JP6041342B2 - 自動車用内装品の支持構造 - Google Patents
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Description
本発明は自動車用内装品の支持構造に係り、特に個々のユーザーが、各々の使用目的に合わせて装備する自動車用内装品を荷室等の内壁に固定するための自動車用内装品の支持構造に関するものである。
自動車の荷室等に個々のユーザーの使用目的に合わせて自動車用内装品を装備することがある。自動車は走行時においてかなり振動するため、自動車用内装品を強固に固定しなければならず、例えば特許文献１の自動車用内装品の支持装置が用いられる。この自動車用内装品の支持装置は荷室等の内壁にネジ止めされ、トノカバー等の自動車用内装品を支持する。
しかしながら、上記従来の自動車用内装品の支持装置はトノカバー等の限られた内装品を支持する、いわば専用品であり、多種類の自動車用内装品に適用することができないという問題がある。
また、荷室等の内壁に固定した自動車用内装品の支持装置に対して、自動車用内装品を取り付ける方法としては、ネジ止め、締結具により固定等、多種、多様であり、自動車用内装品の支持装置に対する自動車用内装品の取り付け作業も煩雑であるという不都合もある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、種類の異なる自動車用内装品に適用することができ、しかも自動車用内装品の取り付け作業を簡単に行うことが可能な自動車用内装品の支持構造の提供を、その目的とする。
また、荷室等の内壁に固定した自動車用内装品の支持装置に対して、自動車用内装品を取り付ける方法としては、ネジ止め、締結具により固定等、多種、多様であり、自動車用内装品の支持装置に対する自動車用内装品の取り付け作業も煩雑であるという不都合もある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、種類の異なる自動車用内装品に適用することができ、しかも自動車用内装品の取り付け作業を簡単に行うことが可能な自動車用内装品の支持構造の提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項１の発明は、パイプを有する自動車用内装品の自動車の内壁等の被固定部への支持構造において、前記被固定部に固定される本体部と、前記本体部に形成され雄ネジを挿通するネジ挿通穴と、前記本体部に形成されたアリガタと、前記パイプの外周面に形成されたアリガタと、２つの半体と前記２つの半体を連結固定する雄ネジとで構成されるブロック状の連結部品と、前記２つの半体の両側面にそれぞれ前記２つの半体が合わさって形成されたアリミゾとを有し、前記本体部のアリガタに、前記連結部品の一方側の面に形成されたアリミゾが嵌り、前記パイプのアリガタに、前記連結部品の他方側の面に形成されたアリミゾが嵌り、前記雄ネジが締め付けられて、前記パイプが前記被固定部に支持されることを特徴とする自動車用内装品の支持構造である。
請求項２の発明は、請求項１に記載した自動車用内装品の支持構造において、本体部は裏面が平坦な平板部と、前記平板部の表面側に形成されたアリガタとから構成されていることを特徴とする自動車用内装品の支持構造である。
本発明の自動車用内装品の支持構造によれば、種類の異なる自動車用内装品に適用することができる。また、自動車用内装品の取り付け作業を簡単に行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る自動車用内装品の支持装置１、この支持装置１に支持される工具ハンガー２を図面にしたがって説明する。
符号３はアルミニウム合金製の本体部を示し、この本体部３は長さ寸法が７００ｍｍ、幅寸法が１４ｍｍ、厚さ寸法が約７ｍｍの細長の形状に形成されている。
また、例えば１５０ｍｍの間隔を開けてネジ挿通穴５が形成され、このネジ挿通穴５は皿ビスがぴったり収容できる擂鉢状を為している。
符号３はアルミニウム合金製の本体部を示し、この本体部３は長さ寸法が７００ｍｍ、幅寸法が１４ｍｍ、厚さ寸法が約７ｍｍの細長の形状に形成されている。
また、例えば１５０ｍｍの間隔を開けてネジ挿通穴５が形成され、このネジ挿通穴５は皿ビスがぴったり収容できる擂鉢状を為している。
本体部３は平板部７、アリガタ９及びガイド部１１が一体に形成され構成されている。平板部７は裏面が平坦に形成され、平板部７の表面側にアリガタ９が形成されている。アリガタ９の表面は湾曲面となっており、本体部３の長手方向へ延びている。またガイド部１１の幅寸法は平板部７の幅寸法より大きく、且つアリガタ９と同様に本体部３の長手方向へ延びている。
符号１３はアルミニウム合金製のブロック状の連結部品を示し、この連結部品１３は２つの半体１３ａ、１３ｂ、これらの半体１３ａ、１３ｂを連結固定する雄ネジ１５とから構成されている。半体１３ａ、１３ｂの両側面には、半体１３ａと半体１３ｂとが合わさってアリミゾ１７ａ、１７ｂが形成されるようになっている。
符号１９はアルミニウム合金製のパイプを示し、このパイプ１９の外周面には４つのアリガタ１９ａが形成されている。また、パイプ１９には３つの雌ネジ１９ｂが形成され、この雌ネジ１９ｂはある程度の荷重に耐えられるように補強されている。
符号２１はフックを示し、このフック２１はパイプ１９の雌ネジ１９ｂに螺合する雄ネジ２１ａが形成されている。
符号２１はフックを示し、このフック２１はパイプ１９の雌ネジ１９ｂに螺合する雄ネジ２１ａが形成されている。
図４において符号２３は湾曲パイプを示し、この湾曲パイプ２３はパイプ２５をパイプ１９に対し直角に連結することができる。また、パイプ２５の下端部には突出寸法の調節が可能な脚部２７が取り付けられている。
連結部品１３、パイプ１９、フック２１、湾曲パイプ２３、パイプ２５、脚部２７は内装品構成部材を構成している。
連結部品１３、パイプ１９、フック２１、湾曲パイプ２３、パイプ２５、脚部２７は内装品構成部材を構成している。
次に、この自動車用内装品の支持装置１を用いて自動車Ｃに自動車用内装品としての工具ハンガー２を製作する方法を説明する。
自動車Ｃはいわゆるワンボックスタイプで、荷室の内壁Ｗに複数の雌ネジＷａが備えられている。
連結部品１３の雄ネジ１５を緩めて、半体１３ａと半体１３ｂとを離間させた状態でアリミゾ１７ａを、自動車用内装品の支持装置１のアリガタ９に嵌める。そして、雄ネジ１５を軽く締めておく。
自動車Ｃはいわゆるワンボックスタイプで、荷室の内壁Ｗに複数の雌ネジＷａが備えられている。
連結部品１３の雄ネジ１５を緩めて、半体１３ａと半体１３ｂとを離間させた状態でアリミゾ１７ａを、自動車用内装品の支持装置１のアリガタ９に嵌める。そして、雄ネジ１５を軽く締めておく。
次に、自動車用内装品の支持装置１を荷室の内壁Ｗにあてがい、皿ビスタイプの雄ネジ３１をネジ挿通穴５に挿通して、複数の雌ネジＷａに螺合する。これにより自動車用内装品の支持装置１を荷室の内壁Ｗに固定する。そして、連結部品１３を自動車用内装品の支持装置１に沿ってスライドさせ、所望の位置に備える。このとき、連結部品１３はガイド部１１に摺接するので、所望の位置まで移動させることができる。
次いで、連結部品１３のアリミゾ１７ｂにパイプ１９のアリガタ１９ａを嵌める。そして、雄ネジ１５を締め付けて、半体１３ａと半体１３ｂとを連結する。これにより、アリミゾ１７ａの内面と自動車用内装品の支持装置１のアリガタ９とが圧接し、また、アリミゾ１７ｂの内面とパイプ１９のアリガタ１９ａとが圧接して、パイプ１９が連結部品１３を介して自動車用内装品の支持装置１に固定される。
そして、パイプ１９の両端に湾曲パイプ２３を介してパイプ２５を取り付ける。次いで、パイプ２５の下端に取り付けた脚部２７の突出寸法を調節して、脚部２７を荷室の床面Ｆに圧接させる。
パイプ１９の雌ネジ１９ｂにフック２１の雄ネジ２１ａを螺合させて、フック２１をパイプ１９に取り付けて、工具ハンガー２を完成させる。
このように、工具ハンガー２を簡単に製作することが可能である。
工具ハンガー２は、フック２１に工具Ｋを掛けて使用する。
パイプ１９の雌ネジ１９ｂにフック２１の雄ネジ２１ａを螺合させて、フック２１をパイプ１９に取り付けて、工具ハンガー２を完成させる。
このように、工具ハンガー２を簡単に製作することが可能である。
工具ハンガー２は、フック２１に工具Ｋを掛けて使用する。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、自動車用の内装品として工具ハンガーを示したが、本発明はこれに限定されず、ベッド、テーブル、棚、オートバイ等を搭載するための保持装置等、如何なるものであってもよい。
また、自動車用内装品の支持構造の幅寸法、長さ寸法、厚さ寸法及びネジ挿通穴の数、配置間隔等は自動車用の内装品の種類等に適宜変更してよいのは勿論である。更に、自動車用内装品の支持構造の構成材料は上記したアルミニウム合金に限らず、ステンレススチール等の他の金属やプラスチック等によって構成してもよい。
例えば、上記実施の形態では、自動車用の内装品として工具ハンガーを示したが、本発明はこれに限定されず、ベッド、テーブル、棚、オートバイ等を搭載するための保持装置等、如何なるものであってもよい。
また、自動車用内装品の支持構造の幅寸法、長さ寸法、厚さ寸法及びネジ挿通穴の数、配置間隔等は自動車用の内装品の種類等に適宜変更してよいのは勿論である。更に、自動車用内装品の支持構造の構成材料は上記したアルミニウム合金に限らず、ステンレススチール等の他の金属やプラスチック等によって構成してもよい。
本発明は自動車用内装品の支持構造製造業等に利用可能性を有する。
１…自動車用内装品の支持装置 ２…工具ハンガー ３…本体部
５…ネジ挿通穴 ７…平板部 ９…アリガタ １１…ガイド部
１３…連結部品 １５…雄ネジ １７ａ、１７ｂ…アリミゾ
１９…パイプ １９ａ…アリガタ １９ｂ…雌ネジ ２１…フック
２１ａ…雄ネジ ２３…湾曲パイプ ２５…パイプ ２７…脚部
３１…雄ネジ Ｃ…自動車 Ｗ…荷室の内壁
Ｗａ…自動車の荷室の内壁の雌ネジ Ｆ…荷室の床面 Ｋ…工具
５…ネジ挿通穴 ７…平板部 ９…アリガタ １１…ガイド部
１３…連結部品 １５…雄ネジ １７ａ、１７ｂ…アリミゾ
１９…パイプ １９ａ…アリガタ １９ｂ…雌ネジ ２１…フック
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３１…雄ネジ Ｃ…自動車 Ｗ…荷室の内壁
Ｗａ…自動車の荷室の内壁の雌ネジ Ｆ…荷室の床面 Ｋ…工具
Claims (2)
- パイプを有する自動車用内装品の自動車の内壁等の被固定部への支持構造において、
前記被固定部に固定される本体部と、前記本体部に形成され雄ネジを挿通するネジ挿通穴と、前記本体部に形成されたアリガタと、
前記パイプの外周面に形成されたアリガタと、
２つの半体と前記２つの半体を連結固定する雄ネジとで構成されるブロック状の連結部品と、前記２つの半体の両側面にそれぞれ前記２つの半体が合わさって形成されたアリミゾとを有し、
前記本体部のアリガタに、前記連結部品の一方側の面に形成されたアリミゾが嵌り、前記パイプのアリガタに、前記連結部品の他方側の面に形成されたアリミゾが嵌り、前記雄ネジが締め付けられて、前記パイプが前記被固定部に支持されることを特徴とする自動車用内装品の支持構造。 - 請求項１に記載した自動車用内装品の支持構造において、本体部は裏面が平坦な平板部と、前記平板部の表面側に形成されたアリガタとから構成されていることを特徴とする自動車用内装品の支持構造。
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| JP2012183208A JP6041342B2 (ja) | 2012-08-22 | 2012-08-22 | 自動車用内装品の支持構造 |
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