JP6038239B2 - 折り畳み式収納ラック - Google Patents

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本発明は収納ラックに関する。さらに詳しくは、折り畳み式の収納ラックに関する。
従来の折り畳み式収納ラックとは、使用したい時には組み立て、また不使用時においては折り畳んで空間容積を減少させ、収納、運搬等における利便性を図るといったものである。収納ラックとして使用する際の形状は予め決まっており、その折り畳まれない状態の完成型としてか、又は使用しない場合の折り畳まれたコンパクトな状態か、のどちらかの状態を保持するものである。例えば、特許文献1に記載の折り畳み式収納ラックでは、物品載置用の底棚と、その底棚の両側に設けた支柱柱に、支持軸を介して回動可能に軸着した折り畳み可能な両側枠と、底棚の背面側に回動可能に下端を軸支するとともに両側枠の後方部に係合する係合部を設けた背面枠と、からなるものであり、使用する際はこの両側枠と背面枠とが底棚に対して垂直に立てられた状態で固定され、直方体や立方体のような形状となる。また使用しない場合は、これら両側枠と背面枠とが底棚に対して水平に重なり合うように折り畳まれることでコンパクトな状態となる。
先行特許文献
特開2000−316641号公報
以上に述べた従来の折り畳み式収納ラックでは、予め決められた通りの組み立て方法で作り出される完成型としては一通りのみであるから、使用できる状態におけるその収納ラックの使い道はその一通りに限定されるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑み、不使用時には折り畳むことによって収納や運搬等における利便性を図るのみならず、使用したい空間や状況に合わせて、棚の形態を容易に変更することのできる折り畳み式収納ラックを提供することを目的とする。
第1発明は、2本の支柱が交差され、互いの交差部において連結され、互いに対向する一対の支持部と、前記一対の支持部間において、前記支柱の一方の端部同士を連結するように設けられた回転支軸と、前記一対の支持部間において、前記支柱の他方の端部同士を連結するように設けられた第一被係止部と、前記回転支軸を支点に回転し、前記回転支軸とは対抗する縁部に形成された係止部が、第一被係止部と係合することで、物を設置可能な棚となる板状部と、を備える棚部が複数連結された縦横自在棚であって、前記棚部が縦方向に並ぶように連結された第1状態と、前記棚部が横方向に並ぶように連結された第2状態とに変形可能であり、前記支柱のうち、前記回転支軸が設けられた側の支柱間を、前記回転支軸との間に隙間が形成されるように、第二被係止部が架設され、前記第1状態においては、前記板状部の、前記係止部は、前記第一被係止部と係合され、前記第2状態においては、前記板状部の、前記係止部は、前記第二被係止部と前記回転支軸との間の隙間に係合されることを特徴とする。
第2発明は、請求項1記載の発明において、前記板状部に複数の形状に模った凹部を設けることで物を区別して設置することが可能となることを特徴とする。
第3発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記係止部が、前記第一被係止部、及び前記第二被係止部のいずれも係合されていない状態において、前記支持部が折り畳まれてそれぞれの前記板状部が重なった状態となることを特徴とする。
第1の発明によれば、係止部を2通りある被係止部のうちのどちらに係合するかにより、縦型にも横型にもなり得ることから、収納したい物の種類や収納ラックの置場のスペース等に応じて形態を変形させることができ、使用したい空間や状況に合わせて、棚の形態を容易に変更することができる。
第1の実施形態に係る本収納ラックの第1状態の斜視図である。 第1の実施形態に係る本収納ラックの第1状態の分解斜視図である。 第1の実施形態に係る本収納ラックの第2状態の斜視図である。 第1の実施形態に係る本収納ラックの第1状態から第2状態への変形の手順を示す説明図である。 第1の実施形態に係る本収納ラックの係合を示す説明図である。 第1の実施形態に係る本収納ラックの折り畳まれた状態の斜視図である。 第1の実施形態に係る本収納ラックの第2状態から折り畳まれた状態への変形の手順を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における収納ラックを縦型に設置した場合の第1状態を示したものである。本収納ラック1は、一対の支持部5、回転支軸9a、第一被係止部2a、第二被係止部7a、係止部8a、棚部1Aを備える。棚部1Aは、板状部1a、1b、1c、1d、1e、1fの両端が回転支軸9a、及び第一被係止部2aに互いに間隔をあけた状態で固定されることによって構成されている。
支持部5は支柱5aと支柱5bの2本の支柱が交差され、その交差点において、支柱5a、5bが回動可能なように固定されることによって、形成されている。また、同様に支持部5は支柱5cと支柱5dの2本の支柱が交差され、その交差点において、支柱5c、5dが回動可能なように固定されることによって、形成されている。
回転支軸9aは、支持部5の互いに対向する支柱5a、5cの端部同士を連結するように設けられている。
第一被係止部2aは、支持部5の回転支軸9aとは他方の支柱5b、5dの端部同士を連結し、支柱5b、5dに対して回転可能な状態で設けられている。
第二被係止部7aは、回転支軸9aが設けられた側の支柱5c、5a間をその回転支軸9aとの間に隙間が形成されるように架設されている。
係止部8aは、回転支軸9aを支点に回転し、それとは対抗する縁部に形成されている。
棚部1Aは、物を設置することが可能であるように板状部1a〜1fが複数並んで設けられたものである。なおこの板状部は、本実施形態で示したような複数個の棒状の部材ではなく、一枚板のようなものであってもよい。
図1は棚部1A、1B,1C及び1Dが縦方向、上下に連結された状態を示している。また棚部は本実施形態で示す4枚に限定されることなく、複数に渡って連結可能である。
本実施形態では、これらの材料に木材を用いたが代わりに金属等を用いることも可能であり、以下に同じである。
また、第一被係止部2aは回転しないものであっても本実施形態に支障をきたさないものの、係止部8aとより容易に係合させる為には回転可能なものである方がより好ましい。係合される係止部8a側の接合面の角度に合わせて、第一被係止部2a側の接合面が回転により微調整され、係合が容易になるためである。
図2は上記に示した各構成要素の連結について示したものである。支柱5aと支柱5bの2本の支柱は交差部16aで、それと対向する支柱5cと支柱5dの2本の支柱は交差部16bで、本実施形態においてはそれぞれネジで連結されている。この際、ネジに代えて釘等で連結させることも可能であり、以下においても同様である。また、支柱5aの一方の端部10aは回転支軸9aの一方の端部14aの部分においてネジで連結される。支柱5bの一方の端部11aは第一被係止部2aの一方の端部15aの部分においてネジで連結される。更に、支柱5aの他方の端部10bは、支柱6bの一方の端部13aと第一被係止部2bの一方の端部18aの間に挟まれる形で連結される。同様に、支柱5bの他方端部11bは、支柱6aの一方の端部12aと回転支軸9bの一方の端部17aの間に挟まれる形で連結される。上記連結が、連結され交差された2本の支柱それぞれに、さらに一対の対抗する支持部それぞれに複数連続して繰り返される。
図3は、棚部1B、1C及び1Dが横方向に連結された横型なる第2状態を示したものである。棚部は形態で示す3枚に限定されることなく、複数に渡って連結可能である。横型にした際、棚部1Aについては、他の横方向に連結された水平な面を形成する棚部1B、1C、1Dと垂直下方向に固定される。 図1に示す第1状態と図3に示す第2状態とは変形可能である。
図4は第1状態と第2状態との間の変形について順に図示したものであり、手順としては以下の通りである。まず、縦型の第1状態(a)である本収納ラックを棚部1Aが左端になるよう(b)のように横に寝かせる。次に、(c)に示すように連結され交差された2本の支柱の端部同士を接近させるようにしながら、棚部1A,1B、1C、1Dにおけるそれぞれの係止部8a、8b、8c、8dと第一被係止部2a、2b、2c、2dとの連結を解除すると、(d)のような状態になる。その後、棚部1Aについては元の状態に戻す形で係止部8aと第一被係止部2aとを連結させ、棚部1Bについてはその係止部8bが、回転支軸9aと第二被係止部7aとの間の隙間に係合されることにより、他複数の棚部も棚部1Bと同様になされることにより、第2状態(e)となる。これら一連の動作は、軽い力で行え、また新たな備品等を使用する必要もないことから、容易な操作で行えるという利点を奏する。
図5(a)では、棚部1Bの係止部8bが回転支軸9aと第二被係止部7aとの間の隙間に係合される状態を示したものである。
図5(b)では、支柱5bの一方の端部11bが、支柱6aの一方の端部12aと回転支軸9bの一方の端部17aの間に挟まれるようにネジで連結された状態を示している。これら支柱5bと支柱6aの可動性、回転支軸9bの回転性については、A−A断面図(c)に示すように支柱5bと支柱6aとネジとの間には僅かな空間を設けることにより、また回転支軸9bはネジに固定されることによりそのネジの回転に合わせて同時に回転するようになるため、それぞれ可動性又は回転性が確保される。
図6では、第1状態又は第2状態であったものから折り畳まれた状態になったものを示している。
図7では図6に示すような折り畳まれた状態にするための手順を示している。図7の第2状態である(a)において、係止部8aについては第一被係止部2aと、係止部8b、8c及び8dについては第二被係止部7a、7b及び7cと、の係合を連結され交差された2本の支柱同士の端部を接近させるようにしながら解除し、棚部1A、1B、1C、1Dを重ねるようにすると(c)のような状態になる。
以上で示した本実施形態の本収納ラック1は、第1の状態と第2の状態とを変化させる際の作業内容やその手順が容易である。また、収納したい物の種類や収納ラックの置場のスペース等に応じて形態を変形させることができ、使用したい空間や状況に合わせて使い分ける事ができる。
本実施形態における本収納ラック1は、本収納ラック1における棚部1A、1B、1C、1Dについて、複数の形状に模った凹部を設けるというものである。これにより物を区別して設置することが可能となる。例えば同じような深さ、形状の凹部を複数の各棚部1A、1B、1C、1Dの同じ位置に設けた場合や、縦型とした場合における下段から上段に向かって徐々に棚部1A、1B、1C、1Dに設けた凹部の深さを浅くしていった場合などにおいては、棚部が折り畳まれた際の不都合を生じない。また複数の凹部の形状について例示するならば、小物や雑貨類を置くための浅めの形状のものや、鉢等を置けるような深めの形状のもの、等が挙げられる。
本実施形態における本収納ラック1は、図7(c)に示すように、複数の係止部が複数の第一被係止部や、複数の第二被係止部のいずれにも係合されていない状態において、複数の支持部が折り畳まれて複数の棚部が重なった状態になったものである。この係合を解除する動作についても、軽い力で係合を解くことにより、迅速に折り畳まれてコンパクトになる点において優れている。
1 本収納ラック
1A、1B、1C、1D 棚部
1a、1b、1c、1d、1e、1f 板状部
2a、2b、2c 第一被係止部
7a、7b、7c 第二被係止部
5 支持部
5a、5b、5c、5d、6a、6b 支柱
8a、8b、8c、8d 係止部
9a、9b、9c 回転支軸



























Claims (4)

  1. 2本の支柱が交差され、互いの交差部において連結され、互いに対向する一対の支持部と、
    前記一対の支持部間において、前記支柱の一方の端部同士を連結するように設けられた回転支軸と
    前記一対の支持部間において、前記支柱の他方の端部同士を連結するように設けられ第一被係止部と、
    前記回転支軸を支点に回転し、前記回転支軸とは対向する縁部に形成された係止部が、第一被係止部と係合することで、物を設置可能な棚となる板状部と、
    を備える棚部が複数連結された縦横自在棚であって、
    前記棚部が縦方向に並ぶように連結された第1状態と、前記棚部が横方向に並ぶように連結された第2状態とに変形可能であり、
    前記支柱のうち、前記回転支軸が設けられた側の支柱間を、前記回転支軸との間に隙間が形成されるように、第二被係止部が架設され、
    前記第1状態においては、前記板状部の、前記係止部は、前記第一被係止部と係合され、
    前記第2状態においては、前記板状部の、前記係止部は、前記第二被係止部と前記回転支軸との間の隙間に係合される
    ことを特徴とする縦横自在棚。
  2. 前記第一被係止部は、回転可能であり、前記係止部と係合される際に、前記係止部に係合する角度に回転される
    ことを特徴とする請求項1に記載の縦横自在棚。
  3. 前記板状部に複数の形状に模った凹部を設けることで物を区別して設置することが可能となることを特徴とする請求項1、又は2記載の縦横自在棚。
  4. 前記係止部が、前記第一被係止部、及び前記第二被係止部のいずれも係合されていない状態において、前記支持部が折り畳まれてそれぞれの前記板状部が重なった状態となる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の縦横自在棚。
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