JP6056528B2 - 食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構 - Google Patents

食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構 Download PDF

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本発明は、食用豚や羊等枝肉の洗浄後、枝肉に付着する洗浄水の水切りを行う食用枝肉水切り装置の洗浄機構に関し、とくに、水切り用の掻き板部分に付着する食肉の脂肪分による汚れを洗浄消毒する機構に関するものである。
食用枝肉は、洗浄した後、冷蔵庫で冷却保管するが、食用枝肉(以下、単に枝肉という)表面に付着した余分な洗浄水分を除去することで効率良く冷却することができ、肉質を向上することができる。一方、枝肉の購入業者は枝肉の表面に残留した洗浄水分も含んだままの重量に応じて購入することになる。すなわち、枝肉以外の余分に付着した水分にまで対価を支払うことになる。このため、購入業者からは表面洗浄水ができる限り除去された状態であることが要求されている。
そこで、従来、手作業で行われていた枝肉の水切り作業を自動的且つ連続して行うことができる装置として、チェーン状に組んだステンレスなどの複数の金属製の水切り用掻き板を、懸吊された枝肉を包囲して枝肉の表面部分に掻き板を接触させて余分な水分を掻き落とす表面水切り機構と、この表面水切り機構を懸吊された枝肉の上下に沿って昇降させるための昇降機構とを備え、枝肉表面に残留した洗浄水を掻き落とすようにされたものがある。また、この装置には、枝肉と接触する掻き板を熱湯消毒するシャワーが付設されている。
ところで、前記従来の装置は掻き板が金属製であるため、枝肉表面に損傷を与えるおそれがあった。また、包囲寸法を枝肉胴囲の最大断面寸法を標準にしているため、掻き板と枝肉表面との密着度が低くなる部分が生じ、枝肉の部位によっては充分に水切りできないという問題があった。
そこで、本発明者らは、吊り下げられた枝肉を抱き囲む表面接触機構と、表面接触機構を昇降させる昇降機と、枝肉と接触する掻き板を熱湯消毒するシャワーで構成された水切り装置において、枝肉と接触する掻き板をゴムなどの弾性体としてあらゆる表面形状に柔軟に変形可能に対応した水切り装置を提案している(特許文献1参照。)、この装置では、弾性体の掻き板に、さらに少なくとも一個の突起を設けることで、枝肉との接触を線接触で隙間なく密着できるようにし、弾性体の掻き板の両端にスプリングの力で張力を与えた状態で枝肉を抱き込むことで、接触面に予圧を与えて接触し、さらに、表面接触機構に揺動可能に設けられた抱き込み用のアームに弾性体の掻き板を複数のリンクで支持して、同一平面上で運動するように規制した。
実用新案登録第3121465号公報
そして、上記装置によれば、枝肉表面に損傷を与えることなく、また枝肉の部位の断面寸法の違いに影響されることなく、枝肉表面に確実に密着して水切りすることができるばかりでなく、同時に枝肉表面に付着している毛等の異物の除去も可能とした。すなわち、下記のような優れた効果を奏する。
(1)枝肉の表面に接触する掻き板は、弾性体を使用することにより、枝肉表面に損傷を与えることなく、線接触で隙間なく、更に、接触面に予圧を与えて密着度を上げることができ、枝肉の部位による大きさの違いに影響されることなく、自動的に食用枝肉の断面形状に沿った形状に変形し、枝肉表面に付着している水や毛等の異物を除去することができる。
(2)弾性体の掻き板の両端に張力を与えるためのスプリングの個数や強さを変更するだけで、容易に接触圧力を変えることができる。
(3)金属製の平板をチェーン状に組んだ掻き板のように複数の部品で構成せず、一体構造の掻き板で良いため、異物が蓄積する要因はなく、殺菌や洗浄も容易で、衛生的である。
図2及び図4に示すように、この水切り装置は、例えば、豚枝肉1頭当たり210cc程度の水切りが自動的にできる。そして、掻き板の突起11a,11bの下側に付着した枝肉の表面脂肪を表面接触機構が水切り装置の最下部に達した時点で洗浄熱湯を噴射して洗浄消毒するようにされている。尚、図2においては、突起11aは中央に1箇所、図4においては突起11a,11bの2箇所を示すが、いずれでもよい。ここで、表面接触機構は、次の枝肉が搬送されてくる前に水切り装置の最上部に戻り待機させておく必要があるが、一頭の枝肉当たりの洗浄作業の行程時間が15〜20秒程度であるため、表面接触機構の最上部への戻り時間を考慮すると、掻き板の突起の洗浄消毒は2〜3秒と極めて短時間に行わなくてはならない。したがって、掻き板の洗浄消毒が不充分になり、掻き板に残留した脂肪分が次の枝肉に付着して汚染する恐れがあった。
本発明は、上記のような従来技術の課題に鑑み、枝肉に付着する洗浄水の水切りを行う食用枝肉水切り装置の洗浄機構において、水切り用の掻き板部分に付着する食肉の脂肪分による汚れを確実かつ充分に洗浄消毒する機構を提供することを目的とする。
このため本発明の食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構は、リンク機構を利用した複数の弾性体の水切り用掻き板を、懸吊された枝肉を包囲して枝肉の表面部分に掻き板を接触させて余分な水分を掻き落とす表面水切り機構と、この表面水切り機構を懸吊された枝肉の上下に沿って昇降させるための昇降機構と、枝肉と接触する掻き板を熱湯消毒するシャワーが付設された食肉枝肉水切り装置において、前記シャワーが掻き板に追随して上昇しながら噴射洗浄する洗浄消毒機構を設けたことを第1の特徴とする。また、当該洗浄消毒機構は、枝肉を掻き板で包囲して水切りしている間は後退して枝肉と非接触状態になるようにしてあることを第2の特徴とする。さらに、掻き板が最下部に到達した時点で、先ず、洗浄後汚水を受ける受皿底部を洗浄し、次いで、接触ノズル洗浄部分が前進して起立し、熱湯を掻き板に噴射しながら上昇するようにしたことを第3の特徴とする。
本発明装置によれば、以下の優れた効果がある。
(1)枝肉と接触する掻き板を熱湯消毒するシャワーが掻き板に追随して上昇しながら噴射洗浄する洗浄消毒機構を設けたので、充分な洗浄時間を確保することができ、掻き板部分に付着する食肉の脂肪分による汚れを確実かつ充分に洗浄消毒することができる。
(2)洗浄消毒機構は、枝肉を掻き板で包囲して水切りしている間は後退して枝肉と非接触状態になるようにしたので、洗浄消毒機構のノズルカバーや汚水シューター部分が枝肉に接触して枝肉を汚染することがない。
(3)掻き板が最下部に到達した時点で、先ず、洗浄後汚水を受ける受皿底部を洗浄し、次いで、接触ノズル洗浄部分が前進して起立し、熱湯を掻き板に噴射しながら上昇するようにしたので、掻き板表面に付着した脂肪の汚れは、完全に洗い流され、熱湯で充分に消毒された掻き板によって次の枝肉を極めて衛生的に水切りすることができる。
本発明に係る食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構の一実施例を示す側面図である。 洗浄消毒機構の稼動状態を示す一部拡大側面図である。 洗浄消毒機構の平面図である。 従来の表面接触機構の半開状態を示す(a)は平面図、(b)は要部拡大側面図である。
以下、図面にしたがって本発明装置の一実施例を説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明の食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構は、リンク機構を利用した複数の弾性体の水切り用掻き板11を、懸吊された枝肉1を包囲して枝肉1の表面部分に掻き板11を接触させて余分な水分を掻き落とす表面水切り機構28と、この表面水切り機構28を懸吊された枝肉1の上下に沿って昇降させるための昇降機構29と、枝肉1と接触する掻き板11を熱湯消毒するシャワーノズル30が付設され、このシャワーノズル30が掻き板11に追随して上昇しながら噴射洗浄する洗浄消毒機構31が設けられている。
また、洗浄消毒機構31は、枝肉1を掻き板11で包囲して水切りしている間は後退して枝肉1と非接触状態になるようにしてある。さらに、掻き板11が最下部に到達した時点で、先ず、洗浄後の汚水を受ける受皿32の底部を洗浄し、次いで、シャワーノズル30が前進して起立し、熱湯を掻き板11に噴射しながら上昇するようにされている。すなわち、洗浄消毒機構31は、掻き板11の全長を覆うノズルカバー31aと汚水が流下する汚水シューター31bが一体的に組み合わされて、その上昇下降動に応じて起立及び倒伏可能に取り付けられている。
図4に基づいて表面接触機構28を説明する。表面接触機構(表面水切り機構)28は、平面視T字状のベース2の中央先端部に2つのアーム支点3,3aが、また下端部両側に2つのアクチュエータ支点4,4aが設けられている一方、アーム支点3,3aに、く字形のアーム6,6aが揺動可能に、またアクチュエータ支点4,4aに左右アクチュエータ5,5aが揺動可能にそれぞれ支持され、かつ各アーム6,6aに設けられたアクチュエータ連結支点7,7aにアクチュエータ5,5aのロッド先端部がそれぞれ連結されている。また、各アーム6,6aには複数のアーム連結支点8,9,10,8a,9a,10aがそれぞれ設けられている。また、符号11は、一つの弾性体からなる水切り用掻き板で、該掻き板11の外面側にはアーム連結支点8,9,10,8a,9a,10aに対向する掻き板連結支点12,13,14,12a,13a,14aが設けられている。掻き板連結支点12,13,14,12a,13a,14aとアーム連結支点8,9,10,8a,9a,10aとは、2個一対のリンク15,16,17,18,19,20,15a,16a,17a,18a,19a,20aにより連結され、これにより掻き板11が一対のアーム6,6aにより食用枝肉1の外側に位置するように支持されている。そして、ベース2は昇降機29により掻き板11と共に昇降可能に支持されている。
また、ベース2とこれに取り付くアーム6,6aとアクチュエータ5,5aは、装置中心線A−Bを基準に左右対称に配置されていて、アクチュエータ5,5aは同期駆動、つまり、左右対称の運動をする。そのため、以下は右側の動作について主に説明する。
アーム6,6aはアーム支点3,3aを中心に揺動し、また、アクチュエータ5,5aはアクチュエータ支点4,4aを中心に揺動する。アクチュエータ5,5aのアクチュエータ連結支点7,7aは、アーム支点3,3aとアクチュエータ支点4,4aを通る境界線E−F、Ea−Faより外側で連結するように配置されていて、アクチュエータ5,5aが伸縮するとアーム支点3,3aまわりにトルクG,Gaを発生し、アーム6,6aは特定の範囲で開閉運動(揺動運動)する。なお、トルクG,Gaを発生させるアクチュエータ5,5aとしては、エアーシリンダを用いる他、たとえば電動機などを用いてもよい。
そして、掻き板11は、材質をゴムなどの弾性体とし、その断面形状に2つの突起11a,11b又は突起は中央部に1箇所を設け、該掻き板11を食用枝肉1に線接触させてベース2と共に掻き板11を昇降装置により下降させることにより、食用枝肉1の表面に密着して水切りすると同時に、食用枝肉1の表面に付着している毛等の異物を掻き取るようにされている。
掻き板11は無負荷状態では直線状態であり、負荷がかかった場合には弾性体であることから、あらゆる形状に柔軟に変形する。アーム6,6aと掻き板11を連結している2個複数組(図では6組)のリンク15,16、リンク17,18、リンク19,20、リンク15a,16a、リンク17a,18a、リンク19a,20aに隣接するアーム連結支点8,9,10,8a,9a,10a、リンク支点24,25,26,24a,25a,26a、掻き板連結支点12,13,14,12a,13a,14a、及びアーム連結支点8,9,10,8a,9a,10aは、吊り下げられた食用枝肉1とすべて平行であるため、アーム6,6a、リンク15,16、リンク15a,16a、リンク17,18、リンク17a,18a、リンク19,20、リンク19a,20aは、吊り下げられた食用枝肉と直交する平面で運動し、掻き板11も原則として食用枝肉1と直交する平面で変形するように規制している。しかしながら、食用枝肉1の断面形状に応じて、微妙にねじれ、曲がり伸縮をして食用枝肉1に密接する。
尚、アーム6,6aと掻き板11を連結している2個複数組のリンク15,16、リンク17,18、リンク19,20、リンク15a,16a、リンク17a,18a、リンク19a,20aで支持することで粗変形を規制するが、リンク組数を多くすると掻き板11は、より平面運動に近付き、また、少なくすると掻き板11のねじれが大きくなる。食用枝肉1の種類、形状に応じて、リンク組数を適宜変更するとよい。
アーム6,6aとリンク15,15aにスプリング27,27aを設け、スプリング27,27aの張力J,Jaでアーム連結支点8,8aのまわりにトルクH,Haを発生させるとリンク支点24,24aには力K,Kaが作用し、掻き板連結支点12,12aにはトルクI,Iaが発生する。つまり、リンク15,16、リンク15a,16aは一直線状態に近付く方向に力がはたらき、掻き板連結支点12,12a(掻き板11の両端)は食用枝肉1に向って変位しようとする。そのとき、アクチュエータ5,5aによる外力やストッパー21,21a、22,22a、23,23a、食用枝肉1の抗力、及び掻き板11自体が一直線状態を維持しようとする力(以下、反発力という)の合力と吊り合う位置に留まる。
次に以上のように構成する水切り装置の動作について説明する。
図3に示すように、まず、アクチュエータ5,5aが短縮することでアーム6,6aは全開状態になる。このとき、リンク15,16、リンク15a,16aはストッパー21,21aが作用するまで一直線状態に近付く。掻き板連結支点12,12a(掻き板11の両端)には張力J,Jaが作用し、掻き板11はほぼ一直線形状を描く。掻き板連結支点12,13,14,12a,13a,14aの位置はほぼ一直線上にある。また、アーム6,6aに固定されたアーム連結支点8,9,10,8a,9a,10aの位置はアーム6,6aによって決まる。リンク支点25,26,25a,26aはそれぞれ隣接するリンクの交点に留まる。ベース2と該ベース2に設置された食用枝肉1を掻き板11で抱き囲む表面接触機構28を昇降機29上昇端に移動して、この状態で食用枝肉1を搬送装置33などで搬送中心C−Dに沿って供給する。アクチュエータ支点4,4aはアクチュエータ外筒の中間に配置して、トラニオン方式とすることで昇降するベース2及び表面接触機構を小型化している。
次に、アクチュエータ5,5aが伸長途中の段階ではアーム6,6aは半閉状態になる。このとき、アーム連結支点8,9,10,8a,9a,10aの位置は食用枝肉1に向けて接近しており、掻き板連結支点12,12a(掻き板11の両端)はスプリング27,27aの張力J,Jaにより力M,Maが作用し、また、掻き板11から発生する反発力が重なり合うことで、掻き板11は滑らかなカーブを描きながら食用枝肉1を取り囲むように変形、変位する。その際、掻き板11と食用枝肉1との距離Nは小さくなる。
そして、アクチュエータ5,5aが伸びきることでアーム6,6aは全閉状態になる。このとき、掻き板連結支点12,12a(掻き板11の両端)にはスプリング27,27aの張力Jにより力M,Maが作用し、また、掻き板11から発生する反発力が重なり合うことで掻き板11はほぼ円形状を描いて食用枝肉1を抱き囲み、このときスプリング27,27aの張力Jが最大となり、作用する力M,Maで食用枝肉1を適度に締め付け、掻き板11と食用枝肉1との隙間Nは小さくなる。食用枝肉1と掻き板11は隙間なく密着し、接触面には圧力が発生する。この接触面圧力は、スプリング27の個数や強さを変更するだけで、容易に変更することができる。
そして、掻き板11を食用枝肉1に密接し予圧を与えながら昇降機29で表面接触機構28を下降させる。その際、食用枝肉1表面に沿って撫で下ろすことができ、水切りすると同時に、食用枝肉1表面に付着している毛等の異物を除去する。但し、このとき掻き板11の両端に多少の隙間が生じる。この隙間の位置は食用枝肉1が二分し途切れた部分に合わせることで、極力水切り量への影響を少なくしている。また、表面接触機構が下降途中の際、吊り下げられた食用枝肉1が揺動することがあっても、掻き板11は食用枝肉1を適度に締め付けたままアーム6,6aの内側の範囲で食用枝肉1の揺動を吸収できる。
また、表面接触機構が下降端まで下降し水切り作業を終了した後には、アクチュエータ5,5aを短縮させてアーム6,6aを開き食用枝肉1を移動させる。そして、アクチュエータ5,5aを短縮させることでアーム6,6aを全開状態にし、掻き板11に向けた熱湯シャワーで掻き板11の熱湯消毒を行う。すなわち、洗浄消毒機構31のシャワーノズル30から熱湯を噴射して洗浄消毒を行う。このシャワーノズル30が掻き板11に追随して上昇しながら噴射洗浄する。したがって、充分な洗浄時間を確保することができ、掻き板11部分に付着する食肉の脂肪分による汚れを確実かつ充分に洗浄消毒することができる。
また、洗浄消毒機構31は、枝肉1を掻き板11で包囲して水切りしている間は倒伏且つ後退して枝肉1と非接触状態になる。このため、洗浄消毒機構31のノズルカバー31aや汚水シューター31b部分が枝肉1に接触して枝肉1を汚染することがない。さらに、掻き板11が最下部に到達した時点で、先ず、洗浄後汚水を受ける受皿32底部を洗浄し、次いで、シャワーノズル30が前進して起立し、熱湯を掻き板11に噴射しながら上昇するようにしたので、掻き板11表面に付着した脂肪の汚れを確実に洗浄、且つ熱湯で充分に消毒される。したがって、次に搬送されてくる枝肉1を極めて衛生的に水切りすることができる。
1 食用枝肉
2 T字状バー
3 アーム支点
3aアーム支点
4 アクチュエータ支点
4aアクチュエータ支点
5 アクチュエータ
5aアクチュエータ
6 アーム
6aアーム
7 アクチュエータ連結支点
7aアクチュエータ連結支点
8 アーム連結支点
8aアーム連結支点
9 アーム連結支点
9aアーム連結支点
10アーム連結支点
10aアーム連結支点
11 掻き板
11a突起
11b突起
12 掻き板連結支点
12a掻き板連結支点
13 掻き板連結支点
13a掻き板連結支点
14 掻き板連結支点
14a掻き板連結支点
15 リンク
16 リンク
17 リンク
18 リンク
19 リンク
20 リンク
21 ストッパー
21aストッパー
22 ストッパー
22aストッパー
23 ストッパー
23aストッパー
24 リンク支点
24aリンク支点
25 リンク支点
25aリンク支点
26aリンク支点
26 リンク支点
27aスプリング
27 スプリング
28 表面水切り機構
29 昇降機
30 シャワーノズル
31 洗浄消毒機構
31aノズルカバー
31b汚水シューター
32 汚水受皿
33 搬送装置

























Claims (3)

  1. リンク機構を利用した弾性体の水切り用掻き板を、懸吊された枝肉を包囲して枝肉の表面部分に掻き板を接触させて余分な水分を掻き落とす表面水切り機構と、この表面水切り機構を懸吊された枝肉の上下に沿って昇降させるための昇降機構と、枝肉と接触する掻き板を熱湯消毒するシャワーが付設された食肉枝肉水切り装置において、前記シャワーが掻き板に追随して上昇しながら噴射洗浄する洗浄消毒機構を設けたことを特徴とする食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構。
  2. 洗浄消毒機構は、枝肉を掻き板で包囲して水切りしている間は後退して枝肉と非接触状態になるようにしたことを特徴とする請求項1記載の食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構。
  3. 掻き板が最下部に到達した時点で、先ず、洗浄後汚水を受ける受皿底部を洗浄し、次いで接触ノズル洗浄部分が前進して起立し、熱湯を掻き板に噴射しながら上昇するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の食肉枝肉水切り装置の洗浄消毒機構。
























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