JP6025610B2 - 揺動車両のウインカキャンセル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウインカの作動を自動停止させる揺動車両のウインカキャンセル装置に関する。
下記に示す特許文献1には、ハンドルの切れ角から直進中であるかコーナリング中であるかを判定し、直進と判定した場合に、ウインカキャンセルを行うことが記載されている。
下記に示す特許文献2には、コーナリングに伴う前後輪の回転数の差を利用して前後輪の回転数の差が小さいときは直進中、回転数の差が大きいときはコーナリング中であると判定し、該判定結果に基づいて自動二輪車の自動ウインカキャンセルを行うことが記載されている。
特開昭58−47639号公報 特開昭62−53256号公報
しかしながら、自動二輪車等の揺動車両においては、コーナリング中に、例えば、障害物を発見した場合は、障害物を避けるために、コーナリングの途中であっても局所的にハンドルの切れ角が小さくなったり、前後輪の回転数の差が小さくなったりすることがあるが、この場合、上記特許文献1及び2に記載の技術では、ウインカキャンセルが行われてしまうので、コーナリング(旋回)中であってもウインカキャンセルが自動的に行われてしまい、再度、運転者がウインカをつけなおす必要がある。
そこで、本発明は、ウインカキャンセルの精度を向上させた揺動車両のウインカキャンセル装置を提供することを目的とする。
本発明に係る揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)は、以下の特徴を有する。
第1の特徴;直進中であるか旋回中であるかを判定する直進旋回判定手段(126)と、前記直進旋回判定手段(126)の判定結果に基づいて、ウインカ(102)の作動を自動停止させるウインカキャンセル制御手段(128)と、を備える揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)において、車両速度を検出する車速検出手段(122)と、駆動力を検出する駆動力検出手段(124)と、を備え、前記ウインカキャンセル制御手段(128)は、前記車両速度が所定速度以下で、且つ、前記駆動力が所定駆動力以上の場合であって、前記直進旋回判定手段(126)が旋回中と判定した場合は、前記ウインカ(102)の作動を自動停止させるべくスタンバイ状態に入り、前記スタンバイ状態中に、前記直進旋回判定手段(126)が直進と判定した場合は、前記ウインカ(102)の作動を自動停止させ、前記スタンバイ状態中に、前記駆動力が所定駆動力未満になるか若しくは前記ウインカ(102)が非作動となった場合には前記スタンバイ状態を解除する。
第2の特徴;前記駆動力検出手段(124)は、車両加速度を検出する加速度検出手段であって、前記ウインカキャンセル制御手段(128)は、前記車両加速度が所定加速度以上の場合に、前記駆動力が所定駆動力以上であると判断する。
第3の特徴;車輪の回転速度を検出する回転速度検出手段(106、108)を備え、前記加速度検出手段は、前記回転速度検出手段(106、108)が検出した前記回転速度に基づいて車両加速度を検出する。
第4の特徴;前記回転速度検出手段(108)は、従動輪(18)の前記回転速度を検出する。
第5の特徴;ウインカ(102)の作動・非作動を指示するためのウインカ操作手段(104)を備え、前記ウインカキャンセル制御手段(128)は、前記ウインカ(102)の作動を指示する前記ウインカ操作手段(104)の操作が行われるとスタートし、前記ウインカ(102)の作動停止時にリセットするタイマー(128a)を有し、前記車両速度が前記所定速度より大きい場合であって、前記タイマー(128a)が計時した時間が所定時間以上の場合は、前記スタンバイ状態か否かに関係なく前記ウインカ(102)の作動を自動停止させる。
第6の特徴;前記直進旋回判定手段(126)は、前後輪の回転速度比によって、直進中か旋回中かを判定する。
本発明の第1の特徴によれば、車両速度が所定速度以下で、且つ、駆動力が所定駆動力以上の場合であって、旋回中と判定した場合は、自動停止のスタンバイ状態に入り、スタンバイ状態中に、直進と判定した場合は、ウインカの作動を自動停止させ、スタンバイ状態中に、駆動力が所定駆動力未満若しくはウインカが非作動となった場合にはスタンバイ状態を解除するので、旋回中に所定駆動力以上の駆動力を伴わないような不意の障害物回避等が発生した場合であっても、ウインカキャンセルは行わず、所定の駆動力を伴う正規のコーナリング終了時にウインカキャンセルを行うことができ、ウインカキャンセルの精度を向上させることができる。つまり、揺動車両は、旋回によってバンクされた車体を、後輪の駆動力を利用して起き上がらせるものであるので、コーナリングを終えようという意思が運転者にある場合は、所定駆動力以上の駆動力を発生させるものであるから、所定駆動力以上の駆動力を伴わない場合は、ウインカキャンセルを行なわないことで、ウインカキャンセルの精度を向上させることができる。
本発明の第2の特徴によれば、車両加速度が所定加速度以上の場合に、駆動力が所定駆動力以上であると判断するので、簡単な構成で運転者が駆動力をかけようとしているのか否かを判断することができる。
本発明の第3の特徴によれば、回転速度検出手段が検出した回転速度に基づいて車両加速度を検出するので、簡単に加速度情報を得ることができる。
本発明の第4の特徴によれば、路面に対する速度を反映する従動輪の回転速度を検出するので、路面に対する加速度を精度良く検出できる。
本発明の第5の特徴によれば、ウインカ使用時において車両速度がある程度の速度を持つ場合は、交差点での旋回ではなくレーンチェンジと考えられるため、車両速度が所定速度より大きい場合であって、タイマーが計時した時間が所定時間以上の場合は、ウインカの作動を自動停止させるので、直進旋回判定の精度を高めることなく適切なタイミングでウインカキャンセルを行うことができる。つまり、レーンチェンジの場合は旋回の曲率半径が非常に大きいため、精度の高い直進旋回判定を行う必要があるが、第5の特徴によれば、レーンチェンジの場合は、時間によってウインカキャンセルを行うので、直進旋回判定の精度を必要以上に高める必要もない。
本発明の第6の特徴によれば、前後輪の回転速度比によって、直進中か旋回中かを判定するので、直進中か旋回中かを検出するセンサを別途設ける必要がなく、コストが低廉になる。
ウインカキャンセル装置が搭載される自動二輪車の側面図である。 ウインカキャンセル装置の機能ブロック図である。 ウインカキャンセル装置の直進旋回判定によるウインカキャンセルの動作を示すフローチャートである。 ウインカキャンセル装置の直進旋回判定によらないウインカキャンセルの動作を示すフローチャートである。 交差点における自動二輪車の走行を説明する図である。
本発明に係る揺動車両のウインカキャンセル装置について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、ウインカキャンセル装置が搭載される揺動車両の一種である自動二輪車10の側面図である。なお、特に指示のない限り、図1において示す矢印方向に従って、前後、上下の方向を説明し、車体に着座した運転者から見た方向に従って、左右の方向を説明する。
自動二輪車10は、車体フレーム12と、車体フレーム12の前端部に設けられたヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14に回転可能に軸支される左右一対のフロントフォーク16と、左右一対のフロントフォーク16に回転可能に軸支される従動輪である前輪(車輪)18と、左右一対のフロントフォーク16の上部に取り付けられる操舵可能なバー状のハンドル20とを有する。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ14から後方に延びる左右一対のメインフレーム22と、左右一対のメインフレーム22の後側に設けられる左右一対のピボットプレート24と、左右一対のピボットプレート24に設けられ、後方斜め上方に延びる左右一対のシートフレーム26とを備える。左右一対のメインフレーム22には、動力を発生する動力ユニット28が設けられている。駆動輪である後輪(車輪)30を回転可能に軸支するスイングアーム32は、ピボットプレート24によって揺動自在に支持される。動力ユニット28は、そのケース内にエンジン28aと変速機28bとを収納する。
左右一対のメインフレーム22の上方には、燃料を貯留する燃料タンク40が設けられ、燃料タンク40の後方且つ、左右一対のシートフレーム26の上方には、運転者が着座する運転者用シート42が設けられ、運転者用シート42の後方には乗員が着座する乗員用シート44が設けられている。左右一対のフロントフォーク16には、フロントフェンダ46が設けられ、左右一対のシートフレーム26の後部には、リアフェンダ48が設けられている。このリアフェンダ48は、リアウインカ50を支持する。
自動二輪車10は、車体フレーム12に設けられ、前方を保護するアッパーカウル52と、アッパーカウル52の上方に設けられたウインドスクリーン54と、アッパーカウル52の上部に設けられ運転者が後方を確認するためのバックミラー56と、アッパーカウル52の前部に設けられ前方を照射するヘッドライト58と、自動二輪車10の前方側部を保護するミドルカウル60と、このミドルカウル60の下部に設けられ車両後方に延びるアンダーカバー62と、シートフレーム26の上方に設けられシートフレーム26の上部から運転者用シート42の下部まで覆うサイドカバー64とを備える。このバックミラー56は、フロントウインカが内蔵されている。
図2は、ウインカキャンセル装置100の機能ブロック図である。ウインカキャンセル装置100は、左ウインカ102L、右ウインカ102R、ウインカスイッチ(ウインカ操作手段)104、前輪回転速度センサ(回転速度検出手段)106、後輪回転速度センサ(回転速度検出手段)108、制御部110を備える。なお、左ウインカ102L及び右ウインカ102Rを総称してウインカ102と呼ぶ場合がある。
左ウインカ102L及び右ウインカ102Rは、それぞれ前記フロントウインカ及びリアウインカ50によって構成される。つまり、前記フロントウインカは、左フロントウインカ及び右フロントウインカを有し、前記リアウインカ50は、左リアウインカ及び右リアウインカを有し、左ウインカ102Lは、左フロントウインカ及び左リアウインカで構成され、右ウインカ102Rは、右フロントウインカ及び右リアウインカで構成される。
ウインカスイッチ104は、ハンドル20付近に設けられ、左ウインカ102L及び右ウインカ102Rのどちらか一方を点灯(点滅も含む)させるためのスイッチである。ウインカスイッチ104は、左ウインカ102L又は右ウインカ102Rの点灯を指示する左右方向に移動可能なレバーを有する。ウインカスイッチ104は、運転者の操作に応じた操作信号を制御部110に出力する。
前輪回転速度センサ106は、前輪18を回転させる回転軸に設けられ、前輪18の回転速度Vrfを検出し、該検出した回転速度Vrfを制御部110に出力する。後輪回転速度センサ108は、後輪30を回転させるカウンタシャフト等の回転軸に設けられ、後輪30の回転速度Vrrを検出し、該検出した回転速度Vrrを制御部110に出力する。この前輪回転速度センサ106及び後輪回転速度センサ108は、ABS(Anti-lock Brake System)制御やTCS(Traction Control System)制御等の他の制御にも用いられる。なお、自動二輪車10がスクータ型の場合は、後輪回転速度センサ108は、遠心クラッチより後輪30側のギア等に設けられる。なお、回転速度を車輪の周速度として説明するが、回転速度は、回転数やセンサのパルス等、回転速度に比例するものであれば問題ない。
制御部110は、ウインカ動作手段120、車速検出手段122、駆動力検出手段124、直進旋回判定手段126、ウインカキャンセル制御手段128、及び走行距離算出手段130を備える。制御部110は、図示しないCPU等で構成されるコンピュータと、プログラム等が記憶されたメモリとを少なくとも有し、該コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを読み出すことで、本実施の形態の制御部110として機能する。
ウインカ動作手段120は、ウインカスイッチ104の操作に応じて左ウインカ102L又は右ウインカ102Rを作動・非作動させるものである。例えば、左折(左旋回)するために、運転者がウインカスイッチ104の前記レバーを左側に移動させた場合は、ウインカ動作手段120は、左ウインカ102Lを点灯(作動)させる。また、右折(右旋回)するために、運転者がウインカスイッチ104の前記レバーを右側に移動させた場合は、ウインカ動作手段120は、右ウインカ102Rを点灯(作動)させる。なお、ウインカ動作手段120は、ウインカスイッチ104の前記レバーが押された場合は、左ウインカ102L又は右ウインカ102Rの点灯を停止させる。
車速検出手段122は、前輪回転速度センサ106が検出した前輪18の回転速度Vrfを用いて自動二輪車10の速度(車両速度)Vを検出する。なお、後輪回転速度センサ108が検出した後輪30の回転速度Vrrを用いて車両速度Vを検出してもよい。
駆動力検出手段124は、駆動力τを検出する。駆動力τと自動二輪車10の加速度(車両加速度)Aとは相関関係があるので(車両加速度Aが大きいときは、駆動力τも大きいと判断できるので)、本実施の形態では、駆動力検出手段124は、車両加速度Aを検出することで間接的に駆動力τを検出する。つまり、駆動力検出手段124は、加速度検出手段として機能する。駆動力検出手段124は、前輪回転速度センサ106が検出した前輪18の回転速度Vrf又は車速検出手段122が検出した車両速度Vに基づいて車両加速度Aを検出する。なお、本実施の形態では、車両速度Vと回転速度Vrfとは、同じセンサによって検出される。
なお、駆動力検出手段124は、後輪30の回転速度Vrrに基づいて車両加速度Aを検出してもよい。ここで、駆動力τとは、力やトルクに限定されるものではなく、運転者が車体を起こすために駆動力をかける意志がわかるものであればよい。従って、駆動力検出手段124は、文字通り駆動力τを直接的に検出するトルクセンサであってもよく、アクセル開度から駆動力τを検出するものや、エンジン28aのスロットルバルブの開度とエンジン回転数とから駆動力τを検出するものであってもよい。また、駆動力検出手段124は、加速度を検出する加速度センサ(Gセンサ)であってもよく、電動車両あれば、モータに供給する電力量から駆動力τを検出するものであってもよい。
直進旋回判定手段126は、自動二輪車10が直進中か旋回中かを判定する。詳しくは、前輪回転速度センサ106が検出した前輪18の回転速度Vrfと、後輪回転速度センサ108が検出した後輪30の回転速度Vrrとの比(Vrf/Vrr)である回転速度比Vdiffを算出し、該算出した回転速度比Vdiffと予め設定された直進時と推定できる場合における回転速度比(以下、直進時回転速度比)Vdiff_sとの比(Vdiff/Vdiff_s)が閾値TH(例えば、1.01)以下か否かによって、直進中か旋回中かを判定する。回転速度Vrfと回転速度Vrrは、それぞれのタイヤの周速度であるので、直進中の場合は、回転速度比Vdiffが直進時回転速度比Vdiff_sと同じ値になり、旋回中の場合は、回転速度比Vdiffは直進時回転速度比Vdiff_sより大きい値となる。
ウインカキャンセル制御手段128は、直進旋回判定によるウインカキャンセルと、直進旋回判定によらないウインカキャンセルとを行う。このウインカキャンセルの動作については、後で詳細に説明する。ウインカキャンセルとは、左ウインカ102L又は右ウインカ102Rの点灯(作動)を自動で停止させることをいう。ウインカキャンセル制御手段128は、時刻を計時するタイマー128aを有する。
走行距離算出手段130は、運転者によってウインカ102の作動を指示するウインカスイッチ104の操作が行われてから自動二輪車10が走行した距離(走行距離)Lを算出する。走行距離算出手段130は、車速検出手段122が検出した車両速度Vを積分することによって走行距離Lを算出してもよいし、後輪回転速度センサ108が検出した後輪30の回転速度Vrr又は前輪回転速度センサ106が検出した前輪18の回転速度Vrfに基づいて走行距離Lを算出してもよい。
次に、ウインカキャンセル装置100の直進旋回判定によるウインカキャンセルの動作を、図3のフローチャートに従って説明する。自動二輪車10は、旋回によってバンクされた車体を後輪30の駆動力τを利用して起き上がらせるものであるので、コーナリング(旋回)を終えようという意思が運転者にある場合は、自動二輪車10は一定以上の駆動力τを発生しているものである。本実施の形態の直進旋回判定によるウインカキャンセルは、この特性を利用して一定の駆動力τを伴わないような不意の障害物回避等が行われた場合は、ウインカキャンセルを行なわないようにするというものである。
まず、ウインカ動作手段120は、ウインカスイッチ104が操作されたか否かを判断する(ステップS1)。ステップS1で、ウインカスイッチ104が操作されていないと判断すると、操作されたと判断するまでステップS1に留まり、ウインカスイッチ104が操作されたと判断すると、ウインカ動作手段120は、ウインカスイッチ104の操作に応じてウインカ102を作動させる(ステップS2)。なお、タイマー128aは、ウインカ102の作動を指示するウインカスイッチ104の操作が行われると(ウインカ102の作動が開始すると)スタートし、ウインカ102の作動が停止するとリセットする。
次いで、前輪回転速度センサ106は、前輪18の回転速度Vrfの検出を開始し(ステップS3)、後輪回転速度センサ108は、後輪30の回転速度Vrrの検出を開始する(ステップS4)。前輪回転速度センサ106及び後輪回転速度センサ108は、所定の周期で検出を行う。
次いで、車速検出手段122は、ステップS3で検出された前輪18の回転速度Vrfを用いて車両速度Vを検出する処理を開始し(ステップS5)、駆動力検出手段124は、駆動力τの検出を開始する(ステップS6)。ステップS6では、駆動力τと相関関係にある車両加速度Aを検出することで、間接的に駆動力τを検出する。駆動力検出手段124は、ステップS5で検出された車両速度Vに基づいて車両加速度Aを検出する。
次いで、直進旋回判定手段126は、自動二輪車10が直進中か旋回中かを判定する(ステップS7)。詳しくは、直進旋回判定手段126は、前輪回転速度センサ106が検出した前輪18の回転速度Vrfと後輪回転速度センサ108が検出した後輪30の回転速度Vrrとの比である回転速度比Vdiff(Vdiff=Vrf/Vrr)を算出し、該算出した回転速度比Vdiffと直進時回転速度比Vdiff_sとの比(Vdiff/Vdiff_s)が閾値TH以下であるか否かを判断する。そして、回転速度比Vdiffと直進時回転速度比Vdiff_sとの比(Vdiff/Vdiff_s)が閾値TH以下の場合は直進中と判定し、閾値THより大きい場合は旋回中と判定する。なお、自動二輪車10にハンドル20の舵角を検出する舵角センサを設け、直進旋回判定手段126は、前記舵角センサやバンク角センサ等のセンサに基づいて直進中か旋回中かを判定してもよい。
ステップS7で旋回中であると判断すると、ウインカキャンセル制御手段128は、直近に検出された車両速度Vが所定速度V1(例えば、50[km/h])以下であるか否かを判断する(ステップS8)。交差点に進入する場合は、運転者はブレーキをかけて減速するので、交差点中では車両速度Vが所定速度V1より大きくなることはない。
ステップS8で車両速度Vが所定速度V1以下であると判断すると、ウインカキャンセル制御手段128は、直近に検出された駆動力τが所定駆動力τ1以上であるか否かを判断する(ステップS9)。本実施の形態では、車両加速度Aを検出することで間接的に駆動力τを検出しているので、車両加速度Aが所定加速度A1(例えば、0[km/h2])以上の場合は、駆動力τが所定駆動力τ1以上であると判断する。交差点での旋回を終えようという意思が運転者にある場合には、加速して車体を起き上がらせるので、車両加速度Aは所定加速度A1以上となる。
ステップS7で直進中と判定された場合、ステップS8で車両速度Vが所定速度V1以下でないと判断された場合、ステップS9で駆動力τが所定駆動力τ1以上でないと判断された場合(車両加速度Aが所定加速度A1以上でないと判断された場合)は、ステップS7に戻る。
一方、ステップS9で、駆動力τが所定駆動力τ1以上であると判断された場合、つまり、旋回中であると判定され、車両速度Vが所定速度V1以下であって、駆動力τが所定駆動力τ1以上の場合は、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカキャンセルのスタンバイ状態に入る(ステップS10)。
次いで、直進旋回判定手段126は、自動二輪車10が直進中か旋回中かを判定する(ステップS11)。ステップS11で、旋回中であると判定されると、ウインカキャンセル制御手段128は、直近に検出された駆動力τが所定駆動力τ1より小さいか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12で駆動力τが所定駆動力τ1より小さくないと判断すると、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカ102(左ウインカ102L及び右ウインカ102R)が非作動となっているか否かを判断する(ステップS13)。つまり、運転者によってウインカスイッチ104の前記レバーが押され、ウインカ動作手段120がウインカ102の作動を停止した場合は、ウインカ102が非作動となる。
ステップS13で、ウインカ102が非作動になっていないと判断すると、ステップS11に戻り、上記した動作を繰り返す。一方、ステップS12で、駆動力τが所定駆動力τ1より小さいと判断された場合、又は、ステップS13でウインカ102が非作動と判断された場合は、ウインカキャンセル制御手段128は、スタンバイ状態を解除する(ステップS14)。
駆動力τが所定駆動力τ1より小さい場合は、障害物回避が行われたと推定することができ、障害物回避のための直進走行によってウインカキャンセルが行われることを防ぐため、スタンバイ状態を解除する。ウインカ102が非作動となった場合は、ウインカキャンセルを行う必要はないのでスタンバイ状態を解除する。
次いで、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカ102が作動中であるか否かを判断し(ステップS15)、ウインカ102が作動中である場合はステップS7に戻り、ウインカ102が非作動の場合(停止している場合)は、ステップS1に戻る。
一方、スタンバイ状態中に、ステップS11で直進中であると判定されると、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカキャンセルを行う。つまり、左ウインカ102L又は右ウインカ102Rの作動を自動停止する(ステップS16)。
次に、ウインカキャンセル装置100の直進旋回判定によらないウインカキャンセルの動作を、図4のフローチャートに従って説明する。なお、図4に示す動作は、左ウインカ102L及び右ウインカ102Rの一方の作動が開始した場合に行われ、図3に示す動作と並行して行われる。
図3のステップS2で、ウインカスイッチ104の操作に応じて左ウインカ102L又は右ウインカ102Rが作動すると、走行距離算出手段130は、ウインカスイッチ104の操作が行われてからの走行距離Lの算出を開始する(ステップS21)。この走行距離Lの算出は、図3のステップS5で検出された車両速度Vを積分することで求めることができ、また、図3のステップS4で検出された後輪30の回転速度Vrrを用いて求めることもできる。
次いで、ウインカキャンセル制御手段128は、図3のステップS5で直近に検出した車両速度Vが所定速度V1より大きいか否かを判断する(ステップS22)。車両速度Vが所定速度V1より大きい場合は、交差点での旋回(左折、右折)ではないと考えられる。
ステップS22で、車両速度Vが所定速度V1より大きいと判断すると、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカスイッチ104の操作が行われてから所定時間T1(例えば、7[秒])が経過したか否かを判断する(ステップS23)。この判断は、タイマー128aが計時した時間に基づいて判断する。
ステップS23で、ウインカスイッチ104の操作が行われてから所定時間T1が経過していないと判断すると、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカスイッチ104の操作から所定距離L1(例えば、120[m])走行したか否かを判断する(ステップS24)。この判断は、走行距離算出手段130が検出した走行距離Lに基づいて判断する。
ステップS24で、ウインカスイッチ104の操作から所定距離L1走行していないと判断するとステップS22に戻り、上記した動作を繰り返す。一方、ステップS22で、車両速度Vが所定速度V1より大きくないと判断すると、ウインカスイッチ104の操作から所定距離L1走行したか否かを判断する(ステップS25)。
ステップS25で、ウインカスイッチ104の操作から所定距離L1走行していないと判断すると、所定距離L1走行するまでステップS25に留まり、所定距離L1走行すると、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカキャンセルを行う(ステップS26)。ウインカスイッチ104の操作から所定距離L1走行すれば、交差点での旋回(右折、左折)やレーンチェンジ(車線変更)等は終了していると考えられるので、ウインカキャンセルを行う。なお、ステップS26では、既に、ウインカ102が非作動となっている場合(停止している場合)は、ウインカキャンセルは行わない。
一方、ステップS23で、ウインカスイッチ104の操作から所定時間T1が経過したと判断すると、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカキャンセルを行う(ステップS26)。ウインカスイッチ104の操作から所定時間T1が経過するまで車両速度Vが所定速度V1より大きい場合は、交差点での旋回ではなくて、レーンチェンジであると考えることができるので、ウインカスイッチ104の操作から所定時間T1経過後にウインカキャンセルを行う。
また、ステップS24で、ウインカスイッチ104の操作から所定距離L1走行したと判断すると、ウインカキャンセル制御手段128は、ウインカキャンセルを行う(ステップS26)。つまり、車両速度Vが所定速度V1より大きい状態で所定時間T1が経過する前に、走行距離Lが所定距離L1となった場合は、ウインカキャンセルを行う。
図5は、交差点における自動二輪車10の走行を説明する図である。自動二輪車10は、交差点にさしかかると、運転者はウインカスイッチ104を操作して、ウインカ102を点灯させる。図5に示す例では、自動二輪車10は右折するので、ウインカスイッチ104を操作して右ウインカ102Rを点灯させる。
そして、運転者は、ウインカスイッチ104を操作した後、ブレーキをかけて減速し、交差点に進入すると右にバンクしながら右旋回する。その後、自動二輪車10を起き上がらせるために加速を開始し、右折が完了した時点に自動二輪車10を直進走行させる。
従って、交差点に入った初期段階では、ウインカ102は作動中で、車両速度Vは所定速度V1以下であり、且つ、直進旋回判定手段126により旋回中と判定されるが、加速が行われる前は、車両加速度Aは所定加速度A1以上とならないので、スタンバイ状態とはならない。そして、交差点の中で加速が行われると、初めてスタンバイ状態に入り、その後、直進旋回判定手段126により直進と判定されると初めてウインカキャンセルが行われる。
また、スタンバイ状態中に、ユーザのウインカスイッチ104の操作によりウインカ102が非作動になったり、車両加速度Aが所定加速度A1より小さい場合は、スタンバイ状態が解除されるので、旋回中に所定加速度A1以上の車両加速度Aを伴わない不意の障害物回避等が発生した場合であっても、ウインカキャンセルが行われることはない。この場合、ウインカ102が作動中の場合は、障害物回避後にスタンバイ状態に入り、加速を伴う正規のコーナリング終了時にウインカキャンセルが行われる。
このように、車両速度Vが所定速度V1以下で、且つ、駆動力τが所定駆動力τ1以上の場合であって、旋回中と判定した場合は、スタンバイ状態に入り、スタンバイ状態中に、直進と判定した場合は、ウインカ102の作動を自動停止させ、スタンバイ状態中に、駆動力τが所定駆動力τ1未満若しくはウインカ102が非作動となった場合にはスタンバイ状態を回避するので、旋回中に所定駆動力τ1以上の駆動力τを伴わないような不意の障害物回避が発生した場合であっても、ウインカキャンセルが行われることはなく、加速を伴う正規のコーナリング終了時にウインカキャンセルを行うことができ、ウインカキャンセルの精度を向上させることができる。
また、車両加速度Aが所定加速度A1以上の場合に、駆動力τが所定駆動力τ1以上であると判断するので、簡単な構成で運転者が駆動力τをかけようとしているのか否かを判断することができる。また、前輪回転速度センサ106又は後輪回転速度センサ108が検出した回転速度Vrf又は回転速度Vrrに基づいて車両加速度Aを検出するので、簡単に加速度情報を得ることができる。更に、路面に対する速度を反映する従動輪である前輪18の回転速度Vrfを検出するので、路面に対する車両加速度Aを精度良く検出できる。
車両速度Vが所定速度V1より大きい場合であって、タイマー128aが計時した時間が所定時間T1以上の場合は、ウインカ102の作動を自動停止させるので、交差点の旋回ではなくレーンチェンジの場合であっても、直進旋回判定の精度を高めることなく適切なタイミングでウインカキャンセルを行うことができる。つまり、レーンチェンジの場合は旋回の曲率半径が非常に大きいため、精度の高い直進旋回判定を行う必要があるが、本実施の形態では、レーンチェンジの場合は、時間によってウインカキャンセルを行うので、直進旋回判定の精度を必要以上に高める必要もない。
なお、上記実施の形態では、揺動車両として自動二輪車10を用いて説明したが、原動機付自転車であってもよく、コーナリング中に内側に揺動するものであるならば、自動三輪車等であってもよい。つまり、車体をバンクさせて旋回するものであればよい。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態の記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
10…自動二輪車 12…車体フレーム
18…前輪 30…後輪
100…ウインカキャンセル装置 102…ウインカ
102L…左ウインカ 102R…右ウインカ
104…ウインカスイッチ 106…前輪回転速度センサ
108…後輪回転速度センサ 110…制御部
120…ウインカ動作手段 122…車速検出手段
124…駆動力検出手段 126…直進旋回判定手段
128…ウインカキャンセル制御手段 128a…タイマー
130…走行距離算出手段

Claims (6)

  1. 直進中であるか旋回中であるかを判定する直進旋回判定手段(126)と、
    前記直進旋回判定手段(126)の判定結果に基づいて、ウインカ(102)の作動を自動停止させるウインカキャンセル制御手段(128)と、
    を備える揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)において、
    車両速度を検出する車速検出手段(122)と、
    駆動力を検出する駆動力検出手段(124)と、
    を備え、
    前記ウインカキャンセル制御手段(128)は、前記車両速度が所定速度以下で、且つ、前記駆動力が所定駆動力以上の場合であって、前記直進旋回判定手段(126)が旋回中と判定した場合は、前記ウインカ(102)の作動を自動停止させるべくスタンバイ状態に入り、前記スタンバイ状態中に、前記直進旋回判定手段(126)が直進と判定した場合は、前記ウインカ(102)の作動を自動停止させ、前記スタンバイ状態中に、前記駆動力が所定駆動力未満になるか若しくは前記ウインカ(102)が非作動となった場合には前記スタンバイ状態を解除する
    ことを特徴とする揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)。
  2. 請求項1に記載の揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)において、
    前記駆動力検出手段(124)は、車両加速度を検出する加速度検出手段であって、
    前記ウインカキャンセル制御手段(128)は、前記車両加速度が所定加速度以上の場合に、前記駆動力が所定駆動力以上であると判断する
    ことを特徴とする揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)。
  3. 請求項2に記載の揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)において、
    車輪の回転速度を検出する回転速度検出手段(106、108)を備え、
    前記加速度検出手段は、前記回転速度検出手段(106、108)が検出した前記回転速度に基づいて車両加速度を検出する
    ことを特徴とする揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)。
  4. 請求項3に記載の揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)において、
    前記回転速度検出手段(108)は、従動輪(18)の前記回転速度を検出する
    ことを特徴とする揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)において、
    ウインカ(102)の作動・非作動を指示するためのウインカ操作手段(104)を備え、
    前記ウインカキャンセル制御手段(128)は、前記ウインカ(102)の作動を指示する前記ウインカ操作手段(104)の操作が行われるとスタートし、前記ウインカ(102)の作動停止時にリセットするタイマー(128a)を有し、前記車両速度が前記所定速度より大きい場合であって、前記タイマー(128a)が計時した時間が所定時間以上の場合は、前記スタンバイ状態か否かに関係なく前記ウインカ(102)の作動を自動停止させる
    ことを特徴とする揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)において、
    前記直進旋回判定手段(126)は、前後輪の回転速度比によって、直進中か旋回中かを判定する
    ことを特徴とする揺動車両(10)のウインカキャンセル装置(100)。
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