JP6050606B2 - 蓄電素子用の外装体の製造方法 - Google Patents

蓄電素子用の外装体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6050606B2
JP6050606B2 JP2012107779A JP2012107779A JP6050606B2 JP 6050606 B2 JP6050606 B2 JP 6050606B2 JP 2012107779 A JP2012107779 A JP 2012107779A JP 2012107779 A JP2012107779 A JP 2012107779A JP 6050606 B2 JP6050606 B2 JP 6050606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
bending
wall
bending region
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012107779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013235731A (ja
Inventor
林 圭一
圭一 林
隆志 柳井
隆志 柳井
武司 下薗
下薗  武司
中村 拓
拓 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GS Yuasa International Ltd
Original Assignee
GS Yuasa International Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GS Yuasa International Ltd filed Critical GS Yuasa International Ltd
Priority to JP2012107779A priority Critical patent/JP6050606B2/ja
Publication of JP2013235731A publication Critical patent/JP2013235731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6050606B2 publication Critical patent/JP6050606B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

Landscapes

  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

本発明は、電極体を内装する蓄電素子用の外装体の製造方法に関する。
従来から、各種機器の電力源に採用される蓄電素子として、正極及び負極を含む電極体と、電極体を収容する金属製の外装体とを備えたものが提供されている。
外装体は、開口部を有する胴部であって、電極体を包囲可能な胴部と、胴部の開口部を閉じる閉塞部とを備える。そして、この種の蓄電素子の外装体には、胴部及び閉塞部を展開した金属製の展開プレートを加工することで多面形状に形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
展開プレートは、図9に示す如く、閉塞部を形成するための第一領域50であって、平面視多角形状(図においては四角形状)に形成された第一領域50と、第一領域50の輪郭を構成する直線状のエッジEの全長に接続された第一曲げ領域51と、胴部を形成するための第二領域52であって、第一曲げ領域51を介して第一領域50に接続された第二領域52とを含む。
そして、この種の展開プレート5において、第一曲げ領域51及び第二領域52の数が、第一領域50の輪郭を構成する直線状のエッジ(辺)の数よりも少ない場合、第二領域52は、第一曲げ領域51の全長又は略全長に亘って接続される主壁領域520と、主壁領域520に対して横並びに接続された第二曲げ領域521と、第二曲げ領域521を介して主壁領域520に接続された副壁領域522とを含む。すなわち、第二領域52において、第一領域50の輪郭を構成する直線状のエッジE(当該第二領域52が第一曲げ領域51を介して接続されるエッジE)の延びる方向に主壁領域520、第二曲げ領域521及び副壁領域522が並んで設けられる。
これに伴い、上記構成の展開プレート5においては、第一曲げ領域51(第一領域50と第二領域52との境界)が曲げ加工されるとともに、第二領域52の第二曲げ領域521(主壁領域520と副壁領域522との境界)が曲げ加工される。これにより、第二領域52は、第一領域50の輪郭に沿った状態で、第一領域50に対して起立状態にされる。そして、第二領域52が一つの場合には、該第二領域52の両端(副壁領域522)同士が突合せ溶接され、第二領域52が二つ以上の場合には、隣り合う第二領域52の副壁領域522同士が突合せ溶接される。これにより、展開状態にあった第二領域52が連続して第一領域50の輪郭に即した多角環状の胴部となり、第一領域50が胴部の開口部に重なった閉塞部となる。
そして、上記の何れの場合においても、胴部の一部(第二領域52のうちの第二曲げ領域521及び副壁領域522)と、閉塞部の一部(第一領域50における第一曲げ領域51の接続されていないエッジE)とが非接続状態になる。これに伴い、非接続状態にある閉塞部の一部と胴部の一部とがレーザー溶接される。これにより、胴部の開口部が閉塞部によって密閉される。
特開2001−236929号公報
ところで、この種の展開プレート5において、第二領域52が第一曲げ領域51を介して第一領域50に接続されているため、第二領域52が第一領域50の外形に即して曲げ加工された状態で(第二曲げ領域521が曲げ加工された状態で)、図10に示す如く、第二領域52の第二曲げ領域521と第一領域50との間に隙間Sが形成されてしまう。
より具体的に説明すると、上記構成の展開プレート5においては、第一領域50と第二領域52との間に設けられた第一曲げ領域51が曲げ加工されることで、断面円弧状になった第一曲げ領域51の存在によって主壁領域520が第一領域50から離れた位置で起立し、主壁領域520と連続する第二曲げ領域521についても第一領域50から離れた位置に配置される。
そのため、展開プレート5を立体的にすることで形成される角部(第一領域50と曲げ加工された第二領域51とによって形成される角部)に奥行きを有する隙間Sが形成される結果、レーザー溶接するときに第二曲げ領域521と第一領域50とが互いに溶け込み難い状態になってしまう。
従って、非接続状態にある閉塞部の一部(展開プレート5における第一領域50)と胴部の一部(展開プレート5における第二領域52の第二曲げ領域521及び副壁領域522)とがレーザー溶接されるときに、それぞれが溶融するものの、これらが互いに溶け込まずに落下してしまうことがある。そのため、完成後の外装体における角部における液密性及び気密性が確保されない場合があった。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、展開プレートを曲げ加工及び溶接加工して蓄電素子用の外装体を作製するに当り、外装体における角部の液密性及び気密性を確保することのできる蓄電素子用の外装体の製造方法を提供することを課題とする。
本発明の蓄電素子用の外装体の製造方法は、開口部を有する胴部であって、電極体を包囲可能な多角環状の胴部と、前記開口部を閉じる平面視多角形状の閉塞部とを備えた蓄電素子用の外装体の製造方法であって、平面視多角形状に形成された第一領域と、該第一領域の輪郭を構成する直線状のエッジの全長に接続された第一曲げ領域と、該第一曲げ領域を介して第一領域に接続された第二領域とを備えた展開プレートであって、前記第二領域が、前記エッジの延びる方向と同方向における前記第一曲げ領域の全長又は略全長に亘って接続される主壁領域と、該主壁領域に対して前記エッジの延びる方向と同方向で横並びに且つ前記第一曲げ領域に連続して接続された第二曲げ領域と、該第二曲げ領域を介して前記主壁領域に接続された副壁領域とを含む展開プレートの前記第一曲げ領域を前記エッジと同方向に延びる仮想線上を曲げ支点にして曲げ加工するステップと、前記展開プレートの前記第二曲げ領域を前記エッジと交差する方向に延びる仮想線上を曲げ支点にして曲げ加工するステップと、曲げ加工された前記展開プレートの前記第一領域に対して前記第二曲げ領域及び前記副壁領域をレーザー溶接するステップとを備え、曲げ加工の対象となる前記展開プレートは、前記第二領域における前記第二曲げ領域及び前記副壁領域が前記主壁領域よりも前記第一曲げ領域の曲げ支点まで前記第一曲げ領域側に延在して形成されることを特徴とする。
上記方法によれば、曲げ加工するステップにおいて、第一曲げ領域(第一領域と第二領域との境界)が曲げ加工されるとともに、第二領域の第二曲げ領域(主壁領域と副壁領域との境界)が曲げ加工される。そして、上記方法においても、展開プレートが第一曲げ領域を備えているため、曲げ加工するステップを経ることで断面円弧状になった第一曲げ領域の存在によって主壁領域が第一領域から離れた位置で起立する。しかしながら、上記方法において、曲げ加工の対象となる展開プレートは、第二領域における第二曲げ領域及び副壁領域のうちの少なくとも第二曲げ領域が主壁領域よりも第一曲げ領域側に延在して形成されるため、第二曲げ領域を曲げ加工するステップにおいて、第二曲げ領域が円弧状に曲げられるときに、第一曲げ領域側に延在した部分も曲げられることになる。従って、第二曲げ領域の第一曲げ領域側に延在した部分が第一領域と近接した配置になる。これにより、曲げ加工された展開プレートの第一領域に対して第二曲げ領域及び副壁領域をレーザー溶接するステップにおいて、第一領域と副壁領域とが互いに溶け込み合い、また、第一領域と第二曲げ領域とが隙間無く溶け込み合う。従って、展開プレートを曲げ加工及び溶接加工して蓄電素子用の外装体を作製するに当り、外装体における角部の液密性及び気密性が確保される。
前記製造方法では、第二曲げ領域における第一曲げ領域側に延在する部分が第一曲げ領域と一体的になる。すなわち、第二曲げ領域が第一曲げ領域を介して連続的に形成された状態になる。これに伴い、第二曲げ領域の第一曲げ領域側に延在する部分が第一曲げ領域に対する曲げ加工と第二曲げ領域に対する曲げ加工によって三次元的に変形する。従って、曲げ加工するステップの後に、第二曲げ領域と第一領域との一体性が増し、溶接するステップにおいて、これらの溶け込みを十分に得ることができる。
また、前記製造方法では、曲げ加工するステップを経ることで、第二曲げ領域を第一領域に対して十分に接近させた状態にすることができ、レーザー溶接するステップでの溶け込みを十分に得ることができる。
さらに、前記製造方法では、曲げ加工するステップを経ることで、副壁領域が第一領域に接近した状態になる。従って、レーザー溶接するステップで第二曲げ領域だけでなく副壁領域も第一領域に対する溶け込みを十分に得ることができる。
以上のように、本発明によれば、展開プレートを曲げ加工及び溶接加工して蓄電素子用の外装体を作製するに当り、外装体における角部の液密性及び気密性を確保することができるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る蓄電素子用の外装体の製造方法によって作製された外装体を備える蓄電素子の全体斜視図である。 図2は、図1のI−I断面図である。 図3は、図1のII−II断面図である。 図4は、外装体の胴部及び一方の閉塞部を作製するための展開プレートの平面図である。 図5は、図4のA部拡大図である。 図6は、他方の閉塞部である蓋プレートの平面図である。 図7は、展開プレートを曲げ加工した状態(溶接前の状態)の部分拡大図であって、図7Aは、部分拡大正面図であり、図7Bは、部分拡大側面図である。 図8は、胴部上に他方の閉塞部(蓋プレート)を配置した状態(溶接前の状態)の部分拡大図であって、図8Aは、部分拡大正面図であり、図8Bは、部分拡大側面図である。 図9は、従来の外装体の胴部及び一方の閉塞部を作製するための展開プレートの平面図である。 図10は、従来の展開プレートを曲げ加工した状態(溶接前の状態)の部分拡大図である。
以下、本発明の一実施形態に係る蓄電素子用の外装体の製造方法(以下、単に製造方法という)について、添付図面を参照しつつ説明する。まず、製造方法の説明に先立ち、蓄電素子について概略説明する。
図1〜図3に示す如く、蓄電素子1は、正極及び負極を含む電極体10と、電極体10を収容する外装体11と、外装体11の外面上に配置された外部端子12とを備える。
そして、外装体11は、開口部を有する胴部13であって、電極体10を包囲可能な環状の胴部13と、胴部13の開口部を閉じる閉塞部14,15とを備える。
胴部13は、両端に開口部を有する。すなわち、胴部13は、全長に亘って貫通した内部空間を画定する。本実施形態において、胴部13は、角環状に形成される。
より具体的に説明すると、胴部13は、第一方向(図に示すX軸方向)に互いに間隔をあけて配置される一対の第一壁130,130と、第一方向と直交する第二方向(図に示すY軸方向)で互いに間隔をあけて配置される一対の第二壁131,131であって、一対の第一壁130,130間で互いに対向する一対の第二壁131,131とを有する。
一対の第一壁130,130のそれぞれにおける第二方向の両端は、隣り合う第二壁131,131の第一方向の端縁に接続されている。そして、第一壁130,130と第二壁131,131との接続部分は、丸みをもって形成されている。すなわち、第一壁130,130と第二壁131,131との境界領域は、第一方向及び第二方向のそれぞれと直交する第三方向(図に示すZ軸方向)に延びる仮想線を中心にして断面円弧状に形成されている。
一対の第一壁130,130及び一対の第二壁131,131のそれぞれは、第三方向に第一端と第二端とを有する。そして、一対の第一壁130,130の第一端及び一対の第二壁131,131の第一端によって一方の開口部が画定され、一対の第一壁130,130の第二端及び一対の第二壁131,131の第二端によって他方の開口部が画定されている。即ち、胴部13(第一壁130,第二壁131)は、第三方向の両端に四角状の開口部を形成している。
本実施形態において、胴部13は、扁平している。具体的には、第一方向における胴部13の長さ(外寸)が、第二方向における胴部13の長さ(外寸)よりも長く設定されている。すなわち、本実施形態において、第一壁130の第二方向の長さは、第二壁131の第一方向の長さよりも短く設定されている。
そして、胴部13が両端に開口部を有するに伴い、閉塞部14,15は、胴部13の開口部に対応して一対設けられる。一対の閉塞部14,15のうちの一方の閉塞部(以下、第一閉塞部という)14は、胴部13の一方の開口部を密閉している。
本実施形態において、第一閉塞部14は、胴部13の開口部に対応して略四角形状に形成される。これにより、第一閉塞部14は、第一方向に第一端と反端側の第二端とを有するとともに、第二方向に第三端と反対側の第四端とを有する。
そして、胴部13が扁平状に形成されるに伴い、第一方向における第一閉塞部14の長さが第二方向における長さよりも長く設定されている。また、上述の如く、第一壁130と第二壁131との接続部分が丸みをもって形成されるに伴い、第一閉塞部14の四つの角部は、第一壁130と第二壁131との接続部分と対応して丸みをもって形成される。
そして、第一閉塞部14の第一端は、全長に亘って一方の第一壁130の第一端に接続され、第一閉塞部14の第二端は、全長に亘って他方の第一壁130の第一端に接続されている。また、第一閉塞部14の第三端は、全長に亘って一方の第二壁131の第一端に接続され、第一閉塞部14の第四端は、全長に亘って他方の第二壁131の第一端に接続されている。これにより、胴部13及び第一閉塞部14は、有底筒状の容器を構成している。すなわち、第一閉塞部14は、容器の底部を構成している。なお、本実施形態においては、第一閉塞部14と第二壁131との接続部分についても丸みをもって形成される(断面円弧状に形成される)。すなわち、第一閉塞部14と第二壁131との境界領域は、第一方向に延びる仮想線を中心にして断面円弧状に形成されている。
一対の閉塞部14,15のうちの他方の閉塞部(以下、第二閉塞部という)15は、胴部13の他方の開口部を密閉している。
本実施形態において、第二閉塞部15は、胴部13の開口部に対応して略四角形状に形成される。これにより、第二閉塞部15は、第一方向に第一端と反端側の第二端とを有するとともに、第二方向に第三端と反対側の第四端とを有する。
そして、胴部13が扁平状に形成されるに伴い、第一方向における第二閉塞部15の長さも第二方向の長さよりも長く設定されている。また、上述の如く、第一壁130と第二壁131との接続部分が丸みをもって形成されるに伴い、第二閉塞部15の四つの角部は、第一壁130と第二壁131との接続部分と対応して丸みをもって形成される。
そして、第二閉塞部15は、胴部13内(胴部13及び第一閉塞部14によって構成される容器)内に電極体10が入れられた後に、胴部13の開口端上に配置された上で、全周に亘って胴部13に接続される。すなわち、第二閉塞部15の第一端は、全長に亘って一方の第一壁130の第二端に接続され、第二閉塞部15の第二端は、全長に亘って他方の第一壁130の第二端に接続されている。また、第二閉塞部15の第三端は、全長に亘って一方の第二壁131の第二端に接続され、第二閉塞部15の第四端は、全長に亘って他方の第二壁131の第二端に接続されている。
従って、本実施形態に係る外装体11において、胴部13及び第一閉塞部14が容器を構成し、第二閉塞部15が容器の開口を閉塞する蓋部を構成している。なお、本実施形態において、外部端子12は第二閉塞部15の外面上に配置され、外装体11内の電極体10に電気的に接続される。
上記構成の外装体11は、第一閉塞部14及び胴部13を展開させた展開プレート2(図4参照)と、第二閉塞部15を構成する蓋プレート3(図6参照)とで作製される。
展開プレート2は、金属プレートを打ち抜いたもので、図4に示す如く、第一閉塞部14になる第一領域20と、胴部13になる第二領域21とを備える。より具体的には、展開プレート2は、平面視多角形状に形成された第一領域20と、第一領域20の輪郭を構成する直線状のエッジEの全長に接続された第一曲げ領域22と、第一曲げ領域22を介して第一領域20に接続された第二領域21とを備える。なお、図4において、便宜上各領域の境界(エッジ)が二点鎖線で示されている。
第一領域20は、第一閉塞部14と対応した形状及びサイズに設定される。従って、本実施形態に係る第一領域20は、第一閉塞部14と同サイズの四角形状に形成される。これに伴い、第一領域20は、第一方向に第一端とその反対側の第二端とを有し、第二方向に第三端とその反対側の第四端とを有する。すなわち、第一領域20の輪郭は、それぞれが直線状をなす四つのエッジ(第一端、第二端、第三端、第四端)によって構成される。なお、本実施形態において、第一領域20の輪郭を構成するエッジ同士が接続される角部は丸みをもって形成される。そして、第一方向における第一領域20の長さは、第二方向における第一領域20の長さよりも長く設定されている。
本実施形態において、第一曲げ領域22及び第二領域21は、第一領域20の二つのエッジE,E(第三端及び第四端)のそれぞれに接続されている。すなわち、第一曲げ領域22及び第二領域21は、それぞれ二つずつ設けられている。
第一曲げ領域22は、完成後の胴部13の第二壁131と第一閉塞部14との境界領域になる領域である。これに伴い、第二方向における第一曲げ領域22の長さ(幅)は、完成後における第一閉塞部14と第一壁130との間の丸み(曲率半径)に応じて設定される。すなわち、第二方向における第一曲げ領域22の長さは、プレスブレーキによる曲げ加工の許容曲げ半径(自己の厚みに対応した曲げ半径)に応じて設定される。そして、第一曲げ領域22の曲げ支点は、当該第一曲げ領域22の接続されたエッジ(第三端又は第四端)Eと同方向に延びる仮想線上に設定される。本実施形態において、第二方向における中央又は略中央を通って第一方向に延びる仮想線が第一曲げ領域22の曲げ支点(曲げ中心線)BL(図5参照)に設定されている。
第二領域21,21は、第二壁131になる主壁領域210と、第一壁130になる副壁領域211とを含む。より具体的に説明すると、第二領域21は、第一曲げ領域22を介して接続されるエッジ(第三端又は第四端)Eの延びる方向と同方向における第一曲げ領域22の全長又は略全長に亘って接続される主壁領域210と、主壁領域210に対して前記エッジEの延びる方向と同方向で横並びに接続された第二曲げ領域212と、第二曲げ領域212を介して主壁領域に接続された副壁領域211とを含む。
主壁領域210は、上述の如く、完成後の第二壁131になる領域である。これに伴い、主壁領域210は、四角形状に形成され、第二方向に第一端及び第二端を有するとともに、第一方向に第三端及び第四端を有する。そして、主壁領域210の第一端は、全長に亘って第一曲げ領域22に接続されている。
第二曲げ領域212は、完成後の胴部13の第一壁130と第二壁131との境界領域になる領域である。第二曲げ領域212は、平面視四角形状に形成され、第二方向に第一端と反端側の第二端とを有するとともに、第一方向に第三端と反端側の第四端とを有する。そして、第二曲げ領域212の第三端は、主壁領域210に接続されている。本実施形態において、第二曲げ領域212及び副壁領域211は、主壁領域210の両側に設けられている。これに伴い、一方の第二曲げ領域212の第三端は、全長に亘って第一方向における主壁領域210の第三端に接続され、他方の第二曲げ領域212の第三端は、全長に亘って第一方向における主壁領域210の第四端に接続されている。
そして、第一方向における第二曲げ領域212の長さ(幅)は、完成後における第一壁130と第二壁131との間の丸み(曲率半径)に応じて設定される。すなわち、第一方向における第二曲げ領域212の長さは、プレスブレーキによる曲げ加工の許容曲げ半径(自己の厚みに対応した曲げ半径)に応じて設定される。そして、第二曲げ領域212の曲げ支点は、当該第二曲げ領域212が間接的に接続されたエッジ(第三端又は第四端)Eと直交する方向に延びる仮想線上に設定される。本実施形態において、第一方向における中央又は略中央を通って第一方向と直交する方向に延びる仮想線が第二曲げ領域212の曲げ中心線に設定されている。
第二領域21における第二曲げ領域212及び副壁領域211のうちの少なくとも第二曲げ領域212が主壁領域210よりも第一曲げ領域22側に延在している。本実施形態において、第二曲げ領域212は、第一曲げ領域22の曲げ支点(曲げ中心線)BLまで延在している。
より具体的には、図5に示す如く、第二曲げ領域212の第一端は、主壁領域210と第一曲げ領域22との境界を越えた位置に配置されている。本実施形態において、第二曲げ領域212の第一端は、第一曲げ領域22の曲げ中心線BLと同列になる位置に配置されている。これに対し、第二曲げ領域212の第二端は、主壁領域210の第二端と連続して第一方向に延びている。従って、第二方向における第二曲げ領域22の長さは、同方向における主壁領域210の長さよりも長く設定される。そして、本実施形態において、第二曲げ領域212の第一端は、第一曲げ領域22と接続されている。すなわち、第二曲げ領域22は第一曲げ領域22と連続して形成されている。
副壁領域211は、第二壁131,131における第二方向の半分の領域に対応した領域である。副壁領域211は、図4に示す如く、平面視四角形状に形成され、第二方向に第一端及び第二端を有するとともに、第一方向に第三端及び第四端を有する。そして、副壁領域211の第三端は、第二曲げ領域212に接続されている。本実施形態において、副壁領域211は、主壁領域210の両側に設けられている。これに伴い、一方の副壁領域211の第三端は、全長に亘って一方の第二曲げ領域212の第四端に接続され、他方の副壁領域211の第三端は、全長に亘って他方の第二曲げ領域212の第四端に接続されている。
本実施形態において、副壁領域211は、図5に示す如く、第二曲げ領域212と同量で第一曲げ領域22側に延在している。具体的には、副壁領域211の第一端は、主壁領域210と第一曲げ領域22との境界を越えた位置に配置されている。本実施形態において、副壁領域211の第一端は、第一曲げ領域22の曲げ中心線BLと同列になる位置に配置されている。すなわち、副壁領域211の第一端は第二曲げ領域212の第一端と同列をなして第一方向に延びている。これに対し、第二曲げ領域22の第二端は、図4に示す如く、主壁領域210の第二端と連続して第一方向に延びている。従って、第二方向における第二曲げ領域22の長さは、同方向における主壁領域210の長さよりも長く設定される。すなわち、第二方向における副壁領域211の長さは、第二方向における第二曲げ領域212の長さと同一又は略同一に設定される。
蓋プレート3は、図6に示す如く、完成後の第二閉塞部15の形状に対応して形成される。従って、本実施形態に係る蓋プレート3は、平面視四角形状に形成される。これに伴い、蓋プレート3は、第二方向の第一端及び第二端を有するとともに、第一方向に第三端及び第四端を有する。また、本実施形態において、第一方向における蓋プレート3の長さは、第二方向における蓋プレート3の長さよりも長く設定されている。なお、図において採番しないが、蓋プレート3には、外部端子12と電極体10とを導通させるための孔が設けられる。
展開プレート2及び蓋プレート3は、以上の通りである。続いて、これらを用いて外装体11を作製する方法(手順)について説明する。
まず、展開プレート2が曲げ加工される。より具体的には、展開プレート2は、図7A及び図7Bに示す如く、第一領域20と第二領域21,21(主壁領域210)との境界領域である第一曲げ領域22が曲げ加工されるとともに、主壁領域210と副壁領域211との境界領域である第二曲げ領域212が曲げ加工される。すなわち、第一曲げ領域22は、プレスブレーキのボルスターとスライドとに挟まれ、第一曲げ領域22における第二方向の中央又は略中央を通って第二方向に延びる仮想線(曲げ中心線BL)上がスライドに押される。また、第二曲げ領域212は、プレスブレーキのボルスターとスライドとに挟まれ、第二曲げ領域212における第一方向の中央又は略中央を通って第一方向と直交する方向に延びる仮想線(曲げ中心線)上がスライドに押される。これにより、第一曲げ領域22が第二方向に円弧状に曲げられ、第二曲げ領域212が第一方向に円弧状に曲げられる。なお、第一曲げ領域22及び第二曲げ領域212に対する曲げ加工は、何れを先に行ってもよい。
このように、展開プレート2が曲げ加工されることで、一対の第二領域21,21のそれぞれが、第一領域20に対して直角又は略直角をなすように、第一領域20に対して起立した状態にされる。すなわち、各第二領域21,21における主壁領域210及び副壁領域211は、互いに直角又は略直角をなした状態で、第一領域20に対して起立した状態にされる。
これにより、一方の第二領域21の主壁領域210は、第一領域20の第一端に沿って起立する。これに伴い、一方の第二領域21において、一方の副壁領域211が第一領域20の第一端上で起立するともに、他方の副壁領域211が第一領域20の第二端上で起立する。これに対し、他方の第二領域21の主壁領域210は、第一領域20の第二端に沿って起立する。これに伴い、他方の第二領域21において、一方の副壁領域211が第一領域20の第一端上で起立するともに、他方の副壁領域211が第一領域20の第二端上で起立する。
本実施形態において、上述の如く、展開プレート2が第一曲げ領域22を備えているため、第一曲げ領域22を曲げ加工するステップを経ることで断面円弧状になった第一曲げ領域22の存在により、主壁領域210が第一領域20から離れた位置で起立する。
しかしながら、主壁領域210に接続された第二曲げ領域212は、主壁領域210よりも第一曲げ領域22側に延在しているため、第二曲げ領域212が上述の如く円弧状に曲げられると、第一曲げ領域22側に延在した部分も同様に曲げられることになる。従って、第二曲げ領域212の第一曲げ領域22側に延在した部分の存在により、第一領域20との間を埋められた状態になる。
本実施形態において、第二曲げ領域212が第一曲げ領域22に連続して形成されているため、第二曲げ領域212が第一曲げ領域22を介して第一領域20と連続することになる。これにより、第二曲げ領域212の第一曲げ領域22側に延在する部分が第一曲げ領域22に対する曲げ加工と第二曲げ領域212に対する曲げ加工によって三次元的に変形し、角部に隙間が形成されることが防止される。また、本実施形態において、副壁領域211のそれぞれは、第二曲げ領域212と同量で第一曲げ領域22側に延在して形成されているため、第一領域20に対して接近した状態で起立する。
また、この状態で、一対の第二領域21,21の一方の副壁領域211の第四端同士が近接した状態で対向し、一対の第二領域21,21の他方の副壁領域211の第四端同士が近接した状態で対向した状態になる。これに伴い、互いに近接した副壁領域211の第四端同士が突合せ溶接される。
より具体的に説明すると、副壁領域211の第四端同士が近接した状態にされた後、互いに近接した副壁領域211の第四端同士がレーザー溶接機を用いて突合せ溶接される。このとき、副壁領域211の第一端上が溶接開始位置SP1に設定され、副壁領域211の第二端側が溶接終了位置に設定される。このように、副壁領域211同士が溶接されることで、一対の第二領域21,21は、互いに連なり、角環状の胴部13となる。また、これに伴い、第一領域20は、胴部13の開口端上に配置された第一閉塞部14となる。
この状態で、胴部13の外周(展開プレート2における第二曲げ領域212及び副壁領域211と、第一閉塞部14の端部とがレーザー溶接される。本実施形態においては、副壁領域211の第四端同士がレーザー溶接されて胴部13が形成されるため、胴部13には、第一閉塞部14と面直交する方向に延びる溶接ラインWLが形成される(図7B参照)。これに伴い、胴部13と第一閉塞部14とを溶接するに当り、溶接ラインWL上が溶接開始位置SP1に設定される。従って、本実施形態においては、胴部13の第二壁131のうちの第二方向における半分の領域と第一閉塞部14とが溶接された後、胴部13の第二壁131のうちの第二方向における残りの半分の領域と第一閉塞部14とが溶接される。
本実施形態において、展開プレート2を曲げ加工することで、第二曲げ領域212の第一曲げ領域22側に延在した部分が第一領域20と近接した配置になっているため、上述の如く、レーザー溶接するに当り、第一領域20(第一閉塞部14)と第二曲げ領域212(胴部13の第一壁130と第二壁131との境界領域)とが溶け落ちることなく互いに溶け込み合う。特に、本実施形態においては、上述の如く、第二曲げ領域212の第一曲げ領域22側に延在する部分が第一曲げ領域22に対する曲げ加工と第二曲げ領域212に対する曲げ加工によって三次元的に変形しているため、レーザー溶接によって第一閉塞部14(第一領域20)と胴部13(第二領域21)とによって形成される角部全体が溶け込み合う。また、副壁領域211(胴部13の第一壁130)が第一領域20(第一閉塞部14)に接近しているため、この部分についてもレーザー溶接によって溶け落ちることなく互いに溶け込み合うことになる。これにより、胴部13と第一閉塞部14との非接続部分全体が互いに溶け込みあい、胴部13と第一閉塞部14との間の液密性及び気密性が確保される。
この状態で、胴部13及び第一閉塞部14は、一面に開口を形成した容器を構成する。すなわち、胴部13の第一壁130,130及び第二壁131,131の第二端で開放した開口部が形成され、胴部13の第一壁130,130及び第二壁131,131の第一端で形成される開口部が第一閉塞部14によって密閉された容器が形成される。従って、この状態で第一閉塞部14は、容器の底部を構成する。
本実施形態においては、胴部13(容器)の開口から該胴部13内に電極体10が挿入された上で、図8A及び図8Bに示す如く、第二閉塞部15(蓋プレート3)が胴部13の開口端上に配置(配置)される。この状態で、胴部13の外周全周と、第二閉塞部15の全周とがレーザー溶接される。本実施形態において、上述の如く、胴部13に溶接ラインWLが形成されるため、該溶接ラインWL上が溶接開始位置SP2に設定される。これに伴い、胴部13と第二閉塞部15とを溶接するに当り、一方の第一壁130及び該第一壁130の両側にある第二壁131,131のそれぞれの第二方向における半分の領域が第二閉塞部15と溶接された後、他方の第一壁130及び該第一壁130の両側にある第二壁131,131のそれぞれの第二方向における半分の領域(残りの半分の領域)が第二閉塞部15と溶接される。これにより、胴部13と第二閉塞部15とが溶け込み、胴部13と第二閉塞部15との間の液密性及び気密性が確保される。
以上のように、本実施形態に係る蓄電素子1用の外装体11の製造方法によれば、展開プレート2を曲げ加工するステップを得ることで、第二曲げ領域212の第一曲げ領域22側に延在した部分が第一領域20と近接した配置になるため、レーザー溶接するステップにおいて、第一領域20(第一閉塞部14)と第二曲げ領域212(第一壁130と第二壁131との境界領域)とを互いに溶け込ますことができる。
特に、本実施形態においては、第二曲げ領域212が第一曲げ領域22に連続して形成されるため、第二曲げ領域212における第一曲げ領域22側に延在する部分が第一曲げ領域22と一体的になる。すなわち、第二曲げ領域212が第一曲げ領域22を介して連続的に形成された状態になり、第一曲げ領域に対する曲げ加工と第二曲げ領域に対する曲げ加工によって第二曲げ領域212の第一端部が三次元的に変形する。従って、曲げ加工するステップの後に、第二曲げ領域212と第一領域20との一体性が増し、溶接するステップにおいて、これらの溶け込みを十分に得ることができる。
また、第二曲げ領域212が第一曲げ領域22の曲げ支点(曲げ中心線BL)まで延在しているため、曲げ加工するステップを経ることで、第二曲げ領域212を第一領域20に対して十分に接近させた状態にすることができ、レーザー溶接するステップでの溶け込みを十分に得ることができる。
さらに、副壁領域211が第二曲げ領域212と同量で第一曲げ領域22側に延在して形成されるため、曲げ加工するステップを経ることで、副壁領域211を第一領域20に接近させた状態で配置することができ、レーザー溶接するステップにおいて、第二曲げ領域212だけでなく副壁領域211も第一領域20に対する溶け込みを十分に得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更し得ることは勿論である。
上記実施形態において、一枚の展開プレート2が曲げ加工及び溶接加工されることで、第一閉塞部14及び胴部13(容器)が形成されたが、これに限定されない。例えば、上記展開プレート2に対して第二閉塞部15になる領域を設け、外装体11全体を一枚の展開プレート2で作製してもよい。また、上記実施形態において、第一曲げ領域22及び第二領域21のそれぞれを二つずつ備えた展開プレート2を一例に説明したが、これに限定されない。例えば、第一曲げ領域22及び第二領域21のそれぞれを一つ備えた展開プレート2や、第一曲げ領域22及び第二領域21のそれぞれを三つ以上備えた展開プレート2であってもよい。すなわち、胴部13の一部又は全部となる第二領域21であって、閉塞部になる第一領域20の輪郭を構成する直線状のエッジEに第一曲げ領域22を介して接続される主壁領域210と、主壁領域210と直接連続する第二曲げ領域212とを含む第二領域21を備えた展開プレート2であってもよい。この場合においても、第二領域21の第二曲げ領域212及び副壁領域211のうちの少なくとも第二曲げ領域212が主壁領域210よりも第一曲げ領域22側に延在することで、上記実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
上記実施形態において、副壁領域211の第一端側を第二曲げ領域212の第一端側と同様に、第一曲げ領域22側に延在させたが、これに限定されない。例えば、第二領域21のうちの第二曲げ領域212のみが第一曲げ領域22側に延在されてもよい。但し、レーザー溶接の確実性(液密性及び気密性の確実性)を高めるには、副壁領域211についても第一曲げ領域22側に延在させることが好ましいことは言うまでもない。
また、上記実施形態において、胴部13が角環状(四角状)に形成されたが、これに限定されない。例えば、胴部13の外周上に角部が三つ以上形成される多面体状の外装体を作製する場合に適用可能である。
上記実施形態において、第二閉塞部15の外周全周が胴部13に対して溶接されること前提に説明したが、これに限定されない。例えば、第二閉塞部15が胴部13に対して溶接以外の方法で取り付けられるものであってもよい。従って、本発明は、胴部13と閉塞部14,15とをレーザー溶接することを前提に、胴部13の何れか一方の開口部が開放した上記容器を外装体11として製造することを包含する。また、上記実施形態において、特に言及しなかったが、本発明における「蓄電素子」の用語は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の各種電池、キャパシタ(電気二重層キャパシタ等)を包含する。
1…蓄電素子、2…展開プレート、3…蓋プレート、10…電極体、11…外装体、12…外部端子、13…胴部、14…第一閉塞部(閉塞部)、15…第二閉塞部(閉塞部)、20…第一領域、21…第二領域、22…第一曲げ領域、130…第一壁、131…第二壁、210…主壁領域、211…副壁領域、212…第二曲げ領域、BL…曲げ支点(曲げ中心線)、E…エッジ、SP1,SP2…溶接開始位置、WL…溶接ライン

Claims (1)

  1. 開口部を有する胴部であって、電極体を包囲可能な多角環状の胴部と、前記開口部を閉じる平面視多角形状の閉塞部とを備えた蓄電素子用の外装体の製造方法であって、平面視多角形状に形成された第一領域と、該第一領域の輪郭を構成する直線状のエッジの全長に接続された第一曲げ領域と、該第一曲げ領域を介して第一領域に接続された第二領域とを備えた展開プレートであって、前記第二領域が、前記エッジの延びる方向と同方向における前記第一曲げ領域の全長又は略全長に亘って接続される主壁領域と、該主壁領域に対して前記エッジの延びる方向と同方向で横並びに且つ前記第一曲げ領域に連続して接続された第二曲げ領域と、該第二曲げ領域を介して前記主壁領域に接続された副壁領域とを含む展開プレートの前記第一曲げ領域を前記エッジと同方向に延びる仮想線上を曲げ支点にして曲げ加工するステップと、前記展開プレートの前記第二曲げ領域を前記エッジと交差する方向に延びる仮想線上を曲げ支点にして曲げ加工するステップと、曲げ加工された前記展開プレートの前記第一領域に対して前記第二曲げ領域及び前記副壁領域をレーザー溶接するステップとを備え、曲げ加工の対象となる前記展開プレートは、前記第二領域における前記第二曲げ領域及び前記副壁領域が前記主壁領域よりも前記第一曲げ領域の曲げ支点まで前記第一曲げ領域側に延在して形成されることを特徴とする蓄電素子用の外装体の製造方法。
JP2012107779A 2012-05-09 2012-05-09 蓄電素子用の外装体の製造方法 Active JP6050606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107779A JP6050606B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 蓄電素子用の外装体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107779A JP6050606B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 蓄電素子用の外装体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013235731A JP2013235731A (ja) 2013-11-21
JP6050606B2 true JP6050606B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=49761701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012107779A Active JP6050606B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 蓄電素子用の外装体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6050606B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11387508B2 (en) 2019-07-04 2022-07-12 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery
US11469462B2 (en) 2019-04-19 2022-10-11 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery
US11489223B2 (en) 2019-06-10 2022-11-01 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6548031B2 (ja) * 2015-12-10 2019-07-24 トヨタ自動車株式会社 密閉型電池の製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325862U (ja) * 1976-08-06 1978-03-04
JPH06321235A (ja) * 1993-04-30 1994-11-22 Kinpoudou Matsumoto Kogyo Kk 化粧角缶
JPH09213284A (ja) * 1996-02-02 1997-08-15 Sony Corp 電池と電池の製造方法
JP2001236929A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Sumitomo Metal Ind Ltd チタン製電池ケース
JP2002198011A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 角型非水電解液二次電池
JP5483457B2 (ja) * 2010-12-20 2014-05-07 アイダエンジニアリング株式会社 電池、電池収容容器及び製造方法
JP6142466B2 (ja) * 2011-05-25 2017-06-07 株式会社Gsユアサ 電池の製造方法、および、電池

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11469462B2 (en) 2019-04-19 2022-10-11 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery
US11489223B2 (en) 2019-06-10 2022-11-01 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery
US11387508B2 (en) 2019-07-04 2022-07-12 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013235731A (ja) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6050606B2 (ja) 蓄電素子用の外装体の製造方法
JP6024092B2 (ja) 金属容器の製造方法、金属容器、蓄電素子及び蓄電モジュール
JP5821605B2 (ja) 二次電池
CN103137907A (zh) 蓄电元件
CN102800888A (zh) 电池的制造方法及电池
JP6331818B2 (ja) 組電池
JP6536885B2 (ja) 電池容器の製造方法および電池容器
JP6548031B2 (ja) 密閉型電池の製造方法
WO2014069575A1 (ja) 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法
JP2016038995A (ja) 蓄電装置および蓄電装置の製造方法
JP5932323B2 (ja) 二次電池及び二次電池の製造方法
JP2019096412A (ja) 組電池及びその外装容器
KR102087614B1 (ko) 전지 용기, 필름 포장 전지 및 이들의 제조 방법
JP5997929B2 (ja) 蓄電素子用の外装体の製造方法
JP6357944B2 (ja) 組電池
JP5838837B2 (ja) 電極収納セパレータ、蓄電装置及び車両
JP6244279B2 (ja) 蓄電装置、及び蓄電装置の製造方法
CN108475739A (zh) 蓄电设备及其制造方法
JP6210371B2 (ja) 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法
JP6806001B2 (ja) 蓄電装置
JP6031958B2 (ja) 密閉容器及び密閉容器の製造方法
JP2015069962A (ja) 蓄電素子
US20240297375A1 (en) Insulation holder and electricity storage device
JP2015018680A (ja) 蓄電素子、及び蓄電素子の製造方法
JP2013098137A (ja) 密閉型電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160401

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6050606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250