JP6034251B2 - 配設体支持具及び配設体 - Google Patents
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このように、ビスを柱に固定する位置がずれると保護カバーの他側面もずれるため、そのずれにより、フランジの全面を壁材の背面に当接させることができない虞があった。
請求項5に記載の配設体支持具は、側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体を、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に支持させるために用いる配設体支持具であって、前記配設体が取着される配設体取着部と、前記配設体取着部に取着された前記配設体の前端面を、前記壁材の背面より壁表に突出可能とする状態で前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部と、前記取付部が前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられていくに従い前記配設体取着部に取着された前記配設体が、前記壁材の背面に向けて付勢されつつ該背面よって押し返されることで変形し、原形状への復帰力によって、前記配設体の前端面を、前記壁材の背面に押し付け可能な変形部と、を備えたことを要旨とする。
配設体支持具について、前記取付部には、前記配設体取着部に取着された前記配設体の前端面に対し直交する方向に延びる長孔が形成されているのが好ましい。
配設体支持具について、前記変形部の復帰力によって、前記配設体の前端面を、前記開口の前面に立設した壁材の背面に押し付けることができる位置に前記配設体を配置するべく前記取付部の取付位置を案内する位置合わせ手段を備えるのが好ましい。
前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部と、前記配設体本体の前記開口側の前端面の位置を変位可能とする変形部と、を備え、前記取付部は、前記柱若しくは胴縁材に当接する当接面を有し、前記当接面に対し、前記前端面が傾斜し、前記当接面と前記前端面で挟まれた角度が鈍角であることを要旨とする。
配設体について、前記取付部は、前記開口の周縁に延設され、かつ前記配設体本体と一体成形されたフランジであって、前記フランジのうち前記配設体本体の開口側の前端面に対して折れ曲がった部分が前記変形部として機能してもよい。
前記柱若しくは前記胴縁材に当接する当接面を有する取付部と、前記当接面に対し、前記配設体本体の前記開口側の前端面が傾斜するとともに、前記当接面は、前記前端面から離れるに従い前記配設体本体の側面から離れており、さらに、傾斜した前記当接面と前記前端面が垂直に近付くように変形可能な変形部を備えていることを要旨とする。
配設体について、前記変形部の復帰力によって、前記配設体本体の前端面を、前記開口の前面に立設した壁材の背面に押し付けることができる位置に前記配設体本体を配置するべく前記取付部の取付位置を案内する位置合わせ手段を備えるのが好ましい。
以下、配設体支持具をボックス体支持具に具体化した第1の実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、壁Wは、柱Hと、柱Hの前後両面に立設される一対の壁材W1とによって構成されている。壁材W1は、石膏ボード製である。
図1に示すように、配線ボックス20のボックス体本体20aは、矩形板状の底壁21と、この底壁21の周縁から立設された四つの側壁22a〜22dとから前面(一面)に開口23を有する有底四角箱状に形成されている。そして、底壁21及び側壁22a〜22dにより配線ボックス20の周壁が形成されている。なお、以下の説明において、図1の上下に対向する側壁を上側壁22a及び下側壁22bとし、図1の左右に対向する側壁を右側壁22c及び左側壁22dとする。また、配線ボックス20は、金属材料製である。
図2(a),(b)に示すように、ボックス体支持具10は、矩形状をなしている。また、ボックス体支持具10は、合成樹脂材料により形成されている。また、ボックス体支持具10は、矩形板状に形成された取付部11と、配設体取着部としてのボックス体取着部12を一体成形してなる。
図3に示すように、取付部11の当接面11aを柱Hの側面H2に当接させるとともに、保持突部14の裏面を、壁材W1が立設される柱Hの側面(前面H1)に当接させる。そして、柱Hを手で掴むとともに保持突部14を指で柱Hに押し付けるとボックス体支持具10が柱Hに保持される。各取付孔11bから柱Hに固定ビスBを強制的に螺入してボックス体支持具10を柱Hに取り付ける。このとき、柱Hの前面H1側から視認すると、ボックス体取着部12よりも柱H寄りに弾性変形部13が位置し、該弾性変形部13よりも柱H寄りに取付部11が位置している。
(1)ボックス体支持具10は、柱Hに取り付けられる取付部11と、取付部11から延び配線ボックス20が取着されるボックス体取着部12と、ボックス体取着部12に取着した配線ボックス20を取付部11に対して相対的に変位させる弾性変形部13を有している。そして、取付部11の当接面11aと、ボックス体取着部12の取着面12aとで挟まれる角度θが鋭角となるように、ボックス体取着部12は取付部11に対し傾斜している。また、取付部11を柱Hに取り付けた状態では、弾性変形部13により、壁材W1の立設予定面Pよりも前方に配線ボックス20の開口23側(配線ボックス20の前端面)を突出させることができる。そして、弾性変形部13を弾性変形させて配線ボックス20を壁裏側に押し込むようにすると、弾性変形部13の復帰力によって壁材W1の背面に配線ボックス20の前端面(フランジ24の前面及び開口端の全周)を押し付けることができる。よって、壁材W1の背面と配線ボックス20の前端面との間に隙間が形成されず、壁材W1の背面に配線ボックス20を当接させることが可能となる。なお、配線ボックス20は耐火性能を有しているため、壁材W1の背面に配線ボックス20を当接させることで、壁材W1の背面と配線ボックス20の前端面との間に隙間が形成されず、火災発生時に、火炎、煙、有毒ガスなどが隙間から壁裏に流入してしまうことを防止することができる。また、気密性や遮音性を有している配線ボックスとする場合、壁材W1の背面に配線ボックスを当接させることで、壁材W1の背面と配線ボックスの前端面との間に隙間が形成されず、配線ボックスの気密性や遮音性を向上させたり、隙間からの音漏れなどを防止したりすることができる。また、壁材W1の背面と配線ボックス20の前端面との間に隙間が形成されないことで、配線器具をボス部25に取り付けるときに、配線ボックス20が壁W表に引き付けられ、柱Hへの取り付け箇所に負担がかかったり、配線器具の取り付け状態が歪むことがない。
次に、配設体支持具をボックス体支持具に具体化した第2の実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
図6に示すように、取付部31の当接面31aを柱Hの側面H2に当接させるとともに、保持突部34の裏面を、壁材W1が立設される柱Hの前面H1に当接させる。そして、各取付孔31bから柱Hに固定ビスBを強制的に螺入してボックス体支持具30を柱Hに取り付ける。
(9)ボックス体取着部32が、取付部31に対し、壁表側に向けて傾斜しているため、配線ボックス20の開口23側(配線ボックス20の前端面)を立設予定面Pよりも突出させることができる。また、取付部31とボックス体取着部32との連結部を支点として、ボックス体取着部32を取付部31に対して相対的に変位させることができる。つまり、弾性変形部を別部材で形成しなくても弾性変形させることが可能となり、少ないコストでボックス体支持具30を製造することが可能となる。
次に、取付部と変形部とを備えた配設体を配線ボックスに具体化した第3の実施形態を図7及び図8にしたがって説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
図8に示すように、左側壁22dと連結している左フランジ24dを折り曲げる前に、左フランジ24dのみを柱Hの側面H2に固定するよう、左フランジ24dの裏面から固定ビスBを強制的に螺入して、左フランジ24dを柱Hに取り付ける。これにより、左フランジ24dが、柱Hに取り付けられる取付部として機能する。また、左フランジ24dにおいて、柱Hの側面H2に当接する面が当接面24daとなる。
(10)左フランジ24dを、薄肉部27aを支点として折り曲げ可能としたことで、ボックス体取付具を用いなくても柱Hに配線ボックス20を取り付けることが可能となる。また、フランジ24の幅方向への長さN7は、配線ボックス20において一番短い配線ボックス20の深さ方向への長さN5よりもはるかに短いため、配線ボックス20をボックス体支持具10に取り付けて使用する場合に比して、少ない部品数で柱Hに配線ボックス20を取り付けることができるとともに、小型化に繋がる。
次に、配設体支持具をボックス体支持具に具体化した第4の実施形態を図9〜図11にしたがって説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
さて、図11(a)に示すように、ボックス体取着部43の取着面43aに配線ボックス20の左側壁22dを当接させるとともに図示しない固定ビスBによって配線ボックス20をボックス体取着部43に取着する。このとき、取付孔47bは、配線ボックス20の前端面に対し直交する方向に延びている。
したがって、上記第4の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
○第1,第2の実施形態において、取付部を柱Hに取り付けたのであれば、配線ボックス20をボックス体取着部に取着する前に保持突部を除去しても良い。
○第3の実施形態において、フランジ24がペンチなどの工具によって折り曲げ可能な厚みであるならば、溝27及び薄肉部27aを省略しても良い。また、フランジ24は、ボックス体本体20aの開口面に対して予め折れ曲がった状態に形成しても良い。
○第1の実施形態において、取付部11とボックス体取着部12を近接させることができるのであれば、取付部11とボックス体取着部12の一端同士が連結されていなくても良い。
○各実施形態において、耐火性能、或いは遮音性能や気密性能を重視しないのであれば、配線ボックスの前端面(第3の実施形態では、ボックス体本体20aの前端面)の一部を切り欠いて形成しても良いし、配線ボックスの前端面の一部を凹設しても良い。このような場合、配線ボックスの前端面が壁材W1の背面に当接することはない。つまり、配線ボックス20の前端面が壁材W1の背面に当接しなくても良い。さらに、配設体は、底壁を省略したり、側壁を一部省略し、略コ字状や略C字状に開口が囲み形成される枠体であっても良い。
○図18に示す実施形態では、取付部42が変形部46を一体に備える構成としたが、取付部42全体を変形部としたり、取付部42及び連結部44を変形部としてもよい。
○図18に示す形態では、固定ビスBを柱Hに強制的に螺入するのに連動して変形部46が塑性変形していき、固定ビスBの螺入完了とともに、ボックス体本体20aにおけるフランジ24の前端面が壁材W1の背面に押し付けられた。これに限らず、フランジ24の前端面を壁材W1の背面に当接させた状態で、手で変形部46を変形させた後、取付部42を固定ビスBにより柱Hに取り付けてもよい。
○第4の実施形態及び図18に示す形態において、変形部46は、配線ボックス20との対向部よりも外方へ延出していなくてもよい。
○第4の実施形態及び図18に示す形態において、壁材W1を立設する前、柱Hに固定ビスBを予め固定しておき、ボックス体取着部43に配線ボックス20を取着した後、固定ビスBの頭部を、挿通孔47aに挿通し、ボックス体支持具41又は配設体72を柱Hに仮固定する。その後、壁材W1を立設し、壁材W1の背面に、配線ボックス20の前端面又はフランジ24の前端面が当接するまで、固定ビスBの軸部に対し、取付孔47bに沿ってボックス体支持具41又は配設体72をスライド移動させた後、その位置で固定ビスBを柱Hに螺入して、変形部46を変形させてもよい。
また、第4の実施形態において、取付部42と変形部を別体としてもよいし、ボックス体支持具41全体を変形可能に形成し、ボックス体支持具41全体を変形部としてもよい。
○第4の実施形態において、壁材W1が立設される前に、ボックス体支持具41の取付部42を固定ビスBで柱Hに取り付け、当接面42aに対する取着面43aの傾斜を利用して、壁材W1の立設予定面Pよりも前方に配線ボックス20の開口23側(配線ボックス20の前端面)を突出させておいてもよい。そして、変形部46を塑性変形させて配線ボックス20を壁裏側に押し込むようにして、変形部46の復帰力(スプリングバック)によって壁材W1の背面に配線ボックス20の前端面(フランジ24の前面及び開口端の全周)を押し付けるようにしてもよい。
Claims (19)
- 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体を、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に支持させるために用いる配設体支持具であって、
前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部と、
前記配設体が取着される配設体取着部と、
前記壁材の立設予定面よりも前方に前記配設体取着部に取着された配設体の前端面が突出するように前記取付部が前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられた際に、前記立設予定面に立設される壁材で変形させられて前記配設体が壁裏側に押し込まれる一方で、原形状への復帰力によって、前記配設体の前端面を、前記立設予定面に立設した壁材の背面に押し付け可能な変形部と、を備えた配設体支持具。 - 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体を、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に支持させるために用いる配設体支持具であって、
前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部と、
前記配設体が取着される配設体取着部と、
前記配設体取着部を前記取付部に対し変位可能とする変形部と、を備え、
前記取付部は、前記柱若しくは胴縁材に当接する当接面を有するとともに、前記配設体取着部は、前記配設体が取着される取着面を有し、前記当接面に対し前記取着面が傾斜し、
前記当接面と前記取着面で挟まれた角度が鋭角である配設体支持具。 - 前記取付部と前記配設体取着部は、略平板状に形成され、かつ一端側同士が連結されるとともに他端側がそれぞれ自由端となっており、前記変形部による変形によって自由端同士が近接可能である請求項1又は請求項2に記載の配設体支持具。
- 前記取付部と前記配設体取着部を一体成形し、前記取付部と前記配設体取着部の連結箇所が前記変形部として機能する請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の配設体支持具。
- 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体を、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に支持させるために用いる配設体支持具であって、
前記配設体が取着される配設体取着部と、
前記配設体取着部に取着された前記配設体の前端面を、前記壁材の背面より壁表に突出可能とする状態で前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部と、
前記取付部が前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられていくに従い前記配設体取着部に取着された前記配設体が、前記壁材の背面に向けて付勢されつつ該背面よって押し返されることで変形し、原形状への復帰力によって、前記配設体の前端面を、前記壁材の背面に押し付け可能な変形部と、を備えた配設体支持具。 - 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体を、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に支持させるために用いる配設体支持具であって、
前記柱若しくは前記胴縁材に当接する当接面を有する取付部と、
前記配設体が取着される取着面を有する配設体取着部と、を備え、前記取着面において、前記配設体の開口側が位置する端縁を前端縁とすると、前記当接面と前記取着面が、前記前端縁に向かうに従い徐々に近付くように前記当接面に対し前記取着面が傾斜しており、
さらに、傾斜した前記当接面と前記取着面が平行に近付くように変形可能な変形部を備えている配設体支持具。 - 前記変形部は平板状であり、前記取付部の前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けに伴い曲げ変形する請求項5又は請求項6に記載の配設体支持具。
- 前記取付部には、前記配設体取着部に取着された前記配設体の前端面に対し直交する方向に延びる長孔が形成されている請求項5〜請求項7のうちいずれか一項に記載の配設体支持具。
- 前記取付部は、前記配設体取着部に取着された前記配設体との対向部よりも外方へ延出された延出部を有する請求項1〜請求項8のうちいずれか一項に記載の配設体支持具。
- 前記変形部の復帰力によって、前記配設体の前端面を、前記開口の前面に立設した壁材の背面に押し付けることができる位置に前記配設体を配置するべく前記取付部の取付位置を案内する位置合わせ手段を備えた請求項1又は請求項5に記載の配設体支持具。
- 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体本体を備え、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に取り付けられる配設体であって、
前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部と、
前記壁材の立設予定面よりも前方に前記配設体本体の前端面が突出するように前記取付部が前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられた際に、前記立設予定面に立設される壁材で変形させられて前記配設体本体が壁裏側に押し込まれる一方で、原形状への復帰力によって、前記配設体本体の前端面を、前記立設予定面に立設した壁材の背面に押し付け可能な変形部と、を備えた配設体。 - 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体本体を備え、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に取り付けられる配設体であって、
前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部と、
前記配設体本体の前記開口側の前端面の位置を変位可能とする変形部と、を備え、
前記取付部は、前記柱若しくは胴縁材に当接する当接面を有し、
前記当接面に対し、前記前端面が傾斜し、
前記当接面と前記前端面で挟まれた角度が鈍角である配設体。 - 前記取付部は、略平板状に形成され、前記取付部と前記配設体本体とは、一端側同士が連結されるとともに他端側がそれぞれ自由端となっており、前記変形部による変形によって自由端同士が近接可能である請求項11又は請求項12に記載の配設体。
- 前記取付部と前記配設体本体を一体成形し、前記取付部と前記配設体本体の連結箇所が前記変形部として機能する請求項11〜請求項13のうちいずれか一項に記載の配設体。
- 前記取付部は、前記開口の周縁に延設され、かつ前記配設体本体と一体成形されたフランジであって、前記フランジのうち前記配設体本体の開口側の前端面に対して折れ曲がった部分が前記変形部として機能する請求項14に記載の配設体。
- 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体本体を備え、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に取り付けられる配設体であって、
前記配設体本体の前端面を、前記壁材の背面より壁表に突出可能とする状態で前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられる取付部を備えるとともに、
前記取付部が前記柱若しくは前記胴縁材に取り付けられていくに従い前記配設体本体が、前記壁材の背面に向けて付勢されつつ該背面よって押し返されることで変形し、原形状への復帰力によって、前記配設体本体の前端面を、前記壁材の背面に押し付け可能な変形部を備えた配設体。 - 側壁により囲み形成され前面に開口を有する配設体本体を備え、壁材に形成される貫通孔により前記開口が壁表に臨むように、前記壁材の裏側となる位置に設置された柱若しくは胴縁材の側方に取り付けられる配設体であって、
前記柱若しくは前記胴縁材に当接する当接面を有する取付部と、
前記当接面に対し、前記配設体本体の前記開口側の前端面が傾斜するとともに、前記当接面は、前記前端面から離れるに従い前記配設体本体の側面から離れており、
さらに、傾斜した前記当接面と前記前端面が垂直に近付くように変形可能な変形部を備えている配設体。 - 前記取付部は、前記配設体本体との対向部よりも外方へ延出された延出部を有する請求項11〜請求項17のうちいずれか一項に記載の配設体。
- 前記変形部の復帰力によって、前記配設体本体の前端面を、前記開口の前面に立設した壁材の背面に押し付けることができる位置に前記配設体本体を配置するべく前記取付部の取付位置を案内する位置合わせ手段を備えた請求項12に記載の配設体。
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