JP6038629B2 - Cpap装置 - Google Patents

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JP6038629B2
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Description

本発明は、睡眠時無呼吸症候群の治療に用いるCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)装置に関する。
睡眠時無呼吸症候群の治療用として、顔にマスクを宛てがいファンで空気を強制的に気道に送り込むCPAP装置が用いられている。このCPAP装置として、人体から離れた位置にファンや制御部等を内蔵した本体装置を置き、その本体装置と顔に宛てがうマスクとの間が1.5m程度のホースで接続されてそのホースを経由して空気を送り込む構造が一般に採用されている。マスクは、様々な形状のマスクが開発されて市販されており、患者は自分の顔の形や好みに合うマスクを任意に選択して使用している。
この構造のCPAP装置の場合、1.5mもの長さのホースが必要であり、本体装置も140×180×100mm程度の容積を有しており、持ち運びに不便な大きさであるなど、いくつもの課題があり、毎日継続して使用しなければならない治療方法であるのに反して、患者にとって取扱いが不便であるため継続使用されないことの多い治療器具の1つとなっている。
特許文献1には、取扱い易いCPAP装置とするためにいくつかの構造が提案されている。
すなわち、この特許文献1には、1つには、ファンをマスクと一体に顔の前面に置く構造が示されている。
しかしながら、この構造の場合、顔の上にかなりの容積、かなりの重量のある装置が乗ることになる。また、この構造の場合、ファンの回転に伴う振動が直接に顔に伝わり、また、ファンの回転音が耳の直ぐそばで聞こえるなど、かえって睡眠が妨げられるおそれがある。
また、この特許文献1には、ファンを内蔵した装置を患者の身体、具体的には腰のベルトや腕に離して装着し、その装置と顔に装着したマスクとの間をホースで繋ぐ構成が示されている。この場合、従来のCPAP装置で用いられている1.5mもの長さのホースよりもかなり短かいホースで済む。また、装置は顔からは離れているので装置とホースとを一体に顔の上に装着する構成よりは患者への負担は軽いと考えられる。しかしながら、装置を患者の身体に固定すると、その装置に備えられているファンの回転に伴う振動が患者の身体に直に伝わるおそれがある。患者の身体に振動が伝わらないように防振対策を施すことも考えられるが、その分容積が増えて取扱い上不便になるなど、別の問題を生じさせるおそれがある。
尚、後述する本発明の好ましい実施形態では、空気動圧軸受を有するファンが使われており、ここでは、空気動圧軸受について開示された文献(特許文献2,3)を挙げておく。
特開2011−156410号公報 特開2007−57048号公報 特開2009−52485号公報
本発明は、上記事情に鑑み、取扱いの便宜と患者への負担の緩和とを高い次元で両立させたCPAP装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のCPAP装置は、
空気吸入口と空気吐出口とを有する筐体と、その空気吸入口から空気を吸入して空気吐出口から送り出す、流体動圧軸受を備えたファンとを有する送風ユニット、および
空気取入口を有し患者の鼻を覆うように患者頭部に取り付けられてその空気取入口から取り入れた空気を患者の気道に供給するマスクと、このマスクの空気取入口と上記送風ユニットの空気吐出口とを繋ぎ、空気吐出口から送り出された空気を空気取入口からマスクに送り込むホースを備え、
上記送風ユニットが、横臥した姿勢の患者とは離れた位置に置かれるとともに、そのホースが、患者の横臥時の姿勢変更の時にそのホースを介して送風ユニットに力を及ぼす長さのホースであって、送風ユニットがその力を受けて転がる形状を有し、その送風ユニットが転がりを含んで位置又は姿勢を変更するものであることを特徴とする。
ここで、送風ユニットは、上記の転がる形状として、略回転体形状を有するものであってもよい
さらに具体的には、送風ユニットは、略楕円体形状を有するものであってもよい
本発明のCPAP装置では、送風ユニットは、流体動圧軸受を備えたファンを備えている。このため送風ユニットは従前のCPAP装置と比べ大幅に小型、軽量化される。
そこで、本発明のCPAP装置は、この送風ユニットを患者の枕元など患者の直ぐ近辺に置いてマスクとの間を短いホースで繋ぎ、患者が寝返りを打つ等、姿勢を変えたときはホースを介して送風ユニットに力を及ぼし、送風ユニットもその姿勢変化に追随して転がりを含んで位置や姿勢を変える構成としたものである。
本発明のCPAP装置によれば、従前と比べホースが短縮化されるため取扱いが楽であり、また寝返り等の際には送風ユニットもそれに追随して位置や姿勢を変えるため使用時の患者への負担も軽減される。
ここで、本発明のCPAP装置において、
送風ユニットがさらに、無線通信により指示を受けてその指示に基づいてファンを制御する制御回路を備え、
このCPAP装置がさらに、上記の制御回路に向けて無線通信で指示を与えるリモートコントローラを備えたものであることが好ましい。
上記の制御回路に患者による指示、例えば固定モード/オートモードの別、目標空気圧等の指示を与えるにあたり、その指示を与えるための操作ボタン等を上記の送風ユニットに備えていてもよいが、リモートコントローラを備えると送風ユニットまで手を延ばさなくても操作でき、操作性の点で患者の負担が軽減される。
また、本発明のCPAP装置において、送風ユニットの空気流出口とホースとの間に可動ジョイントを備えることも好ましい構成である。
送風ユニットは流体動圧軸受のファンを採用することによって軽量、小型化されているものの、重量や容積が存在する。そこで、可動ジョイントを介してホースと繋ぐことにより患者の多少の姿勢変更はその可動ジョイントの動きで吸収されて送風ユニット自体は動かなくて済み、使用者の患者への負担が一層軽減される。
さらに、本発明のCPAP装置において、送風ユニットの筐体が複数の空気流入口を有するものであることや、送風ユニットの筐体が、空気流入口の閉塞を防ぐガード部を有することが好ましい。
本発明のCPAP装置は使用中に送風ユニットがその位置や姿勢を変えることを予定している。ところが送風ユニットが位置や姿勢を変えることで空気流入口が塞がれるとCPAP装置としての機能が低下するおそれがある。空気流入口を複数設け、あるいは空気流入口の閉塞を防ぐガード部を備えることにより、送風ユニットの位置や姿勢の変更に対する耐性が向上する。
さらに、本発明のCPAP装置において、送風ユニットに空気吸入口から吸入した空気の吸入音を低減する消音機構を設けることが好ましい。その際、消音機構が送風ユニット内の空間に形成された空気流路を利用するものであれば、送風ユニットの重量増加を生じないため特に好ましい。
以上説明した通り、本発明のCPAP装置によれば、取扱いの便宜と患者への負担の緩和との間の、高い次元での両立が図られる。
第1実施形態としてのCPAP装置の全体構成外観図である。 図1に示したCPAP装置の使用状態を示す説明図である。 図1に外観を示した第1実施形態のCPAP装置の分解斜視図である。 第1実施形態のCPAP装置を斜め上から眺めたときの透視図である。 第1実施形態のCPAP装置を側方から眺めたときの透視図である。 本実施形態のCPAP装置の制御ブロック図である。 ターボファンの外観斜視図である。 ターボファンの平面図である。 ターボファンを斜め上方から見た分解斜視図である。 ターボファンを斜め下方から見た分解斜視図である。 ターボファンの部品であるブレードを示した図である。 ターボファンの、図8に矢印A−Aで示す向きの断面図である。 第2実施形態のCPAP装置の、使用状態を示す図である。 図13に示す第2実施形態のCPAP装置の制御ブロック図である。 第2実施形態の第1変形例を示す図である。 第2実施形態の第2変形例を示す図である。 図16に示す第2変形例の空気流入口の分解斜視図である。 第2実施形態の第3変形例を示す図である。 図18に示す第3変形例の送風ユニットの断面斜視図である。 第3実施形態のCPAP装置の外観斜視図である。 図20に示す第3実施形態のCPAP装置の送風ユニットを透視して示した斜視図である。 第3実施形態のCPAP装置の送風ユニットの断面図である。 第4実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。 第5実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。 第6実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。 第7実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態としてのCPAP装置の全体構成外観図、図2は図1に示すCPAP装置の使用状態を示す説明図である。ただし、図2では、図1に示すバッテリーケース30およびケーブル40は図示省略されている。また、この図2では、送風ユニット10について、内部の概要を示す透視図となっている。
このCPAP装置1Aは、送風ユニット10と、ホース20と、バッテリーケース30と、ケーブル40とを備えている。このCPAP装置1Aは、図2に示すように、送風ユニット10とマスク200とをホース20で繋ぎ、マスク200を患者300の顔面に装着し送風ユニット10を枕元に置いた状態で使用される。したがってホース20は、例えば長さが50cm程度のものである。送風ユニット10が収容された筐体としてのケース11には複数の空気吸入口111が設けられており、またそのケース11内には後述するファンが備えられている。ファンが回転すると空気がホース20を経由してマスク200に送り込まれる。マスク200に送り込まれた空気は患者300の気道に供給される。患者の吐息は、マスク200に設けられたリーク穴201から外に放出される。本実施形態の送風ユニット10は、全体として楕円球形状をしており、マスク200を装着した患者300が横臥した姿勢のまま姿勢変更したとき、例えば寝返りを打ったときには、その姿勢変更時の力がホース20を介して送風ユニット10に伝わり、送風ユニット10が転がったり滑ったりして送風ユニット10も患者の姿勢に応じてその位置や姿勢が変更される。
図3は、図1に外観を示した第1実施形態のCPAP装置の分解斜視図である。また、図4は、その第1実施形態のCPAP装置を斜め上から眺めたときの透視図、図5は、その第1実施形態のCPAP装置を側方から眺めたときの透視図である。
この第1実施形態のCPAP装置1Aは、図1に示すケース下部11aとケース上部11bとにより送風ユニット10のケース11が構成されている。
このケース11は全体として楕円球形状となっているため、転がり易くなっている。また、このケース11はプラスチック製であってその外面が滑らかに形成され、滑動し易くなっている。このケース11が転がったり滑ったりしても空気の吸入が妨げられないように、このケース11には複数の空気吸入口111が設けられている。
また、ケース上部11aには、操作ボタン181と表示画面182とからなるユーザーインターフェース18が備えられている。
そのケース11内には、エアフィルタ12、サイレンサ13、制御基板14、流量センサ15、圧力センサ16、吐出流路17、およびファンとしてのターボファン50が配置されている。
また、このCPAP装置1Aには、前述の通り、ホース20、バッテリーケース30、およびケーブル40が備えられている。
エアフィルタ12は、ケース11に設けられた空気吸入口111の直ぐ内側に配置され、空気吸入口111から吸入した空気中の塵埃を吸着するフィルタである。
また、サイレンサ13は、図4,図5に示すように曲がった空気流路131を有し、空気吸入口111から吸入した空気の吸入音を低減する消音機構としての役割を担っている。
ターボファン50は、ケース11の空気吸入口111から吸入しエアフィルタ12およびサイレンサ13を経由してきた空気を送り出すものである。
制御基板14は、医師や患者による初期設定、流量センサにより測定された流量や、圧力センサ16により測定された圧力に応じてターボファン50の回転設定速度を算出し、ターボファン50に向けてその回転速度で回転するよう指示するものである。
流量センサ15および圧力センサ16は、ターボファン50から送り出された空気の、それぞれ流量、および圧力を測定するセンサである。
さらに吐出流路17は、ターボファン50の空気吐出口542とケース11の空気吐出口112とを繋ぐ空気流路であり、空気吐出口112側の端部171は、ホース20との接続を担う部分となっている。
バッテリーケース30内には、図5に示すようにバッテリー301が内蔵されており、そのバッテリー301からの電力がケーブル40を経由して送風ユニット10に供給される。このバッテリーケース30には、内部のバッテリー301を充電するためのACアダプタ(不図示)が接続される接続端子302が備えられている。バッテリー301は、かなりの体積及び重量のある部品であり、送風ユニット10を小型、軽量にするために、ここでは送風ユニット10とは別体のバッテリーケース30を備え、ケーブル40で接続する構成を採用している。ただし、バッテリーケース30や大型のバッテリー301を備えずに、送風ユニット10にACアダプタを接続して動作させる構成としてもよい。
図6は、本実施形態のCPAP装置1Aの制御ブロック図である。
ここには、送風ユニット10からホース20を経由しマスク200を通って流れる空気流路AFと、送風ユニット10の制御システムが示されている。
前述の通り、送風ユニット10には、その空気流路AF上に、エアフィルタ12、サイレンサ13、およびターボファン50が配置されており、ターボファン50が回転すると空気吸入口111(例えば図5参照)から空気を吸入し、エアフィルタ12によりその空気中の塵埃が除去され、サイレンサ13により空気の吸入に伴う騒音が低減されて、ターボファン50の回転によりホース20を介してマスク200に送り込まれる。マスク200に送り込まれた空気は、患者の吸気動作により患者の気道に送り込まれ、患者の呼気動作により、リーク穴201を通って外部に吐き出される。
この送風ユニット10には、操作ボタン181と表示画面182(例えば図1参照)とからなるユーザーインターフェース18が備えられている。患者は、表示画面182を確認しながら操作ボタン181を操作し、固定モードとオートモードとの別、医師により指定されている、ターボファン50から送り出される空気の圧力範囲、ターボファン50のオン/オフのタイミング等を設定する。ここで、固定モードは、ターボファン50から送り出される空気の圧力を指定圧力に固定するモードであり、オートモードは、流量センサ15や圧力センサ16による流量や圧力の変化から患者の呼吸の状態を検出し、患者の呼吸の状態に応じて、指定された圧力範囲内で圧力を変化させるモードである。
ユーザーインターフェース18で設定された情報は、MPU(Micro Prosessing Unit)141に入力される。また、流量センサ15や圧力センサ16で測定された空気流量や空気圧力もMPU141に入力される。MPU141では、それらの情報を基にターボファン50の回転数を算出する。このMPU141における算出結果はモータ駆動回路142に伝達され、モータ駆動回路142はその算出結果に基づいてターボファン50を駆動する。
これら流量センサ15、圧力センサ16、およびMPU141は、送風ユニット10に内蔵された制御基板14に搭載されている。この制御基板14にはバッテリー301から電力が供給されて、電力が必要な各部に分配される。また、モータ駆動回路142は、ターボファン50と一体に備えられた回路基板514(例えば図7参照)に搭載されている。
本実施形態のCPAP装置1Aの1つの特徴は、ファンとして、空気動圧軸受を備えたターボファン50を採用していることである。本実施形態のCPAP装置1Aは、このことによって送風ユニット10を大幅に小型化、軽量化することに成功している。
ここで、本実施形態のCPAP装置1Aで採用されている空気動圧軸受を備えたターボファンについて説明する。ここで説明するターボファンは、動作原理上は、前掲の特許文献2,3に開示されたものと同じである。
図7は、第1実施形態のCPAP装置で採用されているターボファン50の外観斜視図、図8は、そのターボファン50の平面図である。
また、図9,図10は、そのターボファン50を、それぞれ斜め上方および斜め下方から見た分解斜視図である。
さらに、図11は、ターボファン50の部品であるブレード529を示した図である。図11(A)、(B)、(C)は、それぞれ平面図、側面図、底面図である。
さらに、図12は、ターボファン50の、図8に矢印A−Aで示す向きの断面図である。
ここでは、図12の断面図を中心とし、必要に応じて他の図を参照しながらこのターボファン50の構造について説明する。
このターボファン50は、図9,図10に示す通り、大きく分けて、固定子51、回転子52、および上カバー53で構成されている。
固定子51は、円環状のシャフトベース511を基盤とし、その円環状のシャフトベース511の中央の穴511aにシャフト512の下部が嵌り込んで固定されている。このシャフト512の上端部512aは小径に形成されていて、その上端部512aが嵌り込むように円環状のスラストマグネット(内側)513が固定されている。また、シャフトベース511の上には回路基板514が置かれている。この回路基板514にはシャフト512を通す穴514aが形成されていてシャフト512を取り巻くように広がっている。また、この回路基板514はその一部が外側に食み出すように広がっていて、その食み出た部分には外部回路との接続用のコネクタ515が配置されている。
また、この回路基板514の上には、シャフト512から少し離れてそのシャフト512を取り巻く円環状のコイルベース516が置かれている。このコイルベース516には、周回方向複数箇所に、回路基板514に設けられた穴514bに入り込んでシャフトベース511に支えられる脚部516aが設けられている。すなわち、このコイルベース516は、脚部516aでシャフトベース511に支えられて全体としては回路基板514の上面を、シャフト512を中心にして一周する形状となっている。
さらにこのコイルベース516上には、全体として円筒形に形成されたコイル517が乗り、そのコイル517の下端がコイルベース516に固定されている。このコイル517には、三相パルス電力が供給される。
また、このシャフトベース511には、ケース518がネジ519でネジ止めされている。
回転子52は、ハブ521を基盤としている。このハブ521の上部には、穴521aが形成されており、その穴521aの縁には円環状のスラストマグネット(外側)522が固定されている。このスラストマグネット(外側)522の内周面は、極めて狭い間隙を隔ててスラストマグネット(内側)513の外周面と対面しており、互いの磁力どうしの吸引力で焼結体541とシャフト上端部512aのスラスト方向の接触が避けられている。
また、このハブ521には、円筒状のスリーブ524が固定されている。このスリーブ524の内周面は、シャフト512の外周面と対向しており、スリーブ524とシャフト512との間にμm単位の極めて狭い間隙が形成されている。
このスリーブ524の外周面にはマグネット525が固定されそのマグネット525の外周面には補強リング526が張り付けられている。このターボファン50の回転子52は高速で回転するためマグネット525が遠心力で割れるおそれがあり、補強リング526はその割れを防止するためのものである。この補強リング526の外周面は狭い空間を挟んでコイル517の内周面と対面している。さらに、そのコイル517の外周面側には、そのコイル517との間に間隔を空けてバックヨーク527が配置されている。このバックヨーク527は、マグネット525とともに磁気回路を形成しコイル517との相互作用を高める役割を担っている。このバックヨーク527の下部には、バランスリング528が固定されている。このバランスリング528は、回転子52が回転した時のバランスを調整するための部材である。
また、ハブ521には、その上部にブレード529(図11を合わせて参照)が固定されている。ブレード529は、回転子52の回転により空気を送り出す部品である。
さらに、このブレード529の中央下部には、焼結体541が固定されている。この焼結体541は、固定子51と回転子52との間の空隙にダンパー効果を持たせるためのもので、回転子52がスラスト方向に移動しようとした際に、このダンパー効果により回転子52の急激な移動を抑制することができるため、回転子52が、固定子51に対して非接触で高速回転することを可能としている。また、この焼結体541は、固定子51のシャフト512の上端部512aと対面する位置にある。これは、この焼結体541に、例えば空気送出側の空気抵抗が高まってブレード529の上下で圧力差が生じ、ブレード529がその圧力差によって固定子51側に移動したときに、焼結体541をシャフト512の上面に突き当ててブレード529等の破損を防止する役割を担っている。また、ブレード529には、バイパス穴529aが形成されている。このバイパス穴529aは、空気送出側の空気抵抗が高まったり空気取入れ側が塞がれたときに、そのバイパス穴529aを空気が流れ、ブレード529の内側と外側との間の圧力差を低減し、ブレード529等の移動を抑制する役割を担っている。
図9,図10に示すように、上カバー53にはその上部に空気取入口531が設けられ、側部には固定子51側の半円筒部542aと共同して筒状の空気送出口542を形成する半円筒部542bが形成されている。この上カバー53は、その側面に下に突出させて形成された係止部533に設けられた係止穴533aと固定子51のケース518の側面に形成された係止突起543が嵌り合うことにより、固定子51のケース518に、ブレード529との間に間隔を少し空けた状態に固定される。この上カバー53の中央には、下向きに露出したストッパ532が設けられている。このストッパ532は、例えば空気取入口531が塞がれたり、あるいはさらに上流側が塞がれて空気取入口531に空気が流入しない状態が生じたときにブレード529の内外の圧力差により回転子52が浮き上がりぎみとなるが、このときにブレード529の上部中央をこのストッパ532に突き当てることによりブレード529の破損を防ぐためのものである。
このターボファン50は以上の構造を備えたものであり、コイル517に三相パルス電力が印加され、回転子52は、その三相パルスの繰返し周波数に応じた回転数で回転する。
ここで、このターボファン50は固定子51と回転子52との間が非接触であってそれらの間に空気動圧軸受を備えた構造であり、高速回転に適し、小径かつ軽量でCPAP装置として必要な風量を作り出すことができるファンである。
尚、ここでは空気動圧軸受を備えたターボファン50について説明したが、本発明のCPAP装置で採用することが可能なファンは必ずしも空気動圧軸受を備えたものである必要はなく、固定子と回転子との間に油が充填されたものなど、一般に流体動圧軸受を備えたものであればよい。
以上で第1実施形態のCPAP装置1Aの説明を終了し、以下、第2実施形態以降の各実施形態を説明する。尚、第2実施形態以降の各実施形態を示す図には、分かり易さのため、形状等の相違があっても第1実施形態のCPAP装置を形成する部品等に機能的に対応する部品等には、上述の第1実施形態の説明に用いた各図に付した符号と同一の符号を付して示し、各実施形態に特徴的な構成部分についての説明にとどめる。
図13は、第2実施形態のCPAP装置の、使用状態を示す図である。
この図13に示すCPAP装置1Bの送風ユニット10にも、前述の第1実施形態のCPAP装置1Aの送風ユニット10と同様、ケース11の、ホース20から離れた側に、複数の空気吸入口111が設けられている。一方、この図13に示すCPAP装置1Bの送風ユニット10には、図1に示すユーザーインターフェース18は備えられていない。その代わりに、この第2実施形態のCPAP装置1Bにはリモートコントローラ60が備えられている。このリモートコントローラ60には、操作ボタン611と表示画面612とからなるユーザーインターフェース61が備えられている。
図14は、図13に示す第2実施形態のCPAP装置の制御ブロック図である。この図14は、上述の第1実施形態のCPAP装置1Aにおける、図6に対応する図である。
図14に示すコントローラ60には、図13にも示されているユーザーインターフェース61と、さらに制御部62、設定信号生成部63、および通信モジュール64が備えられている。
ユーザーインターフェース61は、図13に示す通り、医師や患者により操作される操作ボタン611と患者に情報を与える表示画面612とからなる。このユーザーインターフェース61では、前述の第1実施形態のCPAP装置1Aの送風ユニット10に備えられていたユーザーインターフェース18の場合と同様、医師や患者により、固定モードとオートモードとの別、空気の圧力範囲、ターボファン50のオン/オフのタイミング等が設定される。
制御部62は、ユーザーインターフェース61の設定情報を受け取って設定信号生成部63に送り、また、表示画面612を制御する役割を担っている。
この図14における送風ユニット10は、図6に示されている送風ユニットと比べ、ユーザーインターフェース18が除かれている点と、コントローラ60との間で無線通信を行なう通信モジュール143が追加されている点が異なっている。
設定信号生成部63では、ユーザーインターフェース61で設定された情報に基づいた設定信号が生成される。その生成された設定信号は、送風ユニット10の通信モジュール143との間で無線通信を行なう通信モジュール64により、送風ユニット10に無線送信される。
送風ユニット10側では、リモートコントローラ60から送信されてきた設定信号が通信モジュール143によって受信され、その設定信号による設定内容がMPU141に伝えられる。以降の処理は前述の第1実施形態のCPAP装置1Aと同様であり、重複説明は省略する。
次にこの第2実施形態における空気吸入口の各種変形例を説明する。
図15は、第2実施形態の第1変形例を示す図である。
この図15に示す送風ユニット10のケース11には、図1に示す第1実施形態や図13に示す第2実施形態と同様に、ホース20から離れた側において周回方向に並ぶ複数の空気吸入口111が設けられている。
この図15に示す第1変形例においてはさらに、隣接する空気吸入口111どうしの間に突起113が設けられている。この突起113により、この送風ユニット10に例えば布や布団のような柔らかなものがこの上に被さっても空気吸入口111が塞がれるのが防止される。
図16は、第2実施形態の第2変形例を示す図である。また、図17は、図16に示す第2変形例の空気吸入口の分解斜視図である。
この第2変形例の送風ユニット10には、大口径の空気吸入口111が設けられており、図17に示すように、エアフィルタ12等を取り外すとその空気吸入口111にはケース11の内部のサイレンサ13があらわれる構造となっている。この空気吸入口111から吸入した空気はサイレンサ13の空気流路131を通って内部に送り込まれる。この空気吸入口111にはエアフィルタ12が当てがわれ、そのエアフィルタ12がメッシュ状の多数の孔を有する表面フィルタ部材19で覆われる。
この構造の場合、表面フィルタ部材19の全域どこからでも空気を取り込むことができるため、通常の使用状態において空気の吸入が妨げられることが防止される。
図18は、第2実施形態の第3変形例を示す図である。また図19は、図18に示す第3変形例の送風ユニットの断面斜視図である。
図18には、ケース11およびそのケース11に設けられている複数の空気吸入口111がその周囲を覆う外殻ケース表皮713を透視して示されている。
外殻ケース71は、本発明にいうガード部の一例に相当する部材である。この外殻ケース71は、ケース11から離間した位置にある外部ケース骨711のところどころが外部ケースステー712で支えられており、さらにその外部ケース骨711を覆うようにスポンジ状の、多孔質素材からなる外殻ケース表皮713が配置されている。この外殻ケース表皮713はそのどこからでも空気を吸入することができ、吸入した空気はケース11の表面に沿って流れてケース11の空気吸入口111から内部に吸入される。
この第3変形例の構成によっても、布や布団等で空気の吸入が妨げられる事態が阻止される。
図20は、第3実施形態のCPAP装置の外観斜視図である。
また図21は、図20に示す第3実施形態のCPAP装置の送風ユニットを透視して示した斜視図である。ただし、この図21にはサイレンサは図示省略されている。さらに図22は、その第3実施形態のCPAP装置の送風ユニットの断面図である。
この第3実施形態のCPAP装置1Cの送風ユニット10のケース11は楕円面等の凸曲面に形成された船形底面115と、ほぼ平坦な上面116を有する。空気吸入口111は、その上面116に設けられている。
この空気吸入口111から吸入した空気は、サイレンサ13に設けられている、図22に示すように曲がりくねった空気流路131を通り、ターボファン50により吹き出される。
この送風ユニット10は、可動ジョイント80を介してホース20に接続されている。この可動ジョイント80は、垂直軸回りに回転自在なジョイントである。
この第3実施形態の場合、ターボファン50等の重量のある部品はケース11の底部に配置され、重量が軽く寸法が大きなサイレンサ13をケース11内の上部に配置されている。このため、この送風ユニット10は、揺れ動いても逆さにはなり難い構造となっている。
この第3実施形態のCPAP装置1Cの送風ユニット10も、前述の第1実施形態および第2実施形態のCPAP装置1A,1Bの送風ユニットと同様、枕元等に置かれて使用される。
顔面にマスク200(図2参照。)を装着して横臥した姿勢にある患者が動くと、その動きに伴ってホース20を介して送風ユニット10に力が加わるが、このとき、先ずは可動ジョイント80で患者の動きに追随し、さらに力が加わると船形底面115で揺動し、さらに力が加わると送風ユニット10が滑べることで患者の動きに追随する。
このように、本発明のCPAP装置の送風ユニットは、患者の動きに合わせて転がるように構成してもよく、あるいは滑べるように構成してもよい。
以上は、送風ユニットを楕円球形にして主に転がることを想定したタイプ(第1実施形態および第2実施形態)と、船形底面を有し揺れたり滑ったりすることを想定したタイプ(第3実施形態)について説明したが、以下では、これまでとは異なる外形の送風ユニットを備えた実施形態を説明する。尚、以下に説明する各図では、バッテリーケース30およびケーブル40は図示を省略してある。
図23は、第4実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。
ここに示す第4実施形態のCPAP装置1Dの送風ユニット10は、円筒形のケースを備えている。このような円筒形ケースの送風ユニット10を備えた場合も、患者の姿勢に応じて送風ユニット10を容易に転がすことができる。
図24は、第5実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。
ここに示す第5実施形態のCPAP装置1Eの送風ユニット10は、円錐を2つ合わせた形のケースを備えている。このような円錐形ケースの送風ユニット10を備えた場合も、患者の姿勢に応じて送風ユニット10を容易に転がすことができる。尚、ホース20から離れた側だけが円錐形であれば、ホース20に近い側の形状は特には問題とはならない。
図25は、第6実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。
ここに示す第6実施形態のCPAP装置1Fの送風ユニット10は、球形のケース11を備えている。このような球形のケースの送風ユニット10を備えた場合も、患者の姿勢に応じて送風ユニット10を容易に転がすことができる。
図26は、第7実施形態のCPAP装置の使用状態を示した図である。
ここに示す第7実施形態のCPAP装置1Gの送風ユニット10は、四角柱の8つの角が面取りされた、合計14面からなる形状のケース11を備えている。このような疑似的な曲面からなるケースの送風ユニット10を備えた場合も、患者の姿勢に応じて送風ユニット10を容易に転がすことができる。
以上の各種実施形態は、いずれも、送風ユニット10を枕元に床置きするタイプのものであるが、本発明の送風ユニットは、横臥した姿勢の患者とは離れた位置にホース20以外で支持されるとともに、ホースが、患者の横臥時の姿勢変更に応じて、その送風ユニットがホース20を介して力を受けて位置又は姿勢を変更するものであればよい。
例えば、ベッドや布団の上に載置する場合に限らず、ベッドサイドに取付具を介して吊り下げ、患者の姿勢に応じて送風ユニットの位置や姿勢が変化する構造の送風ユニットであってもよい。
1A〜1G CPAP装置
10 送風ユニット
11 ケース
11a ケース下部
11b ケース上部
12 エアフィルタ
13 サイレンサ
14 制御基板
15 流量センサ
16 圧力センサ
17 吐出流路
18 ユーザーインターフェース
19 表面フィルタ部材
20 ホース
30 バッテリーケース
40 ケーブル
50 ターボファン
51 固定子
52 回転子
53 上カバー
60 リモートコントローラ
61 ユーザーインターフェース
62 制御部
63 設定信号生成部
64 通信モジュール
71 外殻ケース
80 可動ジョイント
111 空気吸入口
112 空気吐出口
113 突起
115 船形底面
116 上面
131 空気流路
141 MPU
142 モータ駆動回路
143 通信モジュール
181 操作ボタン
182 表示画面
200 マスク
201 リーク穴
300 患者
301 バッテリー
302 接続端子
511 シャフトベース
512 シャフト
513 スラストマグネット(内側)
514 回路基板
516 コイルベース
516a 脚部
517 コイル
518 ケース
519 ネジ
521 ハブ
522 スラストマグネット(外側)
524 スリーブ
525 マグネット
526 補強リング
527 バックヨーク
528 バランスリング
529 ブレード
529a バイパス穴
531 空気取入口
532 ストッパ
533 係止部
541 焼結体
542 空気送出口
543 係止突起
611 操作ボタン
612 表示画面
711 外部ケース骨
712 外部ケースステー
713 外殻ケース表皮


Claims (7)

  1. 空気吸入口と空気吐出口とを有する筐体と、該空気吸入口から空気を吸入して前記空気吐出口から送り出す、流体動圧軸受を備えたファンとを有する送風ユニット、および
    空気取入口を有し患者の鼻を覆うように該患者頭部に取り付けられて該空気取入口から取り入れた空気を該患者の気道に供給するマスクと、該マスクの該空気取入口と前記送風ユニットの空気吐出口とを繋ぎ該空気吐出口から送り出された空気を該空気取入口から該マスクに送り込むホースを備え、
    前記送風ユニットが横臥した姿勢の前記患者とは離れた位置に置かれるとともに、該ホースが、該患者の横臥時の姿勢変更の時に該ホースを介して該送風ユニットに力を及ぼす長さのホースであって、該送風ユニットが該力を受けて転がる形状を有し、該送風ユニットが転がりを含んで位置又は姿勢を変更するものであることを特徴とするCPAP装置。
  2. 前記送風ユニットが、略回転体形状を有することを特徴とする請求項1記載のCPAP装置。
  3. 前記送風ユニットが、略楕円体形状を有することを特徴とする請求項2記載のCPAP装置。
  4. 前記送風ユニットがさらに、無線通信により指示を受けて該指示に基づいて前記ファンを制御する制御回路を備え、
    前記CPAP装置がさらに、前記制御回路に向けて無線通信で指示を与えるリモートコントローラを備えたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載のCPAP装置。
  5. 前記空気吐出口と前記ホースとの間に可動ジョイントを備えたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のCPAP装置。
  6. 前記筐体が複数の空気吸入口を有するものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載のCPAP装置。
  7. 前記筐体が、前記空気吸入口の閉塞を防ぐガード部を有することを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項記載のCPAP装置。
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