JP6028070B1

JP6028070B1 - ガス旋回流構造及びその構造を有する空気調節装置

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Publication number: JP6028070B1
Application number: JP2015128452A
Authority: JP
Inventors: 景中蕭; 宜養林; 育徳周
Original assignee: 奇岩電子股▲分▼有限公司
Priority date: 2015-05-20
Filing date: 2015-06-26
Publication date: 2016-11-16
Anticipated expiration: 2035-06-26
Also published as: TWI626408B; US20160338427A1; TW201641901A; JP2016217689A; US9622519B2

Abstract

【課題】ガス旋回流構造及び該構造を有する空気調節装置を提供する。【解決手段】少なくとも１つの開口２４が形成され、開口２４に対向する両端には収容空間へ折り曲げられる折り曲げ部２０１１がそれぞれ形成されている第１の側壁２０１と、第２の側壁２０２と、第３の側壁２０３とを含み、第２の側壁２０２及び第３の側壁２０３が収容空間に位置し、第２の側壁２０２が第１の側壁２０１と第３の側壁２０３との間に設けられているハウジング２０と、導流素子であって、第２の側壁の２０２収容空間に向ける側辺に設けられ、かつ第３の側壁２０３と折り曲げ部２０１１との間に位置決められることで、第１の側壁２０１と第２の側壁２０２との間に第１の風道が形成されることにより、それらの風道及び風口に循環気流が形成されることで、空気調節装置の温度調整効率が効果的に向上する。【選択図】図２

Description

本発明は、空気調節装置に関し、より詳しくは、装着型の空気調節装置に関するものである。

科学技術の進歩に伴い、家電製品は設計上、小型化になりつつある傾向にある。冷房を例にすると、従来の空気調節装置は、居住の場所等、閉鎖的かつ固定的な空間にしか適用できない。また、従来では、ウエアラブル装置、例えばヘルメットに空気調節装置が取り付けられ、バイクの運転者が暑い天気で運転する場合に、冷風がヘルメットから排出され適切な温度が維持されることで涼しく感じる効果を奏するものがある。

しかしながら、このような装着型空気調節装置には顕著な欠点がある。まず、ヘルメットそのものの構造に制約されているため、ヘルメットから排出された冷風は、極めて限られた部位にしか届かず、広範囲で均一に排出することが困難であり、温度降下の効果が非常に限られている。次に、従来の空気調節装置は、冷空気のみを排出するものであり、所定の温度の冷空気を排出するために、クーリング機構にはある程度の負荷で運転し続ける必要があり、電力消耗や過熱する虞がある。さらに、冷風が持続的に同一部位に対して排出されているため、ユーザは不快感を感じやすくなってしまう。また、ヘルメット本体に結合された空気調節構造及びそれに類似した製品は、開放空間において、環境の温度に影響されやすく、所望の効果を達成することが困難となる。ヘルメット本体に結合される空気調節構造を改良しようとすると、かえってヘルメット本来の保護効果が低下する問題がある。

従って、ヘルメット本体の本来の構造に制約されることなく、独立かつ開放空間で使用可能な装着型空気調節装置とすることは、業界において解決が望まれている極めて重要な課題となっている。

従来技術の課題を解決するために、本発明は、収容空間を形成する外周部として構成され、少なくとも１つの開口が形成され、開口に対向する両端には収容空間へ折り曲げられる折り曲げ部がそれぞれ形成されている第１の側壁と、第２の側壁と、第３の側壁とを含み、第２の側壁及び第３の側壁が収容空間に位置し、第２の側壁が第１の側壁と第３の側壁との間に設けられ、第１の側壁と、第２の側壁と、第３の側壁との間に隙間が開けられているハウジングと、導流素子であって、第２の側壁の収容空間に向ける側辺に設けられ、第３の側壁と折り曲げ部との間に位置決められることで、第１の側壁と第２の側壁との間に第１の風道が形成され、導流素子、第２の側壁、一部の折り曲げ部と第３の側壁との間に第１の風道と連通する第２の風道が形成され、導流素子と折り曲げ部との境界に第１の風口が形成され、導流素子と第３の側壁との境界に第２の風口が形成されている導流素子と、を備えることを特徴とするガス旋回流構造を提供する。

また、本発明の一実施形態において、第２の側壁の２つの折り曲げ部に向ける端部は、２つの折り曲げ部によって折り曲げられ被覆された領域に延入している（折り曲げ部に接触していない）。

また、本発明の一実施形態において、少なくともハウジングの一部を被覆する断熱層をさらに備える。

また、本発明の一実施形態において、断熱層は第１の側壁と一体に形成されている。

また、本発明の一実施形態において、少なくともハウジング及び断熱層の一部を被覆するカバーをさらに備える。

また、本発明は、折り曲げ部が形成されている第１の側壁と、第２の側壁と、第３の側壁とを含み、第１の側壁の端部には折り曲げ部が設けられており、第２の側壁が第１の側壁と第３の側壁との間に設けられており、第１の側壁及び第２の側壁には互いに対応する第１の開口及び第２の開口が設けられているハウジングと、第２の側壁に設けられ、折り曲げ部及び第３の側壁に接続されている導流素子と、を含むガス旋回流構造と、第２の開口に設けられている第１のファンと、第１の開口に設けられているクーリングチップと、を備えることを特徴とする空気調節装置をさらに提供する。

第１の側壁と第２の側壁との間に第１の風道が形成され、第２の側壁と導流素子との間、及び一部の折り曲げ部と第３の側壁との間に第１の風道と連通する第２の風道が形成され、さらに、折り曲げ部と導流素子との境界に第１の風口が形成され、導流素子と第３の側壁との境界に第２の風口が形成されている。

また、本発明の一実施形態において、第１の側面と第２の側面とを有する第１のアルミニウムシートをさらに備え、クーリングチップは第１のファンに面する第１の表面及び第１の表面と対向する第２の表面を有し、第１のアルミニウムシートの第１の側面はクーリングチップの第１の表面と接触し、第１のアルミニウムシートの第２の側面は第１のファンに面している。

また、本発明の一実施形態において、第１の側面と第２の側面とを有する第２のアルミニウムシートをさらに備え、第２のアルミニウムシートの第１の側面はクーリングチップの第２の表面と接触している。

また、本発明の一実施形態において、第２のアルミニウムシートの第２の側面に搭載された第２のファンをさらに備える。また、本発明の一実施形態において、少なくともハウジング及び断熱層の一部を被覆する第１のカバー部と、少なくとも第２のアルミニウムシート及び第２のファンの一部を被覆し、複数の貫通孔を有する第２のカバー部と、を含むカバーをさらに備える。

また、本発明の一実施形態において、カバーに設けられており、クーリングチップ、第１のファン、第２のファンに必要な電源を供給するための電源モジュールをさらに備える。

また、本発明の一実施形態において、電源モジュールは、クーリングチップ、第１のファン、第２のファンの動作を制御するための操作インタフェースユニットをさらに備える。

また、本発明の一実施形態において、カバーに設けられ、カバーと電源モジュールとを回転可能に連結する枢軸をさらに備える。

従来技術と比較すると、本発明に係るガス旋回流構造では、冷空気の循環流動が生成され、開放空間で循環流動により広範囲の温度降下が達成され、クーリング効率が向上され、電力消耗のコストが低減される。さらに、本発明に係るガス旋回流構造は、冷空気の循環に適用されるのみならず、冬の場合には暖空気の循環にも利用されることが可能である。本発明に係る構造を基に構成された空気調節装置は、付加装置として用いられることなく、ユーザが独立に着用することができ、いつでもどこでも操作利用することができる。

本発明に係るガス旋回流構造の断面模式図である。本発明に係る空気調節装置の断面模式図である。本発明に係る空気調節装置の局所構造の分解模式図である。本発明に係る空気調節装置の局所構造の分解模式図である。本発明に係る空気調節装置の作動時の導流方向模式図である。

以下、具体的な実施例を用いて本発明の実施形態を説明する。この技術分野に精通した者は、本明細書の記載内容から簡単に本発明のその他の利点や効果を理解できる。

また、明細書に添付された図面に示す構造、比例、寸法等は、この技術分野に精通した者が理解できるように明細書に記載の内容に合わせて説明されるものであり、本発明の実施を制限するものではないため、技術上の実質的な意味を有せず、いかなる構造の修飾、比例関係の変更又は寸法の調整は、本発明の効果及び目的に影響を与えるものでなければ、本発明に開示された技術内容の範囲に入る。また、明細書に記載の例えば「上」、「内」、「外」、「底」、「一」等の用語は、説明を容易に理解できるようにするためのものであり、本発明の実施可能な範囲を限定するものではなく、その相対関係の変更又は調整は、技術内容の実質的変更がなければ、本発明の実施可能の範囲と見なされる。

図１は、本発明に係るガス旋回流構造の模式図である。図１に示すように、本発明に係るガス旋回流構造は、収容空間を形成する外周部として構成され、少なくとも１つの開口が形成され、前記開口に対向する両端には内方（即ち前記収容空間）へ折り曲げられる折り曲げ部１０１１がそれぞれ形成されている第１の側壁１０１と、第２の側壁１０２と、第３の側壁１０３とを含み、第２の側壁１０２及び第３の側壁１０３が第１の側壁１０１によって形成された収容空間に位置し、かつ前記第２の側壁１０２が第１の側壁１０１と第３の側壁１０３との間に設けられており、第１の側壁１０１、第２の側壁１０２、第３の側壁１０３の間に隙間が開けられているハウジング１０と、第２の側壁１０２の前記収容空間に向ける側辺に設けられ、第３の側壁１０３と折り曲げ部１０１１との間に位置決められる（即ち一端が折り曲げ部１０１１に接続され、他端が第３の側壁１０３に接続される）導流素子１１と、を備えることを特徴とするガス旋回流構造を提供する。この実施例において、導流素子１１は、例えば第２の側壁１０２に設けられた複数のフィンであるが、これに限定されるものではない。

図１をさらに参照すると、第１の側壁１０１と第２の側壁１０２との間に第１の風道１２が形成され、第２の側壁１０２と導流素子１１との間、及び一部の折り曲げ部１０１１と第３の側壁１０３との間に第１の風道１２と連通する第２の風道１３が形成されており、折り曲げ部１０１１と導流素子１１との境界に第１の風口１４が形成され、導流素子１１と第３の側壁１０３との境界に第２の風口１５が形成されている。この実施例において、第２の側壁１０２の前記２つの折り曲げ部１０１１に向ける端部は、前記２つの折り曲げ部１０１１によって折り曲げられ被覆された領域に延入している（当該折り曲げ部に接触していない）。

また、本発明の一実施形態において、本発明に係るガス旋回流構造は、ハウジング１０の外側に設けられ、少なくとも第１の側壁１０１の一部を被覆する断熱層１６をさらに備える。断熱層１６の材質は、ＰＥフォーム等、軽量で断熱効率が高い材料からなってもよい。これにより、ガス旋回流構造による温度領域は、外部環境温度の影響で変動することはない。また、断熱層１６は、首へ着用する際にユーザが調整できるように、ハウジングと同様に軟質材料からなってもよい。また、他の実施例において、断熱層１６は、第１の側壁１０１と一体に形成されてもよい。言い換えれば、断熱層１６は、第１の側壁１０１と同様にハウジング１０の一部であってもよい。

また、本発明の一実施形態において、ガス旋回流構造を衝突による破損から保護するために、少なくともハウジング１０及び断熱層１６の一部を被覆するカバー１７をさらに備えてもよい。

図２は、本発明に係るガス旋回流構造を応用した空気調節装置の構造断面模式図である。図２に示すように、本発明に係る空気調節装置は、主にガス旋回流構造、第１のファン３０、およびクーリングチップ４０を備える。前記ガス旋回流構造は、上記のように、収容空間を形成する外周部として構成され、少なくとも１つの開口が形成され、前記開口に対向する両端には折り曲げ部２０１１がそれぞれ形成されている第１の側壁２０１と、第２の側壁２０２と、第３の側壁２０３とを含み、第２の側壁２０２及び第３の側壁２０３が第１の側壁２０１によって形成された収容空間に位置し、かつ第２の側壁が第１の側壁２０１と第３の側壁２０３との間に設けられているハウジング２０と、第２の側壁２０２に設けられており、一端が第３の側壁２０３に接続され、他端が折り曲げ部２０１１に接続されている導流素子２１と、を備える。この実施例において、導流素子２１は、例えば第２の側壁２０２に設けられた複数のフィンである。該空気調節装置は、例えばユーザが首に着用可能である。

図２をさらに参照すると、第１の側壁２０１及び第２の側壁２０２には互いに対応する第１の開口２０１２及び第２の開口２０２１が設けられている。第２の開口２０２１に第１のファン３０が設けられ、第１の開口２０１２にクーリングチップ４０が設けられている。第１の側壁２０１と第２の側壁２０２との間に第１の風道２２が形成され、第２の側壁２０２と導流素子２１との間、及び一部の折り曲げ部２０１１と第３の側壁２０３との間に第１の風道２２と連通する第２の風道２３が形成されており、折り曲げ部２０１１と導流素子２１との境界に第１の風口２４が形成され、導流素子２１と第３の側壁２０３との境界に第２の風口２５が形成されている。

図３は、本発明に係る空気調節装置の局所構造分解模式図である。図３に示すように、本発明に係る空気調節装置は、温度調整可能な領域を拡大し、温度調整効果を強化するように、クーリングチップ４０による冷エネルギーまたは熱エネルギーを伝導する第１のアルミニウムシート５０をさらに備える。図面に合わせて説明を簡素にするため、第１のアルミニウムシート５０は、第１の側面５０１及び第２の側面５０２を有し、クーリングチップ４０は、第１のファン３０に面する第１の表面４０１及び対向する第２の表面４０２を有してもよい。第１のアルミニウムシート５０は、第１の側面５０１がクーリングチップ４０の第１の表面４０１に接触し、第２の側面５０２が第１のファン３０に面している。

図３及び図４に示すように、本発明に係る空気調節装置は、第１の側面６０１と第２の側面６０２とを有する第２のアルミニウムシート６０をさらに備えてもよい。第２のアルミニウムシート６０もクーリングチップによる冷熱を伝導することができる。図からわかるように、第２のアルミニウムシート６０の第１の側面６０１は、クーリングチップ４０の第２の表面４０２に接触している。

図２をさらに参照すると、本発明の一実施例において、該空気調節装置は、少なくともハウジング２０の第１の側壁２０１の一部を被覆する断熱層２６をさらに備える。断熱層２６の材質は、ＰＥフォーム等、軽量で断熱効率が高い材料からなってもよい。これにより、当該装置内部の循環気流は独立領域となり、外部温度差による影響が低減される。また、他の実施例において、断熱層２６は、第１の側壁２０１と一体に形成されてもよい。言い換えれば、断熱層２６は、第１の側壁２０１と同様にハウジング２０の一部であってもよい。

図２、４を同時に参照すると、図４は、本発明に係る空気調節装置の局所構造分解模式図である。本発明に係る空気調節装置は、第２のアルミニウムシート６０の第２の側面６０２に搭載された第２のファン７０をさらに備えてもよい。第２のアルミニウムシート６０は、クーリングチップ４０による冷熱を伝導するためのものであり、第２のファン７０により温度調整目的と反する廃冷または廃熱を排出することができ、当該装置内部に蓄積することによってクーリングチップ４０の効率に影響を及ぼすことを防止する。

図２、図４をさらに参照すると、本発明に係る空気調節装置は、第１のカバー部２７１と、第２のカバー部２７２とを含み、断熱効果を有する材質からなるカバー２７をさらに備えてもよい。図に示すように、前記素子を損害から保護するために、第１のカバー部２７１は、少なくともハウジング２０及び断熱層２６の一部を被覆し、第２のカバー部２７２は、少なくとも第２のアルミニウムシート６０及び第２のファン７０の一部を被覆している。同時に、第２のファン７０により導出された冷熱気流が内部に蓄積しないように、第２のカバー部２７２は、冷熱気流を外部環境に拡散するための複数の貫通孔２７２１を有してもよい。図４に示すように、貫通孔２７２１は、例えばルーバー構造であってもよいが、他の実施例において、円形または幾何形の貫通孔であってもよい。また、本実施例において、ルーバー構造となる貫通孔２７２１は、第２のカバー部２７２の３つの側辺に設けられているが、これに限定されるものではない。

図２に示すように、本発明の他の実施例において、該空気調節装置は、カバー２７に設けられた電源モジュール８０をさらに備えてもよい。該電源モジュール８０は、空気調節装置内部における電子素子の作動に必要な電源として、クーリングチップ４０、第１のファン３０、第２のファン７０等に電力を供給するためのものであり、例えば一次乾電池または充電可能な電池であってもよい。

上記の実施例において、電源モジュール８０は、クーリングチップ４０、第１のファン３０及び第２のファン７０の機能作動を制御するための操作インタフェースユニット８０１を含み、例えばクーリングチップ４０にクーリングまたはヒーティングの機能を作動させ、または第１のファン３０及び／または第２のファン７０の回転速度等を調節するためのものであるが、これに限定されるものではない。また、本実施例において、操作インタフェースユニット８０１は、図２に示すように、電源モジュール８０のハウジングの横幅面に設けられているが、これに限定されるものではない。操作インタフェースユニット８０１は、電源モジュール８０のハウジングの縦長面またはユーザが容易に操作できるいずれの箇所に設けられてもよい。

本発明の他の実施例において、本発明に係る空気調節装置は、カバー２７に設けられ、カバーと電源モジュール８０とを回転可能に連結し、電源モジュール８０を回転可能な部材にする枢軸９０をさらに備えてもよい。

図２、図５は、本発明に係る空気調節装置の作動時の気流導流方向の模式図である。クーリングチップ４０の熱エネルギーまたは冷エネルギーは、第１のファン３０の作動により冷気流または暖気流の生成を加速させ、第１の風道２２及び第２の風道２３に伝導され、第１の風口２４を介して外部（即ちハウジング２０によって包囲された収容空間）に拡散される。同時に、導流素子２１の機能により、外部気流を旋回流となるようにガイドし、第２の風道２３から再び第２の風口２５に入ることで循環気流を形成する。さらに、クーリングチップ４０は自由に冷却、加熱及び温度制御可能な半導体素子であるため、電流の制御によってチップの両面に冷熱温度差を発生させることができる。図５に示すように、ユーザが冷空気機能を使用する際に、クーリングチップ４０の第１の表面４０１は、当該装置の内部では冷エネルギーが形成される。この場合、冷エネルギーの流動方向は、図５に示す導流方向Ａとなるのに対し、クーリングチップ４０の第２の表面４０２は熱エネルギーが形成され、その熱エネルギーの流動方向は、図５に示す導流方向Ｂのように外部に拡散される。逆に、ユーザが暖気機能を使用する際に、クーリングチップ４０の第１の表面４０１は、当該装置の内部では熱エネルギーが形成される。この場合、熱エネルギーの流動方向は、図５に示す導流方向Ａとなるのに対し、クーリングチップ４０の第２の表面４０２は冷エネルギーが形成され、その流動方向は、図５に示す導流方向Ｂのように外部に拡散される。

上記のように、本発明に係るガス旋回流構造及びこの構造からなる空気調節装置は、内部の風道及び風口の設計により、クーリングチップによる冷熱温度差が広範囲領域に拡散することができる。ユーザがこの装置を首に着用することができ、異なる季節や天候の中で頭、首領域を涼しくまたは暖かく維持することができるため、天気温度差の急激な変化によって体の具合が悪くなることを低減することができる。また、本発明に係るガス旋回流構造の設計により、外部環境に拡散された冷熱気流は循環して再利用可能であるため、クーリングチップ及び電源モジュールが過度の負荷によって損壊することを減少することができる。

上記のように、これらの実施形態は本発明の原理および効果・機能を例示的に説明するに過ぎず、本発明は、これらに限定されるものではない。本発明に係る実質的な技術内容は、特許請求の範囲に定義される。本発明は、この技術分野に精通した者により本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の修正や変更が可能であり、そうした修正や変更は、本発明の特許請求の範囲に入るものである。

１０ハウジング
１０１第１の側壁
１０１１折り曲げ部
１０２第２の側壁
１０３第３の側壁
１１導流素子
１２第１の風道
１３第２の風道
１４第１の風口
１５第２の風口
１６断熱層
１７カバー
２０ハウジング
２０１第１の側壁
２０１１折り曲げ部
２０１２第１の開口
２０２第２の側壁
２０２１第２の開口
２０３第３の側壁
２１導流素子
２２第１の風道
２３第２の風道
２４第１の風口
２５第２の風口
２６断熱層
２７カバー
２７１第１のカバー部
２７２第２のカバー部
２７２１貫通孔
３０第１のファン
４０クーリングチップ
４０１第１の表面
４０２第２の表面
５０第１のアルミニウムシート
５０１第１の側面
５０２第２の側面
６０第２のアルミニウムシート
６０１第１の側面
６０２第２の側面
７０第２のファン
８０電源モジュール
８０１操作インタフェースユニット
９０枢軸

Claims

収容空間を形成する外周部として構成され、少なくとも１つの開口が形成され、前記開口に対向する両端には内方へ折り曲げられる折り曲げ部がそれぞれ形成されている第１の側壁と、第２の側壁と、第３の側壁とを含み、前記第２の側壁及び第３の側壁が前記第１の側壁によって形成された収容空間に位置し、前記第２の側壁が前記第１の側壁と前記第３の側壁との間に設けられ、前記第１の側壁と前記第２の側壁との間に第１の風道が形成されているハウジングと、
導流素子であって、前記第２の側壁の前記収容空間に向ける側辺に設けられ、前記第３の側壁と前記折り曲げ部との間に位置決められることで、前記導流素子、前記第２の側壁、一部の前記折り曲げ部と前記第３の側壁との間に前記第１の風道と連通する第２の風道が形成され、前記導流素子と前記折り曲げ部との境界に第１の風口が形成され、前記導流素子と前記第３の側壁との境界に第２の風口が形成されている導流素子と、
を備えることを特徴とするガス旋回流構造。
前記第２の側壁の端部は、前記折り曲げ部によって折り曲げられ被覆された領域に延入していることを特徴とする請求項１に記載のガス旋回流構造。
少なくとも前記ハウジングの一部を被覆する断熱層をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載のガス旋回流構造。
前記断熱層は前記第１の側壁と一体に形成されていることを特徴とする請求項３に記載のガス旋回流構造。
少なくとも前記ハウジング及び前記断熱層の一部を被覆するカバーをさらに備えることを特徴とする請求項３に記載のガス旋回流構造。
収容空間を形成する外周部として構成され、少なくとも１つの開口が形成され、前記開口に対向する両端には内方へ折り曲げられる折り曲げ部がそれぞれ形成されている第１の側壁と、第２の側壁と、第３の側壁とを含み、前記第２の側壁及び第３の側壁が前記第１の側壁によって形成された収容空間に位置し、前記第２の側壁が前記第１の側壁と前記第３の側壁との間に設けられ、前記第１の側壁と前記第２の側壁との間に第１の風道が形成されるとともに、前記第１の側壁及び前記第２の側壁のそれぞれには互いに対応する第１の開口及び第２の開口が設けられているハウジングと、
導流素子であって、前記第２の側壁の前記収容空間に向ける側辺に設けられ、前記第３の側壁と前記折り曲げ部との間に位置決められることで、前記導流素子、前記第２の側壁、一部の前記折り曲げ部と前記第３の側壁との間に前記第１の風道と連通する第２の風道が形成され、前記導流素子と前記折り曲げ部との境界に第１の風口が形成され、前記導流素子と前記第３の側壁との境界に第２の風口が形成されている導流素子と、
前記第２の開口に設けられている第１のファンと、
前記第１の開口に設けられているクーリングチップと、
を備えることを特徴とする空気調節装置。
第１の側面と第２の側面とを有する第１のアルミニウムシートをさらに備え、
前記クーリングチップは前記第１のファンに面する第１の表面及び前記第１の表面と対向する第２の表面を有し、
前記第１のアルミニウムシートの第１の側面は前記クーリングチップの第１の表面と接触し、
前記第１のアルミニウムシートの第２の側面は前記第１のファンに面していることを特徴とする請求項６に記載の空気調節装置。
第１の側面と第２の側面とを有する第２のアルミニウムシートをさらに備え、
前記第２のアルミニウムシートの第１の側面は前記クーリングチップの第２の表面と接触していることを特徴とする請求項６に記載の空気調節装置。
少なくとも前記ハウジングの一部を被覆する断熱層をさらに備えることを特徴とする請求項６に記載の空気調節装置。
前記断熱層は前記第１の側壁と一体に形成されていることを特徴とする請求項９に記載の空気調節装置。
前記第２のアルミニウムシートの第２の側面に搭載された第２のファンをさらに備えることを特徴とする請求項８に記載の空気調節装置。
少なくとも前記ハウジングの一部を被覆する第１のカバー部と、
少なくとも前記第２のアルミニウムシート及び前記第２のファンの一部を被覆し、複数の貫通孔を有する第２のカバー部と、を含むカバーをさらに備えることを特徴とする請求項１１に記載の空気調節装置。
前記カバーに設けられている電源モジュールをさらに備えることを特徴とする請求項１２に記載の空気調節装置。
前記電源モジュールは、操作インタフェースユニットをさらに備えることを特徴とする請求項１３に記載の空気調節装置。
前記カバーに設けられ、前記カバーと前記電源モジュールとを回転可能に連結する枢軸をさらに備えることを特徴とする請求項１３に記載の空気調節装置。