、また、キャリアに限らず、サンギヤやリングギヤであってもよい。
さらに、第1及び第2の複数段プラネタリギヤセットPLa.PLb以外に、複数段プラネタリギヤセットを構成しない少なくとも1つのプラネタリギヤセットが、入力軸3と同軸上に設けられていてもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、動力源に連結される入力軸と、上記入力軸と同軸上に配設された複数のプラネタリギヤセットと、上記複数のプラネタリギヤセットのうちのいずれか1つのプラネタリギヤセットに連結され、上記動力源からの動力が、上記複数のプラネタリギヤセットにより形成される動力伝達経路を介して伝達される出力部と、上記出力部によって駆動されるカウンタ入力部を有するカウンタ機構とを備え、上記複数のプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第1の複数段プラネタリギヤセットを構成し、残りのプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第2の複数段プラネタリギヤセットを構成する自動変速機に有用である。
1 自動変速機
3 入力軸
4 動力源
7 出力ギヤ(出力部)
11 カウンタ機構
12 カウンタ軸
13 カウンタ入力ギヤ(カウンタ入力部)
14 カウンタ出力ギヤ(カウンタ出力部)
15 カウンタ軸受
21 デファレンシャル機構
22 デフ入力部
PLa 第1の複数段プラネタリギヤセット
PLb 第2の複数段プラネタリギヤセット
PL1 第1プラネタリギヤセット
PL2 第2プラネタリギヤセット
PL3 第3プラネタリギヤセット
PL4 第4プラネタリギヤセット
3 入力軸
4 動力源
7 出力ギヤ(出力部)
11 カウンタ機構
12 カウンタ軸
13 カウンタ入力ギヤ(カウンタ入力部)
14 カウンタ出力ギヤ(カウンタ出力部)
15 カウンタ軸受
21 デファレンシャル機構
22 デフ入力部
PLa 第1の複数段プラネタリギヤセット
PLb 第2の複数段プラネタリギヤセット
PL1 第1プラネタリギヤセット
PL2 第2プラネタリギヤセット
PL3 第3プラネタリギヤセット
PL4 第4プラネタリギヤセット
Claims (4)
- 動力源に連結される入力軸と、
上記入力軸と同軸上に配設された複数のプラネタリギヤセットと、
上記複数のプラネタリギヤセットのうちのいずれか1つのプラネタリギヤセットに連結され、上記動力源からの動力が、上記複数のプラネタリギヤセットにより形成される動力伝達経路を介して伝達される出力部と、
上記出力部によって駆動されるカウンタ入力部を有するカウンタ機構とを備え、
上記複数のプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第1の複数段プラネタリギヤセットを構成し、残りのプラネタリギヤセットのうちの少なくとも2つのプラネタリギヤセットが、互いに径方向に重ねられた第2の複数段プラネタリギヤセットを構成する自動変速機であって、
上記第1及び第2の複数段プラネタリギヤセットは、入力軸方向に並ぶように配設され、
上記第1の複数段プラネタリギヤセットにおける互いに径方向に隣接する任意の内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結された状態で、互いに径方向に隣接するように配設され、
上記第2の複数段プラネタリギヤセットにおける互いに径方向に隣接する任意の内周側及び外周側プラネタリギヤセットが、該内周側のプラネタリギヤセットのリングギヤと該外周側のプラネタリギヤセットのサンギヤとが常時連結の状態にされない状態で、互いに径方向に隣接するように配設されており、
上記カウンタ機構は、入力軸方向において、上記第1の複数段プラネタリギヤセットと重なる位置に配設され、
上記第2の複数段プラネタリギヤセットは、入力軸方向において、上記カウンタ機構とは重ならない位置に配設されていることを特徴とする自動変速機。 - 請求項1記載の自動変速機において、
上記カウンタ機構は、上記入力軸と平行に延びるように配設されたカウンタ軸と、該カウンタ軸上に配設された上記カウンタ入力部と、該カウンタ軸を回転可能に支持するカウンタ軸受とを有し、
上記第2の複数段プラネタリギヤセットにおける最外周のプラネタリギヤセットが、入力軸方向から見て、上記カウンタ軸受と重なっていることを特徴とする自動変速機。 - 請求項1又は2記載の自動変速機において、
上記出力部は、上記第1の複数段プラネタリギヤセットにおける、最外周のプラネタリギヤセット以外のプラネタリギヤセットに連結されていることを特徴とする自動変速機。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動変速機において、
上記カウンタ機構は、上記カウンタ入力部に対して入力軸方向に離れた位置に配設されかつデファレンシャル機構のデフ入力部を駆動するカウンタ出力部を更に有し、
上記第1の複数段プラネタリギヤセットは、入力軸方向において、上記カウンタ入力部と上記カウンタ出力部との間の位置に配設されていることを特徴とする自動変速機。
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2013
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