JP6030951B2 - 半導体装置及び電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置及び電子装置に関し、例えばカーナビゲーション装置などに好適な半導体装置及び電子装置に関する。
近年、複数のモニタを備えたカーナビゲーション装置が開発されている。このようなカーナビゲーション装置では、メモリに格納されたプログラムや各種データに基づいて、複数のモニタに対する画像表示が制御される。
ところで、特許文献1には、メモリに接続される複数のメモリコントローラを、同期回路を用いて同期制御する構成が開示されている。
他方、特許文献2には、カーナビゲーション装置の構成が開示されている。
特開2008−171432号公報 特開2009−128313号公報
発明者らは、例えばカーナビゲーション装置等の電子装置に用いられる半導体装置の開発に際し、様々な課題を見出した。本願で開示される各実施の形態は、例えばカーナビゲーション装置等に好適な半導体装置を提供する。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態に係る半導体装置は、当該半導体装置の使用モードに応じて、メモリインタフェース及び装置間インタフェースのいずれかを選択し、端子群へ接続するセレクタを備える。
一実施の形態によれば、例えばカーナビゲーション装置等の電子装置に好適であって、良質な半導体装置を提供することができる。
実施の形態1に係る電子装置100の構成例を示すブロック図である。 第1の比較例に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。 第2の比較例に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。 第3の比較例に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る半導体チップSC1の単独モードでのブロック図である。 メモリインタフェースMIF1の内部構成を示す回路図である。 チップ間インタフェースICIFの内部構成を示すブロック図である。 半導体チップSC1における端子Tの配置例を示す平面図である。 図9の破線枠内(X=1〜5かつY=1〜5)に形成された端子に対する信号の割り当てを示した図である。 実施の形態2に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る半導体チップSC1の単独モードでのブロック図である。
以下、具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜簡略化されている。
(実施の形態1)
<電子装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る半導体装置が適用される電子装置の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る電子装置100の構成例を示すブロック図である。一例として、電子装置100が、自動車に搭載されるカーナビゲーション装置である場合について説明する。図1に示すように、電子装置100は、半導体装置SD、モニタ10、メモリ20、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ30、カメラ40、記憶装置50、及びGPS(Global Positioning System)モジュール60を備えている。
半導体装置SDは、モニタ10、メモリ20、DVDドライブ30、カメラ40、記憶装置50、及びGPS60を制御する。図1に示す半導体装置SDは、1チップにより構成してもよいが、複数のチップから構成してもよい。例えば、モニタ10を複数のモニタから構成する場合、半導体装置SDも複数のチップから構成する。実施の形態1に係る半導体装置SDの内部構成の詳細については、図5を参照して後述する。
モニタ10は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(OLED:Organic Light-Emitting Diode)等の表示装置である。モニタ10は、ナビゲーション用画像はもちろんのこと、例えばDVDドライブ30に挿入されたDVDに記録された各種画像、カメラ40により撮影された画像等を表示する。モニタ10が表示する画像の切り換えは、半導体装置SDが制御する。モニタ10が複数のモニタから構成される場合、例えば、運転席のモニタはナビゲーション用画像を表示し、助手席や後部座席のモニタはDVDの画像(例えば映画)を表示することなどが可能となる。つまり、複数のモニタが異なる画像を表示することができる。
メモリ(外部メモリ)20は、半導体装置SDが利用するプログラム及びデータを格納する。メモリ20としては、電源遮断時に記憶データが消去される揮発性メモリであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)を用いる場合が多い。もちろん、メモリ20として、電源遮断時に記憶データが保持される不揮発性メモリを用いてもよい。
DVDドライブ30は、DVDに記録された画像を読み出す。DVDドライブ30に挿入されたDVDの画像は、モニタ10から出力される。
カメラ40は、例えば自動車の外部後方に搭載されたいわゆるリアビューカメラである。カメラ40は、自動車が後退する際に運転席から死角となる自動車後方を撮影する。カメラ40により撮影された画像は、モニタ10から出力される。例えば、自動車が後退する間(ギアがリバースに入っている間)、カメラ40により撮影された画像が運転席のモニタ10に表示される。
記憶装置50は、好適にはハードディスクなどの大容量記憶装置であって、ナビゲーション用画像(地図情報)を格納している。
GPSモジュール60は、アンテナ、RF回路、ベースバンド回路を備え、人工衛星から受信した位置情報に基づいて、自動車の現在位置を半導体装置SDへ出力する。
<第1の比較例に係る半導体装置の構成>
次に、図2を参照して、発明者らが検討した第1の比較例に係る半導体装置SDについて説明する。図2は、第1の比較例に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。図2には、第1の比較例に係る半導体装置SDの内部構成と伴に、4つのモニタ10a〜10d、4つのメモリ20a〜20dが示されている。ここで、4つのモニタ10a〜10dは図1のモニタ10に、4つのメモリ20a〜20dは図1のメモリ20に対応している。図2の例では、メモリ20a〜20dは、いずれもバス幅32bitのDDR SDRAM(Double-Data-Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)である。
図2に示すように、第1の比較例に係る半導体装置SDは、4つの半導体チップSC11〜SC14から構成されている。4つの半導体チップSC11〜SC14は同様の構成を有しているため、半導体チップSC11について説明する。
図2に示すように、半導体チップSC11は、CPU(Central Processing Unit)、グラフィック処理部GPU、表示制御部DC、メモリコントローラMC、メモリインタフェースMIF、内部バスIBを備えている。ここで、CPU、グラフィック処理部GPU、表示制御部DC、及びメモリコントローラMCは、内部バスIBを介して互いに接続されている。
CPUは、メモリコントローラMC及びメモリインタフェースMIFを介して、メモリ20aにアクセスする。また、CPUは、表示制御部DCに対して、例えばモニタ10aへの画像表示の開始や表示画像の切り換え等を要求する。
グラフィック処理部GPUは、グラフィック描画処理に特化した演算回路である。グラフィック処理部GPUにより処理された画像は、表示制御部DCを介して、モニタ10aに表示される。
メモリコントローラMCは、メモリインタフェースMIFに対してデータ信号dq及び制御信号ctrを送信する。他方、メモリコントローラMCは、メモリインタフェースMIFから受信したデータ信号dqをCPUやグラフィック処理部GPUへ送信する。ここで、図2の例では、メモリ20aがバス幅32bitのDDR SDRAMであるため、メモリコントローラMCはバス幅32bitDDR SDRAM用バスステートコントローラ(DBSC:DDR SDRAM Bus State Controller)から構成されている。
メモリインタフェースMIFは、メモリコントローラMCから受信した制御信号ctr及びデータ信号dqをメモリ20aに対して送信する。他方、メモリインタフェースMIFは、メモリ20aから受信した制御信号ctr及びデータ信号dqをメモリコントローラMCへ送信する。図2の例では、メモリ20aとメモリインタフェースMIFとは、32bit幅のデータ信号用バス及び30bit幅の制御信号用バスにより接続されている。
図2に示すように、第1の比較例に係る半導体装置SDでは、半導体チップSC11にモニタ10a及びメモリ20aが接続されている。同様に、半導体チップSC12にはモニタ10b及びメモリ20bが、半導体チップSC13にはモニタ10c及びメモリ20cが、半導体チップSC14にはモニタ10d及びメモリ20dが接続されている。すなわち、1つの半導体チップに対してモニタ及びメモリが1つずつ接続されている。そのため、第1の比較例に係る半導体装置SDは、実装面積が大きくなってしまうという問題があった。
<第2の比較例に係る半導体装置の構成>
次に、図3を参照して、発明者らが検討した第2の比較例に係る半導体装置SDについて説明する。図3は、第2の比較例に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。図2と同様に、図3には、第2の比較例に係る半導体装置SDの内部構成と伴に、4つのモニタ10a〜10d、4つのメモリ20a〜20dが示されている。ここで、4つのモニタ10a〜10dは図1のモニタ10に、4つのメモリ20a〜20dは図1のメモリ20に対応している。図3の例でも、メモリ20a〜20dは、いずれもバス幅32bitのDDR SDRAMである。
図2の第1の比較例に係る半導体装置SDが4つの半導体チップSC11〜SC14から構成されるのに対し、図3に示すように、第2の比較例に係る半導体装置SDは2つの半導体チップSC21、SC22から構成される。ここで、半導体チップSC21には、2つのモニタ10a、10b及び2つのメモリ20a、20bが接続されている。一方、半導体チップSC22には、2つのモニタ10c、10d及び2つのメモリ20c、20dが接続されている。2つの半導体チップSC21、SC22は同様の構成を有しているため、半導体チップSC21について説明する。
図3に示すように、半導体チップSC21は、CPU、グラフィック処理部GPU、表示制御部DC、メモリコントローラMC1、MC2、メモリインタフェースMIF1、MIF2、内部バスIBを備えている。ここで、表示制御部DCに対して2つのモニタ10a、10bが接続されている。また、メモリインタフェースMIF1にはメモリ20aが接続され、両者の間で制御信号ctr1及びデータ信号dq1が送受信される。メモリインタフェースMIF2にはメモリ20bが接続され、両者の間で制御信号ctr2及びデータ信号dq2が送受信される。
図2に示した半導体チップSC11は、1組のメモリコントローラMC及びメモリインタフェースMIFのみを備えているため、半導体チップSC11に1つのメモリ20aのみが接続されていた。また、半導体チップSC11に1つのモニタ10aのみが接続されている。これに対し、図3に示した半導体チップSC21は、2組のメモリコントローラMC1、MC2及びメモリインタフェースMIF1、MIF2を備えているため、半導体チップSC21に2つのメモリ20a、20bが接続されている。また、半導体チップSC21に2つのモニタ10a、10bが接続されている。その他の構成は、第1の比較例に係る半導体チップSC11と同様であるため、説明を省略する。
このように、2つの半導体チップSC21、SC22から構成される第2の比較例に係る半導体装置SDは、4つの半導体チップSC11〜SC14から構成される第1の比較例に係る半導体装置SDに比べ、実装面積を小さくすることができる。
<第3の比較例に係る半導体装置の構成>
次に、図4を参照して、発明者らが検討した第3の比較例に係る半導体装置SDについて説明する。図4は、第3の比較例に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。図2、3と同様に、図4には、第3の比較例に係る半導体装置SDの内部構成と伴に、4つのモニタ10a〜10d、4つのメモリ20a〜20dが示されている。ここで、4つのモニタ10a〜10dは図1のモニタ10に、4つのメモリ20a〜20dは図1のメモリ20に対応している。図3の例でも、メモリ20a〜20dは、いずれもバス幅32bitのDDR SDRAMである。
図4に示すように、第3の比較例に係る半導体装置SDは、第2の比較例に係る半導体装置SDと同様に、2つの半導体チップSC31、SC32から構成されている。ここで、半導体チップSC31には、2つのモニタ10a、10b及び2つのメモリ20a、20bが接続されている。一方、半導体チップSC32には、2つのモニタ10c、10d及び2つのメモリ20c、20dが接続されている。2つの半導体チップSC31、SC32は同様の構成を有しているため、半導体チップSC31について説明する。
図4に示すように、半導体チップSC31は、CPU、グラフィック処理部GPU、表示制御部DC、メモリコントローラMC1、MC2、メモリインタフェースMIF1、MIF2、内部バスIB、チップ間インタフェースICIFを備えている。つまり、半導体チップSC31は、図3に示した半導体チップSC21の構成に加え、チップ間インタフェースICIFを備えている。
ここで、チップ間インタフェースICIFは、内部バスIBに接続されている。また、半導体チップSC31のチップ間インタフェースICIFは、30bit幅のバスを介して、半導体チップSC32のチップ間インタフェースICIFに接続されている。そのため、半導体チップSC31のCPUにより、半導体チップSC32に接続されたモニタ10c、10d及び2つのメモリ20c、20dも制御することができる。もちろん、半導体チップSC32のCPUにより、半導体チップSC31に接続されたモニタ10a、10b及び2つのメモリ20a、20bも制御することもできる。
このように、第3の比較例に係る半導体装置SDでは、半導体チップSC31、SC32は、それぞれが備えるチップ間インタフェースICIFを介して、互いに接続されている。そのため、一方の半導体チップにより4つのモニタ10a〜10d及び4つのメモリ20a〜20dを制御することができ、制御が容易になる。その一方で、チップ間通信専用の端子Tを増設する必要があり、端子数が増加してしまう。図4の例では、30個の端子Tを増設する必要がある。
発明者らは、チップ間インタフェースを備え、複数の半導体チップを互いに接続可能な半導体装置における端子数増加を抑制すべく検討を行った。以下にその詳細について説明する。
<実施の形態1に係る半導体装置の構成>
次に、図5を参照して、実施の形態1に係る半導体装置SDについて説明する。図5は、実施の形態1に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。図5には、実施の形態1に係る半導体装置SDの内部構成と伴に、4つのモニタ10a〜10d、4つのメモリ20a〜20dが示されている。ここで、4つのモニタ10a〜10dは図1のモニタ10に、4つのメモリ20a〜20dは図1のメモリ20に対応している。図5の例では、メモリ20a〜20dは、いずれもバス幅32bitのDDR SDRAMである。なお、当然のことながら、バス幅等の具体的数値は、あくまでも一例であって、適宜変更可能である。
図5に示すように、実施の形態1に係る半導体装置SDは、2つの半導体チップSC1、SC2から構成されている。ここで、半導体チップSC1には、2つのモニタ10a、10b及び2つのメモリ20a、20bが接続されている。一方、半導体チップSC2には、2つのモニタ10c、10d及び2つのメモリ20c、20dが接続されている。さらに、半導体チップSC1、SC2は、それぞれが備えるチップ間インタフェースICIFを介して、互いに接続されている。そのため、一方の半導体チップにより4つのモニタ10a〜10d及び4つのメモリ20a〜20dを制御することができる。2つの半導体チップSC1、SC2は同様の構成を有しているため、半導体チップSC1について説明する。
図5に示すように、半導体チップSC1は、CPU、グラフィック処理部GPU、表示制御部DC、メモリコントローラMC1、MC2、メモリインタフェースMIF1、MIF2、内部バスIB、チップ間インタフェースICIF、セレクタSEL1、SEL2、モード端子MT、デコーダDECを備えている。ここで、CPU、グラフィック処理部GPU、表示制御部DC、メモリコントローラMC、及びチップ間インタフェースICIFは、内部バスIBを介して互いに接続されている。また、表示制御部DCに対して2つのモニタ10a、10bが接続されている。さらに、メモリインタフェースMIF1、MIF2のそれぞれに対して、メモリ20a、20bが接続されている。
CPUは、制御プログラムに基づいて、半導体チップSC1における各種処理を実行する。制御プログラムは、例えばメモリ20aやメモリ20bに格納されている。CPUは、メモリコントローラMC1及びメモリインタフェースMIF1を介して、メモリ20aにアクセスする。具体的には、メモリコントローラMC1に対してメモリ20aへのアクセスを要求する。同様に、CPUは、メモリコントローラMC2及びメモリインタフェースMIF2を介して、メモリ20bにアクセスする。
さらに、CPUは、チップ間インタフェースICIF、半導体チップSC2のチップ間インタフェースICIF、メモリコントローラMC1、及びメモリインタフェースMIF1を介して、メモリ20cにアクセスすることもできる。同様に、CPUは、チップ間インタフェースICIF、半導体チップSC2のチップ間インタフェースICIF、メモリコントローラMC2、及びメモリインタフェースMIF2を介して、メモリ20dにアクセスすることもできる。
また、CPUは、表示制御部DCに対して、モニタ10a、10bへの画像表示の開始や表示画像の切り換え等を要求する。さらに、CPUは、チップ間インタフェースICIF、半導体チップSC2のチップ間インタフェースICIFを介して、半導体チップSC2の表示制御部DCに対して、モニタ10c、10dへの画像表示の開始や表示画像の切り換え等を要求することもできる。
また、CPUは、グラフィック処理部GPUに対してグラフィック描画処理を要求する。
グラフィック処理部GPUは、グラフィック描画処理に特化した演算回路である。グラフィック処理部GPUは、CPUからの要求に応じ、例えばメモリ20aやメモリ20bに格納されたプログラムやデータを用いて、グラフィック描画処理を実行する。グラフィック処理部GPUにより処理された画像は、表示制御部DCを介して、モニタ10aに表示される。
メモリコントローラMC1は、CPUやグラフィック処理部GPUの要求に応じ、メモリインタフェースMIF1に対して32bitのデータ信号dq0〜dq31及び制御信号ctr1を送信する。他方、メモリコントローラMC1は、メモリインタフェースMIF1から受信した32bitのデータ信号dq0〜dq31をCPUやグラフィック処理部GPUへ送信する。
さらに、実施の形態1に係るメモリコントローラMC1が送信した制御信号ctr1は、セレクタSEL2を介して、メモリインタフェースMIF2も受信する。すなわち、実施の形態1に係るメモリコントローラMC1は、メモリインタフェースMIF1、MIF2を介して、メモリ20a、20bの両方を制御する。
ここで、図5の例では、メモリインタフェースMIF1、MIF2を介してメモリコントローラMC1に接続されたメモリ20a、20bが、いずれもバス幅32bitのDDR SDRAMである。そのため、メモリコントローラMC1はバス幅64bitDDR SDRAM用バスステートコントローラ(DBSC:DDR SDRAM Bus State Controller)から構成されている。
メモリコントローラMC2は、CPUやグラフィック処理部GPUの要求に応じ、メモリインタフェースMIF2に対して32bitのデータ信号dq32〜dq63を送信する。他方、メモリコントローラMC2は、メモリインタフェースMIF2から受信した32bitのデータ信号dq32〜dq63をCPUやグラフィック処理部GPUへ送信する。ここで、メモリコントローラMC2とメモリインタフェースMIF2との間の制御信号線は、セレクタSEL2により非接続状態となっている。そのため、メモリコントローラMC2は、データ信号dq32〜dq63を転送するのみの構成となっている。
詳細には後述するように、モード端子MTの設定を切り換えることにより、セレクタSEL1及びセレクタSEL2を切り換え、半導体チップSC1の使用モードを変更することができる。図5に示したチップ間通信を利用する使用モード(以下、チップ間通信モードという)では、メモリコントローラMC1がメモリ20a、20bの両方を制御するため、メモリコントローラMC2はメモリ20bを制御しない。
一方、半導体チップSC1を単独で利用する使用モード(以下、単独モードという)とすることもできる。図6は、実施の形態1に係る半導体チップSC1の単独モードでのブロック図である。図6を図5と比較すると、セレクタSEL1及びセレクタSEL2が切り換わっている。具体的には、メモリコントローラMC1から出力された制御信号ctr1は、図5と同様に、メモリインタフェースMIF1を介して、メモリ20aへ入力される。他方、図5とは異なり、メモリコントローラMC2から出力された制御信号ctr2が、メモリインタフェースMIF2を介して、メモリ20bへ入力される。つまり、メモリコントローラMC1がメモリ20aを制御し、メモリコントローラMC2がメモリ20bを制御する。
このように、図6に示した単独モードでは、メモリコントローラMC2はバス幅32bitのDDR SDRAMであるメモリ20bを制御する。そのため、メモリコントローラMC2はバス幅32bitDDR SDRAM用バスステートコントローラ(DBSC:DDR SDRAM Bus State Controller)から構成されている。
メモリインタフェースMIF1は、メモリコントローラMC1から受信した制御信号ctr1及び32bitのデータ信号dq0〜dq31をメモリ20aに対して順次出力する。他方、メモリインタフェースMIF1は、メモリ20aから受信した32bitのデータ信号dq0〜dq31をメモリコントローラMCへ送信する。図5の例では、メモリ20aとメモリインタフェースMIF1とは、32bit幅のデータ信号用バス及び30bit幅の制御信号用バスにより接続されている。
メモリインタフェースMIF2は、メモリコントローラMC1から受信した制御信号ctr1に基づいて、メモリコントローラMC2から受信した32bitのデータ信号dq32〜dq63をメモリ20bに対して順次出力する。他方、メモリインタフェースMIF2は、メモリ20bから受信した32bitのデータ信号dq32〜dq63をメモリコントローラMC2へ送信する。図5の例では、メモリ20bとメモリインタフェースMIF2とは、32bit幅のデータ信号用バスにより接続されている。
ここで、図7を参照して、メモリインタフェースMIF1の内部構成について説明する。図7は、メモリインタフェースMIF1の内部構成を示す回路図である。図7に示すように、メモリインタフェースMIF1は、制御信号用入出力回路及びデータ信号用入出力回路を備えている。
制御信号用入出力回路は、28組の入力バッファIBF及び出力バッファOBFを備え、さらに、1つの差動バッファを備えている。各出力バッファOBFは、メモリコントローラMC1から入力された制御信号ctr1を増幅し、メモリ20aへ出力する。各入力バッファIBFは、メモリ20aから入力された制御信号ctr1を増幅し、メモリコントローラMC1へ出力する。差動バッファは、メモリコントローラMC1から入力されたクロック信号を差動増幅し、クロック信号clk及び反転クロック信号clkbを出力する。
図7に示すように、30bitの制御信号ctr1は、クロック信号clk、反転クロック信号clkbの他に、アドレス信号a0、a1、a2、・・・、バンクアドレス信号ba0、ba1、ba2、・・・、RAS(Row Address Strobe)信号ras、CAS(Column Address Strobe)信号cas、ライトイネーブル信号we、チップセレクト信号cs、ODT(On Die Termination)信号odt、などを含む。
一方、データ信号用入出力回路は、32組の入力バッファIBF及び出力バッファOBFを備えている。各出力バッファOBFは、メモリコントローラMC1から入力されたデータ信号dq0〜dq31のいずれか1つを増幅し、メモリ20aへ出力する。各入力バッファIBFは、メモリ20aから入力されたデータ信号dq0〜dq31のいずれか1つを増幅し、メモリコントローラMC1へ出力する。
図5に戻って説明を続ける。
チップ間インタフェースICIFは、内部バスIBに接続されている。また、半導体チップSC1のチップ間インタフェースICIFは、セレクタSEL1、制御端子CT、及び30bit幅のバスを介して、半導体チップSC2のチップ間インタフェースICIFに接続されている。そのため、半導体チップSC1のCPUにより、半導体チップSC2に接続されたモニタ10c、10d及び2つのメモリ20c、20dも制御することができる。もちろん、半導体チップSC2のCPUにより、半導体チップSC1に接続されたモニタ10a、10b及び2つのメモリ20a、20bも制御することもできる。
ここで、図8を参照して、チップ間インタフェースICIFの内部構成について説明する。図8は、チップ間インタフェースICIFの内部構成を示すブロック図である。図8に示すように、半導体チップSC1のチップ間インタフェースICIFは、入出力制御部IOC1、IOC2及び信号変換部SCU1、SCU2を備えている。入出力制御部IOC1、IOC2は同様の構成であるため、入出力制御部IOC1について説明する。また、信号変換部SCU1、SCU2も同様の構成であるため、信号変換部SCU1について説明する。
図8に示すように、入出力制御部IOC1は、2つの出力バッファOBF1、OBF2、2つの入力バッファIBF1、IBF2、FIFO回路FIFO1、FIFO2、アービタARBを備えている。信号変換部SCU1は、セレクタSEL3、デコーダDEC1、エンコーダENC1、シリアル/パラレル変換部SPC、パラレル/シリアル変換部PSCを備えている。
以下に信号の流れに沿って順に説明する。
送信ポートからの要求req1(64bit)は、入力バッファIBF1及びFIFO回路FIFO1を介して、アービタARBへ入力される。他方、受信ポートからの応答res2(64bit)は、入力バッファIBF2及びFIFO回路FIFO2を介して、アービタARBへ入力される。アービタARBは、送信ポートからの要求req1及び受信ポートからの応答res2が競合した場合、いずれか一方を選択し、エンコーダENC1へ出力する。
エンコーダENC1に入力された要求req1、応答res2は、エンコーダENC1により、64bitから8bitへ圧縮されるとともに暗号化される。エンコーダENC1から出力された要求req1(8bit)、応答res2(8bit)は、パラレル/シリアル変換部PSCにより、パラレル信号からシリアル信号へ変換され、半導体チップSC2へ出力される。半導体チップSC2へ入力された要求req1(8bit)、応答res2(8bit)は、8bitから64bitへ伸張されるとともに復号される。そして、要求req1(64bit)は受信ポートにより、応答res2(8bit)は送信ポートにより受信される。
他方、半導体チップSC2の送信ポートから送信される要求req2及び受信ポートから送信される応答res1は、半導体チップSC2のチップ間インタフェースICIFにより64bitから8bitへ圧縮されるとともに暗号化される。この要求req2(8bit)、応答res1(8bit)が、半導体チップSC1のシリアル/パラレル変換部SPCへ入力され、シリアル信号からパラレル信号へ変換される。
シリアル/パラレル変換部SPCから出力された要求req2(8bit)、応答res1(8bit)は、デコーダDEC1により、8bitから64bitへ伸張されるとともに復号される。デコーダDEC1から出力された要求req2(64bit)、応答res1(64bit)は、セレクタSEL3に入力される。セレクタSEL3は、制御信号slに基づいて、要求req2(64bit)をFIFO回路FIFO2へ、応答res1(64bit)をFIFO回路FIFO1へ出力する。そして、要求req2(64bit)は、出力バッファOBF2を介して、受信ポートにより受信される。応答res1(64bit)は、出力バッファOBF1を介して、送信ポートにより受信される。
このように、半導体チップSC1、SC2のチップ間インタフェースICIFにおいて送信信号が圧縮されるため、チップ間通信用端子数を減らすことができる。図10の例では、信号変換部SCU1において、64bitから8bitへ圧縮された信号、クロック信号clk(1bit)、及び反転クロック信号clkb(1bit)を送受信している。つまり、信号変換部SCU1は、10bitずつの信号を送受信するため、20個の端子を備えている。信号変換部SCU2では、16bitから4bitへ圧縮された信号及びクロック信号clk(1bit)を送受信している。つまり、信号変換部SCU2は、5bitずつの信号を送受信するため、10個の端子を備えている。従って、半導体チップSC1のチップ間インタフェースICIFは、合計30個のチップ間通信用端子を備えている。
実施の形態1に係る半導体装置SDでは、メモリインタフェースMIF2からの制御信号を出力する30個の制御端子CTを、チップ間インタフェース用端子として利用する。上述の通り、チップ間インタフェースICIFにおいて、送信信号を圧縮することにより、チップ間通信に必要な端子数を制御端子CTの個数以内に抑制することができる。
再び図5に戻って説明を続ける。
セレクタ(第1のセレクタ)SEL1は、デコーダDECから出力される使用モード信号modに基づいて、制御端子CTへ接続される信号線を切り換える。具体的には、セレクタSEL1は、メモリインタフェースMIF2に接続された制御信号線及びチップ間インタフェースICIFに接続された信号線のいずれかを選択し、制御端子CTへ接続する。図5の使用モードでは、チップ間インタフェースICIFが制御端子CTへ接続されている。
セレクタ(第2のセレクタ)SEL2は、デコーダDECから出力される使用モード信号modに基づいて、メモリインタフェースMIF2へ接続される制御信号線を切り換える。具体的には、セレクタSEL2は、メモリコントローラMC1に接続された制御信号線及びメモリコントローラMC2に接続された制御信号線のいずれかを選択し、メモリインタフェースMIF2へ接続する。換言すると、セレクタSEL2は、メモリコントローラMC1から出力される制御信号ctr1及びメモリコントローラMC2から出力される制御信号ctr2のいずれかを選択し、メモリインタフェースMIF2へ入力する。図5に示したチップ間通信モードでは、メモリコントローラMC1の制御信号ctr1がメモリインタフェースMIF2へ入力されている。
モード端子MTは、使用モードを設定するための端子である。例えば、使用モードに対応する設定値に応じて、各モード端子MTに対し、1(H:High)又は0(L:Low)の値が割り当てられる。図5の例では、モード端子MTが2個の場合であるが、モード端子MTの数は使用モード数に応じて適宜変更される。例えば、使用モード数が2モードであれば、モード端子MTは1個で足りる。使用モード数が4モードまでは、モード端子MTは2個で足りる。一般化すると、使用モード数が2モードまでは、モード端子MTはn(nは自然数)個で足りる。なお、使用モードは原則として設計段階において決定され、半導体装置SDの実装後に切り換えることはできない。つまり、使用モードは半導体装置SDの動作中に切り換えるものではない。
デコーダDECは、モード端子MTの設定値をデコードし、使用モード信号modを生成する。ここで、モード端子MTは1個(使用モード数が2モード)であれば、デコーダDECは必要ない。
次に、図9を参照して、半導体チップSC1における端子T(制御端子CT、モード端子MTを含む)の配置例について説明する。図9は、半導体チップSC1における端子Tの配置例を示す平面図である。ここで、端子Tは、制御端子CT、モード端子MTを含む。図9において、端子Tが形成される半導体チップSC1の裏面がXY平面を構成しているものとする。また、半導体チップSC1の下側に記載され数値がX座標、半導体チップSC1の左側に記載され数値がY座標とする。図9の例では、端子TがX軸方向にX=1〜25の25個、Y方向にY=1〜25までの25個、配置されている。但し、X=6〜9及び17〜20かつY=6〜9及び17〜20の領域には端子Tが形成されていない。すなわち、25×25−15×15+7×7=449個の端子Tが形成されている。当然のことながら、これら具体的な数値はあくまでも一例である。
次に、図10を参照して、図9の破線枠内(X=1〜5かつY=1〜5)に形成された端子に対する信号の割り当てについて説明する。図10は、図9の破線枠内(X=1〜5かつY=1〜5)に形成された端子に対する信号の割り当てを示した図である。図10におけるX=1〜5、Y=1〜5の合計25個の升目は、それぞれ図9の破線枠内(X=1〜5かつY=1〜5)に形成された25個の端子に対応している。図10において、VDDは高位電源電圧信号、VSSは低位電源電圧信号、CTRはメモリインタフェースMIF2から出力される制御信号ctr2、DQはメモリインタフェースMIF2から出力されるデータ信号dqが割り当てられることを示している。
ここで、図10においてCTRと示された端子は、図5においてセレクタSEL1を介してチップ間インタフェースICIFに接続された制御端子CTである。図10に示すように、DDR SDRAM用の制御端子CTの周囲には、高位電源電圧信号VDD用の端子あるいは低位電源電圧信号VSS用の端子が少なくとも1つ隣接配置されている。
そのため、制御端子CTへ接続される配線のインピーダンスが低減され、メモリアクセスにおけるクロストークが抑制される。このように、実施の形態1に係る半導体装置SDでは、DDR SDRAM用の制御端子CTをチップ間通信用端子として用いるため、優れたチップ間通信特性を実現することができる。
<実施の形態1に係る半導体装置の効果>
このように、実施の形態1に係る半導体装置SDでは、半導体チップSC1、SC2は、それぞれが備えるチップ間インタフェースICIFを介して、互いに接続されている。そのため、一方の半導体チップにより4つのモニタ10a〜10d及び4つのメモリ20a〜20dを制御することができ、制御が容易になる。
また、実施の形態1に係る半導体装置SDは、モード端子MTにより設定される使用モードに応じて切換可能なセレクタSEL1、SEL2を備えている。そして、実施の形態1に係る半導体装置SDでは、単独モードではメモリインタフェースMIF2からの制御信号を出力する制御端子CTを、チップ間通信モードではチップ間通信用端子として利用する。そのため、第3の比較例のように端子数(図4の例では30個)が増加することがない。すなわち、実施の形態1に係る半導体装置SDは、チップ間通信が可能でありながら、端子数の増加が抑制されている。なお、実施の形態1に係る半導体装置SDでは、モード端子MTを増設する必要があるが、上述の通りせいぜい2、3個である。
(実施の形態2)
<実施の形態2に係る半導体装置の構成>
次に、図11を参照して、実施の形態2に係る半導体装置SDについて説明する。図11は、実施の形態2に係る半導体装置SDの構成例を示すブロック図である。図11には、実施の形態2に係る半導体装置SDの内部構成と伴に、4つのメモリ20a〜20dが示されている。図11の例では、メモリ20a〜20dは、いずれもバス幅32bitのDRAMである。なお、当然のことながら、バス幅等の具体的数値は、あくまでも一例であって、適宜変更可能である。
図11に示すように、実施の形態2に係る半導体装置SDは、2つの半導体チップSC1、SC2から構成されている。ここで、半導体チップSC1には、2つのメモリ20a、20bが接続されている。一方、半導体チップSC2には、2つのメモリ20c、20dが接続されている。さらに、半導体チップSC1、SC2は、それぞれが備えるチップ間インタフェースICIFを介して、互いに接続されている。そのため、一方の半導体チップにより4つのメモリ20a〜20dを制御することができる。2つの半導体チップSC1、SC2は同様の構成を有しているため、半導体チップSC1について説明する。
図11に示すように、実施の形態2に係る半導体装置SDは、図5に示した半導体装置SDが備えていたグラフィック処理部GPU及び表示制御部DCを備えておらず、モニタに接続されていない。このように、実施の形態2に係る半導体装置SDは、画像表示を制御するものではなく、その他の種々の用途に利用可能である。さらに、実施の形態2に係る半導体装置SDは、例えば、携帯電話、携帯ゲーム、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC等のカーナビゲーション装置以外の電子装置に利用可能である。
さらに、実施の形態2に係る半導体装置SDは、チップ間通信モード及び単独モードの2つの使用モードのみ有しているため、モード端子MTを1個のみ備えている。そのため、実施の形態2に係る半導体装置SDは、図5に示した半導体装置SDが備えていたデコーダDECを備えていない。その他の構成は、図5に示した実施の形態1に係る半導体装置SDと同様であるため、説明を省略する。
図12は、実施の形態2に係る半導体チップSC1の単独モードでのブロック図である。図12を図11と比較すると、セレクタSEL1及びセレクタSEL2が切り換わっている。具体的には、メモリコントローラMC1から出力された制御信号ctr1は、図11と同様に、メモリインタフェースMIF1を介して、メモリ20aへ入力される。他方、図11とは異なり、メモリコントローラMC2から出力された制御信号ctr2が、メモリインタフェースMIF2を介して、メモリ20bへ入力される。つまり、メモリコントローラMC1がメモリ20aを制御し、メモリコントローラMC2がメモリ20bを制御する。
<実施の形態2に係る半導体装置の効果>
このように、実施の形態2に係る半導体装置SDでは、半導体チップSC1、SC2は、それぞれが備えるチップ間インタフェースICIFを介して、互いに接続されている。そのため、一方の半導体チップにより4つのメモリ20a〜20dを制御することができ、制御が容易になる。
また、実施の形態2に係る半導体装置SDは、モード端子MTにより設定される使用モードに応じて切換可能なセレクタSEL1、SEL2を備えている。そして、実施の形態2に係る半導体装置SDでは、単独モードではメモリインタフェースMIF2からの制御信号を出力する制御端子CTを、チップ間通信モードではチップ間通信用端子として利用する。そのため、第3の比較例のように端子数(図4の例では30個)が増加することがない。すなわち、実施の形態2に係る半導体装置SDは、実施の形態1に係る半導体装置SDと同様に、チップ間通信が可能でありながら、端子数の増加が抑制されている。具体的には、図11に示した実施の形態2に係る半導体装置SDでは、図4に示した第3の比較例に比べ、モード端子MTが1個増設されるが、チップ間通信専用端子30個が削減され、結果的に29個の端子を削減できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
10、10a−10d モニタ
20、20a−20d メモリ
30 DVDドライブ
40 カメラ
50 記憶装置
60 GPSモジュール
100 電子装置
ARB アービタ
CPU CPU
CT 制御端子
DC 表示制御部
DEC、DEC1 デコーダ
ENC1 エンコーダ
FIFO1、FIFO2 FIFO回路
GPU グラフィック処理部
IB 内部バス
IBF、IBF1、IBF2 入力バッファ
ICIF チップ間インタフェース
IOC1、IOC2 入出力制御部
MC1、MC2 メモリコントローラ
MIF1、MIF2 メモリインタフェース
MT モード端子
OBF、OBF1、OBF2 出力バッファ
PSC パラレル/シリアル変換部
SC1、SC2 半導体チップ
SCU1、SCU2 信号変換部
SD 半導体装置
SEL1、SEL2、SEL3 セレクタ
SPC シリアル/パラレル変換部
T 端子

Claims (14)

  1. 他の半導体装置、第1及び第2のメモリに接続可能な半導体装置であって、
    第1及び第2のメモリインタフェースと、
    記第1のメモリインタフェースを介して前記第1及び第2のメモリ、若しくは、前記第1のメモリへ供給され得る第1の制御信号を出力し、かつ、前記第1のメモリへ供給され得る第1のデータ信号を出力する第1のメモリコントローラと、
    記第2のメモリインタフェースを介して前記第2のメモリへ供給され得る第2の制御信号及び第2のデータ信号を出力する第2のメモリコントローラと、
    前記他の半導体装置と通信するための装置間インタフェースと、
    前記他の半導体装置に接続可能な端子群と
    前記第2のメモリインタフェース及び前記装置間インタフェースと前記端子群との間に接続される第1のセレクタと、
    前記第1及び第2のメモリコントローラと前記第2のメモリインタフェースとの間に接続される第2のセレクタと、を備え、
    前記第1のセレクタは、使用モードに応じて、前記第2のセレクタから出力される信号を転送可能な前記第2のメモリコントローラに接続される第1の信号線及び前記装置間インタフェースに接続される第2の信号線のいずれかを選択して前記端子群へ接続し、
    前記第2のセレクタは、前記使用モードに応じて、前記第1の制御信号を転送可能な前記第1のメモリコントローラに接続される第3の信号線及び前記第2の制御信号を転送可能な前記第2のメモリコントローラに接続される第4の信号線のいずれかを選択して前記第2のメモリインタフェースへ接続する、
    半導体装置。
  2. 前記使用モードを設定するためのモード端子をさらに備える、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記モード端子に設定された値をデコードするデコーダをさらに備える、
    請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記使用モードが、前記他の半導体装置と通信するモードである場合、
    前記第1のセレクタは、前記第2の信号線を選択し、
    前記第2のセレクタは、前記第3の信号線を選択する、
    請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記使用モードが、前記他の半導体装置と通信するモードである場合、
    前記第1のメモリインタフェースは、前記第1の制御信号を前記第1及び第2のメモリへ出力し、
    前記第2のメモリインタフェースは、前記第2のセレクタを介して受信した前記第1の制御信号に基づいて、前記第2のメモリコントローラから受信した前記第2のデータ信号を前記第2のメモリへ出力する、
    請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記使用モードが前記他の半導体と通信するモードである場合、前記装置間インタフェースを介して前記他の半導体装置にアクセスするCPU、をさらに備える
    請求項4に記載の半導体装置。
  7. 前記使用モードが、単独で使用するモードである場合、
    前記第1のセレクタは、前記第1の信号線を選択し、
    前記第2のセレクタは、前記第4の信号線を選択する、
    請求項に記載の半導体装置。
  8. 前記使用モードが、前記単独で使用するモードである場合、
    前記第1のメモリインタフェースは、前記第1の制御信号を前記第1のメモリへ出力し、
    前記第2のメモリインタフェースは、前記第2のセレクタを介して受信した前記第2の制御信号を前記第1のセレクタを介して前記第2のメモリへ出力する、
    請求項7に記載の半導体装置。
  9. 請求項1に記載の半導体装置と、
    請求項1に記載の半導体装置に接続される前記第1及び第2のメモリと、を備える、
    電子装置。
  10. 前記使用モードは、単独で使用するモードであり、
    前記第1のセレクタは、前記第1の信号線を選択し、
    前記第2のセレクタは、前記第4の信号線を選択する、
    請求項9に記載の電子装置。
  11. 請求項1に記載の半導体装置に接続される前記他の半導体装置、をさらに備える、
    請求項9又は10に記載の電子装置。
  12. 前記使用モードは、前記の半導体装置と通信するモードであり、
    前記第1のセレクタは、前記第2の信号線を選択し、
    前記第2のセレクタは、前記第3の信号線を選択している、
    請求項11に記載の電子装置。
  13. 請求項1に記載の半導体装置に接続されたモニタをさらに備える、
    請求項12に記載の電子装置。
  14. 当該電子装置が、カーナビゲーション装置である、
    請求項13に記載の電子装置。
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