JP6044149B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
このようなコネクターは、コネクターの形状に沿った成形空間を有する成形型に弾性チューブの端部を挿入し、成形空間に液状の樹脂材を充填して硬化させる射出成形によって形成される。コネクターには、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどのインクを記録ヘッドに供給するための複数の弾性チューブが接続される。
射出成形によってコネクターを形成する際に、樹脂材の圧力によって弾性チューブの端部の外周面が窪んでしまうことがある。そこで、例えば、特許文献1では、弾性チューブの端部に端部補強管を挿入した状態で射出成形し、弾性チューブの端部の外周面が窪むことを防止する方法が開示されている。また、特許文献1では、複数の弾性チューブに端部補強管をそれぞれ挿入する際の作業効率を向上させるため、複数の端部補強管を連結するためのベース部を設け、ベース部と一体になった複数の端部補強管からなる端部補強管集合体が開示されている。
図10(a)は、図9(c)の断面位置J−J´において矢印方向から見た断面図である。弾性チューブ60、端部補強管53、コネクター70の連通孔701によって、流路R1〜R4が形成される。
図10(b)は、図10(a)の部分Mを説明するために拡大した図である。図10(b)は、弾性チューブ60の内周面60aが端部補強管53の外周面52aに接し、弾性チューブ60の端面60bが段差部51a、連結部54の端面54aと接する(図9(a)、(b)参照)。
[適用例9]液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置であって、前記液体噴射ヘッドへ向けて前記液体を供給する液体供給路の一部を構成する複数の弾性チューブと、各前記弾性チューブの端部に挿入して前記端部を補強する複数の端部補強管と各前記端部補強管を並列に連結する連結部とを有する端部補強管集合体と、前記端部補強管が挿入された前記弾性チューブの前記端部と前記端部補強管集合体とを被う形状に樹脂材を用いて射出成形され、前記端部補強管を介して前記弾性チューブと連通するコネクターと、を備えたコネクター付弾性チューブを備え、前記端部補強管集合体の前記連結部は、前記弾性チューブの前記端部の端面より離れた位置にあることを特徴とする液体噴射装置。
以下、本発明に係るコネクター付きチューブについて、図を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。本実施形態では、本発明に係るコネクター付きチューブを用いる液体噴射装置として、記録媒体である記録紙(対象物)に液体としてのインクを噴射して、その記録紙に対する記録を実行するインクジェット式プリンターについて説明する。
実施形態2では、端部補強管の外周面に列方向D1と交わる方向D2の平面が形成された端部補強管集合体について説明する。図6(a)は、実施形態2における端部補強管集合体22aを端部補強管221aの軸方向から見た図である。
実施形態3では、端部補強管の外周面に列方向D1の平面が形成された端部補強管集合体について説明する。図6(b)は、実施形態3における端部補強管集合体22bを端部補強管221bの軸方向から見た図である。
実施形態1〜実施形態3の端部補強管221,221a,221bには、フランジ部222が形成されていたが、フランジ部を有しない端部補強管でもよい。図7(a)は、実施形態4における端部補強管集合体30の斜視図である。
Claims (8)
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置であって、
複数の弾性チューブが並列に連結された弾性チューブ集合体と、
各前記弾性チューブの端部に挿入して前記端部を補強する複数の端部補強管と各前記端部補強管を並列に連結する複数の連結部とを有する端部補強管集合体と、
前記端部補強管が挿入された前記弾性チューブの前記端部と前記端部補強管集合体とを被う形状に樹脂材を用いて射出成形され、前記端部補強管を介して前記弾性チューブと連通するコネクターと、を備えたコネクター付弾性チューブを備え、
前記端部補強管集合体の前記複数の端部補強管は、前記液体が流れる第1方向と交差する第2方向に沿って並び、
前記端部補強管集合体の前記複数の連結部は、前記弾性チューブの前記端部の端面より離れた位置に、前記複数の端部補強管が並ぶ前記第2方向に沿って配置され、前記複数の連結部のうち少なくとも一部が前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向において、各前記端部補強管の中心を通る中心線に対して一方の側に、前記一部以外は前記中心線に対して他方の側に配置されることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置であって、
前記連結部は、弾性を有することを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項2に記載の液体噴射装置であって、
前記連結部は、前記第2方向の一方から他方に遠ざかるに従って、前記第3方向において、前記中心線を挟んで前記一方の側または前記他方の側に交互に配置されたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項3に記載の液体噴射装置であって、
前記端部補強管は、前記弾性チューブの前記端部に挿入される挿入部と、前記挿入部より外径が大きい円筒形の外形をなすフランジ部と、を有し、
前記端部補強管の前記フランジ部の外周は、前記第2方向において、前記第3方向および前記第1方向に沿う第1平面によって面取りされた第1平面部を有し、
前記連結部は、前記第1平面部に接続されたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項4に記載の液体噴射装置であって、
前記端部補強管の前記フランジ部の内周は、前記第2方向および前記第3方向に沿う断面において円形をなし、
前記端部補強管の前記フランジ部の前記外周は、
前記第2方向の両側において、前記第3方向および前記第1方向に沿う前記第1平面によって面取りされた前記第1平面部と、
前記第3方向の両側において、前記第1方向および前記第2方向に沿う第2平面によって面取りされた第2平面部と、を有することを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記端部補強管と前記コネクターとは、同じ樹脂材によって形成されたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の液体噴射装置であって、
前記コネクターは、前記弾性チューブと連通するとともに前記端部補強管が前記弾性チューブに挿入される方向と交差する方向に延びる流路を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置であって、
前記液体噴射ヘッドへ向けて前記液体を供給する液体供給路の一部を構成する複数の弾性チューブと、
各前記弾性チューブの端部に挿入して前記端部を補強する複数の端部補強管と各前記端部補強管を並列に連結する複数の連結部とを有する端部補強管集合体と、
前記端部補強管が挿入された前記弾性チューブの前記端部と前記端部補強管集合体とを被う形状に樹脂材を用いて射出成形され、前記端部補強管を介して前記弾性チューブと連通するコネクターと、を備えたコネクター付弾性チューブを備え、
前記端部補強管集合体の前記複数の端部補強管は、前記液体が流れる第1方向と交差する第2方向に沿って並び、
前記端部補強管集合体の前記複数の連結部は、前記弾性チューブの前記端部の端面より離れた位置に、前記複数の端部補強管が並ぶ前記第2方向に沿って配置され、前記複数の連結部のうち少なくとも一部が前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向において、各前記端部補強管の中心を通る中心線に対して一方の側に、前記一部以外は前記中心線に対して他方の側に配置されることを特徴とする液体噴射装置。
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