JP6031752B2 - 音声通信装置及びプログラム - Google Patents
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Description
第2の本発明は、音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置において、(1)送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、(2)前記RTPパケットの系列におけるそれぞれのRTPパケットに含まれる音声情報の所定特徴値に基づいて、前記パケット廃棄部が廃棄するRTPパケットを決定する廃棄パケット決定部と、(3)前記RTPパケット系列におけるそれぞれのRTPパケットに含まれる音声情報から相関値を算出する相関値算出部と有し、(4)前記廃棄パケット決定部は、前記相関値算出部により算出された相関値を比較し、最も相関値の高いRTPパケットを廃棄するパケットと決定することを特徴とする。
第3の本発明は、音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置において、(1)送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、(2)前記パケット廃棄部の一回の廃棄処理における廃棄割合を、当該一回の廃棄処理を複数回行った結果の平均の廃棄割合が前記所定割合となるように制御するパケット廃棄割合制御部とを有し、(3)前記パケット廃棄割合制御部は、前記一回の廃棄処理における廃棄割合を、予め設定された複数の値があり、その複数の値の平均値が前記所定割合の値であって、その複数の値のうちからランダムに一つを選択して決定することを特徴とする。
第4の本発明は、音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置において、(1)送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、(2)当該音声通信装置の対向装置から受信するRTPパケットを蓄積するバッファ部と、(3)前記バッファ部におけるRTPパケットの蓄積量に基づいて前記所定割合の値を制御するパケット廃棄割合制御部とを有することを特徴とする。
第6の本発明の音声通信プログラムは、音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置に搭載されたコンピュータを、(1)送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、(2)前記パケット廃棄部の一回の廃棄処理における廃棄割合を、当該一回の廃棄処理を複数回行った結果の平均の廃棄割合が前記所定割合となるように制御するパケット廃棄割合制御部として機能させ、(3)前記パケット廃棄割合制御部に、前記一回の廃棄処理における廃棄割合を、予め設定された複数の値があり、その複数の値の平均値が前記所定割合の値であって、その複数の値のうちからランダムに一つを選択して決定させることを特徴とする。
第7の本発明の音声通信プログラムは、音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置に搭載されたコンピュータを、(1)送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、(2)当該音声通信装置の対向装置から受信するRTPパケットを蓄積するバッファ部と、(3)前記バッファ部におけるRTPパケットの蓄積量に基づいて前記所定割合の値を制御するパケット廃棄割合制御部として機能させることを特徴とする。
以下、本発明による音声通信装置及びプログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。第1の実施形態の音声通信装置は、IP電話機(IPソフトフォンを含む)などの音声通信端末である。
図1は、第1の実施形態に係る音声通信装置の構成を示すブロック図である。第1の実施形態の音声通信装置1は音声送信部2及び音声受信部3を備え、図1(A)は音声送信部2の構成を示し、図1(B)は音声受信部3の構成を示している。後述するように、第1の実施形態に係る音声通信装置の一部構成要素を、CPUと、CPUが実行するプログラムとで実現することもできるが、このような場合であっても、その機能的な構成は、図1で表すことができる。
次に、第1の実施形態に係る音声通信装置1の動作を、音声送信部2の動作、音声受信部3の動作の順に説明する
ユーザが発話した音声は、マイクロフォン10によって捕捉され、得られたアナログ音声信号が音声符号化部11に与えられる。アナログ音声信号は、音声符号化部11において、デジタル音声信号に変換され、このデジタル音声信号に対して音声符号化がなされ、得られた音声符号化データCsがRTPパケット生成部12に与えられる。RTPパケット生成部12において、音声符号化データCsを基に、RTPパケットRsが生成され、生成されたRTPパケットRsが送信レート低減部13に与えられる。
第1の実施形態によれば、通話遅延を防止するための音声データを削除する仕組みをジッタバッファが持たない音声通信装置が受信側になったとしても、通話遅延を抑え、通話品質を確保することができる。
次に、本発明による音声通信装置及びプログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
次に、本発明による音声通信装置及びプログラムの第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
次に、本発明による音声通信装置及びプログラムの第4の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
上記各実施形態では、一旦生成したRTPパケットを廃棄するもの示したが、ペイロードに挿入する符号化音声データを廃棄してRTPパケットの生成自体を行わないようにしても良い。
Claims (8)
- 音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置において、
送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、
前記RTPパケットの系列におけるそれぞれのRTPパケットに含まれる音声情報の所定特徴値に基づいて、前記パケット廃棄部が廃棄するRTPパケットを決定する廃棄パケット決定部と、
前記RTPパケット系列における前記所定割合に基づく連続する複数のRTPパケットの範囲から、前記所定割合にて廃棄するRTPパケットの候補を抽出し、当該抽出された各RTPパケットに含まれる音声情報からパワーを算出するパワー算出部とを有し、
前記廃棄パケット決定部は、前記パワー算出部により算出されたパワーを比較し、最もパワーの小さいRTPパケットを廃棄するパケットと決定する
ことを特徴とする音声通信装置。 - 音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置において、
送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、
前記RTPパケットの系列におけるそれぞれのRTPパケットに含まれる音声情報の所定特徴値に基づいて、前記パケット廃棄部が廃棄するRTPパケットを決定する廃棄パケット決定部と、
前記RTPパケット系列におけるそれぞれのRTPパケットに含まれる音声情報から相関値を算出する相関値算出部と有し、
前記廃棄パケット決定部は、前記相関値算出部により算出された相関値を比較し、最も相関値の高いRTPパケットを廃棄するパケットと決定する
ことを特徴とする音声通信装置。 - 音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置において、
送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、
前記パケット廃棄部の一回の廃棄処理における廃棄割合を、当該一回の廃棄処理を複数回行った結果の平均の廃棄割合が前記所定割合となるように制御するパケット廃棄割合制御部とを有し、
前記パケット廃棄割合制御部は、前記一回の廃棄処理における廃棄割合を、予め設定された複数の値があり、その複数の値の平均値が前記所定割合の値であって、その複数の値のうちからランダムに一つを選択して決定する
ことを特徴とする音声通信装置。 - 音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置において、
送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、
当該音声通信装置の対向装置から受信するRTPパケットを蓄積するバッファ部と、
前記バッファ部におけるRTPパケットの蓄積量に基づいて前記所定割合の値を制御するパケット廃棄割合制御部と
を有することを特徴とする音声通信装置。 - 前記パケット廃棄割合制御部は、
前記バッファ部におけるRTPパケットの蓄積量が増加傾向である場合は、前記所定割合の値を、
前記所定割合の値よりも小さい値に変更し、
前記バッファ部におけるRTPパケットの蓄積量が減少傾向である場合は、前記所定割合の値を、前記所定割合の値よりも大きい値に変更する
ことを特徴とする請求項4に記載の音声通信装置。 - 音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置に搭載されたコンピュータを、
送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、
前記RTPパケットの系列におけるそれぞれのRTPパケットに含まれる音声情報の所定特徴値に基づいて、前記パケット廃棄部が廃棄するRTPパケットを決定する廃棄パケット決定部と、
前記RTPパケット系列におけるそれぞれのRTPパケットに含まれる音声情報から相関値を算出する相関値算出部として機能させ、
前記廃棄パケット決定部に、前記相関値算出部により算出された相関値を比較し、最も相関値の高いRTPパケットを廃棄するパケットと決定させる
ことを特徴とする音声通信プログラム。 - 音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置に搭載されたコンピュータを、
送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、
前記パケット廃棄部の一回の廃棄処理における廃棄割合を、当該一回の廃棄処理を複数回行った結果の平均の廃棄割合が前記所定割合となるように制御するパケット廃棄割合制御部として機能させ、
前記パケット廃棄割合制御部に、前記一回の廃棄処理における廃棄割合を、予め設定された複数の値があり、その複数の値の平均値が前記所定割合の値であって、その複数の値のうちからランダムに一つを選択して決定させる
ことを特徴とする音声通信プログラム。 - 音声情報がペイロードに挿入されているRTPパケットの系列を送出する音声通信装置に搭載されたコンピュータを、
送出しようとするRTPパケットの系列から、RTPパケットを所定割合にて間欠的に廃棄して送出するパケット廃棄部と、
当該音声通信装置の対向装置から受信するRTPパケットを蓄積するバッファ部と、
前記バッファ部におけるRTPパケットの蓄積量に基づいて前記所定割合の値を制御するパケット廃棄割合制御部と
して機能させることを特徴とする音声通信プログラム。
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