JP6039069B2 - 改善された機能ヘッドを備えた脱毛装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、工業用又は個人用使用における装置に用いることができる機能ヘッドに関し、特に、脱毛装置等のビューティケア用の装置に用いることができる、機能ヘッドに関する。
機械工学の多くの領域で、可動部、特に、駆動部品、又は可動部と共に作動する工具の機能ヘッドでも、摩擦を機械学的に最適化し低減する努力がなされている。そのような努力は、カミソリ又は脱毛装置等のパーソナルビューティケア用の機械装置にも関連している。脱毛装置は、望まれない体毛を除去するために、ピンセット要素によって毛を引き抜くことができる機械装置である。
欧州特許第513900 B1号は、そのような脱毛装置を開示している。該装置は、駆動ユニット及び機能ヘッド(脱毛ヘッド)を有する。脱毛ヘッドは、様々なタイプの構造を有し得る。好適な構造は、長手方向軸に関して回転し、軸方向に一緒に及び離れて動くことができる、ディスクの配列を含む。この動きは、クランプを接触させ、体毛を引き抜くことができる。そのような配置では、特に脱毛ヘッドの非可動部品と非可動部品に接して動く可動部との間に、摩擦力が生じ得ることは極めて明白である。
ドイツ特許出願第DE 102004047873 A1号は、異なる構造を有する、脱毛装置用の脱毛ヘッドを開示している。装置は、ハンドピースとして機能し、モータ駆動を収納するハウジングを有する。脱毛ヘッドは、ハウジングにぴったりと取り付けられ、脱毛ヘッドは回転シリンダを有する。回転シリンダは、シャフトの周りで回転するように、脱毛ヘッドに回転可能に装着される。この回転シリンダは、毛を係合することができ、装置の機能に好適である、複数のクランプ要素を有する。この例では、クランプ要素は、円盤状ではなく、ピンセット形状である。シリンダは、回転軸に平行に延びる作動要素によって発動されることができる、複数の個々のクランプ要素を有する。クランプ要素はそれぞれ、複数の作動要素が作動することができるように、そのような作動要素と連携されている。作動要素は本質的に、特定のクランプ要素と当接するヘッドと、クランプ要素の発動を起動する足と、を有する、タペットに類似する。この起動に、作動要素に作用する当て要素が備えられる。この開示によると、装置の必須部品は、回転シリンダの一部でさえも、好ましくはプラスチックから作られる。当て要素の制御面と作動要素との間の摩擦を低減させるために、潤滑剤を分配する供給手段が備えられる。制御面に潤滑剤が塗布されたとき、潤滑が起こる。チャンネルは更に、潤滑剤を貯蔵する機能をする。
脱毛装置の使用習慣は変わってきている。装置は、濡れた環境、例えば、シャワーで用いられることが多くなっている。これは、新しい必要条件を装置の設計に課す。そのような使用様式で、装置は、水及び界面活性剤(例えば、洗浄されるとき)にさえも、たまにさらされるだけではなく、今や、比較的長い使用期間にさらされるような状態に耐えなければならない。水及び/又は界面活性剤の存在は、少なくともいくらかの潤滑剤が洗い落とされてしまうのを避けることを困難にする。したがって、本発明の根本的な問題は、必要な潤滑が、長時間にわたって、理想的には、装置の予期される最長の有効寿命にわたって確保され、装置が水及び界面活性剤と接触し得る毎回の使用の状態の下でも確保される、装置を備えることであった。
欧州特許第513900 B1号 ドイツ特許出願第DE 102004047873 A1号
本発明は、この問題の解決策、及び現況技術の既知の欠点を回避する手段を提供する。このやり方で、製造が安価で作動が確実な装置を備えることを目的とする。
本発明は、一般に、工業用又は個人用の使用における装置に用いることができる機能ヘッドに関し、特に、脱毛装置等のビューティケア用の装置に用いることができる、機能ヘッドに関する。より具体的には、本発明は、摩擦面を有する少なくとも1つの第1の要素と、機械的摩擦に打ち勝つとき、摩擦面上を動くことができる少なくとも1つの第2の要素と、を有し、潤滑剤を摩擦面に塗布することができる潤滑装置を備え、潤滑剤は潤滑剤貯槽に収容され、潤滑剤は少なくとも1つの出口開口部によって摩擦面に輸送され、摩擦面上の少なくとも1つの第2の要素の動きによる機械的摩擦の増加は、潤滑剤貯槽の少なくとも一部の加熱をもたらす、機能ヘッドに関する。
機能ヘッドの実際の構造は、特定の装置によって様々に変化し得るが、互いに可動である2つの要素を常に含む。本発明の文脈では、機能ヘッドは、装置の主機能を行なってもよく、一般に、機能ヘッドは、装置の外部に装着され、アクセス可能である。しかしながら、機能ヘッドが装置の内部機能を行なうことも可能で、その場合、外部からアクセスする、又は見ることはできない。
本発明によれば、摩擦面を有する少なくとも1つの第1の要素を有する機能ヘッドが備えられる。この摩擦面は、任意の便利な構造を有してもよく、摩擦面は平らな走行面である場合が多く、場合によっては、走行面は経路状又は円形経路状であろう。更に、複数の第1の要素、例えば、それぞれ摩擦面を有する、2つ、3つ、又は4つの第1の要素が備えられてもよい。例えば、脱毛装置では、2つの第1の要素が左右対称に配置され、シャフト又は軸の対向する端部に配置されることが可能である。更に、本発明によれば、機械的摩擦に打ち勝って、摩擦面上を動くことができる少なくとも1つの第2の要素が備えられる。多くの場合、第2の要素は、摩擦面に圧接され、その結果、圧力によって高まった、増大した機械的摩擦が生じる。通常、機械的摩擦は、長期間にわたる使用を提供するために、潤滑が必要と見なされる。摩擦面上の動きの正確な性質は主要点ではなく、多くの場合、閉鎖経路、例えば、円形経路上の動きからなってもよい。本発明の文脈では、複数の第2の要素、例えば、2つ、3つ、又は4つの第2の要素を備えることができる。第2の要素もまた、例えば、軸又はシャフトの対向する端部に対称的に配置されてもよい。
更に、潤滑装置が、機能ヘッドに備えられる。潤滑装置は、摩擦面に塗布され得る潤滑剤を分配することができるであろう。このために、潤滑剤を収納する潤滑剤貯槽が備えられる。潤滑剤は、少なくとも1つの出口開口部によって摩擦面に輸送され得る。出口開口部は、特定の種類の潤滑剤に調節されるであろう。低粘性の比較的流動性の潤滑剤の場合には、非常に小さな出口開口部、例えば、オリフィスの形態は有利である。
(一般に、少なくとも1つの第1の要素上の)摩擦面上の少なくとも1つの第2の要素の動きによる増加した機械的摩擦は、潤滑剤貯槽の少なくとも一部の加熱をもたらす。摩擦が加熱をもたらし得ることは周知であるので、正確な実施形態は本発明にとって主要点ではない。潤滑が不十分な場合に、摩擦を故意に増加させる手段が考えられる。このより高い摩擦は、より大きな加熱をもたらし得る。この加熱は、潤滑剤貯槽の少なくとも一部に効果を及ぼす。このようにして、収納された潤滑剤は加熱される。固体の潤滑剤が用いられる場合、加熱によって液化され得る。高粘性の潤滑剤は、加熱によって粘性が低下させられ得る。潤滑剤の液化、又は潤滑剤の粘性の全体的な低下は、潤滑剤が出口開口部を通って流出するのを容易にする。固体の潤滑剤から液体の潤滑剤への遷移によって、潤滑剤が出口開口部を通過することが可能になる一方で、その事象が起こる前は、そのような通過は起こらなかったであろう。
したがって、本発明は、潤滑剤が潤滑の必要に応じて調節されることを可能にする。この目的で、加熱の現象が活用される。このようにして、更なる量の潤滑剤を、不十分な潤滑の状態に応じて分配することができる。このようにして、比較的小さな潤滑剤貯槽を用いて、装置の潤滑を非常に長期間にわたって保守することができる。
本発明は、プラスチック部品から作られる機能ヘッドには特に有利である。プラスチック部品は、特に摩耗に弱い。その一方で、プラスチック部品は、中実で肉厚の構造に作られる場合が多く、そのような部品を通して熱伝達が促進される。
特別な関心事は、回転シリンダを有する機能ヘッドである。機能ヘッドが脱毛装置に用いられる場合、そのような回転シリンダは、毛を引き抜くために、少なくとも1つのクランプ装置を備えることができる。そのようなクランプ装置を作動するために、少なくとも1つのロッド(例えば、タペット状ロッド)が備えられてもよい。通常、それぞれのクランプ装置に対して、そのようなロッドが正確に1つ備えられる。ロッドは、足及びヘッドを有してもよい。ここで、ロッドのヘッドは、クランプ装置に作用することができる。本発明の文脈では、ロッドの足は、第2の要素として機能し得る。したがって、ロッドの足は、機械的摩擦に打ち勝って、摩擦面上を動くことができる。
機能ヘッドは、特に、少なくとも1つの非可動側面部品を有する脱毛装置用に有利である。非可動側面部品は、機能ヘッドを脱毛装置に取り付けるのを容易にする。非可動側面部品に対する、機能ヘッドの部品の、特に回転シリンダの動きは、更に、機能ヘッドの制御、すなわち、例えばクランプ要素の制御に利用され得る。有利には、非可動側面部品が摩擦面を有し、第1の要素がそのような非可動側面部品の形態である、機能ヘッドが備えられる。そのような機能ヘッドでは、したがって、タペット状ロッドが、機械的摩擦に打ち勝って摩擦面上を動き、摩擦面は非可動側面部品に配置される。有利には、機能ヘッドは、互いに対向して配置された2つの側面部品を有する。非可動側面部品の摩擦面は、少なくとも1つのタペット状ロッド用の当て面として、有利に備えることができる。1つのタペット状ロッドがそれぞれのクランプ要素に備えられる場合、複数のタペット状ロッドが摩擦面上を通過することになる。通常、それぞれのタペット状ロッドの足は、摩擦面に寄りかかることになる。複数のロッドの足が、摩擦面上を走行する円周経路を形成するように配置されると有利である。これは、非常に密集した機能ヘッドを作ることを可能にする。この設計で、高い摩擦抵抗が発生するのは避けられないが、本発明による潤滑装置によって低減され得る。そのような機能ヘッドと共に有利に、制御要素が摩擦面上に備えられ、その要素はタペット状ロッドの足に作用することができる。そのような制御要素は、一般に隆起した領域の形態をしている。有利に、制御要素は小隆起した面を含む。
潤滑装置に、機能ヘッドの回転要素、又は静的要素を、有利に備えることができる。どちらの解決策も、利点及び欠点がある。双方の解決策は、特定の構造によってより効果的になり得る。
潤滑装置が回転要素上に備えられる場合、その要素は、第2の要素であり得る。例えば、有利には、潤滑装置を、脱毛装置の機能ヘッドの回転シリンダ上に備えることができる。潤滑装置を回転要素上に備える場合、潤滑剤が遠心力によって摩擦面に輸送されるように、少なくとも1つの出口開口部を配置することができる。例えば、潤滑剤は、潤滑剤貯槽の少なくとも一部の加熱によって液化されてもよい。潤滑剤が出口開口部の後方に配置されるのであれば、遠心力は、潤滑剤を出口開口部から通過させることができる。
潤滑装置はまた、静的要素上に備えることができる。この静的要素は、摩擦面を有する、第1の要素であり得る。例えば、潤滑装置を、機能ヘッドの非可動側面部品上に備えることができる。第1の要素と第2の要素との間の摩擦は、相対運動にのみ依存するので、静的要素も摩擦によって加熱され得る。出口開口部が可動要素に接近して配置される場合は、可動要素の動きから発生する気流が(潤滑剤を)摩擦面に輸送するのを促進するので有利である。一般に、静的要素に対する可動要素の動きは、ある程度の気流が伴うであろう。特定の場合には、この気流は望ましくない可能性があるが、回避することはほとんど不可能である。本発明の文脈では、そのような気流は、例えば、粒子、又は小滴の形態で、潤滑剤を輸送するために有利に利用され得る。この方法で、遠心力を利用せずに、潤滑剤を摩擦面に供給することが可能である。出口開口部は、存在する場合、気流に関して、摩擦面の上流になるように配置されるべきである。十分な気流が発生する場合、潤滑剤貯槽は更に、開放系であってもよい。特に、パラフィンなどの低粘性の潤滑剤が用いられる場合、カバー又はカバープレート(従って、出口開口部)は、潤滑剤貯槽に必要とされない。潤滑の目的で気流を最適に利用するために、好適な手段によって、気流の誘導に影響を与えることも考えられる。
有利な潤滑剤貯槽を、機能ヘッドの構成部品の中空の空間に備えることができる。次に、この中空の空間は、固定して又は取り外し可能に装着されたカバープレートによって、閉鎖されすることができる。出口開口部を、このカバープレートの中に備えることができる。潤滑剤は、多孔質発泡体材料に収納することができる。多孔質発泡体材料は、カバープレートに接続されてもよい。このやり方で、潤滑剤貯槽は、製造工程中に都合よく充填され得る。
脱毛ヘッドの形態での本発明による機能ヘッドと共に備えることができる脱毛装置の平面図である。 脱毛装置の機能ヘッドの形態での本発明による機能ヘッドの斜視図であり、一定の部品が拡大されている。 図2の機能ヘッドの細部を拡大した斜視図である。 本発明による潤滑剤貯槽、及び周囲の部品の斜視図である。
図1は、本発明による機能ヘッドを備え付けることができる脱毛装置1を例示する。該脱毛装置は、やや簡潔化した概略側面図で示されている。脱毛装置1は、ハンドピース2を有する。ハンドピース2は、ハウジングに収納された駆動部を有する。駆動部(ここには図示されない)は、概して電動モータ及び駆動素子を含む。
更に、充電式電池が、ハンドピース2に組み込まれてもよい。充電式電池を備えたハンドピースの使用で、機能ヘッドが簡単に作動することは重要である。したがって、本発明による潤滑は大きな助けである。特に、安全性の理由で、脱毛装置がシャワー又は浴槽で用いられる場合、(充電式又は他の方法で)電池式であるべきである。一般に、そのような装置の購入者は、装置を濡れた状態で長時間にわたって使用することを期待する。既に言及したように、装置を湿潤状態で、特に長時間にわたって使用することは、不十分な潤滑につながる可能性がある。この問題は、本発明による潤滑装置によって解決される。
脱毛ヘッド3は、ハンドピース2に装着される。装置の別の主な構成要素は、ハウジングの前側面の中心に配置されたスイッチ4である。スイッチは、脱毛を行うために、脱毛ヘッド3の回転シリンダを動かし始めるために用いられる。回転シリンダが作動する、脱毛ヘッドの作業領域5は、見ることができる。それぞれ、閉鎖可能な引き抜き間隙を有する、複数の引き抜きユニットが回転シリンダの表面に見ることができる。この引き抜き間隙は、互いに向かって移動することができる2つのクランプ要素によって作られ、このやり方で引き抜き運動を実行することができる。あるユニットでは、ハンドピース2を別の機能ヘッドと組み合わせることが可能である。そのような機能ヘッドは、カミソリ又はトリマーの形態で除毛ユニットを有することができる。マッサージ機能を備えた機能ヘッドを有することも考えられる。本発明による潤滑装置は、機械的駆動部を備えたそのような代替の機能ヘッドにも好適である。
図2は、例えば、脱毛ヘッドの主な構成要素として用いることができる、回転シリンダ10の斜視図である。この回転シリンダは、装着されていない部分的分解立体図で示される。回転シリンダ10は、シャフト12の周りを回転することができる。駆動手段は、歯車14及び対応する歯車14Aによって備えられる。これらの歯車は、駆動部の対応する歯車によって係合することができる。回転シリンダ10は、クリップ16によって他の要素と連結することができる。特に、回転シリンダ10は、クリップ16によって側面部品20にしっかりと連結することができる(クリップ16及び側面部品20は、装着された位置ではなく、部分的分解立体図で示される)。通常、2つの側面部品20は互いに鏡面対称に向かい合うように配置され、それらの間に回転シリンダ10が封入されるように、側面部品20は、回転シリンダ10の両側に備えられ、側面部品はシャフト12を覆って取り付けられるであろう。
側面部品20は、回転シリンダを固定及び制御するための当て面22を有し、表面22は回転シリンダに向かって配向され、小隆起軸受面はこの表面に配置される。
回転シリンダ10は、機能表面30を有する。可動クランプ部品32及び定置クランプ部品34は、この機能表面に位置する。定置クランプ部品は、プラスチックから作られてもよい。特に、回転シリンダの他の主な構成要素もプラスチックから作られるとき、この選択肢は適切である。可動クランプ部品もプラスチックから作られてもよいが、金属から作られることが有利であり得る場合が多い。更に、毛ガイド要素36が回転シリンダ10の機能表面30上に備えられる。これらは、クランプ部品の間に配置された引き抜き間隙の間で、毛の通過を改善させるのに役立ち得る。
可動クランプ部品32の機械的作動のために、タペット状ロッド40が備えられる。機能表面30上に複数の可動クランプ部品32があるので、一般に、複数のタペット状ロッド40がまた必要となるであろう。一般に、1つのタペット状ロッド40が、それぞれの可動クランプ部品32に備えられる。したがって、タペット状ロッド40は、高密度に配置されなければならない。この斜視図では、タペット状ロッドの足42が実質的に見え、密接に配置されたロッドの足は、回転シリンダ10の側面を一周する経路を形成する。
本発明による潤滑装置は、回転シリンダ10のシャフト12とタペット状ロッド40との間に配置される。この装置50は、タペット状ロッドよりシャフトに近い経路に、シャフト12の周りに配置される(配置は図3から明らかである)。
図3は、図2による回転シリンダの部分的斜視図である。ここで、この斜視図はどの部分も突出していない。すなわち、要素はすべて、作動位置にある。更に、この斜視図は図2に関して拡大され、回転シリンダ及び側面部品は、シャフト12を通して部分的な断面で示される。
回転シリンダは、必須の構成部品で示される。特に、可動クランプ部品32(特に、参照番号32A、32B、及び32Cが付けられた可動クランプ部品)、及び対応する定置クランプ部品34(特に、参照番号34A、34B、及び34Cが付けられた定置クランプ部品)が見える。タペット状ロッド40は、回転シリンダ本体に案内され、これらのロッドは、外方に向いた足42、及び内方に向いたヘッド44を有する。複数のタペット状ロッドが、シャフト12に実質的に平行に延び、放射状に対向する位置に配置されて備えられる。したがって、タペット状ロッド40は、後に足42A及びヘッド44Aを有するタペット状ロッド40Aと対向して配置される。そのようなタペット状ロッドはそれぞれ、連携するクランプ要素を作動する。これは、回転シリンダの中心に向かってタペット状ロッドを内方に押すことにより起こる。この圧力は、まずタペット状ロッドの足42に応じて作用しなければならない。
側面部品20は、タペット状ロッド40によってクランプ要素を制御する働きをする。この側面部品20は、クリップ16によって回転シリンダの側面に圧接される。したがって、側面部品20は、内側に当て面22を有する。これ(表面22)がタペット状ロッド40と不断の押圧接触していなくても、ロッドはなお、側面部品20の当て面22によって円柱に保持されるであろう。側面部品20の小隆起表面24は、タペット状ロッドの足に圧力をかけることができる。タペット状ロッド足42のシャフトの上方にこれを見ることができる。側面部品20の小隆起した面24と直接接触している。対照的に、タペット状ロッドの足42Aは、図示する位置では、当て面と接触していない。その結果、可動クランプ要素32Bに圧力がかけられていない。その結果、図で分かるように、クランプ要素32Bと、対応する定置クランプ要素34Bとの間に間隙がある。対照的に、クランプ要素32はクランプ要素34と接触しており、その結果、毛はこの引き抜き間隙に係合され、つかみ運動によって保持され得る。
この機能説明から分かるように、側面部品20によるタペット状ロッド40の制御は、機能ヘッドの作動にとって重要である。摩擦面として機能する、タペット状ロッド足と側面部品の面との間の、不断の接触、又は頻々に繰り返される接触のどちらかの結果として、例えば、小隆起した面24は、不可避の摩擦を発生する。
この摩擦を低減するために、本発明による潤滑装置50が備えられる。これは、図3の断面でよく見ることができる。装置はカバープレート52を含んでいる。このカバープレートは、中にオリフィス54を有する。カバープレートは、潤滑剤が中に入っている貯槽56を覆っている。この貯槽56は、回転シリンダの構成部品の中空の空間に配置され、壁要素58によって境界が定められる。
不十分な潤滑剤の結果として、タペット状ロッドの足42と側面部品20との間で高摩擦が生じた場合、側面部品及びタペット状ロッドの足42が熱くなるであろう。これは近隣を加熱させることになり、潤滑剤貯槽56が熱くなるであろう。更に、熱伝導が生じ、回転シリンダの外部部品が、タペット状ロッド又はすぐ近隣の温度の上昇によって熱くなるであろう。特に、潤滑剤貯槽56の壁58が加熱されるであろう。加熱は、例えば、固体又は半固体であり得る潤滑剤の粘度を低下させ、それによって、加熱は、潤滑剤を少なくとも部分的に液化させるであろう。その結果、潤滑剤の粒子は、カバープレート52の出口開口部54を通過するであろう。
多くの機能ヘッドにとって、熱が更にカバープレートの上に伝導することは有用であり得る。カバープレートは、摩擦が発生している表面に接近して配置される。特に、カバープレートを金属から作る選択がなされた場合、熱輸送は迅速であり得る。
図4は、必須要素として、カートリッジ60を含む、本発明による潤滑装置50の斜視図を示す。そのようなカートリッジは、受け入れ空洞62に配置されることができる。この受け入れ空洞は一般に、機能ヘッドの領域に位置決めされる。示す実施形態では、図2に示されるように、受け入れ空間は、歯車14の一部に位置決めされる。歯車14を含む、その部品の壁要素58は、潤滑装置50の壁としても機能する。しかしながら、この実施形態では、貯蔵要素64が備えられる。貯蔵要素64は、潤滑剤、例えばパラフィンを貯蔵することができる。高多孔性金属又は発砲プラスチック等の、開孔発泡体が有用である。要素64は、例えば、粘着性の接着によって、閉蓋具52に直接結合されることができる。閉蓋具52は、既知のオリフィス54で示される。貯蔵要素64を用いることによって、個別の要素を形成するカートリッジを作ることができる。この要素は、個別の製造工程で製造し、次に、機能ヘッドの指定された受け入れ空洞62の中に置くことができる。この方法で、潤滑装置の製造は、機能ヘッドの製造と独立して行うことができる。更に、機能ヘッドの受け入れ空洞の中に、液体又は半流動体のパラフィンを、直接注入することを回避することができる。そのようなパラフィンは、貯蔵要素64によって受け取ることができ、次に、要素は、好ましくは閉蓋具52と一緒に、機能ヘッドに1つのユニットとして結合されるであろう。
説明及び関連する図面は、良好な潤滑を備え、したがって、長い有効寿命を有する機能ヘッドを作ることができる方法を示す。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。

Claims (6)

  1. 脱毛装置(1)用の機能ヘッドであって、摩擦面を有する少なくとも1つの第1の要素と、機械的摩擦に打ち勝つとき、前記摩擦面上を動くことができる少なくとも1つの第2の要素と、を有し、潤滑剤を前記摩擦面に塗布することができる潤滑装置(50)を備え、前記潤滑剤は潤滑剤貯槽(56)に収容され、前記潤滑剤は少なくとも1つの出口開口部(54)によって前記摩擦面に輸送され、前記摩擦面上の前記少なくとも1つの第2の要素の動きによる機械的摩擦の増加は、前記潤滑剤貯槽(56)の少なくとも一部の加熱をもたらし、毛を引き抜くための少なくとも1つのクランプ装置を備える回転シリンダ(10)を有し、少なくとも1つのタペット状ロッドが前記クランプ装置を発動させるために備えられ、前記タペット状ロッド(40)は、足(42)とヘッド(44)とを有し、前記タペット状ロッド(40)の前記ヘッドは、前記クランプ装置に作用し、前記第2の要素は、前記タペット状ロッドの前記足(42)の形態で提供され、前記潤滑剤はパラフィンであり、前記潤滑装置(50)は前記回転シリンダ(10)上に備えられ、前記少なくとも1つの出口開口部(54)は、前記潤滑剤が遠心力によって前記摩擦面に輸送されるように設計されることを特徴とする、機能ヘッド。
  2. 摩擦面を有する少なくとも1つの非可動側面部品(20)を有し、前記第1の要素は、前記非可動側面部品の形態で提供される、請求項1に記載の機能ヘッド。
  3. 摩擦面を有する少なくとも1つの非可動側面部品(20)を有し、前記第1の要素は、前記非可動側面部品(20)の形態で提供され、前記摩擦面は、前記少なくとも1つのタペット状ロッド(40)の当て面(22)として提供される、請求項1に記載の機能ヘッド。
  4. 制御要素が前記摩擦面上に備えられ、制御要素(24)は、前記タペット状ロッド(40)の前記足(42)に作用することができる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の機能ヘッド。
  5. 前記潤滑剤貯槽(56)は、前記回転シリンダ(10)の回転軸の周りの外周円上に少なくとも1つの出口開口部(54)を有する、カバープレート(52)によって覆われる、請求項に記載の機能ヘッド。
  6. 前記潤滑装置(50)は非可動側面部品(20)上に備えられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機能ヘッド。
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