JP6034719B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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本発明は、電子制御装置に関する。
従来から、インジェクタ等に用いられる誘導性負荷を、アクティブクランプ回路を伴う駆動回路により駆動する電子制御装置が知られている(特許文献1)。特許文献1の駆動回路では、nチャネル型の電界効果トランジスタなどのスイッチ素子を用いて誘導性負荷を流れる電流を制御しており、電界効果トランジスタのドレインとゲートとの間にツェナーダイオードを介在させている。
特開2010−233252号公報
特許文献1のような駆動回路では、電界効果トランジスタがオンからオフに切り替わった場合、誘導性負荷において発生した逆起電力により電界効果トランジスタのドレイン電圧が所定値以上となると、ツェナーダイオードが降伏し、電界効果トランジスタのゲート電圧が上昇して、電界効果トランジスタが誘導性負荷の逆起電力を熱エネルギに変換する。誘導性負荷の逆起電力が電界効果トランジスタの許容損失よりも大きくなったとき、電界効果トランジスタが故障する虞がある。電界効果トランジスタの許容損失を向上させるため、電界効果トランジスタを大きくする必要があるが、コスト増加の懸念がある。特にツインインジェクタ等に備わる複数の誘導性負荷を、それらの誘導性負荷よりも少ない個数の電界効果トランジスタで制御する場合にあっては、コスト増加は避けられない。
本発明の第1の態様による電子制御装置は、直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、を備え、前記スイッチング素子は、NPNトランジスタであって、前記NPNトランジスタのベースは、少なくとも抵抗器を介在させて前記電界効果トランジスタのドレインと電気的に接続することを特徴とする。
本発明の第2の態様による電子制御装置は、直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、を備え、前記スイッチング素子は、pチャネル型のMOSFETであって、前記MOSFETのソースは、前記電界効果トランジスタのドレインに電気的に接続され、前記MOSFETのゲートは、前記MOSFETのソースとの間に前記誘導性負荷を介在させて電気的に接続されることを特徴とする。
本発明の第3の態様による電子制御装置は、直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、を備え、前記第2の電力供給経路上の前記スイッチング素子に第1のダイオードのアノードを接続し、前記第1のダイオードのカソードに、キャパシタと、アノードが接地された第4のツェナーダイオードのカソードと、前記他負荷に電力を供給する電力供給回路とを並列に接続する。
本発明の第4の態様による電子制御装置は、直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、を備え、複数の前記第1の電力供給経路が並列に設けられている場合に、前記アクティブクランプ回路は、前記複数の前記第1の電力供給経路の各々にそれぞれ対応するように複数設けられ、前記第2の電力供給経路は、複数の前記第1の電力供給経路の各々の上に設けられた前記誘導性負荷と、複数の前記第1の電力供給経路の各々にそれぞれ設けられた複数の前記アクティブクランプ回路の各々との間から前記他負荷に向けて設けられ、前記スイッチング素子は、複数の前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、複数の前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行い、複数の前記第2の電力供給経路の各々は、複数のダイオードの各々を前記スイッチング素子よりも上流にそれぞれ備え、前記複数のダイオードの各々と前記スイッチング素子との間で合流することを特徴とする。
誘導性負荷の逆起電力による電界効果トランジスタの損失を抑制することで、電界効果トランジスタのサイズの増加に伴うコスト増を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態による電子制御装置としてのECUの概略構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による電子制御装置としてのECUの回路構成例を示す図である。 電源供給回路の回路構成例を示す。 本発明の第2の実施の形態による電子制御装置としてのECUの概略構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態による電子制御装置としてのECUの回路構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例による電子制御装置の回路構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例による電子制御装置の回路構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による電子制御装置の回路構成例を示す図である。
―第1の実施の形態―
図1は、本発明の第1の実施の形態による電子制御装置としてのECUの概略構成例を示すブロック図である。図1に例示されるECU100は、アクティブクランプ回路11とスイッチング素子12と電源供給回路13と電源IC14とマイクロコンピュータ15とを備える。
ECU100は、直流電源であるバッテリ200と、インジェクタ300とを備える車両に用いられる。インジェクタ300は、ソレノイドコイルのようなインダクタンスを有する誘導性負荷を用いて開閉する電磁弁を少なくとも一つ備え、バッテリ200から流れる電流により電磁弁が開いたとき不図示のエンジンのシリンダに燃料を噴射する。以降の説明では、インジェクタ300は、ツインインジェクタであるものとして、電磁弁301aと電磁弁301bとを備えるものとする。
アクティブクランプ回路11は、電界効果トランジスタ110を備えるクランプ回路であって、バッテリ200からインジェクタ300の電磁弁301aおよび電磁弁301bへの電力供給に用いられる第1の電力供給経路P400に設けられる。電界効果トランジスタ110は、Nチャネル型の電界効果トランジスタであって、その動作状態としてオン状態と、オフ状態と、ハーフオン状態とを有する。
電界効果トランジスタ110は、第1の電力供給経路P400に対するスイッチング制御に用いられる。すなわち、インジェクタ300の電磁弁301aおよび電磁弁301bには、電界効果トランジスタ110がオン状態のときバッテリ200からの電流が流れ、電界効果トランジスタ110がオフ状態のときバッテリ200からの電流が流れない。
スイッチング素子12は、インジェクタ300とアクティブクランプ回路11の電界効果トランジスタ110との間から電源供給回路13への電力供給に用いられる第2の電力供給経路P410に設けられ、第2の電力供給経路P410に対するスイッチング制御に用いられる。スイッチング素子12は、例えばトランジスタ、電界効果トランジスタなどで構成され、アクティブクランプ回路11の動作状態に基づいて、第2の電力供給経路P410を開閉する。スイッチング素子12の動作については、詳細を後述する。
電源供給回路13は、第2の電力供給経路P410を介して供給される電力を、電源IC14へ出力する。電源IC14は、バッテリ200から供給される電力と、電源供給回路13から出力された電力とを用いて電源電圧Vccを生成する。この電源電圧Vccはマイクロコンピュータ15等に供給される。マイクロコンピュータ15は、アクティブクランプ回路11の電界効果トランジスタ110のゲートに噴射信号を入力し、電界効果トランジスタ110を制御する。
図2は、ECU100の回路構成例を示す図である。図2に例示されるECU100は、アクティブクランプ回路11と、NPNトランジスタ12aと、電源供給回路13と、マイクロコンピュータ15と、出力用ダイオード16と、抵抗器17とを備える。
図2において、アクティブクランプ回路11は、Nチャネル型の電界効果トランジスタ110と、ツェナーダイオード111と、ダイオード112とを備える。NPNトランジスタ12aは、図1に示されるスイッチング素子12の一例である。
電界効果トランジスタ110のゲートは、ダイオード112のカソードと、マイクロコンピュータ15とに接続している。電界効果トランジスタ110のドレインは、インジェクタ300の誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bと、ツェナーダイオード111のカソードと、NPNトランジスタ12aのコレクタとに接続している。電界効果トランジスタ110のソースは接地されている。
ツェナーダイオード111のカソードは、前述したとおり、電界効果トランジスタ110のドレインと、インジェクタ300と、NPNトランジスタ12aのコレクタとに接続している。ツェナーダイオード111のアノードは、ダイオード112のアノードと、抵抗器17とに接続している。ツェナーダイオード111のツェナー電圧Vzは、バッテリ200がインジェクタ300に印加する電源電圧VBよりも大きい。
ダイオード112のアノードは、ツェナーダイオード111のアノードと、抵抗器17と接続されている。ダイオード112のカソードは、電界効果トランジスタ110のゲートと、マイクロコンピュータ15とに接続されている。
NPNトランジスタ12aのベースは、抵抗器17に接続されており、抵抗器17を介してツェナーダイオード111のアノードとダイオード112のアノードとに接続している。NPNトランジスタ12aのコレクタは、前述したとおり、インジェクタ300と、ツェナーダイオード111のカソードと、電界効果トランジスタ110のドレインとに接続している。NPNトランジスタ12aのエミッタは、出力用ダイオード16のアノードに接続している。出力用ダイオード16は、カソードが電源供給回路13に接続している。
抵抗器17は、NPNトランジスタ12aのベースに流入する電流を制限する。NPNトランジスタ12aのベースには、例えば、ツェナーダイオード111が降伏したときに電流が流れる。
図2を用いて、ECU100の動作について説明する。マイクロコンピュータ15の制御のもと、電界効果トランジスタ110がオフ状態からオン状態に切り替わると、インジェクタ300の誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bに電流が流れて、不図示のシリンダの内部に燃料が噴射される。このとき、ツェナーダイオード111は降伏せず、NPNトランジスタ12aのベースに電流が流れないため、NPNトランジスタ12aはオフである。したがって、電源供給回路13にはバッテリ200の電力が供給されない。
マイクロコンピュータ15の制御のもと、電界効果トランジスタ110がオン状態からオフ状態に切り替わると、インジェクタ300の誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bにおいて逆起電力が発生する。誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bにて発生する逆起電力によるサージ電圧がツェナーダイオード111を降伏させると、電界効果トランジスタ110がハーフオン状態になると共に、抵抗器17を介してNPNトランジスタ12aのベースに電流が流れてNPNトランジスタ12aがオン状態となる。インジェクタ300の誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bにて発生する逆起電力は、その一部がハーフオン状態の電界効果トランジスタ110で熱エネルギとして消費されると共に、NPNトランジスタ12aおよび出力用ダイオード16を介して電源供給回路13に供給される。逆起電力が電源供給回路13というインジェクタ300以外の他負荷にも供給されることにより、ハーフオン状態の電界効果トランジスタ110で熱エネルギとして消費される電力が小さくなり、電界効果トランジスタ110の発熱を抑制することができる。
電界効果トランジスタ110がハーフオン状態にある間に、サージエネルギーを吸収すると、ツェナーダイオード111が降伏しなくなり、サージ電圧が減少し、電界効果トランジスタ110がオフ状態となる。
バッテリ200の電圧VBではツェナーダイオード111が降伏しないため、電界効果トランジスタ110がオン状態およびオフ状態で定常状態にあるとき、NPNトランジスタ12aがオフ状態となり、電源供給回路13に電力が供給されない。
図3は、電源供給回路13の回路構成例を示す。図3に例示された電源供給回路13は、電解コンデンサ131と、第2ツェナーダイオード132と、分圧抵抗器133および134と、回生用ダイオード135とを備える。
電解コンデンサ131は、出力用ダイオード16を介して供給される電力に対する容量性負荷である。電解コンデンサ131の正極は、出力用ダイオード16のカソードと、第2ツェナーダイオード132のカソードと、分圧抵抗器133とに電気的に接続されている。他方で、電解コンデンサ131の負極は接地されている。
第2ツェナーダイオード132のカソードは、前述したとおり、出力用ダイオード16のカソードと、電解コンデンサ131の正極と、分圧抵抗器133とに接続されている。他方で、第2ツェナーダイオード132のアノードは接地されている。第2ツェナーダイオード132のツェナー電圧は、図2のバッテリ200のバッテリ電圧VB以上であり、アクティブクランプ回路11のクランプ電圧未満である。
分圧抵抗器133の一端は、前述したとおり、出力用ダイオード16のカソードと、電解コンデンサ131の正極と、第2ツェナーダイオード132のカソードとに電気的に接続されている。分圧抵抗器133の他端は、回生用ダイオード135のアノードと、分圧抵抗器134とに電気的に接続されている。
分圧抵抗器134の一端は接地され、その他端は前述したとおり分圧抵抗器133と回生用ダイオード135のアノードとに電気的に接続されている。回生用ダイオード135のアノードは、分圧抵抗器133および134に電気的に接続され、そのカソードは、電源IC14に電気的に接続されている。
出力用ダイオード16を介して電源供給回路13に電流が入力されると、電解コンデンサ131が容量性負荷として動作して電荷を蓄積する。これにより、電解コンデンサ131に所定容量以上の電荷が蓄積されるまでは、電界効果トランジスタ110の発熱を抑制することができる。また、電解コンデンサ131に所定容量以上の電荷が蓄積されると、第2ツェナーダイオード132が降伏して、電界効果トランジスタ110の発熱を抑制する。このように、電解コンデンサ131に所定容量以上の電荷が蓄積された後、第2ツェナーダイオード132を介して電力を分散させることにより、電界効果トランジスタ110の発熱を抑制することができる。
出力用ダイオード16を介した電力供給が停止すると、分圧抵抗133および134と、回生用ダイオード135とを介して、電解コンデンサ131が電源IC14に向けて放電する。
以上説明した各実施の形態によれば、次の作用効果を奏する。
ECU100は、バッテリ200からインジェクタ300へ電力供給を行う第1の電力供給経路P400に設けられ、第1の電力供給経路P400に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタ110を備え、電界効果トランジスタ110が第1の電力供給経路P400を遮断しているときに電界効果トランジスタ110のドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路11と、第1の電力供給経路P400上のインジェクタ300とアクティブクランプ回路11との間からインジェクタ300とは異なる他負荷、例えば電源供給回路13の電解コンデンサ131に向けて電力供給するための第2の電力供給経路P410と、アクティブクランプ回路11の動作状態に応じて、第2の電力供給経路P410に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子12と、を備える。ECU110は、インジェクタ300などの誘導性負荷の逆起電力が発生したとき、第2の電力供給経路P410を介して逆起電力を他負荷に分散させることで電界効果トランジスタ110が故障することを防止することができる。
―第2の実施の形態―
本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態による電子制御装置は、スイッチング素子12として、pチャネル型のMOSFETを用いる点が第1の実施の形態と異なる。
図4は、本発明の第2の実施の形態による電子制御装置としてのECUの概略構成例を示すブロック図である。図4に例示されるECU500は、アクティブクランプ回路11とスイッチング素子12bと電源供給回路13と電源IC14とマイクロコンピュータ15とを備える。第1の実施の形態と同様の構成については、その説明を省略する。
ECU500は、ECU100と同様に、バッテリ200と、インジェクタ300とを備える車両に用いられる。スイッチング素子12bは、pチャネル型のMOSFETであって、第2の電力供給経路P410bに設けられ、第2の電力供給経路P410bに対するスイッチング制御に用いられる。スイッチング素子12bは、バッテリ200の出力と、インジェクタ300とアクティブクランプ回路11との間の電位との差分に基づいて、第2の電力供給経路P410bを開閉する。
図5は、ECU500の回路構成例を示す図である。図5に例示されるECU500は、アクティブクランプ回路11と、pチャネル型のMOSFET12bと、電源供給回路13と、マイクロコンピュータ15と、出力用ダイオード16とを備える。第1の実施の形態においてNPNトランジスタ12aのベースに接続されていた抵抗器17は、pチャネル型のMOSFET12bをスイッチング素子12として用いる場合には不要である。図5では、アクティブクランプ回路11のツェナーダイオード111のアノードと、ダイオード112のアノードとには、抵抗器17が接続されていない。
pチャネル型のMOSFET12bのゲートは、バッテリ200に接続されている。MOSFET12bのソースは、インジェクタ300とアクティブクランプ回路11との間に接続されている。MOSFET12bのドレインは、出力用ダイオード16のアノードに接続されている。pチャネル型のMOSFET12bは、ゲートをバッテリ200に接続しても故障しないような耐圧を有する。
図5を用いて、ECU500の動作について説明する。マイクロコンピュータ15の制御のもと、電界効果トランジスタ110がオフ状態からオン状態に切り替わると、インジェクタ300の誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bに電流が流れて、不図示のシリンダの内部に燃料が噴射される。このとき、pチャネル型のMOSFET12bのゲート―ソース間電圧が略零であるため、pチャネル型のMOSFET12bはオフである。したがって、電源供給回路13にはバッテリ200の電力が供給されない。
マイクロコンピュータ15の制御のもと、電界効果トランジスタ110がオン状態からオフ状態に切り替わると、インジェクタ300の誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bにおいて逆起電力が発生する。誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bにて発生する逆起電力によるサージ電圧がツェナーダイオード111を降伏させると、電界効果トランジスタ110がハーフオン状態になる。このとき、pチャネル型のMOSFET12bのソースの電位がゲートの電位より逆起電力分だけ大きくなり、ゲート―ソース間電圧がpチャネル型のMOSFET12bの閾値より十分大きくなり、pチャネル型のMOSFET12bがオン状態となる。インジェクタ300の誘導性負荷302aおよび誘導性負荷302bにて発生する逆起電力は、その一部がハーフオン状態の電界効果トランジスタ110で熱エネルギとして消費されると共に、pチャネル型のMOSFET12bおよび出力用ダイオード16を介して電源供給回路13に供給される。逆起電力が電源供給回路13というインジェクタ300以外の他負荷にも供給されることにより、ハーフオン状態の電界効果トランジスタ110で熱エネルギとして消費される電力が小さくなり、電界効果トランジスタ110の発熱を抑制することができる。
電界効果トランジスタ110がハーフオン状態にある間に、ある程度サージエネルギーを吸収すると、ツェナーダイオード111が降伏しなくなり、サージ電圧が減少し、電界効果トランジスタ110がオフ状態となる。
電界効果トランジスタ110がオン状態およびオフ状態で定常状態にあるとき、pチャネル型のMOSFET12bのゲート―ソース間電圧が零であるため、pチャネル型のMOSFET12bがオフ状態となり、電源供給回路13に電力が供給されない。
以上説明した第2の実施の形態によれば、次の作用効果を奏する。
ECU500は、スイッチング素子として、NPNトランジスタ12aの代わりにpチャネル型のMOSFET12bを用いることで、抵抗器17が不要となる。また、NPNトランジスタ12aのスイッチング動作はバッテリ200の電圧VBの変動による影響を受けるが、pチャネル型のMOSFET12bのスイッチング動作はバッテリ200の電圧VBの変動による影響を受けない。なぜなら、バッテリ200の電圧VBの変動により、NPNトランジスタ12aのベースに流入する電流は変化するのに対して、pチャネル型MOSFET12bのドレイン側クランプ電圧は、バッテリ電圧に依存せず変化しないからである。
以上の実施の形態は、以下のように変形して実施できる。
〔1〕図2および図5のツェナーダイオード111は、複数個のツェナーダイオードが直列に接続された直列回路に置き換えて、NPNトランジスタ12aのベースまたはpチャネル型のMOSFET12bのソースを、その直列回路のm段目のツェナーダイオードのアノードまたはカソードに接続することにしてもよい。
図6は、図2のツェナーダイオード111を、複数個のツェナーダイオードが直列に接続された直列回路111aに置き換えたECU100aの回路構成を示す図である。NPNトランジスタ12aのベースの接続先を変更可能にすることで、他負荷に供給する電圧を制御することができる。
図7は、図5のツェナーダイオード111を、複数個のツェナーダイオードが直列に接続された直列回路111aに置き換えたECU500aの回路構成を示す図である。pチャネル型のMOSFET12bのソースの接続先を変更可能にすることで、他負荷に供給する電圧を制御することができる。
〔2〕スイッチング素子12を用いて、複数の第2の電力供給経路P410を同時に制御することにしてもよい。図8には、スイッチング素子12の一例であるNPNトランジスタ12aを用いて、二つの第2の電力供給経路P410を同時に制御する場合の回路構成例が図示されている。図8には、一つのNPNトランジスタ12aと、二つのインジェクタ300と、二つのインジェクタ300の各々に対応する二つのアクティブクランプ回路11と、二つの抵抗器17とが図示されている。図8では、二つのインジェクタ300の各々とそれぞれに対応するアクティブクランプ回路11との間に、二つの第2の電力供給経路P410がそれぞれ接続されている。二つの第2の電力供給経路P410の各々には、ダイオード20が設けられている。ダイオード20は、カソードがNPNトランジスタ12aに接続されている。このダイオード20により、一方の第2の電力供給経路P410から他方の第2の電力供給経路に向けて電流が逆流することを予防することができる。複数個の第2の電力供給経路P410を一つのスイッチング素子12で制御することにより、電子制御装置の省スペース化を図ることができる。
本発明による電子制御装置は、インジェクタ300以外の誘導性負荷に対しても、上記と同様の動作を行うことができる。すなわち、上記のインジェクタ300を他の誘導性負荷に置き換えた場合であっても、上記と同様の動作を行うことができる。
以上で説明した各実施の形態や各種の変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されない。
11 アクティブクランプ回路
12 スイッチング素子
12a NPNトランジスタ
12b pチャネル型のMOSFET
13 電源供給回路
15 マイクロコンピュータ
20 ダイオード
100,100a,500,500a ECU
110 電界効果トランジスタ
111 ツェナーダイオード
111a 直列回路
300 インジェクタ
P400 第1の電力供給経路
P410,P410b 第2の電力供給経路

Claims (9)

  1. 直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、
    前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、
    前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、
    を備え
    前記スイッチング素子は、NPNトランジスタであって、
    前記NPNトランジスタのベースは、少なくとも抵抗器を介在させて前記電界効果トランジスタのドレインと電気的に接続することを特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項に記載の電子制御装置において、
    前記アクティブクランプ回路は、カソードが前記電界効果トランジスタのドレインに電気的に接続されると共に、アノードが前記電界効果トランジスタのゲートに電気的に接続される第1のツェナーダイオードをさらに備え、
    前記NPNトランジスタのベースは、前記第1のツェナーダイオードと前記抵抗器とを介在させて前記電界効果トランジスタのドレインと電気的に接続することを特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項に記載の電子制御装置において、
    前記アクティブクランプ回路は、前記電界効果トランジスタのドレインとゲートとの間に複数の第2のツェナーダイオードが直列に接続され、
    前記NPNトランジスタのベースは、前記複数の第2のツェナーダイオードの少なくとも一つと前記抵抗器とを介在させて前記電界効果トランジスタのドレインと電気的に接続することを特徴とする電子制御装置。
  4. 直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、
    前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、
    前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、
    を備え、
    前記スイッチング素子は、pチャネル型のMOSFETであって、
    前記MOSFETのソースは、前記電界効果トランジスタのドレインに電気的に接続され、
    前記MOSFETのゲートは、前記MOSFETのソースとの間に前記誘導性負荷を介在させて電気的に接続されることを特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項に記載の電子制御装置において、
    前記アクティブクランプ回路は、前記電界効果トランジスタのドレインとゲートとの間に複数の第3のツェナーダイオードが直列に接続され、
    前記MOSFETのゲートは、前記MOSFETのソースとの間に、前記誘導性負荷と、前記複数の第3のツェナーダイオードの一部とを介在させて電気的に接続されることを特徴とする電子制御装置。
  6. 直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、
    前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、
    前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、
    を備え、
    前記第2の電力供給経路上の前記スイッチング素子に第1のダイオードのアノードを接続し、
    前記第1のダイオードのカソードに、キャパシタと、アノードが接地された第4のツェナーダイオードのカソードと、前記他負荷に電力を供給する電力供給回路とを並列に接続する電子制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の電子制御装置において、
    前記第1の電力供給経路は、並列に接続された複数の誘導性負荷に対して前記直流電源から電力供給を行う経路であることを特徴とする電子制御装置。
  8. 請求項に記載の電子制御装置において、
    前記複数の誘導性負荷は、ツインインジェクタの電磁弁であることを特徴とする電子制御装置。
  9. 直流電源から誘導性負荷へ電力供給を行う第1の電力供給経路に設けられ、前記第1の電力供給経路に対してスイッチング動作する電界効果トランジスタを備え、前記電界効果トランジスタが前記第1の電力供給経路を遮断しているときに前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧が所定のクランプ電圧を超えることを防止するアクティブクランプ回路と、
    前記第1の電力供給経路上の前記誘導性負荷と前記アクティブクランプ回路との間から前記誘導性負荷とは異なる他負荷に向けて電力供給するための第2の電力供給経路と、
    前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行うスイッチング素子と、
    を備え、
    複数の前記第1の電力供給経路が並列に設けられている場合に、
    前記アクティブクランプ回路は、前記複数の前記第1の電力供給経路の各々にそれぞれ対応するように複数設けられ、
    前記第2の電力供給経路は、複数の前記第1の電力供給経路の各々の上に設けられた前記誘導性負荷と、複数の前記第1の電力供給経路の各々にそれぞれ設けられた複数の前記アクティブクランプ回路の各々との間から前記他負荷に向けて設けられ、
    前記スイッチング素子は、複数の前記アクティブクランプ回路の動作状態に応じて、複数の前記第2の電力供給経路に対してスイッチング動作を行い、
    複数の前記第2の電力供給経路の各々は、複数のダイオードの各々を前記スイッチング素子よりも上流にそれぞれ備え、前記複数のダイオードの各々と前記スイッチング素子との間で合流することを特徴とする電子制御装置。
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