JP6054784B2 - 質量分析装置 - Google Patents
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Description
メソッドファイルは、たとえばガスクロマトグラフ質量分析装置(GC−MS)の場合には、図1(b)に示すように「カラム流量」、「オーブン温度」、「伝送路温度」などのGCパラメータと、「測定モード」、「検出器電圧」、「掃引速度」、「掃引範囲」などのMSパラメータとから構成される。
(1)試料をイオン化するイオン源、
(2)得られた試料イオンをその質量電荷比に応じて分析する質量分析系、
(3)前記イオン源及び/又は質量分析系における少なくとも1つの部位の温度制御情報を含む複数の測定情報を、複数の測定に対応させて設定する測定情報設定手段、
(4)前記イオン源及び/又は前記質量分析系の所定の部位の温度を、前記測定情報設定手段によって設定された所定の温度値に制御しつつ、前記複数の測定を順次自動的に実行させる制御装置、
を備えた質量分析装置であって、
前記制御装置は、
(5)温度制御が予定される部位の昇温速度と降温速度のデータを記録した記憶手段、
(6)該記憶手段に記録された昇温速度と降温速度のデータと、前記複数の測定における所定の部位の設定温度のデータとに基づき、前記複数の測定を順次自動的に行なった際に予測される所要時間を複数の測定の測定順番を変えた複数の測定順について計算で求める計算手段、
を備えたことを特徴としている。
(1)試料をイオン化するイオン源、
(2)得られた試料イオンをその質量電荷比に応じて分析する質量分析系、
(3)前記イオン源及び/又は質量分析系における少なくとも1つの部位の温度制御情報を含む複数の測定情報を、複数の測定に対応させて設定する測定情報設定手段、
(4)前記イオン源及び/又は前記質量分析系の所定の部位の温度を、前記測定情報設定手段によって設定された所定の温度値に制御しつつ、前記複数の測定を順次自動的に実行させる制御装置、
を備えた質量分析装置であって、
前記制御装置は、
(5)温度制御が予定される部位の昇温速度と降温速度のデータを記録した記憶手段、
(6)該記憶手段に記録された昇温速度と降温速度のデータと、前記複数の測定における所定の部位の設定温度のデータとに基づき、前記複数の測定を順次自動的に行なった際に予測される所要時間を複数の測定の測定順番を変えた複数の測定順について計算で求める計算手段、
を備えたことを特徴としているので、
自動測定において測定実行時間の短縮を実現させることのできる質量分析装置を提供することが可能になった。
Claims (5)
- (1)試料をイオン化するイオン源、
(2)得られた試料イオンをその質量電荷比に応じて分析する質量分析系、
(3)前記イオン源及び/又は質量分析系における少なくとも1つの部位の温度制御情報を含む複数の測定情報を、複数の測定に対応させて設定する測定情報設定手段、
(4)前記イオン源及び/又は前記質量分析系の所定の部位の温度を、前記測定情報設定手段によって設定された所定の温度値に制御しつつ、前記複数の測定を順次自動的に実行させる制御装置、
を備えた質量分析装置であって、
前記制御装置は、
(5)温度制御が予定される部位の昇温速度と降温速度のデータを記録した記憶手段、
(6)該記憶手段に記録された昇温速度と降温速度のデータと、前記複数の測定における所定の部位の設定温度のデータとに基づき、前記複数の測定を順次自動的に行なった際に予測される所要時間を複数の測定の測定順番を変えた複数の測定順について計算で求める計算手段、
を備えたことを特徴とする質量分析装置。 - 前記計算手段により計算された各測定順についての予測所要時間を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の質量分析装置。
- 前記制御装置は、次の測定に進む際に必要となる温度制御に要する待ち時間を、その時点で未測定であるすべての測定について、実行中の測定の設定温度から計算によって求め、その計算値が最短となった未測定の測定が実際に次に実行される測定として採用されるよう連続測定を制御することを特徴とする請求項1記載の質量分析装置。
- 前記昇温速度は、ヒータに供給する電力を一定にしたときの前記温度制御部位の温度と時間との関係から予め実験的に決定し、前記降温速度は、前記温度制御部位をヒータで所定の温度まで上げ、ヒータ電源を切った後の温度と時間との関係から予め実験的に決定することを特徴とする請求項1記載の質量分析装置。
- 前記温度制御部位は、イオン源、ガスクロマトグラフ装置(GC)とイオン源とを結ぶGCインターフェイス部、および四重極電極の中の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の質量分析装置。
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JP2013057952A JP6054784B2 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 質量分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013057952A JP6054784B2 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 質量分析装置 |
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JP2014182070A JP2014182070A (ja) | 2014-09-29 |
JP6054784B2 true JP6054784B2 (ja) | 2016-12-27 |
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ID=51700912
Family Applications (1)
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JP2013057952A Active JP6054784B2 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 質量分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6054784B2 (ja) |
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JP2001156132A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Hitachi Ltd | 荷電粒子線照射装置 |
JP4428077B2 (ja) * | 2004-02-16 | 2010-03-10 | 株式会社島津製作所 | 自動分析装置 |
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CN101871914A (zh) * | 2009-04-24 | 2010-10-27 | 岛津分析技术研发(上海)有限公司 | 一种解吸电离方法及其装置 |
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2013
- 2013-03-21 JP JP2013057952A patent/JP6054784B2/ja active Active
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JP2014182070A (ja) | 2014-09-29 |
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