JP6049405B2 - 押し絵吊し雛 - Google Patents

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本発明は、三月節句を祝う雛飾りの装飾として押し絵を吊して飾る押し絵吊し雛に関する。
従来より、雛飾りには、一段の平飾りから七段の十五人飾りまで多くの種類があり、飾る場所や好みによって自由に選択することができるようになっている。特に、雛人形の内でも雛飾りの主体である親王が中心となって三人官女や五人囃子などと共に飾っている。
また、雛壇の内の一段を広くして蹴鞠を行う施設を設置し、蹴鞠を再現して飾るようにしたものもある(特許文献1参照)。
ところで、雛飾りの装飾として、スタンドに複数の押し絵を紐で吊して飾る押し絵吊し雛がある。この押し絵吊し雛は、雛壇の側方などにおいて雛飾りとは別途に配置されている。具体的には、スタンドの上端に設けられた吊し具に対し鉛直軸回りに回転自在に支持され、かつ内部に収容された駆動機構により回転する回転体と、この回転体の下端に回転一体に取り付けられた環状のさげ輪とを備えている。そして、さげ輪には、その周方向に等間隔で紐が吊下され、それぞれの紐に取り付けた押し絵を回転体の回転に伴い回転させて、押し絵吊し雛を雛飾りの装飾として優雅に演出するようにしている。
実登3065164号公報
ところが、前記押し絵吊し雛では、駆動機構を内部に収容した回転体の下端にさげ輪が取り付けられている。このため、さげ輪がスタンド上端の吊し具から回転体の上下高さ分だけ下方に位置し、このさげ輪に吊下される紐に取り付けた押し絵は、スタンド上端から間延びした下方位置で回転することになる。しかも、紐自体の長さも短くなって、取り付けられる押し絵の数も自ずと制限されてしまう。
その場合、スタンドの高さを高くすれば、下方に位置する押し絵の間延び感も緩和される上、押し絵の数も多くできる。しかし、押し絵吊し雛はあくまでも雛飾りの装飾にすぎないものであるため、スタンドを高くすれば主役の雛飾りの存在を脅かしてしまうおそれもあり、安易にスタンドを高くできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スタンドを高くすることなく、押し絵の間延び感を解消しつつ押し絵の数も多くすることができる押し絵吊し雛を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、三月節句を祝う雛飾りの装飾として用いられ、スタンドに複数の押し絵を紐で吊して飾る押し絵吊し雛を前提とする。更に、前記スタンドの上端に設けられた吊し具に対し鉛直軸回りに回転自在に支持され、内部に収容された駆動機構により回転する回転体と、この回転体に回転一体に取り付けられた環状のさげ輪と、を備える。そして、前記紐を、前記さげ輪の周方向に等間隔で吊下するとともに、前記さげ輪を、前記回転体に設けられた取付部に保持されて当該回転体の上下寸法範囲内に収容することを特徴としている。
また、前記回転体を、前記さげ輪の内周面に収容可能な略筒形状に形成するとともに、前記取付部を、前記回転体の下端より外方へ膨出して前記さげ輪の下面を保持する鍔状に形成し、前記さげ輪と前記回転体との互いの上下寸法を略一致させていてもよい。
また、前記回転体に、駆動機構による回転時に音色を奏でるオルゴールを収容していてもよい。
更に、前記回転体に、リモコンスイッチからのON/OFF信号を受信して前記駆動機構を駆動させる信号受信部を設けていてもよい。
以上、要するに、環状のさげ輪を回転体の取付部に保持して当該回転体の上下寸法範囲内に収容することで、さげ輪がスタンド上端の吊し具に吊した回転体の上下寸法範囲内に位置することになる。このため、さげ輪に吊下される紐に取り付けた押し絵が、スタンド上端から間延びした下方位置で回転することがなく、回転体の上下寸法範囲内から下方で回転して、押し絵の間延び感を解消することができる。しかも、さげ輪がスタンド上端の吊し具に吊した回転体の上下寸法範囲内に位置することで、紐自体の長さも長くなり、取り付けられる押し絵の数も多くすることができる。更に、スタンドの高さを高くする必要がないので、主役の雛飾りの存在を脅かすこともなく、押し絵吊し雛を雛飾りの装飾として優雅に演出することができる。
また、取付部を、さげ輪の内周面に収容した回転体の下端より外方へ膨出させてさげ輪の下面を保持する鍔状に形成し、さげ輪と回転体との互いの上下寸法を略一致させることで、回転体がさげ輪の上下寸法範囲内にすっきりと収まり、見栄えを向上させつつ、回転体による押し絵の間延び感や押し絵の数量限定といった不具合を確実に解消することができる。
また、駆動機構による回転時に音色を奏でるオルゴールを回転体に収容することで、回転体の回転時にオルゴールが奏でる音色によって押し絵吊し雛を雛飾りの装飾としてより優雅に演出することができる。
更に、リモコンスイッチからのON/OFF信号を受信して駆動機構を駆動させる信号受信部を回転体に設けることで、回転体をリモコンスイッチによる遠隔操作により回転/停止させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る押し絵吊し雛の斜視図である。 図1の押し絵吊し雛の回転体の蓋体を外した状態で側方から見た本体の側面図である。 図2の回転体の取付部付近での斜視図である。 図1の押し絵吊し雛をスタンドから外して上方から見た平面図である。 図1の押し絵吊し雛のさげ輪の嵌合部材の斜視図である。 図5の嵌合部材の縦断面図である。 図4の押し絵吊し雛を側方から見た側面図である。 第1の実施の形態の変形例に係るさげ輪の平面図である。 図8のさげ輪の側面図である。 第1の実施の形態のその他の変形例に係るさげ輪の平面図である。 図10のさげ輪の側面図である。 本実施の形態のその他の変形例に係るさげ輪の平面図である。 図12のさげ輪の側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る押し絵吊し雛の斜視図である。 図14の押し絵吊し雛の回転体の縦断側面図である。 図15の押し絵吊し雛をスタンドから外して上方から見た平面図である。 図16の押し絵吊し雛を側方から見た側面図である。 本実施の形態のその他の変形例に係るさげ輪の平面図である。 図18のさげ輪の縦断側面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る押し絵吊し雛の斜視図を示し、この図1を用いて、本発明の第1の実施の形態に係る押し絵吊し雛1について説明する。
図1に示すように、押し絵吊し雛1は、三月節句を祝う雛飾りの装飾として用いられ、スタンド2に複数種類の押し絵11やまり玉12を紐13で吊して飾られるものである。押し絵11は、厚紙で型を切り抜いて中に綿を含ませた羽二重やその他のきれでくるみ、面相や彩色をほどこして作成される。まり玉12は、紐13が挿通可能な挿通孔を中心に有する樹脂製の玉を羽二重やその他のきれでくるんで作成される。紐13には、押し絵11とまり玉12とが等間隔で交互に組み合わせて5個取り付けられている。
スタンド2は、略矩形状の載置台21と、この載置台21上より上方へ立設され、上端部より円弧を描いて略水平方向へ延びる支柱22とを備えている。この支柱22の先端には吊し具23が取り付けられ、この吊し具23に押し絵吊し雛1が吊されている。
押し絵吊し雛1は、吊し具23に対し鉛直軸回りに回転自在に支持され、後述するケーシング30の内部に収容された駆動機構31により回転する回転体3と、この回転体3に回転一体に取り付けられた環状のさげ輪4とを備えている。さげ輪4には、その周方向等間隔置きの7箇所に開口する挿通孔44が設けられている。この各挿通孔44には、押し絵11とまり玉12とを交互に取り付けた紐13が外方から挿通されて内周面側で止着されている。また、回転体3の下端には留め具39が設けられ、この留め具39に、まり玉12のみを等間隔に7つ取り付けた紐13が止着されている。なお、本実施の形態では、押し絵11とまり玉12とを組み合わせて紐13に5個取り付けたが、その個数はこれに限定されるものではなく、郷土や風土に則して個数が任意に決められる。また、留め具39に止着した紐13に取り付けられるまり玉12の個数についても、これに限定されることなく、郷土や風土に則して個数が任意に決められる。
図2は押し絵吊し雛1の回転体3の蓋体を外した状態で側方から見た本体の側面図を示している。この図2において、回転体3は、駆動機構31を略円形の薄箱状のケーシング30内に収容している。ケーシング30は、その軸線方向で本体301と蓋体302とに分割されている。本体301及び蓋体302は、共に有底円筒形状に形成され、互いの開口面同士を合わせた状態で、図示しない複数のビスによって止着されている。この場合、回転体3のケーシング30は、側面視で略真円形状に形成されている。
駆動機構31は、電気モータ311と、この電気モータ311に電力を供給する単4の乾電池(図示せず)と、電気モータ311の出力軸313に駆動連結され、この出力軸313からの回転力を減速する減速機構314とを備えている。乾電池は、電池収容部312に収容され、本体301の裏面に設けられた交換蓋(図示せず)を開放させて交換される。
また、ケーシング30内には、音色を奏でるオルゴール32が収容されている。このオルゴール32は、シリンダ・オルゴールであって、複数のピンを取り付けた金属製の円筒体321と、ケーシング30に固定され、円筒体321上のピンにより押し上げられて弾かれる長さの異なる金属板を有する櫛体322とを備えている。円筒体321の一端(図2では下端)には大径ギヤ323が固着され、この大径ギヤ323が、減速機構314の出力軸315に回転一体に連結された小径ギヤ316と噛合することで円筒体321を軸芯324回りに回転させ、これによって、円筒体321上のピンが櫛体322の各金属板を押し上げて弾いて音色を奏でる。
更に、ケーシング30内には、図示しないリモコンスイッチからのON/OFF信号を受信して駆動機構31を駆動/停止する信号受信部34が収容されている。この信号受信部34は、ケーシング30の本体301に設けたメインスイッチ36がON状態であるときにリモコンスイッチからのON/OFF信号を受信する。そして、オルゴール32の軸芯324は、円筒体321の他端(図2では上端)より上方へ延び、ケーシング30外に導出されている。
図3は回転体3の取付部付近での斜視図を示している。この図3において、回転体3は、ケーシング30の上端部より略円柱形状に突設された取付部35を備えている。この取付部35には、その軸芯方向に貫通する貫通孔351が設けられ、この貫通孔351に、ケーシング30外に導出された軸芯324の導出部分が挿通されている。また、取付部35の上側には、上端に吊下具371を備えたアタッチメント37が接地している。このアタッチメント37は、取付部35とほぼ同じ外周形状を呈し、その下端にオルゴール32の軸芯324の導出端が止着されている。
図4は押し絵吊し雛1をスタンド2から外して上方から見た平面図、図5は押し絵吊し雛1のさげ輪4の嵌合部材の斜視図をそれぞれ示している。図4及び図5において、取付部35の外周面には、その周方向に互いに180°隔てた位置より半径方向外方へ突出するキー352がそれぞれ設けられている。また、さげ輪4は、ABS樹脂などの樹脂材により成形され、取付部35の外周面に内周面部が嵌合する円環状の嵌合部材40を備えている。なお、さげ輪4は、樹脂材に限らず、木材などによって成形された木製品であってもよい。
図6は嵌合部材の縦断面図を示している。この図6にも示すように、嵌合部材40の内周面部には、キー352がそれぞれ嵌合するキー溝401がそれぞれ設けられている。そして、キー352とキー溝401との嵌合によって、嵌合部材40は、回転体3と一体回転する。また、嵌合部材40の内周面部は外周面部よりも若干下方に延出され、その延出端が、回転体3のケーシング30上端の周面に則した円弧状に形成されている。
また、嵌合部材40には、その軸線と同心円の周方向等間隔置きの4箇所で上下方向に貫通する微小孔402が設けられ、この微小孔402に支持紐41が挿通されている。この支持紐41は、互いに相隣なる2つの微小孔402に中間部が嵌合部材40の下側から挿通され、両端がさげ輪4の周方向等間隔置きの4箇所に半径方向外方から挿通されて止着される。要するに、さげ輪4は、嵌合部材40に支持紐41を介して保持されている。
図7は押し絵吊し雛1を側方から見た側面図を示している。この図7において、各支持紐41によって嵌合部材40に保持されたさげ輪4は、回転体3の上下寸法範囲内に収容、つまり回転体3の上部外方位置に位置し、この状態で回転体3と一体回転する。
したがって、本実施の形態では、さげ輪4が、スタンド2上端の吊し具23に吊した回転体3の取付部35に嵌合部材40が嵌合されて当該回転体3の上部外方位置に位置しているので、さげ輪4に吊下される紐13に取り付けた押し絵11やまり玉12が、スタンド2上端から間延びした下方位置で回転することがなく、回転体3の上下寸法範囲内から下方で回転して、押し絵11及びまり玉12の間延び感を解消することができる。しかも、さげ輪4がスタンド2上端の吊し具23に吊した回転体3の上部外方位置に位置することで、紐13自体の長さも長くなり、取り付けられる押し絵11及びまり玉12の数も多くすることができる。更に、スタンド2の高さを高くする必要がないので、主役の雛飾りの存在を脅かすこともなく、押し絵吊し雛1を雛飾りの装飾として優雅に演出することができる。
また、駆動機構31による回転時に音色を奏でるオルゴール32を回転体3に収容することで、回転体3の回転時にオルゴール32が奏でる音色によって押し絵吊し雛1を雛飾りの装飾としてより優雅に演出することができる。
更に、リモコンスイッチからのON/OFF信号を受信して駆動機構31を駆動させる信号受信部34が回転体3に設けられているので、回転体3をリモコンスイッチによる遠隔操作により回転/停止させることができる。
なお、前記第1の実施の形態では、嵌合部材40に支持紐41を介してさげ輪4を保持したが、図8及び図9に示すように、嵌合部材40に可撓性のある竹材や鋼材などの線材51を介してさげ輪4が保持されていてもよい。この線材51は、16本用いられ、嵌合部材40の周面の周方向等間隔置きに一端がそれぞれ固着され、他端がさげ輪4の上面の周方向等間隔置きにそれぞれ固着されている。
また、図10及び図11に示すように、嵌合部材40に可撓性のある線材52を介してさげ輪4が保持されていてもよい。この線材52は、8本用いられ、嵌合部材40の周面の周方向等間隔置きに一端がそれぞれ固着され、他端がさげ輪4の上面の周方向等間隔置きにそれぞれ固着されている。
更に、図12及び図13に示すように、嵌合部材40に同一素材により一体成形された樹脂製(ABS樹脂など)のアーム54を介してさげ輪4が保持されていてもよい。このアーム54は、8本用いられ、嵌合部材40の周面の周方向等間隔置きに一端がそれぞれ連結され、他端がさげ輪4の上面の周方向等間隔置きにそれぞれ連結されている。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図14は本発明の第2の実施の形態に係る押し絵吊し雛の斜視図、図15は押し絵吊し雛の回転体の縦断側面図、図16は押し絵吊し雛をスタンドから外して上方から見た平面図、図17は押し絵吊し雛を側方から見た側面図をそれぞれ示している。なお、回転体を除くその他の構成は前記第1の実施形態の場合と同じであり、同一部分には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本実施の形態では、図14〜図17に示すように、回転体6は、さげ輪4の内周面に沿って外周面が収容可能な略円形の薄箱状のケーシング60を備えている。このケーシング60は、有底筒状の本体601と、さげ輪4の下面を保持する円板状の取付部61とを備えている。本体601と取付部61とは、本体601の下方に開口する開口部を取付部61によって閉塞した状態で、図示しない複数のビスによって止着されている。この場合、取付部61は、本体601の下面に取り付けられた状態で、本体601の下端より外方へ膨出して鍔状をなすように本体601の径よりも大径に形成されている。
ケーシング60内に収容される電気モータ311は、その軸芯324を上方へ延ばして配置され、ケーシング60の本体601の上面に接地されたアタッチメント37の下端に導出端が止着されている。また、電池収容部312に収容された乾電池は、取付部61に設けられた交換蓋(図示せず)を開放させて交換される。
そして、ケーシング60の本体601は、さげ輪4の上下寸法と略一致しており、さげ輪4の内周面に回転体6を収容して取付部61にさげ輪4の下面を保持した際に、さげ輪4の上端面と略面一上となっている。
したがって、本実施の形態では、取付部61が、さげ輪4の内周面に収容した回転体6の下端より外方へ膨出してさげ輪4の下面を保持する鍔状に形成されているので、回転体6がさげ輪4の上下寸法範囲内にすっきりと収まり、見栄えを向上させつつ、回転体6による押し絵11及びまり玉12の間延び感や押し絵11及びまり玉12の数量限定といった不具合を確実に解消することができる。
なお、本発明は、前記各実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含している。例えば、前記各実施の形態では、さげ輪4をABS樹脂などの樹脂材により成形したが、図18及び図19に示すように、帯状に成形した2枚の竹材71の裏面同士を重ね合わせてさげ輪7が形成されていてもよい。このさげ輪7には、その周方向等間隔置きの7箇所で両竹材71間に開口する挿通孔72が設けられている。この場合、2枚の竹材71同士は、周方向で180°位相をずらせた位置に互いの両端の接合部分が位置し、円形状を保持し易くしている。
また、前記各実施の形態では、挿通孔44,72をさげ輪4,7の周方向等間隔置きの7箇所に設けたが、挿通孔は、7箇所に限定されるものではなく、周方向等間隔置きの5箇所以上に設けられていればよい。
また、前記各実施の形態では、円環形状のさげ輪4,7を用いたが、多角環形状のさげ輪であってもよい。
更に、前記第1の実施の形態では、回転体3のケーシング30を側面視で略真円形状に形成したが、回転体のケーシングが側面視でハート形、ダイヤ形、又はリンゴなどの果実形に形成されていてもよい。
1 押し絵吊し雛
13 紐
2 スタンド
23 吊し具
3 回転体
31 駆動機構
32 オルゴール
34 信号受信部
35 取付部
4 さげ輪
61 取付部
7 さげ輪

Claims (4)

  1. 三月節句を祝う雛飾りの装飾として用いられ、スタンドに複数の押し絵を紐で吊して飾る押し絵吊し雛であって、
    前記スタンドの上端に設けられた吊し具に対し鉛直軸回りに回転自在に支持され、内部に収容された駆動機構により回転する回転体と、
    この回転体に回転一体に取り付けられた環状のさげ輪と、
    を備えており、
    前記紐は、前記さげ輪の周方向に等間隔で吊下されているとともに、
    前記さげ輪は、前記回転体に設けられた取付部に保持されて当該回転体の上下寸法範囲内に収容されていることを特徴とする押し絵吊し雛。
  2. 前記回転体が、前記さげ輪の内周面に収容可能な略筒形状に形成されているとともに、
    前記取付部が、前記回転体の下端より外方へ膨出して前記さげ輪の下面を保持する鍔状に形成され、
    前記さげ輪と前記回転体との互いの上下寸法が略一致している請求項1に記載の押し絵吊し雛。
  3. 前記回転体には、駆動機構による回転時に音色を奏でるオルゴールが収容されている請求項1又は請求項2に記載の押し絵吊し雛。
  4. 前記回転体には、リモコンスイッチからのON/OFF信号を受信して前記駆動機構を駆動させる信号受信部が設けられている請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の押し絵吊し雛。
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