JP6043068B2 - 自動撮影装置 - Google Patents

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本発明は、フィルムカメラやデジタルカメラなどのスチールカメラでの撮影を自動的に行うための、自動撮影装置に関する。
通常カメラは、自分で撮りたいタイミングでシャッターボタンを押すことにより撮影を行うが、根気がいり、シャッターチャンスを逃しやすい問題があった。このため、撮影対象の動きを検出して自動撮影を行うことにより、無人での撮影や、構図を固定し動物や乗り物が画面の好みの位置に入ってきたら自動撮影する技術が公知である。
自動撮影装置の従来技術として図18示すように、例えば特開2001−215604号では撮影対象の動きに応じたタイミングで自動的にカメラ2をレリーズさせる(シャッターを切る)ことで、撮影対象10を自動的に撮影することができる自動撮影装置が公知である。
上記公知文献では、撮影対象10の動きを検出する手段に、音波センサ・磁気センサ・赤外線センサ等のセンサ装置3を使用するが、いずれも近距離の検出は可能であるが遠方の特定の撮影対処の動きを検出し自動撮影するのは困難であり、更に、カメラ2に対する撮影対象10の位置を正確に感知することができないため、カメラ2のフレーム内の対象とセンサで検知した対象を校正する事が困難である。
また、自動撮影の機能を有するカメラの従来技術として、例えば特開2008−283502号では画像認識に基づき、ユーザーが意図したタイミングでの撮影を行うことが可能なカメラ、及び撮影制御方法、撮影制御プログラムが公知である。
上記公知文献では、カメラ内部または外部に撮影対処の動きを画像認識により自動撮影する装置であるが、画像認識装置が高価であり、また、ユーザーカスタマイズが困難である古い機種には使用出来ないため汎用性がなかった。
特開2001−215604号公報 特開2008−283502号公報
本発明は、撮影対象を自動的に撮影することができる自動撮影装置において市販のカメラに対する汎用性が高く、撮影対象までの距離に制限がなく、安価な構成で精度の高い自動撮影装置を得ることを課題とする。
本発明の自動撮影装置は、少なくとも、演算部、撮影部、演算制御操作部、モニタ部、外部プログラム入力手段、プログラム記録部、を有するスマートフォンの、前記撮影部の内蔵カメラを、カメラの光学ファインダ部分の後方もしくは、カメラのモニタ表示部の後方に配置し、前記スマートフォンの内蔵カメラによる撮影によって、カメラが撮影可能な情報の少なくとも一部の映像情報を取得可能な映像情報取得手段と、前記映像情報の変化を数値化する画像数値化手段と、前記数値化された映像情報の変化に対する閾値を予め設定可能な閾値設定手段と、前記数値化された映像情報の変化と前記閾値を比較して比較結果に応じて撮影実施信号を出力する判別演算手段と、前記撮影実施信号に応じて、前記カメラに撮影制御信号を発信する撮影信号発信手段と、を有する。
更に、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報が、前記スマートフォンのプログラム記録部に保存されたアプリケーションソフトウェアによって演算処理される様に構成されると良い。
更に、前記撮影信号発信手段は、前記判別演算手段から出力される撮影実施信号に応じて、カメラの撮影を実行するために予め設定された制御内容を演算し、演算結果に応じた音声制御信号を発信する撮影制御信号演算手段と、前記音声制御信号の受信内容に基づき、前記スマートフォンに設けられた右音声出力部もしくは左音声出力部の何れか一方の出力部から焦点制御用の音声信号を出力させ、前記スマートフォンに設けられた右音声出力部もしくは左音声出力部の何れか他方の出力部からシャッター制御用の音声信号を出力させる音声信号発生手段と、前記音声信号発生手段から出力された前記焦点制御用の音声信号を入力部と、前記シャッター制御用の音声信号の入力部を有すると共に、前記焦点制御用の音声信号を焦点調節信号に変換し、シャッター制御用の音声信号をシャッター信号に変換する撮影信号変換手段と、を有すると良い。
更に、前記撮影信号変換手段のシャッター信号出力および焦点調節信号出力は、カメラの有線リモート端子もしくは、カメラの無線式(赤外線式・電波式含む)リモートによる制御される様に構成されると良い。
更に、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報を、カメラのファインダを介して取得したカメラ映像情報と非カメラ映像情報に分け、カメラ映像情報の部分を有効領域として自動的もしくは手動により切出す映像切出し手段を有し、前記画像数値化手段が前記映像切出し手段による有効領域内の映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の演算領域を任意の範囲に設定可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が前記領域設定手段による演算領域内の映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の演算領域を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に設定可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が前記領域設定手段による演算領域内の映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記閾値設定手段が、前記閾値を任意のレベルに調整可能な閾値調整手段を有すると良い。
更に、前記閾値設定手段が、前記閾値を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に調整可能な閾値調整手段を有すると良い。
更に、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で任意の特定の領域を特定領域として区別可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定領域と他の映像情報とを区別して、映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で特定の領域を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に特定領域として区別可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定領域と他の映像情報とを区別して、映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記画像数値化手段が前記特定領域に対する演算結果と他の映像情報に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記閾値設定手段が、前記特定領域と他の映像情報とを区別して閾値を設定する様に構成されると良い。
更に、前記特定領域に対する映像データを自動的に前記スマートフォンに保存する手段と、前記の保存された特定領域に対する映像データのバラツキを演算する手段と、前記バラツキの演算結果に応じて、前記特定領域もしくは前記閾値の少なくとも何れか一方を自動的に調整する手段を有すると良い。
更に、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で特定の対象を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に設定可能な対象設定手段を有し、前記画像数値化手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定の対象と他の映像情報とを区別して映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記画像数値化手段が、前記特定の対象に対する演算結果と他の映像情報に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化する様に構成されると良い。
更に、前記閾値設定手段が、前記特定の対象と他の映像情報とを区別して閾値を設定する様に構成されると良い。
更に、前記特定の対象に対する映像情報を自動的に前記スマートフォンに保存する手段と、前記の保存された特定の対象に対する映像情報の蓄積データからバラツキを演算する手段と、前記バラツキの演算結果に応じて、前記特定の対象もしくは前記閾値の少なくとも何れか一方を自動的に調整する手段を有すると良い。
更に、前記閾値設定手段によって設定される閾値が、前記映像情報取得手段による前記映像情報の記録を実施するための記録実施閾値と、映像情報を無効情報として処理する無効処理閾値を含む様に構成されると良い。
更に、前記撮影信号発信手段によって発信される撮影制御信号が、焦点調節信号とシャッター信号を有し、前記焦点調節信号またはシャッター信号の、少なくとも何れか一方の発信中のみ、前記無効処理閾値が有効に処理される様に構成されると良い。
更に、記撮影信号発信手段によって発信される撮影制御信号が、焦点調節信号とシャッター信号を有し、前記焦点調節信号の発信後、一定時間後に前記シャッター信号を発信すると共に、前記シャッター信号の発信中は前記焦点調節信号が継続して発信される様に構成されると良い。
更に、前記判別演算手段が撮影実施信号を継続して出力した場合に、前記撮影信号発信手段が継続して前記シャッター信号を発信する第一のモードと、判別演算手段が撮影実施信号を継続して出力した場合に、前記撮影信号発信手段がシャッター信号を間欠状態で発信する第二のモードを選択可能に構成されると良い。
更に、前記第二のモードの実施中は前記焦点調節信号が継続して発信される様に構成されると良い。
更に、前記カメラに対する撮影実施信号の発信継続時間を制限するためのタイマ手段を有すると良い。
更に、予め設定した所定の時刻もしくは予め手動で設定した所定の間隔で前記カメラに強制的に撮影実施信号を発信するタイマ手段を有し、前記の強制的な撮影実施信号の発信は、前記判別演算手段による撮影実施信号の出力に基づく撮影制御信号の発信よりも優先される様に構成されると良い。
更に、前記画像数値化手段が、外部からの音情報を数値化する音声数値化手段を含むように構成し、前記音声数値化手段によって数値化された音情報と、予め定めた音声閾値とを比較し、前記判別演算手段で画像情報と音情報を併せて判別するように構成すると良い。
更に、予め設定した任意の音もしくは音声を外部に出力する音声発生手段を有し、撮影対象が前記音声発生手段によって出力された音もしくは音声に反応して、前記撮影対象を含む取得した映像情報が予め定めた任意の条件を満たした場合に、判別演算手段が、撮影実施信号を発信する様に構成されると良い。
更に、前記判別演算手段が、撮影実施信号を発信した時、前記画像数値化手段が演算に使用した映像情報を前記スマートフォンに保存する様に構成されると良い。
更に、強制的な撮影制御信号の発信を含む任意の手動操作が無線通信手段を経由して実施可能に構成されると良い。
更に、カメラの光学ファインダを介さずに、前記スマートフォンの撮影部が直接映像情報を取得した場合に、前記映像情報の変化を数値化する画像数値化手段と、前記数値化された映像情報の変化に対する閾値を予め設定可能な閾値設定手段と、前記数値化された映像情報の変化と前記閾値の比較結果に応じて撮影実施信号を出力する判別演算手段と、前記撮影実施信号に応じて、スマートフォンによる自動撮影が実施され、前記スマートフォンに前記撮影データの保存可能に構成されると良い。
更に、前記カメラの光学ファインダから映像情報を取得可能な位置に、前記スマートフォンの撮影部を配置するための固定具を有し、前記固定具は三脚のカメラとの結合部に挟持される固定基部と、前記固定基部に接続される前記スマートフォンの保持部と、前記固定基部に対する前記保持部の位置調整手段を有すると良い。
更に、前記固定具が前記スマートフォンと別体で構成された前記撮影信号変換手段の構成部の保持部を有すると良い。
本発明は簡単な装着構造でありながらカメラの撮影フレーム内の設定した領域に撮影対象が入った時にのみ自動撮影な実施が可能な自動撮影装置あり、市販のカメラに対する汎用性が高く、撮影対象までの距離に制限がなく、安価な構成で比較的精度の高い自動撮影を可能となる効果を有する。
請求項1の構成においては、少なくとも、演算部、撮影部、演算制御操作部、モニタ部、外部プログラム入力手段、プログラム記録部、を有するスマートフォンの、前記撮影部の内蔵カメラを、カメラの光学ファインダ部分の後方もしくは、カメラのモニタ表示部の後方に配置し、前記スマートフォンの内蔵カメラによる撮影によって、映像情報取得手段はカメラが撮影可能な情報の少なくとも一部と一致した情報であるため、カメラと映像情報取得手段の位置的情報のマッチングの調整が不要であり、またカメラから取得可能な光学的情報を用いるため記録すべき対象物までの距離が制限されない効果を有する。
請求項の構成においては、前記映像情報取得手段がスマートフォンの内蔵カメラを利用し、光学情報の変化を前記スマートフォンのプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアによることを特徴とし、機能の発展が容易にできる効果を有する。
請求項2の構成においては、撮影信号変換手段は、特定の音声信号をカメラのシャッター信号、焦点調節信号に変換する構成とし、音声信号出力端子を利用し、汎用性を高める効果を有する。
請求項3の構成においては、撮影信号変換手段のシャッター信号・焦点調節信号出力は、カメラの有線リモート端子もしくは、カメラの無線式(赤外線式・電波式含む)リモートによる制御により汎用性を高める効果を有する。
請求項4の構成においては、前記スマートフォンの画像処理アプリにより前記カメラファインダ画像を自動もしくは手動で切出し可能な、映像切出し手段を有し、汎用性が高まる効果を有する。
請求項、請求項の構成においては、映像情報取得手段によって取得した映像情報が領域設定手段によって、撮影対象物の形が想定可能な場合は、撮影対象物の形情報を適切な領域として任意に設定し、もしくは、自動的に撮影対象物の形情報を適切な領域として設定することにより、撮影対象物を認識する精度を高めることができる効果を有する。
請求項、請求項の構成においては前記閾値設定手段が、任意のレベルへの調整手段または自動的に調整する手段を有することによって、屋外での風による草木の揺れや雲の動きを、撮影対象物と誤認識する事を防止するために前記閾値設定レベルを下げることができ、また、映像情報の取得範囲に対して撮影対象物が小さいケースが想定される場合や、背景と撮影対象物の変化が小さいと想定される場合は、前記閾値設定レベルを上げることができる効果を有する。
請求項、請求項1、請求項1、の構成においては前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で任意の領域または自動的に特定領域を区別可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定領域と他の映像情報とを区別して、映像情報の変化を数値化し、前記特定の領域に対する演算結果と他の映像情報に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化することができるため、特定の領域の変化を他の映像情報の変化よりも高得点化することにより、撮影対象物を認識する精度を高めることができ、また、特定の領域の変化を他の映像情報の変化よりも低得点化して一種のノイズ的な扱いにする事もできる効果を有する。
請求項1においては前記閾値調整手段が、前記特定の領域と他の映像情報とを区別して閾値を設定することができるので、撮影対象物を認識する精度を高めることができる効果を有する。
請求項1においては前記特定の領域に対する映像情報を自動的に前記スマートフォンに保存する手段と、前記の保存された特定の領域に対する映像情報のバラツキを演算する手段と、前記バラツキを演算結果に応じて、前記特定の領域もしくは閾値の少なくとも何れか一方を自動的に調整することができるので、映像情報の状況に応じて適切な領域もしくは閾値を自動設定できるため、誤作動の防止と、認識する精度を高める効果を有する。
請求項1、請求項1においては前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で特定の対象(顔等)を任意のアルゴリズムに基づき自動的に設定可能な対象設定手段を有し、前記変化演算手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定の対象と他の映像情報とを区別して演算を実施し、前記特定の対象に対する演算結果と他の映像情報に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化することを特徴とし、例えば顔認識のないカメラでも顔認識機能を使うことができる効果を有する。
請求項1においては前記閾値調整手段が、前記特定の対象と他の映像情報とを区別して閾値を設定することができるので、撮影対象物を認識する精度を高めることができる効果を有する。
請求項1においては前記特定の対象に対する映像情報を自動的に前記スマートフォンに保存する手段と、前記の保存された特定の対象に対する映像情報のバラツキを演算する手段と、前記バラツキを演算結果に応じて、前記特定の対象もしくは閾値の少なくとも何れか一方を自動的に調整することができる。
請求項1、請求項1の構成においては、特定の対象に対する映像情報の蓄積データから特徴ある物体を自動認識して領域・閾値を自動設定することができる。また、特徴ある物体の自動認識を繰り返し、学習データを保存し、領域・閾値を自動設定することができる。また、特徴ある領域を認識して、注目領域として自動領域設定することができる。また、特徴あるノイズを自動検出して、ノイズの影響を少なくすることができる効果を有する。
請求項1の構成においては、閾値に画像の記録を実施するための記録実施閾値以外に、前記映像情報取得手段による光学情報を無効情報として処理する無効処理閾値が設定されるため、カメラが撮影モードに切り替わる際に一度、カメラの光学ファインダの表示が消える構造のカメラに使用する場合にも誤動作を防止でき、更に、操作ミスや三脚の転倒などのトラブル時に、不要な画像の記録を防止できる効果を有する。
請求項19の構成においては、特に無効処理閾値の設定レベルを上げた場合などに、焦点調節信号またはシャッター信号の発信中以外の時に、前記撮影実施信号発信手段が、誤って異常状態に対応した撮影実施信号を発信し、画像の記録を中止することを防止することができる効果を有する。
請求項2の構成においては、前記撮影信号発信部による焦点調節信号の発信後一定時間後に前記シャッター信号が発信され、更に前記シャッター信号の送信中は前記焦点調節信号が継続して発信されるので、シャッター信号が発信中の全期間において、焦点のぼけた画像の記録を防止することができる。カメラの光学ファインダに表示される画面は、初期設定時の位置に焦点が保持され、その後にカメラの記録範囲内に進入した撮影対象の距離が初期設定時の位置と異なる場合は焦点がぼけた状態でスマートフォンの内蔵カメラの画像数値化手段に入力されるが、本発明は、前記映像情報取得手段による映像情報が映像の明るさ情報からなり、前記判別演算手段が光学情報の変化と前記閾値を比較した結果に応じて撮影実施信号の発信の有無を判別するため、カメラの記録範囲内に進入した撮影対象の焦点がぼけていても、前記判別演算手段による演算結果に基づいて瞬時に正しく撮影実施信号を送信することができる効果を有する。
請求項2の構成においては、前記シャッター信号の受信時に自動的に繰り返し撮影をする機能を有するカメラにおいては、記判別演算手段が撮影実施信号を継続して出力した場合に、前記撮影信号発信手段が継続して前記シャッター信号を発信する第一のモードを使用し、前記シャッター信号の受信時に自動的に繰り返し撮影をする機能を有さないカメラにおいては、判別演算手段が撮影実施信号を継続して出力した場合に、前記撮影信号発信手段がシャッター信号を間欠状態で発信する第二のモードを選択することによって、何れのカメラにおいても、自動的に連続して画像を記録することが可能になるため、カメラに対する汎用性を高めることができる効果を有する。
請求項2の構成においては、前記第二のモードの実施中は前記焦点調節信号が継続して送信されることによって、前記シャッター信号が間欠状態で送信されても、シャッター信号が送信中の全期間において、焦点のぼけた画像の記録を防止することができる効果を有する。
請求項2の構成においては、撮影実施信号の送信を制限するタイマを設定することによって、領域と閾値を設定してもなお不要な画像の記録を防止することができる効果を有する。
請求項2の構成においては、予め設定した所定の時刻もしくは予め手動で設定した所定の間隔で前記カメラに強制的に撮影実施信号を発信するタイマ手段を有し、前記の強制的な撮影実施信号の発信は、前記判別演算手段による撮影実施信号の出力に基づく撮影制御信号の発信よりも優先される様に構成することによって、タイマ手段による自動撮影以外の撮影が実施されなかった場合などに、タイマ手段によって自動撮影した画像から、その撮影環境を検証することが可能になる効果を有する。
請求項2の構成においては、前記スマートフォンのプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアが、周囲の音もまたは、任意の音に反応して撮影実施信号を発信する判別演算手段を有すため、画像の変化だけでなく、音の変化も捉えることにより、より高機能な自動撮影制御ができる効果を有する。
請求項2の構成においては、前記スマートフォンのプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアが、複数の顔を認識し、適切に音声ガイドで指示を出し条件が整った時、撮影信号を発信する撮影信号送信手段を有することにより、例えば集合写真を自動撮影で撮影することができる効果を有する。
請求項2の構成においては、前記スマートフォンのプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアの画像処理アプリが、映像情報取得手段から取得した画像をそのままスマートフォンの記憶装置に保存し、例えば設定した閾値や領域の記録を映像とともに記録することで、どの条件で撮影されたかなど、後に確認することができる効果を有する。
請求項2の構成においては、前記スマートフォンのプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアが、外部の別のスマートフォンやパソコンを無線信号または公衆電話回線により操作して撮影信号を発信する撮影信号送信手段を有する構成とすることで、遠隔操作で自動撮影機の動作を制御できる効果を有する。
請求項29の構成においては、スマートフォンの撮影部がカメラの光学ファインダを介さずに、直接映像情報を取得した場合にも、前記映像情報の変化を数値化する変化演算手段と、前記数値化された映像情報の変化と対比するために予め定められる閾値と、前記数値化された映像情報の変化と前記閾値を比較して比較結果に応じた撮影実施信号を出力に応じて、スマートフォンによる自動撮影が実施され、前記スマートフォンに前記撮影データの保存可能をすることが可能となる効果を有する。
請求項3の構成においては、前記カメラの光学ファインダから映像情報を取得可能な位置に、前記スマートフォンの撮影部を配置するための固定具を有し、前記固定具は三脚のカメラとの結合部に挟持される固定基部と、前記固定基部に接続される前記スマートフォンの保持部と、前記固定基部に対する前記保持部の位置調整手段を有する機構であるため、安価でかつ汎用性を高めることができる効果を有する。
請求項3の構成においては、前記固定具が前記スマートフォンと別体で構成された前記撮影信号変換手段の構成部の保持部を有することにより、前記撮影信号変換手段の構成部と撮影信号変換手段の入力部と出力部に接続コードが整理され事故の防止が可能になる効果を有する。
本発明の実施例における使用状態の参考図 本発明の実施例の演算機能付デバイスの取り付け構造説明図 本発明の実施例の演算機能付デバイスの取り付け構造説明図 本発明の実施例におけるブロック図 本発明の実施例における領域設定手段の処理説明図 本発明の実施例における領域設定手段の処理説明図 本発明の実施例における領域設定手段の処理説明図 本発明の実施例における領域設定手段の処理説明図 本発明の実施例における画像切出し手段の処理説明図 本発明の実施例における画像切出し手段の処理説明図 本発明の実施例における音声信号発生手段の説明図 本発明の実施例における音声信号発生手段の説明図 本発明の実施例における撮影信号変換手段の説明図 本発明の実施例における撮影信号変換手段の説明図 本発明の実施例における撮影信号変換手段の説明図 本発明の実施例における撮影信号変換手段の説明図 本発明の実施例における外光遮光パッドの取り付け構造説明図 従来技術の自動撮影装置における使用状態の説明図
以下に、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の第1実施例は、図1、図4に示すように、少なくとも、演算部(CPU)、内蔵カメラ(撮影部)、演算制御操作部、モニタ部、外部プログラム入力手段、プログラム記録部、を有する演算機能付デバイス5(例えばスマートフォン)の内蔵カメラ50をカメラ2の光学ファインダ21部分の後方に配置することにより、演算機能付デバイス5の内蔵カメラ50を用いてカメラ2が撮影可能な情報の少なくとも一部の映像情報を取得可能な映像情報取得手段11が構成される。尚、カメラ2がモニタ表示部を有する場合は、演算機能付デバイス5(例えばスマートフォン)の内蔵カメラ50を前記モニタ表示部の後方に配置し、前記モニタ表示部から前記映像情報取得手段11によって映像情報を取得するように構成しても良い。
尚、通常、演算機能付デバイス5の内蔵カメラ50の配置位置は、前記光学ファインダ21のセンター位置と演算機能付デバイス5の内蔵カメラ50のセンター位置を一致させることが望ましく、本実施例において前記カメラ2の光学ファインダ21部分の後方への演算機能付デバイス5の固定は、図2に示すように三脚8とカメラ2との固定ネジの間に挟持して固定する固定基部73と、前記固定基部73に固定され上方に延在するホルダアーム72と、ホルダアーム72に対して位置調整可能に固定され前記演算機能付デバイス5を保持可能な一対のホルダクリップ71より構成される固定具7が用いられる。
更に、前記演算機能付デバイス5をカメラ2の光学ファインダに対して着脱可能に構成されることにより、本発明の自動撮影装置を使用しない時は、カメラ2本体の各操作の妨げとならず、容易に手動撮影のカメラ2に戻して使用することができる。
そして図17のように演算機能付デバイス5の内蔵カメラ50(レンズ4と映像センサ装置3を含む)とカメラ2の光学ファインダ21との間に、外光遮光パッド75を付けて、太陽光など、カメラ2の光学ファインダ21による表示画像以外の光が演算機能付デバイス5の内蔵カメラ50に入る事による誤検出を防止するように構成すると良い。更に既存の機械的な結合部による着脱構造を用いてカメラ2の光学ファインダ21に演算機能付デバイス5を固定しても良く、前記機械的な結合部に対して、前記演算機能付デバイス5の位置を調整可能にすると良い。
本発明は、前記映像情報取得手段11によって取得した映像情報の変化を数値化する画像数値化手段14と、予め映像情報の変化に対する閾値を設定可能な閾値設定手段15と、前記画像数値化手段14によって数値化された映像情報の変化と前記閾値151を比較して、比較結果に応じて撮影実施信号161を出力する判別演算手段16と、前記撮影実施信号161に応じてカメラの撮影を実行するために予め設定された制御内容を演算し、カメラ2へシャッター信号202と焦点調節信号203からなる撮影制御信号201を発信する撮影信号発信手段17と、を有する。尚、本実施例においては通常の設定状態において前記撮影制御信号201は、図16に示すに前記焦点調節信号203の発信後、一定時間後に図15に示す前記シャッター信号202を発信すると共に、前記シャッター信号202の発信中は前記焦点調節信号203が継続して発信されるように制御内容が設定される。
前記構成において映像情報取得手段11によって取得した映像情報は、カメラ2の光学ファインダ21を介して取得したカメラ映像情報領域121と、前記光学ファインダ21の周囲部分の映像からなる非カメラ映像情報領域112に分け、前記カメラ映像情報領域121の部分を演算有効部分として自動的もしくは手動により切出す映像切出し手段12を有すると、映像情報として有効な部分のみを絞り込むことができるため望ましい。
更に、前記カメラ2の光学ファインダ21の映像情報の無効部分(非カメラ映像情報領域122)は、カメラ2のメーカー・種類により大小さまざまであり、図5、図6に示すように演算機能付デバイス5の内蔵カメラ50で取得した映像情報の中から、自動もしくは手動で、有効な映像部分(カメラ映像情報領域121)を、演算機能付デバイス5のモニタ画面51に見やすい適切な大きさに変更した状態で表示することが出来るように構成される。
前記映像情報取得手段11によって取得した映像情報から前記映像切出し手段12によって切出されたカメラ映像情報に対して、更に予め手動で、または、予め設定されたアルゴリズム(例えば公知の顔や動物等の特徴あるものを検出する方法)に基づき自動的に、前記画像数値化手段14で演算する映像情報の位置およびサイズを設定可能な領域設定手段13を設けることにより、不必要な領域の映像情報の変化が前記画像数値化手段14の演算に影響を与えることを防止することができ、更に撮影対象10がカメラ映像情報の中の演算領域131に入っている時にのみ、撮影対象10が前記画像数値化手段14の演算に影響を与えることができるため、撮影した写真の品質を向上させることができる。
上記領域は図7、図8に示すように、演算機能付デバイス5のモニタ画面51上に領域設定手段13の調節画面134を表示することにより予め調整可能に構成され、前記領域設定手段13によって演算領域を任意のサイズや、モニタ画面上51の任意の位置への調整手段を有することによって、撮影対象10が進入する方向や位置に対応した、前記演算領域131を設定することができる。尚、前記領域設定手段13は、前記の予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に撮影対象10の形状情報に基づいた適切な範囲を演算領域131に設定するように構成しても良く、それにより撮影対象10を認識する精度を高めることができる。
上記閾値151は図9、図10に示すように、演算機能付デバイス5のモニタ画面51上に表示される閾値設定手段15の調節画面154により、予め調整可能に構成され、前記閾値設定手段15が任意のレベルへの調整手段を有することによって、屋外での風による草木の揺れや雲の動きを、撮影対象物と誤認識することを防止するために前記閾値設定レベルを下げることができ、また、映像情報の取得範囲に対して撮影対象物が小さいケースが想定される場合や、背景と撮影対象物の変化が小さいと想定される場合は、前記閾値設定レベルを上げることができる。また、前記閾値設定手段は前記閾値を予め設定されたアルゴリズム(例えば公知の、周期的に動くノイズの特徴を検出し、閾値を設定する方法)に基づき自動的に調整可能な構成としてもよい。
また、前記映像情報取得手段11によって取得した映像情報に対して、前記領域設定手段13が、特定の領域132を予め手動で、または、予め設定されたアルゴリズム(例えば公知の顔や動物等の特徴あるものを検出する方法)に基づき自動的に、設定可能に構成し、前記画像数値化手段14が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定の領域132と他の映像情報(演算領域131)とを区別して演算を実施し、前記特定の領域132に対する演算結果と他の映像情報(演算領域131)に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化するように構成すると良い。
尚、前記画像数値化手段14によって映像情報の変化を数値化する際、撮影対象10が移動してきて映像情報内に最初に映り込む可能性が高いと予想される位置を前記特定の領域132に設定する場合は、前記特定の領域132における映像情報の変化を他の映像情報(演算領域131)の変化よりも高得点化すると良いが、例えば屋外で風に揺れる草木や、雲が映る領域を特定の領域132に設定した場合には、前記特定の領域132における映像情報の変化を他の映像情報(演算領域131)の変化よりも低得点化してノイズを含む映像情報として扱うこともできる。
更に前記閾値調整手段15が、前記特定の領域132と他の映像情報(演算領域131)とを区別して閾値151を設定すると良い。
尚、前記特定の領域132に対する映像データを自動的に前記演算機能付デバイス5に保存する手段と、前記の保存された特定の領域132に対する映像データのバラツキを演算する手段と、前記バラツキを演算結果に応じて、前記特定の領域132もしくは閾値151の少なくとも何れか一方を自動的に調整するように構成すると良い。
また、前記映像情報取得手段11によって取得した映像情報に対して、前記領域設定手段13が、特定の対象133(顔等)を予め設定されたアルゴリズム(例えば公知の顔認識方法)に基づき自動的に設定可能な対象設定手段を有し、前記画像数値化手段14が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定の対象133と他の映像情報(演算領域131)とを区別して演算を実施し、前記特定の対象133に対する演算結果と他の映像情報(演算領域131)に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化することにより、例えば顔認識のないカメラ2でも顔認識機能を使うことができるように構成される。
更に前記閾値調整手段15が、前記特定の対象133と他の映像情報(演算領域131)とを区別して閾値151を設定すると良い。
尚、前記特定の対象133に対する映像データを自動的に前記演算機能付デバイス5に保存する手段と、前記の保存された特定の対象133に対する映像データのバラツキを演算する手段と、前記バラツキを演算結果に応じて、前記特定の対象133もしくは閾値151の少なくとも何れか一方を自動的に調整するように構成すると良い。
また、前記特定の対象133に対する映像情報の蓄積データから特徴ある物体を自動認識して、特徴ある物体の自動認識を繰り返し、学習データを保存することにより、特徴ある物体が現れる頻度の高い領域を、注目領域134として自動的に領域設定すると共に、前記注目領域134の閾値151を自動調整することができる。また、前記判別演算手段における判別が不要な特定の対象133をノイズとして自動検出して、前記特徴ある物体が現れる頻度の高い領域を、注目領域134として自動的に領域設定すると共に、前記注目領域の閾値151を自動調整して、前記注目領域134を低得点化することによりノイズの影響を少なくすることができる。
更に、本実施例における閾値151が、前記映像情報取得手段11による前記映像情報の記録を実施するための記録実施閾値152と、映像情報を無効情報として処理する無効処理閾値153を設定することにより、カメラ2が撮影モードに切り替わる際に、一度光学ファインダ21(もしくはモニタ表示部)の映像表示が消える構造のカメラ2に使用した場合に、映像情報が表示されない(消えた)状態への変化を無効処理閾値153によって判別演算手段16で無視するように設定することができ、それにより誤動作を防止することができ、また操作ミスや三脚8の転倒などのトラブル時における映像情報の変化を予め無効処理閾値153として設定しておけば不要な画像の記録を防止することができる。
更に、焦点調節信号203またはシャッター信号202の、少なくとも何れか一方の送信中のみ前記無効処理閾値153が有効に処理されるように構成することにより、特に無効処理閾値153の設定レベルを上げた場合に、前記焦点調節信号203またはシャッター信号202の送信中以外の状態において、前記判別演算手段16が誤って異常状態であると判断して、撮影を中止してしまうことを防止することができる。
尚、カメラ2の光学ファインダ21に表示される映像は、初期設定時の位置に焦点が保持され、その後にカメラ2の記録範囲内に進入した撮影対象の距離が初期設定時の位置と異なる場合は焦点がぼけた状態でカメラ2の光学ファインダ21に表示されるが、本発明は、前記映像情報取得手段11による映像情報が映像の変化情報からなるため、カメラ2の記録範囲内に進入した撮影対象10の焦点がぼけていても、撮影実施信号161を発信させることができる。
また、前記焦点調節信号203の送信後一定時間後に前記シャッター信号202が発信され、更に前記シャッター信号202の発信中は前記焦点調節信号203が継続して発信されるように構成とすることで、シャッター信号202が送信中の全時間において、焦点のぼけた画像の記録を防止することができる。
尚、前記焦点調節信号203とシャッター信号202の発信タイミングは、カメラ2の特性や撮影対象10により、焦点調節信号203の発信開始時間から十分な間隔を取ってシャッター信号202を発信することにより確実に焦点を合わせてから撮影することや、焦点調節信号203の発信時間を短くして焦点調整よりも、撮影実施までの時間短縮を優先する様、調整できるようにしてもよい。
また、前記撮影信号発生手段17が前記判別演算手段16から継続して撮影実施信号161を受信した時に継続して前記シャッター信号202の発信する第一のモードと、前記撮影信号発生手段17が前記判別演算手段16から継続して撮影実施信号161を受信した時に前記シャッター信号202を間欠状態で発信する第二のモードを有し、前記第一のモードと第二のモードが選択可能に構成されることによって、前記シャッター信号202の受信時に自動的に繰り返し撮影をする機能を有するカメラ2において前記撮影信号発生手段17が前記判別演算手段16から継続して撮影実施信号161を受信した時に継続して前記シャッター信号202の発信する第一のモードを使用し、前記シャッター信号202の受信時に自動的に繰り返し撮影をする機能を有さないカメラ2においては、前記撮影信号発生手段17が前記判別演算手段16から継続して撮影実施信号161を受信した時に前記シャッター信号202を間欠状態で発信する第二のモードを選択することができるようにすれば、自動的に連続して必要な画像を記録することが可能になり、上記構成により何れのタイプのカメラにおいても、カメラ2に対する汎用性と使い勝手を高める効果を有する。
更に、前記第二のモードの実施中は前記焦点調節信号203が継続して送信されるように構成することによって、前記シャッター信号202が間欠状態で送信されても、シャッター信号202の送信中の全時間において、焦点のぼけた画像の記録を防止することができる。
尚、予期せぬ要因や誤設定により判別演算手段16が撮影実施信号161を継続して出力することにより、不要な画像の記録継続を防止するため、前記カメラ2に対する撮影実施信号161の発信継続時間を制限するためのタイマ手段を設けると良い。
また、予め設定した所定の時刻もしくは予め手動で設定した所定の間隔で前記カメラ2に強制的に撮影実施信号161を発信するタイマ手段を有し、前記の強制的な撮影実施信号161の発信は、前記判別演算手段16による撮影実施信号161の出力に基づく撮影制御信号201の発信よりも優先される様に構成しても良い。
更に、前記画像数値化手段14が、外部からの音情報を数値化する音声数値化手段141を含むように構成し、前記音声数値化手段141によって数値化された音情報と、予め定めた音声閾値154とを比較し、前記判別演算手段16で画像情報と音情報を併せて判別するように構成することにより、前記演算機能付デバイス5のプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアが、周囲の音もまたは、任意の音に反応して撮影実施信号161を発信する撮影信号発信手段17を構成することにより、画像の変化と音の変化を併せ、より高機能な自動撮影制御ができるようになる。
更に、予め設定した任意の音もしくは音声を外部に出力する音声発生手段を有し、撮影対象10が前記音声発生手段によって出力された音もしくは音声に反応して、前記撮影対象10を含む取得した映像情報が予め定めた任意の条件を満たした場合に判別演算手段16が、撮影実施信号161を発信する様に構成すれば、前記演算機能付デバイス5のプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアが、複数の顔を認識し、適切に音声ガイドで指示を出し条件が整った時に撮影信号発信手段17がカメラ2に撮影制御信号201(焦点調節信号203、シャッター信号202)、を送信することにより、例えば集合写真を自動撮影で撮影することができる。
更に、判別演算手段16が、撮影実施信号161を発信した時、前記画像数値化手段14が演算に使用した映像情報を前記演算機能付デバイス5に保存する様に構成すれば、前記演算機能付デバイス5の画像処理アプリが、映像情報取得手段から取得した画像をそのまま演算機能付デバイス5の記憶装置に保存し、例えば設定した閾値や領域の記録を映像とともに記録することで、どの条件で撮影されたかなど、後に確認することができる。
更に、強制的な撮影制御信号の発信を含む任意の手動操作が無線通信手段を経由して実施可能に構成すれば、前記演算機能付デバイス5のプログラム記録部に保存された画像処理アプリケーションソフトウェアが、外部の別の演算機能付デバイスやパーソナルコンピューターを無線信号または公衆電話回線からの操作により、撮影信号発信手段17がカメラ2に撮影制御信号201(焦点調節信号203、シャッター信号202)を発信するように構成とすることで、遠隔操作で自動撮影機の動作を制御することができる。
更に、カメラの光学ファインダ21を介さずに、前記演算機能付デバイス5の内蔵カメラ50が直接、映像情報を取得した場合にも、前記映像情報の変化を数値化する画像数値化手段14と、前記数値化された映像情報の変化に対する閾値151を予め設定可能な閾値設定手段15と、前記数値化された映像情報の変化と前記閾値151の比較結果に応じて撮影実施信号161を出力する判別演算手段16と、前記撮影実施信号161に応じて、演算機能付デバイス5による自動撮影が実施され、前記演算機能付デバイス5に前記撮影データが保存可能に構成することにより、演算機能付デバイス5の撮影部がカメラ2の光学ファインダ21を介さずに、直接映像情報を取得した場合にも、演算機能付デバイス5による自動撮影の実施と、演算機能付デバイス5への撮影データの保存ができる。
更に本実施例において、前記撮影信号発信手段17は、前記判別演算手段16から出力される撮影実施信号161に応じて、カメラの撮影を実行するために予め設定された制御内容をカメラの制御内容を演算し、演算結果に応じた音声制御信号181を発信する撮影制御信号演算手段18と、前記音声制御信号181の受信内容に基づき、前記演算機能付デバイス5に設けられた右音声出力部もしくは左音声出力部の何れか一方の出力部から焦点制御用の音声信号を出力させ、前記演算機能付デバイス5に設けられた右音声出力部もしくは左音声出力部の何れか他方の出力部からシャッター制御用の音声信号を出力させる音声信号発生手段19と、前記音声信号発生手段19から出力された前記焦点制御用の音声信号を入力部と、前記シャッター制御用の音声信号の入力部を有すると共に、前記焦点制御用の音声信号を前記焦点調節信号203に変換し、前記シャッター制御用の音声信号を前記シャッター信号202に変換する撮影信号変換手段20と、を有する。
前記撮影信号変換手段20は、トランジスタとコンデンサからなり、図11、図13、図15に示す様に、演算機能付デバイス5の音声R出信号192、例えば、周波数20kHz、電圧−0.75V〜+0.75V、時間t1aは、トランジスタとコンデンサによって、カメラ2側の最大電圧MaxV〜0V、時間t1bに変換され、カメラ2が認識可能なシャッター信号202に変換される。
図12、図14、図16に示す様に演算機能付デバイス5の音声L出信号193、例えば、周波数20kHz、電圧−0.75V〜+0.75V、時間t2aは、トランジスタとコンデンサによって、カメラ2側の最大電圧MaxV〜0V、時間t2bに変換され、カメラ2が認識可能な焦点調節信号203に変換される。
尚、前記シャッター信号202と焦点調節信号203からなる撮影制御信号201の送信手段はケーブル204によりカメラのレリーズ端子22に接続されるが、例えば、エアーレリーズ、電磁ケーブルレリーズ、ラジオコントロールシステム、ルミコントロールシステムなど、他の既存の撮影信号の送信手段用いることもできる。
尚、前記演算機能付デバイス5の固定具7が前記演算機能付デバイス5と別体で構成された前記撮影信号変換手段20構成部の保持部を有すると良い。
尚、少なくとも、前記映像切出し手段12、領域設定手段13、画像数値化手段14、閾値設定手段15、判別演算手段16と、撮影信号発信手段17の中の撮影制御信号演算手段18、の演算処理が前記演算機能付デバイス5のプログラム記録部に保存されたアプリケーションソフトウェアに基づき、前記演算機能付デバイス5の演算部で実施される様に構成される。
本発明の使用形態を説明すると、図1は撮影対象10である、飛んでいる鳥を自動撮影するための構成図であり、本実施例の使用においては、三脚8を使用してカメラ2を固定し、カメラ2の光学ファインダ21に演算機能付デバイス5の内蔵カメラ21を密着するよう、固定具7で取付けける事により、カメラ2の光学ファインダ21に表示された映像情報を演算機能付デバイス5に取り込むことができる。
そして、例えば図7、図8のように域設定手段13による領域設定位置は演算機能付デバイス5のモニタ画面51上で確認することができると良く、図9のように前記領域設定位置に撮影対象10(鳥)が表示されていない場合は、カメラ2には撮影制御信号201が発信されず、図10のように演算機能付デバイス5の領域設定位置に撮影対象10(鳥)が表示された時に、前記画像数値化手段14で数値化される変化の度合いの値が大きくなる。
判別演算手段16が前記画像数値化手段14から出力される数値と、閾値設定手段15によって予め設定された閾値151を比較し、予め設定された基準を満たした時に、判別演算手段16から撮影実施信号161が前記撮影信号発信手段に出力される。
尚、本実施例では撮影対象10が鳥の場合の自動撮影について説明しているが、撮影対象10はその他の人や動物やペット・電車等の乗り物など、撮影対象10は限定されない。
本発明は、市販のカメラを利用して撮影対象を自動的に撮影することができる自動撮影装置として、産業上有効に利用できるものである。
2:カメラ、3:センサ装置、4:レンズ、5:演算機能付デバイス、7:固定具、8:三脚、10:撮影対象、11:映像情報取得手段、12:画像切出し手段、13:領域設定手段、14:画像数値化手段、15:閾値設定手段、16:判別演算手段、17:撮影信号発信手段、18:撮影制御信号演算手段、19:音声信号発生手段、20:撮影信号変換手段、21:光学ファインダ、22:レリーズ端子、50:内蔵カメラ、51:モニタ画面、71:ホルダクリップ、72:ホルダアーム、73:固定基部、75:外光パッド、121:カメラ映像情報領域、122:非カメラ映像情報領域、131:演算領域、132:特定の領域、133:特定の対象、134:調節画面、151:閾値、152:記録実施閾値、153:無効処理閾値、154:調節画面、161:撮影実施信号、181:音声制御信号、192:音声R出信号、193:音声L出信号、201:撮影制御信号、202:シャッター信号、203:焦点調節信号





Claims (31)

  1. 少なくとも、演算部、撮影部、演算制御操作部、モニタ部、外部プログラム入力手段、プログラム記録部、を有するスマートフォンの、前記撮影部の内蔵カメラを、カメラの光学ファインダ部分の後方もしくは、カメラのモニタ表示部の後方に配置し、前記スマートフォンの内蔵カメラによる撮影によって、カメラが撮影可能な情報の少なくとも一部の映像情報を取得可能な映像情報取得手段と、前記映像情報の変化を数値化する画像数値化手段と、前記数値化された映像情報の変化に対する閾値を予め設定可能な閾値設定手段と、前記数値化された映像情報の変化と前記閾値を比較して比較結果に応じて撮影実施信号を出力する判別演算手段と、前記撮影実施信号に応じて、前記カメラに撮影制御信号を発信する撮影信号発信手段と、を有し、前記映像情報取得手段によって取得した映像情報が、前記スマートフォンのプログラム記録部に保存されたアプリケーションソフトウェアによって演算処理される様に構成されることを特徴とする自動撮影装置
  2. 前記撮影信号発信手段は、前記判別演算手段から出力される撮影実施信号に応じて、カメラの撮影を実行するために予め設定された制御内容を演算し、演算結果に応じた音声制御信号を発信する撮影制御信号演算手段と、前記音声制御信号の受信内容に基づき、前記スマートフォンに設けられた右音声出力部もしくは左音声出力部の何れか一方の出力部から焦点制御用の音声信号を出力させ、前記スマートフォンに設けられた右音声出力部もしくは左音声出力部の何れか他方の出力部からシャッター制御用の音声信号を出力させる音声信号発生手段と、前記音声信号発生手段から出力された前記焦点制御用の音声信号を入力部と、前記シャッター制御用の音声信号の入力部を有すると共に、前記焦点制御用の音声信号を焦点調節信号に変換し、前記シャッター制御用の音声信号をシャッター信号に変換する撮影信号変換手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の自動撮影装置
  3. 前記撮影信号変換手段のシャッター信号出力および焦点調節信号出力は、カメラの有線リモート端子もしくは、カメラの無線式(赤外線式・電波式含む)リモートによる制御される様に構成されることを特徴とする請求項2記載の自動撮影装置
  4. 前記映像情報取得手段によって取得した映像情報を、カメラのファインダを介して取得したカメラ映像情報と非カメラ映像情報に分け、カメラ映像情報の部分を有効領域として自動的もしくは手動により切出す映像切出し手段を有し、前記画像数値化手段が前記映像切出し手段による有効領域内の映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の自動撮影装置
  5. 前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の演算領域を任意の範囲に設定可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が前記領域設定手段による演算領域内の映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の自動撮影装置
  6. 前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の演算領域を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に設定可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が前記領域設定手段による演算領域内の映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の自動撮影装置
  7. 前記閾値設定手段が、前記閾値を任意のレベルに調整可能な閾値調整手段を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の自動撮影装置
  8. 前記閾値設定手段が、前記閾値を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に調整可能な閾値調整手段を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項記載の自動撮影装置
  9. 前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で任意の特定の領域を特定領域として区別可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定領域と他の映像情報とを区別して、映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項記載の自動撮影装置
  10. 前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で特定の領域を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に特定領域として区別可能な領域設定手段を有し、前記画像数値化手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定領域と他の映像情報とを区別して、映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項記載の自動撮影装置
  11. 前記画像数値化手段が前記特定領域に対する演算結果と他の映像情報に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項9または10記載の自動撮影装置
  12. 前記閾値設定手段が、前記特定領域と他の映像情報とを区別して閾値を設定する様に構成されることを特徴とする請求項9または10記載の自動撮影装置
  13. 前記特定領域に対する映像情報を自動的に前記スマートフォンに保存する手段と、前記の保存された特定領域に対する映像情報のバラツキを演算する手段と、前記バラツキの演算結果に応じて、前記特定領域もしくは前記閾値の少なくとも何れか一方を自動的に調整する手段を有することを特徴とする請求項9〜12の何れか1項記載の自動撮影装置
  14. 前記映像情報取得手段によって取得した映像情報の中で特定の対象を予め設定されたアルゴリズムに基づき自動的に設定可能な対象設定手段を有し、前記画像数値化手段が演算対象の映像情報の変化を数値化する際に前記特定の対象と他の映像情報とを区別して映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項1〜13の何れか1項記載の自動撮影装置
  15. 前記画像数値化手段が、前記特定の対象に対する演算結果と他の映像情報に対する演算結果を合算して映像情報の変化を数値化する様に構成されることを特徴とする請求項14記載の自動撮影装置
  16. 前記閾値設定手段が、前記特定の対象と他の映像情報とを区別して閾値を設定する様に構成されることを特徴とする請求項14記載の自動撮影装置
  17. 前記特定の対象に対する映像情報を自動的に前記スマートフォンに保存する手段と、前記の保存された特定の対象に対する映像情報の蓄積データからバラツキを演算する手段と、前記バラツキの演算結果に応じて、前記特定の対象もしくは前記閾値の少なくとも何れか一方を自動的に調整する手段を有することを特徴とする請求項14〜16の何れか1項記載の自動撮影装置
  18. 前記閾値設定手段によって設定される閾値が、前記映像情報取得手段による前記映像情報の記録を実施するための記録実施閾値と、映像情報を無効情報として処理する無効処理閾値を含む様に構成されることを特徴とする請求項1〜17の何れか1項記載の自動撮影装置
  19. 前記撮影信号発信手段によって発信される撮影制御信号が、焦点調節信号とシャッター信号を有し、前記焦点調節信号またはシャッター信号の、少なくとも何れか一方の発信中のみ、前記無効処理閾値が有効に処理される様に構成されることを特徴とする請求項18記載の自動撮影装置
  20. 前記撮影信号発信手段によって発信される撮影制御信号が、焦点調節信号とシャッター信号を有し、前記焦点調節信号の発信後、一定時間後に前記シャッター信号を発信すると共に、前記シャッター信号の発信中は前記焦点調節信号が継続して発信される様に構成されることを特徴とする請求項1〜19の何れか1項記載の自動撮影装置
  21. 前記判別演算手段が撮影実施信号を継続して出力した場合に、前記撮影信号発信手段が継続して前記シャッター信号を発信する第一のモードと、判別演算手段が撮影実施信号を継続して出力した場合に、前記撮影信号発信手段がシャッター信号を間欠状態で発信する第二のモードを選択可能に構成されることを特徴とする請求項2、3、19、又は20の何れか1項記載の自動撮影装置
  22. 前記第二のモードの実施中は前記焦点調節信号が継続して発信される様に構成されることを特徴とする請求項21記載の自動撮影装置
  23. 前記カメラに対する撮影実施信号の発信継続時間を制限するためのタイマ手段を有することを特徴とする請求項1〜22の何れか1項記載の自動撮影装置
  24. 予め設定した所定の時刻もしくは予め手動で設定した所定の間隔で前記カメラに強制的に撮影実施信号を発信するタイマ手段を有し、前記の強制的な撮影実施信号の発信は、前記判別演算手段による撮影実施信号の出力に基づく撮影制御信号の発信よりも優先される様に構成されることを特徴とする請求項1〜23の何れか1項記載の自動撮影装置
  25. 前記画像数値化手段が、外部からの音情報を数値化する音声数値化手段を含むように構成し、前記音声数値化手段によって数値化された音情報と、予め定めた音声閾値とを比較し、前記判別演算手段で画像情報と音情報を併せて判別するように構成することを特徴とする請求項1〜24の何れか1項記載の自動撮影装置
  26. 予め設定した任意の音もしくは音声を外部に出力する音声発生手段を有し、撮影対象が前記音声発生手段によって出力された音もしくは音声に反応して、前記撮影対象を含む取得した映像情報が予め定めた任意の条件を満たした場合に、判別演算手段が、撮影実施信号を発信する様に構成されることを特徴とする請求項1〜25の何れか1項記載の自動撮影装置
  27. 前記判別演算手段が、撮影実施信号を発信した時、前記画像数値化手段が演算に使用した映像情報を前記スマートフォンに保存する様に構成されることを特徴とする請求項2〜26の何れか1項記載の自動撮影装置
  28. 強制的な撮影制御信号の発信を含む任意の手動操作が無線通信手段を経由して実施可能に構成されることを特徴とする請求項1〜27の何れか1項記載の自動撮影装置
  29. カメラの光学ファインダを介さずに、前記スマートフォンの撮影部が直接映像情報を取得した場合に、前記映像情報の変化を数値化する画像数値化手段と、前記数値化された映像情報の変化に対する閾値を予め設定可能な閾値設定手段と、前記数値化された映像情報の変化と前記閾値の比較結果に応じて撮影実施信号を出力する判別演算手段と、前記撮影実施信号に応じて、スマートフォンによる自動撮影が実施され、前記スマートフォンに前記撮影データの保存可能に構成されることを特徴とする請求項1〜28の何れか1項記載の自動撮影装置
  30. 前記カメラの光学ファインダから映像情報を取得可能な位置に、前記スマートフォンの撮影部を配置するための固定具を有し、前記固定具は三脚のカメラとの結合部に挟持される固定基部と、前記固定基部に接続される前記スマートフォンの保持部と、前記固定基部に対する前記保持部の位置調整手段を有することを特徴とする請求項1〜29の何れか1項記載の自動撮影装置
  31. 前記固定具が前記スマートフォンと別体で構成された前記撮影信号変換手段の構成部の保持部を有することを特徴とする請求項30記載の自動撮影装置
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