JP4303188B2 - 光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバケーブルの保守に関し、特には、光ファイバケーブルに設けられた接続部を収容したクロージャ内への浸水の有無を監視するための光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法に関する。
従来、通信ケーブルのうち、光ファイバケーブルの浸水監視方法としては、一般に光ファイバケーブル試験システム等により浸水等を監視している(非特許文献1参照)。
また、光ファイバケーブルの接続部等が収容されたクロージャ内が浸水状態であるか否かを確認する手段として、光ファイバケーブルを構成する光ファイバ心線に、水没により光心線を屈曲させて光損失が増加するモジュール(浸水検知モジュール)を各クロージャ内に取り付けておき、光ファイバケーブル一端に設置された光パルス試験機を用い、その波形の変化により浸水有無の判断を行っている(特許文献1参照)。
図3に示すのは、従来技術による光ファイバケーブルの浸水監視システムによる浸水監視方法を説明するための説明図である。光パルス試験機125は、光ファイバケーブルの接続部100〜104のそれぞれに配置された浸水検知モジュール110に対して、試験用光パルスPを送出している。
試験用光パルスPは、光パルス試験機125に接続された心線120〜123にそれぞれ入光している。浸水検知モジュール110はこれらの心線120〜123の全てに対して配置されている。こうした配置により接続部100〜104のそれぞれの浸水を監視している。
西村憲一・白川英俊編著、「やさしい光ファイバ通信」、電気通信協会出版、平成13年2月20日改定3版2刷、第188頁〜第190頁 特開平5−99783号公報
しかしながら、従来の浸水検知方法では、光パルス試験機のダイナミックレンジや距離分解能との関係から、監視する光ファイバケーブルの総延長距離が長い場合や、あるいは光ファイバケーブル自身に損失を有する場合、また浸水検知モジュール相互間の距離が短い場合には、浸水の有無や位置の判断が難しかった。
また、浸水を検知するための心線が、例えば、光ファイバケーブルの断線等を原因とした、浸水検知モジュールの動作に起因するもの以外の要因で損失が発生した場合において、浸水を検知する心線からの光パルス波形からは、この損失の原因が浸水検知モジュールによる損失なのか否かの判断ができないので、浸水検知モジュールの動作による浸水検知による損失だけを明確にしなければならなかった。
このような課題に鑑み、本発明は、浸水検知モジュール取付ファイバと未取付ファイバの光損失の変動値を比較することで、光区間損失の変動が水没による浸水検知モジュール動作によるものなのか否かを明確に判断することができ、また、光区間損失の変動のみで浸水の有無を判断することにより、光パルス試験機のダイナミックレンジや距離分解能、波形解読といった光パルス試験機のダイナミックレンジや距離分解能、波形解読といった光パルス試験機固有の特徴に依存する必要がなくなり、瞬時に確実に浸水の有無を判断することができ、さらに、浸水検知モジュールの設定位置を連続する箇所で異なる心線番号に設定することにより、各々の区間長を長延化でき、光パルス試験機による浸水検知モジュールの動作位置の特定精度を高めることが可能な、光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の本発明は、複数の心線を有する光ファイバケーブルの中途に配置された接続ボックス内に生じる光損失を監視し検知するための光ファイバケーブルの浸水検知システムにおいて、前記光ファイバケーブルの端部から送入する試験光を発生させるための試験光発生手段と、前記光ファイバケーブルの前記端部に対向する反対側端部から送出する前記試験光を受光して光損失量を測定するための光パワー測定手段と、前記接続ボックス内の前記光ファイバケーブルの心線のうちのいずれか1本に装着され、該心線の光損失を増加させることにより浸水を検知したことを表す浸水検知モジュールと、前記浸水検知モジュールが装着された心線と前記浸水検知モジュールが装着されない心線のそれぞれの光損失量同士の差分の変動を監視するための監視手段と、を備え、隣接する接続ボックス間では、前記浸水検知モジュールが装着された心線が異なる。
また、請求項に記載の本発明は、請求項において、前記光パワー測定手段は、前記光ケーブルに光パルス試験を実施するための光パルス試験手段へ前記光損失量の増加が測定されたことを通知するための通知手段を有し、前記通知に基づいて前記光パルス試験手段が前記光パルス試験を実施することにより前記光損失が増加した位置の把握が可能である。
また、請求項に記載の本発明は、請求項において、前記光パルス試験手段は、前記光パルス試験によって把握した前記光損失の増加した位置を外部に通知するための通信手段を備える。
また、請求項に記載の本発明は、請求項2または3のいずれかにおいて、前記浸水検知モジュールは、複数で配置される場合に隣接する間隔が前記光パルス試験手段の距離分解能以上の間隔で配置されている。
また、請求項5に記載の本発明は、複数の心線を有する光ファイバケーブルの中途に配置された接続ボックス内に生じる光損失を監視し検知するための光ファイバケーブルの浸水検知方法において、試験光発生手段により、前記光ファイバケーブルの端部から送入する試験光を発生させるステップと、光パワー測定手段により、前記光ファイバケーブルの前記端部に対向する反対側端部から送出する前記試験光を受光して光損失量を測定するステップと、前記接続ボックス内の前記光ファイバケーブルの心線のうちのいずれか1本に装着された浸水検知モジュールにより、該心線の光損失を増加させることにより浸水を検知したことを表すステップと、監視手段により、前記浸水検知モジュールが装着された心線と前記浸水検知モジュールが装着されない心線のそれぞれの光損失量同士の差分の変動を監視するステップと、を有し、隣接する接続ボックス間では、前記浸水検知モジュールが装着された心線が異なる。
また、請求項に記載の本発明は、請求項において、前記光パワー測定手段は、前記光ケーブルに光パルス試験を実施するための光パルス試験手段へ前記光損失量の増加が測定されたことを通知するための通知手段を有し、前記通知に基づいて前記光パルス試験手段が前記光パルス試験を実施することにより前記光損失が増加した位置の把握が可能である。
また、請求項に記載の本発明は、請求項において、前記光パルス試験手段は、前記光パルス試験によって把握した前記光損失の増加した位置を外部に通知するための通信手段を備える。
また、請求項に記載の本発明は、請求項6または7のいずれかにおいて、前記浸水検知モジュールは、複数で配置される場合に隣接する間隔が前記光パルス試験手段の距離分解能以上の間隔で配置されている。
本発明によれば、浸水検知モジュール取付ファイバと未取付ファイバの光損失の変動値を比較することで、光区間損失の変動が水没による浸水検知モジュール動作によるものなのか否かを明確に判断することができ、また、光区間損失の変動のみで浸水の有無を判断することにより、光パルス試験機のダイナミックレンジや距離分解能、波形解読といった光パルス試験機のダイナミックレンジや距離分解能、波形解読といった光パルス試験機固有の特徴に依存する必要がなくなり、瞬時に確実に浸水の有無を判断することができ、さらに、浸水検知モジュールの設定位置を連続する箇所で異なる心線番号に設定することにより、各々の区間長を長延化でき、光パルス試験機による浸水検知モジュールの動作位置の特定精度を高めることが可能な、光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法を提供することができる。
図1には、本発明の光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法の実施の形態に係る、全体構成を説明するための構成図を示す。
この図1には浸水検知システム2が示され、この浸水検知システム2には、光ファイバケーブルへの浸水を検知するためのセンサである浸水検知モジュール1と、この浸水検知モジュール1が内部に配置された接続ボックス(クロージャ)10と、浸水検知モジュール1が配置された浸水検知用心線Faと、および浸水検知モジュール1が配置されない浸水検知用心線Fbと、浸水検知用心線Faと浸水検知用心線Fbが接続される送端3および受端4と、浸水検知に用いる試験用光パルスPを発生させて光パルス試験を行うための光パルス試験機5と、一定量の光を発生させるための光源7と、光パルス試験機5と光源7とのそれぞれからの出力光を選択して浸水検知用心線Fa、Fbに送るためのセレクタ6と、受端4で受けた浸水検知用心線Fa、Fbからの光の強度を測定するための光パワーメータ8と、浸水検知システム2の全体の動作を制御するためのPC9とが含まれている。なお、PC9は図示しない外部の通信回線や、あるいは光ファイバケーブル網の保守拠点と接続されている。
この図1を参照して、本発明の実施の形態においては、光ファイバケーブル内に予め光ファイバ浸水検知用の心線を2本用意する。この2本の心線は、図1に示した浸水検知用心線Fa、Fbである。この2本の浸水検知用心線Fa、Fbのうち、浸水検知用心線Faには浸水検知モジュール1が装着されている。
この浸水検知モジュール1とは、接続ボックス10の内部への浸水を検知した場合に、2dB程度の光パワーの損失が発生するモジュールである。この浸水による2dB程度の光パワーの損失分を光パワーメータ8で検出することにより、接続ボックス10の内部に浸水したことを検知し得る。
また、一方の浸水検知用心線Fbには浸水検知モジュール1は装着されていない。すなわち、接続ボックス10の内部には浸水検知用心線FaとFbの2本の心線が配置され、一方の浸水検知用心線Faにのみ浸水検知モジュール1が装着されている構成を備えている。
浸水検知システム2の送端3は、浸水検知用心線Faおよび浸水検知用心線Fbの両者に対して常時に一定量の光を入射している。浸水検知用心線Faおよび浸水検知用心線Fbのそれぞれに入射した光は、そのまま2本の浸水検知用心線Fa、Fbの中を透過し、受端4に入射する。受端4に入射した光は光パワーメータ8に入射し、浸水検知用心線Faからの受光レベルをPaとし、また浸水検知用心線Fbからの受光レベルをPbとして、各々の受光レベルを連続監視する。
ここで、連続監視開始時の受光レベルを、浸水検知モジュール1が装着された浸水検知用心線Faの受光レベルをPa(0)とし、浸水検知モジュール1が装着されていない浸水検知用心線Fbの受光レベルをPb(0)とする。また、受光レベルの連続監視の経過時間がT時間後の浸水検知用心線Faの受光レベルをPa(t)とし、一方、浸水検知用心線FbのT時間後の受光レベルをPb(t)とする。これらの時間と受光レベルとの関係から変動量を求める式は以下のように、
(式1)・・・浸水検知用心線Faの変動量La(t)=Pa(t)−Pa(0)
(式2)・・・浸水検知用心線Fbの変動量Lb(t)=Pb(t)−Pb(0)
となる。
このような(式1)と(式2)の結果から浸水検知用心線Fa、Fbの状態を把握することにより、接続ボックス10の内部への浸水の有無を検知する。
上記(式1)と(式2)のそれぞれの結果について、La(t)とLb(t)の値が共に変動量なしの場合、接続ボックス10内は異常無と判断する。また、La(t)の値が変動量で2bB以上認められ、かつLb(t)の値に変動量が無い場合は、接続ボックス10内に浸水があったと判定する。さらに、La(t)とLb(t)の値が共に変動した場合は、浸水検知用心線Fa、Fbの光損失増加があったと判断する。
なお、接続ボックス10の内部に浸水があったと判断されると、光パワーメータ8に接続されたPC9を経由し、光パルス試験機5を制御して浸水検知用心線Fa、Fbに対して光パルス試験を実施し、その結果をPC9で再び収集して、接続された保守拠点等へ通信回線等を介して転送する。
また、浸水検知用心線Fa、Fbの光損失増加があったと判断されると、光パワーメータ8に接続されたPC9を経由し、浸水検知用心線Fa、Fbに対して光パルス試験機5を制御して光パルス試験を実行し、その結果をPC9で再び収集して、接続された保守拠点等へ通信回線等を介して転送する。
なお、(式1)と(式2)の結果に基づいて接続ボックス10の内部への浸水の有無や、また浸水場所などの情報は瞬時に把握することができる。しかしながら、互いに隣接した場所に設置された複数の浸水検知モジュール1による浸水検知動作が複数箇所で同時に発生した場合、浸水検知モジュール1の取付間隔が光パルス試験機5の距離分解能以上であれば、複数箇所の浸水位置を光パルス試験機5のパルス試験波形により判断することが可能である。
しかしながら、浸水検知モジュール1の取付間隔が光パルス試験機5の距離分解能以下である場合は、複数の浸水検知モジュール1における浸水検知動作による検知波形が互いに合成されて光パルス試験機5で検出されてしまうため、浸水の有無だけは瞬時に把握できるものの、正確な浸水場所の特定は難しい。
そこで、複数の浸水検知モジュール1を用いた場合の正確な浸水位置の特定を可能とするための一つの例として、図2に示す構成を実施する。
図2には、本発明の光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法の実施の形態に係る、浸水検知モジュール1の配置を説明するための説明図を示す。この図2には、光パルス試験機5に接続される浸水検知用心線20〜23と、接続ボックス10〜14と、浸水検知モジュール1とが示されている。浸水検知用心線20〜23は、図1に示した浸水検知用心線Fa、Fbと同様の浸水検知用心線であり、接続ボックス10〜14ならびに複数の浸水検知モジュール1も図1に示したものと同様の構成である。
このような構成により、浸水検知モジュール1を取り付ける浸水検知用心線を1心単位で複数心の構成とし、例えば図2に参照される浸水検知用心線20〜23の4本とする。この4本のうちの浸水検知用心線20〜22の3本について、隣接して配置された各接続ボックス10〜14において連続して同一の浸水検知用心線に取り付けることがないように浸水検知モジュール1を配置する。
すなわち、浸水検知モジュール1を浸水検知用心線20に対しては、接続ボックス10と接続ボックス13の2箇所にのみ配置し、接続ボックス11、12、14には配置しない。また、浸水検知用心線21に対しては、接続ボックス11、14の2箇所にのみ浸水検知モジュール1を配置し、接続ボックス10、12、13には配置しない。また、浸水検知用心線22に対しては、接続ボックス12にのみ浸水検知モジュール1を配置し、接続ボックス10、11、13、14には配置しない。さらに、浸水検知用心線23については、全ての接続ボックス10〜14に対して浸水検知用モジュール1を配置しない。
このように浸水検知モジュール1の配置を行うことにより、浸水検知用心線20〜22のそれぞれに配置する浸水検知モジュール1の取付間隔を、光パルス試験機5の距離分解能以上の間隔に設定する。こうした配置とすることで、接続ボックス10〜14における浸水が複数箇所で隣接しても、光パルス試験機5による浸水場所の特定を容易に行うことができる。
以上説明した本発明の実施の形態の構成は、光ファイバケーブルの中途に配置された接続ボックス内に生じる光損失を監視し検知するための光ファイバケーブルの浸水検知システムにおいて、光ファイバケーブルの端部から送入する試験光を発生させるための試験光発生手段と、光ファイバケーブルの端部に対向する反対側端部から送出する試験光を受光して光損失量を測定するための光パワー測定手段と、接続ボックス内の光ファイバケーブルに装着され、該光ファイバケーブルの光損失を増加させることにより浸水を検知したことを表す浸水検知モジュールと、を備える。
また、光ファイバケーブルは、浸水検知モジュールが装着されたすくなくとも1本以上のモジュール有り心線と、浸水検知モジュールが装着されないモジュール無し心線と、を有し、モジュール有り心線とモジュール無し心線のそれぞれの光損失量同士の差分の変動を監視するための監視手段によって接続ボックス内への浸水の有無を監視する。
また、光パワー測定手段は、光ケーブルに光パルス試験を実施するための光パルス試験手段へ光損失量の増加が測定されたことを通知するための通知手段を有し、通知に基づいて光パルス試験手段が光パルス試験を実施することにより光損失が増加した位置の把握が可能である。
また、光パルス試験手段は、光パルス試験によって把握した光損失の増加した位置を外部に通知するための通信手段を備える。
また、浸水検知モジュールは、複数で配置される場合に隣接する間隔が光パルス試験手段の距離分解能以上の間隔で配置されている。
また、接続ボックスは、内部に配置されたモジュール有り心線のうちのいずれか1本にのみ浸水検知モジュールが配置され、隣接する他の接続ボックス内にはモジュール有り心線以外の他のモジュール有り心線に浸水検知モジュールが配置される。
また、以上説明した本発明の実施の形態によれば、浸水検知モジュール取付ファイバと未取付ファイバの光損失の変動値を比較することで、光区間損失の変動が水没による浸水検知モジュール動作によるものなのか否かを明確に判断することができ、また、光区間損失の変動のみで浸水の有無を判断することにより、光パルス試験機のダイナミックレンジや距離分解能、波形解読といった光パルス試験機のダイナミックレンジや距離分解能、波形解読といった光パルス試験機固有の特徴に依存する必要がなくなり、瞬時に確実に浸水の有無を判断することができ、さらに、浸水検知モジュールの設定位置を連続する箇所で異なる心線番号に設定することにより、各々の区間長を長延化でき、光パルス試験機による浸水検知モジュールの動作位置の特定精度を高めることが可能な、光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法を提供することができる。
本発明の光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法の実施の形態に係る、全体構成を説明するための構成図を示す。 本発明の光ファイバケーブルの浸水検知システムおよび方法の実施の形態に係る、浸水検知モジュールの配置を説明するための説明図を示す。 従来の技術による光ファイバケーブルの浸水検知システムを説明するための説明図を示す。
符号の説明
1 浸水検知モジュール
2 浸水検知システム
3 送端
4 受端
5 光パルス試験機
6 セレクタ
7 光源
8 光パワーメータ
9 PC(パソコン)
10 クロージャ
11〜14 接続点
20 第1の浸水検知モジュール取付用心線
21 第2の浸水検知モジュール取付用心線
22 第3の浸水検知モジュール取付用心線
23 心線
P 試験用光パルス

Claims (8)

  1. 複数の心線を有する光ファイバケーブルの中途に配置された接続ボックス内に生じる光損失を監視し検知するための光ファイバケーブルの浸水検知システムにおいて、
    前記光ファイバケーブルの端部から送入する試験光を発生させるための試験光発生手段と、
    前記光ファイバケーブルの前記端部に対向する反対側端部から送出する前記試験光を受光して光損失量を測定するための光パワー測定手段と、
    前記接続ボックス内の前記光ファイバケーブルの心線のうちのいずれか1本に装着され、該心線の光損失を増加させることにより浸水を検知したことを表す浸水検知モジュールと、
    前記浸水検知モジュールが装着された心線と前記浸水検知モジュールが装着されない心線のそれぞれの光損失量同士の差分の変動を監視するための監視手段と、を備え、
    隣接する接続ボックス間では、前記浸水検知モジュールが装着された心線が異なること
    を特徴とする光ファイバケーブルの浸水検知システム。
  2. 前記光パワー測定手段は、
    前記光ケーブルに光パルス試験を実施するための光パルス試験手段へ前記光損失量の増加が測定されたことを通知するための通知手段を有し、
    前記通知に基づいて前記光パルス試験手段が前記光パルス試験を実施することにより前記光損失が増加した位置の把握が可能なことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブルの浸水検知システム。
  3. 前記光パルス試験手段は、
    前記光パルス試験によって把握した前記光損失の増加した位置を外部に通知するための通信手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバケーブルの浸水検知システム。
  4. 前記浸水検知モジュールは、
    複数で配置される場合に隣接する間隔が前記光パルス試験手段の距離分解能以上の間隔で配置されていることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の光ファイバケーブルの浸水検知システム。
  5. 複数の心線を有する光ファイバケーブルの中途に配置された接続ボックス内に生じる光損失を監視し検知するための光ファイバケーブルの浸水検知方法において、
    試験光発生手段により、前記光ファイバケーブルの端部から送入する試験光を発生させるステップと、
    光パワー測定手段により、前記光ファイバケーブルの前記端部に対向する反対側端部から送出する前記試験光を受光して光損失量を測定するステップと、
    前記接続ボックス内の前記光ファイバケーブルの心線のうちの1本にいずれかに装着された浸水検知モジュールにより、該心線の光損失を増加させることにより浸水を検知したことを表すステップと、
    監視手段により、前記浸水検知モジュールが装着された心線と前記浸水検知モジュールが装着されない心線のそれぞれの光損失量同士の差分の変動を監視するステップと、を有し、
    隣接する接続ボックス間では、前記浸水検知モジュールが装着された心線が異なること
    を特徴とする光ファイバケーブルの浸水検知方法。
  6. 前記光パワー測定手段は、
    前記光ケーブルに光パルス試験を実施するための光パルス試験手段へ前記光損失量の増加が測定されたことを通知するための通知手段を有し、
    前記通知に基づいて前記光パルス試験手段が前記光パルス試験を実施することにより前記光損失が増加した位置の把握が可能なことを特徴とする請求項5に記載の光ファイバケーブルの浸水検知方法。
  7. 前記光パルス試験手段は、
    前記光パルス試験によって把握した前記光損失の増加した位置を外部に通知するための通信手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバケーブルの浸水検知方法。
  8. 前記浸水検知モジュールは、
    複数で配置される場合に隣接する間隔が前記光パルス試験手段の距離分解能以上の間隔で配置されていることを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載の光ファイバケーブルの浸水検知方法。
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