JP6027447B2 - 三角おにぎりの陳列用具 - Google Patents

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Description

本発明は、商品としての三角おにぎりを店舗に陳列するために用いられる陳列用具に関する。
従来、全体に扁平な正三角柱の形態を有するおにぎりである三角おにぎりの陳列用具が提案されている。この陳列用具は、平坦な底面と該底面に相対する傾斜面とを規定する基台と、該基台に取り付けられ前記傾斜面の上部及び下部からそれぞれ上方に向けて伸びる2つの平板とを備える。この陳列用具は、前記基台の底面において例えば陳列台上に載置される。三角おにぎりは、前記2つの平板とこれらの間を伸びる前記傾斜面とが規定する受け入れ空間に置かれる。前記受け入れ空間は、2つの三角おにぎりをそれぞれの3つの側面のうちの1つの側面が互いに接する状態で、受け入れる。前記受け入れ空間内の2つの三角おにぎりは、その一方の三角おにぎりの残りの2つの側面において前記基台の傾斜面と該傾斜面の下部から伸びる一方の平板とに接し、その他方の三角おにぎりがその他の一つの側面において前記傾斜面の上部から伸びる前記平板に接する。前記2つの三角おにぎりは前記受け入れ空間に受け入れられた状態で陳列に供される。
ところで、商品としての三角おにぎりは、その製造工場からスーパーマーケットのような店舗に運搬され、販売される。製造工場では、通常、多数のおにぎりがコンテナと称される箱状の運搬容器の中に整然と並べて詰められる。また、店舗に搬入された前記三角おにぎりは、前記コンテナ内から前記陳列用具上に移し替えられる。しかし、前記コンテナ内から前記陳列用具上への移し替え作業は、三角おにぎりを一つずつ手に取って行われるため、この作業には多大の時間と労力とを要する。
そこで、時間と労力との削減のために、前記三角おにぎりを該三角おにぎりが前記陳列用具に受け入れられた状態で運搬し、これをそのまま店舗での陳列に供することにすれば、前記三角おにぎりの移し替え作業を不要とすることが考えられる。
しかし、前記従来の陳列用具にあっては、これに受け入れられた三角おにぎりが両平板間から前記受け入れ空間の外部にこぼれ落ちるおそれがある。三角おにぎりのこぼれ落ちは、三角おにぎりの商品価値を損なう変形や包装の破れを招くおそれがあり、また、このために本来不必要である新たな三角おにぎりの交換や補充を必要とすることがある。
さらに、運搬に当たり、三角おにぎりが配置された従来の陳列用具を前記コンテナ内に配置することが考えられるが、前記コンテナに接する前記基台の底面とその傾斜面との間の部分が前記コンテナ内にデッドスペースを形成する。このデッドスペースは、前記コンテナ内における前記陳列用具の設置スペースの低減要因となる。
特開2009−66251号公報
したがって、本発明の目的は、三角おにぎりの製造工場から店舗への運搬及び店舗における陳列のいずれにも適する、三角おにぎりのための陳列用具を提供することにある。
本発明は、全体に扁平な正三角柱の形態を有するおにぎり(三角おにぎり)の陳列用具に係る。この陳列用具は、2つの三角おにぎりを、これらがそれぞれの三つの側面のうちの一つの側面において互いに接する状態で受け入れる空間を規定する底板、該底板から斜めに立ち上がる互いに平行又はほぼ平行な2つの第1の側板及び前記底板から立ち上がる互いに相対する2つの第2の側板を備える。前記受け入れ空間に受け入れられた2つの三角おにぎりに対して、前記底板は一方の三角おにぎりの他の一つの側面において接し、前記2つの第1の側板はそれぞれ前記一方の三角おにぎりの残りの側面と他の一方の三角おにぎりの他の一つの側面とにおいてそれぞれ接する。前記2つの第2の側板はそれぞれ前記2つのおにぎりのそれぞれの両底面に対向する。
本発明に係る陳列用具によれば、その受け入れ空間に受け入れられた2つの三角おにぎりは、これらの一つの側面において互いに接する状態に維持される。前記受け入れ状態にある2つの三角おむすびは、この状態で、店舗での陳列に供することができる。前記底板及び前記2つの第1の側板の長さ寸法は任意に設定することができ、これにより、これらの底板及び第1の側板により規定される前記受け入れ空間を所望の長さ寸法に設定することができる。例えば、前記受け入れ空間の長さ寸法を三角おにぎりの厚さ寸法(各三角おにぎりの両底面間距離)の2以上の整数倍に相当する大きさとすることにより、前記受け入れ空間に、2つで一組をなす複数組の三角おにぎりを直列に並べて配置することができる。複数組の三角おにぎりはいずれも前記底板及び第1の側板により前記した受け入れの状態におかれかつこれを維持される。前記2つの第2の側板は、これらのうちの少なくとも一方が対向する一組の三角おにぎりの底面に接し、これらの三角おにぎりの前記受け入れ状態が維持されるように補助する作用をなす。
さらに、本発明に係る陳列用具における前記底板、2つの第1の側板及び2つの第2の側板が果たす機能、すなわち一組以上の三角おにぎりを前記受け入れ空間に陳列可能な状態で受け入れかつこれを維持する機能は、前記三角おにぎりの陳列時に加えて、前記陳列用具の移動時においても発揮される。したがって、前記製造工場において本発明の陳列用具に配置された三角おにぎりは、従来における三角おにぎりの詰め替えを行うことなしに、そのまま前記店舗内の例えば陳列棚の上に配置し、前記三角おにぎりを陳列に供することができる。
また、前記三角おにぎり入りの陳列用具の運搬は、その複数個を既存の三角おにぎり用運搬具である箱状の前記コンテナに入れて行うことができる。本発明に係る陳列用具は、その底板が前記コンテナの底面に接した状態で、前記コンテナ内に配置される。このとき、前記陳列用具の底板上に受け入れられた三角おにぎりと前記コンテナの底面との間の距離は、前記底板の厚さに等しく、この厚さは前記従来の傾斜面を有する陳列用具におけるものと比べて小さい。このため、本発明の陳列用具の前記コンテナ内への配置に伴って生じるデッドスペースは比較的小さく、したがって、前記コンテナ内への比較的多くの陳列用具の配置を可能とすることができる。
本発明の陳列用具において、好ましくは、前記2つの第2の側板のうちの一方が、前記受け入れ空間に受け入れられた各組の2つの三角おにぎりより低い高さ寸法を有する。これによれば、前記2つの三角おにぎりの一部が前記受け入れ空間から露出し、これにより、前記三角おにぎりの取り出しを容易にすることができる。より好ましくは、前記2つの第2の側板のうちの他の一方と前記2つの第1の側板とが、前記一方の第2の側板より高い高さ寸法を有しかつ前記空間に受け入れられた2つの三角おにぎりより低い高さ寸法を有する。これによれば、一段と低い前記一方の第2の側板越しに前記三角おにぎりを取り出すことができる。
また、本発明の陳列用具においては、ほぼ平行な前記2つの第1の側板が前記底板から上方に向けて漸増する相互間隔を規定し、かつ、前記2つの第2の側板が前記底板から上方に向けて漸増する相互間隔を規定するものとすることができる。これによれば、1の陳列用具の上部空間に、その開放上端から、他の陳列用具の底部を差し入れることができ、これにより、陳列の用に供された後又は供される前の複数の陳列用具を互いに積み重ねておくことができる。
前記陳列用具は、さらに、前記底板に設けられた座を備えるものとすることができる。ここにおいて、前記座は、前記2つの第1の側板のうちの一方から他の一方に向けて漸増する高さ寸法を有する。これによれば、前記座の高い部分から低い部分に向けて前記陳列用具を消費者に向けて傾けることができ、これにより陳列された前記三角おにぎりの見栄えをさらに良くすることができる。
本発明に係る陳列用具とこれを用いて陳列された三角おにぎりとを示す斜視図である。 陳列用具の他の視点から見た斜視図である。 陳列用具の横断面図である。 積み重ねられた複数の陳列用具の斜視図である。 運搬用コンテナとこれに詰め込まれた複数の陳列用具とを示す平面図である。 図5に示す運搬用コンテナ及び陳列用具の断面図である。
図1を参照すると、本発明に係る複数の陳列用具が、それぞれ、全体に符号10で示されている。
これらの陳列用具10は、スーパーマーケットのような店舗(図示せず)において販売される複数の三角おにぎり12、すなわち全体に扁平な正三角柱状の形態を有する複数のおにぎり12を陳列するために使用される。図示の例では、前記店舗に設置された陳列台14の上に波状台16が載置され、該波状台の上に複数(図示の例では5つ)の陳列用具10が載置されている。陳列用具10は、その使用上、例えば陳列台14の上に直接に載置されることがある。
図2に示すように、陳列用具10は、全体に箱状を呈し、三角おにぎり12のための上方に開放する受け入れ空間18を有する。受け入れ空間18には、2つの三角おにぎり12を一組として、その一組又は複数組(図示の例では5組)の三角おにぎり12が受け入れられる(図1)。
前記三角おにぎりは、矩形状を呈する3つの側面と、正三角形状を呈する互いに相対する2つの底面とを有する。なお、各組の三角おにぎり12の側面と底面とに、これらを互いに区別することを目的として、異なる符号を付する。すなわち、各組の三角おにぎり12における一方の三角おにぎり12の3つの側面及び2つの底面にそれぞれ符号20,22を付し、他方の三角おにぎり12の3つの側面及び2つの底面にそれぞれ符号24,26を付する。さらに、一方及び他方の三角おにぎりのそれぞれの3つの側面を互いに区別するため、これらの側面を示す符号20,24のそれぞれに添字a、b又はcを付することがある。さらに、各組の三角おにぎり12を区別するために符号12に添字a又はbを付することがある。
各組の三角おにぎり12は、一方のおにぎり12aの一つの側面20aと他方のおにぎり12bの一つの側面24aとが互いに接した状態又は態様で、陳列用具10の受け入れ空間18に受け入れられ、この状態又は態様を陳列形態として陳列される。各組の三角おにぎり12が前記状態すなわち陳列形態にあるとき、両三角おにぎりの正三角形状の底面22,26は、共同して、全体に平行四辺形の平面形状をなす。したがって、陳列用具10が規定する受け入れ空間18は、この平面形状に対応する全体に平行四辺形の横断面形状を有する(図3参照)。
陳列用具10は、受け入れ空間18を規定する、底板28(図3参照)と、2つの側板(第1の側板)30とを備え、さらに2つの他の側板(第2の側板)32を備える。これらの底板28、第1及び第2の側板30,32はそれぞれ平板からなる。
より詳細には、底板28及び各第1の側板30はそれぞれ全体に矩形の平面形状を有する。これらの底板28及び両側板30は陳列用具10の両端面を規定する。これらの端面は、それぞれ、前記平行四辺形に相当する平行四辺形の形状を有する。これらの端面は、それぞれ、全体に平行四辺形の平面形状を有する第2の側板32により閉鎖されている。
具体的には、2つの第1の側板30は底板28から斜めに立ち上がっている。より詳細には、両第1の側板30は、底板28が有する二対の平行な側縁のうちの一方の一対の側縁からそれぞれ斜めに立ち上がっている。これらの2つの第1の側板30は「ほぼ平行」である。すなわち、両側板30は、底板28から上方に向けてわずかに漸増する相互間隔L(図3)を有する。このために、底板28と一方の第1の側板30とのなす角度α(図3)と、底板28と他方の第1の側板30とのなす角度β(図3)とが、それぞれ、各三角おにぎり12の2つの側面が互いになす角度である60度よりわずかに大きい値とわずかに小さい値とに設定されている。また、相互間隔Lは、好ましくは、三角おにぎり12の各側面20,24の長さ寸法(正三角形の各辺の長さに相当する寸法)よりわずかに大きいものに設定される。これらの設定により、受け入れ空間18は各組の三角おにぎり12を前記した態様で受け入れることができる。このとき、陳列用具10の一方の第1の側板30と各組の一方の三角おにぎり12aとの間、他方の第1の側板30と各組の他方の三角おにぎり12bとの間に、それぞれ、受け入れ空間18の下部からその上部に向けて漸増する隙間が生じる。これらの隙間は、受け入れ空間18外内への三角おにぎり12の出し入れを容易にする。
底板28及び2つの第1の側板30の長さ寸法(図3で見て紙背方向における寸法)は任意に設定することができ、これにより、受け入れ空間18を所望の長さ寸法に設定することができる。図示の例では、受け入れ空間18の長さ寸法が、前記5組の三角おにぎり12を図1に示すように直列に並べて配置することができるように、三角おにぎり12の厚さ寸法(三角おにぎり12の相対する底面間の距離)の5倍強に相当する大きさに設定されている。
さらに、2つの第1の側板30の相互関係を「ほぼ平行」とすることにより、図4に示すように、複数の陳列用具10を積み重ねること、すなわち一の陳列用具10の受け入れ空間18に、その開放上端から、他の陳列用具10の一部である底部を挿入することができる。これにより、不使用時の複数の陳列用具10を比較的コンパクトな状態で保管することができる。2つの第1の側板30を「ほぼ平行」な相互関係を有するものとする前記例に代えて、「平行」な相互関係を有するものとすることも可能である。前記「平行」な相互関係を有する例においても、両第1の側板30の相互間隔は、三角おにぎり12の円滑な出し入れを可能とするため、三角おにぎりの各側面20,24の前記長さ寸法よりわずかに大きいものに設定される。
受け入れ空間18の前記両端面を閉鎖する2つの第2の側板32は、受け入れ空間18の横断面形状にほぼ合致する平面形状(ほぼ平行四辺形)を有し、底板28の他の一対の側縁からそれぞれ立ち上がっている。図示の例では、両第2の側板32がそれぞれ底板28からほぼ真っ直ぐに立ち上がっており、両第2の側板32は、互いにほぼ平行な相互関係を有する。両第1の側板30をほぼ平行にすることに加えて、両第2の側板32をほぼ平行にすること(ほぼ真っ直ぐに立ち上がること)、すなわち両側板32が底板28から上方に向けて漸増する相互間隔を有するものとすることにより、複数の陳列用具10の前記積み重ねをさらに容易にすることができる。図示の例に代えて、両第2の側板32が底板28の両側縁からそれぞれ真っ直ぐに立ち上がるもの、すなわち両第2の側板32が互いに平行な相互関係を有するものとすることができる。また、各第2の側板32がその両隣の2つの第1の側板30に連なっている。これに代えて、各第2の側板32がその両隣の2つの側板30に連なっておらず、したがって側板32,30相互間に隙間が存し、前記両端面を不完全に閉鎖するように設定することも可能である(図示せず)。
図3を参照すると、各組の三角おにぎり12が陳列用具10の受け入れ空間18に受け入れられるとき、受け入れ空間18の一部を規定する底板28は一方のおにぎり12aの他の一つの側面20bに接し、また、2つの第1の側板30はそれぞれ一方の三角おにぎり12aの残りの側面20c及び他方の三角おにぎり12bの他の一つの側面24bに接する。このとき、他方の三角おにぎり12bの残りの側面24cは底板28及び両第1の側板30のいずれにも接することなく、上方を向く。さらに、2つの第2の側板32は、それぞれ、各組の三角おにぎり12の一方の底面22,26と、他方の底面22,26とに対向する。
図1に示すように、受け入れ空間18の前記両端面を閉鎖する2つの第2の側板32間に、前記5組の三角おにぎり12が各組の三角おにぎり12の底面22,26同士が互いに接しかつ列をなすように配置されるとき、前記5組の三角おにぎり12の列の両端面(底面22,26)に両第2の側板32がそれぞれ接する。これにより、前記5組の三角おにぎり12が受け入れ空間18の中にその整列状態で保持される。したがって、また、受け入れ空間18外への三角おにぎり12の転がり落ちが防止される。
陳列用具10の受け入れ空間18に陳列形態におかれた前記5組の三角おにぎり12は、陳列の間、上方に向けられた側面24cを有する三角おにぎり12bからこれをつまみ上げて順次に取り出すことができる。
受け入れ空間18からの三角おにぎり12の取り出しを容易にし、また、陳列効果の一つであるいわゆる見た目の良さの向上を図るため、図示の例のように、両第1の側板30の高さ寸法を各組のおにぎり12の高さ寸法(前記正三角形において、各辺に直交してその対角に向けて伸びる直線の長さ寸法)より小さいものに設定することが望ましい。さらに、両第2の側板32の一方を他の側板、すなわち両第1の側板30及び第2の側板32の他方のそれぞれの高さ寸法より小さいものとすることが望ましい。また、三角おにぎり12の見栄え、陳列効果等を考慮して、陳列用具10を構成する底板28及び側板30,32が有色透明又は無色透明の材料からなるものとすることができる。
陳列用具10は、三角おにぎり12の陳列のために、これをどのように向けて配置するかは任意である。例えば、図1に示すように、両第1の側板30のいずれか一方が購買客に向けられるように配置することができる。この配置は、第1の側板30が底板28に対して傾斜しているため、受け入れ空間18に収容された三角おにぎり12が購買客にとって見やすく、また、三角おにぎり12を取り出しやすいという効果がある。このような効果をさらに高めるため、図1に示すように、陳列用具10の底、すなわち底板28の下に座34が設けることができ、さらに、陳列用具10を波状台16に配置する。座34は、一方の第1の側板30から他方の第1の側板30に向けて漸増、好ましくはわずかに漸増する任意の高さ寸法を有するように設定される。
ところで、商品として前記店舗に陳列される三角おにぎり12は、製造工場で製造された後、前記店舗へと運搬される。本発明の陳列用具10は、前記したように、その受け入れ空間18に前記5組の三角おにぎり12を陳列可能である状態で収容し、保持することができる。このことから、前記三角おにぎり陳列用具10に詰めた状態で運搬し、前記店舗への搬入後、そのまま、前記店舗の陳列場所に配置することができる。
また、前記三角おにぎりが収容された陳列用具10は、図5及び図6に示すように、全体に扁平な箱(コンテナ)36を利用して運搬することができる。このコンテナ36は、前記三角おむすび自体を詰めて運搬する容器として従来用いられていたものである。図示の例では、8つの陳列用具10がコンテナ36の底板38上に並べて配置されており、ここにおいて、三角おむすび12の載置面とコンテナ36の底板38との間の距離は底板28の厚さ寸法に相当し、比較的小さい。他方、本明細書の冒頭で述べた従来の陳列用具をコンテナ36内に配置した場合、前記従来の陳列用具における前記三角おむすびの載置面である傾斜面とコンテナ36の底板38との距離は比較的大きい。このため、本発明の陳列用具10にあっては、前記従来の陳列用具に比べて、コンテナ36の底板38の上方に生じるデッドスペースは比較的小さい。
10 陳列用具
12 三角おむすび
18 三角おむすびの受け入れ空間
20,24 三角おむすびの側面
22,26 三角おむすびの底面
28 陳列用具の底面
30 陳列用具の第1の側板
32 陳列用具の第2の側板
34 座

Claims (5)

  1. 全体に扁平な正三角柱の形態を有する三角おにぎりの陳列用具であって、
    2つの三角おにぎりを、これらがそれぞれの三つの側面のうちの一つの側面において互いに接する状態で受け入れる空間を規定する、底板と該底板から斜めに立ち上がる、互いに平行又はほぼ平行な2つの第1の側板と前記底板から立ち上がる、互いに相対する2つの第2の側板とを備え、
    前記空間に受け入れられた2つの三角おにぎりに対して、前記底板は両三角おにぎりのうちの一方の三角おにぎりの他の一つの側面において接し、前記2つの第1の側板はそれぞれ前記一方の三角おにぎりの残りの側面と他方の三角おにぎりの他の一つの側面とにおいてそれぞれ接し、また、前記2つの第2の側板は前記2つのおにぎりの両底面に対向する、陳列用具。
  2. 前記2つの第2の側板のうちの一方は、前記空間に受け入れられた2つの三角おにぎりより低い高さ寸法を有する、請求項1に記載の陳列用具。
  3. 前記2つの第2の側板の他の一方と前記2つの第1の側板とは、前記一方の第2の側板より高くかつ前記空間に受け入れられた2つの三角おにぎりより低い高さ寸法を有する、請求項2に記載の陳列用具。
  4. 互いにほぼ平行な前記2つの第1の側板は前記底板から上方に向けて漸増する相互間隔を規定し、また、前記2つの第2の側板は前記底板から上方に向けて漸増する相互間隔を規定する、請求項1に記載の陳列用具。
  5. さらに、前記底板に設けられた座を備え、
    前記座は、前記2つの第1の側板の一方から他方に向けて漸増する高さ寸法を有する、請求項1に記載の陳列用具。
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