JP6048240B2 - モータ制御装置、画像形成装置、モータ制御方法及びプログラム - Google Patents

モータ制御装置、画像形成装置、モータ制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、モータ制御装置、画像形成装置、モータ制御方法及びプログラムに関する。
モータ駆動制御には、例えばモータの回転速度又は回転位置の検出結果と、目標速度又は目標位置との偏差に基づくフィードバック制御系が広く用いられている。この様なモータ駆動制御では、多様に変化する負荷の状態等に応じて常に制御パラメータが適切に設定されるとは限らず、制御パラメータの設定によってはモータが発振してしまう場合がある。
そこで、モータの発振を速やかに検出して停止させるために、エンコーダから出力されるモータ速度検出信号に基づいてモータの発振を検知する発振検知部を有するサーボモータの制御装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に係る構成による発振検知では、エンコーダ信号のフィルタリングや2値化処理等といった複雑な処理を要し、高スペックなCPUが必要となりコストが増大する可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、簡易な処理により低コストでモータの発振を検知することが可能なモータ制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のモータ制御装置によれば、モータの目標回転位置と、検出される前記モータの回転位置との位置偏差を検出する位置偏差検出手段と、前記位置偏差と所定範囲とを比較し、前記位置偏差が前記所定範囲外で駆動している状態を第1状態、前記位置偏差が前記所定範囲外から前記所定範囲内に変化した後、前記位置偏差が前記所定範囲内で駆動している時間が第1経過時間に達するまでの状態を第2状態として判定する状態判定手段と、前記第1状態又は前記第2状態での継続駆動時間が第2経過時間を超えた場合に、前記モータの発振を検出する発振検出手段と、を有する。
本発明の実施形態によれば、簡易な処理により低コストでモータの発振を検知することが可能なモータ制御装置を提供できる。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を例示する図である。 実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を例示する図である。 実施形態に係るモータ制御部の機能構成を例示する図である。 実施形態における位置偏差検出結果及び駆動状態を例示する図(1)である。 実施形態における位置偏差検出結果及び駆動状態を例示する図(2)である。 実施形態における発振検出処理のフローチャートを例示する図である。 実施形態におけるstate[S0]処理のフローチャートを例示する図である。 実施形態におけるstate[S1]処理のフローチャートを例示する図である。 実施形態におけるstate[S2]処理のフローチャートを例示する図である。 実施形態における発振判定処理のフローチャートを例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
<画像形成装置の構成>
図1は、実施形態に係る画像形成装置200の概略構成を例示する図である。
図1に示す様に、画像形成装置200は、自動原稿送り装置(ADF)140、画像読取部130、画像形成部110、書き込みユニット120、給紙ユニット150を有する。
ADF140は、原稿給紙台上に積載された原稿を、一枚ずつ画像読取部130のコンタクトガラス11上に搬送し、画像データの読み取り後に排紙トレイ上に排出する。
画像読取部130は、原稿が載置されるコンタクトガラス11、露光ランプ41、第1ミラー42、第2ミラー43、第3ミラー44、レンズ45、CCD46を有する。露光ランプ41、第1ミラー42、第2ミラー43及び第3ミラー44は、一定速度で移動しながら原稿を走査し、原稿からの反射光がレンズ45を介してCCD46の受光面に結像して光電変換される。
CCD46によって光電変換された画像データは、不図示の画像処理回路でA/D変換された後に画像処理回路によって各種の画像処理(γ補正、色変換、画像分離、階調補正等)が施される。
書き込みユニット120は、それぞれイエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の静電潜像を形成する露光装置47y、47m、47c、47kを有する。ユーザが原稿画像の複写を指示した場合や、プリンタとして画像の印刷を指示した場合には、書き込みユニット120が色毎に感光ドラムに画像に対応する静電潜像を形成する。
画像形成装置200には、各色のトナー画像が形成される4つの感光体ユニット13y、13m、13c、13kが、中間転写ベルト14の搬送方向に沿って並設されている。各感光体ユニット13y、13m、13c、13kには、感光体ドラム27y、27m、27c、27kと、帯電装置48y、48m、48c、48k、現像装置16y、16m、16c、16k、クリーニング装置49y、49m、49c、49kがそれぞれ設けられている。以下では、色を表す符号y、m、c、kを省略して説明する。
書き込みユニット120の露光装置47は、例えば発光ダイオード(LED)アレイとレンズアレイからなるLED書込み方式で露光する。露光装置47は、各色に光電変換された画像データに応じてLEDを発光して感光体ドラム27上に静電潜像を形成する。
現像装置16は、現像剤を担持して回転する現像ローラが、感光体ドラム27上に形成された静電潜像にトナーを供給し、各色のトナー像を形成する。
感光体ドラム27に形成された各色のトナー像は、感光体ドラム27と中間転写ベルト14とが接する一次転写位置で、中間転写ベルト14上に重ねて転写される。
感光体ドラム27に中間転写ベルト14を介して対向する位置には、中間転写ローラ26が設けられている。中間転写ローラ26は、それぞれ中間転写ベルト14の内周面に当接され、中間転写ベルト14を各感光体の表面に接触させる。中間転写ローラ26は、電圧が印可され、感光体ドラム27のトナー像を中間転写ベルト14に転写するための中間転写電界を形成し、中間転写ベルト14上にトナー画像を転写する。各色のトナー画像は重畳して転写され、フルカラートナー画像が中間転写ベルト14に形成される。
中間転写ベルト14上に形成されたトナー画像が二次転写ローラ18の位置に達するタイミングで、記録紙53が二次転写ローラ18と斥力ローラ17との間の二次転写位置50に到達する様に給紙搬送され、トナー画像が記録紙53に二次転写される。
記録紙53は、第1トレイ22a、第2トレイ22b、第3トレイ22c、第4トレイ
22dの何れかから給紙される。各給紙トレイ22a〜22dは、内部に収容された記録紙53を一番上から順次給紙する給紙ローラ28、給紙された記録紙53を個々に分離してから搬送路23に送り出す分離ローラ31、複数の搬送ローラ対29を有する。
搬送ローラ対29は、給紙トレイ22から搬送される記録紙53を後段の搬送ローラ対29、画像形成部110の給紙路32に向けて送り出す。給紙路32に送り込まれた記録紙53は、その先端がレジストセンサ51によって検出された後、レジストローラ33に突き当てられて一端停止する。レジストローラ33は、挟み込んだ記録紙53を所定のタイミングで二次転写位置50に送り込む。所定のタイミングは、中間転写ベルト14に形成されたフルカラートナー画像が二次転写位置50に搬送されるタイミングである。
記録紙53は、二次転写ローラ18と斥力ローラ17との間の二次転写位置50で、中間転写ベルト14上のフルカラートナー画像が転写され、搬送ベルト24によって定着装置19まで搬送される。
定着装置19は、加圧ローラ12、加熱ローラ25を有し、記録紙53を加熱及び加圧することで、フルカラートナー画像を記録紙53上に定着させる。定着装置19によりフルカラートナー画像が定着された記録紙53は、排紙トレイ21上に排出される。
なお、画像形成装置200として、電子写真方式で画像を記録紙53に形成する画像形成装置を例示したが、インク滴を吐出して画像を形成するインクジェット方式等の他の画像形成方式で画像を形成する画像形成装置であっても良い。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図2は、実施形態に係る画像形成装置200のハードウェア構成を例示する図である。
図2に示す様に、画像形成装置200は、コントローラ210、スキャナ220、プリンタ230、モデム240、操作パネル250、ネットワークI/F部260、記録媒体I/F部270、モータ制御部300を有する。
コントローラ210は、CPU211、RAM212、ROM213、HDD214及びNVRAM215等を有する。ROM213には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM212は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU211は、RAM212にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD214には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM215には、各種の設定情報等が記憶される。
スキャナ220は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取部)である。プリンタ230は、画像を記録媒体に印刷するためのハードウェア(画像形成部)である。モデム240は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。操作パネル250は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、タッチパネル機能を有する液晶パネル等の操作画面等を備えるハードウェアである。
ネットワークI/F部260は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない)に接続するためのハードウェアである。記録媒体I/F部270は、記録媒体271とのインタフェースである。画像形成装置200は記録媒体I/F部270を介して、記録媒体271の読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体271には、フレキシブルディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
モータ制御部300は、モータ制御装置としてモータ400の駆動を制御する。モータ400は、例えばブラシレスDCモータ等であり、画像形成装置200において感光体ドラム27、給紙ローラ28、搬送ローラ対29等を回転駆動させるために設けられる。エンコーダ500は、回転検出手段の一例であり、例えばインクリメンタル型のロータリエンコーダである。エンコーダ500は、モータ400の駆動機構に設けられるコードホイールに一定角度間隔で刻まれているスリットを読み取って2相のパルス信号を出力する。
モータ制御部300は、設定される目標回転位置、目標回転速度及びエンコーダ500の検出結果に基づいて、モータ400のフィードバック制御を行う。モータ制御部300は、例えばCPU、ROM、RAM等を含み、モータ制御部300の各種機能は、ROM等に記録されたプログラムがRAMに読み出されてCPUにより実行されることで実現される。
<モータ制御部の構成>
図3は、実施形態に係るモータ制御部300の構成を例示する図である。
モータ制御部300は、図3に示す様に、カウンタA301、目標位置検出部302、位置比較器303、位置制御部304、速度比較器305、速度制御部306、カウンタB307、カウンタC308、位置検出部309、速度検出部310、状態判定部311、発振検出部312を有する。
モータ制御部300は、例えば画像形成装置200のコントローラ210からCLK信号が入力され、カウンタA301が、CLK信号のパルス周波数をカウントし、モータ400の目標回転位置及び目標回転速度を算出する。なお、目標回転位置及び目標回転速度は、例えばモータ制御部300が有するメモリに記憶されているテーブルに基づいて設定されても良い。また、目標回転位置及び目標回転速度は、例えば画像形成装置200のコントローラ210によりモータ制御部300のCPUレジスタに設定される値に基づいて設定されても良い。
目標位置検出部302は、カウンタA301から、モータ400の目標回転位置を取得する。
位置比較器303は、目標位置検出部302により取得される目標回転位置と、位置検出部309により検出されるモータ400の回転位置との位置偏差xerrを算出する。
位置制御部304は、目標回転位置と回転位置との位置偏差xerrから、モータ400の回転位置の補正量を算出する。位置制御部304は、P制御によりモータ400の回転位置を制御するが、PI制御又はPID制御により制御しても良い。
速度比較器305は、モータ400の目標回転速度と、速度検出部310により検出されるモータ400の回転速度との速度偏差verrを算出する。
速度制御部306は、目標回転速度と検出速度との速度偏差verrから、モータ400の回転速度の補正量を算出する。速度制御部306は、PID制御によりモータ400の回転速度を制御するが、P制御又はPI制御により制御しても良い。
カウンタB307は、速度制御部306により算出された補正量をPWM信号に変換し、モータ400に出力する。
カウンタC308は、エンコーダ500から出力されるパルス信号を取得する。エンコーダ500からは、モータ400の回転位置、回転速度及び回転方向といった情報を取得することが出来る2相のパルス信号が出力される。
位置検出部309は、エンコーダ500から出力されるパルス信号に基づいて、モータ400の回転位置を検出する。
速度検出部310は、エンコーダ500から出力されるパルス信号に基づいて、モータ400の回転速度を検出する。なお、速度検出部310は、位置検出部309により検出される回転位置の微分若しくはカウンタC308から回転速度を取得することもできる。
状態判定部311は、位置比較器303により算出される目標回転位置と回転位置との偏差xerrに基づいて、モータ400の駆動状態を判定する。
発振検出部312は、状態判定部311によりモータ400の駆動状態の判定結果に基づいて、モータ400の発振を検出する。
<モータ発振検出>
次に、モータ制御部300が、モータ400の発振を検出する方法について説明する。
図4は、モータ400を駆動させた時の位置偏差xerrの検出結果及び状態判定部311による判定結果を例示する図である。図4に例示するグラフは、横軸が時間、縦軸がモータ400の位置偏差xerr[pulse]を示している。
モータ400は、位置制御部304により位置偏差xerrがゼロに近付く様に制御されるが、位置偏差xerrはゼロを中心に振動的な挙動を示す。状態判定部311は、モータ400の位置偏差xerrと、所定範囲として設定される第1位置偏差閾値-ERR_THから第2位置偏差閾値ERR_THまでの位置偏差正常範囲とを比較し、比較結果に基づいてモータ400の駆動状態を判定する。
なお、第1位置偏差閾値と第2位置偏差閾値とは、絶対値が異なる値であっても良く、位置偏差正常範囲は位置偏差ゼロが中心となる様に設定しなくても良い。また、第1位置偏差閾値及び第2位置偏差閾値を適宜設定することで、モータ400の発振検出感度を調整することが可能である。
以下、図4に例示するグラフの経過時間に沿って説明する。
(時間T0〜T1:state[S0])
時間T0にてモータ400が駆動を開始し、駆動開始後に位置偏差xerrが増加し、時間T1にて位置偏差xerrが位置偏差閾値ERR_THを超えている。状態判定部311は、駆動開始から位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内で駆動する初期状態を、state[S0]とする。
(時間T1〜T2:state[S1])
時間T1から時間T2の間は、位置偏差xerrが位置偏差閾値ERR_THを超えた状態でモータ400が駆動している。状態判定部311は、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外でモータ400が駆動する状態を、state[S1]とする。
(時間T2〜T3:state[S2])
時間T2において、位置偏差xerrが位置偏差閾値ERR_TH以下に変化し、その後、位置偏差xerrは位置偏差正常範囲内で推移している。
状態判定部311は、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外から、位置偏差正常範囲内に変化した時(図4に示す例では時間T2,T5,T7)に、モータ400の駆動状態をstate[S2]とする。また、この時に位置偏差正常時間mm_cntのカウントを開始する。
状態判定部311は、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内で推移する間、位置偏差正常時間mm_cntのカウントを継続する。また、位置偏差正常時間mm_cntが第1経過時間としての経過時間閾値MM_TMOを経過するまでは、モータ400の駆動状態をstate[S2]とする。
(時間T3〜T4:state[S0])
状態判定部311は、位置偏差正常時間mm_cntが経過時間閾値MM_TMOに達した時間T3で、モータの駆動状態をstate[S0]とし、位置偏差正常時間mm_cntのカウントを停止してリセットする。状態判定部311は、時間T3以降であって、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内で推移する間は、引き続きモータ400の駆動状態をstate[S0]とする。
(時間T4〜T5:state[S1])
時間T4にて、再び位置偏差xerrが位置偏差閾値ERR_THを超え、時間T4から時間T5まで位置偏差xerrが位置偏差閾値ERR_THを超えた状態でモータ400が駆動している。状態判定部311は、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外でのモータ400駆動状態を、再びstate[S1]とする。
(時間T5〜T6:state[S2])
時間T5において、位置偏差xerrが位置偏差閾値ERR_TH以下に変化している。ここで、状態判定部311は、モータ400の駆動状態をstate[S2]とし、位置偏差正常時間mm_cntのカウントを開始する。
位置偏差xerrは、時間T6において、位置偏差正常時間mm_cntが経過時間閾値MM_TMOを超える前に、位置偏差閾値-ERR_TH以下に変化している。この場合には、状態判定部311は、モータ400の駆動状態を時間T5から時間T6まではstate[s2]とし、時間T6にてstate[S1]に変更する。
(時間T6〜T7:state[S1])
時間T6から時間T7まで、位置偏差xerrが位置偏差閾値-ERR_TH以下で推移している。状態判定部311は、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外で推移していることから、モータ400の駆動状態をstate[s1]とする。
また、時間T7にて、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内に変化した時に、状態判定部311は、モータ400の駆動状態をstate[S2]とし、位置偏差正常時間mm_cntのカウントを開始する。
時間T7以降も、同様に状態判定部311が位置偏差xerrと位置偏差正常範囲とを比較してモータ400の駆動状態を判定する。
以上で説明した様に、状態判定部311は、モータ400の回転開始後から、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外に変化するまでの状態をstate[S0]とする。また、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内で推移している状態であって、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外から位置偏差正常範囲内に変化後、位置偏差正常時間mm_cntが経過時間閾値MM_TMOを経過した状態をstate[S0]とする。
また、状態判定部311は、位置偏差xerrが所定範囲外でモータ400が駆動している状態をstate[S1]とする。
また、状態判定部311は、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内で推移している状態であって、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外から位置偏差正常範囲内に変化後、位置偏差正常時間mm_cntが経過時間閾値MM_TMOに達するまでの状態をstate[S2]とする。
ここで、発振検出部312は、状態判定部311によりモータ400の駆動状態がstate[S0]からstate[S1]に変更された時に、位置偏差異常時間err_cntのカウントを開始する。また、発振検出部312は、モータ400の駆動状態が継続してstate[S1]又はstate[S2]である場合に、位置偏差異常時間err_cntのカウントを継続する。発振検出部312は、state[S2]からstate[S0]に変化した時(例えば図4に示す時間T3)に、位置偏差異常時間err_cntのカウントを停止してリセットする。
発振検出部312は、state[S1]又はstate[S2]での継続駆動時間である位置偏差異常時間err_cntが、第2経過時間としての発振時間閾値TIME_THを超えた時に、モータ400が発振状態であると判定する。
図5は、モータ400を駆動させた時の位置偏差xerrの検出結果及び状態判定部311による判定結果であり、発振検出部312によりモータ400の発振が検出された例を示している。
以下、図5に例示するグラフの経過時間に沿って説明する。
(時間T10〜T11:state[S0])
モータ400の駆動開始後、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内で推移している間は、状態判定部311はモータ400の駆動状態をstate[S0]とする。
(時間T11〜T12:state[S1])
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外で推移する時間T11から時間T12までは、状態判定部311はモータ400の駆動状態をstate[S1]とする。
ここで、時間T11にてstate[S0]からstate[S1]に変更された時に、発振検出部312が、位置偏差異常時間err_cntのカウントを開始する。
(時間T12〜T13:state[S2])
位置偏差xerrが、位置偏差正常範囲外から位置偏差正常範囲内に変化し、位置偏差正常範囲内で推移する時間T12から時間T13までは、状態判定部311はモータ400の駆動状態をstate[S2]とする。ここで、時間T12にて状態判定部311が位置偏差正常時間mm_cntのカウントを開始する。
(時間T13〜T14:state[S1])
位置偏差xerrが位置偏差閾値-ERR_THからERR_THの範囲外で推移する時間T13から時間T14までは、状態判定部311はモータ400の駆動状態をstate[S1]とする。ここで、時間T12にてカウントを開始していた位置偏差正常時間mm_cntが、経過時間閾値MM_TMOを超える前に、位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内に変化している。そのため、状態判定部311は、state[S2]からstate[S0]に変更することなく、state[S2]からstate[S1]に変更し、位置偏差正常時間mm_cntのカウントを停止してリセットする。
(時間T14〜T15:state[S2])
位置偏差xerrが、位置偏差正常範囲外から位置偏差正常範囲内に変化し、位置偏差正常範囲内で推移する時間T14から時間T15までは、状態判定部311がモータ400の駆動状態をstate[S2]とする。ここで、state[S1]からstate[S2]に変化する時間T14にて、状態判定部311が位置偏差正常時間mm_cntのカウントを開始する。
(時間T15〜T16:state[S1])
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外で推移する時間T15から時間T16までは、状態判定部311はモータ400の駆動状態をstate[S1]とする。
ここで時間T15にて、状態判定部311は、位置偏差正常時間mm_cntのカウントを停止してリセットする。
(時間T16〜T17:state[S2])
位置偏差xerrが、位置偏差正常範囲外から位置偏差正常範囲内に変化し、位置偏差正常範囲内で推移する時間T16から時間T17までは、状態判定部311はモータ400の駆動状態をstate[S2]とする。ここで、時間T16にて状態判定部311が位置偏差正常時間mm_cntのカウントを開始する。
(時間T17〜T18:state[S1])
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外に変化したことで、状態判定部311は時間T17にてモータ400の駆動状態をstate[S1]とする。また、状態判定部311は、時間T17にて位置偏差正常時間mm_cntのカウントを停止してリセットする。
ここで、発振検出部312は、時間T11からstate[S1]又はstate[S2]が継続される間、位置偏差異常時間err_cntのカウントを継続し、時間T18にて、位置偏差異常時間err_cntが発振時間閾値TIME_THに達した時に、モータ400が発振状態であると判定する。
以上で説明した様に、モータ制御部300は、状態判定部311により判定されるモータ400の駆動状態に基づいて、発振検出部312がstate[S1]又はstate[S2]が連続して継続する時間をカウントし、モータ400の発振を検出する。
<モータ発振検出処理>
次に、モータ制御部300におけるモータ発振検出処理について、図6〜図10に基づいて説明する。
図6は、実施形態における発振検出処理のフローチャートを例示する図であり、モータ制御部300は、所定の制御周期でモータ400の発振検出処理を実行する。
まずステップS101では、状態判定部311が、モータ400の駆動状態がstate[S0]であるか否かを判断する。モータ400の駆動状態がstate[S0]である場合(ステップS101:Yes)には、ステップS102にて、state[S0]処理を実行する。
モータ400の駆動状態がstate[S0]ではない場合(ステップS101:No)には、ステップS103にて状態判定部311が、モータ400の駆動状態がstate[S1]であるか否かを判断する。モータ400の駆動状態が、state[S1]である場合(ステップS103:Yes)には、ステップS104にて、state[S1]処理を実行する。
モータ400の駆動状態がstate[S1]ではない場合(ステップS103:No)には、モータ400の駆動状態はstate[S2]であり、ステップS105にてstate[S2]処理を実行する。
最後にステップS106にて、発振検出部312が発振判定処理を実行し、モータ400が発振状態であるか否かを判定して処理を終了する。
(state[S0]処理)
図7は、図6に示すステップS102のstate[S0]処理のフローチャートを例示する図である。
モータ400の駆動状態がstate[S0]である場合には、まずステップS201にて、状態判定部311が位置偏差xerrを取得する。次にステップS202にて、位置偏差xerrと位置偏差正常範囲とを比較する。
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外である場合(ステップS202:Yes)には、状態判定部311がモータ400の駆動状態をstate[S1]に変更し、state[S0]処理を終了する。
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内である場合(ステップS202:Yes)には、状態判定部311はモータ400の駆動状態を引き続きstate[S0]に維持して、state[S0]処理を終了する。
(state[S1]処理)
図8は、図6に示すステップS104のstate[S1]処理のフローチャートを例示する図である。
モータ400の駆動状態がstate[S1]である場合には、まずステップS301にて、状態判定部311が位置偏差xerrを取得する。次にステップS302にて、位置偏差xerrと位置偏差正常範囲とを比較する。
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内である場合(ステップS302:No)には、状態判定部311がモータ400の駆動状態をstate[S2]に変更し、state[S1]処理を終了する。
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外である場合(ステップS302:Yes)には、状態判定部311はモータ400の駆動状態を引き続きstate[S1]を維持して、state[S1]処理を終了する。
(state[S2]処理)
図9は、図6に示すステップS105のstate[S2]処理のフローチャートを例示する図である。
モータ400の駆動状態がstate[S2]である場合には、まずステップS401にて、状態判定部311が位置偏差xerrを取得する。次にステップS402にて、位置偏差xerrと位置偏差正常範囲とを比較する。
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲外である場合(ステップS402:Yes)には、ステップS403にて、状態判定部311がモータ400の駆動状態をstate[S1]に変更し、state[S2]処理を終了する。
位置偏差xerrが位置偏差正常範囲内である場合(ステップS402:No)には、ステップS404にて、状態判定部311が位置偏差正常時間mm_cntと経過時間閾値MM_TMOとを比較する。
位置偏差正常時間mm_cntが経過時間閾値MM_TMOより大きい場合(ステップS404:Yes)には、ステップS405にて状態判定部311が、モータ400の駆動状態をstate[S1]に変更する。また、ステップS406にて位置偏差正常時間mm_cnをゼロにリセットし、state[S2]処理を終了する。
位置偏差正常時間mm_cntが経過時間閾値MM_TMO以下の場合(ステップS404:No)には、ステップS407にて状態判定部311が、位置偏差正常時間mm_cnをカウントし、state[S2]処理を終了する。
(発振判定処理)
図10は、図6に示すステップS106の発振判定処理のフローチャートを例示する図である。
発振検出部312は、まずステップS501にて、モータ400の駆動状態がstate[S1]又はstate[S2]の何れかであるかを判断する。
モータ400の駆動状態がstate[S0]であり、state[S1]又はstate[S2]ではない場合(ステップS501:No)には、ステップS502にて、発振検出部312が位置偏差異常時間err_cntをゼロにリセットし、発振判定処理を終了する。
モータ400の駆動状態がstate[S1]又はstate[S2]である場合(ステップS501:Yes)には、ステップS503にて、発振検出部312が位置偏差異常時間err_cntをカウントする。次にステップS504にて、発振検出部312が、位置偏差異常時間err_cntと発振時間閾値TIME_THとを比較する。
位置偏差異常時間err_cntが発振時間閾値TIME_TH以下の場合(ステップS504:No)には、発振検出部312は、モータ400は発振状態にないと判定して発振判定処理を終了する。
位置偏差異常時間err_cntが発振時間閾値TIME_THより大きい場合(ステップS504:Yes)には、発振検出部312は、モータ400が発振状態であると判定し、発振判定処理を終了する。
以上で説明した様に、本実施形態によれば、状態判定部311が位置偏差xerrと位置偏差閾値ERR_THとを比較してモータ400の駆動状態を判定し、発振検出部312がモータ400の駆動状態に基づいて発振を検出する。モータ制御部300は、モータ400の発振を検出するためにフィルタリング等の高度な処理を行う必要が無く、簡易な処理でモータ400の発振を検出できる。また、高度な処理を行う高スペックなCPUを必要としないため、低コストでモータ400の発振を検出できる。
以上、実施形態に係るモータ制御装置、画像形成装置、モータ制御方法及びプログラムについて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
200 画像形成装置
300 モータ制御部(モータ制御装置)
303 位置比較器(位置偏差検出手段)
304 位置制御部(位置制御手段)
306 速度制御部(速度制御手段)
309 位置検出部(回転位置検出手段)
310 速度検出部(速度検出手段)
311 状態判定部(状態判定手段)
312 発振検出部(発振検出手段)
400 モータ
500 エンコーダ(回転検出手段)
特開2012−110230号公報

Claims (8)

  1. モータの目標回転位置と、検出される前記モータの回転位置との位置偏差を検出する位置偏差検出手段と、
    前記位置偏差と所定範囲とを比較し、前記位置偏差が前記所定範囲外で駆動している状態を第1状態、前記位置偏差が前記所定範囲外から前記所定範囲内に変化した後、前記位置偏差が前記所定範囲内で駆動している時間が第1経過時間に達するまでの状態を第2状態として判定する状態判定手段と、
    前記第1状態又は前記第2状態での継続駆動時間が第2経過時間を超えた場合に、前記モータの発振を検出する発振検出手段と、
    を有することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記所定範囲は、ゼロを中心に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記モータの回転を検出する回転検出手段と、
    前記回転検出手段の検出結果に基づいて前記モータの回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    前記位置偏差に基づいて前記モータの回転位置を制御する位置制御手段を有する
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記回転検出手段の検出結果に基づいて前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記モータの目標回転速度と前記回転速度との速度偏差に基づいて、前記モータの回転速度を制御する速度制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記回転検出手段は、インクリメンタル型のロータリエンコーダであり、前記モータの回転に応じて2相のパルス信号を出力する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のモータ制御装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載のモータ制御装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. モータの目標回転位置と、検出される前記モータの回転位置との位置偏差を検出する位置偏差検出ステップと、
    前記位置偏差と所定範囲とを比較し、前記位置偏差が前記所定範囲外で駆動している状態を第1状態、前記位置偏差が前記所定範囲外から前記所定範囲内に変化した後、前記位置偏差が前記所定範囲内で駆動している時間が第1経過時間に達するまでの状態を第2状態として判定する状態判定ステップと、
    前記第1状態又は前記第2状態での継続駆動時間が第2経過時間を超えた場合に、前記モータの発振を検出する発振検出ステップと、
    を有することを特徴とするモータ制御方法。
  8. 請求項7に記載のモータ制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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