JP6035143B2 - 伸縮性シートの製造装置、及び製造方法 - Google Patents
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Description
連続シートの表面に、伸長状態の糸状弾性部材が前記連続シートの連続方向と交差する交差方向に沿った状態で接合された伸縮性シートの製造装置であって、
互いに対向する外周面同士で前記連続シートを挟圧しながら駆動回転することによって、前記連続シートを前記連続方向に沿って送る一対のロールと、
前記連続シートの表面に前記糸状弾性部材の連続体を接合すべく、前記一対のロールの前記外周面同士の間に向けて前記糸状弾性部材の連続体を搬送する搬送機構と、
前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回する巻回機構と、を備え、
前記一対のロールのうちの少なくとも一方のロールは、前記交差方向の各端部に引っ掛け部を有し、
前記ロールの外周面に載置された前記糸状弾性部材の連続体が前記引っ掛け部に引っ掛かることによって、前記外周面に対して前記糸状弾性部材の連続体が前記ロールの回転方向の上流側及び下流側の両者へ相対移動することを規制することを特徴とする伸縮性シートの製造装置である。
また、
連続シートの表面に、伸長状態の糸状弾性部材が前記連続シートの連続方向と交差する交差方向に沿った状態で接合された伸縮性シートの製造方法であって、
互いに対向する外周面同士で前記連続シートを挟圧する一対のロールを駆動回転することによって、前記連続シートを前記連続方向に沿って送ることと、
前記連続シートの表面に前記糸状弾性部材の連続体を接合すべく、搬送機構によって前記一対のロールの前記外周面同士の間に向けて前記糸状弾性部材の連続体を搬送することと、
前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回することと、を備え、
前記一対のロールのうちの少なくとも一方のロールは、前記交差方向の各端部に前記糸状弾性部材の連続体を引っ掛ける引っ掛け部を有し、
前記ロールの外周面に載置された前記糸状弾性部材の連続体が前記外周面に対して前記ロールの回転方向の上流側及び下流側の両者へ相対移動することを、前記引っ掛け部によって規制することを特徴とする伸縮性シートの製造方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
連続シートの表面に、伸長状態の糸状弾性部材が前記連続シートの連続方向と交差する交差方向に沿った状態で接合された伸縮性シートの製造装置であって、
互いに対向する外周面同士で前記連続シートを挟圧しながら駆動回転することによって、前記連続シートを前記連続方向に沿って送る一対のロールと、
前記連続シートの表面に前記糸状弾性部材の連続体を接合すべく、前記一対のロールの前記外周面同士の間に向けて前記糸状弾性部材の連続体を搬送する搬送機構と、
前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回する巻回機構と、を備え、
前記一対のロールのうちの少なくとも一方のロールは、前記交差方向の各端部に引っ掛け部を有し、
前記ロールの外周面に載置された前記糸状弾性部材の連続体が前記引っ掛け部に引っ掛かることによって、前記外周面に対して前記糸状弾性部材の連続体が前記ロールの回転方向の上流側及び下流側の両者へ相対移動することを規制することを特徴とする伸縮性シートの製造装置である。
前記引っ掛け部は、複数の凹部及び凸部を、前記ロールの回転方向の全周に亘って有しているか、
又は、前記引っ掛け部は、吸気によって前記糸状弾性部材の連続体の一部を引き込んで引っ掛ける複数の吸気孔を、前記ロールの回転方向の全周に亘って有しているか、
又は、前記引っ掛け部は、前記糸状弾性部材の連続体が前記伸長状態において食い込んで引っ掛かるような剛性の部材であるかの少なくとも何れかであるのが望ましい。
前記引っ掛け部が、前記凹部及び凸部を有している場合には、前記凸部は、前記外周面と面一であるか、或いは前記外周面よりも前記ロールの回転半径方向の外方に突出しているのが望ましい。
前記一対のロールは、それぞれ前記引っ掛け部を有し、
前記一対のロールのうちの一方のロールの前記凹部及び前記凸部と、もう一方のロールの前記凹部及び前記凸部とは、互いの前記交差方向の位置がずれるように配置されているのが望ましい。
また、一方のロールの凹部及び凸部と、もう一方のロールの凹部及び凸部とは、互いに交差方向の位置がずれているので、互いの物理的干渉を確実に回避することができる。
前記連続シートを第1連続シートとした場合に、前記伸縮性シートは、前記第1連続シートとの間に前記伸長状態の糸状弾性部材が介装された状態で、前記第1連続シートに接合される第2連続シートを有し、
前記一対のロールのうちの一方のロールは、前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第1連続シートを前記連続方向に沿って送り、
前記一対のロールのうちのもう一方のロールは、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記連続方向に沿って送り、
前記一方のロールと前記もう一方のロールとの両者によって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記搬送機構に巻回された前記糸状弾性部材の連続体を前記搬送機構が搬送するのが望ましい。
連続シートの表面に、伸長状態の糸状弾性部材が前記連続シートの連続方向と交差する交差方向に沿った状態で接合された伸縮性シートの製造方法であって、
互いに対向する外周面同士で前記連続シートを挟圧する一対のロールを駆動回転することによって、前記連続シートを前記連続方向に沿って送ることと、
前記連続シートの表面に前記糸状弾性部材の連続体を接合すべく、搬送機構によって前記一対のロールの前記外周面同士の間に向けて前記糸状弾性部材の連続体を搬送することと、
前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回することと、を備え、
前記一対のロールのうちの少なくとも一方のロールは、前記交差方向の各端部に前記糸状弾性部材の連続体を引っ掛ける引っ掛け部を有し、
前記ロールの外周面に載置された前記糸状弾性部材の連続体が前記外周面に対して前記ロールの回転方向の上流側及び下流側の両者へ相対移動することを、前記引っ掛け部によって規制することを特徴とする伸縮性シートの製造方法である。
図3Aは、本実施形態の製造装置20で製造される伸縮性シート10の概略平面図である。また、図3Bは、図3A中のB−B矢視図である。
この伸縮性シート10は、連続方向に連続する連続シート10であり、例えば使い捨ておむつの部品として使用される。すなわち、同伸縮性シート10は、最終製品になる前の中間製品である。そして、かかる伸縮性シート10は、例えば、おむつのサイドフラップやウエスト部などに伸縮性を付与する機能性部品として使用される。
図4に示すように、製造装置20は、一対の連続シート11,12をその連続方向に沿って搬送しながら重ね合わせて接合する接合機構21と、接合機構21によって重ね合わせられて接合される一対の連続シート11,12同士の間に向けて、糸状弾性部材の連続体13aを搬送する搬送機構31と、糸状弾性部材の連続体13aを繰り出しながら、搬送機構31に糸状弾性部材の連続体13aを伸長状態で巻回する巻回機構41と、を備えている。
よって、巻回機構41により一対のベルト状搬送部32,32に巻回された糸状弾性部材の連続体13aは、この巻回状態のまま、接合機構21の方へ向けて順次搬送される。そして、この巻回状態にあっては、一対のベルト状搬送部32,32に糸状弾性部材の連続体13aが幅方向に掛け渡された状態になっている。つまり、糸状弾性部材の連続体13aは、一対のベルト状搬送部32,32の各上部に上方から掛け渡されてなる上側の掛け渡し部分13ac(以下、上側掛け渡し部分13acとも言う)と、一対のベルト状搬送部32,32の各下部に下方から掛け渡されてなる掛け渡し部分13ac(以下、下側掛け渡し部分13acとも言う)とを、搬送方向の交互に有している。
接合機構21は、CD方向を向いた回転軸C21u,C21d回りに駆動回転する上下一対のロール21u,21dを有する。そして、上ロール21uには、一対の連続シート11,12のうちの一方の連続シート11(第1連続シートに相当)が所定の巻き付き角度で巻き付けられており、また、下ロール21dには、他方の連続シート12(第2連続シートに相当)が所定の巻き付き角度で巻き付けられている。そして、どちらの連続シート11,12も、巻き付くべきロール21u,21dの外周面21ua,21daとの間に相対滑りがほぼ無い状態に保持されており、これによって、各ロール21u,21dの駆動回転に伴って各連続シート11,12は、対応するロール21u,21dの外周面21ua,21daと略一体となって同ロール21u,21dの回転方向Dcu,Dcdに沿って搬送される。
図4に示すように、搬送機構31は、CD方向の左右にそれぞれベルト状搬送部32,32を有する。各ベルト状搬送部32は、その長手方向を前後方向に向けつつ当該前後方向に関して接合機構21を跨ぐように配置されており、これにより、前後方向に沿って接合機構21を跨ぐように糸状弾性体の連続体13aの搬送経路が形成されている。
ちなみに、無端ベルト33u,33dのベルト面の向きは、同面の法線方向がCD方向と平行となる向きを基本とするが、場合によっては、CD方向から例えば0°よりも大きく60°未満の角度範囲で傾いていても良い。
図4に示すように、巻回機構41は、糸状弾性部材のコイル体13C(ボビン等の適宜な巻き取り部材に糸状弾性部材の連続体13aをコイル状に巻き取ったもの)から糸状弾性部材の連続体13aを繰り出しながら、搬送機構31の後端部31bに巻回するものである。そのため、同巻回機構41は、リール機構42に回転自在に支持された糸状弾性部材のコイル体13Cから糸状弾性部材の連続体13aを繰り出す繰り出し部43と、繰り出し部43から繰り出された糸状弾性部材の連続体13aを、搬送機構31の後端部31bに巻回する巻回部46と、を有している。
具体的には、滑車48p,48p,48pは、それぞれ、小径円筒体47の内周側の前端位置と、有底円筒部材46aの円筒部46atの後端位置と、同円筒部46atの前端位置とにそれぞれ設けられており、更に同前端位置には、上述の投入部48tとして投入用滑車48tが別途設けられている。
そして、繰り出し部43から供給された糸状弾性部材の連続体13aが、上記の順番で各滑車48p,48p,48pに掛け回されることにより、糸状弾性部材の連続体13aは、次のようにして上記の投入部48tに至る。すなわち、先ず、繰り出し部43から供給された糸状弾性部材の連続体13aは、小径円筒体47の内周側を通って同小径円筒体47の前端位置に到達する、すると、その位置の滑車48pによって、走行方向を有底円筒部材46aの半径方向の外方へ転換されて有底円筒部材46aの底部46abに沿って走行する。そして、この走行によって、同有底円筒部材46aの円筒部46atの後端位置に至るが、同後端位置の滑車48pによって、再度走行方向を前方へ転換されて同円筒部46atの前端位置に至る。そして、最後に、同前端位置の滑車48pによって同位置の投入部48tへと誘導される。
図4に示すように、切断部材51,51は、搬送機構31よりもCD方向の端側の各位置に、各ベルト状搬送部32,32に対応させてそれぞれ配置された回転刃52,52である。そして、各回転刃52,52は、それぞれ円心回りに駆動回転するとともに、自身が担当する位置において、CD方向の端側から回転刃52の外周縁の刃先を糸状弾性部材の連続体13aに押し当てることにより、糸状弾性部材の連続体13aを連続シート11,12よりもCD方向の端側の位置で切断して、同連続体13aから個別の糸状弾性部材13,13…を切り離し生成する。すなわち、CD方向に一対で並ぶベルト状搬送部32,32にCD方向に掛け渡された糸状弾性部材の連続体13aの掛け渡し部分13acを、回転刃52の切断により糸状弾性部材の連続体13aから切り離し、その結果、当該掛け渡し部分13acは個別の糸状弾性部材13として連続シート11,12に組み付けられる。
図6A及び図6Bは、引っ掛け部61の説明図である。図6Aは、引っ掛け部61が設けられた接合機構21の概略中心縦断面図であり、図6Bは、図6A中のB−B矢視図である。なお、図6Aは、図6B中のA−A矢視図でもある。
例えば、下側の掛け渡し部分13acは、概ね下ロール21dの回転方向Dcdに等ピッチで配置された状態で、且つ掛け渡し部分13acの長手方向が概ねCD方向と平行な状態で、連続シート11,12に接合される。また、上側の掛け渡し部分13acは、概ね上ロール21dの回転方向Dcuに等ピッチで配置された状態で、且つ掛け渡し部分13acの長手方向が概ねCD方向と平行な状態で、連続シート11,12に接合される。これにより、上側及び下側の全ての掛け渡し部分13ac,13ac…が適正な位置に適正な姿勢で接合されることになり、結果、全ての掛け渡し部分13ac,13ac…は、MD方向に略一定の配置ピッチP0で、且つ長手方向が概ねCD方向と平行な状態で連続シート11,12に接合されるようになる。
なお、かかるアタッチ部63a,63a…の配置ピッチP63aは、例えば伸縮性シート10における連続方向の糸状弾性部材13,13…の配置ピッチP0の2倍の値とほぼ同値、或いは、搬送機構31における搬送方向の上側掛け渡し部分13acの配置ピッチP13ac、及び下側掛け渡し部分13acの配置ピッチP13acとぼほ同値に設定されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
11 連続シート(第1連続シート)、11e 端縁、
12 連続シート(第2連続シート)、12e 端縁、
13 糸状弾性部材、13C コイル体、
13a 糸状弾性部材の連続体、13acp 部分、13e 端部、
20 製造装置、20a 製造装置、
21 接合機構、
21u 上ロール、21ua 外周面、21uae 端部、
21ue 端部、21uea 端面、
21d 下ロール、21da 外周面、21dae 端部、
21de 端部、21dea 端面、21dee 端縁、
22u ステイ部材、22d ステイ部材、
31 搬送機構、31b 後端部、
32 ベルト状搬送部、
33u 上無端ベルト、33d 下無端ベルト、
34u プーリー、34d プーリー、
35u サーボモータ、35d サーボモータ、
41 巻回機構、42 リール機構、
43 繰り出し部、44 テンションコントローラ、
44p 繰り出し用駆動プーリー、44s センサー、45 供給ロール、
46 巻回部、46a 有底円筒部材、46af 前端部、
46at 円筒部、46ab 底部、
47 小径円筒体、48p 滑車、48t 投入部、
49b タイミングベルト、49p 駆動用プーリー、
49m サーボモータ、49s 駆動回転軸、
51 切断部材、52 回転刃、
61 引っ掛け部、61a 引っ掛け部、61b 引っ掛け部、
61c 引っ掛け部、61d 引っ掛け部、61f 引っ掛け部、
62 円盤部材、62e 外周縁、
62a 円盤部材、62ae 外周縁、
62b 円盤部材、62be 外周縁、
63a アタッチ部、63d 段差部、
64b ピン部材、
66 弾性変形許容部材、
66a 外周面、
h 吸気孔、
Pc 厚さ中心位置、
Pn ニップ位置、
Ps 載置開始位置、
Tr1 端側軌道、Tr2 中央側軌道
Claims (6)
- 連続シートの表面に、伸長状態の糸状弾性部材が前記連続シートの連続方向と交差する交差方向に沿った状態で接合された伸縮性シートの製造装置であって、
互いに対向する外周面同士で前記連続シートを挟圧しながら駆動回転することによって、前記連続シートを前記連続方向に沿って送る一対のロールと、
前記連続シートの表面に前記糸状弾性部材の連続体を接合すべく、前記一対のロールの前記外周面同士の間に向けて前記糸状弾性部材の連続体を搬送する搬送機構と、
前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回する巻回機構と、を備え、
前記一対のロールのうちの少なくとも一方のロールは、前記交差方向の各端部に引っ掛け部を有し、
前記ロールの外周面に載置された前記糸状弾性部材の連続体が前記引っ掛け部に引っ掛かることによって、前記外周面に対して前記糸状弾性部材の連続体が前記ロールの回転方向の上流側及び下流側の両者へ相対移動することを規制することを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 請求項1に記載の伸縮性シートの製造装置であって、
前記引っ掛け部は、複数の凹部及び凸部を、前記ロールの回転方向の全周に亘って有しているか、
又は、前記引っ掛け部は、吸気によって前記糸状弾性部材の連続体の一部を引き込んで引っ掛ける複数の吸気孔を、前記ロールの回転方向の全周に亘って有しているか、
又は、前記引っ掛け部は、前記糸状弾性部材の連続体が前記伸長状態において食い込んで引っ掛かるような剛性の部材であるかの少なくとも何れかであることを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 請求項2に記載の伸縮性シートの製造装置であって、
前記引っ掛け部が、前記凹部及び凸部を有している場合には、前記凸部は、前記外周面と面一であるか、或いは前記外周面よりも前記ロールの回転半径方向の外方に突出していることを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 請求項3に記載の伸縮性シートの製造装置であって、
前記一対のロールは、それぞれ前記引っ掛け部を有し、
前記一対のロールのうちの一方のロールの前記凹部及び前記凸部と、もう一方のロールの前記凹部及び前記凸部とは、互いの前記交差方向の位置がずれるように配置されていることを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の伸縮性シートの製造装置であって、
前記連続シートを第1連続シートとした場合に、前記伸縮性シートは、前記第1連続シートとの間に前記伸長状態の糸状弾性部材が介装された状態で、前記第1連続シートに接合される第2連続シートを有し、
前記一対のロールのうちの一方のロールは、前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第1連続シートを前記連続方向に沿って送り、
前記一対のロールのうちのもう一方のロールは、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記連続方向に沿って送り、
前記一方のロールと前記もう一方のロールとの両者によって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記搬送機構に巻回された前記糸状弾性部材の連続体を前記搬送機構が搬送することを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 連続シートの表面に、伸長状態の糸状弾性部材が前記連続シートの連続方向と交差する交差方向に沿った状態で接合された伸縮性シートの製造方法であって、
互いに対向する外周面同士で前記連続シートを挟圧する一対のロールを駆動回転することによって、前記連続シートを前記連続方向に沿って送ることと、
前記連続シートの表面に前記糸状弾性部材の連続体を接合すべく、搬送機構によって前記一対のロールの前記外周面同士の間に向けて前記糸状弾性部材の連続体を搬送することと、
前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回することと、を備え、
前記一対のロールのうちの少なくとも一方のロールは、前記交差方向の各端部に前記糸状弾性部材の連続体を引っ掛ける引っ掛け部を有し、
前記ロールの外周面に載置された前記糸状弾性部材の連続体が前記外周面に対して前記ロールの回転方向の上流側及び下流側の両者へ相対移動することを、前記引っ掛け部によって規制することを特徴とする伸縮性シートの製造方法。
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