JP6155534B2 - 圧縮空気噴射装置 - Google Patents

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    • B01D46/04Cleaning filters

Description

本発明は、濾布式集塵機のフィルターに圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射装置に関する。
従来、焼却場や一般的な工場等における粉塵の除去や、粉体工場等における粉体の収集などに、濾布式集塵機が用いられている。この種の集塵機には、濾材として織布や不織布を用いた有底筒状のフィルターが設置されている。
このような集塵機では、通常時には、吸引されてきた粉塵や粉体がフィルターを通過する際に該フィルターに付着し、粉塵や粉体を含有しない空気のみが排出されることで、粉塵の除去や粉体の収集等が行われる。しかし、操業を続けていると、次第にフィルターに粉塵や粉体が付着して堆積することにより、フィルターの濾過効果が低下する。
例えば特許文献1には、蓄積した塵埃を除去するための逆噴射パイプ12と、圧縮空気を噴射するノズル13とを備えた集塵機が開示されている(特許文献1の図1参照)。この集塵機は、フィルターによる濾過方向とは逆の方向に圧縮空気を噴射し、フィルターに付着した粉塵や粉体を払い落とす、所謂、逆洗を行うことが可能となっている。
従来一般に行われてきた逆洗方法では、噴射された圧縮空気が外気を誘引するためにベンチュリーを使い、理論上は少ない圧縮空気量でフィルターの洗浄が達成できる。しかし、実際には、ノズルとフィルターの芯合わせが難しく、少しでもずれると誘引空気量が大きく減ってしまい、設計通りの性能を発揮することができないという問題があった。
また、ノズルから噴射された圧縮空気は、ベンチュリーを用いているためにフィルターの内側面に向かって広がりながら流れるので、フィルターの底面まで空気が届きにくく、フィルターの下部では逆洗効果が低下するという問題もあった。さらに、ベンチュリーが装着されているために、吸入空気流路がベンチュリーの絞り部によって狭くなっており、逆洗を行わないときには空気濾過方向の空気抵抗が増えて圧力損失が発生するという問題もあった。加えて、フィルターにおけるベンチュリーが配置されている長さ分は、ベンチュリー自体が邪魔となって、塵挨の払い落しができないという問題もあった。
このような問題を解決するために、近年においては、内部に環状の空間が形成されている環状部に設けられた環状の噴射孔から、環状部に連設された筒状の送出部を経て、フィルターに圧縮空気を噴射して逆洗を行う圧縮空気噴射装置が提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2003−126637号公報 特開2008−115847号公報 特開2014−171973号公報
前記した特許文献2,3に記載の圧縮空気噴射装置では、環状の噴射孔からの圧縮空気がコアンダ効果によって筒状の送出部の内壁面に沿って流れることにより、強制風が送出部から筒状に噴射される。そして、筒状の強制風は、その径方向内側に上方から外部の空気を誘引することによって増幅されて、フィルター内に噴射される。したがって、噴射孔から噴射された圧縮空気は送出部を経て確実に増幅されるとともに、ほぼ真直ぐに送出されてフィルターの奥まで届くため、フィルターに付着した粉塵や粉体を良好に払い落とすことができる。
しかしながら、特許文献2に関し、例えば、フィルターで空気を濾過する際の風速(以下、「濾過風速」ともいう)が大きい場合や、フィルターの径が大きい場合等においては、フィルターに付着した粉塵や粉体の払落しが不十分となる場合があった。また、本発明によりフィルターに付着した粉塵や粉体の払落しが向上することについて、特許文献3には記載がない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、濾布式集塵機のフィルターに付着した粉塵や粉体をより確実に払い落とすことができる圧縮空気噴射装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、濾布式集塵機のフィルターに圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射装置であって、圧縮空気が流通する空気流通管と、前記空気流通管から送られる空気を外部の空気を誘引することによって増幅して前記フィルターに噴射する空気増幅装置と、を備え、前記空気流通管は、前記空気増幅装置に送る空気が通過する空気流出口を有し、前記空気増幅装置は、前記空気流出口に接続する空気流入口、および前記空気流入口を経て導入される空気を噴射する環状の噴射孔が設けられ、内部に環状の空間が形成されている環状部と、前記環状部に連設され、前記噴射孔から噴射される空気を、誘引される空気とともに前記フィルターに送出する筒状の送出部と、を有し、前記空気流入口は、前記環状部の下壁部に設けられており、前記送出部の先端は、前記フィルターの内部に延伸しており、前記送出部の径方向外側に、前記フィルターの上端開口部を覆うカバー部材が設置されており、前記送出部は、同軸上に配置され相互に分離自在に接続されている上側に位置する第1管および下側に位置する第2管を有し、前記第2管の外周面に、ストッパが固定されており、前記第2管は、前記ストッパの下端面が前記カバー部材の上面に当接する位置で、ねじ締結によって前記第1管に固定されていることを特徴とする。
この構成では、噴射孔から噴射された圧縮空気は送出部を経て確実に増幅されるとともに、ほぼ真直ぐに送出されてフィルターの奥まで届く。また、増幅された圧縮空気がフィルターの奥(底面)に到達すると、フィルターの奥から上端開口部に向かって順次フィルター内の圧力が上昇する。
ここで、本発明では、送出部の先端はフィルターの内部に延伸しており、フィルターの上端開口部を覆うカバー部材が設置されているため、フィルター内の圧力は、カバー部材によって、フィルターの上端開口部からフィルター外に逃げることが抑制される。
このため、圧縮空気の十分な圧力と風量によって、濾過風速に負けることなく効果的にフィルターに振動を与えることができ、フィルター上の粉塵や粉体を払い落とすことができる。
したがって、本発明によれば、濾布式集塵機のフィルターに付着した粉塵や粉体をより確実に払い落とすことができる圧縮空気噴射装置を提供できる。
また、空気増幅装置の送出部が短くてフィルターまで届いていない圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機に既に取り付けられている場合、送出部の長さを延長することによって、送出部の先端をフィルターの内部に延伸した状態に変更することが可能となる。したがって、既存の設備を利用して、本発明に係る圧縮空気噴射装置を低コストで迅速に実施することができる。
さらに、カバー部材がフィルターの上端開口部から上方に離れて浮き上ることがより抑制される。このため、フィルター内の圧力がフィルター外に逃げることを、より効果的に抑制することができる。
また、カバー部材がストッパに当接することによってカバー部材の浮上がりをより抑制することができる。したがって、簡易な構成によってカバー部材の上方への移動を規制することができる。また、カバー部材を容易に取り付けたり取り外したりすることができるため、メンテナンス作業の容易性も確保できる。
また、本発明に関する参考例としての発明は、濾布式集塵機のフィルターに圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射装置であって、圧縮空気が流通する空気流通管と、前記空気流通管から送られる空気を外部の空気を誘引することによって増幅して前記フィルターに噴射する空気増幅装置と、を備え、前記空気流通管は、前記空気増幅装置に送る空気が通過する空気流出口を有し、前記空気増幅装置は、前記空気流出口に接続する空気流入口、および前記空気流入口を経て導入される空気を噴射する環状の噴射孔が設けられ、内部に環状の空間が形成されている環状部と、前記環状部に連設され、前記噴射孔から噴射される空気を、誘引される空気とともに前記フィルターに送出する筒状の送出部と、を有し、前記空気流入口は、前記環状部の下壁部に設けられており、前記送出部の先端は、前記フィルターの内部に延伸しており、前記送出部の径方向外側に、前記フィルターの上端開口部を覆うカバー部材が設置されており、前記送出部は、同軸上に配置され相互に分離自在に接続されている上側に位置する第1管および下側に位置する第2管を有し、前記第2管の外周面に、前記カバー部材が固定されており、前記カバー部材は、前記フィルターの上端開口縁部に固定されていることを特徴とする。
この構成では、カバー部材がフィルターの上端開口縁部に固定されることによってカバー部材の浮上がりを防止することができる。また、カバー部材によってフィルターの上端開口部が閉鎖されるため、フィルター内の圧力が上端開口部からフィルター外に逃げることを、より確実に抑制することができる。
本発明によれば、濾布式集塵機のフィルターに付着した粉塵や粉体をより確実に払い落とすことができる圧縮空気噴射装置を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る圧縮空気噴射装置が取り付けられた濾布式集塵機を模式的に示す構成図である。 (a)は、空気流通管および空気増幅装置の拡大平面図、(b)は、空気流通管および空気増幅装置の拡大側面図である。 空気流通管および空気増幅装置の拡大断面図である。 圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機に取り付けられた状態における空気増幅装置周辺の拡大側面図である。 (a)は、図4に示されるカバー部材の側面図、(b)は、同平面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機に取り付けられた状態における空気増幅装置周辺の一部断面拡大側面図である。 (a)は、図6に示されるストッパが固定された空気増幅装置の側面図、(b)は、同下面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機に取り付けられた状態における空気増幅装置周辺の拡大側面図である。 (a)は、図6に示されるストッパおよび止めねじの平面図、(b)は、同側面図である。 本発明の第4実施形態に係る圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機に取り付けられた状態における空気増幅装置周辺の拡大側面図である。 (a)は、図10に示されるストッパが固定された第2管の側面図、(b)は、(a)のC−C線に沿う断面図である。 (a)は、第4実施形態の変形例に係るストッパが固定された第2管の側面図、(b)は、(a)のD−D線に沿う断面図である。 本発明の第5実施形態に係る圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機に取り付けられた状態における空気増幅装置周辺の拡大側面図である。 (a)は、図13に示されるカバー部材が固定された第2管の平面図、(b)は、(a)のE−E線に沿う断面図である。 フィルターの空気濾過方向の上流側の圧力と下流側の圧力との差である差圧の時間的変化を示すグラフである。 図15における時点taにおける拡大図である。 図15における時点tcにおける拡大図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に示す図面において、共通する部分には同一の参照符号を付し、重複した説明を適宜省略する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧縮空気噴射装置5が取り付けられた濾布式集塵機100を模式的に示す構成図である。
図1に示すように、濾布式集塵機100は、筐体1と、筐体1内に配置され筐体1内に送られる空気を濾過して粉塵や粉体を捕集する複数のフィルター3と、フィルター3に圧縮空気をパルス状に噴射してフィルター3に付着した粉塵や粉体を払い落とす圧縮空気噴射装置5と、を備えている。
筐体1の内部は、仕切り壁11によって、下部の集塵室12と上部の清浄室13とに上下に区画されている。フィルター3は、その上端に位置するリング状の上端開口縁部31(図4参照)が仕切り壁11に取り付けられており、筐体1内を集塵室12側から清浄室13側へ流れる空気中に含まれる粉塵や粉体を捕集する。
筐体1の集塵室12には、焼却場、製鉄工場、粉体工場(いずれも図示せず)等からの粉塵や粉体を含んだ空気Aを集塵室12内に導入する空気導入管15が接続されている。また、筐体1の清浄室13には、フィルター3によって濾過されて浄化された空気Bを清浄室13から排出する空気排出管16が接続されている。空気排出管16の下流側には空気吸引装置(図示せず)が設けられており、清浄室13内の浄化された空気Bが外部に吸引されるようになっている。
筐体1の集塵室12の下部は、漏斗形状に形成されており、筐体1の下端部には排出口17が形成されている。フィルター3から払い落とされた粉塵や粉体は、排出口17から外部に排出できるように構成されている。
フィルター3は、有底筒状を呈しており、フィルター3の上端開口部32(図4参照)が清浄室13に臨むように仕切り壁11から垂下されている。例えば図1の例では、フィルター3が紙面の左右(横)方向に連続して6つ配置された列が、紙面の奥行き方向に複数列並んで設置されている。ただし、フィルター3の設置個数および設置レイアウトは、適宜変更され得る。
フィルター3は、図示を省略するが、筒状のかご形状を呈する支持枠の外側に袋状の濾布が被せられて構成されている。濾布の材料としては、例えば織布や不織布等が使用され得る。
また、濾布式集塵機100には、フィルター3の空気濾過方向の上流側の圧力と下流側の圧力との差(以下、「差圧」ともいう)を検出する差圧検出部14と、圧縮空気噴射装置5の作動等の濾布式集塵機100の運転を制御する制御部(図示せず)と、が備えられている。差圧検出部14は、ここでは、一端が集塵室12に連通し他端が清浄室13に連通しているU字管19に封入された水の集塵室12側の水面と清浄室13側の水面との高度差Hを検出することによって、差圧を検出できるようになっている。
圧縮空気噴射装置5は、圧縮空気を供給する圧縮空気供給部51と、圧縮空気供給部51から供給される圧縮空気が流通する空気流通管52と、空気流通管52から送られる空気を外部の空気を誘引することによって増幅してフィルター3に噴射する複数の空気増幅装置53と、を備えている。
圧縮空気供給部51は、例えば、圧縮空気が貯留されるタンク54と、圧縮空気をパルス状に空気流通管52へ供給するためのバルブ55と、タンク54と空気流通管52とを接続する供給管56と、を有している。
図2(a)は、空気流通管52および空気増幅装置53の拡大平面図、図2(b)は、空気流通管52および空気増幅装置53の拡大側面図である。図3は、空気流通管52および空気増幅装置53の拡大断面図である。
図2〜図3に示すように、空気流通管52は、断面が矩形の管である。ただし、空気流通管52の断面形状は、特に限定されるものではなく、例えば正方形や多角形であってもよい。空気流通管52の一端には、供給管56と接続する接続口57が設けられており、空気流通管52の他端(接続口57と反対側の端部)は、閉塞されている。また、空気流通管52は、空気増幅装置53に送る空気が通過する空気流出口58を有している。
空気増幅装置53は、内部に環状の空間Sが形成されている環状部59と、環状部59に連設されている筒状の送出部60と、を有している。環状部59は、上壁部61と下壁部62とが外周端で例えばかしめ等によって接合されて構成されている。上壁部61は、上に凸となる湾曲形状の断面を呈している。下壁部62は、概ね水平な平面形状の平坦部63と、平坦部63の内周縁から延設されているR状の断面を有するR状部64と、を有している。環状の空間Sは、上壁部61と下壁部62との間に形成されている。
環状部59の下壁部62には、空気流通管52の空気流出口58に接続する空気流入口65が設けられている。空気流出口58と空気流入口65との接続部は、ここでは、パッキンPを用いてシールされている。パッキンPを用いて接続することにより、空気流通管52から空気増幅装置53を容易に取り外すことが可能となり、破損による交換や、緊急にフィルター3の濾布にあいた穴を塞ぐ必要が生じた場合等に対応可能となる。ただし、空気流出口58と空気流入口65とは、例えば溶接等によって接続されることも可能である。
環状部59の内径側には、空気流入口65を経て導入される空気を噴射する環状の噴射孔66が設けられている。噴射孔66は、上壁部61の内周部と下壁部62の内周部との間の隙間として形成されているスリットノズルである。噴射孔66からの圧縮空気の噴射方向は、送出部60の中心軸に向かう斜め下方に設定されている。この圧縮空気の噴射方向は、例えば送出部60の中心軸に対して45°傾斜した角度に設定されるが、これに限定されるものではない。また、噴射孔66の幅Wは、例えば0.3mm以上2mm以下に設定されるが、これに限定されるものではない。
送出部60は、環状部59の下壁部62の内周側の端縁に連設されており、噴射孔66から噴射される圧縮空気71を、誘引される空気72とともにフィルター3(図4参照)に送出するものである。送出部60は、ここでは、環状部59の下壁部62と一体に成形されている。ただし、送出部60と下壁部62とは、別々に作製された後に例えば溶接等によって接合されて構成されていてもよい。
また、圧縮空気噴射装置5は、空気流通管52と平行に配置される補強部材67を備えている。空気流通管52と補強部材67とは、それぞれの両端で互いに接合されており、強度および剛性の向上が図られている。そして、送出部60が空気流通管52と補強部材67との間に配置されるとともに、環状部59が空気流通管52と補強部材67との上に載置されて図示しない保持手段によって保持されることによって、空気増幅装置53が支持されている。
空気流通管52および補強部材67は、例えば金属から形成されており、ここでは、材質として鉄(錆止焼付塗装)が使用されている。また、空気増幅装置53は、例えば金属や高強度プラスチックから形成されており、ここでは、材質としてステンレス鋼が使用されている。
図4は、圧縮空気噴射装置5が濾布式集塵機100に取り付けられた状態における空気増幅装置53周辺の拡大側面図である。図5(a)は、図4に示されるカバー部材の側面図、図5(b)は、同平面図である。
図4に示すように、濾布式集塵機100に圧縮空気噴射装置5が取り付けられた状態で、空気増幅装置53の送出部60の中心軸とフィルター3の中心軸とが合致するように、空気増幅装置53が設置されている。
本実施形態では、空気増幅装置53の送出部60の先端は、フィルター3の内部に延伸している。送出部60の先端がフィルター3の内部に入り込む深さは、例えば0mm超過50mm以下に設定されるが、適宜変更され得る。
図4〜図5に示すように、空気増幅装置53の送出部60の径方向外側に、フィルター3の上端開口部32を覆うカバー部材68が設置されている。カバー部材68は、ここでは、中央に送出部60が挿入される開口孔69が形成されたリング状の板体であり、フィルター3の上端開口縁部31上に載置されている。
カバー部材68の外径は、フィルター3の上端開口縁部31の内径よりも大きく設定されており、カバー部材68の内径、すなわち開口孔69の径は、空気増幅装置53の送出部60の外径よりも僅かに大きく設定されている。すなわち、カバー部材68の開口孔69の内面と空気増幅装置53の送出部60の外周面との間には、組付け作業性を考慮して、ある程度の隙間が形成されている。この隙間は、直径方向で、例えば0mm超過2mm以下に設定されるが、適宜変更され得る。
カバー部材68は、例えば金属から形成されており、ここでは、材質としてステンレス鋼が使用されている。
次に、前記したように構成された第1実施形態に係る圧縮空気噴射装置5の作用について説明する。
図3に示すように、圧縮空気供給部51(図1参照)から供給された圧縮空気70が、環状の噴射孔66から噴射される。環状の噴射孔66からの圧縮空気71がコアンダ効果によって筒状の送出部60の内壁面に沿って流れることにより、強制風が送出部60から筒状に噴射される。そして、筒状の強制風は、その径方向内側に上方から外部の空気72を誘引することによって増幅されて、フィルター3(図1参照)内に噴射される。したがって、噴射孔66から噴射された圧縮空気71は送出部60を経て確実に増幅されるとともに、ほぼ真直ぐに送出されてフィルター3の奥まで届く。
また、増幅された圧縮空気がフィルター3の奥(底面)に到達すると、フィルター3の奥から上端開口部32に向かって順次フィルター3内の圧力が上昇する。
ここで、本実施形態では、送出部60の先端は、フィルター3の内部に延伸しており、送出部60の径方向外側に、フィルター3の上端開口部32を覆うカバー部材68が設置されている。したがって、フィルター3内の圧力は、カバー部材68によって、フィルター3の上端開口部32からフィルター3外に逃げることが抑制される。
このため、圧縮空気の十分な圧力と風量によって、濾過風速に負けることなく効果的にフィルター3に振動を与えることができ、フィルター3上の粉塵や粉体を払い落とすことができる。
このように本実施形態によれば、濾布式集塵機100のフィルター3に付着した粉塵や粉体をより確実に払い落とすことができる圧縮空気噴射装置5を提供できる。
(第2実施形態)
次に、図6〜図7を参照しながら、本発明の第2実施形態について、前記した第1実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る圧縮空気噴射装置5が濾布式集塵機100に取り付けられた状態における空気増幅装置53周辺の一部断面拡大側面図である。図7(a)は、図6に示されるストッパ75が固定された空気増幅装置53の側面図、図7(b)は、同下面図である。ただし、図7では、図の簡略化のため空気流入口65の図示を省略している。
図6〜図7に示すように、第2実施形態では、圧縮空気噴射装置5は、カバー部材68aの上方への移動を規制する規制手段としてのストッパ75を備えている点で、前記した第1実施形態と相違している。カバー部材68aは、中央に送出部60が挿入される開口孔69aが形成されており、フィルター3の上端開口縁部31a上に載置されている。
ストッパ75は、空気増幅装置53の送出部60の外周面に溶接等によって固定される固定部76と、固定部76の下端縁から送出部60の径方向外側下方に向けて斜めに延設されている規制部77と、を有する屈曲した矩形の板体であり、板ばねとして機能し得るものである。ストッパ75は、送出部60の外周面に、周方向に等角度間隔に複数(ここでは3個)並んで設けられている。
ストッパ75は、圧縮空気噴射装置5の濾布式集塵機100への取付け時に好ましくは規制部77がカバー部材68aの上面を付勢して僅かに変形された状態となるように、送出部60への固定位置が設定されている。
前記した第1実施形態では、カバー部材68の自重や、カバー部材68の開口孔69の内面と空気増幅装置53の送出部60の外周面との間の摩擦抵抗等によって、カバー部材68の浮上がりが抑制される構成となっている。
これに対して、第2実施形態では、規制手段としてのストッパ75によって、カバー部材68aがフィルター3の上端開口部32から上方に離れて浮き上ることがより抑制される。このため、フィルター3内の圧力が上端開口部32からフィルター3外に逃げることを、より効果的に抑制することができる。なお、第2実施形態のカバー部材68aは、ストッパ75によって上方への移動が規制されるため、第1実施形態のカバー部材68よりも厚さが小さく設定されている。
このように第2実施形態では、カバー部材68aがストッパ75に当接することによってカバー部材68aの浮上がりをより抑制することができる。したがって、簡易な構成によってカバー部材68aの上方への移動を規制することができる。また、カバー部材68aを容易に取り付けたり取り外したりすることができ、メンテナンス作業の容易性も確保できる。
(第3実施形態)
次に、図8〜図9を参照しながら、本発明の第3実施形態について、前記した第2実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図8は、本発明の第3実施形態に係る圧縮空気噴射装置5が濾布式集塵機100に取り付けられた状態における空気増幅装置53周辺の拡大側面図である。図9(a)は、図6に示されるストッパ78および止めねじ79の平面図、図9(b)は、同側面図である。
図8〜図9に示すように、第3実施形態では、ストッパ78は、空気増幅装置53の送出部60が径方向内側に挿入される円筒形状を呈している。ストッパ78の外周面には、止めねじ79が螺入されるねじ孔が周方向に等角度間隔に複数(ここでは3個)並んで形成されている。
ストッパ78は、圧縮空気噴射装置5が濾布式集塵機100に取り付けられた状態において、該ストッパ78の下端面がカバー部材68aの上面に当接する位置で、止めねじ79を締め込むことによって送出部60に固定されている。
このような第3実施形態によっても、前記した第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、カバー部材68aによってフィルター3の上端開口部32が閉鎖された状態で、ストッパ78を送出部60に強固に固定することができる。さらに、円筒形状のストッパ78によって、カバー部材68aの上方への移動を周方向の各位置で均一に規制することができる。
(第4実施形態)
次に、図10〜図11を参照しながら、本発明の第4実施形態について、前記した第3実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図10は、本発明の第4実施形態に係る圧縮空気噴射装置5が濾布式集塵機100に取り付けられた状態における空気増幅装置53周辺の拡大側面図である。図11(a)は、図10に示されるストッパ80が固定された第2管82の側面図、図11(b)は、図11(a)のC−C線に沿う断面図である。
図10〜図11に示すように、空気増幅装置53の送出部60aは、同軸上に配置され相互に分離自在に接続されている上側に位置する第1管81および下側に位置する第2管82を有している。第2管82は、第1管81が径方向内側に挿入される円筒形状を呈している。第2管82の外周面には、止めねじ83が螺入されるねじ孔が周方向に等角度間隔に複数(例えば3個)並んで形成されている。
ストッパ80は、第2管82の外周面に、周方向に等角度間隔に複数(ここでは3個)並んで溶接等によって固定されて設けられている。第2管82は、圧縮空気噴射装置5が濾布式集塵機100に取り付けられた状態において、ストッパ80の下端面がカバー部材68aの上面に当接する位置で、止めねじ83を締め込むことによって第1管81に固定されている。また、緩み止めのための固定ナット84を使用することが好ましい(他の実施形態でも同様)。ただし、第1管81と第2管82との接続方法は、前記した方法に限定されるものではない。
このような第4実施形態によっても、前記した第3実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、第4実施形態は、送出部60aが同軸上で相互に分離自在に接続されている複数の管(ここでは、第1管81、第2管82)を有しているため、さらに以下の作用効果を奏する。
すなわち、空気増幅装置の送出部が短くてフィルター3まで届いていない圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機100に既に取り付けられている場合、送出部の長さを延長することによって、送出部の先端をフィルター3の内部に延伸した状態に変更することが可能となる。したがって、既存の設備を利用して、本実施形態に係る圧縮空気噴射装置5を低コストで迅速に実施することができる。
図12(a)は、第4実施形態の変形例に係るストッパ85が固定された第2管82の側面図、図12(b)は、図12(a)のD−D線に沿う断面図である。
この変形例では、ストッパ85は、第2管82が径方向内側に挿入されるリング状を呈しており、第2管82の外周面に溶接等によって固定されて設けられている。このような変形例によっても、前記した第4実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、リング形状のストッパ85によって、カバー部材68aの上方への移動を周方向の各位置で均一に規制することができる。
(第5実施形態)
次に、図13〜図14を参照しながら、本発明の第5実施形態について、前記した第4実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図13は、本発明の第5実施形態に係る圧縮空気噴射装置5が濾布式集塵機100に取り付けられた状態における空気増幅装置53周辺の拡大側面図である。図14(a)は、図13に示されるカバー部材68bが固定された第2管82の平面図、図14(b)は、図14(a)のE−E線に沿う断面図である。
図13〜図14に示すように、カバー部材68bは、水平な平板から構成される板状部86と、板状部86の外周縁の向かい合う二辺から下方に延設されている断面がL字形状の係合部87と、を有している。板状部86は、ここでは平面視して八角形を呈しているが、これに限定されるものではなく、他の多角形や、略円形を呈していてもよい。
カバー部材68bの中央に形成された開口孔69bに送出部60aの第2管82が挿入された状態で開口孔69bの内周部と第2管82の外周部とが全周または部分溶接されることによって、カバー部材68bは、送出部60aの第2管82に固定されている。
カバー部材68bの係合部87は、そのL字形状の先端がフィルター3の上端開口縁部31の下に入り込むことによって上端開口縁部31と係合する。これにより、カバー部材68bはフィルター3の上端開口縁部31に固定され、係合部87はカバー部材68bの上方への移動を規制する規制手段として機能する。この結果、カバー部材68bの板状部86がフィルター3の上端開口部32を覆っており、送出部60aの第2管82がカバー部材68bを介してフィルター3の上端開口縁部31に支持されている。したがって、第1管81と第2管82とを止めねじ等で固定する必要はない。
このような第5実施形態によっても、前記した第4実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、第5実施形態は、さらに以下の作用効果を奏する。
すなわち、予めカバー部材68bと送出部60aの第2管82とを一体的に構成できるため、部品の取扱いが容易になるとともに、圧縮空気噴射装置5を濾布式集塵機100に取り付ける作業を迅速かつ容易に行うことができる。
また、カバー部材68bがフィルター3の上端開口縁部31に固定されることによってカバー部材68bの浮上がりを防止することができる。そして、カバー部材68bによってフィルター3の上端開口部32が閉鎖されるため、フィルター3内の圧力が上端開口部32からフィルター3外に逃げることを、より確実に抑制することができる。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、前記した各実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、各実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。また、前記した実施形態の構成の一部について、追加、削除、置換をすることができる。
例えば、前記した第1実施形態では、カバー部材68はフィルター3の上端開口縁部31上に載置されていて固定されていないが、これに限定されるものではない。
カバー部材68は、空気増幅装置53の送出部60に溶接やねじ締結等の固定手段によって固定されていてもよい。この構成では、カバー部材68が送出部60に固定されることによってカバー部材68の浮上がりを防止することができる。この場合、カバー部材68の下面とフィルター3の上端開口縁部31の上面との間に、ある程度の隙間が形成されていてもよい。あるいは、カバー部材68の外径がフィルター3の上端開口縁部31の内径よりも若干小さく設定されていてもよい。このような場合でも、フィルター3内の圧力が上端開口部32からフィルター3外に逃げることを抑制することが可能である。
また、カバー部材68は、フィルター3の上端開口縁部31にねじ締結等の固定手段によって固定されていてもよい。この構成では、カバー部材68がフィルター3の上端開口縁部31に固定されることによってカバー部材68の浮上がりを防止することができる。また、カバー部材68によってフィルター3の上端開口部32が閉鎖されるため、フィルター3内の圧力が上端開口部32からフィルター3外に逃げることを、より確実に抑制することができる。
また、前記したカバー部材68,68a,68bを設置する代わりに、送出部60の外径をフィルター3の内径との差が5mm以下、好ましくは3mm以下となるように設定してもよい。この構成によっても、フィルター3内の圧力が上端開口部32からフィルター3外に逃げることを抑制することができる。したがって、カバー部材68,68a,68bを省略した構成によって、濾布式集塵機100のフィルター3に付着した粉塵や粉体をより確実に払い落とすことができる圧縮空気噴射装置5を提供できる。
次に、上述した実施形態の圧縮空気噴射装置5の一実施例について、図15〜図17を参照して説明する。但し、本発明の技術的範囲が以下の実施例によって限定されるものではない。
図15は、フィルター3の空気濾過方向の上流側の圧力と下流側の圧力との差である差圧の時間的変化を示すグラフである。図16は、図15における時点taにおける拡大図である。図17は、図15における時点tcにおける拡大図である。なお、図15において、時点t1,t2,t3,t4は、1カ月間隔の日付けに対応している。
(実施方法)
空気増幅装置の送出部が短くてフィルター3まで届いていない既存の圧縮空気噴射装置が濾布式集塵機100に取り付けられて運転されている状態における途中(図15の時点tb)で、本実施例に係る圧縮空気噴射装置5に変更した。すなわち、既存の設備を利用して、前記した第4実施形態の変形例(図12参照)について実施した。
(実施条件)
フィルター3は、外径165mm、長さ2700mmのものを使用した。
バルブ55は、ダイヤフラムバルブ 40Aを使用した。
濾過風速は、設計値2m/min、実測値1.5m/minとした。
圧縮空気噴射装置5は、図1に示すように空気増幅装置53が紙面の左右(横)方向に連続して6つ配置された列が、紙面の奥行き方向に6列並んで設置されているものを使用した(6連6列)。
タンク54内の圧縮空気圧力は、0.5MPaとした。
圧縮空気の噴射時間は、0.1秒とした。
(実施結果)
図15に示すように、本実施例に係る圧縮空気噴射装置5に変更した時点tbを境に、運転中におけるフィルター3の上流側と下流側との圧力の差である差圧が、180〜190mmAq(約1.8〜1.9kPa)程度から、120〜130mmAq(約1.2〜1.3kPa)程度に降下した。
ここで、濾布式集塵機100の目詰まり等の状態は運転中の差圧で判断することができる。一般に、差圧が200mmAq(約2kPa)程度以上になると清掃や交換等のメンテナンスが必要になるとされており、濾布式集塵機100の効率的な運転を行うためには差圧が150mmAq(約1.5kPa)程度以下であることが好ましい。
したがって、メンテナンスの必要が間近に迫っていた既存の設備が、本実施例を適用することによって、運転上問題ないレベルまで差圧が降下したことを確認できた。
図16は、本実施例の適用前(図15の時点ta)での差圧の時間的変化を示している。図16の中に、TA1=10秒の間隔でパルス噴射されたときの2箇所の差圧波形がさらに拡大して示されている。図16に示すように、フィルター3にパルス噴射がかかったときに、差圧が立ち上がってTB1=TB2=0.4秒間続いており、その後、差圧が立ち下がってTD1=TD2=0.2秒間続いている。一方、図17は、本実施例の適用後(図15の時点tc)での差圧の時間的変化を示している。図17に示すように、フィルター3にパルス噴射がかかったときに、差圧が立ち上がってTB=2秒間続いており、その後、差圧が立ち下がってTD1=2秒間続いている。また、別の箇所では、差圧が立ち下がってTD2=4秒間続いている。図16、図17において、差圧が立ち上がった状態にある時間TB1,TB2,TBは、フィルター3内の圧力が高く保持されている時間に対応している。また、図16、図17において、差圧が立ち下がった状態にある時間TD1,TD2は、粉塵や粉体がフィルター3から脱落している時間に対応している。
したがって、図16と図17を比較すれば、本実施例を適用することによって、圧縮空気の十分な圧力と風量がフィルター3にかかって、フィルター3から粉塵や粉体が、より脱落していることがわかる。
1 筐体
3 フィルター
5 圧縮空気噴射装置
31,31a 上端開口縁部
32 上端開口部
51 圧縮空気供給部
52 空気流通管
53 空気増幅装置
58 空気流出口
59 環状部
60,60a 送出部
61 上壁部
62 下壁部
63 平坦部
64 R状部
65 空気流入口
66 噴射孔
68,68a,68b カバー部材
69,69a,69b 開口孔
70,71 圧縮空気
72 空気
75,78,80,85 ストッパ(規制手段)
81 第1管
82 第2管
86 板状部
87 係合部(規制手段)
100 濾布式集塵機
S 空間

Claims (1)

  1. 濾布式集塵機のフィルターに圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射装置であって、
    圧縮空気が流通する空気流通管と、
    前記空気流通管から送られる空気を外部の空気を誘引することによって増幅して前記フィルターに噴射する空気増幅装置と、を備え、
    前記空気流通管は、前記空気増幅装置に送る空気が通過する空気流出口を有し、
    前記空気増幅装置は、
    前記空気流出口に接続する空気流入口、および前記空気流入口を経て導入される空気を噴射する環状の噴射孔が設けられ、内部に環状の空間が形成されている環状部と、
    前記環状部に連設され、前記噴射孔から噴射される空気を、誘引される空気とともに前記フィルターに送出する筒状の送出部と、を有し、
    前記空気流入口は、前記環状部の下壁部に設けられており、
    前記送出部の先端は、前記フィルターの内部に延伸しており、
    前記送出部の径方向外側に、前記フィルターの上端開口部を覆うカバー部材が設置されており、
    前記送出部は、同軸上に配置され相互に分離自在に接続されている上側に位置する第1管および下側に位置する第2管を有し、
    前記第2管の外周面に、ストッパが固定されており、
    前記第2管は、前記ストッパの下端面が前記カバー部材の上面に当接する位置で、ねじ締結によって前記第1管に固定されていることを特徴とする圧縮空気噴射装置。
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