JP6042182B2 - ウェーハ研削方法 - Google Patents

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本発明は、内部に柱状電極が形成されたウェーハを研削する方法に関する。
近年、半導体デバイスの小型化の要求に応えるため、従来のボンディングワイヤに代えて、貫通電極(TSV:Through Silicon Via)と呼ばれる電極によって、積層された半導体デバイスチップ同士を接続する技術が開発されている(例えば、下記の特許文献1、特許文献2及び特許文献3を参照)。
積層された複数の半導体デバイスチップを貫通電極によって接続する場合は、例えば、ウェーハ内部の表面側に柱状電極を形成し、ウェーハの裏面を研削して柱状電極の先端付近に至るまでウェーハを薄化する。その後、薄化されたウェーハの裏面に対してエッチングを行いウェーハの裏面から柱状電極を露出させ、この露出した柱状電極を別のウェーハの表面に形成されたボンディングパッドに接続する。
一方、研削によって柱状電極をウェーハの裏面から露出させると、柱状電極は銅などの導電性部材により構成されているため、研削されて発生した導電性部材の研削屑が半導体デバイスに悪影響を及ぼすという問題がある。そのため、柱状電極が露出する直前で研削を完了し、エッチングによって柱状電極を露出させることにより、導電性部材の研削屑によって半導体デバイスに悪影響が及ぶのを防止している。
特開2012−134231号公報 特開2012−059884号公報 特開2011−138825号公報
しかしながら、個々の柱状電極の先端面と被研削面であるウェーハの裏面との間の距離にはばらつきがあるため、ウェーハの裏面から柱状電極が露出することを監視しながらエッチングを行う必要があるという問題がある。また、柱状電極の先端面とウェーハの裏面との間の距離が大きい部分についてはエッチングに時間がかかるため、被研削面を柱状電極の先端面により近づけることが望ましい。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、複数の柱状電極と被研削面との間のそれぞれの距離を均一とし、被研削面をより柱状電極の先端に近づけるようにすることに発明の解決すべき課題がある。
本発明は、表面に形成された複数のデバイスのそれぞれに設けられたボンディングパッドに接続された柱状電極が内部に埋設されているウェーハの表面側を吸引保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段によって吸引保持されたウェーハの裏面から該柱状電極の該裏面側の先端までの距離を測定する非接触式の厚み測定手段と、ウェーハの裏面から該柱状電極のウェーハ裏面側の先端までの距離を記憶する記憶部と、研削ホイールが回転可能に装着され該保持手段に保持されたウェーハの裏面を研削する研削手段と、該研削手段を該保持手段に接近および該保持手段から離反させる研削送り手段と、該研削ホイールの研削面とウェーハを保持する該保持手段の保持面との対面状態を調整する調整手段と、を少なくとも備える研削装置を用いたウェーハ研削方法であって、ウェーハの裏面から個々の該柱状電極のウェーハ裏面側の先端までの距離を該記憶部が記憶する記憶工程と、ウェーハの裏面を基準として、該記憶工程で該記憶部が記憶した距離のうち最小距離より小さい距離だけ離れた位置に該研削ホイールの研削面が位置するように該保持手段に保持されたウェーハを該研削手段によって研削する第1の研削工程と、該厚み測定手段を用いて該第1の研削工程において研削されたウェーハの裏面から該柱状電極のウェーハ裏面側の先端までの距離を測定する厚み測定工程と、該厚み測定工程で測定された測定結果に基づいてウェーハの径方向における柱状電極の上のウェーハ厚み傾向を認識する厚み傾向認識工程と、該厚み傾向認識工程の結果より該研削面と該保持面との対面状態を該調整手段で調整する調整工程と、該調整工程を実施した後、該研削手段によって該柱状電極のウェーハ裏面側の先端が露出する直前までウェーハを研削する第2の研削工程と、を備えることを特徴とする。
上記記憶工程は、上記厚み測定手段を用いて遂行することができる。
さらに、上記記憶工程は、予め測定された測定値情報をもって遂行することもできる。
本発明にかかるウェーハ研削方法では、記憶工程を実施した後、第1の研削工程を実施することにより、記憶工程で記憶されたウェーハの裏面から柱状電極の先端までの距離のうち最小の距離より小さい距離だけ離れた位置に研削ホイールの研削面が位置するように研削を行うことができるため、柱状電極を研削することがない。
また、厚み測定工程及び厚み傾向認識工程を実施することにより、柱状電極の先端とウェーハの裏面との間の距離を測定するとともに、この測定結果に基づいてウェーハの厚み分布を認識することができ、次いで、当該厚み分布に基づいて調整工程を実施することによって、柱状電極の先端とウェーハの裏面との間の距離を均一にすることが可能となる。
さらに、第2の研削工程を実施することにより、ウェーハの全域に埋設された柱状電極の先端の露出直前位置まで研削を行うことができるため、ウェーハの裏面を監視しなくても、ウェーハの裏面から複数の柱状電極を露出させることなく研削を完了することができる。
本発明では、上記厚み測定手段を用いて上記記憶工程を実施することができるため、ウェーハの裏面から柱状電極の先端までの距離をより正確に測定することが可能となる。
さらに、本発明は、予め測定された測定値情報をもって上記記憶工程を実施することができるため、作業効率がよくなる。
研削装置の構成を示す斜視図である。 ウェーハの構成を示す斜視図である。 柱状電極が形成されたウェーハの内部を示す拡大断面図である。 第1の研削工程を示す断面図である。 厚み測定工程及び厚み傾向認識工程を示す断面図である。 研削後のウェーハの内部に埋設された柱状電極を示すとともに、厚み測定工程及び厚み傾向認識工程を示す拡大断面図である。 調整工程を示す断面図である 第2の研削工程を示す断面図である。
図1に示す研削装置1は、Y軸方向にのびる装置ベース2と、装置ベース2のY軸方向後部側に立設されたコラム4と、により少なくとも構成されている。装置ベース2の上面3には、Y軸方向に移動可能な移動基台5が配設されており、移動基台5は、被加工物を吸引保持する保持面7を有する保持手段6を支持している。そして、移動基台5が蛇腹8の伸縮にともなってY軸方向に移動することにより、保持手段6を同一方向に移動させることができる。
装置ベース2の上面3には、非接触式の厚み測定手段10が配設されている。厚み測定手段10は、旋回モータ11と、水平方向にのびるセンサー12と、を少なくとも備えている。旋回モータ11の駆動により、センサー12は保持手段6の保持面7の半径方向に旋回することができる。センサー12は、例えばレーザー光を被加工物にむけて投光することが可能となっている。
図1に示すように、コラム4の側部においては、被加工物に研削を施す研削手段30が研削送り手段40によって昇降可能に支持されている。研削手段30は、Z軸方向の軸心を有するスピンドル31と、スピンドル31の外周を囲繞し支持するホルダ32と、スピンドル31の上端に取り付けられたモータ33と、スピンドル31の下端にマウント34を介して装着された研削ホイール35と、研削ホイール35の下部において環状に固着された研削砥石36とを備えている。研削砥石36の下面が被加工物に接触する研削面37となっており、この研削面37が研削ホイール35の研削面として機能する。また、研削手段30は、モータ33の駆動によって研削ホイール35を所定の回転速度で回転させることができる。
研削送り手段40は、Z軸方向にのびるボールネジ41と、ボールネジ41の一端に接続されたモータ42と、ボールネジ41と平行にのびる一対のガイドレール43と、内部に備えたナットがボールネジ41に螺合するとともに側部がガイドレール43に摺接する昇降板44と、を備えている。研削送り手段40は、モータ42によって駆動されてボールネジ41が回動すると、一対のガイドレール43に沿って昇降板44をZ軸方向に移動させることにより、昇降板44に連結された研削手段30を昇降させ、保持手段6に保持された被加工物を押圧しながら研削することができる。
保持手段6の下方には、研削ホイール35の研削面37と保持手段6の保持面7との対面状態を調整する調整手段50が複数配設されている。そして、少なくとも1つの調整手段50を調整することによって保持面7を所定角度傾けることができる。なお、研削手段30に備えるスピンドル31側に複数の調整手段50を配設するようにしてもよい。調整手段50は、例えばボルトの回転によって保持手段6の一部を昇降させることにより、保持手段6の傾斜角度を変えることができる。
厚み測定手段10には、厚み測定手段10が測定して取得した厚み情報を記憶する記憶部20が接続されており、記憶部20には、制御部60が接続されている。制御部60は、CPU及びメモリを少なくとも備えており、記憶部20に記憶された情報に基づいて研削送り手段40及び調整手段50を制御することができる。
以下では、研削装置1によって、図2及び図3に示す被加工物であるウェーハ70を研削する研削方法について説明する。図2に示すウェーハ70の表面71には、格子状のストリート73によって区画されて複数のデバイス74が形成されている。一方、ウェーハ70の裏面72には、デバイス74が形成されていない。図2の部分拡大図に示すデバイス74には、電極に接続されるボンディングパッド75が複数設けられている。
図3に示すように、ウェーハ70の内部には、図2に示したボンディングパッド75に接続された複数の柱状電極76が表面71側に埋設されている。柱状電極76は、例えば、金属、銅などの導電性部材により形成されている。なお、複数の柱状電極76の高さには、ばらつきが発生している。
(1) 記憶工程
まず、図1に示す保持手段6の保持面7にウェーハ70の表面71側を載置して裏面72を上向きに露出させる。次いで、保持手段6は、ウェーハ70の表面71側を吸引し、ウェーハ70を保持面7に保持させる。なお、図示していないが、ウェーハ70の表面71には、デバイス74を保護するためのテープを貼着する。
上記のように、図3に示す複数の柱状電極76の高さにはばらつきがあるため、ウェーハ70の裏面72を研削する前に、該裏面72から柱状電極76の裏面72側の先端面77までの距離を柱状電極76毎に測定し、図1に示した記憶部20に記憶させる。
ここで、図3に示すウェーハ70の裏面72から各柱状電極76の先端面77までの距離H1、距離H2及び距離H3は、予め把握されている研削前のウェーハ70の厚み9aからそれぞれの柱状電極76の高さを引けば求めることができる。図3の例では、距離H1は、ウェーハ70の裏面72から先端面77までの距離として最小となっている。そして、図1に示す記憶部20は、距離H1、距離H2及び距離H3を記憶する。このようにして、記憶工程が終了する。
ウェーハ70の裏面72から柱状電極76の先端面77までの距離を測定する手段としては、例えば、図1に示した研削装置1に備える厚み測定手段10を用いることができる。また、当該距離をあらかじめ測定しておき、この測定値情報をもって記憶工程を遂行することも可能である。研削前のウェーハ70の厚み9aは、厚み測定手段10で測定し記憶部20に記憶させる。測定したウェーハ70の厚み9aから記憶部20に記憶している距離H1,距離H2,距離H3を差し引き、複数の柱状電極76の高さを求める事が出来る。複数の柱状電極76の高さは、記憶部20にあらかじめ記憶させておく。
(2)第1の研削工程
記憶工程を実施した後、図4に示すように、研削手段30によって、保持手段6に吸引保持されたウェーハ70の裏面72を研削する。まず、ウェーハ70を保持した保持手段6は、例えば矢印A方向に回転しつつ、研削手段30を下方に移動する。
研削手段30は、スピンドル31の回転により研削ホイール35を例えば矢印B方向に回転させる。次いで、研削送り手段40が制御部60の制御にしたがって、研削ホイール35の研削面37を距離H1以内の範囲で下降させ、研削砥石36によってウェーハ70の裏面72を押圧しながら研削する。
制御部60は、上記記憶工程において記憶部20が記憶したウェーハ70の裏面72を基準として、柱状電極76の先端面77までの距離H1、距離H2及び距離H3のうちで最小の距離(図3の例では距離H1)より小さい距離だけ離れた位置に研削ホイール35の研削面37が位置するように研削送りを行うよう研削送り手段40を制御する。研削ホイール35の研削面37が距離H1、距離H2及び距離H3のうちで最小の距離(図3の例では距離H1)より小さい距離だけ離れた位置に位置するため、柱状電極76を研削することはない。以上のようにして、第1の研削工程が終了する。
(3)厚み測定工程
第1の研削工程を実施した後、図5に示す厚み測定手段10は、研削後のウェーハ70の裏面72から柱状電極76の先端面77までの距離を測定する。
図6に示すセンサー12は、例えば、保持面7に吸引保持されているウェーハ70に対して半径方向に走査するとともに、ウェーハ70に対して透過性を有しない波長の第1のレーザー光と、ウェーハ70に対して透過性を有するとともに柱状電極76に対して透過性を有しない波長の第2のレーザー光とをウェーハ70の裏面72にむけて投光する。第1のレーザー光は、ウェーハ70の裏面72において反射し、第2のレーザー光は、柱状電極76の先端面77において反射する。そして、これら2つの反射光の干渉波をセンサー12が検波することにより、裏面72から柱状電極76の先端面77までの距離が求まる。
このように、厚み測定手段10は、研削後のウェーハ70の内部に埋設された個々の柱状電極76毎にレーザー光を投光してウェーハ70の裏面72から電極76の先端面77までの距離H4、距離H5及び距離H6を測定する。そして、記憶部20が当該測定結果を記憶する。なお、図6に示す距離H4、距離H5及び距離H6は、研削後のウェーハ70の厚み9bからそれぞれの柱状電極76の高さを引くことによっても求めることができる。この場合における研削後のウェーハ70の厚みは、上記と同様にレーザー光の反射波の干渉波に基づいて求めることもできるし、触針式の厚さ測定器等を用いて求めることもできる。
(4)厚み傾向認識工程
厚み測定工程を実施した後、上記厚み測定工程で測定されたウェーハ70の裏面72と柱状電極76の先端面77との距離H4、距離H5及び距離H6に基づいて、柱状電極76上のウェーハ70の径方向における厚み傾向(厚み分布)を認識し、記憶部20によって記憶させる。そして、記憶部20は、記憶したウェーハ70の厚み傾向を制御部60に送る。
(5)調整工程
厚み傾向認識工程を実施した後、図7に示すように、研削ホイール35の研削面37と、保持手段6の保持面7との対面状態を、これら2つの面が平行となるように調整する。調整手段50は、制御部60の制御にしたがって所定の高さだけ上昇又は下降する。これにより、保持手段6の保持面7が傾き、ウェーハ70の研削範囲であり柱状電極76の先端が露出する直前の高さ位置である露出直前位置78が、研削面37と平行な関係に位置づけられる。
(6)第2の研削工程
調整工程を実施した後、図8に示すように、研削手段30によって、保持手段6に吸引保持されたウェーハ70の裏面72を研削する。ウェーハ70を保持した保持手段6が例えば矢印A方向に回転する。研削手段30は、スピンドル31の回転により研削ホイール35を例えば、矢印B方向に回転させる。次いで、研削送り手段40は、制御部60の制御にしたがい研削ホイール35の研削面37を図7に示した露出直前位置78まで下降させ、ウェーハ70の裏面72を押圧しながら研削する。このようにして、ウェーハ70の裏面72から複数の柱状電極76の先端が露出する直前で第2の研削工程を終了する。したがって、導電性部材である柱状電極76が研削されてウェーハ70に悪影響を及ぼすのを防止することができる。また、調整工程において研削ホイール35の研削面37と保持手段6の保持面7とが平行となっているため、ウェーハ70が均一な厚さに形成され、柱状電極76の先端面77とウェーハ70の裏面72との間の距離が均一となる。
次に、第2の研削工程を実施した後、研削後のウェーハ70の裏面72から柱状電極76を露出させるため、ウェーハ70の裏面72にエッチングを行う。エッチングは、特に限定されるものではなく、例えば、ドライエッチングやウエットエッチングを行うことができる。第二の研削工程において柱状電極76の先端面77とウェーハ70の裏面72との間の距離が均一となっているため、エッチング時に柱状電極76の頂部を監視しなくても、柱状電極76の頂部を一様に露出させることができる。また、ウェーハ70の研削された裏面と柱状電極76の先端面77とが極力近づくように研削したため、エッチング量を少なくすることができ、エッチング時間を短くして効率化を図ることができる。
以上のように、ウェーハ研削方法では、記憶工程を実施した後、第1の研削工程を実施することにより、記憶工程で記憶されたウェーハ70の裏面72を基準として柱状電極76の先端面77までの距離H1、距離H2及び距離H3のうち最小の距離(距離H1)より小さい距離だけ離れた位置に研削ホイール35の研削面37が位置するように研削を行うことができるため、柱状電極76を研削することがない。
また、厚み測定工程及び厚み傾向認識工程を実施することにより、柱状電極76の先端面77とウェーハ70の裏面72との間の距離を測定するとともに、この測定結果に基づいてウェーハ70の厚み分布を認識することができる、次いで、厚み分布に基づいて調整工程を実施することによって、柱状電極76の先端面77とウェーハ70の裏面72との間の距離を均一にすることが可能となる。
さらに、第2の研削工程を実施することにより、ウェーハ70の全域に埋設された柱状電極76の先端面77の露出直前位置78まで研削を行うことができるため、ウェーハ70の裏面72を監視する必要がなくなり、ウェーハ70の裏面72から複数の柱状電極76を露出させることなく研削を完了することができる。
1:研削装置
2:装置ベース
3:上面
4:コラム
5:移動基台
6:保持手段
7:保持面
8:蛇腹
9a,9b:厚み
10:厚み測定手段 11:旋回モータ 12:センサー
20:記憶部
30:研削手段 31:スピンドル 32:スピンドルハウジング 33:モータ
34:マウント 35:研削ホイール 36:研削砥石 37:研削面
40:研削送り手段 41:ボールネジ 42:モータ 43:ガイドレール
44:昇降板
50:調整手段
60:制御部
70:ウェーハ 71:表面 72:裏面 73:デバイス 74:ストリート
75:ボンディングパッド 76:柱状電極 77:先端面 78:露出直前位置

Claims (3)

  1. 表面に形成された複数のデバイスのそれぞれに設けられたボンディングパッドに接続された柱状電極が内部に埋設されているウェーハの表面側を吸引保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段によって吸引保持されたウェーハの裏面から該柱状電極の該裏面側の先端までの距離を測定する非接触式の厚み測定手段と、ウェーハの裏面から該柱状電極のウェーハ裏面側の先端までの距離を記憶する記憶部と、研削ホイールが回転可能に装着され該保持手段に保持されたウェーハの裏面を研削する研削手段と、該研削手段を該保持手段に接近および該保持手段から離反させる研削送り手段と、該研削ホイールの研削面とウェーハを保持する該保持手段の保持面との対面状態を調整する調整手段と、を少なくとも備える研削装置を用いたウェーハ研削方法であって、
    ウェーハの裏面から個々の柱状電極のウェーハ裏面側の先端までの距離を該記憶部がそれぞれ記憶する記憶工程と、
    ウェーハの裏面を基準として、該記憶工程で該記憶部が記憶した距離のうち最小距離より小さい距離だけ離れた位置に該研削ホイールの研削面が位置するように、該保持手段に保持されたウェーハを該研削手段によって研削する第1の研削工程と、
    該厚み測定手段を用いて該第1の研削工程において研削されたウェーハの裏面から該柱状電極のウェーハ裏面側の先端までの距離を測定する厚み測定工程と、
    該厚み測定工程で測定された測定結果に基づいてウェーハの径方向における該柱状電極の上のウェーハ厚み傾向を認識する厚み傾向認識工程と、
    該厚み傾向認識工程の結果より該研削面と該保持面との対面状態を該調整手段によって調整する調整工程と、
    該調整工程を実施した後、該研削手段によって該柱状電極のウェーハ裏面側の先端が露出する直前まで該ウェーハを研削する第2の研削工程と、を備えることを特徴とするウェーハ研削方法。
  2. 前記厚み測定手段を用いて前記記憶工程を遂行する請求項1記載のウェーハ研削方法。
  3. 予め測定された測定値情報をもって前記記憶工程を遂行する請求項1記載のウェーハ研削方法。
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