JP6044581B2 - 金属管の熱処理方法、金属管および真空熱処理炉 - Google Patents
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Description
(1)200〜2500mmの間隔で複数個並べて配置された梁上に金属管を載置することにより、処理された金属管の曲がりを抑制でき、熱処理後の曲がり矯正が不要となる。
(2)また、処理された金属管のすり疵を抑制でき、限度見本によっては熱処理後の研磨によるすり疵の除去が不要になり、すり疵の除去が必要な場合でも負荷を軽減できる。
(3)金属管に着色が生じることなく、かつ、加熱に時間を要することによる製造効率の悪化が生じることなく、金属管に熱処理を施すことができる。
本発明の金属管の熱処理方法は、真空熱処理炉に収容される金属管を、その長手方向に200〜2500mmの間隔で複数個並べて配置された梁上に載置して熱処理を行うことを特徴とする。本発明において、梁の間隔dは、梁の上面が平面の場合、前記図1に示すように載置される金属管の長手方向の中央位置を基準とし、梁の上面が凸状の場合、梁の上面の頂部を基準とする。また、スペーサーを介在させて金属管を梁に載置する際の梁の間隔dは、スペーサーの上面が平面の場合、載置される金属管の長手方向の中央位置を基準とし、スペーサーの上面が凸状の場合、スペーサーの上面の頂部を基準とする。
本発明の金属管の熱処理方法では、金属管の組成が、質量%で、C:0.15%以下、Si:1.00%以下、Mn:2.0%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:10.0〜40.0%、Ni:8.0〜80.0%、Ti:0.5%以下、Cu:0.6%以下、Al:0.5%以下およびN:0.20%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる金属管を用いる。
Cは、0.15%を超えて含有させると、耐応力腐食割れ性が劣化するおそれがある。したがって、Cを含有させる場合には、その含有量を0.15%以下にするのが好ましく、さらに好ましいのは、0.06%以下である。なお、Cは、合金の粒界強度を高める効果を有する。この効果を得るためには、Cの含有量は0.01%以上とするのが好ましい。
Siは製錬時の脱酸材として使用され、合金中に不純物として残存するので、1.00%以下に制限するのが好ましい。その含有量が0.50%を超えると合金の清浄度が低下することがあるため、Si含有量は0.50%以下に制限するのがより好ましい。
Mnは、不純物元素であるSをMnSとして固定し、熱間加工性を改善すると共に、脱酸剤として有効な元素である。その含有量が2.0%を超えると合金の清浄性を低下させるので、2.0%以下とするのが好ましい。より好ましいのは1.0%以下である。また、Mnによる熱間加工性の改善効果を得たい場合は0.1%以上含有させるのが好ましい。
Pは合金中に不純物として存在する元素であり、その含有量が0.030%を超えると耐食性に悪影響を及ぼすことがある。したがって、P含有量は0.030%以下に制限するのが好ましい。
Sは合金中に不純物として存在する元素であり、その含有量が0.030%を超えると耐食性に悪影響を及ぼすことがある。したがって、S含有量は0.030%以下に制限するのが好ましい。
Crは、合金の耐食性を維持するのに必要な元素であり、10.0%以上含有させるのが好ましい。しかし、40.0%を超えると相対的にNi含有量が少なくなり、合金の耐食性や熱間加工性が低下するおそれがある。したがって、Crの含有量は10.0〜40.0%が好ましい。特に、Crを14.0〜17.0%含有する場合には、塩化物を含む環境での耐食性に優れ、Crを27.0〜31.0%含有する場合には、さらに、高温における純水やアルカリ環境での耐食性にも優れる。
Niは、合金の耐食性を確保するために必要な元素であり、8.0%以上含有させるのが好ましい。一方、Niは高価であるため、用途に応じて必要最小限含有させれば良く、80.0%以下とするのが好ましい。
Tiは、その含有量が0.5%を超えると、合金の清浄性を劣化させるおそれがあるので、その含有量は0.5%以下とするのが好ましく、より好ましいのは0.4%以下である。ただし、合金の加工性向上および溶接時における粒成長の抑制の観点からは、0.1%以上の含有させることが好ましい。
Cuは合金中に不純物として存在する元素であり、その含有量が0.6%を超えると合金の耐食性が低下することがある。したがって、Cu含有量は0.6%以下に制限するのが好ましい。
Alは製鋼時の脱酸材として使用され、合金中に不純物として残存する。残存したAlは、合金中で酸化物系介在物となり、合金の清浄度を劣化させ、合金の耐食性および機械的性質に悪影響を及ぼすおそれがある。したがって、Al含有量は0.5%以下に制限するのが好ましい。
Nは、添加しなくてもよいが、本発明が対象とする合金中には、通常、0.01%程度のNが不純物として含有されている。一方、Nを積極的に添加すれば、耐食性を劣化させることなく、強度を高めることができる。ただし、0.20%を超えてNを含有させると耐食性が低下するので、含有させる場合の上限は0.20%とするのが好ましい。
本発明の金属管は、上述の本発明の金属管の熱処理方法を用いて熱処理されたことを特徴とする。このため、本発明の金属管は、熱処理に起因する着色の発生がなく、曲がりおよびすり疵が抑制されている。本発明の金属管は、直管であっても曲管であってもよい。このような本発明の金属管は、耐食性に優れることから、原子力プラント用金属管に好適である。
本発明の真空熱処理炉は、金属管を載置した状態で収容して熱処理を行うため、載置される金属管の長手方向に複数個並べて配置される梁を備える、真空熱処理炉であって、梁が200〜2500mmの間隔で配置されていることを特徴とする。本発明の真空熱処理炉は、金属管をその長手方向に複数個並べて配置された梁上に載置した状態で収容するために、例えば前記図1に示すカートを採用し、その隣り合う梁の間隔を200〜2500mmにすることによって構成できる。このような本発明の真空熱処理炉は、上述の本発明の金属管の熱処理方法を容易に実施することができ、処理された金属管に着色を生じさせることなく、曲がりおよびすり疵を抑制できる。また、耐熱布を用いないことから、加熱に時間を要することによる製造効率の悪化を生じさせることがない。
前記図1に示すカートの梁22上に管を載置した後、カートを熱処理炉に収容した。熱処理炉を真空引きした後、炉内を加熱して管に熱処理を施すことにより、金属管を得た。本試験に用いた管の条件は下記の通りである。
管:外径19.05mm、肉厚1.067mm、長さ20,000mm、
材質 ASME SB−163 UNS N06690のNi基合金
(代表組成:30質量%Cr−60質量%Ni−10質量%Fe)
処理により得られた金属管についてすり疵の個数および曲がり量を調査し、その結果を評価した。調査は、直管では1段に載置した11本の管のうちで中央の管を対象とし、曲管では1段に載置した3本の管のうちで中央の管を対象とした。曲がり量は、1000mmあたりの曲がり量を金属管の全長にわたって測定し、その最大値とした。また、すり疵の個数は、深さ10μmかつ長さ10mmの限度見本を準備し、金属管外面に形成された限度見本以上(深さ10μm以上かつ長さ10mm以上)のすり疵の有無を管全長にわたって確認し、限度見本以上のすり疵の個数をカウントした。
○:1000mmあたりの曲がり量が0.5mm以下、かつ、すり疵の個数が20個以下であることを示す。
×:1000mmあたりの曲がり量が0.5mm以下、および、すり疵の個数が20個以下の条件のうちで、いずれかの条件を満たさなかったことを示す。
表1に示す結果から、本発明例1〜15では、梁の間隔を200〜2500mmとし、いずれの条件でも処理により得られた金属管の曲がり量が0.5mm以下、かつ、すり疵の個数が20個以下となり、その評価が○となった。一方、比較例1および3では、梁の間隔を本発明で規定する範囲を超えて100mmとし、いずれの条件でも処理により得られた金属管のすり疵の個数が20個を超え、その評価が×となった。また、比較例2および4では、梁の間隔を本発明で規定する範囲を超えて3000mmとし、いずれの条件でも処理により得られた金属管の曲がり量が0.5mmを超え、その評価が×となった。
22a:梁の凸状上面の頂部、 23:支柱、 24:スペーサー、
Claims (4)
- 真空熱処理炉に収容され、その組成が、質量%で、C:0.15%以下、Si:1.00%以下、Mn:2.0%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:10.0〜40.0%、Ni:8.0〜80.0%、Ti:0.5%以下、Cu:0.6%以下、Al:0.5%以下およびN:0.20%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、さらにその寸法が直径15〜22mm、肉厚0.9〜1.3mmおよび長さ15,000〜27,000mmである金属管を、その長手方向に複数個並べて配置された梁上に載置して熱処理を行う金属管の熱処理方法であって、
前記梁の上面は曲率半径が50mm〜300mmの凸状であり、その長手方向の間隔を200〜2500mmとし、
処理後の当該金属管の管全長にわたり、1000mmあたりの曲がり量が0.5mm以下および深さ0.01mm以上かつ長さ10mm以上であるすり疵の個数が20個以下の条件を満たすことを特徴とする、金属管の熱処理方法。 - 真空熱処理炉に収容され、その組成が、質量%で、C:0.15%以下、Si:1.00%以下、Mn:2.0%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:10.0〜40.0%、Ni:8.0〜80.0%、Ti:0.5%以下、Cu:0.6%以下、Al:0.5%以下およびN:0.20%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、さらにその寸法が直径15〜22mm、肉厚0.9〜1.3mmおよび長さ15,000〜27,000mmである金属管を、その長手方向に複数個並べて配置された梁上に載置して熱処理を行う金属管の熱処理方法であって、
前記梁の上面は平面であり、その長手方向の間隔を200〜2500mmとし、
前記金属管を梁上に載置する際に、曲率半径が50〜300mmの凸状の上面を有するスペーサーを介在させて金属管を梁上に載置し、当該スペーサーが、前記梁に固定または前記金属管の長手方向に移動可能に配置し、
処理後の当該金属管の管全長にわたり、1000mmあたりの曲がり量が0.5mm以下および深さ0.01mm以上かつ長さ10mm以上であるすり疵の個数が20個以下の条件を満たすことを特徴とする、金属管の熱処理方法。 - 組成が、質量%で、C:0.15%以下、Si:1.00%以下、Mn:2.0%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:10.0〜40.0%、Ni:8.0〜80.0%、Ti:0.5%以下、Cu:0.6%以下、Al:0.5%以下およびN:0.20%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、さらに寸法が直径15〜22mm、肉厚0.9〜1.3mmおよび長さ15,000〜27,000mmである金属管を載置した状態で収容して熱処理を行うため、載置される金属管の長手方向に複数個並べて配置される梁を備える、真空熱処理炉であって、
前記梁の上面は曲率半径が50mm〜300mmの凸状であり、200〜2500mmの間隔で配置され、
処理後の金属管が全長にわたり、1000mmあたりの曲がり量が0.5mm以下および深さ0.01mm以上かつ長さ10mm以上であるすり疵の個数が20個以下の条件を満たすことを特徴とする、真空熱処理炉。 - 組成が、質量%で、C:0.15%以下、Si:1.00%以下、Mn:2.0%以下、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:10.0〜40.0%、Ni:8.0〜80.0%、Ti:0.5%以下、Cu:0.6%以下、Al:0.5%以下およびN:0.20%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、さらに寸法が直径15〜22mm、肉厚0.9〜1.3mmおよび長さ15,000〜27,000mmである金属管を載置した状態で収容して熱処理を行うため、載置される金属管の長手方向に複数個並べて配置される梁を備える、真空熱処理炉であって、
前記梁の上面は平面であり、200〜2500mmの間隔で配置され、
前記金属管を梁上に載置する際に、曲率半径が50〜300mmの凸状の上面を有するスペーサーを介在させて金属管が梁上に載置され、当該スペーサーを前記梁に固定または前記金属管の長手方向に移動可能に配置され、
処理後の金属管が全長にわたり、1000mmあたりの曲がり量が0.5mm以下および深さ0.01mm以上かつ長さ10mm以上であるすり疵の個数が20個以下の条件を満たすことを特徴とする、真空熱処理炉。
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