JP6022711B2 - ガスタービン発電システム - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービン発電システムの安定性の改善に係り、特にガスタービン発電機の系統擾乱時における運転継続性能(以下、「FRT」と称する)を保証するタービン翼共振回避機構に関する。
近年、分散電源の進展に伴い、原子力発電所、火力発電所、水力発電所等の従来型の発電所に加えて、再生可能エネルギー源を利用した発電の参入により、電力系統の複合化が増大している。再生可能エネルギーは、不確実な性質を有するので、再生可能エネルギー源からの発電は、電力系統の安定性に悪影響を与える出力電力変動特性を有する。出力電力変動特性を緩和するため、電力系統における従来型の発電機は、高速の負荷追従性能を有している。従来の揚水式水力発電に加えて、ガスタービン発電機、蒸気タービン発電機等の高速タービン発電機は、高速の負荷追従性能を満たしている。ガスタービン発電機は、変動のスムーズにするための最良の発電システムである。
風力発電、太陽電池発電システム等の再生可能発電機は、系統事故(grid fault)による電圧ディップの発生時に発電機の継続運転を要求する、いわゆる系統擾乱時における運転継続性能(FRT)を満たすことが要求される。
このようなFRTに関する技術分野の従来技術として、米国特許出願公開第2011/0101927号明細書がある。この公報には、発電システムが電力を生成するために機械的にタービンに結合された発電機を有することが記載されている。この発電システムは、三相可変抵抗器と三相可変インダクターを備えるFRT(系統事故時運転継続)システムを有する。三相可変抵抗器を制御するための指令(入力)は一つのみであり、その入力により三相可変抵抗器として機能する3つの抵抗器は同時に制御される。三相可変抵抗器は、系統事故中に発電機からの電力を吸収(消費)するために、発電機の出力端子(generator phase terminals)に並列に接続され、三相可変インダクターは、発電機の出力端子と直列で出力端子・系統との間に接続されている。三相可変抵抗器と三相可変インダクターのコントローラは、系統の電圧信号と発電機の回転速度信号を入力して、系統の状態を監視する。このコントローラは、三相可変抵抗器の抵抗値を制御するために、これらの信号を使用する。系統事故が生じた場合には、発電機の接続点における電圧が著しく降下し、三相可変インダクターは、作動する。系統事故中、インダクターは、充分なインダクタンスを提供するために制御され、それにより、可変抵抗器は、発電機のすべての電力を消費する。このようにして、発電機は正常回転を維持し、脱調を引き起こすことなく、FRTが得られる。
米国特許出願公開第2011/0101927号明細書で意図するFRTは、小型同期発電機のための、系統における瞬時電圧低下時の運転継続性能(LVRT: low voltage ride through capability)であり、可変抵抗器の電圧を維持するために、可変インダクターの助力により電力を吸収し、この可変抵抗器により発電機の過回転に伴う脱調防止を意図するものである。
その他の従来技術として、特開2001−8497号公報に開示される同期発電機の制御システムでは、系統安定化装置が、有効電力の偏差、タービン軸の回転数の偏差、および、電力系統側への出力電圧と同期発電機の内部相差角との位相差の偏差に基づいて、上記有効電力の偏差、上記回転数の偏差、および、上記位相差の偏差を抑制する制御信号を生成し、この制御信号により自動電圧調整装置を介して同期発電機の出力電圧を安定させている。
特開2007−28835号公報に開示される界磁電流の制御システムでは、発電機において、系統事故時等に発生する大きな外乱の影響を除去して良好な過度安定度を得ることのできる界磁電流の制御システムを提案している。具体的には、界磁巻線に供給する界磁電流を介して系統電圧が一定電圧となるように電圧調整装置を制御している。
特開平10−42588号公報では、二次励磁電動機の制御装置により可変速発電機を駆動する技術が開示されている。可変速発電機は、回転子すなわち二次側を可変周波数の交流で励磁するものである。この公知例では、可変速発電機が不平衡電圧状況下で運転を行う場合に、一次側に電圧の逆相成分が存在する不平衡電圧の下でも正確な基本波の出力や電圧の逆相分補償を行える制御により発電機を駆動して、電力系統の地絡事故発生時の、不平衡電圧の下でも安定した発電が行えることを開示している。また、逆相成分は、電源電圧の周波数のほぼ2倍の周波数で回転する成分となることが記載されている。
特開2003−180098号公報では、可変速揚水発電システムにおいて、系統事故により電圧の不平衡が生じた場合、基準電圧発生装置の信号に基づいて発電運転することが開示されている。
一般に、系統事故は、三相交流の平衡事故と不平衡事故に分類が分けられる。不平衡事故は、電力系統で最もありふれたものである。系統に不平衡事故が生じた状態での場合、逆相電流は電力系統から流れる。逆相電流は、発電機の回転子を逆方向に回転させる磁界を形成する。回転子と磁界の相乗作用は、回転子表面で特に高くなる倍周波数電流(50Hz電力系統における100Hz)を誘起し、それにより回転子に振動を引き起こす。
米国特許出願公開第2011/0101927号明細書 特開2001−8497号公報 特開2007−28835号公報 特開平10−42588号公報 特開2003−180098号公報
従来のガスタービン発電機は、FRT性能を有していない。しかしながら、分散電源接続の系統再生エネルギー発電機の進展に伴い、再生可能エネルギー源と同様に、ガスタービン発電機のような従来型発電の高速負荷追従発電機も、電力系統の安定のために、系統事故の下で同様の継続運転性能(FRT)を有すべきである。
本発明者らは、ガスタービンのFRTの進展の障害となるべき問題点を追及した結果、ガスタービン発電システムは、次のようなガスタービン特有の問題を有することに気付いた。
ガスタービン発電機のような高速タービン発電機は、回転子が多数のタービン翼からなり、それらは多数の機械的な共振点を有する。系統事故下で、シビアな電磁トルク振動が現れる。かりにシビアな電磁振動トルクを十分に減衰できない場合には、タービン羽根(タービン翼)は、振動を引き起こす激しい揺れ動作を経験する。この振動が機械的共振を励起すると、金属疲労とシャフトクラックの可能性やブレードルートクラックが引き起こされる。
本発明は、上記の課題を解決するためのものであり、特に電力系統の不平衡事故により引き起こされる振動からタービンを保護することにある。
不平衡事故による逆相電流は、系統周波数の2倍のトルク振動周波数を引き起こすので、タービン発電システムは、各相に不等電流を流すための電圧平衡回路を用いることにより逆相電流を減衰させる方法を有する。前記課題を解決するために、発明は、次のように構成される。
その一つは、ロータがガスタービンと機械的に結合する三相交流発電機を有するガスタービン発電システムにおいて、前記三相交流発電機と接続される電力系統に不平衡事故が生じた時に三相交流電流の不平衡成分を消失或いは打ち消し三相電圧を平衡化するために相ごとに独立して動作可能な可変抵抗器を有する三相電圧平衡化回路を備え、前記三相電圧平衡化回路により、前記不平衡事故に起因する回転子のトルク振動を抑制して翼の機械的共振を回避する共振回避機構を構成し、前記可変抵抗器は、半導体スイッチと複数の抵抗を備え、前記複数の抵抗の内の並列または直列構成の抵抗数と前記半導体スイッチのスイッチング状態に応じて、流れる電流量が変えられるように構成され、前記三相電圧平衡化回路は、前記不平衡成分を減じるための補償インピーダンスに応じて前記半導体スイッチのゲートスイッチングを行うスイッチングロジックと、タービン発電機端子又は発電機の電力系統中継用の変圧器側の電力系統側端子に接続されて、発電機の出力電流を検出する電流センサおよび発電機の出力電圧を検出する電圧センサと、前記電流センサおよび前記電圧センサに接続され、前記電流センサによって検出される前記出力電流および前記電圧センサによって検出される前記出力電圧に基づいて、前記スイッチングロジックへ出力する前記補償インピーダンスを算出するコントローラと、を備え、前記コントローラは、三相システムからの不平衡成分の変換を用いることにより、前記電流センサによって検出される前記出力電流の正相成分および逆相成分の大きさと角度を算出し、さらに、前記正相成分および逆相成分の大きさと角度を用いて、不平衡を平衡に補正するための三相の不等抵抗値を前記補償インピーダンスとして出力し、前記スイッチングロジックは、前記三相の不等抵抗値に応じて、各相の前記半導体スイッチのゲートスイッチングを不等的に行うことを特徴とするガスタービン発電システムである。
具体的な用語が明細書において及び特許請求の範囲において使用されるが、それらは総称的なものの一例として説明の理解のために使用されるがそれに限定されるものではない。
例えば、三相平衡化回路は、発電機端子の各相の電圧又は電流を検出するセンサで、その位置は発電機端子側で限定するものではなく、系統の変換器側に配置することもできるセンサと、
検出された前記電圧又は電流の不平衡成分を検出し各相に不平衡成分を減衰させる不等分の電圧又は電流を配分するための補償インピーダンスを算出するコントローラと、
前記インピーダンスにて電力消失させる特性を有し、流れる電流に従って電圧変化を引き起こす電圧平衡回路手段で、発電機端子にて各相に接続され、半導体スイッチング装置を含む前記電圧平衡回路手段と、
サイリスタ、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)などのパワー素子により構成され、コンバータと呼ばれる電気エネルギー変換システムに存在してもよい前記半導体スイッチング装置と、
前記電圧平衡回路の構成に応じてスイッチングパターンを決定するスイッチング論理ブロックと、
不平衡成分検出のために前記電圧又は電流センサを前記コントローラに接続する信号線と、
前記コントローラを前記スイッチング論理ブロックに接続する信号線と、
前記スイッチング素子と前記電圧平衡回路間の電気的接続と、を備える。
例えば、タービン発電機に影響する不平衡系統事故を緩和するための前記平衡化方法は、電圧平衡化回路が可変抵抗である場合には、前記算出されたインピーダンス値に応じて可変抵抗を設定するために前記半導体スイッチング装置(例えば、サイリスタ又はIGBT)を使用する。
本発明によれば、系統不平衡事故の状態下で機械共振点を励起するタービン回転子の振動を減じることができる。したがって、金属疲労とシャフトクラックの可能性やブレードルートクラックは減じられ、タービン発電機のFRT性能は改善される。
本発明の好ましい実施例1の説明図である。 実施例1のための発明の概要である。 相aでの可変抵抗器の並列構成である。 逆相成分電流減少を図示した模式図である。 振動減少を図示した模式図である。 実施例2のための発明の概要である。 実施例2のコンバータシステムの構成である。 前記コンバータとなるパワーエレクトロニクスモジュールの詳細な構成である。 実施例2に使用されるコントローラのブロック図である。
以下に本発明の好ましい実施例を説明する。
本実施例において説明されるタービン発電システム1は、ガスタービン発電機4と接続される系統2における系統不平衡事故の影響によるガスタービン3の翼と発電機4の回転子への振動を緩和するために、サイリスタスイッチング装置101を用いた可変抵抗器を有する。
図1は、本実施例のタービン発電システム1の実施例1の概要を示す。タービン発電システムの主たる回路は、ガスタービン3、三相発電機4、変圧器6、可変抵抗器101からなる。ガスタービン3は、圧縮機により吸入空気を圧縮し且つ圧縮された空気と燃料を混合する。ガスタービン3内の燃焼器は混合気を燃焼し、タービンに膨張力を与える。膨張力により、タービンは回転トルクを得る。圧縮機とタービンは、機械的にシャフトを介して連結され、回転トルクの一部がタービンから圧縮機に供給される。この回転トルクにより、圧縮機は吸入空気を圧縮するための動力を得ることができる。ガスタービン3のシャフトは、発電機4にも機械的に接続され、ガスタービンは、発電機内部の回転子に回転トルクを与える。発電機4は、ガスタービン3からの回転トルクを入力することにより、電力を生成する。発電機4の固定子端子5は、変圧器6の発電機側の端子102に電気的に接続され、変圧器6の出力側端子106は、系統2側に接続される。生成された電力は、発電機4から変圧器6を介して系統2に送られる。
ここで、本実施例におけるタービン発電システム1の特有な点を説明する。
可変抵抗器101は、それぞれ発電機4の固定子端子5に接続され、サイリスタスイッチング装置101を用いたものであり(図3参照)、ガスタービン3が受ける系統2の不平衡事故の影響を減じる。これらの可変抵抗器101は、発電機の固定子端子5と変圧器6に接続される系統2との間に位置する。
これらの可変抵抗器101は、発電機端子5の各相に並列に接続され、それらの抵抗値は、コントローラ103の論理ブロック103_eにより、サイリスタスイッチをオン、オフすることにより変えることができる。それらのサイリスタの動作は、コントローラ103の信号により決定される。
コントローラ103は、逆相成分検出部103_a、補償インピーダンス計算部103_b、補償インピーダンス算出部103_c、位相同期ループ回路(PLL)103_dを備える。コントローラ103の入力信号は、線間電圧と線電流であり、それらは電圧センサ104と電流センサ105とでそれぞれ測定される。
電圧センサ104と電流センサ105は、発電機側の変圧器端子102のそれぞれと接続される。
系統側での事故が発生したとき、コントローラ103は、各相の電流センサ105で検出された電流における平衡成分と不平衡成分を算出する。具体的には、コントローラは、検出電流信号における各相の正相成分と逆相成分を算出する。平衡成分は、正相成分から求まり、不平衡成分は、逆相成分から求まる。したがって、正相成分を算出することは平衡成分を検出することであり、逆相成分を算出することは不平衡成分を検出することである。電流の正相成分と逆相成分は、それぞれの検出部103_aと103_bの計算により検出される。正相成分と逆相成分が検出されると、コントローラ103は、計算部103_cで不平衡電流を補償するための要求インピーダンスを計算する。補償インピーダンス計算部103_cの出力信号に応じて、スイッチング論理ブロック103_eは、可変抵抗ブロック103におけるサイリスタスイッチを、スイッチング論理ブロック103_eで予め決定されたそれらの可変抵抗器の構成に基づき設定する。
コントローラ103内部で行われる詳細な計算は、図2により説明される。
図2は、コントローラ103と可変抵抗器101とのブロック図である。コントローラ103は、正相成分検出ブロック103_b、逆相成分検出ブロック103_a、位相同期ループ回路103_d、補償インピーダンス計算ブロック103_c、サイリスタスイッチング論理ブロック103_eを備える。変圧器の各相検出線電流ia、ib、ic及び、二つの線間電圧vab、vbcは、入力信号として用いられる。
位相同期ループ回路:PLLブロック103_dは、線間電圧vab、vbcを入力し、発電機側の変圧器端子102の電圧の位相角を算出する。具体的には、線間電圧は、相電圧計算器1301により相電圧va、vb、vcに変換される。PLLブロック103_dは、相電圧va、vb、vcを入力し、位相角θを算出する。PLL計算は、この分野で周知であるので、その計算の説明は省略する。
位相角θは、sin−cosテーブル1303に送られる。sin−cosテーブル1303は、位相角θに対応するsin波形とcos波形を出力する。算出された上記正弦曲線波形は、d−qブロック1102と(d−q)ブロック1202とにそれぞれ送られる。それらの波形は、検出電流のd−q変換と逆d−q変換を実行するために使用される。
電流ia、ib、icは、電流センサ106から逆相検出ブロック103_aと正相検出ブロック103_bとに入力され、それぞれ正相成分と逆相成分とに変換される。正相成分は、正相検出ブロック103_bにより算出され、逆相成分は、逆相検出ブロック103_aにより算出される。これらの正相電流と逆相電流は、ブロック103_cにおける補償インピーダンス算出のために使用される。
ここで、逆相検出ブロック103_aと正相検出ブロック103_bにおける計算を詳述する。
相電流ia、ib、icは、ブロック1101にてα―β変換を用いることにより三相から二相軸に変換される。その計算は、数1式により行われる。α―β軸における二相電流は、数式2の手段によるd−q変換1102によりd−q軸にて正相成分に変換される。相電流が逆相成分又は高調波成分を含むとき、その成分は、変動成分としてidとiqのなかに表れる。直流DCに変換される正相成分は、移動平均フィルタ1103により1電力周波数サイクルの周期T(sec)に渡り抽出される。これらの正相成分は、大きさと角度に変換される。これは、ブロック1104により数式3の計算を実行することにより行われる。ブロック1104の出力は、インピーダンス算出ブロック103_cにおいて用いられる。
Figure 0006022711
Figure 0006022711
Figure 0006022711
逆相成分は、不平衡事故検出のために逆相検出ブロック103_aにおいて算出される。三相電流ia、ib、icは、ブロック1201にてα―β変換を用いることにより三相から二相軸に変換される。その計算は、数4式により行われる。α―β軸における二相電流は、数式5の手段による逆d−q変換1102によりd−q軸にて逆相成分に変換される。正相成分と高調波成分は、変動成分としてidとiqのなかに表れる。直流DCに変換される逆相成分は、移動平均フィルタ1203により1電力周波数サイクルの周期T(sec)に渡り抽出される。これらの逆相成分は、大きさと角度に変換される。これは、ブロック1204により数式6の計算を実行することにより行われる。ブロック1204の出力は、インピーダンス算出ブロック103_cにて不平衡事故検出のために用いられる。
Figure 0006022711
Figure 0006022711
Figure 0006022711
正相成分と逆相成分の大きさと角度は、ブロック103_cにて補償インピーダンス算出のための入力として用いられる。ブロック1104からの正相成分とブロック1204からの逆相成分の情報は、不平衡を平衡に補正するための挿入抵抗とその抵抗値を決定すべき相がどれであるかを判定するために比較される。これは、ブロック103_cにおける予め発電機4の特性と系統2に基づき作成された所定のテーブルをマッチングすることにより行われ、各相の不等電流を消失させることによりガスタービン内部のタービンに影響する不平衡成分事故衝撃を減少するために、ブロック103_cは不等抵抗値R*a,R*b,R*c出力する。
スイッチング制御ロジック103_eにおいて、サイリスタスイッチング装置101を用いた可変抵抗器の仕様と構成が予めセットされ、適正なゲートスイッチングが行われる。それらのゲートスイッチングは、各相で不等的に行われ、不平衡抵抗手段により各相に不平衡電流を流し、発電機端子5での三相電流の不平衡成分が減じられる。これにより不平衡電流により引き起こされるタービンロータの衝撃は減じられる。
可変抵抗ブロック101は、それぞれ固定子端子5_a,5_b,,5_cの各相に接続される101_a,101_b,101_cのような相a,相b,相cにおける逆並列サイリスタスイッチ付きの並列接続の3グループの抵抗よりなる。それらのグループの抵抗は逆並列サイリスタスイッチを有しており、同一スター構成の同一特性を有している。
図3は、相aにおける101_aの可変抵抗の並列構成を示している。本実施例において、スイッチング信号Saのベクトルは、組のサイリスタ101_a1,101_a2のための二つの点弧信号からなる。スイッチング信号Saは、逆並列サイリスタスイッチ101_a1,101_a2のスイッチオン、スイッチオフのために用いられる。それらのスイッチの状態に応じて、接続点106_aからの電流は抵抗101_a3,101_a4を流れて中点Nに至る。流れる電流量は、並列構成の抵抗の数と組み込まれるサイリスタのスイッチング状態に応じて変えられる。他の相b、cも同一構成であり、これらの可変抵抗構成により、三相不平衡電流は発電端子で減少させられることができる。
図4は、本発明の効果を示すためのシミュレーション結果である。不平衡電流を減じるために、抵抗は相bと相cに挿入される。模式的結果は、本発明を用いないケースと比較される。本発明を使用しないNeg_Aと比較して、Neg_Bは、本発明を使用することにより逆相成分電流を顕著に減じることができる。
本実施例において、電流センサ105と電圧センサ106は、系統接続変圧器6の発電機側端子に設けられている。ただし、電流センサ105と電圧センサ104の位置は発電機側106に限定されるものではなく、系統側106に置いてもよい。これらのセンサ104と105の位置と構成は、予め設定した103_eにおけるテーブルに影響を有しており、したがって、インピーダンス計算ブロック103の予め設定したテーブルは、系統側電流と系統側電圧とを整合するデータを有している。
本実施例において、相あたりの可変抵抗の並列接続数は、2つである。ただし、その数は、逆並列サイリスタが各抵抗に接続されているならば、3つ以上でもよい。本実施例において、可変抵抗器の構成は、抵抗器及びサイリスタスイッチ組の並列接続を有している。ただし、図5に示すように、抵抗器の構成は直列接続とすることもできる。
実施例2において、発明となるタービン発電システム1の好ましい構成は、図6を用いて説明される。実施例1に示すタービン発電システムと図6に示すタービンシステムの相違点は、可変抵抗器に代わってコンバータを用いる点であり、コンバータは、発電機4からの出力電流における逆相成分を減少させるための逆相成分を含んでいる電流を出力する。本実施例において、実施例1と同じ構成を示す要素については同一符号により示し、それらの説明は省略される。
ここで、実施例2の特有の点を図により説明する。特有な点は、コンバータシステム202は、電流センサ105による変圧器端子102での電流検出によりコントローラ201により制御され、コントローラは、ガスタービンの系統における不平衡事故による衝撃を減じるため、コンバータコントローラ201_bでの出力電流指令に補償指令を加えるための逆相成分をブロック201_aにおいて算出する。コンバータ202は、発電機4の固定子端子5と相ごとの発電機側変圧器端子102との間に接続点202_1に設けられる。コンバータコントローラは、発電機側端子5に電気的に接続される接続点202_1で逆相成分電流を供給するように、コンバータ202を設定する。このコントロールにより、逆相成分電流はコンバータ202により系統2に供給され、それによりタービン3における振動を引き起こす発電機4での逆相成分電流を減じることができる。
図7は、コンバータシステム202の構成を示し、それは、いわゆるコンバータ203であるパワーエレクトロニクスモジュール、コンバータ203にDC-リンク端子P,Nで接続されるキャパシタ202_dc、コンバータ電流ia_conv,ib_conv,ic_convを測定するための電流センサ202_s、直流キャパシタ202_dcを測定するための直流電圧センサ202_dsを備えている。センサ202_Sと202_dsの出力は、コンバータコントローラ201_bの入力として使用される。上記構成を簡単に説明すると、コントローラ201_bは、ブロック201_aから補償電流指令ineg_dとineg_qを入力し、コンバータ202のゲート信号を算出する。
コンバータコントローラ201_bは、コンバータ203内の絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のようなパワーエレクトロニクススイッチのスイッチング動作を行うために、ゲート信号を出力する。
図8はコンバータ203としてのパワーエレクトロニクスモジュールの詳細構成を示す。パワーエレクトロニクスモジュール203は、電圧形2−レベルインバータの構成を有している。本実施例において、6個のIGBT203m,203n,203o,203p,203q,203rを有する2−レベル構成のコンバータが使用される。IGBTのデューティ率を変えることにより、パワーエレクトロニクスモジュール203は、後述する適切な制御アルゴリズムにより出力電流ia_conv,ib_conv,ic_convを制御することができる。コンバータの構成は2−レベルに限定されず、マルチレベル構成を使用してもよい。発電機端子5での電圧レベルがパワーエレクトロニクススイッチの特性及びコンバータの構成に基づく許容範囲内である場合には、変圧器202_trの使用は省略することができる。
コントローラにおける計算は図9を用いて説明される。コントローラ201は、a)直流(DC)リンク電圧安定とb)逆相成分電流補償制御の2つの機能を有している。正常運転において、コンバータのDCリンク電圧Vdcはコンバータコントローラ201_bにより安定される。この発明は、逆相成分指令i neg_d,i neg_qを正常運転指令i ,i に加えることにより従来型のコンバータコントローラに変更を加えることができる。
コントローラ201の入力は、接続点202_1での電流センサ202_sにより測定される電流ia_conv,ib_conv,ic_cov、発電機側変圧器102の端子での電流センサ105により測定された電流ia,ib,ic、電圧センサ202_dsにより測定されたコンバータ202でのDC−リンク電圧Vdc、電圧センサ104により測定された線間電圧vab,vbcである。
コントローラ201内の詳細な計算は、図9を用いて説明される。図9は、コントローラ201のブロック図であり、逆相成分検出ブロック201_a,コンバータコントローラ201_b,位相角計算ブロック103_dである。逆相成分検出のブロックにおいて、移動平均ブロック1203の出力等、d−q軸における逆相成分は、2つのd−q変換1102ブロックを使用することにより、正相成分に等しい位相角回転に変換される。これは、第1d−q変換1102ブロックは、α―β軸に等しい逆相成分電流を作ることと、第2のd−q変換1102ブロックは、正相成分が存在しているd−q軸に等しい逆相成分電流を作ることを意味する。したがって、逆相成分検出ブロック201_aの出力i neg_d,i neg_qを、コンバータコントローラ201_bにおいて制御指令i ,i に加えることができる。本実施例において、i はゼロにセットされる。
コンバータコントローラにおいて、キャパシタのdc電圧Vdcは、比例積分(PI)コンパレータを有し自動電圧レギュレータ(AVR)2101により制御される。自動電圧レギュレータは、定格dc電圧V dcとキャパシタの測定dc電圧Vdc間の差分を計算する引算器2102の出力を用いる。AVR2101の出力i は、d軸における新たな指令電流i d_convを作るために、加算器2103によりi neg_dに加えられる。同様に、i neg_qは、q軸における新たな指令電流i q_convを作るために、加算器2103によりi に加えられる。コンバータシステムの出力電流は、d軸及びq軸における上記新たな指令電流にしたがって制御される。d軸及びq軸におけるコンバータの出力電流を制御するため、ia_conv,ib_conv,ic_convをd−q軸に変換することは、α−β変換ブロック1101及びd−q変換ブロック1102によりそれぞれ行われる。引算器2105は、d軸において新たな指令とコンバータの出力電流の差分を計算する。自動電流レギュレータ(ACR)は、比例積分(PI)コンパレータを有し、d軸におけるコンバータの電圧の指令v をセットする。このv は、パルス幅変調器(PWM)2108のブロックにおいて三角波発生器2107の出力と比較される。PWM技術はこの分野で周知であり、その詳細な説明は省略する。同様に、引算器2109は、q軸における新たな指令と出力電流の差分を計算する。ACR2110は、q軸におけるコンバータの電圧の指令V をセットする。このV は、PWMにおける三角波発生器2107の出力と比較される。PWMは、変圧器端子102_a,102_b,102_cに接続されているコンバータシステム202のためのゲートスイッチング信号を出力する。コンバータシステム202は、逆相成分電流を供給するために調整する。したがって、発電機端子での逆相成分電流は減じられる。これにより、不平衡電流により引き起こされるタービンロータの衝撃は減じられる。
1 本発明の概要
2 電力系統
3 ガスタービン
4 発電機
5 発電機端子
6 電力系統と発電機を接続する変圧器
101 可変抵抗
101_a 相aにおける可変抵抗器のグループ
101_b 相bにおける可変抵抗器のグループ
101_c 相cにおける可変抵抗器のグループ
102 電力系統・発電機接続用の発電機側変圧器端子
102_a 発電機側変圧器端子の相a
102_b 発電機側変圧器端子の相b
102_c 発電機側変圧器端子の相c
103 不平衡事故コントローラ
103_a 逆相成分検出
103_b 逆相成分検出
103_c 補償インピーダンス計算
103_d 位相同期ループ回路(PLL)
103_e パワーエレクトロニクススイッチング装置
104 電圧センサ
105 電流センサ
106 電力系統・発電機接続用の系統側変圧器端子
1101 正相成分のためabcをα―βに変換
1102 正相成分のためα―βをd−qに変換
1103 正相成分の移動平均フィルタ
1104 正相成分のためd−qを大きさ及び角度に変換
1201 逆相成分のためabcをα―βに変換
1202 逆相成分のためα―βをd−qに変換
1203 逆相成分の移動平均フィルタ
1204 逆相成分のためd−qを大きさ及び角度に変換
1301 線間電圧の相電圧変換
1303 サインθ、コサインθテーブル
201 実施例2のコントローラ
201_a 逆相成分検出
201_b コンバータコントローラ
202 コンバータシステム
202_1 コンバータシステムの電力系統接続・
202_tr コンバータシステムの変圧器
202_s コンバータシステムの電流センサ
202_ds コンバータシステムの直流電圧センサ
202_dc コンバータのための直流キャパシタ
203 コンバータ
2101 自動電圧レギュレータ(AVR)
2102 計算プロセッサ
2103 計算プロセッサ
2104 計算プロセッサ
2105 計算プロセッサ
2106 d軸電流のための自動電流レギュレータ(ACR)
2107 PWMのための三角波発生器
2108 パルス幅変調器(PWM)
2109 計算プロセッサ
2110 q軸電流のための自動電流レギュレータ(ACR)

Claims (3)

  1. ロータがガスタービンと機械的に結合する三相交流発電機を有するガスタービン発電システムにおいて、
    前記三相交流発電機と接続される電力系統に不平衡事故が生じた時に三相交流電流の不平衡成分を消失或いは打ち消し三相電圧を平衡化するために相ごとに独立して動作可能な可変抵抗器を有する三相電圧平衡化回路を備え、前記三相電圧平衡化回路により、前記不平衡事故に起因する回転子のトルク振動を抑制して翼の機械的共振を回避する共振回避機構を構成し、
    前記可変抵抗器は、半導体スイッチと複数の抵抗を備え、前記複数の抵抗の内の並列または直列構成の抵抗数と前記半導体スイッチのスイッチング状態に応じて、流れる電流量が変えられるように構成され、
    前記三相電圧平衡化回路は、
    前記不平衡成分を減じるための補償インピーダンスに応じて前記半導体スイッチのゲートスイッチングを行うスイッチングロジックと、
    タービン発電機端子又は発電機の電力系統中継用の変圧器側の電力系統側端子に接続されて、発電機の出力電流を検出する電流センサおよび発電機の出力電圧を検出する電圧センサと、
    前記電流センサおよび前記電圧センサに接続され、前記電流センサによって検出される前記出力電流および前記電圧センサによって検出される前記出力電圧に基づいて、前記スイッチングロジックへ出力する前記補償インピーダンスを算出するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、三相システムからの不平衡成分の変換を用いることにより、前記電流センサによって検出される前記出力電流の正相成分および逆相成分の大きさと角度を算出し、さらに、前記正相成分および逆相成分の大きさと角度を用いて、不平衡を平衡に補正するための三相の不等抵抗値を前記補償インピーダンスとして出力し、
    前記スイッチングロジックは、前記三相の不等抵抗値に応じて、各相の前記半導体スイッチのゲートスイッチングを不等的に行うことを特徴とするガスタービン発電システム。
  2. 請求項1に記載のガスタービン発電システムにおいて、
    前記コントローラは、前記三相交流発電機とそれに接続された前記電力系統の特性を有する参照用テーブルに基づき、前記補償インピーダンスを算出することを特徴とするガスタービン発電機。
  3. 請求項1に記載のガスタービン発電システムにおいて、
    前記半導体スイッチは逆並列サイリスタスイッチであることを特徴とするガスタービン発電システム。
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