JP6045947B2 - 送り構造体及びこれを備えた把持装置 - Google Patents
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Description
(数式1)
減速比=Z1’/Z2’+1
によって定まり、構造上の関係から、減速比は5〜8倍程度となっている。
外周面に雄ねじ部が形成されるとともに、少なくとも内周面の一部に雌ねじ部が形成された円筒体と、
中心部に貫通穴が形成されるとともに、該貫通穴の軸線が前記円筒体の軸線と同軸となった状態で前記円筒体の一端側に嵌挿された第1受体と、
前記円筒体の他端側に嵌挿された第2受体と、
前記円筒体内の前記第1受体と第2受体との間に、外周面に形成された雄ねじ部が前記円筒体の内周面に形成された雌ねじ部と螺合した状態で配設され、前記第1受体と対向する面に受け穴が形成されたねじ体と、
基軸部と該基軸部の軸線に対して偏心した偏心部とからなり、前記基軸部の両端が前記第1受体の貫通穴及びねじ体の受け穴にそれぞれ回転自在に挿入された偏心軸と、
外周面と同軸となるように内周面に歯部が形成され、前記円筒体の軸線を中心に該円筒体と一体的に回転可能となるように前記ねじ体と係合した状態で、前記第1受体と前記ねじ体との間に配設された内歯歯車と、
外周面に歯部が形成されるとともに、中心部に表裏に貫通した貫通穴が形成され、前記歯部の一部が前記内歯歯車の歯部の一部と噛合し、且つ前記貫通穴に前記偏心軸の偏心部が回転自在に挿通された状態で、前記内歯歯車の環内に配設された外歯歯車とからなり、
前記円筒体は、該円筒体の軸線を中心に前記第1受体と一体的に回転可能となるように、該第1受体に係合し、
前記第1受体における、前記外歯歯車と対向する面には、該面に開口した凹部が形成され、
前記外歯歯車における、前記第1受体と対向する面には、前記凹部に遊嵌する凸部が形成され、
前記内歯歯車の歯数は、前記外歯歯車の歯数よりも多くなっている送り構造体に係る。
表面の所定点を中心として放射状に設けられた少なくとも2つの案内溝を有する本体と、
前記本体の各案内溝にそれぞれ係合するように配設され、該案内溝に沿って進退自在に設けられるとともに、前記案内溝に沿って形成された雌ねじ部を有する少なくとも2つの把持爪とを備えた把持装置であって、
前記送り構造体は、前記第1受体及び第2受体が回転自在に支持され、且つ前記把持爪の雌ねじ部に前記円筒体の外周面に形成された雄ねじ部が螺合した状態で、前記案内溝内且つ前記把持爪の下方に配設されている把持装置に係る。
(数式2)
減速比=Z1/(Z2−Z1)+1
によって定まる。即ち、両歯車の歯数を多くし、且つ外歯歯車の歯数よりも内歯歯車の歯数を多くすることにより、大きな減速比が得られる。尚、内歯歯車の歯数を一定とした場合、内歯歯車の歯数が外歯歯車の歯数よりも1枚だけ多い場合に最も大きな減速比が得られる。具体的に言えば、内歯歯車の歯数を30、外歯歯車の歯数28とした場合には、減速比が16となるのに対して、内歯歯車の歯数を30、外歯歯車の歯数を29とした場合には、減速比が30となり、内歯歯車の歯数を外歯歯車の歯数よりも1枚だけ多くすることにより、減速比が格段に大きくなる。
前記送り構造体と、
表面に設けられた少なくとも1つの案内溝を有する本体と、
前記本体の表面に、固定又は移動自在に設けられた少なくとも1つの把持体と、
前記本体の案内溝に係合するように配設され、該案内溝に沿って進退自在に設けられるとともに、前記案内溝に沿って形成された雌ねじ部を有する少なくとも1つの把持爪とを備えた把持装置であって、
前記案内溝の配設方向及び前記把持体の移動方向は、前記本体の表面の所定点を中心として放射状に設定され、
前記送り構造体は、前記第1受体及び第2受体が回転自在に支持され、且つ前記把持爪の雌ねじ部に前記円筒体の外周面に形成された雄ねじ部が螺合した状態で、前記案内溝内且つ前記把持爪の下方に配設された構成の把持装置であっても良い。
(数式2)
減速比=Z1/(Z2−Z1)+1
によって定まり、外歯歯車45の歯数よりも内歯歯車50の歯数を多くした上で、両歯車の歯数を増やすことにより、大きな減速比が得られる。また、外歯歯車45又は内歯歯車50の歯数を一定とした場合、最も大きな減速比が得られるのは、数式2より、内歯歯車50の歯数が外歯歯車45の歯数よりも1枚だけ多い場合である。
(数式3)
減速比=29/(30−29)+1
となり、減速比は30となっている。
また、上例においては、4つの把持爪10によってワークを把持するようにしているが、それ以上又はそれ以下の把持爪でワークを把持するようにしても良い。
2 本体
3 案内溝
4 収納室
10 把持爪
11 雌ねじ部
20 送り構造体
21 円筒体
22 雄ねじ部
24 雌ねじ部
27 第1受体
29 凹部
30 六角部
35 第2受体
40 偏心軸
41 基軸部
42 偏心部
45 外歯歯車
47 凸部
50 内歯歯車
55 ねじ体
56 雄ねじ部
Claims (5)
- 外周面に雄ねじ部が形成されるとともに、少なくとも内周面の一部に雌ねじ部が形成された円筒体と、
中心部に貫通穴が形成されるとともに、該貫通穴の軸線が前記円筒体の軸線と同軸となった状態で前記円筒体の一端側に嵌挿された第1受体と、
前記円筒体の他端側に嵌挿された第2受体と、
前記円筒体内の前記第1受体と第2受体との間に、外周面に形成された雄ねじ部が前記円筒体の内周面に形成された雌ねじ部と螺合した状態で配設され、前記第1受体と対向する面に受け穴が形成されたねじ体と、
基軸部と該基軸部の軸線に対して偏心した偏心部とからなり、前記基軸部の両端が前記第1受体の貫通穴及びねじ体の受け穴にそれぞれ回転自在に挿入された偏心軸と、
外周面と同軸となるように内周面に歯部が形成され、前記円筒体の軸線を中心に該円筒体と一体的に回転可能となるように前記ねじ体と係合した状態で、前記第1受体と前記ねじ体との間に配設された内歯歯車と、
外周面に歯部が形成されるとともに、中心部に表裏に貫通した貫通穴が形成され、前記歯部の一部が前記内歯歯車の歯部の一部と噛合し、且つ前記貫通穴に前記偏心軸の偏心部が回転自在に挿通された状態で、前記内歯歯車の環内に配設された外歯歯車とからなり、
前記円筒体は、該円筒体の軸線を中心に前記第1受体と一体的に回転可能となるように、該第1受体に係合し、
前記第1受体における、前記外歯歯車と対向する面には、該面に開口した凹部が形成され、
前記外歯歯車における、前記第1受体と対向する面には、前記凹部に遊嵌する凸部が形成され、
前記内歯歯車の歯数は、前記外歯歯車の歯数よりも多くなっていることを特徴とする送り構造体。 - 前記内歯歯車の歯数は、前記外歯歯車の歯数よりも1枚だけ多いことを特徴とする請求項1記載の送り構造体。
- 前記円筒体は、少なくとも内周面の一部に径方向に縮径した小径部が形成されるとともに、前記雌ねじ部が該小径部の内周面に形成され、
前記第2受体は、少なくとも一部に径方向に拡径したフランジ部が形成されており、
前記円筒体の小径部端面と前記第2受体のフランジ部端面との間にばねが配設されており、
該ばねによって、前記円筒体が一端側に向けて付勢されていることを特徴とする請求項1又は2記載の送り構造体。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載された送り構造体と、
表面の所定点を中心として放射状に設けられた少なくとも2つの案内溝を有する本体と、
前記本体の各案内溝にそれぞれ係合するように配設され、該案内溝に沿って進退自在に設けられるとともに、前記案内溝に沿って形成された雌ねじ部を有する少なくとも2つの把持爪とを備えた把持装置であって、
前記送り構造体は、前記第1受体及び第2受体が回転自在に支持され、且つ前記把持爪の雌ねじ部に前記円筒体の外周面に形成された雄ねじ部が螺合した状態で、前記案内溝内且つ前記把持爪の下方に配設されていることを特徴とする把持装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載された送り構造体と、
表面に設けられた少なくとも1つの案内溝を有する本体と、
前記本体の表面に、固定又は移動自在に設けられた少なくとも1つの把持体と、
前記本体の案内溝に係合するように配設され、該案内溝に沿って進退自在に設けられるとともに、前記案内溝に沿って形成された雌ねじ部を有する少なくとも1つの把持爪とを備えた把持装置であって、
前記案内溝の配設方向及び前記把持体の移動方向は、前記本体の表面の所定点を中心として放射状に設定され、
前記送り構造体は、前記第1受体及び第2受体が回転自在に支持され、且つ前記把持爪の雌ねじ部に前記円筒体の外周面に形成された雄ねじ部が螺合した状態で、前記案内溝内且つ前記把持爪の下方に配設されていることを特徴とする把持装置。
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