JP6034870B2 - 液体放出システム - Google Patents

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Description

本発明は、液体(流体)、特に、スプレー(噴霧)の形態における液体、を放出するためのシステムに関する。
液体(流体)のスプレー(噴霧)が必要とされる、多くの用途が存在する。所望されるスプレーの形態は、その用途によって決まり、放出されるべき液体の流速と量や、液滴のサイズや、液体流れの直径や、液体の流出速度や、液体の空間的散布(分配、distribution)等のパラメータを含むことができる。液体の性質(たとえば、粘度)や圧力に加えて、スプレーの形態は、とりわけ、ノズルの形状(配置、配列、geometry)によって決まる。このノズルの形状は、従来のシステムにおいて、不動(静的)であり、時に、スプレーの形態を変化させるために、調整可能なギャップ、又は調整可能な毛状体(emergence)の形状を有する。従来の放出システムは、しかしながら、特に、正確な計量(計測)という文脈において、液体の、正確に制御された、空間的に広い優れた散布を提供しない。
国際公開第2007/074363号パンフレット
この発明の目的は、生じ得るノイズの発生が最小であり、エネルギー消費が小さく、摩滅(摩耗)が小さい、放出システムであって、十分に制御して空間に一様に液体を放出することを可能にする、放出システムを記載することである。
幾つかの用途に対して、正確な制御(調整)をもって、液体を径方向外側に放出できる液体放出システムを提供することが、好都合である。
幾つかの用途に対して、正確な制御(調整)をもって、少量の液体を放出できる液体放出システムを提供することが、好都合である。
幾つかの用途に対して、一定の放出速度(吐出量)で、液体を放出できる液体放出システムを提供することが、好都合である。
幾つかの用途に対して、コンテナ内に、個別に一体化されることができる液体放出システムであって、当該コンテナの実施形態に関して、広範囲の形態(構造、形状、configurations)を許容する液体放出システムを提供することが、好都合である。
コンパクトで費用効率が高い液体放出システムを提供することが、好都合である。
操作が容易である液体放出システムを提供することが、好都合である。
この発明の上記目的は、請求項1に係る放出システムを提供することにより、達成される。
ここに開示されるものは、ポンプと、放出されるべき液体が出る少なくとも1つのノズルを有する放出スプレーヘッドと、を備えた、液体放出システムである。そのポンプは、ステータと、該ステータのチャンバに設けられたローターであって、ステータに関して、回転軸(回動軸)の周りで回転可能(回動可能)であり、且つ、該回転軸に沿う軸方向に変位自在である、ローターとを有し、ローターの第1軸方向における軸方向変位は、それが、入口を通してステータのチャンバ内に液体を引き入れるポンプ充填モードをもたらすように、設定されおり、また、ローターの、反対の第2軸方向における軸方向変位は、それが、チャンバ内の液体をポンプの出口から放出する放出モードをもたらすように、設定されている。そのポンプの出口は、ローターに配置されると共に、放出スプレーヘッドは、ポンプの出口に流体的に接続されており、そして、放出スプレーヘッドは、ローターの軸方向出口端部に配置されるか、又は、該軸方向出口端部に隣接して配置されており、放出スプレーヘッドは、少なくとも部分的に、半径方向に、且つ、上記回転軸を囲んで、液体を放出するように構成されている。
放出されるべき流体は、液体、ガス、液体とガスの混合物、ゲル、及び、他の流動可能な物質であることができる。本発明の実施形態に係る液体放出システムは、特に、液体をスプレー(噴霧)するのに適切である。
有利な実施形態において、上記ローターは、上記ステータのチャンバの対応する第1,2チャンバ部分と、ステータのハウジングに設けられローターの第1,2軸伸長部を取り囲む第1,2シールと、に設けられた、異なる直径の第1,2軸伸長部を有し、ローターの軸伸長部は、液体搬送導管を有し、当該液体搬送導管は、各シールリングとの組み合わせにおいて、ローターの角変位の関数として、上記ポンプの上記入口と、上記チャンバ部分との間、又は、上記チャンバ部分と、上記ポンプの上記出口との間、の接続を、夫々、開閉するバルブとして機能する。
有利な実施形態において、上記ポンプの上記出口は、上記ローターの第2軸伸長部に配置されており、該第2軸伸長部は、ローターの上記第1軸伸長部の直径よりも小さい直径を有する。上記ポンプの上記出口は、好都合にも、上記ローターの軸方向毛状体端部(axial emergence end)から現れる(emerge)ことができる。
有利な実施形態において、上記放出スプレーヘッドは、上記ローターの軸方向出口端部に不動に設けられるか、若しくは、そこから延在しており、ローターと共に回転する。
上記放出スプレーヘッドは、上記ローターの上記軸方向毛状体端部に設けられた独立したコンポーネントの形態で存することができる。また、単一のコンポーネントとして、上記ローターとワンピースでスプレーヘッドを構成することが可能である。
上記放出スプレーヘッドは、上記ローターの上記軸方向毛状体端部の直径よりも大きい直径を有することができ、或いは、それは、上記ローターの上記軸方向毛状体端部の直径に等しいか、又は該直径よりも小さい、直径を有することができる。
上記放出スプレーヘッドは、好都合にも、上記半径方向に関して、1つ以上の角度(α)で方向付けられる複数のノズルを有することができる。ノズルのその発射方向(projection direction)は、たとえば、−80°<α<+90°、若しくは、これ未満、たとえば、−60°<α<+90°、の範囲における、選択された角度を取ることができる。好ましくは、60°から120°までの範囲内にある、たとえば、90°、若しくは約90°の範囲内にある、そのポンプの放出範囲の角回転位置は、ポンプの構造(形態)により決まり、それによって、決定される。そして、その角回転位置は、ポンプの放出がどこで始まり、そして、それがどこで終わるか、についての選択、従って、その回転軸の周りにおけるスプレーの角度的分配を構成する、その開始角度及び終了角度、についての選択、を許容する。そのポンプのバルブの設定(configuration)は、液体搬送導管の位置と、そのシール(密閉材、密封材)の形状と位置と、回転機能(回転の関数、function of rotation)としてローターの特性(特徴)を示す軸方向変位とにより、決定される。従って、パラメータの組み合わせを設定することにより、広範囲の、対称、又は非対称、のスプレー・パターンを作り出すことが可能になる。そのパラメータは、液体処理量、半径方向Rに対する各ノズルの角度方向α、各ノズル部材の開き角度(opening angle)、ノズルの数及び空間的分布、及び、液体放出モードの回転角を決定するポンプのバルブの構成、を含む。従って、たとえば、装置から比較的遠くに隔てられて位置する、特定のスプレー領域において、より多くの液体を有し、また、比較的近接するスプレー領域において、より少ない液体を有し、及び/又は、たとえば、放出システムに近接して横方向に、又は、放出システムの背後に、異なる角度で、液体を有することが、可能である。
上記複数のノズルは、夫々、上記半径方向に関して、同一角で方向付けられることができ、或いは、それらは、2つ以上の異なる角度で、方向付けられることができる。
有利な実施形態において、上記軸方向ローター毛状体端部(axial rotor emergence end)は、上記ステータの外側に延在する。
他の実施形態において、その放出システムは、ハウジング内に配置されている上記ローターの毛状体端部に隣接する、上記ステータのハウジングの端部壁に固定的且つ永久的に設けられている、放出スプレーヘッドを有することができる。
上記放出スプレーヘッドは、周囲リップを有する柔軟なキャップを備えることができる。この周囲リップは、上記ステータのハウジングの上記端部壁に対して、予め負荷が作用せしめられており、そして、上記ステータのハウジングの上記端部壁と共に、スプレーノズル、たとえば、環状のスプレーノズル、を画定するべく、上記液体の圧力の下で、変位可能及び/又は変形可能である。
上記ローターと上記ステータとは、好都合にも、ローターの角変位の関数として、両軸方向における、ローターの軸方向の変位をもたらす相補的カム機構を有することができる。
本発明の更なる目的及び有利な特徴は、特許請求の範囲から、発明の詳細な説明から、そして、添付の図面から、明らかである。
本発明の第1の実施形態に係る液体放出システムの断面図であって、ポンプサイクルの放出位置の終わり(限界、end)を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る液体放出システムの断面図であって、ポンプサイクルの充填位置の終わり(限界、end)を示す断面図である。 図1A及び図1Bの放出システムの放出ヘッドインサート(挿入物)の拡大斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る放出ヘッドの概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る放出ヘッドの概略断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る放出ヘッドの概略断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る放出ヘッドの概略断面図である。
図面を参照して、本発明の種々の実施形態に係る放出システム2は、放出ポンプ4と、ポンプの出口(アウトレット)に設けられた放出スプレーヘッド16,26,36,46,56と、を備える。上記ポンプは、放出されるべき液体(流体)を有する(不図示の)コンテナの内部に通じる入口(インレット)8、若しくは、ソースに、順に、接続されるか、或いは、液体、たとえば、放出されるべき液体、に用いられるコネクタに、順に、接続される、チューブ又は他のライン(line)に接続される入口8、を備える。
放出ポンプ4は、好都合にも、ここに記載されている相違点を除いて、国際公開第2007/074363号パンフレットに記載されているポンプに類似する構造(形態)及びポンプモードを有し得る。ポンプ4は、ステータ(固定子)14と、該ステータに回転可能(回動可能)に設けられたローター(回転子)12とを有する。ステータ14は、ハウジング34と、チャンバ18a,18bを画定する(形成する、demarcates)シール/バルブシステム20とを有する。当該チャンバ18a,18bは、以下で、第1,2軸ローター伸長部17a,17bが設けられる「ポンプチャンバ」として、言及されるであろう。シール/バルブシステム20は、ステータハウジング34に設けられた、第1,2シール20a,20bを有する。シール/バルブシステム20は、上記第1,2軸ローター伸長部17a,17bを、夫々、密閉状態で取り囲む密閉リングを画定(形成)する。液体搬送導管22a,22bが、上記第1,2軸ローター伸長部に設けられている。第1軸ローター伸長部17aは、大略円筒形を有する第2軸伸長部17bの直径D2よりも大きい、直径がD1の大略円筒形を有している。上記液体搬送導管22a,22bを有する軸伸長部は、上記各第1,2シールと作用して、第1,2バルブを形成する。当該第1,2バルブは、上記ローターの角度と軸の変位の関数として、各シールを介し、その流体接続を開閉する。
第1軸ローター伸長部17aよりも小さい直径を有する第2軸ローター伸長部17bにおける第2液体搬送導管22bは、又、ポンプ4の出口(アウトレット)をなし、放出ヘッド16,26,36,46,56内に至る。図示の実施形態において、第2液体搬送導管は、ローター内に凹に形成された導管であって、出口10から第2軸伸長部17bの表面にある開口40まで延在する導管からなる。開口40は、ローターの回転時に、第2シール20bの近傍を通過するように構成されており、これにより、流体排出サイクルのその部分の間に、それは、ポンプチャンバ18bに入り、そして、ポンプチャンバの充填サイクルのその部分の間に、上記出口(アウトレット)を閉鎖するべく、それは、チャンバ18bから離れる。上記凹に形成された出口導管10は、図示の種々の実施形態に示されるように、ローターの軸端部まで、延在することができ、或いは、それは、ローターの上記軸端部に達する前に、ローターから、半径方向に、逸れる(外れる)ことができる。
第1液体搬送導管22aは、ローターの表面における溝又は開渠(open conduit)の形態で存在することができ、或いは、ローターの表面下に凹部が形成され切り欠かれたローターの表面に開口が至るようにすることができる。
図示の実施形態において、第2軸ローター伸長部17bは、ステータの主たるハウジング部分34を通して、ステータの外側に延在し、これにより、それは、ステータの外側から、アクセスできる。
たとえば、図5に示されるもののような変形形態において、第2軸ローター伸長部は、ステータハウジング内に収容されることができる。つまり、それは、ステータハウジングから伸長(延在)しない。そして、ポンプの出口10につながる(連絡する)、その放出ヘッドは、少なくとも部分的に、ステータハウジングの外側に配置される。第2軸ローター伸長部がステータハウジング内に収容され、放出ヘッドがローターの出口端部19に設けられる、(不図示の)変形形態においては、その放出ヘッドは、第2軸ローター伸長部上に固定されるようにするために、ステータハウジング内に伸長(延在)することができる。
図1a〜図1c,図2,図3及び図4に示された実施形態において、放出スプレーヘッド16,26,36,46は、好都合にも、ローターの出口端部19に設けられ、ローターと共に回転(回動)する。その放出スプレーヘッドは、少なくとも部分的に、半径方向外側に向けられる1つ以上のノズル32であって、回転軸Arの周りで液体を半径方向外側にスプレー(噴霧)するように構成されたノズル32を有する。各ノズルは、方向(R)における半径方向に噴射されるスプレーをもって、(A1の方向に)前方に向けられた狭い円錐から、(A2の方向に)後方に向けられたスプレーまで、所望されるスプレー分布に応じて、軸Arに直交する面に対し、あらゆる所望の角度α、特に、−90°から+90°まで、好ましくは、−80°から+80°までの範囲、に方向付けることができる。複数のノズル32,32’を有する変形形態において、種々のスプレーコーン(スプレー円錐、噴霧円錐、spray cones)を発生させるために、該ノズルは、軸Arに対して、特定の角度に、又は(複数の)異なる角度に、方向付けることができる。広範囲の液体スプレーの形態は、このようにして、作ることができる。軸Arの周りに360°までの1つ以上のスプレーコーンを生成するために、或いは、たとえば、上記軸の周りで180°未満を占めるか、若しくは、たとえば、ノズル毎に90°以下を占める、部分的スプレーコーンを生成するために、動作時(操作時)における、複数のスプレーノズルの組み合わされた動作(複合作用、総合作用、combined action)が、設定され(configured)得る。本発明に係る液体放出システムは、このように、半径方向Rに対する射出角α、及び、ポンプの密閉(sealing)に応じて、180°未満、更に、90°未満、であり得る、軸Arの周りの所望の分布角度、の選択と、ポンプが液体を噴射するところの回転角度(回動角度)Ωを決定する、上記液体導管の形態(形状、構成)と、を結び付ける、噴霧形状(spray geometry)を生成する(作り出す)ことができる。
上記ノズルは、種々の寸法と、円筒形或いは長方形等の所望の断面輪郭を有する微細な又はより微細ではない液体ストリームを生成するように構成された、開口の形状と、を有することができる。スプレーヘッドの直径が、実質的に、第2軸ローター伸長部の直径D2に等しい(又は、直径D2よりも小さい)、図1a〜図1c及び図4の実施形態におけるように、回転軸Arに近接するノズル32を使用できるようにするために、或いは、スプレーヘッドの直径D3が、第2軸ローター伸長部の直径D2よりも大きい、図2及び図3に示される如く、上記軸から離れているノズル32を使用できるようにするために、上記スプレーヘッドの直径D3は、又、種々の寸法を有することができる。
図1a〜図1cの実施形態において、放出スプレーヘッド16は、ローターの出口端部19に固定されているインサート(挿入物)42を有する。放出スプレーヘッド16は、又、ローターの出口空洞46内に延在するコア部分44を有する。当該出口空洞46は、各ノズル32に液体を方向付けるように、構成されている。この実施形態をもって、個々のノズル32に代えて、スプレーヘッドを完全に取り囲む単一の環状ノズルが存する、変形形態の提供が、又、可能となる。上記インサートは、射出成形されるプラスチックから、或いは、他の材料から、製造されることができる。そして、上記インサートは、機械的手段(たとえば、係止突起)により、ローターに結合(接合)されることができ、或いは、それに対して、溶接されるか、又は固定されることができる。
図2及び図3の実施形態において、放出スプレーヘッド26は、ローターのの出口端部19を用いて設けられた、分離したコンポーネントである。そして、それは、射出成形されるプラスチックから、或いは、他の材料から、製造されることができ、機械的手段(たとえば、係止突起)により、ローターに結合(接合)されることができ、或いは、それに対して、溶接されるか、又は固定されることができる。図2の変形形態においては、種々の角度αで方向付けられている、複数のノズル32,32’が存在している。一方、図3の変形形態におけるノズルは、軸Arに関して、同一の角度で、図示の例においては、90°で、方向付けられている。後者の実施形態において、ノズルは、本体とは異なる材料から形成されており、液体流れ導管52の寸法と比較して非常に微細であるノズルが、スプレーヘッド36の内側に形成され得る。
図4の実施形態において、スプレーヘッド46は、ローターの出口端部に固定されたキャップ部42’を有している。そして、スプレーヘッド46は、キャップ部42’に直接構成されているノズル32,32’と同様に、ローターの端部と実質的に同一の直径を有している。
図5の実施形態において、放出スプレーヘッド56は、ローターに設けられておらず、これに代えて、ステータのハウジングに構成されている。ここで、ローターの出口端部19は、そのハウジング内に設けられている。その放出スプレーヘッドは、たとえば、エラストマーから形成された、弾性の、又は柔軟な、キャップ57を有する。このキャップ57は、ステータのハウジングの端部壁58を用いて固定されており、当該端部壁58に対して、周囲方向に押圧されている柔軟なリップ60を有している。液体が、端部壁58を通して押し出され、又、当該液体が、上記柔軟なキャップにより、半径方向に偏向され、この結果、ポンプで注入された液体の圧力の下で、上記柔軟なリップが上記端部壁から持ち上げられて、スプレーノズルのギャップ(間隙)を形成することができるように、1つ以上の出口開口が、端部壁58を横切っている。キャップ57は、当該キャップを、相補貫通孔を備えたステータのハウジングに固定するための中央固定ボルト55を有している。
好ましい実施形態において、ローター12の軸方向移動(A)は、好都合にも、ダブルカム機構24によって、もたらされる。このダブルカム機構24は、両軸方向、つまり、特に、ローターの角変位Ωの関数としてのポンプ機能方向A1及びポンプ充填方向A2、におけるローターの軸方向変位を画定(規定)する。カム機構24は、ローターカム26と、ステータカム28とを有する。ステータカムは、1つ以上の突部30a,30bの形態で存在することができ、又、ローターカムは、環状カム面29a,29bの形態で存在することができる。図示の実施形態において、ポンプ放出機能(つまり、ポンプからの液体の噴射)を画定(規定)するために、ローターの第1カム面29aは、第1ステータカム突部30aと相互に作用し、又、ポンプ充填機能(つまり、ポンプ内に液体を引くこと)を画定(規定)するために、ローターの反対側の第2カム面29bは、第2ステータカム突部30bと相互に作用する。ステータカム突部は、又、ステータの側壁から、半径方向Rに、内側に突出する突部の形態で存在することができ、このステータカム突部は、ローターの外周溝内に受け入れられる。上記カム機構は、ステータが環状カム面を提供し、そして、ローターがその環状ステータカムの各側に第1,2カム突起を提供する、という事実(fact)により、さかさま(逆に)することができる。
上記ダブルカム機構は、ポンプのローター又はステータと共に、カム要素が、射出成形されるプラスチック又は他の材料から製造され、そして組み立てられ、つまり、ワンピースで形成されることができるという点において、有利である。これは、全く、非常に、費用効率が高い形態である。上記ダブルカム機構は、又、この発明に係るポンプとの組み合わせにおいて、ポンピング(揚水)が両方向に起こることができる、という点で、有利である。これは、ポンプのスイッチが切られた後、ノズルから液体を引き入れることにより、液体がスプレーヘッドから滴ることを防止するために、用いられることができる。
図示の実施形態において、ステータハウジング14は、そのローターチャンバを取り囲む主ハウジング部34と、ローターをその主ハウジングに係止(ロック)するためのキャップ部37と、を有することができる。キャップ部37は、又、好都合にも、射出成形されるプラスチックから、製造されることができる。しかし、費用効率が高い形態(構造)のために、それは、又、型打ちして成形された金属シートから製造されることができ、それは、弾性タング38により、或いは、付加的な固定手段なくして、キャップ部を主ハウジング部に迅速に取り付けることを可能にする、他の機械的固定手段により、上記主ハウジング部に固定されることができる。上記キャップ部は、又、接合、又は溶接(たとえば、超音波溶接)、により、上記主ハウジング部に固定されることができる。シール/バルブシステム20は、好都合にも、単一の要素として、成形される弾性材料から、ステータの主ハウジング部に射出成形することにより、製造されることができる。非常に廉価なアセンブリ用に、上記放出システムのコンポーネントは、有利にも、原理的に、或いは、もっぱら、当該コンポーネントを軸方向に挿入することにより、組み立てられることができる。上記ローターは、ステータの主ハウジング部内に、そして、シール/バルブシステム20内に、軸方向に挿入され、これに続いて、タング38が上記キャップ部上に留められて係止されるまで、キャップ部がその本体部の開口端上に押圧され、そして、放出スプレーヘッドがローターの出口端部19上に挿入されて取り付けられることにより、有利に、構成されることができる。
上記ローターは、電気駆動システムにより、回転駆動(回動駆動)されることができる。この電気駆動システムは、たとえば、永久磁石が設けられているローターの駆動部を取り囲む、ステータにおける電磁石64(図3参照)を有している。上記ローターは、又、たとえば、放出システムの端部においてローターから延在する駆動ピニオン66(図2参照)であって、上記スプレーヘッドから遠く離れて位置している駆動ピニオン66によって、ローターに機械的に連結された、機械的駆動システム又は電気的駆動システムにより、駆動されることができる。
本発明は、液体等の流体の、半径方向若しくは円錐方向に散布(分配、distributed)されるスプレー(噴霧)を生成するのに、有利に、用いられることができる。
(界面活性剤)
上記液体は、好ましくは、0.1重量%から30重量%までの濃度における、特に好ましくは、0.5重量%と20重量%の間の濃度における、大変好ましくは、1重量%と15重量%の間の濃度における、少なくとも1つの界面活性剤を含む。界面活性剤を含有する流体の使用は、本発明に係るポンプに関連する、幾つかの積極的な効果を有することが、見い出されている。第1に、ポンプからのノイズ放出(発生)の相当な低減が、観察できる。ポンプの移動パーツについて、摩擦が低減されることが、又、観察でき、これにより、ポンプの作動時におけるエネルギー消費が低くなると共に、摩耗が減じられる。
本発明に係る、この観点において、好ましくは、量において、たとえば、0.1重量%から30重量%の(線形の)アルキルベンゼン・スルホン酸塩、脂肪アルコール硫酸塩、又は、アルカン・スルホン酸塩等の陰イオン(アニオン)性界面活性剤や、好ましくは、量において、たとえば、0.1重量%から30重量%のアルキルポリグリコール・エーテル、アルキルポリグルコサイズ(alkylpolyglucosides)、又は、アミン・オキシド等の非イオン性界面活性剤、が、特に好ましい。上記重量%は、各場合において、全体的な薬剤(作用物、agent)に基づく。
上記液体は、又、たとえば、量において、0.01重量%若しくは0.05重量%から30重量%の陽イオン性の界面活性剤を含むことができる。好ましい実施形態によれば、しかしながら、上記液体は、陽イオン性の界面活性剤を含まない。これは、ここでは、その液体が、10重量%未満の陽イオン性の界面活性剤を含み、好ましくは、5重量%未満の陽イオン性の界面活性剤を含み、有利には、3重量%未満の陽イオン性の界面活性剤を含み、有利には、1重量%未満の陽イオン性の界面活性剤を含み、更に、有利には、0.5重量%未満の陽イオン性の界面活性剤を含み、特に、0重量%の陽イオン性の界面活性剤を含むことを意味する。
更に、その液体を上記放出スプレーヘッドからスプレー(噴霧)する時に、泡が形成されるように、上記ポンプと、上記放出スプレーヘッドと、上記液体とを、構成(設定)することが、特に、大変好ましい。当業者は、その液体における界面活性剤の濃度と、上記放出スプレーヘッドの実施形態と、ポンプ圧力とを、適切に選択することにより、これを構成(設定)するであろう。
(粘度)
剪断速度(剪断率、ずり速度)が30s-1であり、且つ、温度が25℃において、上記液体の粘度(粘性)が、1mPasと5000mPasの間、好ましくは、10mPasと1000mPasの間、にあることが、更に、有利である。その液体の粘度は、通常の標準的な方法(たとえば、20rpmで20℃における、ブルックフィールドRVD−VII粘度計、スピンドル3)によって、測定されることができる。
本発明の更に有利な実施形態において、上記液体は、以下に説明する更なる成分(構成物質、構成要素)を含むことができる。
(香料)
上記液体は、好ましくは、量において、0.01重量%から15重量%の、特に、0.05重量%から10重量%の、特に好ましくは、0.1重量%から8重量%の、1つ以上の芳香(香り)を含むことができる。香料のコンポーネントとして、ディーリモネン(d-Limonene)が含まれることができる。特に好ましい実施形態において、その組成は、エッセンシャルオイル(精油)からなる香料を含む。この発明の目的のため、そのようなものとして、たとえば、松、かんきつ類、ジャスミン、パチョリ、バラ、若しくは、イランイラン油、が使用可能である。又、橙花油(orange blossom oil)、橙花油(neroli oil)、橙皮油、及び、ビャクダン油と同様に、マスカット・セージ油、カモミール油、ラベンダー油、チョウジ油、レモン・バーム油、ハッカ油、桂皮油、シナノキ花油(linden blossom oil)、ジュニパー・ベリー油、ベチベル油、オリバナム油、ガルバナム油(galbanum oil)、ラブダナム油、が適切である。
本発明の文脈において、香油に有利に使用することができる付随的な香料は、たとえば、アンゼリカ油、アニス油、アルニカ花油、バジル油、ベイ油、チャムパカ(champaca)花油、ヨーロッパモミ油、ヨーロッパモミコーン(silver fir cone)油、ユーカリ油、ウイキョウ油、モミ針(fir needle)油、ガルバナム(galbanum)油、ゼラニウム油、ジンジャーグラス油、木材から採れるグアヤク油、バルサム・ガージャン油、ヘリクリサム油(helichrysum)、ホー油(ho oil)、ジンジャー油、アイリス油、カユプテ油、ショウブ油、カモミール油、ショウノウ油、カナガ(kanaga)油、カルダモン油、カッシア油、松葉油、バルサム・コパイバ(balsam copaiva)油、コリアンダー油、スペアミント油、キャラウェー油、クミン油、レモングラス油、アンブレット・シード油、ミルラ油、チョウジ油、橙花油、ニアオウリ(niaouli)油、オリバナム油、オレンジ油、パルマローザ油、パチョリ油、ペルーバルサム油、ペパー油、コショウ油、ハッカ油、ピメント油、松油、バラ油、ローズマリー油、白檀油、セロリ油、スター・アニス油、ヒノキ(thuja)油、タイム油、バーベナ油、ベチバー油、ジャニパー・ベリー油、ヨモギ油、ウインターグリーン油、イランイラン油、ヒソップ油、ニッケイ油、桂皮油、ヒノキ油等のエッセンシャルオイルである。
天然起源若しくは人工(合成)起源の、沸点がより高い若しくは固形の、香料は、しかしながら、又、付随的な香料として、或いは、香料の混合物として、本発明の文脈における香油に有利に用いられることができる。これらの合成物(化合物、複合物、compounds)の中には、以下に列挙する合成物(化合物、複合物)や、その混合物が含まれる。すなわち、その合成物(化合物、複合物)は、アンブレットライド(ambrettolide)、α-アミルシンナムアルデヒド(α-amylcinnamaldehyde)、アネトール、アニスアルデヒド(anisealdehyde)、アニス・アルコール、アニソール、アントラニル酸メチル・エステル、アセトフェノン、ベンジル・アセトン、ベンズアルデヒド、安息香酸エチル・エステル、ベンゾフェノン、ベンジル・アルコール、ボルネオール、酢酸ボルニル、α-ブロモスチレン(α-bromostyrene)、n-デシルアルデヒド、n-ドデシルアルデヒド、ユージノール、ユージノール・メチル・エーテル、オイカリプトール、ファルネソール、フェンコン、フェンチル・アセテート(fenchyl acetate)、酢酸ゲラニル、ギ酸ゲラニル、ヘリオトロピン、ヘプチネ(heptyne)・カルボン酸メチル・エステル、ヘプタアルデヒド、ハイドロキノン・ジメチル・エーテル、ヒドロキシシンナムアルデヒド(hydroxycinnamaldehyde)、ヒドロキシシンナミル(hydroxycinnamyl)・アルコール、インドール、イロン、イソユージノール、イソユージノール・メチル・エーテル、イソサフロール、ジャスモン、ショウノウ(カンフル)、カルバクロール、カルボン、P-クレゾール・メチル・エーテル、クマリン、P-メトキシアセトフェノン、メチル・n-アミル・ケトン、メチルアントラニル酸メチル・エーテル、P-メチルアセトフェノン、メチルチャビコル(methylchavicol)、P-メチルキノリン、メチル・β-ナフチル・ケトン、メチル-n-ノニルアセットアルデヒド(methyl-n-nonylacetaldehyde)、メチル・n-ノニル・ケトン、ムスコン、β-ナフトール・エチル・エーテル、β-ナフトール・メチル・エーテル、ネロール、ニトロベンゼン、n-ノニルアルデヒド、ノニル・アルコール、n-オクチルアルデヒド、P-オキシアセットフェノン(p-oxyacetophenone)、ペンタデカノライド(pentadecanolide)、ベータ-フェニルエチル・アルコール、フェニルアセットアルデヒド(phenylacetaldehyde)・ジメチル・アセタール、フェニル酢酸、プレゴン、サフロール、サリチル酸イソアミル・エステル、サリチル酸メチル・エステル、サリチル酸ヘキシル・エステル、サリチル酸シクロヘキシル・エステル、サンタロール(santalol)、スカトール、テルピネオール、デルタ-テルピネオール、タイメーネ(thymene)、チモール、ウンデラクトン(undelactone)、バニリン、ヴェラトルムアルデヒド(veratrumaldehyde)、シンナムアルデヒド、シンナミル・アルコール、桂皮酸、桂皮酸エチル・エステル、桂皮酸ベンジル・エステルである。
本発明の文脈において、香油に有利に使用できる、より揮発性が高い香料の中には、特に、天然起源若しくは人工(合成)起源の、沸点がより低い香料であって、単独で、若しくは混合物で、使用されることができる香料が含まれる。より揮発性が高い香料の例は、アルキル・イソチオシアネート(アルキル・マスタード・オイル)、ブタンジオン、リモネン、リナロール、酢酸リナリル及びプロピオン酸塩リナリル、メントール、メントン、メチル-n-ヘプテノン(methyl-n-heptenon)、フェランドレン、フェニルアセットアルデヒド、酢酸テルピニル、シトラール、及び、シトロネラルである。
本発明に係るポンプにより搬送される液体における、香料、特に、香油、の使用のおかげで、ポンプの滑らかさが、更に、増大せしめられ、摩耗及びエネルギー消費の両方が、更に、低減されることが、見出されている。
(抗菌活性剤)
消毒及び公衆衛生は、クリーニング(洗浄)の特定の形態を表す。本発明の対応する特定の実施形態において、その液体は、従って、1つ以上の抗菌活性剤を、好ましくは、40重量%までの量で、好ましくは、0.01重量%から25重量%の量で、特に、0.1重量%から5重量%の量で、含む。
上記「消毒」、「公衆衛生」、「抗菌作用」、及び「抗菌活性剤」という用語は、本発明の教示内容の文脈において、通常の技術的意義を有している。「消毒」は、医療行為(医療業務)の狭い意味において、(理論的には、全ての)伝染性(感染性)の微生物(病原菌、細菌)の破壊を意味する一方、「公衆衛生」は、人にとっては通常無害である腐性の微生物を含む、全ての微生物(病原菌、細菌)の可能な最多の除去、として理解されるべきである。消毒、若しくは公衆衛生、の度合いは、用いられる薬剤の抗菌作用による。当該抗菌作用は、抗菌活性剤の濃度の低減と共に、或いは、用いられるべきその薬剤の希釈の増加と共に、低減する。
本発明に係る適切な抗菌活性剤は、たとえば、アルコール、アルデヒド、抗菌性の酸若しくはその塩、カルボン酸エステル、酸アミド、フェノール、フェノール誘導体、ビフェニル、ビフェニルアルカン、尿素誘導体、酸素及び窒素アセタール(oxygen and nitrogen acetals)、酸素及び窒素フォーマル(oxygen and nitrogen formals)、ベンズアミジン、イソチアゾール及びイソチアゾリンやイソチアゾリノン(isothiazolinones)等のその誘導体、フタルイミド誘導体、ピリジン誘導体、抗菌性の界面活性化合物、グアニジン、抗菌性の両性化合物、キノリン、1,2-ジブロモ-1,4-ジシアノブタン、ヨード-2-プロピニル、ブチルカルバミン酸塩、ヨウ素(ヨード)のキャリア、活性塩素を放出する化合物、及び、過酸化物、のグループからの抗菌活性剤である。好ましい抗菌活性剤は、好ましくは、1,3-ブタンジオール、フェノキシエタノール、1,2-プロピレン・グリコール、グリセロール、ウンデシレン酸、クエン酸、乳酸、安息香酸、サリチル酸、チモール、2-ベンジル-4-クロロフェノール、2,2’-メチレン-繰り返し-(6-ブロモ-4-クロロフェノール)、2,4,4’-トリクロロ-2’-ヒドロキシビフェニル・エーテル、N-(4-クロロフェニル)-N-(3,4-ジクロロフェニル)尿素、N,N’-(1,10-デカンジルジ-1-ピルジニル-4-イリデン)-繰り返し-(1-オクタンアミン)二塩酸塩、N,N’-繰り返し-(4-クロロフェニル)-3,12-ダイイミノ-2,4,11,13-テトラーザテトラデカンダイイミドアミド、抗菌第四界面活性化合物、グアニジン、トリクロロイソシアヌル酸、及び、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(DCI, 1,3-ジクロロ-5H-1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリオン・ナトリウム塩)、を含むグループから選択される。抗菌作用を有する、好ましい第四界面活性化合物は、アンモニウム、スルホニウム、ホスホニウム、ヨードニウム、又はアルソニウムのグループを含む。抗菌の上で効果的なエッセンシャルオイル(精油)であって、同時に、洗浄剤に芳香を与えるエッセンシャルオイルが、又、使用できる。特に好ましい抗菌活性剤は、しかしながら、サリチル酸、第四界面活性剤、特に、塩化ベンザルコニウム、ペルオキサ化合物、特に、過炭酸ナトリウム、又は、フタルイミドペルオキシヘキサン酸、アルカリ金属ヒポクロリット、トリクロロイソシアヌル酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、及び、その混合物、を含むグループから、選択される。
上記ポンプによって搬送される液体中の抗菌活性剤の使用は、ポンプの停止が長引く時に、ポンプの表面における微生物の堆積が防止され、そして、摩擦損失又は故障がないことが期待できる、という点で、有利である。
(漂白剤)
本発明によれば、上記流体には、漂白剤の付加が可能である。適切な漂白剤は、過酸化物、過酸(peracids)や、過ホウ酸塩を含み、過炭酸ナトリウム、又は、フタルイミドペルオキシヘキサン酸が、特に、好ましい。一方、トリクロロイソシアヌル酸、又は、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムのような塩素を含有する漂白剤は、有毒な塩素ガス蒸気を放出するため、酸が調合されている洗浄剤に対して、より適切ではないが、アルカリ性に調整される洗浄剤において、用いられることができる。或る状況において、上記漂白剤と共に、漂白活性剤が、又、必要であり得る。
(腐食阻害剤)
適切な腐食阻害剤(INCL:腐食阻害剤)は、たとえば、INCLに従って列挙される、次の物質である。当該物質は、シクロヘキシルアミン、二アンモニウム・リン酸塩、二リチウム・シュウ酸塩、ジメチルアミノ・メチルプロパノール、二カリウム・シュウ酸塩、二カリウム・リン酸塩、二ナトリウム・リン酸塩、二ナトリウム・ピロリン酸塩、二ナトリウム・テトラプロペニル・コハク酸エステル(塩)、ヘキソキシエチル(Hexoxyethyl)・ダイエチルアンモニウム、リン酸塩、ニトロメタン、ケイ酸カリウム、アルミン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ソーダ、メタケイ酸ナトリウム、モリブデン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、ステアリンアミドプロピル(Stearamidopropyl)・ジメチコーン、ピロリン酸カリウム、ピロリン酸四ナトリウム、トリイソプロパノールアミンである。
(酵素)
上記液体は、また、酵素、好ましくは、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、ヒドロラーゼや、セルラーゼを含むことができる。それらは、本発明に係る上記薬剤に、既存技術において確立されているあらゆる形態で、付加されることができる。これは、好都合にも、水における酵素の低濃度溶液であって、最大限に濃縮された酵素の低濃度溶液や、安定剤が付加された酵素の溶液を含む。択一的に、その酵素は、たとえば、その酵素溶液の噴霧乾燥や押出(噴出、extrusion)によって、(好ましくは、天然の)ポリマーと共に、或いはカプセルの形態で、封入(密閉)されることができる。当該カプセルは、たとえば、その酵素が、固形化したゲル内に封入されたかのようなカプセルであり、或いは、酵素を含有するコアが、水や空気や化学物質に対して不浸透性の保護層により被覆されたコア−シェルタイプのカプセルである。更なる活性剤(薬剤)、たとえば、安定剤や、乳化剤や、顔料や、漂白剤や、染料は、付加的に、多層構造の層に適用されることができる。そのようなカプセルは、それ自体知られている、たとえば、振動若しくは転がすこと(ローラー、圧延)によって粒状にするプロセス、若しくは流動床プロセス、による方法、を用いて、適用される。好都合にも、そのような粒(granulates)は、たとえば、高分子塗膜形成要素の適用(塗布)のおかげで、埃(ダスト)が少なく、また、その塗膜(コーティング、被覆)の結果として、自ら、安定している。液体に含まれる酵素を、損傷(ダメージ)、たとえば、物理的影響や、酸化や、タンパク質分解的切断の結果としての、不活化や、変性や、腐敗(分解)等、から保護するために、酵素安定剤が、更に、酵素含有薬剤に存在し得る。以下のものは、各場合において、用いられる酵素に応じて、酵素安定剤として、特に、適切である。それらのものは、ベンズアミジン塩酸塩、ホウ砂、ホウ酸、ボロン酸又はその塩又はそのエステル、芳香族基、例えば、置換されたフェニルボロン酸又はその塩又はそのエステル、を主に有する誘導体、ペプチド・アルデヒド(減じられたカーボン末端を有するオリゴペプチド)、モノ(単一の)−、ジ(ダイ、二つの、二重の、二倍の)−、トリエタノール−、−プロパノールアミンや、その混合物等のアミノアルコール、コハク酸等のC12までの脂肪族カルボン酸、他のジカルボン酸や上記酸の塩、末端が制限された脂肪酸アミド・アルコキシレート、低脂肪族アルコール及び特にポリオール(多価アルコール)、例えば、グリセロール、エチレン・グリコール、プロピレン・グリコール、或いは、ソルビトール、更に、硫酸ナトリウム及び還元糖等の酸化防止剤及び還元剤、である。更に適切な安定剤は、既存の技術から知られている。安定剤を組み合わせたもの、たとえば、ポリオール、ホウ酸、及び/又は、ホウ砂を組み合わせたもの、ホウ酸又はホウ酸塩、還元塩、及び、コハク酸又は他のジカルボン酸を組み合わせたもの、或いは、ポリオール又はポリアミン化合物を含むホウ酸又はホウ酸塩、及び、還元塩を含むホウ酸又はホウ酸塩を組み合わせたもの、を用いることが、好ましい。
液体放出システムにおける、ここに記載のポンプの使用は、多くの理由により、特に好ましい。先ず、そのポンプは、負圧を有する容器(コンテナ)から、液体を引き出すことができる。換言すれば、それは、分容量(部分容量)を生成することができ、その結果、容器内に収容されている液体は、容器から出てくるところの放出された液体の容量が外気(周囲空気)と置換されることなく、引き出されることができる。放出される液体の量は、ポンプのローターにより実行される回転数のみに依存し、その液体容器と外気との間の圧力差には依存しない。また、上記放出される液体の量は、上記ポンプ若しくはその出口ノズルにおいて、放出される液体の流れ抵抗に依存しない。この発明に係る放出システムは、正確に制御され且つ非常に均一に散布(分配)するやり方(仕方)で、そのスプレーヘッドの周囲及びスプレーヘッドから径方向外側に、極めて少ない量の液体をスプレー(噴霧)することができる。本発明の文脈において用いられるポンプは、また、放出される液体の正確な計量(metering)を可能にし、バルブ(弁)を不要なものとする。これは、上記ポンプそのものが、バルブ機能を有するからである。
上記ポンプは、特に、洗浄機能や芳香機能を有する液体をスプレーするために設けられるのに、ふさわしい。たとえば、上記ポンプは、液体の噴霧流れが便器の内側領域の全体に及ぶ(広がる)、トイレの洗浄システムの1構成要素であることができる。更に、本発明に係るポンプは、自動食器洗い器や洗浄器(洗濯機)における液体の計量用に設けられることが、考えられる。

Claims (19)

  1. ポンプ(4)と、放出スプレーヘッドとを備えた液体放出システムであって、
    放出スプレーヘッドは、放出されるべき液体が出る、少なくとも1つのノズルを有し、
    ポンプ(4)は、ステータ(14)と、該ステータのチャンバに設けられたローター(12)であって、ステータ(14)に関して、回転軸(Ar)の周りで回転自在であり、且つ、該回転軸(Ar)に沿う軸方向に変位自在である、ローター(12)とを有し、
    ローターの第1軸方向(A1)における軸方向変位は、それが、チャンバ内の液体をポンプの出口(10)から放出する放出機能を生じさせるように、設定されおり、また、ローターの、反対の第2軸方向(A2)における軸方向変位は、それが、入口(8)を通してステータのチャンバ内に液体を引き入れるポンプ充填機能を生じさせるように、設定されており、
    ポンプの出口は、ローターに配置されると共に、放出スプレーヘッドは、ポンプの出口に流体的に接続されており、そして、放出スプレーヘッドは、ローターの軸方向出口端部(19)に配置されるか、又は、該軸方向出口端部(19)に隣接して配置されており、
    放出スプレーヘッドは、少なくとも部分的に、上記回転軸を囲む半径方向(R)に液体を放出するように構成されており、
    上記液体は、少なくとも1つの界面活性剤を、0.1重量%から30重量%までの濃度で含む、液体放出システム。
  2. 上記ローターは、上記ステータのチャンバに設けられた第1,2チャンバ部分(18a,18b)と、上記ステータのハウジングに設けられ且つ上記ローターの第1,2軸伸長部を密閉状態で取り囲む第1,2シール(20a,20b)と、に対応して設けられた、異なる直径の当該第1,2軸伸長部(17a,17b)を有し、
    上記ローターの第1,2軸伸長部は、液体搬送導管(22a,22b)を有し、当該液体搬送導管(22a,22b)は、各前記第1,2シール(20a,20b)との組み合わせにおいて、ローターの角変位の関数として、上記ポンプの上記入口(8)と、上記チャンバ部分との間、及び、上記チャンバ部分と、上記ポンプの上記出口(10)との間、の接続を、夫々、開閉するバルブとして機能する、請求項1記載の放出システム。
  3. 上記ポンプの上記出口(10)は、上記ローターの第2軸伸長部に配置されており、該第2軸伸長部は、ローターの上記第1軸伸長部の直径(D1)よりも小さい直径(D2)を有する、請求項2記載の放出システム。
  4. 上記ポンプの上記出口(10)は、上記ローターの軸方向出口端部(19)から現れる、請求項1〜3のいずれかに記載の放出システム。
  5. 上記放出スプレーヘッドは、上記ローターの軸方向出口端部に不動に設けられるか、若しくは、そこから延在しており、ローターと共に回転する、請求項1〜4のいずれかに記載の放出システム。
  6. 上記放出スプレーヘッドは、上記ローターの上記軸方向出口端部における、独立したコンポーネントの形態で設けられる、請求項5記載の放出システム。
  7. 上記放出スプレーヘッドは、上記ローターの上記軸方向出口端部の直径よりも大きい直径(D3)を有する、請求項5又は6記載の放出システム。
  8. 上記放出スプレーヘッドは、上記ローターの上記軸方向出口端部の直径に等しいか、又は該直径よりも小さい、直径を有する、請求項5又は6記載の放出システム。
  9. 上記放出スプレーヘッドは、上記半径方向(R)に関して、1つ以上の角度(α)で方向付けられている複数のノズルを有しており、
    ここで、前記角度(α)は、上記半径方向(R)に関して前記第1軸方向(A1)を正の方向とし、前記第2軸方向(A2)を負の方向として、−90°から+90°までの範囲の値である、請求項1〜8のいずれかに記載の放出システム。
  10. 数の上記ノズルは、全て、上記半径方向(R)に関して、同一角で方向付けられている、請求項1〜9のいずれかに記載の放出システム。
  11. 複数の上記ノズルの中の特定のノズルが、上記半径方向(R)に関して、異なる角度で方向付けられている、請求項9記載の放出システム。
  12. 上記ローターの上記軸方向出口端部(19)は、上記ステータの外側に延在している、請求項1〜11のいずれかに記載の放出システム。
  13. 上記ポンプの放出モードの回転角は、60°から120°までの範囲内にある、請求項1〜12のいずれかに記載の放出システム。
  14. 上記ポンプの放出モードの回転角は、約90°である、請求項13記載の放出システム。
  15. 上記放出スプレーヘッド(56)は、上記ステータのハウジング内に配置されている上記ローターの上記出口端部(19)に隣接する、当該ハウジングの端部壁に固定して設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の放出システム。
  16. 上記放出スプレーヘッドは、周囲リップ(60)を有する柔軟なキャップを備えており、
    上記周囲リップ(60)は、上記ステータのハウジングの上記端部壁に対して、予め負荷が作用せしめられており、そして、
    上記周囲リップ(60)は、上記ステータのハウジングの上記端部壁と共に、スプレーノズルを画定するべく、上記液体の圧力の下で、変位可能及び/又は変形可能である、請求項15記載の放出システム。
  17. 上記ローターと上記ステータとは、ローターの角変位の関数として、反対の軸方向(A1,A2)における、ローターの軸方向の変位を画定する、相補的カム機構(29a,29b,30a,30b)を有する、請求項1〜16のいずれかに記載の放出システム。
  18. 上記液体は、少なくとも1つのエッセンシャルオイルを含む、量において、0.01重量%から15重量%の、1つ以上の芳香を含む、請求項1〜17のいずれかに記載の放出システム。
  19. 上記液体は、40重量%までの量で、1つ以上の抗菌活性剤を含む、請求項1〜18のいずれかに記載の放出システム。
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