JP6052822B2 - 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 - Google Patents

光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバケーブルの中途に設けられたクロージャ内への浸水を検知するための浸水検知モジュールおよびこれを用いた浸水検知方法に関する。
近年、フレッツ光をはじめとした光アクセスサービスの増加と光サービスエリアの拡大に伴い、光設備量が増加しており、サービス品質確保の観点から、設備の予防保全がますます重要になっている。
メタルケーブルに比べて、光ファイバケーブルは極めて優れた伝送特性を有しているが、光ファイバ接続部が長時間浸水すると、光損失の増加や機械的強度が低下し、故障の原因となる。このため、地下光ファイバケーブルの保守のため、定期的に浸水の有無を監視する必要がある。
地下クロージャ92内の光ファイバ接続部には、光通信線路を監視するために、通信用とは別の光ファイバ心線である保守用心線81に浸水検知モジュール20が設置されている。浸水検知モジュール20は、図1に示すように、保守用心線81を挟み込む構造となっており、万が一光ファイバ接続部に水が入った場合、浸水検知モジュール20内の膨張材21が水に反応して膨らみ、可動片22を押し上げ、可動片22と上部カバー23を用いて保守用心線81に曲げ損失を与える。そこで、OTDR11を使って通信設備ビル91から定期的に曲げ損失の有無を測定することで、各光ファイバ接続部の浸水の有無を監視している。
アクセス系の地下区間では、4心もしくは8心光ファイバテープを用いた光ファイバケーブルが使われている。前述の浸水検知モジュール20は4心光ファイバテープに取付けるため、8心光ファイバテープの場合は、4心光ファイバテープに分離した保守用心線81に浸水検知モジュール20を取付けている。
図2を用いて具体的に説明する。通信設備ビル91から敷設された光ファイバケーブル80の中で4心光ファイバテープ82を1テープ保守用心線81に使用する。地下光接続部92a、92b及び92cでは、光ファイバケーブル80を接続している。いずれの地下光接続部92a、92b及び92cでも、4心光ファイバテープ82に挟み込むよう浸水検知モジュール20を取付ける。
地下光接続部92bでは、地下光ファイバケーブルを分岐している。このため、保守用心線81として用いる4心光ファイバテープ82を2心の光ファイバテープ84a及び84bに分離し、分岐側の4心光ファイバテープ83と2心単位で融着接続を行う。
図3及び図4に、4心光ファイバテープを2心光ファイバテープに分離工具51を用いて分割する手順を示す。図3に示すように、4心光ファイバテープ82を分離工具51a及び51bにはさみこみ、4心光ファイバテープの心線#2と心線#3の間に刃52を入れる。そして、図4に示すように、4心光ファイバテープ82の長手方向に動かす。これにより、4心光ファイバテープ82は、心線#2及び心線#3の間で分割され、2心光ファイバテープ84a及び84bとなる。
図2に示すとおり、地下光ファイバケーブル80の保守用心線81を接続することで、保守用心線81の一端が接続されている通信設備ビル91からOTDR11等で定期的に測定することで、浸水した地下光クロージャ92を特定することができる。
4心光ファイバテープ82を分離工具51で2心光ファイバテープ84に分割する際、図3及び図4に示す分離工具51が必要となり、作業者は分離工具51をあらかじめ準備する必要がある。加えて、分離工具51は刃52があるため、分離工具51の刃52がさびやこぼれなどない状態で行わないと、4心光ファイバテープ82を分割できないばかりか、光ファイバテープ82自身を傷つけてしまい、保守用心線81の信頼性を損なうこととなる。
仮に4心光ファイバテープ82につけた傷が小さくても、光ファイバケーブル80は地下クロージャ92への収納時にトレイに曲げて収容するため、時間がたつと傷が成長し、破断にいたることもある。加えて、地下クロージャ92内の地下光接続部に浸水すると、水分で傷の成長が加速することもある。
また、図5で説明すると、地下光接続部92aと92cでは4心光ファイバテープ82に浸水検知モジュール20をとりつけているので、通信設備ビル91近傍である地下光接続部92aで浸水した場合、地下光接続部92aの浸水検知モジュール20は4心光ファイバテープ82の全心線に対して曲げ損失を与えることとなる。
よって、通信設備ビル91からOTDR11で測定しても、図5に示すOTDR波形の通り、地下光接続部92aの先を測定できず、仮に地下光接続部92bが浸水しても、その曲げ損失を測定することができないため、浸水を検出することができない。
次に、図6で説明する。図6では、地下光接続部92aで保守用心線81の収納を誤ってしまい、大きな曲げが発生した場合である。しかし、地下光接続部92aに浸水して、浸水検知モジュール20が曲げ損失を与えたのか、収納誤りによる曲げ損失なのかが、OTDR波形だけでは判別することができない。
浸水故障の場合、地下光接続部の気密性が原因のため、新しい地下光接続部の部材や組み立て工具が必要となる。一方、保守用心線81の地下クロージャ92への収納誤りによる曲げの場合、急峻な曲げによる保守用心線81の損傷を考慮して、融着接続機など光ファイバテープを接続する工具が必要となる。しかし、原因が特定できないため、両方に対応できるよう準備が必要である。
このような問題に対して、浸水時の曲げ損失を一定とする浸水検知モジュール20の検討がなされている。具体的には、挟み込んだ光ファイバテープとの間に一定の間隔を保持し、過度な圧力が光ファイバテープにかかるのを抑制することで、浸水時の過剰な損失を抑制した浸水検知モジュール20が検討されている(例えば、非特許文献1参照。)。
山根俊和他、「光設備運用の高度化を図る所外光配線設備識別技術」、NTT技術ジャーナル、pp.42−45、Nov.2009
しかしながら、地下クロージャ92は、光ファイバケーブル1系統につき十数か所設置されるものである。4心光ファイバテープ82に浸水検知モジュール20を取付けた地下クロージャ92で浸水が多数の場合、非特許文献1の発明は、浸水による曲げ損失が複数個所となり、OTDR11で測定できる範囲を超えてしまう。このため、通信設備ビル91からOTDR11で浸水した地下クロージャ92を検知できない場合も発生する。また、保守用心線81の光ファイバテープが断線していれば区別できるが、曲げによる故障か浸水による故障かは区別することができない。
そこで本発明は、上部側において複数のクロージャに浸水があった場合でも、その下部側のクロージャ監視を可能にすることを目的とする。
本発明に係る光通信線路監視システムは、
複数の地下光接続部が1本の保守用ファイバテープで直列に接続され、前記保守用ファイバテープの一端から入射された試験光からの戻り光を用いて光通信線路を監視する光通信線路監視システムであって、
前記保守用ファイバテープは、複数の心線が並列に配列され、前記複数の心線の少なくとも2心を互いに接着する接着部が前記心線の長手方向に複数設けられた間欠接着型光ファイバテープであり、
前記保守用ファイバテープの各心線は、往路用か復路用かのいずれかに区分され、前記光通信線路監視システムの前記一端に対する遠端に位置する端末部において、前記往路用の心線と前記復路用の心線とが接続され、
前記往路用の心線と前記復路用の心線とが接続された光ファイバ往復ルート上の複数の前記地下光接続部に、往路用の心線又は復路用の心線のいずれか一方のみに浸水検知を行うための浸水検知モジュールが設置されている。
本発明に係る光通信線路監視システムでは、前記複数の地下光接続部は、前記複数の心線から分離された少なくとも1心の心線が切断され、切断によって形成された2つの面が前記1本の保守用ファイバテープとは異なる保守用ファイバテープの1心の両端の端面と互いに接続された分岐光接続部を含んでもよい。
本発明に係る光通信線路監視システムでは、前記接着部は、前記複数の心線をそれぞれ人の手で分離可能に互いに接着されていてもよい。
本発明に係る光通信線路監視方法は、
複数の地下光接続部が1本の保守用ファイバテープで直列に接続され、前記保守用ファイバテープの一端から入射された試験光からの戻り光を用いて光通信線路を監視する光通信線路監視システムにおける光通信線路監視方法であって、
前記保守用ファイバテープとして、複数の心線が並列に配列され、前記複数の心線の少なくとも2心を互いに接着する接着部が前記心線の長手方向に複数設けられた間欠接着型光ファイバテープを用い、
前記光通信線路監視システムの前記一端に対する遠端に位置する端末部において、前記保守用ファイバテープの心線のうちの往路用の心線と復路用の心線とを接続し、
前記往路用の心線と前記復路用の心線とが接続された光ファイバ往復ルート上の複数の前記地下光接続部における往路用の心線又は復路用の心線のいずれか一方のみに設置した浸水検知モジュールを用いて、光ファイバ往復ルート上の浸水を検知する。
本発明により、上部側において複数のクロージャに浸水があった場合でも、その下部側のクロージャ監視を可能にすることができる。
本発明に関連する第1の光通信線路監視システムの構成例を示す。 本発明に関連する第2の光通信線路監視システムの構成例を示す。 分離工具を用いた光ファイバテープの分離方法の第1例を示す。 分離工具を用いた光ファイバテープの分離方法の第2例を示す。 本発明に関連する光通信線路監視システムにおいて発生する問題の第1例を示す。 本発明に関連する光通信線路監視システムにおいて発生する問題の第2例を示す。 本実施形態に係る間欠接着型4心光ファイバテープの一例を示す。 本実施形態に係る間欠接着型4心光ファイバテープを分離後の一例を示す。 本実施形態に係る2心光ファイバテープへ浸水検知モジュールを取り付けた状態を示す縦断面図である。 本実施形態に係る2心光ファイバテープへ浸水検知モジュールを取り付けた状態を示す上面図である。 本実施形態に係る光通信線路監視システムを用いた浸水検知例である。 本実施形態に係る光通信線路監視システムを用いた曲げ損失検知例である。 本実施形態に係る間欠接着型4心光ファイバテープの他形態の上面図を示す。 本実施形態に係る間欠接着型4心光ファイバテープの他形態の側面図を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図7から図14を用いて実施形態を説明する。本実施形態では、光ファイバの保守用心線として、光ファイバ心線同士を間欠的に接着した光ファイバテープ(以下、間欠接着型光ファイバテープ)を用いる。
図7は本実施形態に係る間欠接着型4心光ファイバテープ72を上から見た図である。本実施形態に係る4心光ファイバテープ72は、4本の心線711が配列され、心線711の長手方向の少なくとも一部に、他の心線711と接着されている接着部75が設けられている。
接着部75は、専用の分割工具を用いることなく心線711同士を分離することを可能にする任意の手段を採用することができる。例えば、テープで締結してもよいし、心線の被覆を剥離しない程度の粘度を有する任意の接着剤で固着してもよい。これにより、図8に示すとおり、分離工具51のような専用の工具を用いることなく人の手で容易に4心光ファイバテープ72を2本の2心光ファイバテープ74に分離することができる。
この分離した2心光ファイバテープ74の一方に浸水検知モジュール20を取付ける。図9に横方向からの取付け図を、図10に上方向からの取付け図を示す。
図11を参照しながら本実施形態での監視方法を説明する。図11は、本実施形態に係る光通信線路監視システムの構成例である。本実施形態に係る光通信線路監視システムは、保守用心線として、前述の間欠接着型光ファイバテープ72を用いている。これによって、本実施形態に係る光通信線路監視システムは、2心単位に容易に分割可能とする。
光ファイバケーブル70の遠端に位置する端末部93d及び93eは、4心光ファイバテープ72を2心単位に分割後、分割した2心光ファイバテープ同士を2心単位で融着接続する。例えば、端末部93eであれば、2心光ファイバテープ74aと2心光ファイバテープ74bを互いに融着接続する。これによって、心線#1と心線#3が接続され、心線#2と心線#4が接続される。そして、2心単位で浸水検知モジュール20を取付けている。
本実施形態の地下光接続部92aでは、前述の間欠接着型光ファイバテープ72を2心光ファイバテープ74a及び74bに分離し、片方の2心光ファイバテープ74bのみに浸水検知モジュール20を取り付けている。地下光接続部92cでも、分岐側でも間欠接着型光ファイバテープを用い、片方の2心光ファイバテープ73aのみに浸水検知モジュール20を取り付けている。
また、地下光接続部92bでも、前述の間欠接着型光ファイバテープ72を2心光ファイバテープ74a及び74bに分離し、分岐側の4心光ファイバテープ73の2心光ファイバテープ73aと接続している。
光ファイバケーブル70の分岐部を有する地下光接続部92bは、分岐光接続部として機能する。例えば、心線#1を切断した場合、切断によって形成された2つの面の一方が4心光ファイバテープ73の心線#1と融着接続され、他方が4心光ファイバテープ73の心線#3と融着接続される。ここで、4心光ファイバテープ73の心線#1と#3は、端末部93dにおいて接続されている。このため、4心光ファイバテープ72の心線#1は、4心光ファイバテープ73の1心の両端の端面と互いに接続されている。
間欠接着型4心光ファイバテープ72の各心線は、往路用か復路用かのいずれかに区分される。例えば、心線#1は往路用に用いられ、心線#3は復路用に用いられる。間欠接着型4心光ファイバテープ72の端末部93d及び93eにおいて、往路用の心線#1と復路用の心線#3は互いに接続され、光ファイバ往復ルートを形成する。4心光ファイバテープ72の心線#1と心線#3が、心線#2と心線#4がループ状でつながる接続形態となり、両方向から測定することができる。浸水検知モジュール20は、形成された光ファイバ往復ルート上の任意の箇所に(複数)装着される。例えば、地下光接続部92a、92b、92c及び端末部93d、93eの浸水検知モジュール20は往路の心線#1に設置されている。
上部側のOTDR11から往路用心線#1に1回目のOTDR試験光を入射し、各浸水検知モジュール20を設置した位置毎の光損失レベルを測定し、同様に上部側から復路用心線#3に2回目のOTDR試験光を入射し、各浸水検知モジュール20を設置した位置毎の光損失レベルを測定する。2回の試験における各浸水検知モジュール設置位置の光損失レベルと予め設定された閾値とを照合し、閾値を超える浸水検知モジュール20の設置位置を検出する。
本実施形態では、地下光接続部92a及び92bの2か所で浸水している。通信設備ビル91から4心光ファイバテープ72の心線#1をOTDR11で測定すると、地下光接続部92aで浸水していることがわかる。また、通信設備ビル91から4心光ファイバテープ72の心線#3をOTDR11で測定すると、地下光接続部92aでは、浸水検知モジュール20は心線#1及び心線#2にのみ取り付けているため、地下光接続部92aでの浸水の影響は受けず、地下光接続部92bで浸水していることがわかる。
なお、浸水時の曲げ損失を一定とする浸水検知モジュール20を用いれば、仮に地下光接続部92c及び端末部93dが浸水しても、心線#1で地下光接続部92aと92bを、心線#3で地下光接続部92cと端末部93dの浸水をそれぞれ検出することができる。
図12では、地下光接続部92aで収納誤りによる曲げ損失の場合を示す。通信設備ビル91から4心光ファイバテープ72の心線#1から心線#4までをOTDR11で測定すると、全て地下光接続部92aで損失があることから、光ファイバテープ72が収納誤りによる曲げが原因であることがわかる。
本実施形態では、図7及び図8に示す光ファイバ素線同士を間欠的に接着した光ファイバテープ72であるが、図13に示すとおり、2心以上の心線711を有する光ファイバテープ76を間欠的に接着した光ファイバテープ77でも同様である。
以上説明したように、本実施形態に係る発明は、光ファイバの保守用心線に用いる4心光ファイバテープに、2心単位で中間分割できる間欠接着型光ファイバテープを用いことで、4心光ファイバテープを2心光ファイバテープに分割できる分離工具51が不要となる。
また、地下光接続部に浸水しても、浸水検知モジュール20が4心光ファイバテープの全心線に対して曲げ損失を与えることがないため、複数個所で浸水が発生していても、浸水した地下光接続部を通信設備ビル91からOTDR11を用いて検出することができる。
また、4心光ファイバテープの収納誤りによる曲げ損失か、浸水による曲げ損失かを区別できる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
20:浸水検知モジュール
21:膨張材
22:可動片
23:上部カバー
51、51a、51b:分離工具
52:刃
70、80:光ファイバケーブル
81:保守用心線
72、73、82、83:4心光ファイバテープ
74、74a、74b、84、84a、84b:2心光ファイバテープ
75:接着部
76、77:光ファイバテープ
711:心線
91:通信設備ビル
92:地下クロージャ
92a、92b、92c:地下光接続部
93d、93e:端末部

Claims (4)

  1. 複数の地下光接続部が1本の保守用ファイバテープで直列に接続され、前記保守用ファイバテープの一端から入射された試験光からの戻り光を用いて光通信線路を監視する光通信線路監視システムであって、
    前記保守用ファイバテープは、複数の心線が並列に配列され、前記複数の心線の少なくとも2心を互いに接着する接着部が前記心線の長手方向に複数設けられた間欠接着型光ファイバテープであり、
    前記保守用ファイバテープの各心線は、往路用か復路用かのいずれかに区分され、前記光通信線路監視システムの前記一端に対する遠端に位置する端末部において、前記往路用の心線と前記復路用の心線とが接続され、
    前記往路用の心線と前記復路用の心線とが接続された光ファイバ往復ルート上の複数の前記地下光接続部に、往路用の心線又は復路用の心線のいずれか一方のみに浸水検知を行うための浸水検知モジュールが設置されており、
    前記往路用の心線と前記復路用の心線にそれぞれ試験光を入射し、両方の試験結果が同じ地下光接続部で損失を検出した場合は曲げ損失と判定し、異なる地下光接続部で損失を検出した場合は浸水故障と判定することにより光通信線路を監視することを特徴とする、
    光通信線路監視システム
  2. 前記複数の地下光接続部は、前記複数の心線から分離された少なくとも1心の心線が切断され、切断によって形成された2つの面が前記1本の保守用ファイバテープとは異なる保守用ファイバテープの1心の両端の端面と互いに接続された分岐光接続部を含む、
    請求項1に記載の光通信線路監視システム。
  3. 前記接着部は、前記複数の心線をそれぞれ人の手で分離可能に互いに接着されている、
    請求項1又は2に記載の光通信線路監視システム。
  4. 複数の地下光接続部が1本の保守用ファイバテープで直列に接続され、前記保守用ファイバテープの一端から入射された試験光からの戻り光を用いて光通信線路を監視する光通信線路監視システムにおける光通信線路監視方法であって、
    前記保守用ファイバテープとして、複数の心線が並列に配列され、前記複数の心線の少なくとも2心を互いに接着する接着部が前記心線の長手方向に複数設けられた間欠接着型光ファイバテープを用い、
    前記光通信線路監視システムの前記一端に対する遠端に位置する端末部において、前記保守用ファイバテープの心線のうちの往路用の心線と復路用の心線とを接続し、
    前記往路用の心線と前記復路用の心線とが接続された光ファイバ往復ルート上の複数の前記地下光接続部における往路用の心線又は復路用の心線のいずれか一方のみに設置した浸水検知モジュールを用いて、前記往路用の心線と前記復路用の心線にそれぞれ試験光を入射し、両方の試験結果が同じ地下光接続部で損失を検出した場合は曲げ損失と判定し、異なる地下光接続部で損失を検出した場合は浸水故障と判定することにより光通信線路を監視することを特徴とする、
    光通信線路監視方法。
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