JP6043444B1 - 放電加工機の運転状態の表示装置及び表示方法 - Google Patents

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【課題】 放電加工機において、シンプルな構造で動作状況に応じた簡易表示を実現することに適した表示装置等を提供する。【解決手段】 発光部11は、放電加工機の加工槽1の前面扉3における中空空間7の内部に設けられ、放電加工機の動作状態に応じて発光する。中空空間7には透光部9が設けられており、発光部11の光は、間接照明により外部に発せられる。そのため、放電加工機そのものが光を発しているように見える。さらに、前面扉3は、作業者が、放電加工機の正面から一目で見ることができる位置であり、視認性が極めて向上する。【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置及び表示方法に関し、特に、放電加工機の運転状況を簡易に表示することに適した表示装置及び表示方法に関する。
放電加工機では、通常、NC操作用の画面(NC画面)が付属している。そのため、詳細の運転状況は、NC画面を見ればわかる。
また、例えば生産装置などでは、独立の構成部品である表示灯を設け、稼働情報に応じて表示することが行われている(特許文献1など参照)。
特開2001−273010号公報
しかしながら、放電加工機のNC画面は、定常運転状況においては、電力消費や液晶寿命の対策のため、表示OFFになっている。そのため、NC画面では、表示をONにして確認する必要がある。
さらに、放電加工機では、旋盤やマシニングセンターのように、接触加工ではなく、電気的な間接加工である。さらに、仕上げ形状や面粗さの公差がμmオーダで求められる場合が多い。このような加工状況では、単位時間あたりの加工量も少ないため、加工時間は長時間に渡る。例えば、連続で30時間に及ぶ場合もある。作業者は、他の仕事との掛持ちを行っており、機械のそばにいる時間は限られている。
そのため、作業者が、NC画面を見ずとも放電加工機の動作状況を簡易に視認することができることが求められている。
また、特許文献1に記載されているような表示灯は、生産装置等とは独立の構成部品である。例えば生産装置等の上部に設けられており、加工位置から離れていて、作業者にとって状態表示として視認性が不足していた。
ゆえに、本発明は、放電加工機において、シンプルな構造で動作状況に応じた簡易表示を実現することに適した表示装置等を提供することを目的とする。
本願発明の第1の観点は、放電加工機の運転状態を表示する表示装置であって、前記放電加工機において放電加工を行う加工槽の前面扉に設けられて、前記運転状態に応じて発光色を変更し及び/又は周期的に変化させて発光する発光部を備えるものである。
本願発明の第2の観点は、第1の観点の表示装置であって、前記発光部は、前記前面扉の内部空間に存在し、発光方向に発光するものであり、前記前面扉の前記内部空間は、前記発光部の前記発光方向とは異なる位置で透光する透光部が存在することにより、前記発光部が発する光を当該透光部から間接的に外部に発光するものである。
本願発明の第3の観点は、第2の観点の放電加工装置であって、前記発光部は、少なくとも前記前面扉が動作するときに色を変更して及び/又は点滅して発光することにより、移動しつつ前記前面扉が動作中であることを表示するものである。
本願発明の第4の観点は、第1から第3のいずれかの観点の放電加工装置であって、前記発光部が前記前面扉の内部空間に存在することにより、前記加工槽の内部を循環する液体で冷却されるものである。
本願発明の第5の観点は、放電加工機の運転状態を表示する表示方法であって、前記放電加工機において放電加工を行う加工槽の前面扉に設けられた発光部が、前記運転状態に応じて発光するステップを含むものである。
なお、本願発明の各観点において、発光部は、放電加工機の運転状態に応じて、例えば、発光色を変化させ、及び/又は、周期的に変化させて(例えば点滅や色の変化など)発光する。
本願発明の各観点によれば、加工槽の前面扉という加工作業が行われている場所に作業者が接近する場所において、放電加工機の動作状況に応じて発光する。そのため、差業者には、あたかも放電加工機そのものが光を発しているようにみえ、特許文献1に記載された独立の構成部品である表示灯などと比べて視認性が向上する。作業者の負担は軽減されるため、他の作業の効率を上げることができるようになり、作業者の作業効率向上につながる。
さらに、本願発明の第2の観点にあるように、間接照明を利用することにより、シンプルな構造によって外部に発せられる光量を調整することができ、かつ、透光部を任意の場所に設けて動作状況を表示することができ、表示の自由度を向上させることができる。透光部は、発光部が発光する光を外部に発するものであり、例えば、開口しているものでもよく、フィルム等を貼っているものでもよい。
なお、本願発明の第2の観点は、コントローラの使用を排除するものではない。確かに、第2の観点によれば、間接照明を使用することにより、コントローラのような特別の装置を使用せずに、外部に発せられる光量を変更することができる。前面扉には、コントローラのためのスペースを設けることが困難な場合があり、このようなスペースを省略できることは著しい利点である。また、コントローラを設けるためのコストが必要なくなる。しかし、コントローラを使用することにより、例えば、点滅や色の変化に加え、光束の変化をさせることなどもできる。今後、コントローラの小型化や低価格化が進むことにより、コントローラを使用することにより審美性を向上させることができる。
さらに、本願発明の第3の観点によれば、前面扉が動作中であることを、移動しつつ表示することにより、視認性を向上させることができる。また、本願発明の第4の観点によれば、前面扉にあることを利用して、加工槽の液体を利用して冷却することができる。
本願発明の各観点では、発光部は、例えばLEDなどで実現できる。そして、発光部は、LEDのシールのように接着面を持つものを利用でき、これをカバー部の内部に貼るだけでよい。特許文献1に記載されているような表示灯では、単一色の表示層を1層として重ねることで複数の色表示に対応している。各種状態を表示しようとすると層を増やして積み上げることとなる。本願発明によれば、RGB表示可能なLEDを組み込むことが可能であり、シンプルな構造で、色数を増加させることができる。
本願発明の実施の形態の一例に係る放電加工装置の状態表示装置を示す図である。 図1の発光部11の一例を示す図である。 図1の状態表示装置を備える放電加工機の全体を示す図である。 本願発明の実施の形態の他の一例に係る放電加工装置の状態表示装置を示す図である。
以下、図面を参照して、本願発明の実施例について述べる。なお、本願発明の実施の形態は、以下の実施例に限定されるものではない。
図1は、本願発明の実施の形態の一例に係る放電加工装置の状態表示装置を示す。(a)は、加工槽の全体図であり、(b)は、前面扉の部分の拡大図である。
放電加工装置の加工槽1の前面扉3には、枠体5を組み込む。枠体5は、少なくとも一つの中空空間7を備える。前面扉3の前面には、中空空間7から外部へと透光部9が設けられている。中空空間7の下面には、発光部11が備えられている。
発光部11は、鉛直上方に発光する。透光部9は、前面扉3の正面側の側面に設けられている。そのため、前面扉3は、発光方向が閉じており、透光部9からは間接的に光が発することになる。
図2は、図1の発光部11の一例を示す。(a)正面図、(b)側面図、(c)断面図である。発光部21は、テープ状であり、一方の面にRGBを表示可能なLED23が搭載されている。コード25からの電気信号により発光を制御する。発光面は、カバー27で覆われている。他方の面は、接着面29である。
LEDを利用することにより、多色の発光ができるため、動作状況に応じて色を変更して表示することができる。例えば、待機状態を青、自動運転中を緑、アラームを赤、維持停止を黄色である。なお、表示の色は、客先からの要望等に応じて変更してもよい。例えば、ワイヤ放電加工機ではワイヤ電極残量が少なくなったとき、走行系定期点検時期、イオン交換樹脂交換時期などで発光することにより、予防保守に利用することができる。
前面扉に設けることにより、視認性が向上する。さらに、前面扉の動作時にも発光させて、作業者に注意を促すこともできる。例えば、黄色の点滅によって、開閉動作を表示することができる。
また、LEDを利用するため、発熱量が少なく、また、加工槽を満たす液体(例えば水や油)への放電で冷却することができるため、精密加工時に影響を与えない。
図3は、図1の状態表示装置を備える放電加工機を示す図である。(a)は斜視図であり、(b)は正面図である。
図3に示されるように、透光部9は、加工槽の前面扉にあり、放電加工機全体として一体性がある。そして、(b)に示されるように、正面から一目で視認することができる。作業者は、NC画面を見ずとも放電加工機の動作状況を簡易に視認することができる。この放電加工機(特に、加工槽、前面扉、透光部の部分)は、審美性に優れている。本実施例の状態表示装置は、オプションとして前面扉のみを変更すればよく、放電加工機全体を変更する必要はない。
図4は、本願発明の実施の形態の他の一例に係る放電加工装置の状態表示装置を示す図である。状態表示装置31は、放電加工機の加工槽の前面扉33と、発光部35を備える。簡単のために、前面扉33は、内部に直方体の中空空間が存在するとする。前面扉33は、放電加工機の正面側に透光部37を備える。発光部35は、発光面39と、接着面41を備える。
発光部35は、前面扉33の内部空間の下面に、接着面41により固定されている。発光部35は、放電加工装置の動作状況に応じて、色を変えて発光する。なお、周期的に色を変更したり、周期的に点滅などのオン/オフ制御を行ったりしてもよい。また、必要がないときには発光しないようにしてもよい。
発光面39は、発光方向43に発光する。本実施例では、発光面39の裏面は接着面41であり、発光方向43は、鉛直上方である。発光方向43の延長は、閉じている。本実施例では、接着面41は、発光しない。
透光部37は、前面扉33の側面に設けられている。そのため、透光部37は、発光方向43の延長上にはなく、透光部37からは間接的に光が発することになる。作業者は、正面から発光部35の発光面39を直視しない。そして、透光部37の大きさや位置によって外部に発する光の量を調整することができる。発光部35は、発光方向も発光量も一定でよく、発光方向や発光量を調整する機構を設ける必要がない。放電加工機の前面扉には、コントローラのためのスペースを設けることが困難な場合があり、このようなスペースを省略できることは著しい利点である。
なお、本願発明は、コントローラの使用を排除するものではない。コントローラを使用することにより、例えば、点滅や色の変化に加え、光束の変化をさせることなどもできる。今後、コントローラの小型化や低価格化が進むことにより、コントローラを使用することにより審美性を向上させることができる。
1 加工槽、3 前面扉、5 枠体、7 中空空間、9 透光部、11 発光部、21 発光部、23 LED、25 コード、27 カバー、29 接着面、31 状態表示装置、33 前面扉、35 発光部、37 透光部、39 発光面、41 接着面

Claims (5)

  1. 放電加工機の運転状態を表示する表示装置であって、
    前記放電加工機において放電加工を行う加工槽の前面扉に設けられて、前記運転状態に応じて発光色を変更し及び/又は周期的に変化させて発光する発光部を備え、
    前記発光部は、前記前面扉が動作するときに色を変更して及び/又は点滅して発光することにより、移動しつつ前記前面扉が動作中であることを表示する表示装置。
  2. 放電加工機の運転状態を表示する表示装置であって、
    前記放電加工機において放電加工を行う加工槽の前面扉に設けられて、前記運転状態に応じて発光色を変更し及び/又は周期的に変化させて発光する発光部を備え、
    前記発光部は、前記前面扉の内部空間に存在し、発光方向に発光するものであり、
    前記前面扉の前記内部空間は、前記発光部の前記発光方向とは異なる位置で透光する透光部が存在することにより、前記発光部が発する光を当該透光部から間接的に外部に発光する、表示装置。
  3. 前記発光部は、少なくとも前記前面扉が動作するときに色を変更して及び/又は点滅して発光することにより、移動しつつ前記前面扉が動作中であることを表示する、請求項2記載の表示装置。
  4. 放電加工機の運転状態を表示する表示装置であって、
    前記放電加工機において放電加工を行う加工槽の前面扉に設けられて、前記運転状態に応じて発光色を変更し及び/又は周期的に変化させて発光する発光部を備え、
    前記発光部が前記前面扉の内部空間に存在することにより、前記加工槽の内部を循環する液体で冷却される、表示装置。
  5. 放電加工機の運転状態を表示する表示方法であって、
    前記放電加工機において放電加工を行う加工槽の前面扉に設けられた発光部が、前記前面扉が動作するときに発光することにより、移動しつつ前記前面扉が動作中であることを表示するステップを含む表示方法。
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