JP6030379B2 - シール構造及びこれを備えた真空ポンプ用モータ並びに真空ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、シール構造に係り、特に、真空ポンプに使用されるモータのシール機構に関する。また、当該シール構造を備えるモータ及び真空ポンプに関するものである。
例えば、半導体製造装置などには、真空ポンプが用いられる場合がある。真空ポンプには、駆動源としてのモータが取り付けられている。真空ポンプの主軸とモータが直結され、軸封部を持たない構造の場合、モータ側も真空維持のための密封構造が必要となる。この場合、モータ内にはモータステータが配置されており、このモータステータには電力供給用のリード線が接続されている。このため、リード線自体も真空を維持するための何らかの構造が必要となる。この点に関し、モータステータおよびリード線との接続部を含めて、一体的に樹脂封止してしまうモータが開示されている(特許文献1参照)。
また、モータステータとモータロータとの間にキャンを装備して、シール構造を実現しているものもある(特許文献2参照)。更には、モータフレーム自体にシール構造を持たせる場合もある。その場合、リード線を通すための開口部にシール構造を設ける必要があり、ハーメチック端子と呼ばれる部品を使用していた。
特開昭59−106864号公報 特許第4435556号公報
しかしながら、従来のシール構造では、以下のような問題点があった。すなわち、真空ポンプの主軸にはモータロータが直結されており、ロータ主軸は真空(或いは減圧)状態下にあるため、モータロータも同様に真空状態に晒されることになる。このため、モータロータが収容されている空間も真空状態を維持する必要がある。このような目的のために、例えば、上述のようにモータステータを樹脂封止して真空を維持する。しかしながら、モータステータを樹脂封止するためには、複雑な成型金型を用意して射出成型作業を行う必要があり、非常に煩雑である。また、特許文献1のようにステータコアの内周がモータロータ室に露出している場合、その樹脂との界面隙間とモータリード線が気密漏れの沿面が生じていた場合、真空が維持できない。
樹脂封止をせずにキャンを装備して真空を維持する場合であっても、キャン自体が破損することも考えられる。キャンが破損した場合は真空が破壊されてしまう。例えば、半導体プロセスポンプにおいては、瞬時の真空破壊(空気の侵入)は、プロセスガスと空気との反応や、プロセスガスの外部放出などの問題が生じる可能性がある。更には、モータリード線の取出し口にハーメチック端子を使用し、真空維持を行った場合、非常に高価になり、コスト面で不利であった。
本願発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、真空ポンプ用モータのシール構造であって、モータフレームに形成された開口部を通ってモータステータに接続されるリード線と、前記開口部を封止する封止部材とを備え、前記リード線は、芯線部分と当該芯線部分を覆う被覆部分とからなり、前記芯線部分の少なくとも一部に封止部が形成されてい
る、という構成を採っている。
また、真空ポンプ用モータのシール構造であって、モータステータに接続されるリード線と、前記モータステータ及び前記リード線の接続部を樹脂封止する樹脂モールド部とを備え、前記リード線は、芯線部分と当該芯線部分を覆う被覆部分とからなり、前記芯線部分の少なくとも一部に封止部が形成されており、前記樹脂モールド部の少なくとも一部が、真空ポンプへの取付部を兼ねている、という構成を採っている。
また、前記封止部は、前記被覆部分の内部の芯線部分を樹脂にて含浸する密封処理がなされた部位である、という構成を採っている。
また、前記封止部は、前記被覆部分の一部が除去されて半田による単線化で封止処理がなされた部位であり、さらにシール剤を介して熱収縮チューブによって覆われている、という構成を採っている。
また、前記封止部材は、弾性ゴムからなると共に前記リード線を通すキリ穴が形成されている、という構成を採っている。
また、前記弾性ゴムは、所定の押え板によって圧縮された状態で、前記モータフレームの開口部に取り付けられていることを特徴とする、請求項5に記載のシール構造。
また、上記シール構造を備える真空ポンプ用モータであって、真空ポンプのポンプ主軸に直結されたモータロータを備えている、という構成を採っている。
また、前記モータステータとモータロータの間に、モータロータを密閉するキャンを設けた、という構成を採っている。
また、上記シール構造又はモータを備えている真空ポンプ、という構成を採っている。
本願発明によれば、リード線及びモータフレーム自体がシール構造を具備することで、キャンおよびハーメチック端子を無くすことが可能となる。また、キャンを備えたモータにおいて、キャンが破損した場合であっても真空状態が維持される二重シール構造が安価に実現できる、という効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るシール構造を備える真空ポンプとモータを示す断面図である。 モータを示す断面図であり、図2(A)はキャンを具備しないモータであり、図2(B)はキャンを具備するモータである。 モータステータが樹脂モールド部で樹脂封止されたモータを示す断面図である。 リード線のシール構造を説明する断面図であり、図4(A)は樹脂封止によるシール構造を示し、図4(B)は半田によるシール構造を示す。 モータフレームの開口部におけるシール構造を示す断面図である。
次に、添付図面に基づいて、本願発明の一実施形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係るシール構造を備えたモータ100と、このモータ
100が取り付けられた真空ポンプ20の全体概略断面を示す。図1では、真空ポンプ20が有する2本のポンプ主軸21の中心軸線を含む断面を示している。図示するように、真空ポンプ20は、一対のロータ30を備えている。本実施例では、ロータ30は、第1段ロータ31、第2段ロータ32、第3段ロータ33及び第4段ロータ34を備えている。これらのロータ30を支持するポンプ主軸21は、その両端部の近傍で、軸受51,61によって支持されている。また、ロータ30は、ケーシング40内に収容されている。
かかるロータ30は、真空ポンプ20のポンプ主軸21の一端側に設けられたモータ100によって駆動される。ロータ30の他端には、互いに噛み合う一対のタイミングギア70が固定されている。これにより、ポンプ主軸21及びロータ30は、お互いに逆方向に同速度で回転することとなる。なお、図1では、モータ100の構成を簡略化して示している。
モータ100を駆動すると、ロータ30は、ケーシング40の内面およびロータ30同士の間にわずかな隙間を保持して、非接触で逆方向に回転する。一対のロータ30の回転につれて、吸込側のガスは、ロータ30とケーシング40との間に閉じこめられて、吐出側に移送される。吸気口(図示省略)から導入されたガスは、第4段のロータ34により圧縮移送されて、排気口(図示省略)から排出される。
図2(A)は、真空ポンプのロータを回転駆動するモータ100の概略構成を示す断面図である。図2に示すように、モータ100は、モータステータ110とモータロータ120と、モータフレーム140とを備える。モータフレーム140は、フレーム本体141と側板142とを備える。フレーム本体141は、ポンプ主軸21の中心軸線に沿って内部空間が形成された、円筒形状を有している。側板142は、ボルト(図示省略)によって、フレーム本体141に取り付けられている。かかるモータフレーム140は、例えば、鉄やアルミで形成できる。モータステータ110、モータロータ120は、このモータフレーム140の内部空間に収容されている。
モータステータ110は、ステータコア111aにコイル111bが装着された構成を有する。具体的には、モータステータ110において、ポンプ主軸21の中心軸線方向の両端では、ステータコア111aの外方に向けてコイル111bが突出している。モータステータ110は、モータフレーム140のフレーム本体141の内部にステータコア111aが嵌め込まれることによって、ポンプ主軸21の中心軸線に関して同心にモータフレーム140に固定される。ステータコア111aは、例えば、珪素鋼板を積層して形成できる。モータロータ120は、モータステータ110の内部に、ポンプ主軸21の中心軸線に関して同心に配置され、真空ポンプ100のポンプ主軸21に直結されている。
[モータの変形例]
図2(B)は、モータの変形例である。当該変形例に係るモータ100bでは、モータステータ110とモータロータ120との間に、キャン130が設けられている。キャン130は、モータステータ110とモータロータ120とを離隔する。このキャン130は、胴部131と、閉塞部132と、開口部133とを備えている。胴部131は、略円筒形状を有し、中心軸線に関して同心に配置されている。
閉塞部132は、キャン130の一方の端面であり、胴部131の内部空間を、胴部131の一方の端部で閉じるようになっている。開口部133は、キャン130の他端部であり、キャン130の開口を形成する。開口部133の外周部には、外径が胴部131の外径よりも大きく形成されたフランジ形状部が設けられている。
かかるキャン130は、樹脂によって形成されており、胴部131,閉塞部132およ
びフランジ形状部は、一体的に形成されている。本実施例では、キャン130の材質は、PPS(ポリフェニレンスルファイド)樹脂である。胴部131の厚みは、モータ効率の向上の観点から、極力小さいことが望ましい。
かかるキャン130は、ステータコア111aと、胴部131とが周方向に当接するように、取り付けられている。さらに、ステータコア111aと胴部131とは、当該当接箇所で接着剤によって、接着される。このように、ステータコア111aと胴部131とが接着剤によって接着されることにより、ステータコア111aと胴部131とが一体的に形成された状態となる。このため、ステータコア111aが、ステータコア111aに対応する位置の胴部131の機械的強度を補強することができる。これによって、ステータコア111aに対応する位置において、上述の胴部131の薄肉化が可能となる。接着剤には、真空ポンプ20の稼働時における耐熱性を考慮して、シリコン系やエポキシ系などを使用可能である。なお、キャン130は、モータステータ110から離れた位置に設置するようにしてもよい。
図3は、モータステータ110が樹脂モールド部145cによって樹脂封止されている場合を示す断面図である。このモータ100cでは、モータフレームが省かれており、樹脂モールド部145cが実質的にモータフレームとなっている。すなわち、モータステータ110と、リード線151aとモータステータ110との接続部は、完全に樹脂封止されている。これにより、モータロータ120が収容されている内部空間の真空が維持されている。それと同時に、樹脂の伝熱作用により、モータステータの発熱による温度の上昇を低減させる効果が得られる。
また、樹脂モールド部145cの端部であって、真空ポンプ(図示略)に接続される側の面(図の左端面)には、取付部143cが形成されている。この取付部143cは樹脂モールド部145cとして一体的に形成された部分であり、図示しないボルトなどによって、真空ポンプのポンプケーシングに取り付けられるようになっている。なお、取付部143cの構造はあくまでも一例であり、ポンプケーシングに取り付け可能なものであれば、どのような構成を採ってもよい。
[リード線]
次に、図4に基づいて、リード線151aの封止部153aの構造について説明する。リード線151aは、被覆部分155aと芯線部分154aとを備えている。本実施形態の封止部153aは、図4(A)に示すように、リード線151aの少なくとも一部が樹脂封止によって処理された部位であることを特徴とする。すなわち、リード線151aの被覆部分155aの内部に樹脂157aが含浸されており、これによってリード線151aの内部を封止している。このため、リード線151aの内部は空気が通過できないようになる。
次に、樹脂封止処理の具体的手法について説明する。まず、両端部が切断されているリード線が用意される。このとき、リード線の長さは、最終的に製品化された時の長さにしておくことが望ましい。樹脂封止処理後に切断などを行うと、硬化した樹脂に亀裂が入り、シール性が低下する場合があるからである。
次に、リード線が減圧釜の中に収容される。この減圧釜の内部には溶融している樹脂が満たされている。その後、減圧釜の内部が減圧される。すると、リード線の被覆部分の内部に残留していた空気が吸い出されて、これと入れ代わるように樹脂157aがリード線151aの内部に進入することとなる。減圧継続時間を調整することで、リード線151aの全体を樹脂封止することもできるし、一部分のみを樹脂封止することも可能である。また、リード線151aの一方の端部からのみ樹脂を進入させることで、リード線151
aの一端部側のみを樹脂封止するような処理も考えられる、こうすることで、樹脂封止されていない側の端部の芯線の取り扱いが容易となる。
樹脂157aがリード線151aの内部に侵入した後に、減圧釜の内部を加熱する。これは、使用している樹脂157aが熱硬化性樹脂だからである。所定時間加熱した後に所定時間これを放置して冷却する。最終的に減圧釜から取り出して、樹脂封止処理が完了する。樹脂封止されたリード線151aの内部には、概ね全長にわたって樹脂157aが存在しているため、リード線151aを折り曲げることで一部の樹脂157aが損傷したとしても、他の部位でシール性が保たれる。このため、当該リード線151aは、樹脂封止処理後にリード線151aを折り曲げたり加工したりする条件下での利用に有利である。なお、使用する樹脂157aは熱硬化性のものに限定されるものではなく、加熱することなく所定の乾燥時間で硬化するようなものを用いてもよい。また、硬化した後も一定の柔軟性を有する樹脂を用いることで、樹脂封止処理後に折り曲げても、シール性が失われないようにすることも可能である。
次に、図(B)に基づいて、半田によるリード線の封止部153bについて説明する。この半田157bによるリード線151bの封止部153bは、リード線151bの所定位置を封止処理するものである。具体的な手法を説明すると以下のとおりである。先ず、リード線151bの封止部153bの被覆部分155bが除去されて、芯線部分154bが露出することとなる。芯線部分154bは細い芯線が束ねられることで形成されて、1本のリード線151bとなっている。この状態で、芯線部分154bに対して溶融した半田157bを流し込む。これにより、半田157bの一部が芯線の間に入り込み、残りは芯線の外周部に留まる。半田157bが冷却されて硬化すると芯線部分154bと半田157bとが一体となって、すなわち芯線が単線化されて、芯線部分154bの内部における空気の通り道が塞がれることとなる。
次に、封止部153bにおける半田157bの表面に所定の厚さでシール剤156bを塗布する。ここで、シール剤156bは、例えばシリコン製コーキング剤などの、耐熱性のある材料が用いられる。コーキング剤は、外気に触れた直後は所定の流動性を有するために、芯線部分154b及び半田157bの形状が複雑であっても、確実に芯線及び半田157bを覆うことができる。そして、シール剤156bが塗布されたあとに、封止部153bに熱収縮チューブ158bが被せられる。その後、熱収縮チューブ158bが所定の温度に加熱されて収縮する。これにより、封止部153bにおいてリード線151bの内部空気通路が完全に封止される。
[モータフレームの封止機構]
次に、図1及び図5に基づいて、モータフレーム140のフレーム本体141における封止機構について説明する。フレーム本体141には、所定位置に開口部143が形成されており、この開口部143を通してリード線151aが引き入れられている。リード線151aは、モータステータ110(図1参照)に接続され、必要に応じてモータステータ110に電力を供給するようになっている。本実施形態では、図1に示されるように、モータ100の右上に開口部143が形成されている。また、本実施形態では、一例として2本のリード線151aが引き入れられている。ただし、リード線151aの数は特に限定されるものではない。
開口部143は段付開口となっており、開口部143の上側の断面積の方が下側の断面積よりも大きくなっている。そして、この開口部143に、封止部材145が挿入されている。封止部材145は、開口部143の上側の領域に挿入されるものであり、開口部内の段差によって下方に落ちないようになっている。封止部材145の材質は気密性及び柔軟性があれば、様々な材料を使用できるが、本実施形態では一例として弾性ゴム、より具
体的にはシリコンゴムを使用している。また、この封止部材145には、所定のキリ穴(図示略)が形成されており、このキリ穴を通してリード線151aが引き入れられるようになっている。
また、封止部材145の上部には所定の押え板147が当接している。この押え板147は、中心に貫通孔が形成されており、リード線151aを通すことができるようになっている。そして、押え板147は、ボルト149によってフレーム本体141の上面に固定されている。この時、封止部材145の初期厚さは、開口部143に形成されている段付開口の深さよりも厚くなっている。これは、ボルト149で押え板147を絞めつけてゆくに従ってシリコンゴム145が圧縮されて、フレーム本体141との境界面及びリード線151aとの境界面におけるシール性が高まるからである。ただし、全く圧縮しなくても必要なシール性が得られるのであれば、段付開口の深さと同等の厚さか、或いはより薄い封止部材であってもよい。
[作用]
次に、図2及び図5に基づいて、本実施形態に係るシール構造の作用について説明する。上述したように、図2(A)はキャンを具備しないモータ100である。モータ100の内部は、真空ポンプ(図1の符号20)のポンプ主軸21が挿入されており、モータロータ120及びモータステータ110も真空(或いは減圧)状態下におかれている。このとき、通常のリード線の場合には被覆部分の内部空間を伝わって外部環境から空気が流れ込んでしまう。しかしながら、本実施形態のリード線151aは樹脂封止されているので、空気がモータ100に流れ込むことは一切ない。特に、樹脂封止の場合には、リード線151aの長さ方向に沿って広い範囲にわたって樹脂封止処理がなされているため、部分的にシール性が低下している箇所があったとしても、全体としてのシール性は維持されることとなる。すなわち、基本的にはリード線151aの全長にわたって封止部となっている。
一方、フレーム本体141の開口部143においても、封止部材145によって封止状態が維持されている。すなわち、シリコンゴムからなる封止部材145が、フレーム本体141との境界面とリード線151aとの境界面のシール性を維持している。このため、フレーム本体141の開口部143からも空気が流れ込むことは無い。
次に、キャン130を具備するモータ100bの場合の作用について説明する。当該モータ100bの作用は、上記したキャンを具備しないモータ100の作用と基本的には同じである。しかしながら、キャン130を具備することで、二重の封止構造となっている。すなわち、キャン130は、モータロータ120とモータステータ110の間に配置されている。このため、モータステータ110が真空(減圧)状態から隔離されることとなる。このような構造であれば、フレーム本体141における封止部材145でモータ100bの内部のシール性が確保されると同時に、キャン130によってもシール性が確保される。このような構造により、高価なハーメチック端子を使用する必要が無くなる。また、仮にキャン130が破損した場合であっても、モータフレーム140によって真空が維持される。例えば、半導体製造プロセスにおいては、一瞬の真空破壊(空気の侵入)は、プロセスガスと空気との反応を生じさせ、或いはプロセスガスがモータ100の外部に漏れ出してしまうことにもつながる。しかしながら、本実施形態の構造により、上述のような真空破壊の可能性を大きく低減することができる。
なお、上記実施形態においては、それぞれの構成要素の組み合わせとして発明を説明している。しかしながら、本願発明では、シール構造を実現できる範囲において、それぞれの構成要素の任意の組み合わせも本願発明の範囲である。例えば、構成要素A、B,Cを全て含んだ発明として記載している場合であっても、当業者にとってAとBの組み合わせ
でも発明として成立するものであれば、本願発明の範囲に属している。
本願発明は、真空ポンプ用のモータの封止処理に利用することが可能である。
20 真空ポンプ
21 ポンプ主軸
30 ポンプロータ
100 モータ
110 モータステータ
120 モータロータ
143 開口部
145 封止部材
151a リード線

Claims (8)

  1. 真空ポンプ用モータのシール構造であって、
    モータフレームに形成された開口部を通ってモータステータに接続されるリード線と、前記開口部を封止する封止部材とを備え、
    前記リード線は、複数の芯線を有する芯線部分と当該芯線部分を覆う被覆部分とを備え、前記芯線部分の少なくとも一部に封止部が形成されており、
    前記封止部は、前記被覆部分の一部を除去して、前記複数の芯線を有する芯線部分の任意の中間部分の内部および周囲を半田によって取り囲むことによって単線化する封止処理がなされた部位であり、さらにシール剤を介して熱収縮チューブによって覆われていることを特徴とする、シール構造。
  2. 真空ポンプ用モータのシール構造であって、
    モータステータに接続されるリード線と、前記モータステータ及び前記リード線の接続部を樹脂封止する樹脂モールド部とを備え、
    前記リード線は、複数の芯線を有する芯線部分と当該芯線部分を覆う被覆部分とからなり、前記芯線部分の少なくとも一部に封止部が形成されており、
    前記封止部は、前記被覆部分の一部を除去して、前記複数の芯線を有する芯線部分の任意の中間部分の内部および周囲を半田によって取り囲むことによって単線化する封止処理がなされた部位であり、さらにシール剤を介して熱収縮チューブによって覆われており、
    前記樹脂モールド部の少なくとも一部が、真空ポンプへの取付部を兼ねていることを特徴とする、シール構造。
  3. 前記封止部材は、弾性ゴムからなると共に前記リード線を通すキリ穴が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のシール構造。
  4. 前記弾性ゴムは、所定の押え板によって圧縮された状態で、前記モータフレームの開口部に取り付けられていることを特徴とする、請求項に記載のシール構造。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載のシール構造を備える真空ポンプ用モータであって、
    真空ポンプのポンプ主軸に直結されたモータロータを備えていることを特徴とする、真空ポンプ用モータ。
  6. 前記モータステータとモータロータの間に、モータロータを密閉するキャンを設けたことを特徴とする、請求項に記載の真空ポンプ用モータ。
  7. 請求項1〜の何れか一項に記載のシール構造を備えていることを特徴とする、真空ポンプ。
  8. 請求項5または6の何れか一項に記載の真空ポンプ用モータを備えていることを特徴とする、真空ポンプ。
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