JP5210338B2 - 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 - Google Patents
光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5210338B2 JP5210338B2 JP2010041890A JP2010041890A JP5210338B2 JP 5210338 B2 JP5210338 B2 JP 5210338B2 JP 2010041890 A JP2010041890 A JP 2010041890A JP 2010041890 A JP2010041890 A JP 2010041890A JP 5210338 B2 JP5210338 B2 JP 5210338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- light
- inspection
- optical fiber
- peak
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Description
Reflectometer)19を接続している。OTDR19は、例えば、光通信線路を監視する設備ビル10に設置されている。検知モジュール15は検査用光ファイバ11を挟み込む構造となっており、地下クロージャ(13a〜13d)内に水が入った場合、検知モジュール15内の膨張材17が水に反応して膨らむことで、検査用光ファイバ11に曲げ損失を与える。そこで、OTDR19を使って定期的に試験することにより、各地下クロージャ(13a〜13d)内への浸水の有無を監視している(例えば、非特許文献1を参照。)。
本実施形態の光通信線路監視システム301は、検査光を伝搬する検査用光ファイバ11と、検査用光ファイバ11の長手方向に順次設けられ、周囲の環境変化に応じて検査用光ファイバ11に歪を与えて検査用光ファイバ11が伝搬する検査光に損失を発生させる複数の検知モジュール15と、所定長より狭い距離で隣接する検知モジュール15間の検査用光ファイバ11に配置され、検査用光ファイバ11を伝搬する検査光を一部反射する反射素子21と、距離分解能が前記所定長であり、検査用光ファイバ11の一端に検査光を入力し、検査用光ファイバ11の一端から出力される出力光を受光することで、前記出力光の距離に対する光レベルの光波形を取得し、事前に取得した前記光波形のリファレンス波形と現在の測定で取得した前記光波形の測定波形とを比較して環境変化を生じた箇所を特定するOTDR19と、を備える。
本実施形態の光通信線路監視システム302と第1実施形態の光通信線路監視システム301との違いは、近接する地下クロージャの数である。図14は、光通信線路監視システム302のうち光ファイバ接続部が近接する箇所を説明する図である。光ケーブル(不図示)に並行するように検査用光ファイバ11が配置されている。第1光ファイバ接続部は地下クロージャ13a内、第2光ファイバ接続部は地下クロージャ13b内、第3光ファイバ接続部は地下クロージャ13c内である。地下クロージャ13aから地下クロージャ13cまでの間は、OTDR19(不図示)の距離分解能より短い。
11:検査用光ファイバ
13a、13b、13c、13d:地下クロージャ
15:検知モジュール
17:膨張材
19:OTDR
21、21−1、21−2:反射素子
201〜205、301、302:光通信線路監視システム
A:OTDRの試験結果
Claims (7)
- 検査光を伝搬する検査用光ファイバと、
前記検査用光ファイバの長手方向に順次設けられ、周囲の環境変化に応じて前記検査用光ファイバに歪を与えて前記検査用光ファイバが伝搬する前記検査光に損失を発生させる複数の検知モジュールと、
所定長より狭い距離で隣接する前記検知モジュール間の前記検査用光ファイバに配置され、前記検査用光ファイバを伝搬する前記検査光を一部反射する反射素子と、
距離分解能が前記所定長であり、前記検査用光ファイバの一端に前記検査光を入力し、前記検査用光ファイバの一端から出力される出力光を受光することで、前記出力光の距離に対する光レベルの光波形を取得し、事前に取得した前記光波形のリファレンス波形と現在の測定で取得した前記光波形の測定波形とを比較して環境変化を生じた箇所を特定するOTDRと、
を備える光通信線路監視システム。 - 前記OTDRは、
前記リファレンス波形と前記測定波形との比較の際に、
前記反射素子が前記検査光を反射した反射光の反射波形を含むピーク波形が前記測定波形に存在するか否かを判断するピーク波形確認を行い、
前記ピーク波形確認において前記ピーク波形が存在する場合に、前記ピーク波形の光レベルを確認するピーク波形光レベル確認を行い、
前記ピーク波形光レベル確認後、前記検査用光ファイバの一端から見て前記反射素子より遠方の前記測定波形の光レベルを確認する後方波形確認を行うことを特徴とする請求項1に記載の光通信線路監視システム。 - 前記OTDRは、
前記ピーク波形確認において前記ピーク波形が存在する場合に、前記ピーク波形光レベル確認後、前記後方波形確認前に前記リファレンス波形と前記測定波形とについて前記ピーク波形の形状を比較する形状比較を行うことを特徴とする請求項2に記載の光通信線路監視システム。 - 前記反射素子は、
前記検査光を反射させる反射部と前記反射部分の両端に接続される光ファイバ部からなり、
前記検知モジュールは、
前記所定長より狭い距離で隣接する場合に、前記反射素子の前記光ファイバ部に設置されることを特徴とする請求項1から3に記載の光通信線路監視システム。 - 周囲の環境変化に応じて検査光に損失を発生させる複数の検知モジュールが長手方向に順次配置され、さらに、OTDRの距離分解能より狭い距離で隣接する前記検知モジュール間に前記検査光を一部反射する反射素子が配置された検査用光ファイバの一端に前記検査光を入力し、前記検査用光ファイバの前記一端から出力される出力光を受光することで、前記出力光の距離に対する光レベルの光波形を取得し、事前に取得した前記光波形のリファレンス波形と現在の測定で取得した前記光波形の測定波形とを比較して環境変化を生じた箇所を特定する光通信線路監視方法。
- 前記リファレンス波形と前記測定波形との比較の際に、
前記反射素子が前記検査光を反射した反射光の反射波形を含むピーク波形が前記測定波形に存在するか否かを判断するピーク波形確認を行い、
前記ピーク波形確認において前記ピーク波形が存在する場合に、前記ピーク波形の光レベルを確認するピーク波形光レベル確認を行い、
前記ピーク波形光レベル確認後、前記検査用光ファイバの一端から見て前記反射素子より遠方の前記測定波形の光レベルを確認する後方波形確認を行うことを特徴とする請求項5に記載の光通信線路監視方法。 - 前記ピーク波形確認において前記ピーク波形が存在する場合に、前記ピーク波形光レベル確認後、前記後方波形確認前に前記リファレンス波形と前記測定波形とについて前記ピーク波形の形状を比較する形状比較を行うことを特徴とする請求項6に記載の光通信線路監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010041890A JP5210338B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010041890A JP5210338B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011179845A JP2011179845A (ja) | 2011-09-15 |
JP5210338B2 true JP5210338B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=44691519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010041890A Active JP5210338B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5210338B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102258907B1 (ko) * | 2014-09-24 | 2021-06-01 | 엘에스전선 주식회사 | 광전케이블집합체의 장애감시시스템 및 장애감시방법 |
JP6052822B2 (ja) * | 2015-01-23 | 2016-12-27 | 日本電信電話株式会社 | 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 |
US11754465B2 (en) * | 2019-01-29 | 2023-09-12 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical pulse testing device and optical pulse testing method |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3346233B2 (ja) * | 1997-08-18 | 2002-11-18 | ケイディーディーアイ株式会社 | 光伝送線路監視装置 |
JP2003249898A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-09-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光伝送路監視システム |
JP2004104354A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光伝送路監視システム |
JP2006138757A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光ファイバ式多元センサシステム |
JP5032950B2 (ja) * | 2007-11-19 | 2012-09-26 | 日本電信電話株式会社 | 浸水検知装置および浸水検知方法 |
-
2010
- 2010-02-26 JP JP2010041890A patent/JP5210338B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011179845A (ja) | 2011-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2019172276A1 (ja) | 光ファイバケーブル監視方法および光ファイバケーブル監視システム | |
RU2650717C2 (ru) | Способ и система контроля состояния электрических кабелей | |
WO2009147963A1 (ja) | 光線路監視装置および光線路監視システム | |
CN110071762B (zh) | 一种基于高阶模式背向瑞利散射的少模光纤故障检测方法 | |
KR20140093515A (ko) | 광 링크 장애 감시장치 및 그 방법 | |
JP5313079B2 (ja) | 光ファイバの特性評価方法 | |
JP5210338B2 (ja) | 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 | |
CN101447832B (zh) | 一种测量超长距离光缆线路性能参数的方法 | |
JP4657024B2 (ja) | 光ファイバの浸水判定方法 | |
US9097615B2 (en) | Fiber signal loss event identification | |
US20050146711A1 (en) | Method for automatic testing of optical fibres in multibranch networks | |
JP5359326B2 (ja) | 光線路監視装置および光線路監視システム | |
JP5297989B2 (ja) | 測定装置、測定方法、およびプログラム | |
JP5313184B2 (ja) | 光通信線路監視システム及び光通信線路監視方法 | |
JP7331959B2 (ja) | 光ファイバの浸水を検知する装置及び方法 | |
JP4170230B2 (ja) | 光ファイバケーブルの劣化検知システム | |
JP2010212767A (ja) | Otdr測定器、光通信線路監視システム、及び光通信線路監視方法 | |
JP5493571B2 (ja) | Otdr波形判定方法 | |
WO2021245825A1 (ja) | マイクロベンドを検知する装置、方法及びプログラム | |
KR102620807B1 (ko) | Otdr 측정장치를 이용한 광케이블 감시 방법 | |
JP4901421B2 (ja) | 光線路試験システム | |
JP2007174597A (ja) | 線路監視装置付き光ケーブル線路、光ケーブル線路、光ケーブル線路の融着点検出方法 | |
JP4728991B2 (ja) | 光線路監視方法、光線路監視システム、および光線路監視装置とそのプログラム | |
JP7548321B2 (ja) | 光ファイバのマイクロベンド損失の増減傾向を検知する装置及び方法 | |
JP4822868B2 (ja) | 光ファイバの状況判定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5210338 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |