JP6044840B2 - ドラム缶反転治具 - Google Patents

ドラム缶反転治具 Download PDF

Info

Publication number
JP6044840B2
JP6044840B2 JP2013112713A JP2013112713A JP6044840B2 JP 6044840 B2 JP6044840 B2 JP 6044840B2 JP 2013112713 A JP2013112713 A JP 2013112713A JP 2013112713 A JP2013112713 A JP 2013112713A JP 6044840 B2 JP6044840 B2 JP 6044840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
stand
side frame
jig
receiving portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013112713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014231418A (ja
Inventor
靖 黒川
靖 黒川
直人 森谷
直人 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd filed Critical Sumitomo Electric Sintered Alloy Ltd
Priority to JP2013112713A priority Critical patent/JP6044840B2/ja
Publication of JP2014231418A publication Critical patent/JP2014231418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6044840B2 publication Critical patent/JP6044840B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

この発明は、作業者がドラム缶を一人で安全に反転させて缶内の油などの残液を全て取り出すことを可能にするドラム缶反転治具に関する。
ドラム缶に入れた油などの液体は、全てを取り出して有効利用することが望まれる。しかしながら、残量が少なくなるとポンプによる汲み上げができなくなるため、ドラム缶を立てたままではどうしても缶内に液が残ってしまう。
そこで、ポンプによる汲み上げができなくなったら、ドラム缶を反転させ、下に移動した缶口から残液を流出させて他の容器に移すことがなされている。
その残液取り出しのためのドラム缶の反転、倒立は人力で行われるか又は専用の装置を用いて行われている。
専用の装置としては、下記特許文献1に示されるドラム缶反転機構付きの運搬車やリフト機能のある反転装置などが知られている。
特開2000−198448号公報
人力によるドラム缶の反転、倒立は作業者一人では難しく、危険も伴う。また、上記特許文献1に示された運搬車やリフト機能を有する専用のドラム缶反転装置は、高価でしかも嵩張り、その装置の保管場所なども多く必要とする。
ドラム缶を反転させての残液取り出しの頻度が小さいときにはこのような高価で保管面でも不利な専用の装置は好まれない。
そこで、この発明は、作業者がドラム缶を一人で安全に反転させられる小型かつ安価なドラム缶反転治具を提供することを課題としている。
上記の課題を解決策するため、この発明においては、以下のドラム缶反転治具を提供する。
そのドラム缶反転治具は、凸円弧状に彎曲した左右の側枠と、その側枠の一端に固定された治具支持用のスタンドと、このスタンドに近接して前記側枠に固定された天板受け部と、前記側枠の他端に固定した半円状の胴部受け部と、その胴部受け部から前記スタンドのある側とは反対側に延びださせたフック部を備えさせ、
前記天板受け部をドラム缶の胴部上縁の内周に適合して嵌る大きさと形状にし、前記胴部受け部をドラム缶の胴部下側の外周に沿って胴部を支えるように構成し、前記フック部をドラム缶の胴部の下縁に係止するように構成した。
この発明のドラム缶反転治具は、作業者が一人で安全にドラム缶を反転させることができ、構造が単純で小型かつ安価でもある。
この発明のドラム缶反転治具の一例を示す斜視図である。 図1のドラム缶反転治具の側面図である。 図1のドラム缶反転治具のドラム缶に対する装着開始状態を示す斜視図である。 図1のドラム缶反転治具をドラム缶に装着した状態を示す側面図である。 図1のドラム缶反転治具をドラム缶と一緒に反転させている途中の状態を示す側面図である。 図1のドラム缶反転治具をドラム缶と一緒に反転し終えた状態を示す側面図である。
以下、この発明のドラム缶反転治具の実施の形態を添付図面の図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示したドラム缶反転治具1は、凸円弧状に彎曲した左右の側枠2,2と、その側枠と一体のスタンド3及び天板受け部4と、側枠2の他端に連設された半円状の胴部受け部5と、その胴部受け部5に固体されたフック部6を備えている。
左右の側枠2,2は、所定の間隔を保って横並びの状態に配置されており、スタンド3と天板受け部4と胴部受け部5を介して互いに連結されている。
スタンド3は、倒立状態の治具1を支えるものであって、そのスタンド3に左右の側枠2,2の一端が接続されている。
このスタンド3は、平面視形状を円形にしたものや、側枠2の延長部で構成されるもの、即ち、一連の棒材を中間に曲げ戻し部ができるように曲げ加工し、曲げ戻し部を除く部分で左右の側枠2を形成し、その左右の側枠2の延長領域である前記曲げ戻し部をスタンド3となしたものなども考えられる。
ただし、図1に示すように平面視形状がC字状をなすものにし、自由端である両端e付近から少し離れた位置に側枠2を接続してその接続点から両端を互いに近づく方向に延び出させたものが好ましい。その理由は後述する。
天板受け部4は、側枠2に固定したリング状の枠であって、スタンド3に近接して設けられている。この天板受け部4は、起立したドラム缶D(図3参照)の胴部上縁(缶口Mのある側の縁)の内側に嵌められる。
この天板受け部4の側枠2に対する固定は、連結ロッド7と補強リブ8を介して行われているが、図示の構造に限定されない。
この天板受け部4は、図2に示すように、スタンド3に対して側枠2から離反した側の離反量が大となる方向に所定角度θ傾けると好ましい。その理由も後述する。
胴部受け部5は、起立したドラム缶Dの胴部の下側外周に沿わせる枠であって、この胴部受け部で倒立途中と倒立後のドラム缶の外周を支える。
フック部6は、胴部受け部5の中央部からスタンド3のある側とは反対側に延びださせた係止具であり、天板受け部4をドラム缶Dの胴部上縁の内側に嵌めた状態下でこのフック部6を起立したドラム缶Dの胴部下縁に係止させる。
天板受け部4は、図1に示すように、数本の補助ロッド9を介してスタンド3にも連結しておくと安定した強度が得られて好ましい。
このように構成した例示のドラム缶反転治具1は、側枠2を接地させて全体を揺動させることができる。この治具1を起立したドラム缶に装着してドラム缶と一緒に倒し、側枠の接地点がその側枠の他端側から一端側に移るように全体を転がすと治具とドラム缶が倒立する。
この作業は、側枠が点接触に近い状態で接地して転がり易い形状になっているため大きな力を要せずに行うことができ、これにより一人での作業が可能になり、作業の安全性も高まる。また、治具は構造が簡素で嵩張らず、小型化とコスト低減も可能になる。
このドラム缶反転治具1の使用法をさらに詳しく述べる。先ず、図4Aに示すように残液を取り出そうとするドラム缶に装着する。
図3に示すように、スタンド3が上になる姿勢にし、この状態で図4Aに示すように、起立したドラム缶Dの胴部上縁の内側に天板受け部4を嵌め、さらに、ドラム缶Dの下縁をドラム缶が載置される面から少し浮かせてその下縁にフック部6を係止させ、胴部受け部5をドラム缶Dの胴部の下側外周に抱きつくように沿わせる。
このようにしてドラム缶Dに対する装着を終えたら、図4Bに示すように、ドラム缶反転治具1を側枠2が下になる向きにしてドラム缶Dと一緒に倒す。その後、接地した側枠2を転がしながら治具1とドラム缶Dを倒立させる。
側枠2の転がりが進行すると一時的にスタンド3の外端による支持がなされ、その後にスタンド3が図4Cのように接地し、そのスタンド3の全体による支持がなされて倒立状態が保持される。
この状態で、載置面から浮き上がったドラム缶の下方に受け皿Tを挿入し、図3に示した缶口Mを開ける。これにより、缶内の残液を残らず取り出すことができる。
かかるドラム缶反転治具1は、簡素で従来の専用の反転装置に比べるとサイズも小さく、安価に作れて保管スペースも僅かで済む。
また、スタンド3を平面視形状がC字状をなすものにし、そのスタンド3の両端を側枠2の接続点から互いに近づく方向に突出させた例示のドラム缶反転治具1は、スタンド3による支持の開始がスタンド3の間隔のあいた両端によってなされる。
そのために、スタンド3が円形スタンドである場合に懸念される横への転がり、即ち、倒立のための転がり方向と交差した左右方向への転がりが起こり難く、作業の容易性と安全性に優れる。
また、スタンド3の両端が切り離されているため、両端間のスペースを利用して受け皿Tの出し入れを行うこともできる。
さらに、側枠2の接続点から延び出したスタンド3の両端が図4Cの状態において治具を倒れ難くし、このために、スタンド3が側枠2の延長部で構成されるものに比べて倒立時の自立安定性に優れる。
このほか、天板受け部4を例示の治具のようにスタンド3に対して所定角度θ傾けたものは、ドラム缶内の残液が自然に缶口に集まり、残液の取出しが簡単になる。
この天板受け部4の傾斜角θは、治具の倒立状態の安定維持と、ドラム缶内残液の缶口へのスムーズな流れを考えると、5°〜30°前後、より好ましくは15°程度が好ましい。
1 ドラム反転治具
2 側枠
3 スタンド
4 天板受け部
5 胴部受け部
6 フック部
7 連結ロッド
8 補強リブ
9 補助ロッド
D ドラム缶
M 缶口
T 受け皿

Claims (3)

  1. 凸円弧状に彎曲した左右の側枠と、その側枠の一端に固定された治具支持用のスタンドと、このスタンドに近接して側枠に固定した天板受け部と、側枠の他端に固定された半円状の胴部受け部と、その胴部受け部から前記スタンドのある側とは反対側に延びださせたフック部を備えさせ、
    前記天板受け部をドラム缶の胴部上縁の内周に適合して嵌る大きさと形状にし、前記胴部受け部をドラム缶の胴部下側の外周に沿って胴部を支えるように構成し、前記フック部をドラム缶の胴部の下縁に係止するように構成したドラム缶反転治具。
  2. 前記天板受け部を、前記スタンドに対して前記側枠から離反した側の離反量が大となる方向に所定角度傾けた請求項1に記載のドラム缶反転治具。
  3. 前記スタンドを平面視でC字状をなすものにし、このスタンドの周方向途中に前記側枠を接続し、その接続部からスタンドの両端が互いに接近する方向に延びださせた請求項1又は請求項2に記載のドラム缶反転治具。
JP2013112713A 2013-05-29 2013-05-29 ドラム缶反転治具 Active JP6044840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013112713A JP6044840B2 (ja) 2013-05-29 2013-05-29 ドラム缶反転治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013112713A JP6044840B2 (ja) 2013-05-29 2013-05-29 ドラム缶反転治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014231418A JP2014231418A (ja) 2014-12-11
JP6044840B2 true JP6044840B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=52125066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013112713A Active JP6044840B2 (ja) 2013-05-29 2013-05-29 ドラム缶反転治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6044840B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56118168U (ja) * 1980-02-12 1981-09-09
JPH0311093Y2 (ja) * 1985-08-29 1991-03-18
JPS63108862U (ja) * 1986-12-30 1988-07-13

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014231418A (ja) 2014-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7284777B1 (en) Bucket lifting apparatus and method
USD728798S1 (en) Mobile arm support with adjustable height
KR101160573B1 (ko) 중량물 반전장치
USD749013S1 (en) Bicycle parking stand
US1220640A (en) Barrel-stand.
JP6044840B2 (ja) ドラム缶反転治具
JP6523630B2 (ja) 転落防止具
US10689019B2 (en) Load maneuvering
JP5865982B1 (ja) ガスボンベ運搬具
MA41165A (fr) Table pliable comportant des moyens pour empêcher un basculement involontaire du plateau de la table
JP2017081301A (ja) ロールボックスパレット
ES2602103T3 (es) Volquete de obra pasa-puerta que comprende un balancín de maniobra escamoteable y que dispone de una anchura reducida
FR3051204B1 (fr) Engin roulant, notamment pour la depose au sol, sous forme d’un lit, de materiaux en vrac
US9291306B2 (en) Oil filter changing system
JP6527820B2 (ja) 吊り上げ装置
US9440822B2 (en) Wheel transporting assembly
US1787742A (en) Hand truck
JP2010070096A (ja) 二輪車用荷台装置
EP2537501A1 (fr) Procédé d'amélioration d'un lit médicalisé
CN209078443U (zh) 一种环形带支撑机构
CN104100515B (zh) 可折叠的手摇泵
JP2019064759A (ja) 作業袋吊下具
CN208327309U (zh) 环抱式叉车
US508097A (en) Combined barrel truck and stand
JP2016078614A (ja) スタンド

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20160122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6044840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250