JP6047523B2 - コアンダインジェクター - Google Patents

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本発明はコアンダインジェクターに関し、更に詳しくは、バグフィルターの粉体掃い落とし時に、バグフィルターに増幅空気を送り出すためのコアンダインジェクターに関するものである。
粉体を含んだ排ガス(被処理ガス)を除塵して清浄な気体として排出する工程では、ろ過式の集塵機が用いられている。この集塵機は、低温の被処理ガスを取扱う場合、主にバグフィルターが採用されている。
ろ布で袋状に形成した複数のバグフィルターは、ケーシング内に配設され、このバグフィルターの外部から内部に被処理ガスを通過させてろ過するようになっている。被処理ガス中に含まれる粉体は、バグフィルターによって捕集され、そのバグフィルターの外面に付着堆積する。そのため、堆積した粉体は定期的に掃い落す必要があり、例えば、パルスジェットをブローチューブを通じてバグフィルターに作用させて堆積粉体の掃落しを行うようにしたバグフィルターが知られている(特許文献1〜6)。
しかし、これらのバグフィルターにおけるブローチューブ又はインジェクターは、基端が開閉弁を介して圧縮空気源に接続されるとともに先端が閉塞されて構成されているため、このブローチューブ又はインジェクター内は、圧縮空気源から開閉弁を介した圧縮空気の供給のみにより昇圧され、その昇圧により噴出孔から圧縮空気が噴出されることとなる。そのため、バグフィルター外面に付着した粉体の掃い落とし効果の向上を図るためには、ブローチューブ又はインジェクター内の圧力(静圧)をできるだけ短時間で上昇させ、噴出孔から一気に圧縮空気をバグフィルター内に噴出させ、パルスジェットの効果を向上させることが重要である。
そのため、パルスジェットの効果を最大限に活用するために種々検討が行われている。 例えば、特許文献7には、1本のパルス空気供給管に対して複数個のダイヤフラム弁を配設されることが記載されている。
また、特許文献8には、ろ過部材の開口側に処理済み空気出口側に空気排出室と区画された空間室を設けて、この空間室内部にパルスジェット用ノズルを該ろ過部材の開口に向けて挿入され、圧力流体をノズルに供給してろ過部材の内部にパルスジェット噴射させる方法が記載されている。
また、特許文献9には、基端側管部材の先端部に先端側ほど縮径する先細部が設け、この先細部が、いわゆる絞りとして機能するので、基端側管部材内における圧縮空気の空気流の流速を、先細部にて加速して、基端側管部材から先端側管部材に通流させることができることが記載されている。
また、特許文献10〜13には、上記パルスジェットの効果を最大限に活用できるような空気増幅器を利用した圧縮空気噴射機が記載されているが、配管の構造が全く異なり、既存の設備からの取り替えが困難であること、多孔板までの距離が長くなること、重量が重いこと等の問題点があった。
すなわち、これらの技術は何れも、バグフィルターへ送り出される空気が十分ではなく、バグフィルターの外面に付着した粉体を掃い落としきれず、操業していく間にバグフィルターのろ布の目詰まりが限界に達して、ろ布を交換するというケースが多いのが現状であった。特に、バグフィルター下部へ到達する空気圧が不十分であった。
また、たとえパルスジェットの効果が大きい、すなわち空気量や流速が大きいインジェクターがあったとしても、圧縮空気の配管の関係で、既存の設備からの取り替えが困難であるため、かかるインジェクターが使用できない場合もあった。
そこで、上記パルスジェットの効果を最大限に活用するために更なる開発が望まれていた。
特開2002−028425号公報 特開2003−220314号公報 特開2005−125293号公報 特開2006−305400号公報 特開2006−000704号公報 特開2005−288278号公報 特開2007−175635号公報 特開2008−221106号公報 特開2011−050824号公報 特開昭56−113317号公報 特開昭56−113318号公報 特開昭56−113319号公報 特開2008−115847号公報
本発明は上記背景技術に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、バグフィルターの粉体掃い落とし時に、バグフィルターの外面に付着した粉体を十分に掃い落とすことができるように、バグフィルターに大量の空気を送り出すためのインジェクターを提供することにある。
特に、バグフィルターの下部へも上部と同等の空気圧となるようなインジェクターを提供することにある。
また、軽量であり、既存のブローチューブの設備用に配管された圧縮空気の出口をそのまま利用して、既存のブローチューブから容易に取り替えることができるような構造のインジェクターを提供することにある。
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の環状部材と筒状部材とからなる送風部材、1本の圧縮空気管、及び、圧縮空気が流入しない補助部材を具備するコアンダインジェクターを用いることにより、バグフィルターの粉体掃い落とし時に、バグフィルターの外面に付着した粉体を十分に掃い落とすことができることを見出した。
また、上記構造により、従来のものより軽量であり、既存の設備から容易に取り替えることができることを見出し本発明に至った。
すなわち、本発明は、バグフィルターの粉体掃い落とし時に、バグフィルターに増幅空気を送り出すためのコアンダインジェクターであって、
圧縮空気管から圧縮空気が供給される接続孔をその下部に有し、該圧縮空気管から該接続孔を通じて供給された圧縮空気を噴射する噴射スリットをその内径の円周上に有する環状部材と、該環状部材の下方同軸上に位置し、該噴射スリットから圧縮空気が噴射される際に、該噴射空気に上方からの誘引空気を伴って増幅空気をバグフィルターに送り出す筒状部材とからなる送風部材、
圧縮空気を複数の該環状部材に、該接続孔を通じて該環状部材の下方から供給する共通の1本の圧縮空気管、及び、
該送風部材に対して該圧縮空気管の反対側に、該圧縮空気管と平行に位置し、該圧縮空気管と両端が固着されており、圧縮空気が流入しない補助部材
を具備してなることを特徴とするコアンダインジェクターを提供するものである。
また、本発明は、上記コアンダインジェクターが、バグフィルター上部に設置されていることを特徴とするバグフィルター本体を提供するものである。
また、本発明は、既存のブローチューブを上記のコアンダインジェクターに取り換えることを特徴とするバグフィルター本体の改修方法を提供するものである。
本発明によれば、特定の環状部材と筒状部材とからなる送風部材、1本の圧縮空気管、及び、圧縮空気が流入しない補助部材を具備するコアンダインジェクターを用いることにより、バグフィルターの粉体掃い落とし時に、バグフィルターの外面に付着した粉体を十分に掃い落とすことができる。特に、バグフィルターの下部も上部と同等以上の空気圧とすることができる。
また、圧縮空気が流入しない補助部材を用い、圧縮空気管が1本であるため、従来のものより軽量のコアンダインジェクターを提供することができる。
また、共通の1本の圧縮空気管と、送風部材に対して該圧縮空気管の反対側に、該圧縮空気管と平行に位置し、該圧縮空気管と両端が固着されている補助部材を具備することによって、既存のブローチューブの設備用に配管された圧縮空気供給口をそのまま利用しつつ、既存のブローチューブから容易に取り替えることができるような構造のコアンダインジェクターを提供することができる。
すなわち、本発明によれば、バグフィルター本体の既存のブローチューブを容易に本発明のコアンダインジェクターに交換できる。
本発明のコアンダインジェクターの一例を示す側面図である。 本発明のコアンダインジェクターの一例を示す平面図である。 本発明のコアンダインジェクターにおける圧縮空気管及び補助部材の一例を示す平面図である。 図1におけるA−A’矢視断面図である。 図1におけるB−B’矢視断面図である。 従来のブローチューブを用いたバグフィルター本体を示す概略図である。 左側は、バグフィルター本体の通常運転時、右側は粉体掃い落とし時を示す。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で任意に変形して実施することができる。
図1及び図2に、本発明のコアンダインジェクターの好ましい一例を示す。本発明の「コアンダインジェクター1」とは、コアンダ効果を利用したインジェクターであり、送風部材2、圧縮空気管4及び補助部材5を具備している。
また、本発明のコアンダインジェクター1は、バグフィルター本体11内のバグフィルター12の上部に設置されるものであり、既存のバグフィルター本体11における従来の通常のブローチューブ9に代わって取り付けることができる。
本発明のコアンダインジェクター1は、特定の環状部材6と筒状部材8とからなる送風部材2、1本の圧縮空気管4、及び、圧縮空気が流入しない補助部材5を具備し、バグフィルター12の粉体掃い落とし時に、バグフィルター12に増幅空気23を送り出すためのコアンダインジェクターである。
本発明の「コアンダインジェクター1」は、送風部材2のみならず、圧縮空気管4と補助部材5をも含んだものとして定義される。1本の圧縮空気管4に対して、その圧縮空気管4から圧縮空気が供給される送風部材2は複数個であってもよい。その場合は、それら全てを「コアンダインジェクター1」という。
本発明のコアンダインジェクター1はバグフィルター12の上部に設置され、個々のバグフィルター12の上部に、個々の送風部材2が配置される。
ここで、バグフィルター12は、バグフィルター本体11の内部に設置されており、バグフィルター12の外部から内部に粉体を含んだ被処理ガスを通過させてろ過するものである。
被処理ガス中に含まれる粉体は、バグフィルター12によって捕集され、そのバグフィルター12の外面に付着堆積する。そのため、堆積した粉体は定期的に掃い落す必要があり、例えば、パルスジェットをバグフィルター12の上部からバグフィルター12の内部に向けて作用させて粉体の掃い落しを行なう。
コアンダ効果を利用していない従来のブローチューブ9を用いたバグフィルター本体11の一例は、図6に示す通りである。従来の通常のブローチューブ9は、バグフィルター12の上部に位置し、粉体掃い落とし時に圧縮空気Xをそのまま噴射空気としてバグフィルターに向かって送り出すものである。すなわち、従来の通常のブローチューブ9は、「噴射空気に上方からの誘引空気を伴って増幅空気をバグフィルターに送り出す」といったコアンダ効果を利用していない。
図2及び図3に、本発明のコアンダインジェクター1における圧縮空気管4及び補助部材5の好ましい一例の平面図を示す。図2には送風部材2も表わされているが、図3は、本発明のコアンダインジェクター1から送風部材2が全て除かれており、圧縮空気管4と補助部材5だけが表わされている。
本発明における圧縮空気管4と補助部材5とは、図2及び図3に示したように、圧縮空気管4と補助部材5がそれぞれの両端で互いに固着され、ねじれ等を減少させ機械的な強度を出すようになっていることが好ましい。
送風部材2に対して圧縮空気管4とは反対側に、圧縮空気管4と平行に補助部材5が位置している。そして、圧縮空気管4と補助部材5で、複数の送風部材2の両側を、環状部材6の下から支持している。圧縮空気管4が送風部材2の上側にある場合と比較して、誘引空気22の量が制限されない。圧縮空気管4が送風部材2の上側にあると、誘引空気22の引き込みが妨げられる場合がある。また、既存のコアンダ効果を利用していないブローチューブを本発明のコアンダインジェクターに代えるときに、圧縮空気管4の高さが既存の装置にマッチングしている。
圧縮空気供給口(図2及び図3の右端)には圧縮空気管4のみが、ジョイント部14で接続されているので、圧縮空気Xは、1本の圧縮空気管4にのみ流入し、補助部材5には流入しない構造となっている。
なお、たとえ、補助部材5の存在する場所にも圧縮空気管4が存在し、2箇所から送風部材(の環状部材)に圧縮空気を供給しても、すなわち、2本の圧縮空気管4が送風部材2の両側に並走し、それぞれの圧縮空気管から環状部材に2箇所の接続孔を通じて圧縮空気を供給したとしても、噴射スリット7から噴射される噴射空気21の量が多くなる訳ではない。
なぜなら、接続孔の半径は通常約7mm程度であるので、1個の接続孔の面積は約155mmである。一方、噴射スリットの幅は通常約0.35mm程度であり、環状部材の直径は通常約97mm程度であるので、噴射スリットの面積は約107mmとなり、1個の接続孔の面積約155mmより通常は小さい。すなわち、風量に関しては接続孔ではなく噴射スリットが律速となる。
よって、十分な圧縮空気の量を確保するためには、接続孔は1個で十分であり、2本の圧縮空気管を用いて、環状部材の両側に設けた2個の接続孔(面積の和は約310mm)から圧縮空気を供給する必要は全くなく、2本目の圧縮空気管は無駄である。
2本の圧縮空気管を用いず、1本の圧縮空気管4と1本の補助部材5を用いることによって、コアンダインジェクター全体の軽量化が実現できる、経年でひずみやねじれ等が生じた場合であっても2本の剛直な圧縮空気管であるより、そのうち1本が補助部材である方がそのひずみやねじれを吸収し易い、既存のブローチューブを置き換える場合、長手方向も既存のバグフィルターのちょうど真上に送風部材2を設置する必要があるが、真上に設置するために長手方向の1単位当たりの長さ(接続孔間の距離)の微調整が容易な構造(アジャスタブルの構造)にし易い、コアンダインジェクターの製造コストが大幅に削減できる、コアンダインジェクターの軽量化によりバグフィルター本体に対する負担も少なくできて設置作業がより軽便となる。
また、2本の圧縮空気管の場合は、空気が分岐する部分で等しく空気の量を分けることが困難であり、圧縮空気がアンバランスになる場合があるが、1本の場合はそのおそれがない。
本発明における圧縮空気管4は、圧縮空気Xを複数の環状部材6に、接続孔3を通じて環状部材6の下方から供給する共通の1本の圧縮空気管である。圧縮空気管4は、圧縮空気供給口にジョイント部14で接続されており、圧縮空気の流れが円滑になるように、圧縮空気管4は90°で屈曲しているより、図3に示したように、鈍角又は円弧で、一連の接続孔3を有する領域に向かって屈曲していることが好ましい。
本発明における圧縮空気管4は、従来のブローチューブ9に使用していた圧縮空気投入口に接続することができるので、既存の設備からの取り替えが容易である。
本発明における圧縮空気管4には、圧縮空気Xを供給する環状部材6に対応する数の接続孔3を有する。本発明における接続孔3は、各環状部材6に対して1個のみであっても、仮に複数個を有する場合と比較しても、上記した理由で、筒状部材8から送り出される増幅空気23の量、風速等は同じである。
圧縮空気管4の接続孔3の位置を適宜調整すれば、既存のバグフィルター11の位置に合わせることができ、既存のブローチューブ9から本発明のコアンダインジェクター1へ容易に取り替えることができる。
本発明における補助部材5は、送風部材2に対して圧縮空気管4の反対側に、圧縮空気管4と平行に位置し、圧縮空気管4と両端が固着されているが、圧縮空気Xは流入しないものである。そのため、接続孔3も有さない。本発明における補助部材5は、圧縮空気管4と共に複数の送風部材2を支持するものである。
補助部材5の断面の形状や面積は特に限定はなく、複数の送風部材2を支持するのに十分な強度を有していればよい。補助部材5は強度を保ちつつ軽量化が図られていることが好ましい。
図4は、図1におけるA−A’矢視断面図である。図5は、図1におけるB−B’矢視断面図である。
本発明における送風部材2は、
「圧縮空気管4から圧縮空気が供給される接続孔3をその下部に有し、圧縮空気管4から接続孔3を通じて供給された圧縮空気Xを噴射する噴射スリット7をその内径の円周上に有する環状部材6」と、
「環状部材6の下方同軸上に位置し、噴射スリット7から噴射空気21が噴射される際に、噴射空気に上方からの誘引空気22を伴って増幅空気23をバグフィルター12に送り出す筒状部材8」
とからなる。
供給された圧縮空気Xが噴射スリット7から噴射空気21として噴射され、筒状部材8の内壁にそって流れ、軸線方向へと転向される。噴射空気21は流速が早いのでベルヌーイの定理から定まる極めて低い圧力を有している。従って、送風部材2の上方から空気を引き込み、誘引空気22を伴って、増幅空気23として送り出される。これはコアンダ効果を利用したものである。
本発明における送風部材2は、使用するバグフィルター12の大きさ等を考慮して、コアンダ効果を最大限に活用できるように設計される。
本発明における環状部材6は、図4に示したように、接続孔3を環状部材6の下部に有している。接続孔3が環状部材6の上部にあると、圧縮空気管4が、環状部材6の上、すなわち送風部材2の上に位置することになり、圧縮空気管4が邪魔をして、噴射空気21が後述する誘引空気22を伴い難くなる。
更に、接続孔3が環状部材6の上部にあると、圧縮空気管4を送風部材2の上に通さなければならないので、既存の通常のインジェクターをコアンダインジェクターに取り換える時に、既存の圧縮空気供給口の高さ位置をそのまま使用し難い。
本発明における噴射スリット7は、環状部材6の内径円周上にあり、上記コアンダ効果を最大限に活用できるように設けられる。環状部材6はドーナツ形状である。
スリット幅は、コアンダ効果が十分に発揮できれば具体的には特に限定はないが、0.2mm〜0.6mmが好ましく、0.3mm〜0.4mmが特に好ましい。スリット幅が大き過ぎる場合には、噴射空気21の風量が確保できず、誘引空気22の量が減り、十分な増幅空気23が送り出されず、バグフィルター12の粉体掃い落としが十分にできない場合があり、一方、スリット幅が小さ過ぎる場合には、上記コアンダ効果を最大限に活用できず、バグフィルターの粉体掃い落とし時に十分に掃い落とすことができない場合がある。
本発明における筒状部材8は、増幅空気23をバグフィルター12へ送り出すものである。環状部材8と一体になっていても、環状部材6に溶接等で固定されていてもよい。材質も同質でも異質でもよい。
環状部材6とは噴射スリット7の下部で接続されており、噴射スリット7から噴射される噴射空気21がコアンダ効果により筒状部材8の壁面に沿って流れるようになっている。筒状部材8の長さや直径は、噴射空気21の速度、多孔板13との距離等に応じて適宜調整されることが好ましい。筒状部材8の出口側の形状は、バグフィルター12の形状及び状況に応じて最適な形に変形できる。
本発明のバグフィルター本体11は、上述のコアンダインジェクター1が、バグフィルター12の上部に設置されてなる。コアンダインジェクター1を用いる以外は、既存のバグフィルター本体11に用いられている設備等を使用することができる。
圧縮空気管4と補助部材5が図2及び図3に示したような配置になっていることにより、「既存のコアンダインジェクターではない通常のブローチューブ」を用いているバグフィルター本体に存在する既存の圧縮空気供給口(図2及び図3の右端)の位置に合わせ易く、通常のブローチューブを本発明のコアンダインジェクター1に取り換えることが容易となっている。
既存のブローチューブ9を上記のコアンダインジェクター1に取り換えることを特徴とするバグフィルター本体11の改修方法は、既存の圧縮空気供給口の位置に合わせ易いため置き換えが容易である。
また、本発明のコアンダインジェクター1を用いることを特徴とするバグフィルター12の粉体掃い落とし方法も提供することができる。上記の通り、本発明のコアンダインジェクター1は、上方からの誘引空気22を伴って、増幅空気23をバグフィルター12へ送り出すことができるので、バグフィルター12の外面に付着した粉体を効率良く掃い落とすことができる。特に、バグフィルター12の下部も上部も同等に、外面に付着した粉体を効率良く掃い落とすことができる。
従来のブローチューブ9による粉体掃い落としにおいては、粉体掃い落し時に空気が抜ける量(単位時間当たりの空気使用量)が多く、そのため圧縮空気の圧が高くならないので、圧縮空気管4のジョイント部は簡便なものであっても該ジョイント部から空気は漏れなかった。
しかしながら、本発明のコアンダインジェクター1を用いると、噴射スリット7が狭いために、単位時間に使用される噴射空気21の量が少なく、そのため図1及び図2に示すジョイント部14に瞬間的に高圧がかかり空気が漏れる場合がある。
従って、本発明のコアンダインジェクター1においては、上記圧縮空気管4のジョイント部14が、隙間の少ないソケット、ユニオンねじ込み式管継手、フランジ溶接若しくはフランジ継手及びLAジョイントよりなる群から選ばれた接続手段を用いて接続されていることが好ましい。
従来のブローチューブ9によるものでは、ジョイント部は簡便でも充分であった。本発明においては、上記接続手段を用いて圧縮空気管4をジョイント部14で接続すると、空気圧が高くかかるコアンダインジェクター1用の圧縮空気管4でも空気の漏れがなく接続できる。
既存のブローチューブ9を本発明のコアンダインジェクター1に取り換える際に、ジョイント部14を、隙間の少ないソケット、ユニオンねじ込み式管継手、フランジ溶接若しくはフランジ継手及びLAジョイントよりなる群から選ばれた接続手段を用いて接続するバグフィルター本体11の改修方法は、ジョイント部14から空気の漏れを防止できるので好ましい。
以下に実施例及び比較例を挙げ、図面を参照しながら本発明を更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限りこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
図1〜5に示した環状部材と筒状部材とからなる送風部材、1本の圧縮空気管、及び、圧縮空気が流入しない補助部材を具備したコアンダインジェクター(A)を作製した。
環状部材は、外径167mm、内径97mmのドーナツ状であり、筒状部材は、内径80mm、長さ97mmであり、環状部材と筒状部材は一体で送風部材を作製した。かかる送風部材は8個作製した。
圧縮空気管は、横30mm、縦50mmであり、圧縮空気供給口(図1〜3の右端に存在)に接続されている領域から接続孔を有する領域に向かって、図3に示したように135°(180°−45°)ずつ2回で屈曲しており、接続孔は8個であり、直径は17mm、各接続孔と接続孔との距離は204mmであった。
また、圧縮空気管の中心から多孔板までの距離は147mmとした。
補助部材は、横3mm、縦50mmであり、断面は細長い長方形とした。
圧縮空気管と補助部材の全長は1760mm、圧縮空気管の中心線と補助部材は並行しているが、その距離は130mmであった。
比較例1
図6に示した従来のブローチューブ(a)を用意した。全長もコアンダインジェクター(A)と同じ1760mmとした。バグフィルターに向かって噴射する噴射孔は、直径8mmとし、8個とした。また、ブローチューブの中心から多孔板までの距離は147mmとした。
比較例2
実施例1における補助部材の代わりに圧縮空気管とし、すなわち2本の圧縮空気管を用い、1つの環状部材に対して2箇所の接続孔から圧縮空気を供給するようにした以外は実施例1と同様にしてインジェクター(b)を作製した。
比較例3
実施例1における圧縮空気管を1本、送風部材の上方に固定し、補助部材は用いないこととした以外は実施例1と同様にしてインジェクター(c)を作製した。すなわち、環状部材の上部から接続孔を通じて圧縮空気管から圧縮空気が供給される構造とした。
評価例1
<バグフィルターの粉体掃い落とし効果の評価>
コアンダインジェクター(A)、ブローチューブ(a)、インジェクター(b)、(c)を用いたバグフィルター本体を作製し、バグフィルターの粉体掃い落とし効果を評価した。
その結果、コアンダインジェクター(A)を用いた場合には、ブローチューブ(a)を用いた場合と比較して約2倍の増幅空気をバグフィルターへ送り出すことができ、バグフィルターの粉体掃い落とし効率は約2倍となった。すなわち、本発明のコアンダインジェクターは、従来のブローチューブと比較して、送風部材により大量の空気をバグフィルターへ送り出すことができ、バグフィルターの粉体掃い落とし効果の増大を確認することができた。
インジェクター(b)を用いた場合も、ブローチューブ(a)を用いた場合と比較して約2倍の空気をバグフィルターへ送り出し、バグフィルターの粉体掃い落とし効果は約2倍であった。すなわち、本発明のコアンダインジェクター(A)とインジェクター(b)とは、バグフィルターの粉体掃い落とし効果はほぼ同等であった。
インジェクター(c)を用いた場合は、上を走っている圧縮空気管が誘引空気の巻き込みの邪魔をしたため、コアンダインジェクター(A)を用いた場合と比較して、約0.9倍の空気をバグフィルターへ送り出し、バグフィルターの粉体掃い落とし効果は、コアンダインジェクター(A)より減少した。
本発明のコアンダインジェクター(A)は、より多くの空気をバグフィルターへ送り出すことができ、バグフィルターの粉体掃い落とし効果を確認することができた。
評価例2
<既存のインジェクター用の圧縮空気供給口と圧縮空気管との高さ位置関係
――取り換え工事の容易さ――>
図6に示した従来のブローチューブ(a)を、バグフィルターの粉体掃い落とし効果に優れた「コアンダ効果を利用したインジェクター」に、バグフィルター本体の設置現場で取り換え工事を行なった。ジョイント部14には、ユニオンねじ込み式管継手を用いた。
コアンダインジェクター(A)とインジェクター(b)では、圧縮空気管が比較的下の方を走っているので、圧縮空気供給口の高さが、従来の既存のブローチューブ(a)のそれとほぼ同一であったが、インジェクター(c)では、従来のブローチューブ(a)用の圧縮空気供給口の高さに比べて、圧縮空気管を上の方に走らす必要があるため、つなぎ込みが煩雑であり、バグフィルター本体の設置現場での取り換え工事に費用がかかるものであった。
なお、インジェクター(c)の場合、従来のブローチューブ(a)用の圧縮空気供給口の高さのまま圧縮空気管を走らすと、管状部材の筒状部材と多孔板との距離が接近し過ぎて、設置できない場合があり、設置できても誘引空気の量が極端に減少してしまう。
評価例3
<重量等の比較及び総合評価>
コアンダインジェクター(A)、ブローチューブ(a)、インジェクター(b)、(c)の重量等を評価した。
コアンダインジェクター(A)とブローチューブ(a)では、送風部材を有さない分ブローチューブ(a)の方が軽量であったが、上記バグフィルターの粉体掃い落とし効果が全く違うので、本発明のコアンダインジェクター(A)の方が総合評価としては良好であった。
更に、バグフィルターの取替え時期が伸びること、圧力損失が減り省エネルギーになること等も加えれば、コアンダインジェクター(A)は、ブローチューブ(a)に比較して、総合評価としては遥かに良好であった。
コアンダインジェクター(A)では、圧縮空気管を一本だけしか用いていないので、コアンダインジェクター(A)の重量は、インジェクター(b)の重量に対して約0.7倍であった。
重量が減ることによって、バグフィルター本体に対する負担が軽減されること、高所での取替え工事が容易になること、製造コストが安価となること等の点で、コアンダインジェクター(A)は、インジェクター(b)に比較して遥かに優れていた。
上記した通り、バグフィルターの粉体掃い落とし効果は同等なので、本発明のコアンダインジェクター(A)の方がインジェクター(b)より総合評価として良好であった。
コアンダインジェクター(A)に比べ、インジェクター(c)では、圧縮空気管に強度を持たせる必要があるため圧縮空気管を頑丈にしなくてはならず、そのため、補助部材を有さないがインジェクター(c)の重量は、コアンダインジェクター(A)の1.6倍であった。
インジェクター(c)は圧縮空気管が重いため、一本の圧縮空気管に送風部材がぶら下がっている状態なので、既存のバグフィルター本体に設置する時、既存の圧縮空気供給口に接続する作業が非常に困難になった。
更に、上記バグフィルターの粉体掃い落とし効果と、従来のブローチューブを取り換える際の取り換え工事の容易さをも考慮すると、本発明のコアンダインジェクター(A)の方がインジェクター(c)より総合評価として遥かに良好であった。
本発明のコアンダインジェクターは、バグフィルターの粉体掃い落とし時にバグフィルターへ増幅空気を送り出すもので、気体から粉体を取り除く分野に広く利用できるものであり、バグフィルター本体の新規の導入の際にも、インジェクター部分の交換の際にも、広く用いられるものである。
1 コアンダインジェクター
2 送風部材
3 接続孔
4 圧縮空気管
5 補助部材
6 環状部材
7 噴射スリット
8 筒状部材
9 ブローチューブ
11 バグフィルター本体
12 バグフィルター
13 多孔板
14 ジョイント部
21 噴射空気
22 誘引空気
23 増幅空気
X 圧縮空気

Claims (7)

  1. バグフィルターの粉体掃い落とし時に、バグフィルターに増幅空気を送り出すためのコアンダインジェクターであって、
    圧縮空気管から圧縮空気が供給される接続孔をその下部に有し、該圧縮空気管から該接続孔を通じて供給された圧縮空気を噴射する噴射スリットをその内径の円周上に有する環状部材と、該環状部材の下方同軸上に位置し、該噴射スリットから噴射空気が噴射される際に、該噴射空気に上方からの誘引空気を伴って増幅空気をバグフィルターに送り出す筒状部材とからなる送風部材、
    圧縮空気を複数の該環状部材に、該接続孔を通じて該環状部材の下方から供給する共通の1本の圧縮空気管、及び、
    該送風部材に対して該圧縮空気管の反対側に、該圧縮空気管と平行に位置し、該圧縮空気管と両端が固着されている補助部材
    を具備しており、
    該噴射スリットのスリット幅が0.2mm〜0.6mmであり、
    該圧縮空気管と該補助部材は、複数の送風部材の両側を環状部材の下から支持しており、
    該圧縮空気管は、圧縮空気供給口に接続されており、かつ、既存のブローチューブの設備用に配管された圧縮空気供給口をそのまま利用しつつ、既存のバグフィルターの真上に該送風部材を設置させることにより、既存のブローチューブから容易に取り替えることができるように、鈍角又は円弧で、一連の接続孔を有する領域に向かって屈曲しており、
    該補助部材は、該圧縮空気管よりも軽量であることを特徴とするコアンダインジェクター。
  2. 上記筒状部材は、環状部材と噴射スリットの下部で接続されており、噴射スリットから噴射される噴射空気が筒状部材の壁面に沿って流れるようになっている請求項1に記載のコアンダインジェクター。
  3. 上記筒状部材は、環状部材と噴射スリットの下部で一体となるように接続されている請求項1又は請求項に記載のコアンダインジェクター。
  4. 上記圧縮空気管は、角型管である請求項1ないし請求項の何れかの請求項に記載のコアンダインジェクター。
  5. 上記圧縮空気管は、上記圧縮空気供給口にジョイント部で接続されている請求項1ないし請求項の何れかの請求項に記載のコアンダインジェクター。
  6. 上記ジョイント部が、隙間の少ないソケット、ユニオンねじ込み式管継手、フランジ溶接若しくはフランジ継手及びLAカップリングよりなる群から選ばれた接続手段を用いて接続されている請求項に記載のコアンダインジェクター。
  7. 請求項1ないし請求項の何れかの請求項に記載のコアンダインジェクターが、バグフィルター上部に設置されていることを特徴とするバグフィルター本体。
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