JP6025171B2 - 産業用ロボット利用のワイヤソーシステム - Google Patents

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本発明は、2台の産業用ロボットを利用し、それらのロボットアームによりワイヤソーのワイヤを保持し、ワイヤの走行によりワーク、主としてカーボン繊維強化プラスチック(CFRP)を切断加工するワイヤソーシステムに関する。
CFRPは、鉄やステンレスなどと同様に加工できるが、加工精度の確保は、材料の性質上かなり難しいものとなる。一方、ワイヤソーは、一種のラッピッグ加工または研削加工であり、セラミックスや半導体インゴットの切断に利用されており、CFRPの加工にも利用できる。
ワイヤソーでの加工時に、CFRPなどのワークは、通常、ワイヤソーの加工送り装置によって走行中のワイヤに対し加工送りされるようになっている。ワークの加工送り方向は、一対の溝付きローラによるワイヤの支持方向、すなわち溝付きローラに対するワイヤの外接位置において溝付きローラの半径方向であり、言わば1軸方向のみとなっている。このため、ワークの加工方向が1軸方向のみでないときに、作業者は、糸鋸による加工時のようにワークを加工方向に旋回移動させながら加工送りしなければならない。このような加工送りは、加工の自動化を困難なものとしている。
一方、特許文献1は、ワークの加工方向の変化時に、一対の溝付きローラによるワイヤの支持方向を自動的に変更することによって、ワークの加工方向の変化に対応している。しかし、ワークの加工送り方向は、やはりワイヤの支持方向に制約を受けているため、加工の自由度は、高いものとは言えず、また大きなワークの加工には不向きなものとなっている。
WO2008/001816号公報
前記のように、従来の技術によると、ワイヤの支持方向が溝付きローラによって制約を受けていることから、ワークの加工時に、ワイヤの加工送り方向を自由に変えるという発想はない。したがって、本発明の課題は、ワークに対してワイヤの加工送り方向を自由に変えられるようにして、大きなワークや、ワークの多様な加工態様に柔軟に対応できるようにすることである。
上記課題のもとに、本発明は、2台の産業用ロボットのロボットアーム先端でワイヤソーのワイヤを保持し、2台の産業用ロボットの間のワークをロボットアームの運動により多様な加工に柔軟に対応できるようにしている。
すなわち、本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムは、ロボットアームの運動によって前記ロボットアーム先端のワイヤ案内ヘッドの移動経路を制御可能な2台の産業用ロボットと、前記両ワイヤ案内ヘッドの間に走行可能な状態で張架されている加工用のワイヤと、前記産業用ロボットの運動を制御するロボット制御装置とを含み、加工対象のワークの加工時に、前記2台の産業用ロボットの間で前記各ワイヤ案内ヘッドの動作範囲内に前記ワークを取り付け、前記ワイヤに所定の張力を掛けながら前記ワイヤを走行させ、前記両ワイヤ案内ヘッドを前記ワークの加工経路に沿って移動させることによって、ワークの加工を行う(請求項1)。
前記各ワイヤ案内ヘッドは、前記ワイヤの周囲で前記ワイヤに外接する複数の案内ローラを有し、前記ワイヤを全方向から支持している(請求項2)。
前記複数の案内ローラは、平行な一対の円柱状ローラであり、2組以上の前記一対の円柱状ローラは、前記ワイヤを取り囲むように前記ワイヤを中心として位相をずらして回転自在に配置される(請求項3)。また、前記複数の案内ローラは、円盤状溝付きローラであり、3個以上の円盤状溝付きローラは、前記ワイヤを中心として等しい中心角の位置に回転自在に配置される(請求項4)。
前記ワイヤは、前記ロボットアームの内部に通されており、前記ロボットアームの関節位置で、関節軸上で回転自在の関節ガイドローラにより支持される(請求項5)。
本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムによると、2台の産業用ロボットの運動によって、ワークに対するワイヤ案内ヘッド間のワイヤの位置決め制御や、ワイヤ案内ヘッドの姿勢制御が容易となり、ワイヤによるワークの加工時にも、各産業用ロボットの運動機能によって、ワイヤ案内ヘッド間のワイヤの移動経路が自由に設定できるから、各種のワーク、特に大きなワークの多様な加工に柔軟に対応できる(請求項1)。
産業用ロボット利用のワイヤソーシステムにおいて、ワイヤ案内ヘッドの位置で、ワイヤが外接する複数の案内ローラによって全方向に支持されるから、ワイヤ案内ヘッドの移動方向すなわちワイヤの加工送り方向が案内ローラに対するワイヤの巻き掛け方向を考慮することなく自由に設定できる(請求項2)。
特に、平行な一対の円柱状の案内ローラが位相をずらして回転自在に複数組み配置されると、簡単な構造でワイヤの全方向支持が可能となり(請求項3)、また複数の円盤状溝付きの案内ローラがワイヤを取り囲んで等しい中心角の位置に回転自在に配置されると、案内ローラによるワイヤの全方向支持が案内ローラに対するワイヤの共通の接線位置となり、その1つの接線位置で何れの方向にも一層確実に支持されるため、ワイヤの滑らかな走行、送り出し、引き込みが可能となる(請求項4)。
産業用ロボット利用のワイヤソーシステムにおいて、ワイヤがロボットアームの関節位置で、関節軸上で回転自在のガイドローラにより支持されていると、ロボットアームの屈伸運動がワイヤ経路に制限されず、ワイヤの走行がロボットアームの屈伸運動のときにも支障なく行え、さらにワイヤとロボットアームとの干渉もなくなる(請求項5)。
本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムの全体的な側面図である。 本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムにおいて、ワイヤ案内ヘッドの要部の断面図である。 本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムにおいて、ワイヤ案内ヘッド内の案内ローラの正面図である。 本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムにおいて、ワイヤ案内ヘッド内の他の案内ローラの断面図である。 本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムにおいて、関節位置のガイドローラの平面図である。 本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステムにおいて、ワークの加工経路の側面図である。
図1ないし図3は、本発明に係る産業用ロボット利用のワイヤソーシステム1の具体的な構成例を示している。図1において、産業用ロボット利用のワイヤソーシステム1は、運動経路の制御可能な2台の産業用ロボット2と、加工用のワイヤ3と、ロボット制御装置4とを含み、これらを有機的に機能させて、加工対象のCFRPなどのワーク5に切断加工を行う。
各産業用ロボット2は、一例として同じ構成の多関節型産業用ロボットであり、設置位置のベース6の上で連結状態のロボットアーム7、8、9の先端でワイヤ案内ヘッド10を有し、これらのロボットアーム7、8、9の運動によって、ワイヤ案内ヘッド10の移動経路および姿勢を制御し、2つのワイヤ案内ヘッド10により支持されているワイヤ3を位置決めし、その移動経路を制御する。
ロボットアーム7、8、9は、一例として互いに平行な関節軸12、13を有し、またロボットアーム7、9は、必要に応じてそれぞれの中間位置で回転機構14、15を備えている。これらの関節軸12、13および回転機構14、15は、それぞれ駆動モータ16、17、18、19によって駆動されるようになっている。
ワイヤ3は、好ましくは固定砥粒付きワイヤ、例えばダイヤモンドワイヤであり、2つのワイヤ案内ヘッド10の間でワーク5を切断するために、両ワイヤ案内ヘッド10の間において、往復走行または一方向の連続走行可能な状態で所定の張力のもとに張架されている。
図1のほか、図2および図3は、ワイヤ3の経路の一例を示している。ワイヤ3は、ワイヤ送り出し装置20から送り出され、一方の産業用ロボット2のワイヤ案内ヘッド10の内部に入り、一対のガイドローラ22を経て、複数の案内ローラ11により案内され、一方のワイヤ案内ヘッド10の内部から出て他方の産業用ロボット2のワイヤ案内ヘッド10の内部に入り、複数の案内ローラ11により案内され、一方のワイヤ案内ヘッド10と同様に、一対のガイドローラ22を経て、他方のワイヤ案内ヘッド10の内部から出てワイヤ巻き取り装置21によって巻き取られる。
ワイヤ送り出し装置20およびワイヤ巻き取り装置21は、ワイヤ3の張力を切断加工に適切な値に制御しながら、ワイヤ3のたるみを吸収する機能を有しており、ワイヤ3の走行にともなって、それぞれワイヤ3の送り出し、巻き取りを行う。ワイヤ送り出し装置20とワイヤ案内ヘッド10との間のワイヤ3の経路、ワイヤ案内ヘッド10とワイヤ巻き取り装置21との間のワイヤ3の経路は、各産業用ロボット2の運動のときに、ロボットアーム7、8、9の動きに干渉しないように配置される。
ワイヤ案内ヘッド10の内部において、複数例えば4つの案内ローラ11は、図2および図3のように、平行な一対の円柱状ローラを1組として構成され、2組以上例えば2組の一対の円柱状ローラは、ワイヤ3を取り囲むように、すなわちワイヤ3に対する垂直面でワイヤ3を中心とし、例えば90度位相をずらし、井桁状として回転自在に配置されており、ワイヤ4は、それらの案内ローラ11の間を通過する。なお、案内ローラ11は、図示しないが、それぞれローラ軸によってワイヤ案内ヘッド10に回転可能な状態で支持されており、案内ローラ11の設置組み数は、2組以上、例えば3組であってもよい。
図4は、複数の案内ローラ11の他の構成例を示している。複数例えば4つの案内ローラ11は、図4のように、円盤状溝付きローラにより構成され、ワイヤ3を取り囲んで放射状として、言い換えると、ワイヤ3に対する垂直面でワイヤ3を中心として中心角90度の位置に回転自在に配置されており、ワイヤ3は、それらの案内ローラ11の間を通過する。なお、案内ローラ11は、図示しないが、それぞれローラ軸によってワイヤ案内ヘッド10に回転可能な状態で支持されており、案内ローラ11の設置数は、3以上であればよく、例えば6つで構成することもできる。
図5は、ワイヤ3をロボットアーム7、8、9、例えばロボットアーム8、9の内部を通すときの構成例を示している。図5のように、ワイヤ3は、筒状のロボットアーム8から入り、一対のガイドローラ22を経て、ロボットアーム9の内部を通ってワイヤ案内ヘッド10に導かれるが、途中の関節軸13の位置で、関節ガイドローラ26により支持されている。この関節ガイドローラ26は、関節軸13と同じ位置で回転自在に支持されている。ロボットアーム8、9が関節軸13で屈伸したとき、ワイヤ3は、ロボットアーム8、9の屈伸運動を許容する。
図5の構成例によると、ロボットアーム8、9の屈伸運動がワイヤ3の経路に制限されず、ワイヤ3の走行がロボットアーム8、9の屈伸運動のときにも支障なく行え、さらにワイヤ3とロボットアーム8、9との干渉もなくなる。もちろん、ワイヤ3は、ロボットアーム8、9の内部に限らず、ロボットアーム7の内部を通すこともできる。
そして、ロボット制御装置4は、ワーク5に対する目標の切断加工のために、加工プログラムを内蔵しており、ワーク5の加工時に、駆動モータ16、17、18、19の回転量、回転方向を制御して、2台の産業用ロボット2のロボットアーム7、8、9に必要な運動を行わせ、ワーク5の目標の加工経路にそって2つのワイヤ案内ヘッド10の間のワイヤ3を位置決めして、移動させ、目標の加工に備える。加工プログラムは、表示器付き入力器23によって入力される。
ワイヤ案内ヘッド10の位置決め方式は、加工内容に応じて連続経路制御方式またはポイントツーポイント制御の何れかにより行われ、運動経路(加工経路)のデータは、テーチングプレイバックまたはプログラムインプットにより設定される。このため、産業用ロボット2の制御も加工態様に応じて柔軟に設定できる。
CFRPのワーク5に対する加工が例えば矩形の窓のような切り抜き加工のときに、加工前に、ワーク5に図6のような、加工開始用の孔24が予め形成される。孔24の加工後に、ワーク5は、図1のように、2台の産業用ロボット2の間において、ワイヤ案内ヘッド10の動作範囲内に位置決め状態で、図示しないクランプ手段により取り付けられ、固定される。加工に際して、作業者は、2つのワイヤ案内ヘッド10の間のワイヤ3を切り、一方のワイヤ3の切り端を孔24に通し、通したワイヤ3の切り端を他方のワイヤ3の切り端に溶接または結びにより接続してから、ワイヤ3に目標の張力を掛けながら、ワイヤ3を走行させる。
ワーク5の加工時に、ロボット制御装置4は、2台の産業用ロボット2のロボットアーム7、8、9の運動によって、各ワイヤ案内ヘッド10のワイヤ3をワーク5の加工経路25の開始点から加工経路25に沿って矢印方向に移動させ、加工経路25の終点で止まり、ワーク5を切断することによって加工経路25の内側部分を切り抜く。ワーク5の厚みが部分的に変化していても、この切断は加工経路25に沿って厚みに関係なく進められる。加工経路25の輪郭は、矩形に限らず、円、楕円、雲形定規の形状など任意に設定できる。
通常、2台の産業用ロボット2は、ワーク5を挟んで、同じ運動を行うことによって、切り取部分の切り口(切断面)をワーク5の表裏面に対して直角とするが、いずれか一方の運動経路を加工経路25の内側に相似形の経路として設定すれば、切り取部分の切り口(切断面)は、ワーク5の表裏面に対して傾斜面(テーパ面)とすることもできる。
加工中に、特定の1つの案内ローラ26の回転軸が常に加工経路25に対して直交していると、ワイヤ3は、安定に走行し、加工を円滑にする。このため好ましい状態として、回転機構15は、ワイヤ案内ヘッド10を回転させて、特定の案内ローラ11の回転軸を常に加工経路25に対して直交させている。しかし、ワイヤ3は、ワイヤ案内ヘッド10の位置で全方向、図示の例では4方向の案内ローラ11により支持されているから、ワイヤ案内ヘッド10が加工経路25に沿って移動する過程で、回転機構15が作動しないまま、ワイヤ案内ヘッド10が方向変換したとしても、ワイヤ案内ヘッド10の内部のワイヤ3は、支持を失って外れることはない。
既に記載したように、ワイヤ案内ヘッド10が加工経路25に沿って移動するとき、ワイヤ送り出し装置20とワイヤ案内ヘッド10との間のワイヤ3の経路、ワイヤ案内ヘッド10とワイヤ巻き取り装置21との間のワイヤ3の経路は、産業用ロボット2の運動のときに、ロボットアーム7、9、10などの動きに干渉しないように配置されなければならない。ロボットアーム7、9、10の運動によって、ワイヤ3の張力が変化すると、ワイヤ送り出し装置20およびワイヤ巻き取り装置21は、ワイヤ3の張力を目標の値に戻し、ワイヤ3のゆるみなども吸収し、加工に適切な張力値に維持している。
加工過程で、産業用ロボット2は、直交座標空間で自由に移動可能であり、しかも、回転機構14、15の回転軸を中心とする回転によって、高い自由度のもとに位置制御可能であるから、大きな板状のワーク5あるいは厚みの異なるワーク5に対してワイヤ3の移動経路を任意に設定できる。このため、産業用ロボット利用のワイヤソーシステム1は、大きなワーク5、複雑な形状のワーク5、自由な加工経路25の切断加工に柔軟に対応できる。もちろん、加工態様は、ワーク5の切り抜き加工に限らず、直線や曲線状の切断、一端で開口するスリットの加工などとすることもできる。
図示の例において、2台の産業用ロボット2は、ともに関節型の産業用ロボットであるが、一方または双方の産業用ロボット2は、関節型の産業用ロボットに限らず、ワーク2の形状や加工態様に応じて、極座標型の産業用ロボット、円筒座標型の産業用ロボット、直交座標型の産業用ロボットにより構成することもできる。
本発明は、ワーク5としてCFRPの加工のために開発されたが、それに限らず、結晶体や金属板、その他の材料の加工にも適用できる。
1 産業用ロボット利用のワイヤソーシステム
2 産業用ロボット
3 ワイヤ
4 ロボット制御装置
5 ワーク
6 べース
7、8、9 ロボットアーム
10 ワイヤ案内ヘッド
11 案内ローラ
12、13 関節軸
14、15 回転機構
16、17、18、19 駆動モータ
20 ワイヤ送り出し装置
21 ワイヤ巻き取り装置
22 ガイドローラ
23 表示器付き入力器
24 加工開始用の孔
25 加工経路
26 関節ガイドローラ

Claims (5)

  1. ロボットアームの運動によって前記ロボットアーム先端のワイヤ案内ヘッドの移動経路を制御可能な2台の産業用ロボットと、前記両ワイヤ案内ヘッドの間に走行可能な状態で張架されている加工用のワイヤと、前記産業用ロボットの運動を制御するロボット制御装置とを含み、加工対象のワークの加工時に、前記2台の産業用ロボットの間で前記各ワイヤ案内ヘッドの動作範囲内に前記ワークを取り付け、前記ワイヤに所定の張力を掛けながら前記ワイヤを走行させ、前記両ワイヤ案内ヘッドを前記ワークの加工経路に沿って移動させることによって、ワークの加工を行うことを特徴とする産業用ロボット利用のワイヤソーシステム。
  2. 前記ワイヤ案内ヘッドの内部に、前記ワイヤの周囲で前記ワイヤに外接する複数の案内ローラを組み込み、前記ワイヤを全方向から支持することを特徴とする請求項1記載の産業用ロボット利用のワイヤソーシステム。
  3. 前記複数の案内ローラを2組以上の平行な一対の円柱状ローラにより構成し、2組以上の平行な一対の円柱状ローラを前記ワイヤの周囲に、前記ワイヤを中心として位相をずらして回転自在に配置する、ことを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット利用のワイヤソーシステム。
  4. 前記複数の案内ローラを円盤状溝付きローラにより構成し、複数の円盤状溝付きローラを前記ワイヤの周囲に、前記ワイヤを中心として等しい中心角の位置に回転自在に配置する、ことを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット利用のワイヤソーシステム。
  5. 前記ロボットアームの内部に前記ワイヤを通し、前記ロボットアームの関節位置で、前記ワイヤを関節軸上で回転自在の関節ガイドローラにより支持する、ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4記載の産業用ロボット利用のワイヤソーシステム。
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