JP6024547B2 - 状態解析装置、状態解析システム、状態解析方法及びプログラム - Google Patents
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本発明は、解析対象物に特殊な加工をしなくとも、解析対象物の解析をすることを目的とする。
前記抽出手段により抽出された照射状態における光の像の形状に基づいて、前記第一の方向、鉛直方向、又は撮像画像における奥行き方向における前記解析対象物の移動状態を解析する解析手段と、
を備えることを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
撮像装置1は、図1(a)に示すように、打席Bの正面に設けられており、プレーヤーS及びボールBaをプレーヤーSの正面から撮像している。また、図1(b)において、図示していないが、撮像装置1は、光学レンズの光軸が地面と平行かつゴルフボールBaの中心を貫く高さとなるように設置されている。なお、第1実施形態では、撮像装置1が状態解析装置として機能する。
また、レーザ光照射装置2は、上面視において、プレーヤーSが打球を行う打席Bと撮像装置1との間であって、かつ、ゴルフボールBaの設置位置を通過する直線に沿って、レーザ光を照射する。
具体的には、レーザ光照射装置2は、可視領域の波長を有する可視レーザ光線L1を出射する可視光出射部2aと、不可視領域の波長を有する不可視レーザ光線L2を出射する不可視光出射部2bとを備えている。
即ち、可視光出射部2a及び不可視光出射部2bは、可視レーザ光線L1及び不可視レーザ光線L2を鉛直方向の一定範囲にわたって照射する。以下、可視レーザ光線L1が拡散して照射される平面を「基準照射面」と呼ぶ。
なお、可視光出射部2a及び不可視光出射部2bは、可視レーザ光線L1及び不可視レーザ光線L2を機械的な構造によって、高速(撮像装置1のシャッタスピードより十分に速い走査周期)で鉛直方向に走査することができる。また、可視光出射部2a及び不可視光出射部2bから出射する可視レーザ光線L1及び不可視レーザ光線L2を、図示しない回折格子によって拡散することによっても、可視レーザ光線L1及び不可視レーザ光線L2を鉛直方向の一定範囲にわたって照射することができる。本実施形態においては、回折格子によって、可視レーザ光線L1及び不可視レーザ光線L2が鉛直方向に拡散されているものとする。
ただし、可視レーザ光線L1の波長は上記の範囲に限定されるものではなく、可視光の波長領域であればどのような波長を採用してもよい。また、不可視レーザ光線L2の波長は上記の範囲に限定されるものではなく、撮像装置1が撮像可能であって、不可視光の波長領域であればどのような波長を採用してもよい。
そして、可視光出射部2aは、設置位置に設置されたゴルフボールBaの中心を可視レーザ光線L1が通るように可視レーザ光線L1を出射する。可視レーザ光線L1は、鉛直方向の一定範囲に照射されるため、ゴルフボールBa及び地面に可視レーザ光線L1による線状の光の像が出現し、プレーヤーSは、可視レーザ光線L1による線状の光をガイドライン(目標とする移動方向)として、ゴルフボールBaを打ち出すことができる。
第1実施形態の撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
撮像装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、画像処理部14と、バス15と、入出力インターフェース16と、撮像部17と、入力部18と、出力部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
画像処理部14は、各種画像のデータに対して、色補正、平滑化、パターンマッチング等の各種画像処理を施す。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
例えば、イメージセンサとして、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子を用いることができる。CMOS型の光電変換素子は、本来、不可視光である赤外線の波長領域にある光を光電変換することが可能であるが、一般に、自然な色合いを出すために赤外線遮断フィルタ(IR(InfraRed)カットフィルタ)が設けられている。
したがって、本実施形態では、イメージセンサとして、赤外線遮断フィルタが設けられていないCMOSイメージセンサを用いることにより、安価に不可視レーザ光線L2の撮像が可能な撮像装置1を構成することができる。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部17の出力信号として出力される。
このような撮像部17の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11や画像処理部14等に適宜供給される。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
状態解析処理とは、撮像装置1に撮像された撮像画像中から図1に示したゴルフボールBaに対して可視レーザ光線L1又は不可視レーザ光線L2が照射されている部分の形状(以下、「照射形状」と呼ぶ)を抽出し、打ち出されたゴルフボールBaの3次元的な位置を検出する、一連の処理をいう。
分離度フィルタ処理部41は、画像処理部14から入力された撮像画像においてゴルフボールBaが撮像された領域を特定する。また、分離度フィルタ処理部41は、ゴルフボールBaに照射されている可視レーザ光線L1又は不可視レーザ光線L2の照射形状を抽出する。
図4は、ゴルフボールBaの位置を特定するために使用される分離度フィルタを示す図である。
分離度とは、例えば図4に示す局所領域raの情報と局所領域rbの情報との分離程度を表す量である。
図4に示す局所領域raは、ボールの形状に相当する領域を表しており、背景を表す局所領域rbとの分離度を算出することで、画像においてボールの可能性が高い領域(局所領域raの情報と局所領域rbの情報との分離程度が最も高い領域)を識別することができる。
図5(a)乃至図5(d)に示した複数の分離度フィルタは、ゴルフボールBaの飛球方向と可視レーザ光線L1によるガイドラインとのずれ量(δ〜4δ[mm])に対応して設定されている。具体的には、図5(a)から図5(d)の順に、より大きいずれ量に対応する分離度フィルタとなっており、図5(a)から図5(d)の順に、分離度フィルタの円弧の大きさがより小さくなっている。
なお、不可視レーザ光線L2の照射形状についても、同様に分離度フィルタを備えておくことにより、ゴルフボールBaのずれ量を算出するために用いることができる。ただし、不可視レーザ光線L2の照射形状の場合、ずれ量が大きいほど、分離度フィルタの円弧の大きさが大きくなる。
式1において、σbは局所領域ra、rbのクラス間分散を示す。n1は局所領域ra内の画素数を示し、n2は局所領域rb内の画素数を示す。Piは位置iにおける輝度値等の領域値を示し、P1にバーを付した記号は局所領域raの平均領域値、P2にバーを付した記号は局所領域rbの平均領域値を示す。また、Pmにバーを付した記号は局所領域ra、rbの平均領域値を示す。さらに、Nは、局所領域ra、rbの全画素数を示している。
図6は、撮像画像におけるゴルフボールBaの2次元的な位置を説明するための図である。図6に示した画像Q1乃至画像Q3は、ゴルフボールBaがゴルフクラブCによって打ち出されて飛球した状態を連続的に撮像した画像を示している。図中に示した時間tは、ゴルフボールBaが打ち出された瞬間からの経過時間を示している。
第1実施形態では、ゴルフボールBaの設置位置と撮像装置1との位置関係及び撮像装置1の光学的特性が予め定められた状態に設定されているため、撮像画像上の2次元的な位置を実空間における位置に対応付けることができる。
具体的には、2次元位置検出部42は、分離度フィルタ処理部41によって特定されたゴルフボールBaの撮像画像におけるxy座標を取得し、この座標に撮像装置1の光学系に関する補正(光学レンズの歪の補正等)を行う。そして、2次元位置検出部42は、補正後の座標を実空間における2次元的な位置(即ち、空間座標)に変換する。
ただし、上記空間座標は、基準照射面内の位置を表すものであるため、ここでは、撮像画像における奥行き方向の位置は特定されない。
即ち、第1実施形態では、上述のように、レーザ光照射装置2が可視レーザ光線L1と不可視レーザ光線L2とを出射している。可視レーザ光線L1と不可視レーザ光線L2とは、撮像装置1において異なる色相として撮像されるため、ずれ検出部43は、撮像画像における色相の相違によってゴルフボールBaに可視レーザ光線L1が照射されているか、不可視レーザ光線L2が照射されているかを判定することができる。
プレーヤーSは、図1(a)、図1(b)に示す状態から可視レーザ光線L1によるガイドラインを指標にしてゴルフボールBaを打ち出す。
図7(a)は、打ち出されたゴルフボールBaの中心が、可視レーザ光線L1によって形成される基準照射面を通るように飛球した状態を示す図である。図中に示した矢線EはゴルフボールBaの飛球方向を示している。時間tは、ゴルフボールBaが打ち出された瞬間からの経過時間を示している。即ち、図7(a)は、時間δの間隔でゴルフボールBaを観測した状態を示している。
なお、図8に示す状態では、不可視レーザ光線L2はゴルフボールBaに照射されないため、不可視レーザ光線L2による照射形状は出現しない。
また、3次元位置検出部44は、検出された実空間におけるゴルフボールBaの位置を時間tの経過と対応付けて連続して記録することにより、ゴルフボールBaの飛球方向を特定することができる。
図10は、図3の機能的構成を有する図2の撮像装置1が実行する状態解析処理の流れを説明するフローチャートである。
状態解析処理は、撮像装置1が撮像を開始したことを契機として開始される。撮像装置1に対する撮像開始の指示は、例えば、プレーヤーSがショットの練習を開始するにあたって撮像装置1に入力するものであってもよい。
したがって、ゴルフボールBaに特殊な加工をしなくとも、ゴルフボールBaの解析をすることができる。
したがって、ゴルフボールBaに特殊な加工を施すことなく、撮像画像における奥行き方向の位置を取得できる。
したがって、ゴルフボールBaに特殊な加工を施すことなく、撮像画像における奥行き方向の位置を取得できる。
したがって、撮像画像における奥行き方向の位置を取得できるため、一方向から撮像した撮像画像からゴルフボールBaの3次元的な位置を取得することができる。
したがって、ゴルフボールBaの運動を妨げない方向からゴルフボールBaを撮像し、撮像された画像を使ってゴルフボールBaの移動状態を解析することができる。
したがって、ゴルフボールBaの目標とする移動方向に対する相違としてゴルフボールBaの奥行きに関する位置を特定することができる。
したがって、より正確に解析対象物の移動状態を解析することが可能となる。
したがって、一方の光をゴルフボールBaの目標とする移動方向を示す指標とすることができると共に、他方の光を用いてゴルフボールBaの移動状態を解析することができる。
撮像装置1は、ゴルフボールBaにおける光源からの光の照射状態に基づいて、ゴルフボールBaの移動状態を解析する。
しのため、解析対象物であるゴルフボールBaに特殊な加工をしなくとも、ゴルフボールBaを解析することができる。
次に、図11を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態における状態解析システムAにおいて、撮像装置1は、レーザ光照射装置2が可視レーザ光線L1のみを出射する点で第1実施形態における撮像装置1と異なっている。そのため、以下、異なる部分である基準照射面からのゴルフボールBaのずれの検出方法を主として説明する。
図11において、「r」はゴルフボールBaの半径を示している。また、時間tは、ゴルフボールBaが打ち出された瞬間からの経過時間を示している。
例えば、本発明は、撮像機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
[付記1]
解析対象物の進行方向に沿って平面状に光が照射された当該解析対象物における光の照射状態を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された照射状態に基づいて、前記解析対象物の前記進行方向とは略直交方向における移動状態を解析する解析手段と、
を備えることを特徴とする状態解析装置。
[付記2]
前記解析手段は、
前記抽出手段により抽出された照射状態における光の像の形状に基づいて、前記解析対象物の進行方向と略直交する位置の変位を前記移動状態として算出する変位算出手段を更に備えることを特徴とする付記1に記載の状態解析装置。
[付記3]
前記抽出手段は、
前記解析対象物の画像中に形成される前記光の像の形状を分離度フィルタによって抽出し、
前記変位算出手段は、
前記抽出手段により抽出された光の像の形状に基づいて、前記解析対象物の進行方向に対する変位を算出することを特徴とする付記2に記載の状態解析装置。
[付記4]
前記解析手段は、
撮像手段により連続的に撮像された複数の画像における前記解析対象物の進行方向に対に沿った平面内の位置を算出する位置算出手段を更に備え、
前記位置算出手段により算出された平面内の位置と、前記変位算出手段により算出された前記進行方向と略直交する位置の変位とに基づいて、前記解析対象物の3次元の運動を解析することを特徴とする付記2又は3に記載の状態解析装置。
[付記5]
前記解析手段は、前記解析対象物を前記進行方向と略直行する方向から撮像された画像に基づいて、前記解析対象物の移動状態を解析することを特徴とする付記1から4の何れか1つに記載の状態解析装置。
[付記6]
前記解析手段は、前記解析対象物の目標とする移動方向に対する相違を解析することを特徴とする付記1から5の何れか1つに記載の状態解析装置。
[付記7]
前記解析手段は、進行方向に沿う平面内に平行な2つの光が照射された前記解析対象物における前記2つの光の照射状態に基づいて、前記解析対象物の移動状態を解析することを特徴とする付記1から5の何れか1つに記載の状態解析装置。
[付記8]
前記2つの光の一方は、前記解析対象物の目標とする移動方向を示す光であり、前記2つの光の他方は、前記解析対象物の目標とする移動方向に対する相違を特定するために用いられることを特徴とする付記7に記載の状態解析装置。
[付記9]
解析対象物の進行方向に沿う平面内に光を照射する光源と、
前記解析対象物における前記光源からの光の照射状態に基づいて、前記解析対象物の移動状態を解析する状態解析装置と、
を含むことを特徴とする状態解析システム。
[付記10]
状態解析装置が実行する状態解析方法であって、
解析対象物の進行方向に沿って平面状に光が照射された当該解析対象物における光の照射状態を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された光の照射状態に基づいて、前記解析対象物の前記進行方向とは略直交方向における移動状態を解析する解析ステップを含むことを特徴とする状態解析方法。
[付記11]
コンピュータを、
解析対象物の進行方向に沿って平面状に光が照射された当該解析対象物における光の照射状態を抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された光の照射状態に基づいて、前記解析対象物の前記進行方向とは略直交方向における移動状態を解析する解析手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Claims (11)
- 解析対象物の目標とする移動方向に基づく第一の方向に沿って平面状に光が照射された当該解析対象物における光の照射状態を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された照射状態における光の像の形状に基づいて、前記第一の方向、鉛直方向、又は撮像画像における奥行き方向における前記解析対象物の移動状態を解析する解析手段と、
を備えることを特徴とする状態解析装置。 - 前記解析手段は、
前記抽出手段により抽出された照射状態における光の像の形状に基づいて、前記解析対象物の前記第一の方向、鉛直方向、又は撮像画像における奥行き方向における位置の変位を前記移動状態として算出する変位算出手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の状態解析装置。 - 前記抽出手段は、
前記解析対象物の画像中に形成される前記光の像の形状を分離度フィルタによって抽出し、
前記変位算出手段は、
前記抽出手段により抽出された光の像の形状に基づいて、前記解析対象物の前記第一の方向、鉛直方向、又は撮像画像における奥行き方向における変位を算出することを特徴とする請求項2に記載の状態解析装置。 - 前記解析手段は、
撮像手段により連続的に撮像された複数の画像における前記第一の方向と前記鉛直方向とを軸とする平面内での前記解析対象物の位置を算出する位置算出手段を更に備え、
前記変位算出手段により算出された前記解析対象物の前記平面内での位置、及び前記奥行き方向における前記解析対象物の移動状態に基づいて、前記解析対象物の運動を解析することを特徴とする請求項2又は3に記載の状態解析装置。 - 前記解析手段は、前記解析対象物の目標とする移動方向と前記第一の方向との相違を解析することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の状態解析装置。
- 前記解析対象物の後方に位置する光源を更に備え、
前記光源は、前記解析対象物と当該光源とを結ぶ直線方向である前記第一の方向に沿って当該解析対象物に対して光を照射することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の状態解析装置。 - 前記奥行き方向の軸上において前記光源とは異なる位置に位置する第二の光源を更に備え、
前記解析手段は、前記光源及び前記第二の光源の夫々から前記第一の方向に沿って光を照射された前記解析対象物における前記2つの光の照射状態に基づいて、前記解析対象物の移動状態を解析することを特徴とする請求項6に記載の状態解析装置。 - 前記2つの光の一方は、前記解析対象物の目標とする移動方向を示す光であり、前記2つの光の他方は、前記解析対象物の目標とする移動方向に対する相違を特定するために用いられることを特徴とする請求項7に記載の状態解析装置。
- 解析対象物の目標とする移動方向に基づく第一の方向に沿って光を照射する光源と、
前記解析対象物における前記光源からの光の照射状態に基づいて、前記解析対象物の移動状態を解析する状態解析装置と、
を含むことを特徴とする状態解析システム。 - 状態解析装置が実行する状態解析方法であって、
解析対象物の目標とする移動方向に基づく第一の方向に沿って平面状に光が照射された当該解析対象物における光の照射状態を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された光の照射状態における光の像の形状に基づいて、前記第一の方向、鉛直方向、又は撮像画像における奥行き方向における前記解析対象物の移動状態を解析する解析ステップを含むことを特徴とする状態解析方法。 - コンピュータを、
解析対象物の目標とする移動方向に基づく第一の方向に沿って平面状に光が照射された当該解析対象物における光の照射状態を抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された光の照射状態における光の像の形状に基づいて、前記第一の方向、鉛直方向、又は撮像画像における奥行き方向における前記解析対象物の移動状態を解析する解析手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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