JP6037845B2 - 流体制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は流体の制御が必要とされる流体輸送配管に使用される流体制御装置に関する。
従来、流体の制御が必要とされる流体輸送配管に用いられる流体制御装置として、図8に示すような流体制御装置101がある(例えば、特許文献1参照)。流体制御装置101は、内部に流路108が形成されたハウジング本体102と、ハウジング本体102に収容され流路108に接続された制御弁103と、ハウジング本体102に収容され流路108に接続された圧力センサ104と、圧力センサ104に接続されている流路108内に位置する絞り部105と、制御弁103を電気的に駆動する電動モータを具備するドライバ106と、制御弁103及び圧力センサ104に電気的に接続されるコントローラ107と、ハウジング本体102に接続されドライバ106とコントローラ107とを収容するハウジングカバー109とを備える。流体制御装置101は、流路108内で測定された圧力差と絞り部105の直径とから流路108内の流量を測定し、測定した流量に基づいて制御弁103をフィードバック制御で駆動することで、流路108内の流量を高精度に制御する。
特開2001−242940号公報
しかしながら、従来の流体制御装置101では、運転中にコントローラ107やドライバ106から熱が発生するため、発生した熱が気密性の高いハウジングカバー109内に滞留することによって、流体制御装置内の温度が上昇する。流体制御装置内の温度が上昇すると、熱が圧力センサ104に影響を及ぼしセンサ出力に異常が発生するため、正確な測定値が得られないというおそれがある。特に、コントローラ107は発熱量が大きいため圧力センサに影響を与えやすい。また、流体制御装置をコンパクトにするために、コントローラ107の直下には圧力センサ104が配置されることが多く、コントローラ107から発生した熱は圧力センサ104に伝わりやすい。
また、コントローラ107やドライバ106から発生した熱は、流体制御装置内の流路108を流れる流体にも影響を及ぼすおそれがある。熱が流体の温度を上昇させることによって正確な測定値が得られないおそれがある。また、流体中の成分の凝固や粘度などの物性の変化、化学反応の促進などが生じるおそれがある。
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、制御弁を駆動する電動式駆動部や制御弁の開度を調整しフィードバック制御するための制御部などから発生する熱が流体の流量を検出する流量計センサ部に伝わることを抑えることによって、流体制御装置内の温度変化の影響を受けにくい、安定した流量制御が可能な流体制御装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明によれば、流体制御装置であって、電気式駆動部と、バルブ本体を有する流量制御部とを備え、弁開度を変化させることで流量を変化させるように構成された電動制御弁と、超音波を発信し且つ受信する超音波振動子を有し、該超音波振動子によって受信された超音波を電気信号に変換する流量計センサ部と、該電気信号を受信して流量を演算する流量計アンプ部と、該演算された流量に基づいて該弁開度を制御する制御部とを具備し、該流量計センサ部が第一のケーシング内に配置され、該電動制御弁と該流量計アンプ部と該制御部とが第二のケーシング内に配置され、該第一のケーシングが、第一蓋部と、第一筐体部と、ベース部とを有し、該第二のケーシングが、第二蓋部と、第二筐体部と、底部とを有するとともに、該第二筐体部の外周面の一部に該バルブ本体の側面が含まれ、該流量制御部が該第一のケーシングの外側に配置され、該第一蓋部と該底部との間と、該第一筐体部と該流量制御部との間に空間層が設けられ、該第一蓋部と該底部との間に設けられた空間層は、該第一蓋部と該底部とを組み合わせることによって形成され、該第一蓋部と該底部とが同じ形状を有する、流体制御装置が提供される。
請求項1の発明では、流量計センサが配置された第一のケーシングと、電動制御弁と流量計アンプ部と制御部とが配置された第二のケーシングとの間に空間層が設けられたことにより、制御部、流量計アンプ部、および電動制御弁の電気式駆動部から発生する熱が流量計センサ部に伝わるのを抑えることができるので、温度変化の影響を受けにくい、安定した流量制御が可能な流体制御装置を提供することができる。
本発明によれば、制御部、流量計アンプ、電気式駆動部から発生する熱が流量計センサ部に伝わるのを抑えることができるので、温度変化の影響を受けにくい、安定した流量制御が可能な流体制御装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る流体制御装置を示す縦断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る流体制御装置の要部拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る流体制御装置の別の要部拡大図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる流量計センサ部の要部を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る流体制御装置の別の要部拡大図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる空間層を形成する部材を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る流体制御装置を示す縦断面図である。 従来の流体制御装置を示す縦断面図である。 様々な条件におけるセンサ周辺温度の結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明が本実施形態に限定されないことは言うまでもない。
図1乃至図6に基づいて、本発明の第1の実施形態である流体制御装置について説明する。本発明の流体制御装置は、電気式駆動部7と流量制御部8とを備えた電動制御弁と、流量計センサ部3と、流量計アンプ部5と、制御部6とを具備する。電動制御弁は、弁開度を変化させることで流量を変化させるように構成される。流量計センサ部3は、図2に示されるように、超音波を発信し且つ受信する一対の超音波振動子19を有し、超音波振動子19によって受信された超音波を電気信号に変換する。流量計アンプ部5は流量計センサ部3から電気信号を受信して流量を演算する。制御部6は、演算された流量に基づいて電動制御弁の弁開度を制御する。
流量計センサ部3は第一ケーシング1内に配置され、電動制御弁と流量計アンプ部5と制御部6とは第二ケーシング4内に配置される。第一ケーシング1と第二ケーシング4との間に空間層14a、14bが設けられる。
まず、図1乃至図4を参照して、第一ケーシング1と、第一ケーシング1内に配置された部品とについて説明する。第一ケーシング1はPPG(ガラス繊維強化ポリプロピレン)製であり、ベース部11と筺体部12と蓋部13とを有する。ベース部11および筺体部12は一体成形されている。また、ベース部11には、電動制御弁の流量制御部8が第一ケーシング1の筺体部12との間に空間層14bを形成して配置されることができるように空間が形成されている。筺体部12の上面には開口が形成されている。開口は、蓋部13が筺体部12にボルト・ナット(図示せず)によって接合されることによってふさがれる。図2に示されるように、筺体部12の一方の端面には流体流入部受口15が形成され、流体流入部受口15は流体流入部2を支持する。筺体部12の他方の端面には接続配管部材受口16が形成され、流量計センサ部3と流量制御部8とを接続する配管を支持する。流体流入部受口15の中心軸線と接続配管部材受口16の中心軸線とは同一軸線上に存在している。
流体流入部2はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製の継手である。流体流入部2には、中央に流体流入部本体17が形成され、流体流入部本体17の両側に継手部が形成されている。流体流入部2は、流体流入部本体17を第一ケーシング1の流体流入部受口15に嵌合することによって固定される。また、流体流入部2は、筺体部12の内部で、接続部材24を介して流量計センサ部3の入口流路21(図4参照)に接続されている。
図2および図3に示されるように、流量計センサ部3は、測定管18と、一対の超音波振動子19と、支持部20とを有する。測定管18は、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)製であり、図4に示されるように、入口流路21と、入口流路21に連通する直線流路22と、直線流路22に連通する出口流路23とを有する。図2に示されるように、入口流路21の上流側の端部には、入口流路21を流体流入部2に接続する接続部材24が設けられ、出口流路23の下流側の端部には、出口流路23を流量制御部8に接続する接続部材24が設けられている。直線流路22には、一対の超音波振動子19が配置される一対の伝送体25が互いに対向するように一体的に形成されている。伝送体25は略円錐状をなし、測定管18を取り囲むように形成されている。また、伝送体25は測定管18の軸線方向に対して垂直な方向に延びる軸線方向端面26を有している。
図2に示される超音波振動子19は、図4に示されるように超音波トランスデューサ27と音響整合部材28とを有している。音響整合部材28はガラスエポキシ樹脂製である。音響整合部材28は、超音波トランスデューサ27の配線部分を受容する切り欠き部を有するドーナツ形状すなわち穴あき円板形状を有する。音響整合部材28の外径は支持部材29の振動子受容部30(図3参照)の内径と略同一である。音響整合部材28の内径は測定管18の外径よりも大きい。ひとつの超音波振動子19にはふたつの音響整合部材28が使用される。一方の音響整合部材28は伝送体25の軸線方向端面26と超音波トランスデューサ27との間に配置され、他方の音響整合部材28は一方の音響整合部材28と共に超音波トランスデューサ27を挟み込むように配置される。音響整合部材28は、その内周面が測定管18の外周面から離間するように配置される。
超音波トランスデューサ27はチタン酸ジルコン酸鉛などの圧電材料から構成されている。超音波トランスデューサ27は、ドーナツ形状すなわち穴あき円板形状を有している。超音波トランスデューサ27の外径は支持部材29の振動子受容部30の内径と略同一である。超音波トランスデューサ27の内径は測定管18の外径よりも大きい。超音波トランスデューサ27は、その内周面が測定管18の外周面から離間するように配置される。超音波振動子19はフッ素樹脂で覆われている。図2に示されるように、超音波振動子19から延びた配線が、第二ケーシング4に配置された流量計アンプ部5に接続されている。
図4に示されるように、支持部20は、支持部材29と、ストッパー31と、押圧板32と、クッション33と、押圧部材34とを有する。支持部材29はPVC(ポリ塩化ビニル)製であり角柱形状を有している。図3に示されるように、支持部材29の上部には、流量計センサ部3の流路軸線と同一の中心軸線を有する貫通孔35が形成されている。図4に示されるように、支持部材29の下部には、第一ケーシング1に固定される固定用突部36が形成されている。また、支持部材29の上面には配線を通すためのスリット37が形成されている。スリット37は貫通孔35と連通している。貫通孔35は、振動子受容部30と、ストッパー受容部38と、開口部39とを有している。開口部39は支持部材29の一方の端面に形成されている。開口部39の直径は伝送体25の外径よりも大きく形成されている。ストッパー受容部38は開口部39と振動子受容部30との間に形成されている。ストッパー受容部38の直径は開口部39の直径よりも大きく形成されている。振動子受容部30は支持部材29の他方の端面に形成されている。振動子受容部30の直径はストッパー受容部38の直径よりも大きく形成されている。図4に示されるように、振動子受容部30の端部には雌ねじ部40が形成され、内周面には径方向に沿って係合溝41が形成されている。
ストッパー31はPVC製である。ストッパー31は、円筒形状を有し、円周方向に二分割されている。ストッパー31は支持部材29のストッパー受容部38に配置される。ストッパー31の外径は支持部材29のストッパー受容部38の内径と略同一である。ストッパー31の内径は測定管18の外径よりも大きい。ストッパー31の一方の端部の内周面は伝送体25の外形と相補的な形状に形成されている。
押圧板32はSUS(ステンレススチール)製である。押圧板32は、径方向に延びる係合突起42を有し且つドーナツ形状すなわち穴あき円板形状を有する。押圧板32の係合突起42は支持部材29の係合溝41と係合する。押圧板32は音響整合部材28に当接するように配置される。超音波トランスデューサ27の内径は測定管18の外径よりも大きい。このため、超音波トランスデューサ27は、その内周面が測定管18の外周面から離間するように配置される。クッション33はEPDM(エチレンプロピレンゴム)製である。クッション33は、測定管18の外径よりも大きい内径を有するOリングで形成されている。
押圧部材34はPVC製であり、円筒形状を有している。押圧部材34の外径は支持部材29の振動子受容部30の内径と略同一である。押圧部材34の内径は測定管18の外径よりも大きい。押圧部材34の外周面には、支持部材29の雌ねじ部40に螺合する雄ねじ部43が形成されている。図3に示されるように、押圧部材34の一方の端面には、クッション33を収容する凹部44が形成されている。
流量計センサ部の組み立て方法について、図4を参照して説明する。支持部材29の貫通孔35に測定管18を挿入する。その後、ストッパー受容部38にストッパー31を装着し、支持部材29と伝送体25とでストッパー31を挟持する。伝送体25の軸線方向端面26に一方の音響整合部材28、超音波トランスデューサ27、他方の音響整合部材28の順で配置する。押圧板32の係合突起42を支持部材29の係合溝41と係合させながら、押圧板32を振動子受容部30に挿入して音響整合部材28に当接させる。クッション33を装着した押圧部材34を支持部材29に螺着させる。押圧部材34は、超音波振動子19を押圧板32を介して伝送体25に押圧することによって、超音波振動子19を伝送体25に密着固定する。このとき、押圧部材34が回動しても押圧板32は回動しないので、超音波振動子19は回動することなく伝送体25に押圧される。一対の超音波振動子19が一対の伝送体25に装着された後に、流量計センサ部3の測定管18の両端部には接続部材24が装着される。その後、支持部20をベース部11にボルト・ナット(図示せず)で固定することによって、流量計センサ部3が第一ケーシング1に固定される。次いで、流量計センサ部3の入口流路21には流体流入部2が接続され、出口流路23には出口流路23と流量制御部8とを接続する配管が接続される。このとき、流体流入部2と、流量計センサ部3と、出口流路23と流量制御部8とを接続する配管とは同じ流路軸線を有している。また、流量計センサ部3は二つの支持部20で支持され、流量計センサ部3に接続される流体流入部2と第二連結体73とが第一ケーシング1によって支持される。従って、流量計センサ部3は四点で支持されることになり、外部要因からの振動を受けにくい。
次に、図1および図5を参照して、第二ケーシング4と、第二ケーシング4に配置された部品について説明する。第二ケーシング4は、PPG製であり、蓋部51、筺体部52、底部53を有する。筺体部52は筺体本体54と配線接続部55と流量制御部8のバルブ本体56とを構成部品として有する。配線接続部55は、PTFE製であり、流量制御装置に電気を供給する電源配線などのコネクターが設けられている。本実施形態では、バルブ本体56の外周面が露出している。バルブ本体56の側面が筺体本体54の外周面と連結することで、バルブ本体56の外周面が筺体部52の外周面の一部を構成している。このように、本実施形態では、バルブ本体56が筺体部52の一部として兼用されている。バルブ本体56が第二ケーシング4の一部を構成することによって、第二ケーシング4の筺体部52が電動制御弁全体を収容する場合と比べて、第二ケーシング4がコンパクトに形成される。
筺体本体54には、上面に上面開口が形成され、底面に底面開口が形成され、一方の端面には端面開口が形成されている。上面開口は、蓋部51が筺体本体54にボルト・ナット(図示せず)によって接合されることによってふさがれる。底面開口は、底部53とバルブ本体56とが筺体本体54にボルト・ナット(図示せず)によって接合されることによってふさがれる。端面開口には、端面開口の内周面に沿って嵌合突起57が形成されている。端面開口は、嵌合突起57に対応する嵌合溝58を有する配線接続部55が嵌着されることによってふさがれる。また、第二ケーシング4は、流量計アンプ部5および制御部6を収納する電装収納部59と、電動制御弁を収納する駆動部収納部60とから成る。電装収納部59と駆動部収納部60との間には仕切板61が設けられている。一方の空間の熱を他方の空間に伝えないようにするための断熱材や、ノイズを効果的に遮断するための金属板などの遮蔽材を仕切板61に取り付けても良い。また、筺体本体54の外周面には放熱リブや放熱溝などを設けても良い。
流量計アンプ部5は、流量計センサ部3から出力された信号から流量を演算する演算部を有している。演算部は、発信側の超音波振動子19に一定周期の超音波を発信する発信回路と、受信側の超音波振動子19からの超音波を受信する受信回路と、各超音波の伝搬時間を比較する比較回路と、比較回路から出力された伝搬時間の差から流量を演算する演算回路とを備えている。
制御部6は、流量計アンプ部5によって演算された流量が、設定された流量になるようにフィードバック制御することで電気式駆動部7を制御する制御回路を有している。また、制御部6には外部から電源が供給されている。
電動制御弁の流量制御部8と電気式駆動部7とはボルト・ナット(図示せず)によって接合されている。本実施形態では電動制御弁としてピンチバルブが用いられている。流量制御部8のバルブ本体56は第一ケーシング1のベース部11にボルト・ナット(図示せず)によって接合されている。また、流量制御部8のバルブ本体56と第一ケーシング1の筺体部12との間には空間層14bが形成されている。
図1および図5を参照して、流量制御部8について説明する。流量制御部8では電気式駆動部7からの伝達により弁開度が可変される。図5に示されるように、流量制御部8は、チューブ71と、バルブ本体56と、第一連結体72と、第二連結体73と、保持体74とを備える。チューブ71はフッ素ゴムとシリコンゴムとの複合体からなる。チューブ71はバルブ本体56内に収容されて流路を形成している。バルブ本体56はPVC製である。バルブ本体56の流路軸線上にはチューブ71を受容する断面矩形状の直線溝75が設けられている。また、直線溝75の両端部には、連結体72、73と保持体74とを受容する断面矩形状の嵌合溝76が直線溝75よりも深くなるように設けられている。
第一連結体72および第二連結体73はPFA製である。第一連結体72は、流量制御部8と外部配管とを接続する配管である。第二連結体73は、流量制御部8と流量計センサ部3とを接続する配管である。第一連結体72および第二連結体73の一方の端部には、チューブ71の端部に挿入可能に形成された挿入部77が設けられている。第一連結体72の他方の端部には、流量制御装置の外部の配管に接続される継手部78が設けられている。第二連結体73の他方の端部には、第一ケーシング1の接続配管部材受口16に挿入されることで、流量計センサ部3の測定管18に装着された接続部材24に接続される継手部78が設けられている。第一連結体72および第二連結体73の中央には、嵌合溝76に嵌合可能な鍔部79が設けられている。第二連結体73の継手部78が第一ケーシング1の接続配管部材受口16に挿入されて流量計センサ部3に接続されることによって、流量計センサ部3の流路軸線と流量制御部8の流路軸線とが位置決めされる。
保持体74はPVC製であり、保持体74の中央には、貫通孔80が形成されている。貫通孔80の一方の端部には、連結体72、73の挿入部77に接続された状態のチューブ71の外径と略同径の内径を有した拡径部81が設けられている。
連結体72、73と保持体74とは、チューブ71の両端を保持体74の貫通孔80に各々貫通させ且つチューブ71の両端に連結体72、73の挿入部77を挿着した状態で、保持体74の拡径部81において互いに嵌着される。次いで、連結体72、73と保持体74とは、チューブ71をバルブ本体56の直線溝75に挿入して連結体72、73の鍔部79と保持体74とを圧接された状態で、バルブ本体56の嵌合溝76に各々嵌合して固定される。
図1および図5を参照して、電気式駆動部7について説明する。電気式駆動部7は、挟圧子82を上下動させるために使用される。電気式駆動部7は、前述したように流量制御部8にボルト・ナットによって接合されている。電気式駆動部7は、ボンネット83と、モータ部84と、ステム85と、挟圧子82とを有する。
モータ部84はステッピングモータを有する。モータ部84の下部に配置されたステム85はモータの軸にギアを介して連結される。挟圧子82はステム85の下部に接続されている。モータ部84を駆動してステム85を上下動させることにより、挟圧子82でチューブ71を押圧したりチューブ71を解放したりすることができる。
ボンネット83は、PVC製であり、板状の形状を有する。ボンネット83の下面には、バルブ本体56より突出した連結体72、73の鍔部79と保持体74の上部とが嵌合するための凹部が設けられている。ボンネット83とモータ部84との間には止水部材が装着されている。止水部材は流量制御部8から漏洩した流体がモータ部84に流入することを防いでいる。
図1および図6を参照して、空間層14a、14bについて説明する。空間層14aは、第一ケーシング1の蓋部13と第二ケーシング4の底部53との間に形成されている。空間層14bは、第一ケーシング1の筺体部12と第二ケーシング4のバルブ本体56との間に形成されている。空間層14aは、第一ケーシング1の蓋部13と第二ケーシング4の底部53とを組み合わせることによって形成されている。第一ケーシング1の蓋部13と第二ケーシング4の底部53とは同じ形状を有する。図6に示されるように、蓋部13および底部53は長方形の板形状を有する。蓋部13および底部53は同一形状なので、以後、蓋部13についてのみ説明する。蓋部13の空間層14a側の面の一方の短辺の両端部には突部91が形成され、他方の短辺の両端部には座92が形成されている。座92は、突部91と同じ形状の底部53の突部を受容できるように突部91と相補的な形状を有する。また、蓋部13には、配線を通すための同一形状のふたつの開口93、94が形成されている。一方の開口93の周縁部には環状突起95が形成され、他方の開口94の周縁部には、開口94から離間した位置に環状突起96が形成されている。環状突起96の内径は環状突起95の外径よりも大きい。蓋部13の第一ケーシング1側の面および底部53の第二ケーシング4側の面に、熱をより効果的に遮断するための断熱材やノイズをより効果的に遮断するための金属板などの遮蔽材を取り付けても良い。また、底部53の第二ケーシング4側の面に、制御部6の制御盤などを取り付けるための台座を形成してもよい。
蓋部13と底部53とを組み合わせて空間層14aを形成する方法について、図6を参照して説明する。まず、同一形状の一対の部材である蓋部13と底部53とを互いに向かい合わせる。次いで、蓋部13の突部91を底部53の座92に相当する座に当接させ、蓋部13の環状突起95および環状突起96を底部53の蓋部13の環状突起95、96に相当する環状突起にそれぞれ嵌合させ、蓋部13と底部53とを重ね合わせる。このとき、蓋部13と底部53の間にOリングなどの密封部材を介在させてもよい。密封部材を介在させることによって、第二ケーシングへの外気の浸入を防ぐと共に、第二ケーシング内の熱を流量計センサ部3に伝わりにくくすることができる。流体制御装置をコンパクトにするためには空間層14aを狭くする必要があるが、狭い空間層14aを単一部品から形成しようとすると、空間層14aを形成する部材の成形および加工が難しくなる。本実施形態では、同一形状の一対の部材を組み立てることによって空間層14aを形成しているので、空間層14aを形成する部材の成形および加工が容易である。また、一種類の部材から空間層14aを形成することができるので、部品点数を減少させることができる。
また、本実施形態では、突部91と座92が第一ケーシング1と第二ケーシング4とを連結する連結部として作用している。突部91と座92のそれぞれには貫通孔が形成されている。貫通孔はボルト挿通孔として用いられ、第一ケーシング1と第二ケーシングとはボルトによって連結されている。第一ケーシング1と第二ケーシング4との連結部として突部91および座92以外を用いてもよく、例えば、蓋部13と底部53との環状突起95、96を互いに接着することによって第一ケーシング1と第二ケーシング4とを連結させてもよい。
次に、本発明の第一の実施形態である流体制御装置の作動について、図1乃至図5を参照して説明する。センサモジュールの流体流入部2から流入した流体は、まず流量計センサ部3に流入する。流量計センサ部3に流入した流体の流量が直線流路22において以下の方法で計測される。流体の流れに対して上流側(図1では左側)に位置する超音波振動子19から下流側(図1では右側)に位置する超音波振動子19に向かって超音波が発信される。下流側の超音波振動子19によって受信された超音波は電気信号に変換され、流量計アンプ部5の演算部へ出力される。超音波が下流側の超音波振動子19によって受信されると、流量計アンプ部5の演算部内で送受信が瞬時に切換えられる。したがって、下流側の超音波振動子19から上流側の超音波振動子19に向かって超音波が発信される。上流側の超音波振動子19によって受信された超音波は、電気信号に変換され、流量計アンプ部5の演算部へ出力される。このとき、超音波は直線流路22内の流体の流れに逆らって伝搬していく。このため、上流側から下流側へ超音波を伝搬させるときに比べて流体中での超音波の伝搬速度が遅れるので、超音波の伝搬時間が長くなる。流量計アンプ部5の演算部内で、出力された各電気信号から伝搬時間が各々計測され、伝搬時間の差から流量が演算される。流量計アンプ部5で演算された流量は電気信号に変換されて制御部6に出力される。
次に、流量計センサ部3を通過した流体は電動制御弁の流量制御部8に流入する。制御部6は、リアルタイムに計測された流量と任意の設定流量との差をゼロにするように信号を電気式駆動部7に出力する。電気式駆動部7はその信号に応じて流量制御部8の挟圧子82を駆動させる。このことによって、流量制御部8から流出する流体の流量を設定流量で一定となるように制御することができる。
このとき、流量計アンプ部5および制御部6から熱が発生するため、第二ケーシング4内の温度は周囲温度よりも高温となる。しかしながら、第二ケーシング4と第一ケーシング1との間には空間層14aが形成されているので、流量計アンプ部5および制御部6から発生した熱が流量計センサ部3に伝わるのを防ぐことができる。従って、流量計アンプ部5および制御部6から発生した熱が流量計センサ部3に及ぼす影響を小さくすることができる。
ここで、電気式駆動部7からの伝達による流量制御部8の作動について説明する。流量制御部8は、電気式駆動部7のモータ部84がステム85を上下動させることによって、ステム85を介して挟圧子82を上下動させることができる。挟圧子82を上下動させることによって、挟圧子82でチューブ71を押圧または解放することができる。このことによってチューブ71の開口面積を変化させることができるので、流量制御部8を流れる流体の流量を制御することができる。
このとき、電動制御弁の電気式駆動部7から熱が発生するため、第二ケーシング4内の温度は周囲温度よりも高温となる。しかしながら、第二ケーシング4と第一ケーシング1との間には空間層14bが形成されているので、電気式駆動部7から発生した熱が流量計センサ部3に伝わるのを防ぐことができる。従って、流電気式駆動部7から発生した熱が流量計センサ部3に及ぼす影響を小さくすることができる。
以上の作動により、センサモジュールの流体流入部2に流入する流体は、設定流量で一定になるように制御され、流体流出口97から流出される。本発明の流体制御装置では、第一ケーシング1と第二ケーシング4との間に形成された空間層14a、14bによって、制御部6、流量計アンプ部5、および電気式駆動部7から発生した熱が流量計センサ部3に伝わりにくくなっている。従って、制御部6などから発生した熱による超音波振動子19の温度上昇を抑えることができ、正確な流量を安定的に測定することができる。また、流体制御装置を流れる流体の温度変化を抑えることができるので、流体の粘度などの物性や懸濁状態などの性状の変化を抑えることができ、正確な流量を安定的に測定することができる。特に、本発明の流体制御装置は、小さな温度変化でも温度変化の影響を受け易い、微小流量の流体制御に優れた効果を発揮する。
また、流量制御部8の側面が第二ケーシングから露出していることから、流量制御部8からの流体の漏洩が発見しやすく、流体の漏洩が周囲環境に及ぼす影響を小さくすることができる。特に、流体が腐食性流体であるような場合には、流体の漏洩を早期に発見することは重要である。また、腐食に弱い流量計アンプ部5、制御部6、電気式駆動部7などの各部品が第二ケーシング4によって周囲環境から隔離されているため、第一ケーシング1または流量制御部8から腐食性流体が漏洩しても、これら部品の腐食が防止される。
次に、本発明の第一の実施形態である流体制御装置を半導体製造装置内に設置する手順について説明する。まず本発明の流体制御装置を半導体製造装置内の管路の所定位置に配置する。次いで、流体流入部2、流体流出口97を管路の配管と接続させ、流体制御装置を半導体製造装置内に固定する。最後に電源などの配線を接続する。以上の手順により、本発明の流体制御装置では流体制御に必要な部品が一体的に組みつけられているため、流体制御装置の半導体製造装置内への設置が非常に容易にかつ短時間で行なうことができる。また、流体制御装置の交換作業が容易である。
本発明において、空間層14a、14bは第一ケーシング1の上面全体および第一ケーシング1の流量制御部8側の側面の電気式駆動部7付近に形成されている。空間層14a、14bは、大きければ大きい方が断熱効果を発揮しやすいが、小さくても断熱効果を発揮する。なぜならば、本発明の空間層14a、14bは、ケーシングの一部に形成され壁面によって外気から隔離された部屋の一部に外気との連通孔を設けたような、熱が滞留しやすい空間ではなく、空間層14a、14bの周囲の大部分が外気と連通し、外気が空間層14a、14bに簡単に出入りするような熱が滞留しにくい開放された空間であるからである。従って、小さな空間層14a、14bによって流体制御装置の外形をコンパクトにすることができ、流体制御装置を半導体製造装置内のような狭隘なスペースにも設置することができる。
図7を参照して、本発明の第2の実施形態である流体制御装置について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る流体制御装置を示す縦断面図である。第2の実施形態は、第1の実施形態とは異なる第二ケーシング4の構成を有する。すなわち、第1の実施形態では、流量制御部8のバルブ本体56の側面が第二ケーシング4から露出していたが、第2の実施形態では、流量制御部8全体が第二ケーシング4内に収納されている。なお、図1乃至図6と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では第1の実施形態との相違点を主に説明する。
第二ケーシング4の筺体本体54は、流量制御部8と電気式駆動部7とからなる電動制御弁を収容している。また、筺体本体54は第一ケーシング1のベース部11にボルト・ナット(図示せず)によって接合されている。また、筺体本体54内に流量制御部8を収容したことから、流量制御部8からの流体の漏洩に備えて、モータ部84を収容するPVC製のカバー98が電気式駆動部7のボンネット83に装着される。第二ケーシング4の大きさを、電動制御弁を余裕をもって収容することができる大きさにすることによって、電動制御弁の種類が変わっても同一種類の第二ケーシング4を使用することができる。第2の実施形態の他の構成及び他の作用は第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
本発明において、電気式駆動部7と流量制御部8からなる電動制御弁は、電気式駆動部7からの動力伝達により流量制御部8で流量を制御できるように構成されれば、電動式ニードル弁でも電動式定圧弁でもよく、特に限定されるものではない。
また、本発明において、流量計センサ部3と流量計アンプ部5とで構成される流量計測器は、計測した流量を電気信号に変換して制御部6に出力されるものなら超音波式渦流量計でもよく、特に限定されない。
また、本発明において、第一ケーシング1、第二ケーシング4、流体流入部2、超音波振動子19を除いた流量計センサ部3、流量制御部8、電気式駆動部7のボンネット83、挟圧子82の各種部品の材質は、樹脂でも金属でもよく、特に限定されないが、断熱効果に優れるPVC、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂であることが好ましい。さらに、これらの材質は、流体に腐食性流体を用いる場合、PTFE、PFA、ポリビニリデンフルオロライドなどのフッ素樹脂であることが好ましい。
本発明の流体制御装置において、制御部6、流量計アンプ部5、電気式駆動部7(以下、熱発生源)から発生する熱が流量計センサ部3に及ぼす影響を評価すべく、以下に示す試験方法を実施した。
試験方法
所定の雰囲気温度に調節された空間に内径2mmの流路を有する流体制御装置を配置した。流体として所定の水温に調節された水を流体制御装置に流し、流体の流量が常に100mlとなるように制御した状態で、流体制御装置を2時間だけ保持した。所定時間が経過した後、流体制御装置の流量計センサ部周辺の雰囲気温度(以下、センサ周辺温度)を測定した。流体制御装置の外気温度(以下、外気温度)は15℃、25℃、および40℃に設定された。流体制御装置を流れる流体の温度(以下、水温)は15℃、25℃、および35℃に設定された。
試験例1
第一ケーシング1と第二ケーシング4との間に空間層14a、14bが設けられた、本発明の第1の実施形態に係る流体制御装置を用いて試験を行った。試験結果を図9に示す。
比較例1
制御部、流量計アンプ部、電動式駆動部、流量計センサ部、および流量制御部が同一ケーシングに収納された流体制御装置を用いて試験を行った。試験結果を図9に示す。
比較例2
制御部、流量計アンプ部、電動式駆動部、流量計センサ部、および流量制御部が同一ケーシングに収納されるとともに、ケーシングの外から圧縮空気によってパージされた流体制御装置を用いて試験を行った。試験結果を図9に示す。
図9に示されるように、外気温度15℃および25℃の試験条件では、試験例1、比較例1、および比較例2の全てにおいて、センサ周辺温度が外気温度よりも高くなっているが、試験例1は比較例1および比較例2と比べてセンサ周辺温度の上昇が低く抑えられている。試験例1、比較例1、および比較例2に共通するセンサ周辺温度を上昇させる主な原因としては水温の影響が挙げられる。比較例1および比較例2では、センサ周辺温度を上昇させる原因として、水温の影響以外にも、熱発生源から発生した熱のケーシング内での滞留、エアパージに用いられている圧縮空気の温度の影響などが考えられる。このことから、試験例1では、第一ケーシング1と第二ケーシング4との間に形成された空間層14a、14bが、熱発生源から発生した熱が流量計センサ部に伝わることを防いでいることが推測される。
外気温度40℃の試験条件では、試験例1と比較例2ではセンサ周辺温度が外気温度よりも低いか外気温度と同等程度となっているが、比較例1ではセンサ周辺温度が外気温度よりも高くなっている。この理由は、試験例1の流体制御装置は空間層14a、14bによる断熱効果を有し、比較例2の流体制御装置はエアパージによる放熱効果を有しているが、比較例1の流体制御装置は試験例1および比較例2のような断熱効果および放熱効果を有しておらず、熱発生源から発生した熱がケーシング内で滞留したためと思われる。また、試験例1および比較例2のセンサ周辺温度は同等程度である。このことから、試験例1の流体制御装置では、第一ケーシング1と第二ケーシング4との間に空間層14a、14bを設けることによって、エアパージを行うための設備や動力を用いることなく、熱発生源から発生した熱が流量計センサ部に伝わることが防がれることがわかる。
また、外気温度40℃の試験条件では、試験例1と比較例2のセンサ周辺温度は同等程度であるが、比較例2のセンサ周辺温度は経時的に変化し不安定であると推測される。なぜならば、比較例2の流体制御装置では、制御部、流量計アンプ部、電動式駆動部、流量計センサ部、および流量制御部が収納されたケーシングにエアパージを施しているため、圧縮空気がケーシング内の温度分布を乱すと考えられるためである。センサ周辺温度が不安定であると流量の計測も不安定になり、安定した流量制御が出来なくなるおそれがある。一方、試験例1ではエアパージのような温度分布を乱す要因がなく、流量計センサ部3が狭い空間で隔離されている。従って、試験例1の流体制御装置では、第一ケーシング1と第二ケーシング4との間に空間層14a、14bを設けることによって、センサ周辺温度が経時変化の少ない安定した状態に保たれる。
1 第一ケーシング
2 流体流入部
3 流量計センサ部
4 第二ケーシング
5 流量計アンプ部
6 制御部
7 電気式駆動部
8 流量制御部
11 ベース部
12 筺体部
13 蓋部
14a、14b 空間層
15 流体流入部受口
16 接続配管部材受口
17 流体流入部本体
18 測定管
19 超音波振動子
20 支持部
21 入口流路
22 直線流路
23 出口流路
24 接続部材
25 伝送体
26 軸線方向端面
27 超音波トランスデューサ
28 音響整合部材
29 支持部材
30 振動子受容部
31 ストッパー
32 押圧板
33 クッション
34 押圧部材
35 貫通孔
36 固定用突部
37 スリット
38 ストッパー受容部
39 開口部
40 雌ねじ部
41 係合溝
42 係合突起
43 雄ねじ部
44 凹部
51 蓋部
52 筺体部
53 底部
54 筺体本体
55 配線接続部
56 バルブ本体
57 嵌合突起
58 嵌合溝
59 電装収納部
60 駆動部収納部
61 仕切板
71 チューブ
72 第一連結体
73 第二連結体
74 保持体
75 直線溝
76 嵌合溝
77 挿入部
78 継手部
79 鍔部
80 貫通孔
81 拡径部
82 挟圧子
83 ボンネット
84 モータ部
85 ステム
91 突部
92 座
93 開口
94 開口
95 環状突起
96 環状突起
97 流体流出口
98 カバー

Claims (1)

  1. 流体制御装置であって、
    電気式駆動部と、バルブ本体を有する流量制御部とを備え、弁開度を変化させることで流量を変化させるように構成された電動制御弁と、
    超音波を発信し且つ受信する超音波振動子を有し、該超音波振動子によって受信された超音波を電気信号に変換する流量計センサ部と、
    該電気信号を受信して流量を演算する流量計アンプ部と、
    該演算された流量に基づいて該弁開度を制御する制御部とを具備し、
    該流量計センサ部が第一のケーシング内に配置され、
    該電動制御弁と該流量計アンプ部と該制御部とが第二のケーシング内に配置され、
    該第一のケーシングが、第一蓋部と、第一筐体部と、ベース部とを有し、
    該第二のケーシングが、第二蓋部と、第二筐体部と、底部とを有するとともに、該第二筐体部の外周面の一部に該バルブ本体の側面が含まれ、
    該流量制御部が該第一のケーシングの外側に配置され、
    該第一蓋部と該底部との間と、該第一筐体部と該流量制御部との間に空間層が設けられ
    該第一蓋部と該底部との間に設けられた空間層は、該第一蓋部と該底部とを組み合わせることによって形成され、該第一蓋部と該底部とが同じ形状を有する、流体制御装置。
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