JP6049134B2 - 鋼材中への水素侵入抑制方法 - Google Patents

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本発明は、鋼材中への水素の侵入を抑制する鋼材中への水素侵入抑制方法に関する。
鉄鋼などの金属は、ある使用環境において水素を含むと延性が失われ、強度が著しく低下する(非特許文献1参照)。この現象は、水素脆化と呼ばれている。多くの研究者は、金属の水素脆化を抑制するために、金属への水素侵入抑制技術を検討してきた。例えば、表面にニッケルを濃化させた鋼材がある。ニッケルには、水もしくは水素イオンの還元により金属表面に吸着した水素の再結合反応を促進し、外部環境に放出する効果があるため、吸着した水素が金属内部に侵入する量を低減することができる(非特許文献2参照)。また、鋼材の製造過程において生成する酸化皮膜が、水素侵入を抑制する効果があることが知られている(非特許文献3参照)。
南雲 道彦、「鋼の力学的挙動に及ぼす水素の影響」、鉄と鋼、Tetsu-to-Hagane、Vol.90、No.10、pp.766-775, 2004. 白神 哲夫、「鉄鋼材料における水素脆化」、材料と環境、vol.60、No.5、236−240頁、2011年。 増田 靖子, 西方 篤, 水流 徹,藤本 憲宏,斎藤 博之,澤田 孝、「高張力鋼棒への水素侵入に及ぼす合金元素の影響」、第58回材料と環境討論会、A-113、31−32頁、2011年。
しかしながら、まず、添加物を加え、また、熱処理を加えることで鋼材の水素脆化を抑制する技術では、鋼材の力学的な物性も変化する。このため、このような技術では、高い耐水素脆化特性を必要とする力学特性を併せ持つ鋼材を開発することが容易ではない。添加物の添加および熱処理自体も手間を要するものである。また、設備にすでに組み込まれている鋼材を新しい金属材料に置き換えることは、困難であり、水素脆化が進行していると予想される鋼材に対しては、一部更改しなければならない。更に、酸化被膜により水素侵入を抑制する技術では、酸化皮膜が傷つき、また腐食するなどにより、実使用の過程において、水素が入りやすい面が露出することが想定される。これらのように、上述した技術では、鋼材の水素脆化を防止することが、容易ではないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、より容易に鋼材の水素脆化が抑制できるようにすることを目的とする。
本発明に係る鋼材中への水素侵入抑制方法は、水溶性のホウ酸塩、タングステン酸塩の中の少なくとも1の化合物を用意する第1工程と、化合物を鋼材の表面に付着させる第2工程とを少なくとも備える。
上記水素侵入抑制方法において、第2工程では、化合物の水溶液をアルカリ性として鋼材の表面に付着している状態として、前記鋼材の表面に水が付着して水素脆化が起こる環境において前記鋼材の表面をアルカリ性の環境とする。また、第2工程では、化合物を混合したコンクリートを鋼材の表面に付着させる。なお、化合物は、ホウ酸ナトリウムであればよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、より容易に鋼材の水素脆化が抑制できるようになるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態における鋼材中への水素侵入抑制方法を説明するフローチャートである。 図2は、本発明の実施の形態における鋼材中への水素侵入抑制方法の効果確認の実験に用いた装置の構成例を示す構成図である。 図3は、水素侵入側の電極電位の変化に対する水素検出側で検出された水素透過電流密度の変化を示す特性図である。 図4は、水素侵入側の電極電位の変化に対する水素侵入効率の変化を示す特性図である。 図5は、水素侵入側の電極電位を定電位としたときの、水素侵入時間に対する水素透過電流密度の変化を示す特性図である。
以下、本発明の実施の形態について図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態における鋼材中への水素侵入抑制方法を説明するフローチャートである。まず、ステップS101で、水溶性のホウ酸塩,リン酸塩,モリブデン酸塩,タングステン酸塩,およびケイ酸塩の中の少なくとも1の化合物を用意する(第1工程)。例えば、化合物としてホウ酸ナトリウムを用意する。
次に、ステップS102で、用意した化合物を鋼材の表面に付着させる(第2工程)。このように、対象となる鋼材の表面に上述した化合物を付着させることで、鋼材の表面に水が存在(付着)して水素イオンの還元反応が起き得る状態となっても、水素イオンの還元反応が抑制されるようになり、結果として、金属構造体に対する水素の侵入が抑制されるようになる。化合物は、粉末(固体)の状態で付着させてもよく、また、水溶液の状態でアルカリ性として付着させてもよい。例えば、鉄筋コンクリートを構成するコンクリート(セメント)に上記化合物を混合して用いてもよい。このようにすることで、鉄筋(鋼材)の表面には、上記化合物を混合したコンクリートが付着する状態となり、上記化合物が鋼材表面に付着した状態となる。
次に、鋼材がおかれている環境に、上記化合物を存在させることで,水素侵入が抑制できることを示す実験結果について説明する。
[実験1]
まず、実験の実施において用いた測定装置について図2を用いて説明する。この測定装置は、測定対象の鋼材201と、容器202,容器203を備える。容器202には、第1電解質溶液221が収容され、第1電解質溶液221には、第1参照電極222および第1対極223が浸漬されている。一方、容器203には、第2電解質溶液231が収容され、第2電解質溶液231には、第2参照電極232および第2対極233が浸漬されている。各参照電極には、例えば、飽和KCl溶液のAg/AgCl電極を用いればよい。また、各対極は、例えば、Ptから構成すればよい。
また、鋼材201は、対向する一方の面が、容器202の開口部202aにおいて第1電解質溶液221に接触し、対向する他方の面が、容器203の開口部203aにおいて第2電解質溶液231に接触している。
各電極における電位制御および電流測定は、ポテンショスタットを用いればよい。図2に示すように、第1参照電極222および第1対極223は、ポテンショスタット224に接続し、第2参照電極232および第2対極233は、ポテンショスタット234に接続する。また、作用電極となる鋼材201は、ポテンショスタット224およびポテンショスタット234に接続する。ポテンショスタット224は、電位掃引印加手段となり、ポテンショスタット234は、電流測定手段となる。
上述したように各電極を各ポテンショスタットに接続し、例えば、ポテンショスタット224により鋼材201と第1参照極222との間に印加する電圧を、走査(掃引)速度1mV/minで−500mVから−1500mVまで掃引する。このように掃引している状態で、ポテンショスタット234により、鋼材201と第2対極233との間に流れる電流を測定すると、第1電解質溶液221側から第2電解質溶液231側にかけて鋼材201を透過してきた水素が酸化することによる電流の変化が、観測されるようになる。なお、ポテンショスタット224では、鋼材201と第1参照電極222との間に印加する電圧を掃引する。また、ポテンショスタット234では、鋼材201の電位を第2対極233に対して一定とした状態で、鋼材201と第2対極232との間に流れる電流を測定する。
上述した測定装置を用いた測定において、まず、実験1として、水素の侵入側となる第1電解質溶液221を、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムとを溶解したpH9.4〜9.8の緩衝液とし、水素検出側となる第2電解質溶液231は、100mMの水酸化ナトリウム水溶液とした。また、第1電解質溶液221には、上述した化合物として、ホウ酸ナトリウムを添加した場合と、無添加の場合との2つの状態を作製した。ホウ酸ナトリウムは、濃度を10mMとした。
また、試料となる鋼材201は、板厚1mm,10mm角の板状の鋼材を用いた。実験条件は、水素侵入側の容器202では、電極電位を1mV/minの速度で自然電位から−1500mV(vs.Ag/AgCl)に掃引した。また、水素検出側の容器203では、電極電位を+100mVに保持し、この状態で検出される酸化電流を水素侵入側から鋼材に侵入した水素量(以下、水素透過電流)として検出した。なお、電位の印加は、溶液注入後、電極の自然電位が安定した後に開始した。
図3に、水素侵入側の電極電位に対する水素検出側で検出された水素透過電流密度を示す。図3において、白丸がホウ酸ナトリウムを添加した場合を示し、黒丸が無添加の場合を示している。白丸に示す結果は、水素侵入が始まる−800mV以下の領域では、黒丸に比較して水素透過電流密度が低くなっている。この結果より分かるように、ホウ酸ナトリウムを添加することで、水素透過電流密度を抑制することができる。
図4に、水素侵入側の電極電位に対する水素侵入効率を示す。ここで、水素侵入効率は、水素検出側の水素透過電流を水素侵入側の還元電流で割った値と定義する。図4においても、白丸がホウ酸ナトリウムを添加した場合を示し、黒丸が無添加の場合を示している。図4に示すように、水素侵入が起こる−800mV以下の領域において、−850mV付近までは、両者に大きな差は見られない。これに対し、−850mV以下になると、ホウ酸ナトリウムを添加した溶液中における水素侵入効率は、0.5%以下に抑えられている。
また、添加する化合物を、ホウ酸ナトリウムの代わりに、モリブデン酸ナトリウム,タングステン酸ナトリウム,およびケイ酸ナトリウムとした上述同様の実験においても、ホウ酸ナトリウムの実験結果と同様に、約−850mV以下の領域において、水素透過電流密度が減少し、また、水素侵入効率が減少する傾向が観察された。
鋼材における水素脆化の進行には、鋼材表面において一定量以上の水素が発生する必要がある。しかしながら、上述した実験結果から分かるように、上記化合物の存在により、例えば、鋼材の腐食反応に伴って鋼材の局所的な還元分極が増加しても水素発生が抑制され、水素侵入が抑制できるようになるものと考えられる。
[実験2]
次に、実験2について説明する。実験2では、実験1と同様の実験装置を用いた。なお、実験2では、化合物としてリン酸ナトリウムを用いた。また、実験2では、水素侵入側の容器202では、電極電位を、−800mV(vs.Ag/AgCl)の定電位とし、電位印加を開始した時間を水素侵入の開始時間として実験を行った。
図5に、定電位による水素侵入時間に対する水素透過電流密度の変化を示す。図5において、白丸がリン酸ナトリウムを添加した場合を示し、黒丸が無添加の場合を示している。両者ともに水素侵入が開始すると電流値が増加し,50ks付近で電流値が飽和した。リン酸ナトリウムを添加していない溶液中では、水素透過電流密度が約2.2μA/cm2であるが、リン酸ナトリウムを添加した溶液では、水素透過電流密度が約1.7μA/cm2である。このように、リン酸ナトリウムを添加することで、水素透過電流密度を20〜30%抑制することができた。
なお、上述した実験においてはいずれもナトリウム塩を使用しているが、第1に、金属表面に特異吸着しない、第2に、金属酸塩と溶解度の低い物質を形成しない、第3に、アルカリ溶液中で安定である、などの条件を満たせば、カリウム塩などの他のカチオンとの塩であってもかまわない。
以上の結果より明らかなように、水溶性のホウ酸塩,リン酸塩,モリブデン酸塩,タングステン酸塩,およびケイ酸塩の中の少なくとも1の化合物の水溶液が鋼材の表面に付着していることで、鋼材への水素侵入が抑制できることが確認された。なお、水溶液は、アルカリ性であることが重要である。言い換えると、上記化合物を鋼材の表面に付着させた後で、鋼材表面がアルカリ性の環境(状態)となれば(すれば)、鋼材の水素脆化が抑制できることになる。
鋼材の実使用環境において、脆化を起こす原因となる水素の発生は、鋼材表面に水が存在(付着)している状態で起こることは確認されている。例えば、鉄筋コンクリート構造においては、コンクリートに亀裂が形成され、この結果、水が侵入して鉄筋(鋼材)表面に到達することで、水素の発生が起こる。この水素の発生は、鉄筋表面における腐食反応に伴う水素への還元反応が進行して起こる。このようにして発生(生成)した水素が、鉄筋中に侵入すると、水素脆化を引き起こす。また、侵入した水は、コンクリートの成分を溶解してアルカリ性の状態で鉄筋表面に到達する。
従って、鉄筋コンクリートを構成する鉄筋の表面に上記化合物を付着させておけば、水素発生が起きる水が存在する状態では、アルカリ性となっている上記化合物の水溶液が鋼材(鉄筋)に付着する状態となり、前述した実験の結果と同じ効果が得られるようになる。また、鉄筋コンクリート構造の場合、鉄筋表面にコンクリートが接触している状態であるので、上記化合物がコンクリートに混合されて分散していれば、結果として、鉄筋表面に上記化合物が存在していることになり、前述した実験の結果と同じ効果が得られる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、上述したように、水素発生を抑制する上記化合物が溶解した水溶液が付着している状態では、水溶液がアルカリ性であることが重要である。従って、上記化合物の粉末(固体)を対象となる鋼材表面に付着させる場合、例えば、炭酸水素ナトリウムを同時に付着させておくなど、水が付着したときに溶解してアルカリ性とする物質を、上記化合物と混合して付着させておけばよい。また、上述した実験では、アルカリ性の環境として緩衝作用のある状態で実験を行ったが、この緩衝作用は必要なものではない。
201…鋼材、202…容器、202a…開口部、203…容器、203a…開口部、221…第1電解質溶液、222…第1参照電極、223…第1対極、224…ポテンショスタット、231…第2電解質溶液、232…第2参照電極、233…第2対極。

Claims (3)

  1. 溶性のホウ酸塩、タングステン酸塩の中の少なくとも1の化合物を用意する第1工程と、
    前記化合物を鋼材の表面に付着させる第2工程と
    を少なくとも備え、
    前記第2工程では、アルカリ性とした前記化合物の水溶液が前記鋼材の表面に付着している状態として、前記鋼材の表面に水が付着して水素脆化が起こる環境において前記鋼材の表面をアルカリ性の環境とすることを特徴とする鋼材中への水素侵入抑制方法。
  2. 水溶性のホウ酸塩、タングステン酸塩の中の少なくとも1の化合物を用意する第1工程と、
    前記化合物を鋼材の表面に付着させる第2工程と
    を少なくとも備え、
    前記第2工程では、前記化合物を混合したコンクリートを前記鋼材の表面に付着させることを特徴とする鋼材中への水素侵入抑制方法。
  3. 請求項1または2記載の鋼材中への水素侵入抑制方法において、
    前記化合物は、ホウ酸ナトリウムであることを特徴とする鋼材中への水素侵入抑制方法。
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