JP6054099B2 - 革製品クリーナー及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、靴や鞄等の革製品の汚れを払拭するとともに艶出し効果を有し、かつ、手指に汚れや薬液が付着しない携帯用の革製品クリーナーに関するものである。
従来、携帯用のクリーナーとしては、筒状容器や取り出し口にシール片の付いた袋状容器内に、薬液を含浸させたウエットティッシュ等の払拭シートを収納したものが知られている。
しかし、筒状容器内に払拭シートを収納したタイプのものは容器が嵩高となり、持ち運びに不便であった。また、取り出し口にシール片の付いた袋状容器内に払拭シートを収納したタイプのものは、シール片の密着不良によって内部に収納された払拭シートが乾燥し易いという問題点があった。また、上記のような払拭シートを用いて靴や衣服等の汚れを払拭すると、使用中に汚れや薬液が手指に付着してしまい使用感が悪いという問題点もあった。
そこで、手指を汚すことなく靴や衣服の汚れを払拭できる携帯用クリーナーが提案されており、例えば特許文献1には、3本〜4本程度の指が挿入できる紙または布製の袋からなり、袋内部全域に合成樹脂がコーティングされ、袋外部全域に艶出し液が含浸されてなる靴磨き具が開示されている。
また、特許文献2には、指挿入部を備えた袋状の払拭袋体であって、払拭面が幾分幅広となった幅広部が形成され、幅広部に靴磨き等の一回分に相当するワックス、オイル等の艶出し溶剤を含浸させた溶剤面が形成されており、溶剤面が箔状となっている携帯用ペーパーワックスが開示されている。
また、特許文献3には、3層以上のシート片が積層配置され、内側面相互が対面関係にある2層のシート片部により清拭片収納室および手指挿入室が形成され、清拭片収納室は清拭液を含浸させた清拭片が密封状態で装着され、かつ、使用時に清拭片を表出させ開封でき、手指挿入室は使用時に手指を挿入できるように構成した携帯用クリーナーが開示されている。
実開昭61−100364号公報 実開平1−111565号公報 特開2001−128920号公報
ところで、特許文献1乃至3のような携帯用クリーナーを用いて靴や鞄等の革製品を磨く場合、クリーナーの払拭面に艶出し用のワックスを塗布しておくことが考えられる。ワックスは、革製品に擦り込んで磨くことで艶出し効果を長期間持続させることができる反面、即効性の点でやや劣る。そこで、ワックスとは別に、即効的な艶出し効果を奏する薬液を払拭面に含浸させておくことが望ましい。
しかしながら、一般的にワックスは撥水性であるため、払拭面のワックスを塗布した部分に水性の薬液が浸み込み難い。そのため、払拭面全域にワックスを塗布すると薬液を十分に含浸させることができないという問題点があった。また、払拭面の一部分にワックスを塗布した場合、ワックスを塗布した部分と薬液が含浸した部分とが分離してしまい、ワックスと薬液とを同時に用いて革製品を磨くことが困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、ワックスと薬液とを払拭面全域に亘って略均一に保持することのできる簡単な構成の革製品クリーナーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、最外層である吸液性基材層と、最内層である熱可塑性樹脂層とを少なくとも含む積層体を重ね合わせて周縁部をヒートシールすることにより、周縁部の一部に開口部を有する指挿入部が形成された袋状の革製品クリーナーであって、払拭面である前記吸液性基材層の外表面には、ワックスが塗布された第1の領域とワックスが塗布されていない第2の領域とが所定のピッチで交互に連続するように形成され、前記第2の領域に艶出し用の薬液を含浸させたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーにおいて、前記第1の領域は、多数のドットが所定のピッチで千鳥状に並ぶドットパターンで形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーにおいて、前記ドットパターンを構成するドット径が、前記指挿入部への指の挿入方向のドット間隔よりも大きいことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーにおいて、前記吸液性基材層に対する前記ワックスの目付量が、1〜5g/m2であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーにおいて、前記指挿入部は、内側から前記開口部に向かって幅が狭くなるテーパー形状であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーにおいて、前記指挿入部の周縁部が一定幅にヒートシールされた平面視逆台形状であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーにおいて、一枚の前記積層体を、前記熱可塑性樹脂層を内側にして二つ折りにし、折曲部以外の二辺をヒートシールして前記指挿入部が形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーにおいて、前記積層体の周縁部に形成されるヒートシール部分の外側の角部が円弧状に形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーが、薬液バリア性を有する外装袋に個装されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の革製品クリーナーの製造方法であって、前記積層体の前記吸液性基材層に所定のパターンで前記ワックスを塗布して前記第1の領域を形成する工程と、前記第1の領域が形成された前記積層体を、前記熱可塑性樹脂層を内側にして重ね合わせて周縁部をヒートシールして前記革製品クリーナーの半製品を製造する工程と、一方が開口した前記外装袋に所定量の前記薬液を充填する工程と、前記薬液が充填された前記外装袋内に、前記開口部を上にして前記革製品クリーナーを収納する工程と、前記外装袋の開口をヒートシールして前記外装袋を密封する工程と、を有する。
本発明の第1の構成によれば、払拭面となる吸液性基材層の外表面に、ワックスが塗布された第1の領域と薬液が含浸された第2の領域とが略均等に存在するため、ワックスと薬液の両方が革製品に擦り付けられる。従って、薬液による即効的な艶出し効果が得られるとともに、ワックスによる艶出し効果が比較的長期間に亘って持続する。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の革製品クリーナーにおいて、第1の領域を、多数のドットが所定のピッチで千鳥状に並ぶドットパターンで形成することにより、積層体をヒートシールして革製品クリーナーを製造する際にヒートシールバーに付着するワックス量が少なくなり、ヒートシール性の低下を抑制することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の革製品クリーナーにおいて、ドットパターンを構成するドット径を、指挿入部への指の挿入方向のドット間隔よりも大きくすることにより、指の挿入方向において、ワックス層を構成するドットが必ず存在することになる。従って、開口部から指挿入部に指を差し入れて吸液性基材層を横方向に往復移動させて払拭する際に、ワックス層を靴の表面に確実に接触させることができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の革製品クリーナーにおいて、吸液性基材層に対する前記ワックスの目付量を、1〜5g/m2とすることにより、ワックスによる持続的な艶出し効果と、薬液による即効的な艶出し効果とをバランス良く発現させることができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の革製品クリーナーにおいて、指挿入部を、内側から開口部に向かって幅が狭くなるテーパー形状とすることにより、指先を下に向けて(開口部を上に向けて)払拭動作を行う際に革製品クリーナーが指から抜け落ち難くなり、使い勝手が良くなる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第5の構成の革製品クリーナーにおいて、指挿入部の周縁部が一定幅にヒートシールされた平面視逆台形状とすることにより、シール部の面積が小さくなるため、革製品クリーナーをコンパクト化できる。また、未シール部に比べて堅く、柔軟性に欠けるシール部を少なくできるため、革製品クリーナーの使用性も良くなる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1乃至第6のいずれかの構成の革製品クリーナーにおいて、一枚の積層体を、熱可塑性樹脂層を内側にして二つ折りにし、折曲部以外の二辺をヒートシールして指挿入部を形成することにより、シール部の一つを省略できるため、革製品クリーナーをコンパクト化できる。また、未シール部に比べて堅く、柔軟性に欠けるシール部を少なくできるため、革製品クリーナーの使用性も良くなる。さらに、革製品クリーナーの製造工程も簡素化できる。
また、本発明の第8の構成によれば、上記第1乃至第7の構成の革製品クリーナーにおいて、積層体の周縁部に形成されるヒートシール部分の外側の角部を円弧状に形成することにより、未シール部に比べて堅いシール部の鋭利な部分がないため、シール部の鋭利な部分で指先や靴を傷付けるおそれがなくなる。
また、本発明の第9の構成によれば、上記第1乃至第8の構成の革製品クリーナーを、薬液バリア性を有する外装袋に個装することにより、革製品クリーナーからの薬液の蒸発や漏出を防止することができ、携帯に便利な構成となる。
また、本発明の第10の構成によれば、上記第9の構成の革製品クリーナーの製造方法が、積層体の吸液性基材層に所定のパターンでワックスを塗布して第1の領域を形成する工程と、第1の領域が形成された積層体を、熱可塑性樹脂層を内側にして重ね合わせて周縁部をヒートシールして革製品クリーナーの半製品を製造する工程と、一方が開口した外装袋に所定量の薬液を充填する工程と、薬液が充填された外装袋内に、開口部を上にして革製品クリーナーの半製品を収納する工程と、外装袋の開口をヒートシールして外装袋を密封する工程と、を含むことにより、外装袋に収納された革製品クリーナーの下部から開口部に向かって吸液性基材層の第2領域に薬液が徐々に浸み込んでいくため、指挿入部に薬液が入り込むおそれがない。また、薬液の含浸工程を設ける必要がないため、製造工程を簡素化することができる。
本発明の第1実施形態に係る靴クリーナー1の平面図 第1実施形態の靴クリーナー1の断面図 第1実施形態の靴クリーナー1における、ワックス9の部分拡大図 吸液性基材層10に熱可塑性樹脂層11を積層した積層シートの断面図 図4の積層シートの吸液性基材層10側にワックス9を形成した状態を示す断面図 薬液15が充填された外装袋13に、二つ折りにした靴クリーナー1の半製品を、開口部6を上向きにして収納した状態を示す側面図 外装袋13に密封された靴クリーナー1の側面図 外装袋13に密封された靴クリーナー1の断面図 本発明の第2実施形態に係る靴クリーナー1の平面図 本発明の第3実施形態に係る靴クリーナー1の平面図 本発明の第4実施形態に係る靴クリーナー1の平面図 四角形のドットが千鳥状に形成されたワックス9のパターンの一例を示す部分拡大図 斜めラインが所定間隔で形成されたワックス9のパターンの一例を示す部分拡大図
以下、図面を参照しながら本発明の靴クリーナーについて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る靴クリーナー1の平面図であり、図2は、第1実施形態の靴クリーナー1の側面断面図(図1のXX′矢視断面図)である。靴クリーナー1は、吸液性基材層10及び熱可塑性樹脂層11が積層された2枚の積層体2、3を、熱可塑性樹脂層11が対向するように重ね合わせ、周縁部の三方に上面シール部4及び側面シール部5a、5bが形成された袋状をなしている。
靴クリーナー1の上面シール部4及び側面シール部5a、5bが形成されていない下辺は開口部6となっており、積層体2、3の隙間には開口部6に連通する指挿入部7が形成されている。開口部6は、2本〜3本程度の指を挿入可能な開口幅を有している。指挿入部7は、開口部6に向かって幅が狭くなるテーパー形状(逆台形状)に形成されている。また、開口部6を構成する積層体2の端縁には、積層体3の端縁よりも突出する突出部8が形成されている。
本実施形態では、横100mm、縦97mmの積層体2に、横100mm、縦90mmの積層体3を重ね合わせて、幅7mmの突出部8を形成している。また、上面シール部4のシール幅は5mmとし、側面シール部5a、5bのシール幅は、上面シール部4側を5mm、突出部8側を10mmとして、上面シール部4から突出部8に向かってシール幅が徐々に広くなっている。これにより、突出部8側に開口幅80mmmの開口部6が形成されている。
積層体2、3の表面側の吸液性基材層10には、艶出し用のワックス9が、多数の円形ドットが所定のピッチで千鳥状に並ぶドットパターンで塗布されている。また、吸液性基材層10のワックス9が塗布されていない領域には艶出し用の薬液が含浸されている。
ワックス9は、靴クリーナー1を用いて靴を磨いたとき、靴革に擦り込まれて艶を出す機能を有する。このワックス9による艶出し効果は即効的に表れにくいが、得られた艶は比較的長時間持続する。ワックス9の材料としては、カルナバワックスが好適に用いられる。なお、ワックス9の材料はカルナバワックスに限らず、ハゼ蝋、キャンデリラ蝋、ウルシ蝋、サトウキビ蝋、パーム蝋等の植物系ワックス、蜜蝋(ビーズワックス)、スクワラン、鯨蝋、羊毛蝋(ラノリン)等の動物系ワックス、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン等の鉱物系ワックス、パラフィンワックス、ペトロラタム等の石油系ワックス、またはポリエチレンワックス、モンタンワックス誘導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリンワックス誘導体等の合成ワックス等から選ばれた1種ないし2種以上を使用することができる。
図3は、図1におけるワックス9の部分拡大図である。ワックス9が塗布された領域(以下、第1の領域という)が狭過ぎると、ワックスの塗布量(目付量)が少なくなり、ワックスによる艶出し効果の持続性が低下する。一方、第1の領域が広過ぎると、ワックス9の塗布されていない領域(以下、第2の領域という)が狭くなるため、薬液の含浸量が減少して薬液による即効的な艶出し効果が低下する。そこで、ワックス9の目付量を1〜5g/m2の範囲とすることにより、ワックスによる持続的な艶出し効果と、薬液による即効的な艶出し効果とをバランス良く発現できる靴クリーナー1となる。
本実施形態では、ワックス9のドットの直径R1を2.3mm、横方向(上面シール部4に沿う方向)のドットの中心間距離L1を5.1mm、縦方向(側面シール部5a、5bに沿う方向)のドットの中心間距離L2を3.8mmとすることにより、吸液性基材層10に対するワックス9の目付量を3g/m2としている。
また、本実施形態の靴クリーナー1で靴を磨く際には、通常、開口部6から指挿入部7に指を差し入れて吸液性基材層10を横方向に往復移動させる。ここで、上記のドットパターンでは、縦方向のドットの中心間距離L2がドットの直径R1の2倍よりも狭い、即ち、縦方向のドット間隔L3がドットの直径R1よりも狭いため、横方向に並ぶドット列が縦方向に隣接するドット列と重なり合う。従って、吸液性基材層10の縦方向において、ワックス9のドット(第1の領域)が必ず存在することになるため、ワックス9を靴の表面に確実に接触させることができる。
吸液性基材層10に含浸される艶出し用の薬液は、即効的に艶出し効果を発揮する反面、得られた艶が長時間持続し難い。つまり、本実施形態の靴クリーナー1は、ワックス9による遅効的、持続的な艶出し効果と、薬液による即効的な艶出し効果とを兼備している。艶出し用の薬液としては、例えばシリコン系水溶液、アボカドオイル、ホホバオイル、シダーウッドオイル、アーモンドオイル、流動パラフィン等が用いられる。
吸液性基材層10の材質としては、柔軟性、伸縮性、耐薬液性、吸液性、薬液への影響等を考慮して選定すれば良く、例えば、不織布、紙、布等の多孔性繊維質が挙げられる。
熱可塑性樹脂層11は、熱によって溶融して積層体2、3を相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒(シングルサイト触媒)を使用して重合したエチレン・α−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマール酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂等から選ばれた1種ないし2種以上を使用することができる。
ここで、ワックス9の材料であるカルナバワックスの融点が低い(80〜85℃)ため、熱可塑性樹脂層11として融点の高い熱可塑性樹脂を使用すると、熱可塑性樹脂層11のヒートシール時にワックス9が溶融してヒートシールバーに付着し、ヒートシール性能が低下してしまう。そのため、なるべく融点の低い熱可塑性樹脂を用いる必要があり、線状低密度ポリエチレンが好ましい。熱可塑性樹脂層11の厚さとしては、ヒートシール性等を考慮すると、10μm〜200μm程度、特に50μm〜100μm程度であることが好ましい。
なお、靴クリーナー1に要求される強度や耐薬液性等に応じて、吸液性基材層10と熱可塑性樹脂層11との間に、バリア層、中間層等を積層することもできる。バリア層としては、基本的には、金属箔や、金属または金属酸化物を蒸着した蒸着膜であれば使用可能であり、好ましいものとしては、アルミ箔、アルミ蒸着ポリエステルフィルム、シリカ蒸着ポリエステルフィルム等を挙げることができる。中間層としては、例えば低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエンスチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロース等の公知の樹脂フィルムないしシートを任意に選択して使用することができる。
積層体2、3の代表的な積層構成を例示すると、ポリエステル、ポリオレフィン、レーヨンの3種類の繊維で形成された目付量38g/m2の不織布シートの片面に、押出コート法により低密度ポリエチレンを20μmの厚さに積層したものが挙げられる。
次に、本実施形態の靴クリーナー1の製造方法について説明する。先ず、吸液性基材層10である不織布シートに熱可塑性樹脂層11として低密度ポリエチレンを積層して、図4に示すような積層構成の積層シートを製造する。
次に、図5に示すように、積層シートの吸液性基材層10側に、カルナバワックスをグラビア印刷により所定のパターン(ここではドットパターン)に印刷してワックス9を塗布する。カルナバワックスは常温で固体であるため、カルナバワックスの融点(80〜85℃)以上の温度(例えば95〜110℃)に加熱溶融した状態で印刷する。なお、吸液性基材層10側へワックス9を塗布する方法としては、凸版印刷、平板印刷、孔版印刷、熱転写印刷、レーザー印刷またはインクジェット印刷等、ワックス9を所定のパターンに塗布できるものであれば、グラビア印刷に限らず他の方法であっても良い。
次に、ロール状に巻かれた長尺の積層シートを順次繰り出すとともに、長尺方向に二つ折りにしながらスリッター(図示せず)でカットして、2枚の積層体2、3に分割する。なお、予め所定幅にスリットされた積層体2、3を別々のロールから繰り出しても良い。
次に、積層体2、3を、熱可塑性樹脂層11が対向するように突出部8(図1参照)の分だけずらして重ね合わせる。次に、2枚の積層体2、3を長尺の長手方向において連続してヒートシールして上面シール部4を形成するとともに、積層体2、3の長尺の幅方向に所定間隔でヒートシールし、側面シール部5a、5bを形成する。その後、側面シール部5a、5bにおいて幅方向にカットする。
ヒートシールの方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知の方法で行うことができる。このようにして、未シール部(開口部6)を残して3方に上面シール部4、側面シール部5a、5bが形成された、図1に示すような靴クリーナー1の半製品を製造する。なお、靴クリーナー1の半製品とは、吸液性基材層10の第2の領域に薬液が含浸されていない状態のものをいう。
次に、靴クリーナー1の半製品に薬液15を含浸させる。具体的には、図6に示すように、3方がシールされた外装袋13に所定量の薬液15を充填する。そして、上面シール部4と開口部6とを合わせるように二つ折りにした靴クリーナー1の半製品を、開口部6を上向きにして外装袋13に収納する。最後に、外装袋13の開口をヒートシールして密封するとともに開封用ノッチ13a(図7参照)を形成して製品とする。なお、靴クリーナー1の半製品に薬液15を含浸させる方法としては上記の方法に限らず、例えば、靴クリーナー1の半製品に薬液15を滴下する方法、或いは、靴クリーナー1の半製品を薬液15に浸した後に、外装袋13に充填・包装する方法、 更には、靴クリーナー1の半製品を半折して外装袋13に挿入した後、半折した靴クリーナー1の半製品の内側に薬液15を滴下する方法が使用可能である。
外装袋13は、最外層となる基材層と、最内層となる熱可塑性樹脂層と、基材層及び熱可塑性樹脂層の間に積層される、薬液バリア性を有するバリア層から成る積層フィルムにより形成される。外装袋13の代表的な積層構造を例示すると、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(基材層、20μm)/ドライラミネート層/アルミ箔(バリア層、7μm)/ドライラミネート層/無延伸ポリプロピレンフィルム(熱可塑性樹脂層、30μm)を挙げることができる。なお、必要に応じて、最外層となる基材層の裏面に印刷を施すことも可能である。
外装袋13内に充填された薬液15(図6参照)は、吸液性基材層10の毛管現象により靴クリーナー1の下端部16から上方に向かって吸液性基材層10の第2の領域に徐々に浸み込んでいく。薬液15は、第2の領域全体に浸み込んだときに丁度無くなる量が充填されている。上述したように、横100mm、縦97mmの積層体2に横100mm、縦90mmの積層体3を重ね合わせ、目付量3g/m2でワックス9を塗布した靴クリーナー1の場合、薬液15の充填量は1〜1.5g/包程度が適当である。
なお、薬液15は、吸液性基材層10の表面側(ワックス9が塗布された側)から平面的に見ると第2の領域に含浸されているが、吸液性基材層10は所定の厚みを有しており、図2に示したように、ワックス9は必ずしも吸液性基材層10の裏面側(熱可塑性樹脂層11)まで含浸していない。そのため、実際には薬液15がワックス9の塗布された第1の領域の下方にも回り込んで含浸されており、それについても本明細書中では「第2の領域に薬液が含浸されている」ものに含まれるものとする。
図7は、外装袋13に密封された靴クリーナー1の側面図であり、図8は、外装袋13に密封された靴クリーナー1の側面断面図(図7のYY′矢視断面図)である。靴クリーナー1を使用する際は、開封用ノッチ13aから外装袋13を破断して靴クリーナー1を取り出した後、開口部6から指挿入部7に指を2〜3本挿入する。そして、積層体2側、または積層体3側を靴に押し当てて払拭する。
これにより、靴クリーナー1の払拭面となる吸液性基材層10に、ワックス9が塗布された第1の領域と、薬液15が含浸された第2の領域とが略均等に存在するため、ワックスと薬液の両方が靴に擦り付けられる。その結果、薬液15による即効的な艶出し効果が得られるとともに、ワックス9による艶出し効果が比較的長期間に亘って持続する。
また、靴を履いた状態で靴クリーナー1を使用する際は、指先を下に向けて(開口部6を上に向けて)払拭動作を行うことになるが、指挿入部7が内側から開口部6に向かって幅が狭くなるテーパー形状となっているため、指挿入部7に挿入した2本ないし3本の指を僅かに外側に開くようにするだけで、指の第2関節付近がテーパー形状に引っ掛かり抜け難くなる。従って、靴クリーナー1による払拭動作中に指から抜け落ち難く、使い勝手の良い靴クリーナー1となる。
また、突出部8に沿って指が開口部6に案内されるため、指挿入部7への指の挿入が容易となっている。さらに、例えば積層体2側で払拭した後、指挿入部7に挿入した指の向きを反転させて積層体3側で払拭することで、靴クリーナー1の両面を使用することができる。
なお、図6〜図8では、開口部6が外側(突出部8が内側)となるように靴クリーナー1を二つ折りにしているが、靴クリーナー1は、積層体3よりも面積の広い積層体2側が主たる払拭面となる。そこで、外装袋13に予め充填された薬液15を積層体2に優先的に含浸させるために、開口部6が内側(突出部8が外側)となるように靴クリーナー1を二つ折りにすることが好ましい。
図9は、本発明の第2実施形態に係る靴クリーナー1の平面図である。本実施形態においては、側面シール部5a、5bのシール幅が一定となっており、靴クリーナー1の外形も指挿入部7に沿ったテーパー形状(逆台形状)となっている。靴クリーナー1の他の部分の構成や、靴クリーナー1を収納する外装袋13の構成については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態の構成によれば、側面シール部5a、5bの面積が小さくなるため、靴クリーナー1をコンパクト化できる。また、未シール部に比べて堅く、柔軟性に欠けるシール部を少なくできるため、靴クリーナー1の使用性も良くなる。
図10は、本発明の第3実施形態に係る靴クリーナー1の平面図である。本実施形態においては、一枚の積層シートを折り曲げて積層体2、3とし、折曲部17の両側に側面シール部5a、5bを形成して上面シール部4のない2方シールタイプの靴クリーナー1としている。靴クリーナー1の他の部分の構成や、靴クリーナー1を収納する外装袋13の構成については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態の構成によれば、上面シール部4を省略できるため、靴クリーナー1をコンパクト化できる。また、未シール部に比べて堅く、柔軟性に欠けるシール部を少なくできるため、靴クリーナー1の使用性も良くなる。さらに、図5に示したような構成の一枚の積層シートを二つ折りにし、側面シール部5a、5bを形成して幅方向にカットするだけで靴クリーナー1を製造できるため、製造工程も簡素化できる。
図11は、本発明の第4実施形態に係る靴クリーナー1の平面図である。本実施形態においては、上面シール部4及び側面シール部5a、5bの4つの角部を円弧状にカットしている。靴クリーナー1の他の部分の構成や、靴クリーナー1を収納する外装袋13の構成については第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態の構成によれば、未シール部に比べて堅いシール部の鋭利な部分がないため、外装袋13からの取り出し時や指挿入部7へ指を挿入する際に、指先を傷付けるおそれがない。また、柔らかい革製の靴を払拭する際に、シール部の鋭利な部分で靴を傷付けるおそれもなくなる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述した靴クリーナー1に形成したワックス9の印刷パターンは好ましい一例に過ぎず、図12に示すように、四角形のドットが千鳥状に形成されたパターンとすることもできる。このとき、四角形のドットの一辺の長さ(ドット径)R2を縦方向のドット間隔L3よりも大きくしておけば、横方向に並ぶドット列が縦方向に隣接するドット列と重なり合う。これにより、図3のパターンと同様に、吸液性基材層10の縦方向において、ワックス9のドット(第1の領域)が必ず存在することになるため、ワックス9を靴の表面に確実に接触させることができる。
また、図13に示すように、ワックス9をライン状に印刷することもできる。しかし、ワックス9をライン状に印刷した場合、積層体2、3をヒートシールする際にヒートシールバーに付着するワックス量が多くなり、ヒートシール性が低下するという問題点がある。従って、図3や図12に示したように、ワックス9をドットパターンで印刷することが好ましい。
また、上述した靴クリーナー1の寸法も一例であり、使用性や携帯性を考慮して任意の大きさに形成することができる。
また、上記各実施形態では、薬液15を充填した外装袋13に靴クリーナー1を一枚ずつ個装したが、薬液15を含浸させた靴クリーナー1を開閉可能な密閉容器内に複数枚まとめて収納することもできる。
また、上記各実施形態では、革靴の艶出しを行う靴クリーナー1を例に挙げて説明したが、本発明は、靴クリーナーに限らず、革製の鞄や財布等、革製品の艶出しを行う革製品クリーナーにも適用できるのはもちろんである。
本発明は、靴や鞄、財布等の革製品の艶出しを行う携帯用の革製品クリーナーに利用可能である。本発明の利用により、ワックスによる持続的な艶出し効果と、薬液による即効的な艶出し効果とを兼備する、使い勝手が良く簡単な構造の革製品クリーナーとなる。
1 靴クリーナー
2、3 積層体
4 上面シール部(ヒートシール部)
5a、5b 側面シール部(ヒートシール部)
6 開口部
7 指挿入部
8 突出部
9 ワックス
10 吸液性基材層
11 熱可塑性樹脂層
13 外装袋
15 薬液
17 折曲部

Claims (10)

  1. 最外層である吸液性基材層と、最内層である熱可塑性樹脂層とを少なくとも含む積層体で構成され、
    前記積層体を重ね合わせて周縁部ヒートシールされたシール部と、
    前記周縁部の一部に開口部を有する指挿入部と、
    が形成された袋状の革製品クリーナーであって、
    払拭面である前記吸液性基材層の外表面には、ワックスが塗布された第1の領域とワックスが塗布されていない第2の領域とが所定のピッチで交互に連続するように形成され、前記第2の領域に艶出し用の薬液を含浸させたことを特徴とする革製品クリーナー。
  2. 前記第1の領域は、多数のドットが所定のピッチで千鳥状に並ぶドットパターンで形成されることを特徴とする請求項1に記載の革製品クリーナー。
  3. 前記ドットパターンを構成するドット径が、前記指挿入部への指の挿入方向のドット間隔よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の革製品クリーナー。
  4. 前記吸液性基材層に対する前記ワックスの目付量が、1〜5g/m2であることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の革製品クリーナー。
  5. 前記指挿入部は、内側から前記開口部に向かって幅が狭くなるテーパー形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の革製品クリーナー。
  6. 前記指挿入部の周縁部が一定幅にヒートシールされた平面視逆台形状であることを特徴とする請求項5に記載の革製品クリーナー。
  7. 一枚の前記積層体が、前記熱可塑性樹脂層を内側にして二つ折りにされ且つ、折曲部以外の二辺をヒートシールして前記指挿入部が形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の革製品クリーナー。
  8. 前記積層体の周縁部に形成されるヒートシール部分の外側の角部が円弧状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の革製品クリーナー。
  9. 薬液バリア性を有する外装袋をさらに備え、
    前記外装袋に個装された状態であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の革製品クリーナー。
  10. 請求項9に記載の革製品クリーナーの製造方法であって、
    前記積層体の前記吸液性基材層に所定のパターンで前記ワックスを塗布して前記第1の領域を形成する工程と、
    前記第1の領域が形成された前記積層体を、前記熱可塑性樹脂層を内側にして重ね合わせて周縁部をヒートシールして前記革製品クリーナーの半製品を製造する工程と、
    一方が開口した前記外装袋に所定量の前記薬液を充填する工程と、
    前記薬液が充填された前記外装袋内に、前記開口部を上にして前記革製品クリーナーの半製品を収納する工程と、
    前記外装袋の開口をヒートシールして前記外装袋を密封する工程と、
    を有する革製品クリーナーの製造方法。
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