JP6034280B2 - 色素増感太陽電池 - Google Patents

色素増感太陽電池 Download PDF

Info

Publication number
JP6034280B2
JP6034280B2 JP2013256430A JP2013256430A JP6034280B2 JP 6034280 B2 JP6034280 B2 JP 6034280B2 JP 2013256430 A JP2013256430 A JP 2013256430A JP 2013256430 A JP2013256430 A JP 2013256430A JP 6034280 B2 JP6034280 B2 JP 6034280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
power generation
dye
contour
solar cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013256430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015115463A (ja
Inventor
伸次 大栢
伸次 大栢
坂根 正恭
正恭 坂根
雅彦 古川
雅彦 古川
雄矢 眞田
雄矢 眞田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP2013256430A priority Critical patent/JP6034280B2/ja
Priority to PCT/JP2014/081240 priority patent/WO2015087699A1/ja
Publication of JP2015115463A publication Critical patent/JP2015115463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6034280B2 publication Critical patent/JP6034280B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2068Panels or arrays of photoelectrochemical cells, e.g. photovoltaic modules based on photoelectrochemical cells
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2027Light-sensitive devices comprising an oxide semiconductor electrode
    • H01G9/2031Light-sensitive devices comprising an oxide semiconductor electrode comprising titanium oxide, e.g. TiO2
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2059Light-sensitive devices comprising an organic dye as the active light absorbing material, e.g. adsorbed on an electrode or dissolved in solution
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/542Dye sensitized solar cells

Description

本発明は太陽電池に関し、特に発電効率とデザイン性に優れた色素増感太陽電池に関する。
環境問題・資源問題などを背景に、クリーンエネルギーとしての太陽電池が注目を集めている。しかしながら、従来のシリコン系太陽電池は、製造コストが高い、原料供給が不十分などの課題が残されており、大幅普及には至っていない。また、CIS系などの化合物系太陽電池は、極めて高い光電変換効率を示すなど優れた特徴を有しているが、コストや環境負荷などの問題が大幅普及への障害となっている。
一方、色素増感太陽電池は、安価で高い光電変換効率を得られる太陽電池である。そのため、色素増感太陽電池は小型化及び低消費電力化の要求の強い電子機器への適用が検討・期待されている。色素増感太陽電池を電子機器の主電源や補助電源として利用することにより、電子機器の充電を不要にし、あるいは充電サイクルを長くする効果が期待される。このような電子機器はパーソナルユースである為、意匠性が重要な要因となってくる。そこで、これらの市場ニーズに対して多様な色彩を有する色素太陽電池が開発されている。例えば特許文献1には、増感色素の種類や、酸化チタンの厚み、粒径などを適宜選択することにより、所定の着色模様を有する色素増感太陽電池が示されている。
上記のように構成すると、種々の着色模様を表現できる。しかし、上記の構成において模様を形成する輪郭部分は電解質層で形成されており、電解質層は発電に関与しないため特許文献1の色素増感太陽電池は発電効率が低いという問題があった。また、輪郭部分を電解質層で構成すると、電解質層と多孔質発電層との間ではっきりとしたコントラストを表現できず多孔質発電層に形成したデザインの輪郭がぼやけてしまい意匠性の低い色素増感太陽電池になるという問題もあった。なお、デザインがぼやけるという問題は、日中の間、色素増感太陽電池の背面側からバックライトで照光しない場合に特に顕著であった。
特開2010−113905
従って、本発明の目的は、発電効率に優れ、意匠性の高い色素増感太陽電池を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
以下に、本発明にかかる実施の形態に基づいて詳細に説明する。
本発明に係る色素増感太陽電池の特徴構成は、
透明導電性基板と、前記透明導電性基板の異なる箇所に複数積層され受光面から見た場合に前記透明導電性基板の異なる箇所間でコントラストを発生させるともに幾何学形状を有する多孔質発電層とを電極セル内に備える色素増感太陽電池であって、
前記色素増感太陽電池を受光面側から見た場合に、前記異なる箇所の境界に前記多孔質発電層が有する幾何学形状の輪郭部分を形成し、前記多孔質発電層と反射率がJIS Z 8721−1993に準じた測定方法で40%以上異なり、前記透明導電性基板の抵抗より抵抗値が低く前記多孔質発電層から発生した電子を外部電極に伝達する輪郭層が電極セル内に配置された点にある。
上記特徴構成によれば、電極セル内の透明導電性基板の異なる箇所間でコントラストを発生させる多孔質発電層の境界部分に輪郭層が配置されている。輪郭層は、受光面から見た場合に多孔質発電層が有する幾何学形状の輪郭部分を形成し、前記多孔質発電層と比較した場合に反射率がJIS Z 8721−1993に準じた測定方法で40%以上異なる。そのため、受光面に光が入射したとき輪郭層によって多孔質発電層の有する輪郭をはっきりと表現できる。従って、本発明は多孔質発電層が有する幾何学形状をはっきりと表現できる意匠性の高い色素増感太陽電池となっている。
さらに、上記特徴構成によれば、輪郭層の抵抗値は透明導電性基板の抵抗値より低いため、多孔質発電層から発生した電子を外部電極に効率的に伝達できる。従って、発電効率の高い色素増感太陽電池となっている。
本発明に係る色素増感太陽電池の特徴構成は、
透明導電性基板と、
前記導電性基板の上に間隔をあけて複数配置される多孔質発電層と、
前記多孔質発電層と対向して配置される対極と、
前記多孔質発電層と前記対極の間に配置される電解質層と、
前記透明導電性基板の前記多孔質発電層が配置されていない箇所と、前記対極における前記多孔質発電層が配置されていない箇所と対向する位置に配置される輪郭層とを電極セル内に備え、
前記色素増感太陽電池を受光面側から見た場合に、
前記多孔質発電層は、幾何学形状を有しつつ前記透明導電性基板の異なる箇所の間でコントラストを発生させ、
前記輪郭層は、前記多孔質発電層が有する幾何学形状の輪郭を形成し、前記多孔質発電層と反射率がJIS Z 8721−1993に準じた測定方法で40%以上異なり、
かつ、
前記輪郭層は、前記透明導電性基板や前記対極よりも抵抗値が低く前記多孔質発電層から発生した電子を外部電極に伝達するとともに前記対極から電子を前記電解質層に伝達する点にある。
上記構成によれば、輪郭層は透明導電性基板上に配置される。透明導電性基板上に配置される輪郭層は、透明導電性基板の多孔質発電層が配置されていない箇所に配置される。なお、多孔質発電層が配置されていない箇所とは、多孔質発電層の境界部分(多孔質発電層が形成する幾何学形状の輪郭部分)であり、かかる位置に多孔質発電層と反射率がJIS Z 8721−1993に準じた測定方法で40%以上異なる輪郭層を配置することで、多孔質発電層の有する幾何学形状の輪郭をはっきり表現できる意匠性の高い色素増感太陽電池となっている。
さらに、上記特徴構成によれば、輪郭層の抵抗値は透明導電性基板の抵抗値より低いため、多孔質発電層から発生した電子を外部電極に効率的に伝達できる。そのため、発電効率の高い色素増感太陽電池となる。
さらに、上記特徴構成によれば、輪郭層は対極上にも配置される。対極に配置される輪郭層は、透明導電性基板上に配置された輪郭層と対向する位置に配置されている。すわなち、対極に配置される輪郭層は、色素増感太陽電池の厚み方向に対して透明導電性基板に配置された輪郭層の形状に沿うように配置されている。そのため、受光面から色素増感太陽電池を観察した場合、対極に配置された輪郭層は、透明導電性基板上に配置された輪郭層と重なり観察されない。従って、多孔質発電層が形成する幾何学形状は対極に配置される輪郭層によって阻害されず、透明導電性基板上に配置された多孔質発電層や輪郭層の形状をそのまま表現できるので、意匠性の高い色素増感太陽電池となっている。
また、対極に配置される輪郭層の抵抗値は対極の抵抗値より低くなるよう構成されている。そのため、対極から電解質層に電子を効率的に伝達できる。
従って、上記のように対極の上に輪郭層を配置することで意匠性の高い色素増感太陽電池を保持しつつも、さらに発電効率の高い色素増感太陽電池となっている。
本発明にかかる色素増感太陽電池の特徴構成の一態様によれば、
前記輪郭層を覆い前記輪郭層を保護する保護層を備えていてもよい。
本発明にかかる色素増感太陽電池の特徴構成の一態様によれば、
前記多孔質発電層は、異なる箇所で厚みが異なることによりコントラストを発生させてもよい。
本発明にかかる色素増感太陽電池の特徴構成の一態様によれば、
前記多孔質発電層は粒子が焼結された構成からなり、異なる箇所で前記粒子の粒径が異なることによりコントラストを発生させてもよい。
本発明の色素増感太陽電池を搭載した電子機器に係る斜視図である。 図1のII−II断面における断面図である。 本発明の色素増感太陽電池の平面図である。 図3のIII−III断面における断面図である。 図3のIV−IV断面における断面図である。
下記で、本発明に係る実施形態を図面に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本発明の実施例に記載した部位や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
1.電子機器
以下で、本発明にかかる色素増感太陽電池について説明する。
本発明に係る色素増感太陽電池は、庭園灯や街路灯等の照明装置に用いられる。本実施形態では、照明装置の一種としてのオフグリッド型の照明装置に搭載された色素増感太陽電池を例として説明する。なお、以下の説明では、色素増感太陽電池の外部からの光を受光する面(後述する受光面)が位置している側を「受光面側」と称する。これとは反対に、ユーザーから見た場合における奥側を「背面側」と称する。
図1に示すように、電子機器100は、略直方体状の筐体110と、この筐体110に内蔵された発光装置111と、発光装置111に対して受光面2a側に重ねて配置された色素増感太陽電池1とを備えている。筐体110は、金属材料や合成樹脂で構成されている。筐体110は、受光面2a側に向かって矩形状に開口する凹部110aを備えている。凹部110aは段差を有するように形成されており、この段差部分は、色素増感太陽電池1を背面側から支持する支持部110bとして機能する。支持部110bは、凹部110aの形状に対応して、矩形枠状(額縁状)に形成されている。支持部110b(段差部分)よりも背面側の箇所(第一収納凹部)には発光装置111が収納され、受光面2a側の箇所(第二収納凹部)には、支持部110bによって支持された状態で色素増感太陽電池1が収納されている。
凹部110a(第一収納凹部及び第二収納凹部)の形状及び寸法は、発光装置111や色素増感太陽電池1の形状及び寸法に応じて適宜設定することができる。本実施形態では、一例として、発光装置111及び色素増感太陽電池1はいずれも略直方体状の形状を有しており、平面視(受光面側から見た状態)での寸法は発光装置111よりも色素増感太陽電池1の方が大きい。そして、凹部110aは、第一収納凹部の側面と発光装置111の側面とが接するとともに第二収納凹部の側面と色素増感太陽電池1の側面とが接し、かつ、発光装置111の表面と支持部110bの表面とが略同じ高さとなるともに筐体110の表面が色素増感太陽電池1の表面より受光面2a側に出張るように形成されている。
なお、発光装置111は、LCDや有機ELからなり、色素増感太陽電池1と電気的に接続されている。このように構成されることで、色素増感太陽電池1で発生した電気エネルギーが発光装置111に供給され、発光装置111は、供給された電気エネルギーを使用して発光できるようになっている。なお、発光装置111から発光された光は色素増感太陽電池1を透過して受光面2a側にいるユーザーに視認される。色素増感太陽電池1を透過した光は、色素増感太陽電池1に付された模様を通過しているため、受光面側にいるユーザーには色素増感太陽電池1の有する模様が光って視認されるようになっている。
本実施形態では、上述のように、色素増感太陽電池1は受光面2a側から光が照射されたときに、照射された光を吸収し電気エネルギーに変換する。さらに、色素増感太陽電池1の受光面2a側には、後述の多孔質発電層によってデザイン性の高い幾何学模様が描かれ意匠性の色素増感太陽電池となっている。すなわち、本実施形態に係る色素増感電池1は、受光面2aに照射された光を電気エネルギーに変換するともに意匠性の高い色素増感太陽電池として構成されている。
2.色素増感太陽電池
図3に示すように、色素増感太陽電池1は、セル電極1aと、封止層6と、集電線7と、外部接続電極8を有している。セル電極1aは、太陽電池1において照射された光を電気に変換する電極のことであり、図3、および図4の太枠線内における部材で構成される。
図3に示すように、セル電極1aの形状は特に限定されないが、本実施態様ではセル電極1aは矩形形状を有している。なお、セル電極1aは、幾何学模様を有している。本実施形態では、寺10と、山11と、背景部分12における幾何学模様を有している。なお、寺10と背景部分12の間、および山11と背景部分12の間には、それぞれ寺10と山11の輪郭を形成する輪郭線13が形成されている。
図3、および図4に示すように、セル電極1aの周縁部には封止層6が配置されている。封止層6が、上記のように配置されることによりセル電極1a内から電解質層4が外部に漏れ出るのを防止している。
封止層6としては、アクリレート系のUV硬化樹脂、ポリエチレン,ポリプロピレン,エポキシ樹脂,フッ素樹脂またはシリコーン樹脂等の樹脂接着剤、もしくはガラスフリット,セラミックス等の無機接着剤を挙げることができる。封止層6の厚み(高さ)は、0.5〜500μmであることが好ましい。0.5μm未満では、各多孔質発電層の厚さが0.5μm以下となり、増感色素が光を十分吸収できなくなってしまう。なお、500μmを超えると、電解質層4が500μm近くになり、内部抵抗が大きくなる。なお、封止層6はホットプレス、UV硬化などの方法によって形成される。
図3に示すように、封止層6の外側の周縁部には、封止層6の形状に沿って集電線7が配置されている。図4に示すように、集電線7は、透明導電性基板20に設けられる集電線7aと、触媒層31に配置される集電線7bから構成される。集電線7aと集電線7bは、封止層6を介してセル電極1aの外側にそれぞれ設けられる。なお、集電線7aは透明導電性基板20に配置された輪郭層5aを介して多孔質発電層25と電気的に接続され、集電線7bは触媒層31に配置された輪郭層5bと電気的に接続されている。さらに、集電線7aと集電線7bはガラスフリットなどの保護材7cで覆われていても良い。
また、図4に示すように、集電線7の一部は外部接続電極8を構成している。外部接続電極8は、集電線7aの一部に配置される外部接続電極8aと、集電線7bの一部に配置される外部接続電極8bからなる。外部接続電極8は、外部装置(例えば、発光装置111)接続とされ、色素増感太陽電池1と外部装置との間で電気のやりとりをするための電極である。集電線7の厚み(高さ)は、例えば0.5〜500μmであり、横幅は500〜6000μmである。外部接続電極8a、8bの厚み(高さ)は、例えば0.5〜500μmであり、横幅は500〜6000μmである。
集電線7、および外部接続電極8は、金、銀、銅、白金、ニッケル、アルミニウム、鉄等の金属、前記金属を1種以上含む合金、カーボンなどが挙げられる。また、集電層7、および外部接続電極8は、加熱蒸着法、スパッタ法、CVD 法、導電性ペーストを用いた印刷法等によって、透明導電層や触媒層上に設けられる。導電性ペーストとしては、金、銀、銅、白金、ニッケルなどの電気伝導度の高い金属微粉末を混入させたものが用いられる。
このように色素増感太陽電池1を構成することで、セル電極1a内で発生した電気は、集電線7と外部接続電極8を介して外部に取り出され、外部からの電気は外部接続電極8と集電線7を介してセル電極1a内に供給されるようになっている。
3.セル電極
図5に示すように、セル電極1aは、負極2、正極3、電解質層4を有している。負極2、電解質層4、正極3は、受光面2a側から背面側に向かって記載の順に積層されている。図5に示すように、負極2は、透明導電性基板20、多孔質発電層25、輪郭層5aを有している。なお、負極2において、多孔質発電層25と輪郭層5aは透明導電性基板20の受光面とは逆の面に配置されている。
4.負極
<透明導電性基板>
上述のように、負極2は、透明導電性基板20、多孔質発電層25、輪郭層5aを有している。図5に示すように、透明導電性基板20は、第1透明基板21と、第1基透明基板21の背面側(正極3側)の面に配置される透明導電膜22を有している。
第1透明基板21は、透明性を有する基板から構成される。例えば、透明なガラス板やプラスチック板などである。厚みは例えば、0.1〜5mmである。
透明導電層22は、有機材料や無機材料からなる。有機材料としては、導電性高分子材料を使用できる。上記導電性高分子材料の中でも、ポリスチレンスルホン酸(PSS)と3,4−エチレンジオキシチオフェン(EDOT)を用いて作成される水分散ポリチオフェン誘導体(PEDOT:PSS)を用いることが好ましい。水分散ポリチオフェン誘導体(PEDOT:PSS)は透明性が高く、導電性も高い。そのため、水分散ポリチオフェン誘導体(PEDOT:PSS)を透明導電層として用いることによって、色素増感太陽電池1内に外部からの光を効率的に取り込むことができる。
無機材料としては、フッ素ドープ錫酸化物、インジウム錫酸化物、ガリウムドープ亜鉛酸化物、アルミドープ亜鉛酸化物、またはニオブドープチタン酸化物などの無機酸化物を使用することができる。
なお、透明導電層22の厚みは0.3〜2μm程度が好ましい。0.3μm未満では、シート抵抗が高くなり、色素増感太陽電池1の抵抗値が高くなる。なお、透明導電層11は、CVD法、スパッタリング法、スプレー法等によって形成される。
<多孔質発電層>
図5に示すように、多孔質発電層25は、透明導電性基板20の背面側(正極3側)であって、透明導電性基板20の異なる箇所に間隔をあけて複数配置されている。「異なる箇所に配置」とは、同じ箇所に重なって配置されず、それぞれが独立して配置されているという意味である。本実施態様において、多孔質発電層25として、透明導電性基板20の異なる箇所に第1多孔質発電層26と、第2多孔質発電層27と、第3多孔質発電層28が間隔をあけて配置されている。
図3に示すように、多孔質発電層25を構成する第1多孔質発電層26、第2多孔質発電層27、第3多孔質発電層28は、色素増感太陽電池1を受光面2a側から見た場合に、幾何学形状を有している。
本実施形態において、第1多孔質発電層26は、寺10の形状を有し、第2多孔質発電層27は山11の形状を有し、第3多孔質発電層28は背景部分12の形状を有している。また、第1多孔質発電層26、第2多孔質発電層27、第3多孔質発電層28において、厚み、または構成する粒子のサイズが異なっている。そのため、各発電層間で異なる色味が生じ、各発電層間でコントラストを発生させている。
本実施態様では、第1多孔質発電層26は、粒径20nmの微粒子からなる厚さが3μmの多孔質層からなり、第2多孔質発電層27は、粒径20nmの微粒子からなる厚さが6μmの多孔質層からなり、第3多孔質発電層28は、粒径20nmの微粒子からなる厚さが9μmの多孔質層から構成されている。
多孔質発電層25(第1多孔質発電層26、第2多孔質発電層27、第3多孔質発電層28)は、増感色素が担持された金属酸化物の微粒子(半導体膜)からなる。金属酸化物としては、酸化チタン(TiO2)が最適であり、他の材料としては、チタン(Ti),亜鉛(Zn),錫(Sn),ニオブ(Nb),インジウム(In),イットリウム(Y),ランタン(La),ジルコニウム(Zr),タンタル(Ta),ハフニウム(Hf),ストロンチウム(Sr),バリウム(Ba),カルシウム(Ca),バナジウム(V),タングステン(W)等の金属元素の少なくとも1種以上の金属酸化物半導体がよく、例えば、TiO2、WO3、ZnO、Nb2O5、Ta2O5、またはSrTiO3のうち少なくとも1つから成る。また窒素(N),炭素(C),フッ素(F),硫黄(S),塩素(Cl),リン(P)等の非金属元素の1種以上を含有していてもよい。酸化チタン等はいずれも電子エネルギーバンドギャップが可視光のエネルギーより大きい2〜5eVの範囲にあり、好ましい。
増感色素としては、有機色素または金属錯体色素を使用することができ、有機色素としては、アクリジン系、アゾ系、インジゴ系、キノン系、クマリン系、メロシアニン系、フェニルキサンテン系の色素が挙げられ、金属錯体色素では、ルテニウム系色素が好ましく、特にルテニウム錯体であるルテニウムビピリジン色素およびルテニウムターピリジン色素が好ましい。例えば、酸化物半導体膜だけでは、可視光(400〜800nm程度の波長)を殆ど吸収できないが、ルテニウム錯体を担持させることにより、大幅に可視光まで取り込んで光電変換できるようになる。
<輪郭層>
図5に示すように、多孔質発電層25において、各発電層の境界領域には、輪郭層5aが配置されている。なお、本実施形態において、輪郭層5aは透明導電膜22を介して、第1多孔質発電層26、第2多孔質発電層27、第3多孔質発電層28と電気的に接続されている。図3に示すように、輪郭層5aは集電線7(集電線7a)とも接続されている。さらに、輪郭層5aは透明導電膜22の抵抗値よりも低くなるように構成されている。そのため、輪郭層5aは,第1多孔質発電層26、第2多孔質発電層27、第3多孔質発電層28で発生した電子を、発生した近傍で集めて外部接続電極8に効率的に伝達できるようになっている。
なお、輪郭層5aは線形状を有し、図3に示すように、色素増感太陽電池1を受光面2aから見た場合に、輪郭層5aは各発電層が有する幾何学形状の輪郭を形成している(輪郭層5aは、図3における輪郭線13を構成している)。本実施形態において、輪郭層5aは、第1多孔質発電層26が有するお寺の形状と、第2多孔質発電層27が有する山の形状の輪郭を形成している。
なお、輪郭層5aと多孔質発電層25の反射率は、JIS Z 8721−1993に準じた測定方法で40%以上異なる。そのため、色素増感太陽電池1に受光面側から光を照射したとき、輪郭層5aと、第1多孔質発電層26、第2多孔質発電層27、第3多孔質発電層28では、光の反射率が大きく異なり、第1多孔質発電層26、第2多孔質発電層27、および第3多孔質発電層28が有する幾何学形状の輪郭をはっきりと表現できる意匠性の高い色素増感太陽電池1となっている。
また、図3に示すように、輪郭層5aには、一部に切断箇所A、B、C、D、E、Fが設けられている。切断箇所は、色素増感太陽電池1に電解質層4を注入する際、電解質層4を一箇所から色素増感太陽電池1全体に注入できるように設けられる。すなわち、多孔質発電層25を構成する各層に一度で注入できるように設けられる。本実施態様では、第1多孔質発電層26と第3多孔質発電層28の間で輪郭を形成する輪郭層5aについては、切断箇所A、B、C、Dで切断されている。第1多孔質発電層26と第2多孔質発電層27の間で輪郭を形成する輪郭層5aについては、切断箇所Eで切断されている。第2多孔質発電層27と第3多孔質発電層28の間で輪郭を形成する輪郭層5aについては、切断箇所Fで切断されている。このように構成されることで、多孔質発電層25を構成する各層は隔たりのない1つの空間内に配置することになる。そのため、セル電極1a内に設けられる1つの注入口から電解質層4を一度注入するだけで、多孔質発電層25を構成する各層を電解質層4で満たすことができるようになっている。さらに、輪郭層5aは切断箇所A、B、C、D、E、Fで切断されても、それぞれの輪郭層5aは集電線7と接続され、輪郭層5aがセル電極1a内に孤立しないように構成されている。上記のように構成されることで、切断箇所で輪郭層5aが切断されても、輪郭層5aはいずれかの集電線7と必ず接続するので、多孔質発電層25から発生した電子を効率よく集電線7に伝達することができるようになっている。
輪郭層5aは、金、銀、銅、白金、ニッケル、アルミニウム、鉄等の金属が挙げられる。輪郭層5aは、加熱蒸着法、スパッタ法、CVD 法、導電性ペーストを用いた印刷法等によって、透明導電層や触媒層上に設けられる。導電性ペーストとしては、金、銀、銅、白金、ニッケルなどの電気伝導度の高い金属微粉末を混入させたものが用いられる
さらに、図5に示すように、輪郭層5aの上には、輪郭層5aを保護する保護層50aが形成されていてもよい。本実施態様では、保護層50aは、輪郭層5aを覆って輪郭層5aを電解質層4から保護している。保護層50aは、ガラスフリットなどから構成される。上記のように構成すると、輪郭層5aが電解質層4に腐食されるのを抑制できるので、意匠性の高い色素増感太陽電池としての機能を長時間の間、持続できる。
5.正極
図5に示すように、色素増感太陽電池1において、負極2と対向する位置には正極3が配置されている。正極3は、第2透明基板30、触媒層31、輪郭層5bを有している。なお、第2透明基板30、触媒層31、輪郭層5bは、背面側から受光面2a側に、記載の順番で配置されている。
<第2透明基板>
図5に示すように、第2透明基板30は、第1透明基板21と対向するように配置されている。なお、電極セル1aで発生した電子を外部に取り出したり、電極セル1a内に電子を供給したりできるよう、第2透明基板30は、透明導電性基板20や触媒層31の上に配置される外部電極接続部8を露出させるように第1透明基板21と対向して配置されている。具体的には、第2透明基板30は、外部電極接続部8の分だけ幅方向、または長さ方向にずらして第1透明基板21と対向するよう配置されている。第2透明基板30を構成する部材としては、第1透明基板21と同様に考えることができる。
<触媒層>
図5に示すように、第2透明基板30の受光面2a側の面には触媒層31が配置されている。触媒層31は、白金、炭素、ポリチオフェン誘導体などからなる。上記の中でも、白金を用いることが好ましい。白金を用いることによって、変換効率と透明性が向上する。触媒層の厚みは0.1〜100 nmであることが好ましい。なお、触媒層31はドクターブレード、スクリーン印刷、スプレー塗布、インクジェットなどの方法によって、第2透明基板30の上に形成される。
<輪郭層>
図5に示すように、触媒層31の受光面2a側の面には輪郭層5bが配置されている。具体的には、輪郭層5bは、触媒層31における負極2の輪郭層5aが配置された箇所の延長線上に配置される。さらに、輪郭層5bは、色素増感太陽電池1を受光面2a側から見た場合に、輪郭層5aの形状に沿うように触媒層31の受光面2a側に配置されている。そのため、色素増感太陽電池1を受光面2a側から観察した場合に、輪郭層5bは、負極2に配置された輪郭層5aによって隠蔽され見えなくなっている。その結果、色素増感太陽電池1を受光面2a側から観察した場合に、ユーザーは多孔質発電層25によって形成された幾何学形状と、上記幾何学形状の輪郭を形成する輪郭層5aしか観察できないので、負極2に形成された幾何学形状を忠実に表現できる意匠性の高い色素増感太陽電池となっている。
さらに、輪郭層5bは輪郭層5aと間隔を空けて配置されている。上記のように構成されていると、輪郭層5aと輪郭層5bを介して負極2と正極3とが通電し、色素増感太陽電池1が短絡してしまうのを防止できる。
なお、輪郭層5bは、触媒層31、および集電線7bと電気的に接続され、輪郭層5bの抵抗値は、触媒層31の抵抗値よりも低くなるように構成されている。そのため、外部接続電極8bからセル電極1a内に電子が供給される場合、供給される電子は輪郭層5bを介して電解質層4に効率的に伝達されるようになっている。その結果、変換効率の高い色素増感太陽電池となっている。
さらに、色素増感太陽電池1は、負極2側の輪郭層5aと正極3側の輪郭層5bを接続する接着層9を備えていてもよい。上記のように構成されると、輪郭層5aと輪郭層5bは、接着層9によっても電解質の腐食から保護されるので、意匠性の高い色素増感太陽電池としての機能をより長時間の間、持続できる。
また、上記のように構成されていると、色素増感太陽電池1を構成する負極2と正極3は、封止層6以外の箇所でも接着されることになるので、負極2と正極3の密着性が向上する。その結果、電解質層4が外部に漏れだしにくく、耐久性の高い色素増感太陽電池となっている。
<電解質層>
図5に示すように、セル電極1aは、負極2と正極3の他に、電解質層4を有している。電解質層4は、負極2と正極3の間に配置されている。電解質層4は、正極3から供給される電子を負極2に伝達するための部材であり、液状電解質もしくはゲル状電解質を用いられる。電荷の輸送特性に優れる液状電解質もしくはゲル状電解質を用いることによって、光電変換効率が向上する。また、電解質層はポリマー電解質等の固体電解質、ポリチオフェン・ポリピロール,ポリフェニレンビニレン等の導電性ポリマー、またはフラーレン誘導体,ペンタセン誘導体,ペリレン誘導体,トリフェニルジアミン誘導体等の有機分子電子輸送剤から成るものであってもよい。なお、電解質層はヨウ素/ヨウ化物塩,臭素/臭化物塩,コバルト錯体およびフェロシアン化カリウム等を含む。電解質層の厚みは1〜500μmであることが好ましい。
1:色素増感太陽電池
1a:電極セル
2:負極
2a:受光面
20:透明導電性基板
21:第1基板
22:透明導電膜
25:多孔質発電層
26:第1多孔質発電層
27:第2多孔質発電層
28:第3多孔質発電層
3:正極
30:第2基板
31:触媒層
4:電解質層
41:第1電解質層
42:第2電解質層
5a:輪郭層
5b:輪郭層
50a:保護層
50b:保護層
6:封止層
7:集電線
8:外部接続電極
9:接着層
10:寺
11:山
12:背景部分
13:輪郭線
100:電子機器
110:筐体
111:発光装置
A:切断箇所
B:切断箇所
C:切断箇所
D:切断箇所
E:切断箇所
F:切断箇所

Claims (4)

  1. 受光面に、色彩及び平面形状の異なる複数の幾何学形状を有する色素増感太陽電池であって、
    一方面に透明導電膜が形成された第1透明基板と、
    前記透明導電膜の上に、前記幾何学形状に形成された多孔質発電層と、
    前記第1透明基板と間隔をあけて配置され、前記透明導電膜と対向する面に触媒層が形成された第2透明基板と、
    前記第1透明基板と前記第2透明基板との間を周囲で封止する封止層と、
    前記多孔質発電層と前記触媒層との間に注入された電解質層と、
    前記幾何学形状の輪郭を形成するように、前記多孔質発電層が形成されていない、前記透明導電膜の上に形成された、前記多孔質発電層から発生した電子を外部電極に伝達する第1輪郭層と、
    平面視で第1輪郭層と重なるように、前記第1輪郭層と間隔をあけて、前記触媒層の上に形成された、外部電極から供給された電子を前記電解質層に伝達する第2輪郭層とを備え
    前記第1輪郭層は、前記多孔質発電層と、JIS Z 8721−1993に準じた測定方法で40%以上異なる反射率であり、抵抗値が前記透明導電膜の抵抗値より低く、
    前記第2輪郭層は、抵抗値が前記触媒層の抵抗値より低い、色素増感太陽電池。
  2. 前記第1輪郭層と前記第2輪郭層とを接続する接着層を更に備えた、請求項1に記載の色素増感太陽電池。
  3. 前記多孔質発電層は、1の前記幾何学形状と他の前記幾何学形状とで厚みが異なる、請求項1又は請求項2に記載の色素増感太陽電池。
  4. 前記多孔質発電層は、金属酸化物の微粒子を含み、1の前記幾何学形状と他の前記幾何学形状とで前記微粒子の粒径が異なる、請求項1から請求項3のいずれかに記載の色素増感太陽電池。
JP2013256430A 2013-12-11 2013-12-11 色素増感太陽電池 Expired - Fee Related JP6034280B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013256430A JP6034280B2 (ja) 2013-12-11 2013-12-11 色素増感太陽電池
PCT/JP2014/081240 WO2015087699A1 (ja) 2013-12-11 2014-11-26 色素増感太陽電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013256430A JP6034280B2 (ja) 2013-12-11 2013-12-11 色素増感太陽電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015115463A JP2015115463A (ja) 2015-06-22
JP6034280B2 true JP6034280B2 (ja) 2016-11-30

Family

ID=53371012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013256430A Expired - Fee Related JP6034280B2 (ja) 2013-12-11 2013-12-11 色素増感太陽電池

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6034280B2 (ja)
WO (1) WO2015087699A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101868882A (zh) * 2007-11-28 2010-10-20 株式会社藤仓 光电转换元件用电极基板
WO2010050207A1 (ja) * 2008-10-30 2010-05-06 株式会社フジクラ 光電変換装置
JP2010113905A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Sony Corp 色素増感太陽電池およびその製造方法
WO2012117727A1 (ja) * 2011-03-03 2012-09-07 東洋インキScホールディングス株式会社 樹脂組成物、色素増感型太陽電池用封止材、電極基体、及び色素増感型太陽電池
JP2014013716A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Nissha Printing Co Ltd 色素増感型太陽電池、及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015115463A (ja) 2015-06-22
WO2015087699A1 (ja) 2015-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5424792B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2010500749A (ja) 光起電電気エネルギー生成多層化合物およびその製造と取りつけの方法
JP2005142090A (ja) 色素増感型太陽電池
US20140024166A1 (en) Method for manufacturing organic solar cell module
JP6034280B2 (ja) 色素増感太陽電池
JP2008277422A (ja) 積層型光電変換装置
Hosseinnezhad et al. A review on flexible dye-sensitized solar cells as new sustainable energy resources
US20110272018A1 (en) Dye sensitized solar cell
Miyasaka et al. Polymer-based engineering for high-efficiency plastic dye-sensitized solar cells
Bhagwat et al. Recent advances in optimization of photoanodes and counter electrodes of dye-sensitized solar cells
TW201639208A (zh) 光電轉換元件及光電轉換元件之製造方法
WO2016104047A1 (ja) 色素増感型太陽電池
JP5673332B2 (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽電池
Suthar et al. Indoor Organic Solar Cell for Low-power IoT Devices: Recent Progress, Challenges, and Application
JP2009135395A (ja) 光電変換装置及び光発電装置並びに光電変換モジュール
JP5699334B2 (ja) メッシュ電極基板、およびメッシュ電極基板の製造方法
JP6698772B2 (ja) 脆性材料膜およびその製造方法、光電極、色素増感型太陽電池
WO2014132725A1 (ja) 色素増感太陽電池
KR101422509B1 (ko) 표면구조화 azo 글래스 투명전극을 구비한 금속 플렉시블 염료감응 태양전지 및 그 제조방법
JP5802819B1 (ja) 低照度用色素増感光電変換素子の電解質、及び、これを用いた低照度用色素増感光電変換素子
JP6000808B2 (ja) 色素増感型太陽電池モジュール
JP2012167470A (ja) 色素増感太陽電池を使用した点灯装置およびその点灯装置を用いた表示装置
JP2014017207A (ja) 色素増感型太陽電池、及びその製造方法
EP4187627A1 (en) A single-cell photovoltaic module for iot applications
EP4343857A1 (en) Solar cell device and manufacturing method therefor, and electronic device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160308

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20160308

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6034280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees