JP6033113B2 - シールド編組線の接続構造およびシールドコネクタ - Google Patents

シールド編組線の接続構造およびシールドコネクタ Download PDF

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Description

本発明は、シールド編組線の接続構造およびシールドコネクタに係り、特に、筒状のものによってシールド編組線を保持するものに関する。
従来、図8に示すように、シールドターミナル303とスリーブ305とを用いてシールド部材(シールド編組線)307を固定しているシールド編組線の固定構造(接続構造)301が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
図8に示す従来のシールド編組線の接続構造301を生成するためには、まず、図9(a)で示すように、シールド電線309の一端部で、外部被覆体311を除去して、シールド編組線(編組線)307を露出させ、さらに、シールド編組線307と内部被覆体313とを除去して芯線315を露出させる。
続いて、図9(b)で示すように、スリーブ305を内部被覆体313に嵌めるとともに、シールド編組線307を外部被覆体311側に寄せる。
続いて、外部被覆体311側に寄せられたシールド編組線307を折り返してスリーブ305に被せ、さらに、スリーブ305に被せられたシールド編組線307にシールドターミナル303を被せた後、シールドターミナル303をかしめて、シールドターミナル303とシールド編組線307とスリーブ305とを、内部被覆体313に固定している。
また、従来、図10、図11に示すように、接続部材353とシールド筒355とを用いてシールド編組線357を接続しているシールド編組線の接続構造351が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
図10、図11に示すシールド編組線の接続構造351では、接続部材353に一対の押さえ片367を設け、この押さえ片367のテコ作用と押さえ受け部369とによってシールド編組線357を挟み込み固定している。
なお、図10、図11に示す参照符号359で示すものは、シールド電線361の外部被覆体であり、参照符号363で示すものは、シールド電線361の内部被覆体であり、参照符号365で示すものは、シールド電線361の芯線である。
特開2012−9382号公報 特開平10−144404号公報
ところで、図8や図9で示す従来のシールド編組線の接続構造301では、スリーブ305をかしめ圧着等することで、シールド編組線307を固定しているので、シールド編組線の接続構造を容易には得ることができないという問題がある。
すなわち、圧着前の準備工程として編組線307の余剰部分を除去して編組線307の折り返しをするので作業工数が増えてしまう。また、スリーブ305をかしめて圧着をするには、プレス機やアプリケータ(圧着歯型)の設備が必要になり設備費が発生してしまう。さらに、シールド編組線の接続構造の態様が異なると圧着に要する圧着力(必要トン数)も変わるのであるが、プレス機でかしめて圧着をしようとしても、プレス機の能力で必要トン数を発生することができない場合があり、この場合には別途新規な設備が必要になる。
また、図10や図11で示す従来のシールド編組線の接続構造351では、かしめをおこなっていないでプレス機等の設備は不要であるが、テコの作用で編組線357を保持しているので、かしめによる圧着で保持している場合と異なり、シールド電線361の触れや引張り等によって、接続部材353が外れてしまうおそれがあるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、編組線がはずれにくいシールド編組線の接続構造を容易に得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、外筒部と、長手方向の一端部の外周が、前記外筒部の内周に接するようにして、前記外筒部内に挿入されたシールド編組線と、筒状に形成され、外周が前記シールド編組線の内周に接することで前記シールド編組線を前記外筒部と協働して挟み込むように、前記シールド編組線内に挿入されたスリーブとを有し、前記シールド編組線が前記外筒部から抜けてしまうことを防止するために、前記外筒部、前記スリーブの少なくともいずれかがテーパ状になっており、前記スリーブが前記シールド編組線の長手方向の一端側から前記外筒部の内側に入り込んでおり、前記外筒部が、テーパ状になっており、前記スリーブは、一定の外径の大径部と小径部とを備えて構成されており、前記大径部の前記小径部側の端部が、前記外筒部と協働して前記シールド編組線を挟み込んでいる構成であるシールド編組線の接続構造である。
請求項2に記載の発明は、外筒部と、長手方向の一端部の外周が、前記外筒部の内周に接するようにして、前記外筒部内に挿入されたシールド編組線と、筒状に形成され、外周が前記シールド編組線の内周に接することで前記シールド編組線を前記外筒部と協働して挟み込むように、前記シールド編組線内に挿入されたスリーブとを有し、前記シールド編組線が前記外筒部から抜けてしまうことを防止するために、前記外筒部、前記スリーブの少なくともいずれかがテーパ状になっており、前記スリーブが前記シールド編組線の長手方向の一端側から前記外筒部の内側に入り込んでおり、前記スリーブには、前記シールド編組線の一端部を収容するシールド編組線収容部が設けられており、前記シールド編組線収容部は、リング板状部と折り返し部とで構成されており、前記リング板状部は、鍔状になって前記スリーブの端から前記スリーブの径方向外側に展開しており、前記折り返し部は、円管状に形成されており、前記リング板状部の外周から前記スリーブ側に突出しており、前記スリーブと前記折り返し部との間に前記シールド編組線の一端部が収容されているシールド編組線の接続構造である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のシールド編組線の接続構造を有するシールドコネクタにおいて、ハウジングを備え、前記シールド編組線は、シールド電線の編組線であり、前記外筒部は、前記ハウジングに設置されているシールドターミナルの外筒部であり、前記シールド電線の長手方向の一端部は、内部被覆体が露出している状態で前記ハウジング内に挿入されており、前記シールド電線の内部被覆体が露出している部位にシール材が設けられており、前記スリーブのシールド編組線収容部が、前記シール材の位置決めをしている構成であるシールドコネクタである。
本発明によれば、編組線がはずれにくいシールド編組線の接続構造を容易に得ることができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るシールドコネクタの分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造における組み付け手順を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造における組み付け手順を示す図である。 (a)は、本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造を模式的に示す図であり、(b),(c)は、本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造の変形例を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造の変形例を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。 従来のシールド編組線の接続構造を示す断面図である。 従来のシールド編組線の組み付け手順を示す図である。 従来のシールド編組線の接続構造を示す分解斜視図である。 従来のシールド編組線の接続構造を示す断面図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造(シールド用編組線の取り付け構造)1は、たとえば、シールドコネクタ3に適用されるものである。
シールド編組線の接続構造1を有するシールドコネクタ3は、図1や図2で示すように、樹脂等の非導電性材料で構成されたハウジング5と金属等の導電性材料で構成されたシールドターミナル7とゴム等の非導電性の弾性材料で構成されたシール材9とを備えて構成されている。
ここで、説明の便宜のために、シールド電線11の延伸方向(長手方向)を前後方向とし、この前後方向に対して直交する所定の一方向を横方向とし、前後方向と横方向とに対して直交する所定の一方向を縦方向とする。
シールドコネクタ3にはシールド電線11の一端部(前端部)が一体的に設置され(接続され)、シールド電線11が設置されたシールドコネクタ3は、接続相手の筐体13に一体的に設置されるようになっている。
シールド電線11の前端側の部位は、ハウジング5内に挿入されている。シールド電線11とハウジング5との間に設けられたシール材9が、シールド電線11の後側からハウジング内に水等が入ることを防いでいる。
また、シールド電線11の前端には、端子金具15が設置されており、端子金具15は、接続相手の筐体13内に設けられている端子(図示せず)に電気的に接続されている。
シールドターミナル7は、たとえば、板状の素材を適宜変形した形態である殻状(厚さが一定な立体形状)に形成されており、ハウジング5の後側でハウジング5を覆うようにしてハウジング5に一体的に設置されている。
シールド電線11は、シールドターミナル7の一部である外筒部(筒状部)17を貫通して、後側に延伸している。
シールド編組線の接続構造1についてさらに詳しく説明する。シールド編組線の接続構造1は、筒状(たとえば円筒状)に形成された外筒部17と、シールド電線11のシールド編組線19と、筒状(たとえば円筒状)に形成されたスリーブ21とを備えて構成されている。
シールド電線11のシールド編組線19は、同軸ケーブルの外側導体のように、金属等の導電性材料で構成された複数本の素線を編むことで、筒状(たとえば円筒状)に形成されている。
シールド編組線19は、この長手方向(前後方向)の一端側(前端側)の部位が(前後方向の前端からこの前端の近傍にかけての部位が)、外筒部17内に挿入されている。そして、シールド編組線19は、この前後方向の前側の部位の外周(前後方向における外周面の少なくとも一部の円形状の部位)が、外筒部17の内周(前後方向における内周面の少なくとも一部の円形状の部位)に接している。
スリーブ21は、たとえば金属等の導電性材料で筒状(たとえば円筒状)に形成されており、シールド編組線19内(外筒部17内)に挿入されている。そして、スリーブ21の外周(外周面の少なくとも一部の円形状の部位)がシールド編組線19の内周(内周面の少なくとも一部の円形状の部位)に接することで、スリーブ21がシールド編組線19を外筒部17と協働して挟み込みシールド編組線19を外筒部17に固定している。
外筒部17に対しシールド編組線19が後側に移動し外筒部17から抜けて離れてしまうことを防止するために、外筒部17、スリーブ21の少なくともいずれかがテーパ状になっている(外筒部17、スリーブ21の少なくともいずれかの径が、シールド編組線19の長手方向で一端(前)側から他端(後)側に向かうにしたがって次第に小さくなっている)。
また、シールド編組線19の長手方向の一端側(前後方向前側)からスリーブ21が外筒部17の内側に入り込んでいる。そして、シールド編組線19が、外筒部17よりも前後方向後側の箇所(図2におけるシールド電線11の右端)で、長手方向の他端側(前後方向後側;図2の右方向)への引っ張られたときに、スリーブ21が外筒部17とシールド編組線19とに食い込むように構成されている。
さらに、具体的に説明すると、外筒部17の内径は、テーパ状になっている(図2の左から右に向かうにしたがって縮径している)。
スリーブ21は、一定の外径の大径部23と、一定の外径の小径部25とを備えて構成されている。小径部25の外径の値は大径部23の外径の値よりも小さくなっている。小径部25は、シールド編組線19の前後方向で大径部23よりも後側に位置している。
スリーブ21は、シールド編組線19の内側に入り込んでいる。そして、大径部23が、外筒部17と協働してシールド編組線19を挟み込んでいる。
小径部25は、シールド電線11の屈曲や振れを抑制するために設けられている。
筒状のシールド編組線19の中心軸は、すでに理解されるように、前後方向に延伸しており、シールド編組線19の中心軸と、外筒部17の中心軸とスリーブ21の中心軸とはお互いに一致している。
外筒部17は、たとえば、肉厚が一定なテーパ状である円筒状に形成されており、外筒部17の内面(内径、外径)は、中心軸の延伸方向の一端から他端(シールド編組線の前後方向の前側から後側)に向かうにしたがって次第に小さくなっている。
シールド編組線19は、たとえば、円筒状に形成されているが、導電性材料の複数本の素線を編むことで構成されていることで、その外径と内径とは、適宜拡張するようになっている。すなわち、シールド電線11からシース(外部被覆体)27を除去しただけの原始の状態では、シールド編組線19の外径は、外筒部17の内径よりも小さくなっているが、外筒部17に挿入されたシールド編組線19の前端側の部位では、詳細は後述するが、たとえば、スリーブ21によりシールド編組線19の外径(内径)が大きくなっており、シールド編組線19が外筒部17の円錐台側面形状(テーパ状)の内面に接触している(図4、図5(a)参照)。
スリーブ21は、たとえば、円筒状の素材を塑性加工することで形成されており、大径部23の中心軸と小径部25の中心軸とはお互いが一致している。また、大径部23と小径部25とはこれらの中心軸の延伸方向の一端から他端(前後方向前側から後側)に向かいこの順にならんでいる。
大径部23の内外径は一定の値になっており、小径部の内外径も一定の値になっている。大径部23の外径の値は、テーパ状の外筒部17の内径の最大径(図5(a)の左端の内径)から所定の値(シールド編組線19を構成している素線の直径の2倍の値;筒状のシールド編組線19の筒の厚さの値)を引いた値よりも小さくなっている。また、大径部23の外径の値は、テーパ状の外筒部17の内径の最小径(図5(a)の右端の内径)から所定の値(シールド編組線19を構成している素線の直径の2倍の値)を引いた値よりも大きくなっている。
小径部25の筒の肉厚は、大径部23の筒の肉厚と等しくなっている。小径部25の外径の値は、大径部23の外径の値よりも小さく、大径部23の内径の値と同程度が僅かに小さくなっている。また、小径部25の内径の値は、原始の状態におけるシールド編組線19の内径の値(シールド電線11の内部被覆体29の外径の値)よりもわずかに大きく、もしくは、ごくわずか大きくなっている。
これにより、シールド電線11が屈曲しもしくは振れようとしても、小径部25の内周にシールド電線11の内部被覆体29の外周が当接し、シールド電線11の屈曲や振れが抑制されるようになっている。
シールド電線11は、金属等の導電性材料で構成された芯線31と、合成樹脂等の絶縁性の材料で構成され芯線31を覆っている内部被覆体29と、内部被覆体29を覆っているシールド編組線19と、合成樹脂等の絶縁性の材料で構成されシールド編組線19を覆っている外部被覆体27とを備えて構成されている。
シールド電線11の断面(長手方向に対して直交する平面による断面)は、芯線31がほぼ円形状に配置されており、内部被覆体29の外周が、芯線31と同軸の円形状(直径が芯線31の直径よりも大きい円形状)になっており、シールド編組線19の外周が、芯線31と同軸の円形状(直径が内部被覆体29の外径よりも大きい円形状)になっており、外部被覆体27の外周が、芯線31と同軸の円形状(直径がシールド編組線19の外径よりも大きい円形状)になっている。
図2で示すように、シールド電線11の長手方向の一端(前端)P0から第1の所定の寸法だけ他端側(後側)に離れているシールド電線11の部位を第1の部位P1とし、シールド電線11の長手方向の一端から第2の所定の寸法だけ他端側に離れているシールド電線11の部位を第2の部位P2とし、シールド電線11の長手方向の一端から第3の所定の寸法だけ他端側に離れているシールド電線11の部位を第3の部位P3とする。
上記第1の寸法の値、第2の寸法の値、第3の寸法の値の関係は、「第1の寸法の値<第2の寸法の値<第3の寸法の値」になっている。
シールド電線11では、長手方向の一端P0と第1の部位P1との間で、外部被覆体27とシールド編組線19と内部被覆体29とが除去されて芯線31が露出している。第1の部位P1と第2の部位P2の間で、外部被覆体27とシールド編組線19とが除去されて内部被覆体29が露出している。第2の部位P2と第3の部位P3の間で、外部被覆体27が除去されてシールド編組線19が露出している。第3の部位P3よりも他端側(後側)では、シールド電線11が、なにも除去されていない初期の状態で存在している。
スリーブ21によってシールド編組線19が、外筒部17に固定されている状態について詳しく説明する。
シールド電線11の長手方向(前後方向)では、シールド電線11の第2の部位P2と第3の部位P3との間で露出しているシールド編組線19の内外径が、前側(図2の左側)で原始状態よりも大きくなっている、
この内外径が大きくなっているシールド編組線19の部位のうちの一部の部位(長手方向の中間の所定の長さの部位)が、外筒部17の内径に接触している。
スリーブ21は、大径部23がシールド電線11の前後方向前側に位置し、小径部25がシールド電線11の前後方向後側に位置して、外筒部17の内径に接触しているシールド編組線19に係合している。
さらに説明すると、スリーブ21は、シールド電線11の長手方向他端側(後側)に押されて、外筒部17の内径に接触しているシールド編組線19内に、前から後に向かう方向で挿入されている(図3の矢印を参照)。これにより、大径部23の端部(小径部25側の端部;円形状の部位)が、シールド編組線19を押圧している。そして、スリーブ21が外筒部17と協同して、シールド編組線19を付勢した状態で挟み込んでいる。これにより、シールド編組線19とスリーブ21とが、外筒部17に一体的に設けられている。
このような状態で、シールド編組線19(シールド電線11)がこの長手方向他端側(後側)に引っ張られると(図4の矢印A1参照)、スリーブ21とシールド編組線19との間の摩擦力で、スリーブ21がシールド電線11の長手方向他端側(後側)に移動しようとする。そして、いわゆるクサビ効果と同様の効果によってスリーブ21と外筒部17とがさらに強い力でシールド編組線19を挟み込み(図4の矢印A2参照)、スリーブ21とシールド編組線19との間の摩擦力と、シールド編組線19と外筒部17との間の摩擦力とで、シールド編組線19(シールド電線11)が、外筒部17から長手方向他端側(後側)に抜け出ないようになっている。
なお、スリーブ21の大径部23の端(小径部25とは反対側の端;前端)は、シールド電線11の長手方向で、外筒部17の一端(前端)から前方に突出しているが、シールド電線11の第2の部位P2までは届いていない。
また、スリーブ21の小径部25の端(大径部23とは反対側の端;後端)は、シールド電線11の長手方向で、外筒部17の他端(後端)から後方に突出しているが、シールド電線11の第3の部位P3までは届いていない。さらに、スリーブ21の小径部25の後端は、シールド電線11のシールド編組線19に接触して、シールド編組線19の内外径を拡張している。
次に、シールドコネクタ3についてさらに詳しく説明する。
シールドコネクタ3のハウジング5は、円筒状のハウジング本体部33と鍔状部35とを備えて構成されている。ハウジング本体部33の内側の空間37には、シール材設置部39と端子設置部41とが形成されている。
シール材設置部39は、円筒状に形成されており、ハウジング本体部33の後側に設けられている。端子設置部41は、ハウジング本体部33の前側に設けられている。円筒状のハウジング本体部33やシール材設置部39は、シールド電線11と同軸になっている。シール材設置部39の内径は、内部被覆体29やスリーブ21の外径よりも大きく、シール材9の外径よりも僅かに小さくなっている。シール材設置部39の底面(端子設置部41との境界に接する面)43は、シール材9が当接する平面(前後方向に対して直交する平面)になっている。
鍔状部35は、前後方向の中間部でハウジング本体部33の外周から外側に突出している。また、鍔状部35は、一部の部位の突出量が他の部位の突出量よりも大きくなっている。この突出量が大きくなっている箇所に、金属製のカラー(ブッシュ)45が一体的に設けられている。
鍔状部35の前面は、前後方向に対して直交している平面になっており、ハウジング5(シールドコネクタ3)を接続相手の筐体13に設置した状態では、鍔状部35の前面が接続相手の筐体に接触している。また、ハウジング5(シールドコネクタ3)を接続相手の筐体13に設置した状態では、ブッシュ45にボルト(図示せず)が挿入され、このボルトの雄ネジが接続相手の筐体13の雌ネジ(図示せず)に螺号している。
ハウジング本体部33の前側の部位(鍔状部35よりも前側の部位)の外周には、パッキン(たとえばOリング)47が設けられており、接続相手の筐体13内に水等が入り込むことを防止している。
シールドターミナル7は、鍔状部35の側面(外周面)と、鍔状部35の後側の面と、ハウジング本体部33の後側の部位(鍔状部35よりも後側の部位)とを覆うようにして、ハウジング5に一体的に設けられている。シールドターミナル7の外筒部17が、ハウジング本体部33から後方に突出している。
シールド電線11の芯線31の前端部には、端子金具15が一体的に設けられている。そして、シールド電線11がシールドコネクタ3に設置された状態では、ハウジング本体部33の前端部に設けられている端子係止部(たとえば弾性を備えた係止爪)49が、端子金具15に設けられた端子被係止部(たとえば、貫通孔)51の係合し、端子金具15がハウジング5と一体化している。
シールド電線11は、次に示す態様でシールドコネクタ3に設置されている。
端子金具15は、前側の部位がシールドコネクタ3の前端から前方に突出しており、芯線31に係合している後側の部位が、端子設置部41内に位置している。シールド電線11の第1の部位P1は、シール材設置部39の底面43よりも、ごく僅かに前方に位置しており、第2の部位P2は、ハウジング本体部33よりも、ごく僅かに前方に位置しており、第3の部位P3は、外筒部17よりも後方に位置している。
円環状のシール材9は、この前端が底面43に接触しており、内周が、シールド電線11の内部被覆体29に接触している。なお、非設置の状態では、シール材9の内径が内部被覆体29の外径よりもごく僅かに小さくなっている。これにより、シールドコネクタ3に設置された状態では、シール材9が内部被覆体29を付勢している。同様にして、シール材9の外周は、シール材設置部39の内周面を付勢してシール材設置部39の内周面に接触している。これにより、ハウジング5の端子設置部41内に水等が入り込むことを防止している。
また、環状のリヤホルダ53の前面がシール材9の後面に接触することで、シール材9が、ハウジング5に固定されている。なお、リヤホルダ53はたとえば、シール材設置部39内に圧入されていることで、ハウジング5に固定されている。また、リヤホルダ53の後端は、第2の部位P2よりも、ごく僅かに前方に位置している。
次に、シールド電線11のシールドコネクタ3への設置手順について説明する。
まず、シールド電線11の前端部で、外部被覆体27、シールド編組線19、内部被覆体29を適宜除去し、シールド電線11を図2で示す状態にする。
続いて、外筒部17が後側に位置しシールド編組線19の前端が外筒部17よりも若干前方に位置するようにして、外筒部17にシールド電線11の一端部を通す。
続いて、スリーブ21にシールド電線11を通し、スリーブ21を後方に移動する(図3参照)。そして、スリーブ21と外筒部17とで、シールド編組線19を挟み込んで固定する(図4参照)。
続いて、端子金具15を芯線31に設置し、端子金具15とシールド電線11とシールドターミナル7とスリーブ21とを、接続相手の筐体13に設置されているハウジング5に設置する。
シールド編組線の接続構造1によれば、外筒部17とテーパ状になっているスリーブ21とによってシールド編組線19を保持するように構成されているので、カシメによる圧着が不要になり、シールド編組線19の接続構造を容易に得ることができ、しかも、スリーブ21がシールド編組線19の長手方向の前側から後側で縮径している外筒部17の内側に入り込んでいるので、一旦保持されたシールド編組線19がシールドターミナル7からはずれないようになっている。
また、シールド編組線の接続構造1によれば、図9(b)で示すような編組線の折り返しが不要であるので、シールド編組線の接続構造1を得るための工数を削減することができる。
また、シールド編組線の接続構造1によれば、スリーブ21の外周の円形状の全周と外筒部17の内周の円形状の全周にて、シールド編組線19を挟み固定することで、シールド編組線19がシールドターミナル7にしっかりとバランス良く設置されており、シールド編組線19のほつれを無くすことができるとともに、シールド電線11(シールド編組線19)の屈曲をスリーブ21で抑制することができる。
従来のシールド編組線の接続構造の一般的な構造では、シール材を保持するためのリヤホルダでシールド電線をガイドして押さえているが、シールド編組線の接続構造1では、シール材9を保持するためだけにリヤホルダ53を用いればよいので、リヤホルダ53の前後方向の寸法を小さくすることができ、シールドコネクタ3を小型化することができる。
また、シールド編組線の接続構造1によれば、外筒部17が後方に向かうにしたがって縮径しており、スリーブ21が、外筒部17の内側で前側から後側に向かって挿入されているので、シールド電線11(シールド編組線19)が後方に引っ張られても、シールド電線11がシールドターミナル7やハウジング5から抜け出てしまうことが無くなる。
また、図8〜図11に示す従来の構造では、シールド編組線が折り返されて、二重になって内部被覆体を覆っている。これに対して、シールド編組線の接続構造1では、シールド編組線19が折り返されておらず二重構造にはなっていないので、シールド編組線19が必要以上に拡径されておらず、これにより、シールド性能の低下が抑制されている。
また、シールド編組線の接続構造1によれば、小径部25によってシールド電線11の屈曲や振れが抑制されるので、ハウジング5等に対するシールド電線11(内部被覆体29)の偏りが抑制され、シール材9のシールド電線11(内部被覆体29)に対する片当たり抑制され、シール材9の偏磨耗等を抑制し耐久性を高めることができる。
ところで、シールド編組線の接続構造1を、図5(b)、(c)、図6で示すように適宜変形してもよい。図5(a)は、図2で示すシールド編組線の接続構造1を模式的に示している。
図5(b)、(c)で示すシールド編組線の接続構造1では、小径部25をテーパ状にしてある。ただし、図5(b)で示すシールド編組線の接続構造1では、大径部23と小径部25との間に段差が形成されている。一方、図5(c)で示すシールド編組線の接続構造1では、大径部23と小径部25との間に段差が形成されていない。小径部25をテーパ状にすることで、シールド編組線19の内外径を拡大しやすくなり、スリーブ21の設置が容易になる。
図6(a)で示すシールド編組線の接続構造1では、スリーブ21の前後方向の中間に鍔部22を設けてあり、この鍔部22でシールド編組線19を挟み込んでいる。図6(b)で示すシールド編組線の接続構造1では、外筒部17の径を一定にし、代わりに、スリーブ21をテーパ状にしてある。図6(c)で示しシールド編組線の接続構造1では、外筒部17とスリーブ21との両方をテーパ状にしてある。ただし、スリーブ21の縮径率のほうが、外筒部17の縮径率よりも大きくなっている。
さらに、シールド編組線の接続構造1において、スリーブ21を一定の外径と一定の内径を備えた単なる円筒で構成してもよい。また、上述したシールド編組線の接続構造1では、外筒部17と協働してシールド編組線19を挟み込んでいるスリーブ21の部位が小さな円弧状になっているが(R部が形成されているが)、R部を形成することなく、尖ったエッジ状にして、このエッジの部分が、シールド編組線19に食い込むようにしてもよい。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るシールド編組線の接続構造1aも、図7で示すように、たとえば、シールドコネクタ3aに適用される。
シールド編組線の接続構造1aは、スリーブ21aに、シールド編組線19の一端部(前端部)を収容するシールド編組線収容部55が設けられている点が、本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造1とは異なり、その他の点は、本発明の第1の実施形態に係るシールド編組線の接続構造1と同様に構成され、同様の効果を奏する。ただし、シールドコネクタ3aには、シール材9を保持するためのリヤホルダが設けられておらず、スリーブ21aのシールド編組線収容部55が、リヤホルダに代わってシール材9を保持している。
さらに詳しく説明すると、スリーブ21aは、大径部23と小径部25とに加えて、リング状部57と折り返し部59とを備えて構成されている。リング状部57は、中央部に円形状の貫通孔が形成された円板状に形成されている。すなわち、リング状部57は、円板状の素材に、この素材の中心と中心が一致し径が素材の径よりも小さい貫通孔を設けた形状に形成されている。折り返し部59は、内径が大径部の外径よりも大きな円筒状に形成されている。
リング状部57と折り返し部59とは、第1の実施形態で使用されているスリーブ21と同様にして、大径部23および小径部25とを備えているともに、たとえば、所定形状の材料を塑性加工等することで形成されている。大径部23の肉厚と小径部25の肉厚とリング状部57の肉厚と折り返し部59の肉厚とはお互いが等しくなっている。また、リング状部57の中心軸と折り返し部59の中心軸と大径部23の中心軸とはお互いに一致している。
リング状部57の内径は、大径部23の内径と等しくなっており、リング状部57の外径は、折り返し部59の外径と等しくなっている。
リング状部57は、大径部23の端(小径部とは反対側の端;前端)から、鍔状になって大径部23の径方向外側に展開している。折返し部59は、リング状部57の外周から小径部25側(後側)に突出している。したがって、外側にリング状部57が存在している大径部23のところは、大径部23と折り返し部59との2重の円管状になっている。また、大径部23の端(リング状部57とは反対側の端;後端)は、前後方向(スリーブ21aの長手方向)で、大径部23の後端よりも前方に位置している。
そして、リング状部57と2重の円管状になっている箇所(大径部23と折り返し部59との間の空間)とでシールド編組線収容部55が形成されている。
シールドコネクタ3aでは、シールド電線11の長手方向一端側の部位(前後方向で第1の部位P1と第2の部位P2との間の部位)は、外部被覆体27とシールド編組線19とが不存在であることにより、内部被覆体29が露出している状態でハウジング5内に挿入されている。
そして、シールド電線11の内部被覆体29が露出している部位にシール材9が設けられており、また、スリーブ21aのシールド編組線収容部55の前面(環状で平面状の前面)61が、シール材9の位置決めをしている構成になっている。なお、シール材9は底面43とスリーブ21aのシールド編組線収容部55の前面61とに挟まれていることで前後方向の圧縮力を受け、僅かに弾性変形している。この弾性変形によるポアソン比に応じてシール材9の内周が内部被覆体29を押圧しシール材9の外周がシール材設置部39の内面を押圧している。これにより、シール材9のシール性が一層向上する。
シールド編組線の接続構造1aによれば、シールド編組線19の端部を収容するシールド編組線収容部55がスリーブ21aに設けられているので、予期せぬなんらかの要因でシールド編組線19の端部がほつれてしまっても、このほつれによって不具合が発生することを、構成を煩雑にすることなく防止することができる。また、シールド編組線19の端部によって、シール材9やハウジング5が傷付くおそれを無くすことができる。
また、シールドコネクタ3aによれば、シールド編組線収容部55がシール材9の位置決めをしているので、シール材9を保持するためのリヤホルダが不要になり、シールドコネクタ3aの構成が簡素化されており、シールドコネクタ3aの前後方向の寸法を小さくすることができる。
また、シールドコネクタ3aによれば、スリーブ21aがシール材9の弾性によって後側に付勢されているので、シールド編組線19を挟み込む力をスリーブ21aが常に発生することができ、振動等によって、スリーブ21aのシールド編組線19を挟み込む力が小さくなることを無くすことができる。
なお、本発明の第2の実施形態に係るシールド編組線の接続構造1aにおいても、図5(b)、(c)、図6と同様の変形をすることができる。
1,1a シールド編組線の接続構造
3,3a シールドコネクタ
5 ハウジング
7 シールドターミナル
9 シール材
11 シールド電線
17 外筒部
19 シールド編組線
21,21a スリーブ
23 大径部
25 小径部
29 内部被覆体
55 シールド編組線収容部

Claims (3)

  1. 外筒部と、
    長手方向の一端部の外周が、前記外筒部の内周に接するようにして、前記外筒部内に挿入されたシールド編組線と、
    筒状に形成され、外周が前記シールド編組線の内周に接することで前記シールド編組線を前記外筒部と協働して挟み込むように、前記シールド編組線内に挿入されたスリーブと、
    を有し、前記シールド編組線が前記外筒部から抜けてしまうことを防止するために、前記外筒部、前記スリーブの少なくともいずれかがテーパ状になっており、前記スリーブが前記シールド編組線の長手方向の一端側から前記外筒部の内側に入り込んでおり、
    前記外筒部が、テーパ状になっており、
    前記スリーブは、一定の外径の大径部と小径部とを備えて構成されており、
    前記大径部の前記小径部側の端部が、前記外筒部と協働して前記シールド編組線を挟み込んでいる構成であることを特徴とするシールド編組線の接続構造。
  2. 外筒部と、
    長手方向の一端部の外周が、前記外筒部の内周に接するようにして、前記外筒部内に挿入されたシールド編組線と、
    筒状に形成され、外周が前記シールド編組線の内周に接することで前記シールド編組線を前記外筒部と協働して挟み込むように、前記シールド編組線内に挿入されたスリーブと、
    を有し、前記シールド編組線が前記外筒部から抜けてしまうことを防止するために、前記外筒部、前記スリーブの少なくともいずれかがテーパ状になっており、前記スリーブが前記シールド編組線の長手方向の一端側から前記外筒部の内側に入り込んでおり、
    前記スリーブには、前記シールド編組線の一端部を収容するシールド編組線収容部が設けられており、
    前記シールド編組線収容部は、リング板状部と折り返し部とで構成されており、前記リング板状部は、鍔状になって前記スリーブの端から前記スリーブの径方向外側に展開しており、前記折り返し部は、円管状に形成されており、前記リング板状部の外周から前記スリーブ側に突出しており、前記スリーブと前記折り返し部との間に前記シールド編組線の一端部が収容されていることを特徴とするシールド編組線の接続構造。
  3. 請求項2に記載のシールド編組線の接続構造を有するシールドコネクタにおいて、
    ハウジングを備え、
    前記シールド編組線は、シールド電線の編組線であり、
    前記外筒部は、前記ハウジングに設置されているシールドターミナルの外筒部であり、
    前記シールド電線の長手方向の一端部は、内部被覆体が露出している状態で前記ハウジング内に挿入されており、
    前記シールド電線の内部被覆体が露出している部位にシール材が設けられており、
    前記スリーブのシールド編組線収容部が、前記シール材の位置決めをしている構成であることを特徴とするシールドコネクタ。
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