JP6021063B2 - 動画編集装置、動画編集方法、プログラムおよび集積回路 - Google Patents

動画編集装置、動画編集方法、プログラムおよび集積回路 Download PDF

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Description

三次元動画の編集を支援する動画編集装置に関する。
三次元動画は、左目用動画と右目用動画との視差により人間に立体を錯覚させる技術であるが、視差を利用するため人間の両目視差の視力の範囲を超えると視聴者に不快感を与えることがある。そこで、特許文献1では、三次元動画において、左目用動画と右目用動画との表示位置をキーフレーム毎に適正に設定および格納するためのフレーム視差編集機能と、左右の映像の表示位置をフレームごとに動的に制御するためのフレーム視差制御機能を設けることにより、立体視効果の悪化をオリジナルの映像にそのまま手を加えずに動的に立体映像表示の実時間内で解消する視差編集機能を有する立体映像信号生成装置が開示されている。
特開2006−128842号公報
しかしながら、三次元動画を編集した場合、編集後の三次元動画が視聴者に違和感を与える場合がある。
そこで、本発明の目的は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、三次元動画の編集において、編集後の三次元動画が視聴者に違和感を与えないように容易に編集できる動画編集装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る動画編集装置は、右目用動画と左目用動画とからなる三次元動画の第一時点における第一編集点と、前記三次元動画の前記第一時点とは異なる第二時点における第二編集点とをユーザに選択されることにより、前記第一時点から前記第二時点までの間の前記三次元動画をカットする動画編集装置であって、ユーザに選択された前記第一編集点および前記第二編集点を受け付ける選択部と、前記第一編集点の視差に関する第一視差情報の代表値と、前記第二編集点の視差に関する第二視差情報の代表値とを生成する代表値生成部と、前記第一視差情報の代表値と前記第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する比較値算出部と、前記比較値算出部により算出された前記第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する判定部と、前記第一比較値が前記所定値を超えると前記判定部が判定した場合に、前記第一編集点および前記第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う提示部とを備える。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、方法、プログラムもしくは記録媒体、または集積回路で実現されてもよく、方法、プログラムもしくは記録媒体、または集積回路の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明に係る動画編集装置によれば、三次元動画の編集において、編集後の三次元動画が視聴者に違和感を与えないように容易に編集できる。
図1は、本発明の第一実施形態の動画編集装置を含む端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態における動画編集装置の動画編集処理に係る機能構成を示すブロック図である。 図3Aは、動画編集ソフトのGUIの一例を示す図である。 図3Bは、動画編集ソフトのGUIにおける編集点が適性と判定された場合のポップアップ表示の一例を示す図である。 図3Cは、動画編集ソフトのGUIにおける適性と判定された代替編集点が有った場合のポップアップの一例を示す図である。 図3Dは、動画編集ソフトのGUIにおける視差変更処理後のポップアップの一例を示す図である。 図4は、第一実施形態における動画編集装置による三次元動画データの動画編集処理における処理手順を示すフローチャートである。 図5は、第一実施形態における適正編集点の判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6Aは、動画処理装置に入力される三次元動画のフレームの一例を示す図である。 図6Bは、図6Aの入力された三次元動画のフレームに対して生成された視差マップのイメージ図である。 図7は、第一実施形態における代替編集点の探索処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、第一実施形態における視差変更処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、三次元動画における視差の最大値と時間との関係の一例を示す図である。 図10は、第一奥行差と所定値との関係を示す図である。 図11は、第一実施形態の代替編集点の探索処理のイメージ図である。 図12は、図11の第一所定範囲の部分を拡大したイメージ図である。 図13は、第二奥行差と所定値との関係を示す図である。 図14は、代替編集点が採用されずに、視差変更部におる視差変更処理が行われる場合の視差(奥行)の最大値と時間との関係を示すイメージ図である。 図15は、視差変更処理が行われる前のカット点におけるイメージ図である。 図16は、視差変更処理が行われた後のカット点におけるイメージ図である。 図17は、第二実施形態における代替編集点の探索処理の処理手順を示すフローチャートである。 図18は、第二実施形態の代替編集点の探索処理のイメージ図である。 図19Aは、第三奥行差と所定値との関係を示す図である。 図19Bは、第四奥行差と所定値との関係を示す図である。 図19Cは、第五奥行差と所定値との関係を示す図である。 図19Dは、第六奥行差と所定値との関係を示す図である。 図20は、動画編集ソフトのGUIにおける編集点が非適性と判定された場合のポップアップ表示の一例を示す図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した立体映像信号生成装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。
三次元動画では、特許文献1のような上述のような場合に不快感を与えてしまう他にも、三次元動画を編集したときに、カット点において、例えば急に目の前に物体が現れるような奥行きの変化が生じる場合があり、その場合に視聴者に大きな違和感を与えてしまうことがある。このため、このような違和感を視聴者に与えないように、編集者がカット点の前後の素材を慎重に選定したり、素材を作成するときの撮影方法を工夫したりと、編集者や撮影者等による経験に基づく作業が必要であり、コストが多く必要となる。また、三次元動画を経験の少ない者が撮影したり編集したりすることは難しいため、民生展開することは難しいという問題がある。
このような問題を解決するために、本発明の一態様に係る動画編集装置は、右目用動画と左目用動画とからなる三次元動画の第一時点における第一編集点と、前記三次元動画の前記第一時点とは異なる第二時点における第二編集点とをユーザに選択されることにより、前記第一時点から前記第二時点までの間の前記三次元動画をカットする動画編集装置であって、ユーザに選択された前記第一編集点および前記第二編集点を受け付ける選択部と、前記第一編集点の視差に関する第一視差情報の代表値と、前記第二編集点の視差に関する第二視差情報の代表値とを生成する代表値生成部と、前記第一視差情報の代表値と前記第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する比較値算出部と、前記比較値算出部により算出された前記第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する判定部と、前記第一比較値が前記所定値を超えると前記判定部が判定した場合に、前記第一編集点および前記第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う提示部とを備える。
これによれば、ユーザは、第一編集点および第二編集点の少なくとも一方を変更しながら、奥行きの大きな変化がない編集点を選択することが出来る。このため、ユーザが三次元動画の編集時に、撮影画像を見ながら、カット点において被写体の奥行きの変化が発生しないように、撮影方法を工夫したり、カット点前後の素材を慎重に選定したりする作業をなくすことができ、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担を軽減することができる。
また、例えば、前記代表値生成部はさらに、前記第一比較値が前記所定値を超える場合に、前記第一時点を含む第一所定範囲内であって、前記第一時点以外の時点における編集候補点の視差に関する第三視差情報の代表値を取得し、前記比較値算出部はさらに、前記第二視差情報の代表値と前記第三視差情報の代表値との比較に基づく値を第二比較値として算出し、前記判定部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内であるか否かを判定し、前記提示部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内である場合に、前記編集候補点を第一代替編集点としてユーザに提示してもよい。
また、例えば、前記代表値生成部は、前記編集候補点として複数の時点において複数の第三視差情報の代表値を取得し、前記比較値算出部は、前記複数の第三視差情報の代表値毎に複数の前記第二比較値を算出し、前記判定部は、前記複数の第二比較値が前記所定値以内であるか否かをそれぞれ判定し、前記提示部は、前記所定値以内であると判定された第二比較値に対応する編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示してもよい。
これによれば、ユーザは、新たな編集点を探さなくてもよくなる。このため、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担をさらに軽減できる。
また、例えば、前記提示部は、前記所定値以内であると判定された前記第二比較値が複数ある場合に、当該複数の第二比較値のうちで最小の第二比較値に対応する編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示してもよい。
これによれば、該当編集候補点が複数あっても最も小さい第二比較値に対応する編集候補点を第一代替編集点として自動的に選定することができる。このため、最も奥行の変化が小さい第一代替編集点をカット点として採用することができる。これによりユーザは、視聴者が違和感を起こしにくい三次元動画の編集を容易に行うことができる。
また、例えば、前記提示部は、前記所定値以内であると判定された前記第二比較値が複数ある場合に、当該複数の第二比較値に対応する複数の編集候補点のうちで最も前記第一時点に近い編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示してもよい。
これによれば、該当編集候補点が複数あってもユーザが選択した編集点に最も近い位置の編集候補点を自動的に選定することができる。このため、ユーザの選択した編集点を尊重でき、また、自動的に一つの編集候補点に絞り込むことができる。
また、例えば、前記代表値生成部はさらに、前記第一比較値が前記所定値を超える場合に、前記第一時点を含む第一所定範囲内の代表値であって、前記第一時点以外の時点における第一編集候補点の視差に関する第三視差情報の代表値と、前記第二時点を含む第二所定範囲内の代表値であって、前記第二時点以外の時点における第二編集候補点の視差に関する第四視差情報の代表値とを取得し、前記比較値算出部はさらに、前記第三視差情報の代表値と前記第四視差情報の代表値との比較に基づく値を第二比較値として算出し、前記判定部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内であるか否かを判定し、前記提示部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内である場合に、前記第一編集候補点を第一代替編集点としてユーザに提示し、かつ、前記第二編集候補点を第二代替編集点としてユーザに提示してもよい。
また、例えば、前記代表値生成部は、前記第一編集候補点として複数の時点において複数の第三視差情報の代表値を取得し、かつ、前記第二編集候補点として複数の時点において複数の第四視差情報の代表値を取得し、前記比較値算出部は、前記複数の第三視差情報の代表値のうちの最小値である第一最小値と、前記複数の第三視差情報の代表値のうちの最大値である第一最大値と、前記複数の第四視差情報の代表値のうちの最小値である第二最小値と、前記複数の第四視差情報の代表値のうちの第二最大値とを抽出し、前記第一最小値と前記第二最小値と比較に基づく値である第三比較値と、前記第一最小値と前記第二最大値との比較に基づく値である第四比較値と、前記第一最大値と前記第二最小値との比較に基づく値である第五比較値と、前記第一最大値と前記第二最大値との比較に基づく値である第六比較値とを算出し、前記判定部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値が前記所定値以内であるか否かをそれぞれ判定し、前記提示部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちのいずれかが前記所定値以内である場合に、前記所定値以内である前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちのいずれかに対応する前記第一編集候補点および前記第二編集候補点に基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点として、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示してもよい。
これによれば、ユーザは、新たな編集点を探さなくてもよくなる。また、第一代替編集点と第二代替編集点との2つの代替編集点を探索するため、より自由度の高い編集点をカット点として選定することが出来る。このため、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担をさらに軽減できる。
また、例えば、前記提示部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちの複数が前記所定値以内である場合に、前記所定値以内である比較値のうちで最も小さい比較値に対応する前記第一編集候補点および前記第二編集候補点に基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点として、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示してもよい。
これによれば、該当編集候補点が複数あっても最も小さい比較値に対応する編集候補点の組を第一代替編集点および第二代替編集点として自動的に選定することができる。このため、最も奥行の変化が小さい第一代替編集点および第二代替編集点をカット点として採用することができる。これによりユーザは、視聴者が違和感を起こしにくい三次元動画の編集を容易に行うことができる。
また、例えば、前記提示部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちの複数が前記所定値以内である場合に、前記所定値以内である比較値に対応する複数の第一編集候補点および第二編集候補点の組み合わせのうちで最も前記第一時点および前記第二時点に近い第一編集候補点および第二編集候補点の組み合わせに基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点として、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示してもよい。
これによれば、該当編集候補点が複数あってもユーザが選択した編集点に最も近い位置の編集候補点を自動的に選定することができる。このため、ユーザの選択した編集点を尊重でき、また、自動的に一つの編集候補点に絞り込むことができる。
また、例えば、前記代表値生成部は、前記第一編集候補点として複数の時点において複数の第三視差情報の代表値を取得し、かつ、前記第二編集候補点として複数の時点において複数の第四視差情報の代表値を取得し、前記比較値算出部は、複数の第三視差情報の代表値と複数の第四視差情報の代表値とを一つずつ選択することによりできる全ての一対の組み合わせの比較に基づく値を前記第二比較値として前記一対の組み合わせ毎に複数算出し、前記判定部は、前記複数の第二比較値が前記所定値以内であるか否かをそれぞれ判定し、前記提示部は、前記所定値以内であると判定された第二比較値に対応する第一編集候補点および第二編集候補点の組み合わせに基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示し、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示してもよい。
これによれば、ユーザは、新たな編集点を探さなくてもよくなる。また、第一代替編集点と第二代替編集点との2つの代替編集点を全ての第一編集候補点および第二編集候補点の組に対して探索するため、より自由度の高い編集点をカット点として選定することが出来る。このため、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担をさらに軽減できる。
また、例えば、さらに、前記判定部が全ての第二比較値が前記所定値を超えると判定した場合に、前記第一比較値が前記所定値以内となるように、前記第一視差情報および前記第二視差情報の少なくとも一方を変更する視差変更部を備えてもよい。
これによれば、該当する候補点が無い場合に、第一編集点における第一視差情報の第一代表値と第二編集点における第二視差情報の第二代表値との差が所定値以内となるように第一視差情報を圧縮する。このため、第一編集点の近傍に代わりになる編集候補点がない場合であっても、視差情報を圧縮することによりユーザが選択した編集点において奥行きの差が大きくならないように編集することができる。これにより、ユーザは第一編集点と第二編集点との2つの編集点を選択するのみで、カット点による奥行きの変化があまり生じないように動画のカット編集を行うことができる。
また、例えば、前記代表値は、三次元動画に含まれるフレームを構成する画素またはブロック毎に算出される複数の視差の最大値、平均値、または分散であってもよい。
これによれば、代表値として、画素またはブロック毎に算出される複数の視差の最大値、平均値、または分散を採用している。このように、統計値として的確な値を利用することができ、視差情報の処理を適切に行うことができる。
また、例えば、前記所定値は、式またはテーブルにより前記三次元動画を表示する表示部の大きさと関連付けられており、ユーザにより予め指定された前記表示部の大きさに基づいて変化してもよい。
これによれば、所定値と三次元動画を表示する表示部の大きさとが式またはテーブルにより関連付けられており、ユーザが所有している表示部の大きさに応じて適切な動画編集処理が行われるように設定することができる。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、方法、プログラムもしくは記録媒体、または集積回路で実現されてもよく、方法、プログラムもしくは記録媒体、または集積回路の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、本発明の一態様に係る動画編集装置について、図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される構成要素、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(第一実施形態)
<ハードウェア構成>
動画編集装置100は、右目用動画と左目用動画とからなる三次元動画の第一時点における第一編集点と、三次元動画の第一時点とは異なる第二時点における第二編集点とをユーザに選択されることにより、第一時点から第二時点までの間の三次元動画をカットする装置である。なお、三次元動画の第一時点における第一編集点とは、三次元動画の第一時点におけるフレームを示し、第二編集点とは三次元動画の第二時点におけるフレームを示す。
図1は、本発明の第一実施形態の動画編集装置を含む端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
端末装置1は、図1に示されるように、主に、CPU(Central Processing Unit)10、ハードディスク11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入力装置14、ディスプレイ15およびLANI/F(Local Area Network Interface)16から構成される。
CPU10は、ハードディスク11またはROM12に格納されたアプリケーションプログラムを実行することにより、端末装置1の全体を制御する。
ハードディスク11は、動画処理プログラム等のプログラム、3D対応のデジタルカメラまたはビデオカメラから得られた三次元動画データ等が格納されている。なお、「動画処理プログラム」とは、三次元動画データに対して後述する画像処理を行うアプリケーションプログラムである。
ROM12は、BIOS(Basic Input/Output System)などのファームウェア、端末装置1の起動にかかる起動プログラム、設定情報などが記憶されている。
RAM13は、CPU10がハードディスク11に格納されているプログラムを実行する際に用いられる三次元動画データ、後述する視差マップなどのデータを一時的に保持する読み書き可能なメモリである。
入力装置14は、ユーザからの操作を受け付ける装置であって、キーボードあるいは、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイス等である。
ディスプレイ15は、RAM13から送信されてきたデータを文字や画像として表示するためのCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等である。
LANI/F16は、端末装置1とLAN6とを接続する通信アダプタである。LANI/F16は、CPU10の制御下で、例えば端末装置のハードディスク11に保持された三次元動画データ等のデータを他の端末装置などに送信する。LANI/F16はまた、他の端末装置から端末装置1に送信されてきたデータ等を受信する。
USBI/F17は、端末装置1とデジタルカメラ、ビデオカメラ等とを接続する通信アダプタである。USBI/F17を介することにより、例えばデジタルカメラにより取得された三次元動画データを端末装置1が受信しハードディスク11に記憶させる。
<機能構成>
図2は、本実施の形態における動画編集装置100の動画編集処理に係る機能構成を示すブロック図である。つまり、図2は、図1に示されるハードウェア構成によって発揮される端末装置1の機能のうち、主に本実施の形態の動画編集装置100の動画編集処理に関わる機能の構成を示すブロック図である。
動画編集装置100は、機能的には、選択部31と、代表値生成部32と、比較値算出部33と、判定部34と、提示部35と、視差変更部36と、表示部37と、入力部38とを備える。
選択部31は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。選択部31は、ユーザに選択された第一編集点および第二編集点を受け付ける。
代表値生成部32は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。代表値生成部32は、第一編集点における第一フレームの視差に関する第一視差情報の代表値と、第二編集点における第二フレームの視差に関する第二視差情報の代表値とを取得する。なお、ここに言う「代表値」とは、各フレームの画素毎における視差の最大値である。代表値生成部32はさらに、第一比較値が所定値を超える場合に(後述参照)、第一時点を含む第一所定範囲R1内であって、第一時点以外の複数の時点における複数の編集候補点における第三フレームの視差に関する第三視差情報の代表値を取得する。
比較値算出部33は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。比較値算出部33は、第一視差情報の代表値と第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する。つまり、比較値算出部33は、第一フレームの全画素における視差の最大値D1(第一視差情報の代表値)と、第二フレームの前画素における視差の最大値D2(第二視差情報の代表値)との差である第一奥行差ΔD1を第一比較値として算出する。比較値算出部33はさらに、第二視差情報の代表値と各第三視差情報の代表値との比較に基づく値を第二比較値として複数算出する。つまり、比較値算出部33は、第二フレームの全画素における視差の最大値D2(第二視差情報の代表値)と複数の第三フレームの全画素における視差の最大値(第三視差情報の代表値)との差である第二奥行差ΔD2を第二比較値として複数算出する。
判定部34は、図1におけるCUP10、プログラム等によって実現される処理部である。判定部34は、比較値算出部33により算出された第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する。判定部34はまた、比較値算出部33により算出された複数の第二比較値が、所定値以内であるか否かをそれぞれ判定する。
提示部35は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。提示部35は、第一比較値が所定値を超えると判定部が判定した場合に、第一編集点および第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う。提示部はさらに、所定値以内であると判定された第二比較値に対応する編集候補点を第一代替編集点としてユーザに提示する。提示部はまた、所定値以内であると判定された第二比較値が複数ある場合に、当該複数の第二比較値のうちで最小の第二比較値に対応する編集候補点を第一代替編集点としてユーザに提示する。
視差変更部36は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。視差変更部36は、判定部34が全ての第二比較値が所定値を超えると判定した場合に、第一比較値が所定値以内となるように、第一視差情報および第二視差情報の少なくとも一方を変更する。
表示部37は、図1におけるディスプレイ15によって実現される。表示部37は、動画編集ソフトなどのアプリケーションプログラムのGUI(Graphic User Interface)などの表示や、提示部35による提示を表示させる。
入力部38は、図1における入力装置14によって実現される。入力部38は、ユーザに操作されることにより、選択部31に対して入力信号を送信して、第一編集点および第二編集点を選択させることができる。
<ユーザーインターフェース>
動画編集装置100は、動画編集ソフトが起動されることにより図2に示した各機能ブロック図の機能が実現される。このため、表示部37には、上述したように、動画編集ソフトのGUIが表示されることになる。図3A〜3Dは、動画編集ソフトのGUIの一例を示す図である。図3Aに示すように、動画編集ソフトを起動すると動画編集処理におけるユーザの操作画面が表示される。この操作画面は、プレビュー画面領域A1、ライブラリー選択部A2、操作部A3および編集トラック表示部A4から構成される。
プレビュー画面領域A1では、ライブラリー選択部A2により選択された動画データを表示する。
ライブラリー選択部A2では、端末装置1のハードディスク11に格納されている複数の三次元動画データのうちの一つのフレームがサムネイル表示される。なお、ライブラリー選択部A2において表示されるサムネイルは、三次元動画データのうちの1シーンを切り取った静止画であってもよいし、三次元動画データのうちの所定の時間範囲における動画であってもよい。ユーザは、入力部38を操作することにより、ライブラリー選択部A2のサムネイル表示される動画データのうちの一つを選択することができる。
操作部A3では、ライブラリー選択部A2により選択された三次元動画データを再生、停止、スキップ(頭出し)、サーチ(早送りおよび早戻し)、スロー再生などができるボタンが表示されている。ユーザは、入力部38を操作してボタンを選択することにより、プレビュー画面領域A1においてライブラリー選択部A2により選択されている三次元動画データを再生することができる。
編集トラック表示部A4では、ライブラリー選択部A2において選択されている三次元動画データのタイムラインを表示する。編集トラック表示部A4ではまた、ユーザが入力部38を操作することにより入力された入力信号に基づいて、三次元動画データのタイムラインの第一時点における第一編集点M1と当該タイムラインの第二時点における第二編集点M2とを選択部31が選択する。つまり、ユーザは、第一編集点M1と第二編集点M2とを選択することにより、三次元動画データの第一編集点M1から第二編集点M2までの間のカット編集を行うことができる。
また、図3Bに示すように、後述する動画編集処理によって提示部35が図3Aの画面上にポップアップ表示による提示が行われる。なお、この動画編集処理による提示部35が行う提示の内容についての詳細は後述する。
<フローチャート>
次に、以上のように構成された第一実施形態における動画編集装置100の動画編集処理の処理手順について説明する。
図4は、本実施の形態における動画編集装置100による三次元動画データの動画編集処理における処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、ユーザが入力部38を操作することにより、三次元動画データのうちで不要なシーンの初めを第一編集点M1として入力し、当該不要なシーンの終わりを第二編集点M2として入力する。このユーザの入力部38を操作することに行われた入力信号に基づいて、選択部31は、第一編集点M1および第二編集点M2を選択する(S11)。
次に、第一編集点M1および第二編集点M2が適正な編集点であるか否かの判定処理を行う(S12)。なお、適正編集点の判定処理についての詳細は後述する。
適正編集点の判定処理の結果に基づいて、判定部34は、第一編集点M1および第二編集点M2が適正であるか否かを判定する(S13)。
第一編集点M1および第二編集点M2が適正ではないと判定部34により判定されると、代表値生成部32および比較値算出部33は、代替編集点の探索処理を行う(S14)。なお、代替編集点の探索処理についての詳細は後述する。
代替編集点の探索処理の結果に基づいて、判定部34は、第一代替編集点M11を採用するか否かを判定する(S15)。
代替編集点を採用しないと判定部34により判定された場合、視差変更部36は、視差変更処理を行う(S16)。なお、視差変更処理についての詳細は後述する。
提示部35は、判定部34が第一編集点M1および第二編集点M2が適正であると判定した場合(S13:Yes)、判定部34が代替編集点を採用すると判定した場合(S15:Yes)、または視差変更処理(S16)が終了した場合に、それぞれの処理終了後の編集点を採用する(S17)。つまり、判定部34が第一編集点M1および第二編集点M2が適正であると判定した場合には、提示部35は第一編集点M1および第二編集点M2を編集点として採用する。判定部34が代替編集点を採用すると判定した場合には、提示部35は代替編集点を編集点として採用する。視差変更部36が第一編集点M1と第二編集点M2との視差変更処理を行った場合には、提示部35は視差変更処理後の第一編集点M1と第二編集点M2とを編集点として採用する。そして、提示部35は、採用した編集点をユーザに提示する。なお、提示部35は、ステップS13においてYesと判定された場合には図3Bのようにポップアップ表示を行い、ステップS15においてYesと判定された場合には図3Cのようにポップアップ表示を行い、ステップS16を経た場合には図3Dのようにポップアップ表示を行う。なお、図3Cのポップアップ表示においてOKボタンを押下すると第一編集点M1の代わりに第一代替編集点M11がカット点として決定される。
<適正編集点の判定処理>
図5は、本実施の形態における適正編集点の判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように適正編集点の判定処理では、まず、代表値生成部32が、三次元動画のストリーム中の左目用動画および右目用動画の同一フレームにおける視差のズレを検知することにより、視差マップを生成する(S21)。図6Aは、動画処理装置に入力される三次元動画のフレームの一例を示す図である。図6Bは、図6Aの入力された三次元動画のフレームに対して生成された視差マップのイメージ図である。視差マップは、図6Bのように、色が濃い(黒い)程奥行きが手前側であることを示しており、色が薄い(白い)程奥行きが奥側であることを示している。
代表値生成部32は、視差マップを生成した後に、当該フレームを構成する画素毎における視差の最大値を視差情報の代表値として算出する(S22)。例えば、第一時点T1における第一編集点M1と、第二時点T2における第二編集点M2とがユーザにより選択された場合について説明する。ここでは、第一時点T1の第一編集点M1におけるフレームに対して視差情報の取得が行われ、第一編集点M1の視差の最大値(第一代表値)が60pixelであることが取得される。また、第二時点T2の第二編集点M2におけるフレームに対して視差情報の取得が行われ、第二編集点M2の視差の最大値(第二代表値)が10pixelであることが取得される。
判定部34は、予め設定されている画面サイズ情報に基づいて判定閾値を所定値として算出する(S23)。例えば、画面サイズ情報に50インチと設定されている場合には判定閾値は40pixelとなり、画面サイズ情報に25インチと設定されている場合には判定閾値は20pixelとなる。本実施形態では、画面サイズ情報が50インチである場合を一例として説明する。なお、本実施形態においては、画面サイズ情報と判定閾値とは比例の関係にあるが、比例に限らずに、所定の式に基づいて画面サイズ情報から判定閾値を算出するようにしてもよいし、所定のテーブルによって画面サイズ情報から判定閾値を算出されるようにしてもよい。なお、「画面サイズ情報」とは、三次元動画を編集する際にユーザが初めに設定する情報であり、編集後の三次元動画を再生することをユーザが想定しているテレビなどのディスプレイのサイズの情報である。つまり、ユーザは、例えば50インチのテレビで編集後の三次元動画を視聴することを想定している場合には、画面サイズ情報として50インチに設定する。また、画面サイズ情報では、デフォルト設定として本実施形態では42インチに設定されているものとする。
比較値算出部33は代表値生成部32が生成した2つの編集点における視差の最大値である第一代表値と第二代表値とに基づいて、第一代表値と第二代表値との差(第一奥行差ΔD1)を第一比較値として算出する(S24)。
判定部34は、比較値算出部33により算出された第一奥行差ΔD1がステップS23において算出された判定閾値を超えるか否かを判定し(S25)、適正編集点の判定処理を終了する。これにより、第一奥行差ΔD1が判定閾値以下である場合には第一編集点M1が適正な編集点(適正編集点)であると判定部34により判定され、第一奥行差ΔD1が判定閾値を越えている場合には第一編集点M1が適正ではない編集点(非適編集点)であると判定部34により判定される。具体的には、判定部34は、第一編集点M1の視差の最大値である60pixelと第二編集点M2の視差の最大値である10pixelとの差である第一奥行差ΔD1(ここでは50pixel)を算出する。この場合には、第一奥行差ΔD1は判定閾値である40pixelを超えているため、第一編集点M1は非適編集点であると判定部34により判定されることになる。
<代替編集点の探索処理>
図7は、本実施の形態における代替編集点の探索処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように代替編集点の探索処理では、まず、代表値生成部32が、第一時点の前後3フレームの範囲(第一所定範囲R1)のうちの第一編集点M1を除く6つのフレームを編集候補点とする。そして、代表値生成部32は、左目用動画および右目用動画から視差のズレを6つの編集候補点毎に検知して、視差マップを当該6つのフレーム毎に生成する(S31)。
代表値生成部32は、視差マップを6つのフレーム毎に生成した後に、当該フレームを構成する画素毎における視差の最大値を視差情報の第三代表値として算出する(S32)。
判定部34は、ステップS23と同様に、予め設定されている画面サイズ情報に基づいて判定閾値を所定値として算出する(S33)。なお、本実施形態では、判定部34による判定閾値の算出が代替編集点の探索処理においても行われているが、必ずしも代替編集点の探索処理において判定閾値の算出を行う必要はなく、既に適正編集点の判定処理において算出された判定閾値をRAMに記憶させておいてそれを利用してもよい。
比較値算出部33は、代表値生成部32が生成した6つの第三代表値と第二代表値とに基づいて、第三代表値と第二代表値との差(第二奥行差ΔD2)を第二比較値として6つの第三代表値毎に複数(本実施形態では6つ)算出する(S34)。
判定部34は、比較値算出部33により算出された6つの第三代表値がステップS33において算出された判定閾値を超えるか否かを判定し(S35)、代替編集点の探索処理を終了する。これにより、判定閾値以下の第二奥行差ΔD2に対応する編集候補点は適正な編集点(適正編集点)であると判定部34により判定される。また、判定閾値を超える第二奥行差ΔD2に対応する編集候補点は適正ではない編集点(非適編集点)であると判定部34により判定される。なお、適正編集点は、一つである場合にはその適正編集点が提示部35により第一代替編集点として採用され、複数ある場合には適正編集点のうちで最小の第二奥行差ΔD2に対応する適正編集点が提示部35により第一代替編集点として採用される。
<視差変更処理>
図8は、本実施の形態における視差変更処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように視差変更処理では、まず、代表値生成部32が、三次元動画のストリーム中の左目用動画および右目用動画の同一フレームにおける視差のズレを検知することにより、視差マップを生成する(S41)。なお、この視差マップは、ここで代表値生成部32が生成しなくともよく、ステップS21において生成した視差マップを記憶しておいて、記憶しておいた視差マップを利用してもよい。
視差変更部36は、第一代表値が第二代表値よりも大きい場合には、第二代表値に所定値を加えた基準値を第一代表値により除算することにより第一時点の視差変更比率である第一視差変更比率を算出する。なお、「視差変更比率」とは、視差変更部36が第一シーンの第一時点から第三時点までの間における視差を、第一シーンの第一時点における第一代表値が基準値に徐々に減少させるために乗算する補正係数である。第三時点は、第一時点より視差変更範囲R2以前の時点である。本実施形態では、視差変更比率は、第三時点における視差の最大値に対しての変化量が0となるように1.0であり、第一時点において第一視差変更比率となり、時間に対して比例する。つまり、ここでは、視差変更部36は、第一視差変更比率が最小で、かつ、第三時点の視差変更比率が1(つまり変更なし)となる、視差変更比率直線を導出する(S42)。なお、上記は第一代表値が第二代表値よりも大きい場合について述べたが、逆に第一代表値が第二代表値よりも小さい場合には、第二代表値に所定値を減じた基準値を第一代表値により除算することにより第一時点の視差変更比率である第一視差変更比率を算出することになる。
視差変更部36は、第一時点から第三時点までのフレームにおける画素毎の視差に対して、そのフレームに対応する視差変更比率を視差変更比率直線から求めて、それぞれのフレームに求めた視差変更比率を乗算することにより修正視差マップを生成する(S43)。
視差変更部36は、修正視差マップに基づいて視差画像をレンダリングして、修正視差画像として再合成し(S44)、視差変更処理を終了する。
<具体例>
上記の動画編集処理について図9〜15を用いてより具体的に説明する。
図9は、三次元動画における視差の最大値と時間との関係の一例を示す図である。
つまり、図9は、ある三次元動画の視差(奥行)の最大値と時間との関係を示した図である。ここで、図9のような位置において第一編集点M1と第二編集点M2とをユーザが選択したとする(S11)。
そして、第一編集点M1と第二編集点M2とに基づいて適正編集点の判定処理が行われる(S12)。適正編集点の判定処理では、第一代表値D1と第二代表値D2との比較が行われて、第一代表値D1と第二代表値D2との第一奥行差ΔD1が所定値ΔDp以下であるか否かが判定される。図10に示すように、この場合には、第一奥行差ΔD1が所定差ΔDp(判定閾値)を超えるため、代替編集点の探索処理に移行する(S13)。
代替編集点の探索処理では、図11に示すように、第一時点T1の前後3フレームの第三代表値が算出される。より具体的には、図12に示すように、第一時点T1の前後3フレームである時刻t1〜t6における6つの第三代表値d1〜d6が代表値生成部32により生成される。なお、図12は、図11の第一所定範囲の部分を拡大したイメージ図である。図12に示すように、第一時点T1を中心としてその前後3フレームのそれぞれの間隔は、時刻間隔Δtとなっている。つまり、第一所定範囲R1は、Δt×6に等しい。そして、6つのフレーム毎に第三代表値と第二代表値との差が所定値ΔDp以下であるか否かが判定され、図11、12の場合には時刻t5に対応する第三代表値d5が判定閾値以下となり編集候補点として適正な編集点であると判定される。これにより第三代表値d5を示す時刻t5が第一代替編集点として提示部35によりユーザに提示される。なお、ここで採用された時刻t5と第二時点T2とに基づいてカットが行われれば、図13に示すようなグラフとなり、もちろんカット点における第二奥行差ΔD2は所定値ΔDp以下となる様に接続されることになる。
また、図14は、代替編集点が採用されずに、視差変更部36におる視差変更処理が行われる場合の視差(奥行)の最大値と時間との関係を示すイメージ図である。この場合には、図15に示すように、第一編集点M1および第二編集点M2を編集点として採用する。第一代表値D1と第二代表値D2とは、所定値ΔDpを超えるため、視差変更処理が行われて、図16のように第一編集点M1以前の視差(奥行)の最大値が変更される。これにより、視差(奥行)の最大値が変更された後のカット点における視差の変化量を所定値ΔDpとすることができ、この三次元動画の視聴者に与える違和感を軽減できる。
以上のように第一実施形態の動画編集装置100によれば、ユーザは、新たな編集点を探さなくてもよくなる。このため、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担をさらに軽減できる。
また、第一実施形態の動画編集装置100によれば、編集候補点が複数あっても最も小さい第二奥行差ΔD2に対応する編集候補点を第一代替編集点M11として自動的に選定することができる。このため、最も奥行の変化が小さい第一代替編集点M11をカット点として採用することができる。これによりユーザは、視聴者が違和感を起こしにくい三次元動画の編集を容易に行うことができる。
また、第一実施形態の動画編集装置100によれば、該当する候補点が無い場合に、第一編集点における第一視差情報の第一代表値と第二編集点における第二視差情報の第二代表値との差が所定値以内となるように第一視差情報を圧縮する。このため、第一編集点の近傍に代わりになる編集候補点がない場合であっても、視差情報を圧縮することによりユーザが選択した編集点において奥行きの差が大きくならないように編集することができる。これにより、ユーザは第一編集点と第二編集点との2つの編集点を選択するのみで、カット点による奥行きの変化があまり生じないように動画のカット編集を行うことができる。
また、第一実施形態の動画編集装置100によれば、所定値と三次元動画を表示する表示部の大きさとが式またはテーブルにより関連付けられており、ユーザが所有している表示部の大きさに応じて適切な動画編集処理が行われるように設定することができる。
(第二実施形態)
第二実施形態の動画編集装置200は、第一実施形態の動画編集装置100とはハードウェア構成が同一であるが、機能構成における機能が異なる。このため、第二実施形態の動画編集装置200の機能構成について説明する。なお、機能ブロック図は第一実施形態の動画編集装置100と同一であるので、図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態における動画編集装置200の動画編集処理に係る機能構成を示すブロック図である。つまり、図1に示されるハードウェア構成によって発揮される端末装置1の機能のうち、主に本実施の形態の動画編集装置200の動画編集処理に関わる機能の構成を示すブロック図である。
なお、動画編集装置200は、機能的には、代表値生成部32と、比較値算出部33と判定部34と、提示部35とが第一実施形態の動画編集装置100と異なるため、これらのみを説明する。
代表値生成部32は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。代表値生成部32は、第一編集点における第一フレームの視差に関する第一視差情報の代表値と、第二編集点における第二フレームの視差に関する第二視差情報の代表値とを取得する。代表値生成部32はさらに、第一比較値が所定値を超える場合に、第一時点を含む第一所定範囲R1内の代表値であって、第一時点以外の複数の時点における第一編集候補点の視差に関する複数の第三視差情報の代表値と、第二時点を含む第二所定範囲R1内の代表値であって、第二時点以外の複数の時点における第二編集候補点の視差に関する複数の第四視差情報の代表値とを取得する。なお、第一所定範囲R1の大きさと第二所定範囲R1の大きさとは、ここでは等しいが、異なってもよい。
比較値算出部33は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。比較値算出部33は、第一視差情報の代表値と第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する。つまり、比較値算出部33は、第一フレームの全画素における視差の最大値D1(第一視差情報の代表値)と、第二フレームの前画素における視差の最大値D2(第二視差情報の代表値)との差である第一奥行差ΔD1を第一比較値として算出する。比較値算出部はさらに、第三視差情報の代表値と第四視差情報の代表値との比較に基づく値を第二比較値ΔD2として算出する。比較値算出部33は、複数の第三視差情報の代表値のうちの最小値である第一最小値D1minと、複数の第三視差情報の代表値のうちの最大値である第一最大値D1MAXと、複数の第四視差情報の代表値のうちの最小値である第二最小値D2minと、複数の第四視差情報の代表値のうちの最大値である第二最大値D2MAXとを抽出する。そして、比較値算出部33は、第一最小値D1minと第二最小値D2minと比較に基づく値である第三比較値ΔD3と、第一最小値D1minと第二最大値D2MAXとの比較に基づく値である第四比較値ΔD4と、第一最大値D1MAXと第二最小値D2minとの比較に基づく値である第五比較値ΔD5と、第一最大値D1MAXと第二最大値D2MAXとの比較に基づく値である第六比較値ΔD6とを算出する。なお、第二比較値ΔD2は、第三比較値ΔD3、第四比較値ΔD4、第五比較値ΔD5および第六比較値ΔD6を含む。
判定部34は、図1におけるCUP10、プログラム等によって実現される処理部である。判定部34は、比較値算出部33により算出された第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する。判定部34はさらに、第二比較値ΔD2が所定値ΔDp以内であるか否かを判定する。判定部34はまた、比較値算出部33により算出された第三比較値ΔD3、第四比較値ΔD4、第五比較値ΔD5および第六比較値ΔD6が所定値ΔDp以内であるか否かをそれぞれ判定する。
提示部35は、図1におけるCPU10、プログラム等によって実現される処理部である。提示部35は、第一比較値が所定値を超えると判定部により判定された場合に、第一編集点および第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う。提示部35はさらに、第二比較値ΔD2が所定値ΔDp以内である場合に、第一編集候補点を第一代替編集点としてユーザに提示し、かつ、第二編集候補点を第二代替編集点としてユーザに提示する。提示部35はまた、第三比較値ΔD3、第四比較値ΔD4、第五比較値ΔD5および第六比較値ΔD6のうちのいずれかが所定値ΔDp以内である場合に、所定値ΔDp以内である第三比較値ΔD3、第四比較値ΔD4、第五比較値ΔD5および第六比較値ΔD6のうちのいずれかに対応する第一編集候補点および第二編集候補点に基づいて、当該第一編集候補点を第一代替編集点として、当該第二編集候補点を第二代替編集点としてユーザに提示する。提示部35はさらに、第三比較値ΔD3、第四比較値ΔD4、第五比較値ΔD5および第六比較値ΔD6のうちの複数が所定値ΔDp以内である場合に、所定値ΔDp以内である比較値のうちで最も小さい比較値に対応する第一編集候補点および第二編集候補点に基づいて、当該第一編集候補点を第一代替編集点として、当該第二編集候補点を第二代替編集点としてユーザに提示する。
次に、以上のように構成された第二実施形態における動画編集装置200の動画編集処理の処理手順について説明する。第二実施形態における動画編集装置200は、第一実施形態における動画編集装置100とは、代替編集点の探索処理が異なる。具体的には、第一実施形態における動画編集装置100では、代替編集点の探索処理において第一編集点に対応する第一代替編集点を探索しているが、第二実施形態における動画編集装置200では、第一編集点に対応する第一代替編集点に加えて第二編集点に対応する第二代替編集点を探索する。つまり、第一実施形態の動画編集装置100では、第二編集点を固定して第一編集点に対応する第一代替編集点を探索していたが、片方の編集点に限らずに、第二実施形態の動画編集装置200では第一編集点および第二編集点の両方に対して代替編集点を探索する。このため、ここでは代替編集点の探索処理のみについて述べる。
図17は、第二実施形態における代替編集点の探索処理の処理手順を示すフローチャートである。図17に示すように代替編集点の探索処理では、まず、代表値生成部32が、第一時点T1の前後の3フレームの範囲(第一所定範囲R1)のうちの第一編集点M1を除く6つのフレームを第一編集候補点とする。また、代表値生成部32は、第二時点T2の第一所定範囲R1のうちの第二編集点M2を除く6つのフレームを第二編集候補点とする。そして、代表値生成部32は、6つの第一編集候補点毎に、左目用動画および右目用動画から視差ズレを検知して、視差マップを当該6つの第一編集候補点に対応するフレーム毎に生成する。同様にして、代表値生成部32は、左目用動画および右目用動画から視差ズレを6つの第二編集候補点毎に検知して、視差マップを当該6つの第二編集候補点に対応するフレーム毎に生成する(S51)。
代表値生成部32は、6つの第一編集候補点に対応するフレーム毎に、かつ、6つの第二編集候補点に対応するフレーム毎に視差マップを生成した後に、6つの第一編集候補点に対応するフレームを構成する画素毎における視差の最大値を視差情報の第三代表値として6つの第一編集候補点に対応するフレーム毎に算出し、かつ、6つの第二編集候補点に対応するフレームを構成する画素毎における視差の最大値を視差情報の第四代表値として6つの第二編集候補点に対応するフレーム毎に算出する(S52)。
比較値算出部33は、6つの第三代表値のうちで最小値である第一最小値D1minと、6つの第三代表値のうちで最大値である第一最大値D1MAXと、6つの第四代表値のうちで最小値である第二最小値D2minと、6つの第四代表値のうちで最大値である第二最大値D2MAXとを抽出する(S53)。
判定部34は、ステップS23と同様に、予め設定されている画面サイズ情報に基づいて判定閾値を所定値として算出する(S54)。
比較値算出部33は、第一最小値D1minと第二最小値D2minとの差である第三比較値としての第三奥行差ΔD3と、第一最小値D1minと第二最大値D2MAXとの差である第四比較値としての第四奥行差ΔD4と、第一最大値D1MAXと第二最小値D2minとの差である第五比較値としての第五奥行差ΔD5と、第一最大値D1MAXと第二最大値D2MAXとの差である第六比較値としての第六奥行差ΔD6とを算出する。さらに、判定部34は、比較値算出部33により算出された第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4、第五奥行差ΔD5および第六奥行差ΔD6が判定閾値(所定値ΔDp)以内であるか否かをそれぞれ判定し(S55)、代替編集点の探索処理を終了する。これにより、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4、第五奥行差ΔD5および第六奥行差ΔD6のうちの判定閾値以下の奥行差に対応する第一編集候補点および第二編集候補点は適正な編集点(適正編集点)であると判定部34により判定される。また、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4、第五奥行差ΔD5および第六奥行差ΔD6のうちの判定閾値を超える奥行差に対応する編集候補点は適正ではない編集点(非適編集点)であると判定部34により判定される。なお、適正編集点は、一つである場合にはその適正編集点が提示部35により第一代替編集点および第二代替編集点として採用され、複数ある場合には適正編集点のうちで最小の奥行差に対応する適正編集点が提示部35により第一代替編集点および第二代替編集点として採用される。
<具体例>
上記の動画編集処理について図18、19A〜19Dを用いてより具体的に説明する。
なお、ここでは、第一実施形態と異なる代替編集点の探索処理について説明するため、ステップS13において判定部34が第一編集点M1および第二編集点M2が適正ではないと判定された場合を例に説明する。
そして、代替編集点の探索処理では、図18に示すように、第一時点T1の前後の3フレームの第三代表値に基づいて第一最小値D1minと第一最大値D1MAXとが比較値算出部33により算出され、第二時点T2の前後の3フレームの第四代表値に基づいて第二最小値D2minと第二最大値D2MAXとが比較値算出部33により算出される。そして、第三奥行差ΔD3と所定値ΔDpとが図19Aに示すように比較され、第四奥行差ΔD4と所定値ΔDpとが図19Bに示すように比較され、第五奥行差ΔD5と所定値ΔDpとが図19Cに示すように比較され、第六奥行差ΔD6と所定値ΔDpとが図19Dに示すように比較される。なお、図19A〜19Dは、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4、第五奥行差ΔD5および第六奥行差ΔD6に対応する第一編集候補点および第二編集候補点においてカットされた場合の、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4、第五奥行差ΔD5および第六奥行差ΔD6と所定値ΔDpと比較を示すイメージ図である。なお、図19A〜19Dの場合に、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4および第六奥行差ΔD6が所定値ΔDp以下である。したがって、この場合には、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4および第六奥行差ΔD6に対応する第一編集候補点および第二編集候補点が、適正な編集点(適正編集点)であると判定部34により判定される。そして、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4および第六奥行差ΔD6のうちで最小の第六奥行差ΔD6に対応する第一編集候補点および第二編集候補点が提示部35によりそれぞれ第一代替編集点および第二代替編集点として採用される。
以上のように第二実施形態の動画編集装置200によれば、ユーザは、新たな編集点を探さなくてもよくなる。また、第一代替編集点と第二代替編集点との2つの代替編集点を探索するため、より自由度の高い編集点をカット点として選定することが出来る。このため、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担をさらに軽減できる。
また、第二実施形態の動画編集装置200によれば、該当編集候補点が複数あっても最も小さい比較値に対応する編集候補点の組を第一代替編集点および第二代替編集点として自動的に選定することができる。このため、最も奥行の変化が小さい第一代替編集点および第二代替編集点をカット点として採用することができる。これによりユーザは、視聴者が違和感を起こしにくい三次元動画の編集を容易に行うことができる。
以上、本発明に係る動画編集装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
上記実施形態では、提示部35は、判定部34により各奥行差が所定値ΔDp以下であると判定された結果に基づく代替編集点を提示する、または、視差変更部36により視差変更処理が行われた後の編集点を提示しているが、これに限らずに、図20に示すように、ステップS13における判定がNoである場合に、ユーザに第一編集点または第二編集点の変更を促すメッセージをポップアップにより表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、第一編集点M1および第二編集点M2の少なくとも一方を変更しながら、奥行きの大きな変化がない編集点を選択することが出来る。このため、ユーザが三次元動画の編集時に、撮影画像を見ながら、カット点において被写体の奥行きの変化が発生しないように、撮影方法を工夫したり、カット点前後の素材を慎重に選定したりする作業をなくすことができ、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担を軽減することができる。
上記第一実施形態の動画編集装置100では、第二編集点を固定して第一編集点に対応する第一代替編集点を探索しているが、反対に第一編集点を固定して第二編集点に対応する第二代替編集点を探索してもよい。
上記実施形態では、フレームを構成する画素毎における視差の最大値を視差情報の代表値としているが、視差の最大値に限らずに、当該画素毎における視差の平均値であってもよいし、フレームを構成する全画素における分散であってもよく、ユーザが視差の最大値、視差の平均値および視差の分散から設定できるようにしてもよい。なお、視差の平均値を代表値として算出する場合には、比較値は、視差の平均値の場合と同様に例えば第一代表値と第二代表値との差となる。つまり、第一編集点または第一代替編集点と、第二編集点または第二代替編集点との差となる。また、視差の分散を代表値として算出する場合には、比較値は、例えば第一代表値と第二代表値との比となる。つまり、第一編集点または第一代替編集点と、第二編集点または第二代替編集点との比となる。なお、第一編集点または第一代替編集点と、第二編集点または第二代替編集点との差が正の値となるように2つの値のうちで大きい値から小さい値を差し引いた値が差として算出されてもよい。また、第一編集点または第一代替編集点と、第二編集点または第二代替編集点との比が1より大きい値となるように2つの値のうちで大きい値から小さい値を除した値が比として算出されてもよい。また、視差情報の代表値の算出には、フレームを構成する画素毎に限らずに、複数の画素で構成されるブロック毎について行ってもよい。
これによれば、代表値として、画素またはブロック毎に算出される複数の視差の最大値、平均値、または分散を採用している。このように、統計値として的確な値を利用することができ、視差情報の処理を適切に行うことができる。
上記実施形態では、第一奥行差ΔD1が所定値ΔDp以下になるように、第一時点T1以前の視差情報を変更しているが、第一時点T1以前の視差情報を変更することに限らずに、第二時点T2以降の視差情報を変更してもよいし、第一時点T1以前の視差情報と第二時点T2以降の視差情報との両方を変更してもよい。
上記第一実施形態では編集候補点の数を第一時点の前後3フレームずつとしているが、第一時点の前後3フレームずつに限らずに例えば前後2フレームずつや前後5フレームずつなどであってもよいし、フレーム毎に限らずに前後1秒の範囲における5フレーム間隔のフレームであってもよい。また、第一所定範囲R1は、第一時点の前後に限らずに、第一時点の前側の範囲(例えば第一時点の前の6フレーム)であってもよいし、第一時点の後側の範囲(例えば第一時点の後の6フレーム)であってもよい。さらに、第一所定範囲R1内であれば、編集候補点の数は、複数のフレームに限らずに1つのフレームであってもよい。また、これは、第二実施形態の第一編集候補点の数および第二編集候補点の数に対しても同様である。
上記第二実施形態では代替編集点の探索処理において、第一最小値D1minと、第一最大値D1MAXと、第二最小値D2minと、第二最大値D2MAXとを抽出した後に、第三奥行差ΔD3、第四奥行差ΔD4、第五奥行差ΔD5および第六奥行差ΔD6を算出することにより、これらの4つの奥行き差が所定値ΔDp以下となるかを判定している。しかし、この4つの奥行き差を算出することに限定されずに、6つの第三代表値と6つの第四代表値とを一つずつ選択することによりできる全ての一対の組み合わせに基づく奥行差を複数算出し、当該複数の奥行き差が所定値ΔDp以下となるかをそれぞれ判定してもよい。なお、この場合においても、所定値ΔDp以下となる奥行差が複数ある場合には、そのうちの最小の奥行差に対応する第一編集候補点および第二編集候補点が第一代替編集点および第二代替編集点として採用される。
これによれば、ユーザは、新たな編集点を探さなくてもよくなる。また、第一代替編集点と第二代替編集点との2つの代替編集点を全ての第一編集候補点および第二編集候補点の組に対して探索するため、より自由度の高い編集点をカット点として選定することが出来る。このため、ユーザの三次元動画の編集にかかる負担をさらに軽減できる。
上記実施形態では、代替編集点の探索処理において所定値ΔDp以下である第二奥行差が複数ある場合、または、第三奥行差、第四奥行差、第五奥行差および第六奥行差のうちの複数が所定値ΔDp以下である場合に、所定値ΔDp以下である奥行差のうちで最小の奥行差に対応する第一編集候補点または第一編集候補点および第二編集候補点を第一代替編集点または第一代替編集点および第二代替編集点として採用しているが、最小の奥行き差を採用することに限らない。例えば、所定値ΔDp以下の奥行き差が複数ある場合には、第一時点T1に最も近い第一編集候補点を第一代替編集点として採用する、または、第一時点T1および第二時点T2に最も近い第一編集候補点および第二編集候補点の組を第一代替編集点および第二代替編集点として採用するようにしてもよい。
これによれば、該当編集候補点が複数あってもユーザが選択した編集点に最も近い位置の編集候補点を自動的に選定することができる。このため、ユーザの選択した編集点を尊重でき、また、自動的に一つの編集候補点に絞り込むことができる。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの非一時的な記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読みだして実行することによって実現されてもよい。ここで、上記各実施形態の動画編集装置などを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、コンピュータに、右目用動画と左目用動画とからなる三次元動画の第一時点における第一編集点と、前記三次元動画の第二時点における第二編集点とをユーザに選択されることにより、前記第一時点から前記第二時点までの間の前記三次元動画をカットする動画編集方法であって、ユーザに選択された前記第一編集点および前記第二編集点を受け付ける選択ステップと、前記第一編集点の視差に関する第一視差情報の代表値と、前記第二編集点の視差に関する第二視差情報の代表値とを取得する視差情報取得ステップと、前記第一視差情報の代表値と前記第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する代表値算出ステップと、前記比較値算出部により算出された前記第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する判定ステップと、前記第一比較値が前記所定値を超えると前記判定部が判定した場合に、前記第一編集点および前記第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う提示ステップと、を含む動画編集方法を実行させる。
以上、本発明の一つまたは複数の態様に係る動画編集装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明は、三次元動画の編集において、編集後の三次元動画が視聴者に違和感を与えないように三次元動画の編集をすることができる動画編集装置を内蔵した端末装置等として利用することができる。
1 端末装置
11 ハードディスク
12 ROM
13 RAM
14 入力装置
15 ディスプレイ
16 LANI/F
31 選択部
32 代表値生成部
33 比較値算出部
34 判定部
35 提示部
36 視差変更部
37 表示部
38 入力部
100 動画編集装置
200 動画編集装置
A1 プレビュー画面領域
A2 ライブラリー選択部
A3 操作部
A4 編集トラック表示部
D1MAX 第一最大値
D1min 第一最小値
D2MAX 第二最大値
D2min 第二最小値
ΔD1 第一奥行差
ΔD2 第二奥行差
ΔD3 第三奥行差
ΔD4 第四奥行差
ΔD5 第五奥行差
ΔD6 第六奥行差
ΔDp 所定値
M1 第一編集点
M2 第二編集点
M11 第一代替編集点
R1 第一所定範囲
R2 第二所定範囲
T1 第一時点
T2 第二時点
d1〜d6 第三代表値
t1〜t6 時刻

Claims (16)

  1. 右目用動画と左目用動画とからなる三次元動画の第一時点における第一編集点と、前記三次元動画の前記第一時点とは異なる第二時点における第二編集点とをユーザに選択されることにより、前記第一時点から前記第二時点までの間の前記三次元動画をカットする動画編集装置であって、
    ユーザに選択された前記第一編集点および前記第二編集点を受け付ける選択部と、
    前記第一編集点の視差に関する第一視差情報の代表値と、前記第二編集点の視差に関する第二視差情報の代表値とを生成する代表値生成部と、
    前記第一視差情報の代表値と前記第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する比較値算出部と、
    前記比較値算出部により算出された前記第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する判定部と、
    前記第一比較値が前記所定値を超えると前記判定部が判定した場合に、前記第一編集点および前記第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う提示部と
    を備える動画編集装置。
  2. 前記代表値生成部はさらに、前記第一比較値が前記所定値を超える場合に、前記第一時点を含む第一所定範囲内であって、前記第一時点以外の時点における編集候補点の視差に関する第三視差情報の代表値を取得し、
    前記比較値算出部はさらに、前記第二視差情報の代表値と前記第三視差情報の代表値との比較に基づく値を第二比較値として算出し、
    前記判定部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内であるか否かを判定し、
    前記提示部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内である場合に、前記編集候補点を第一代替編集点としてユーザに提示する
    請求項1に記載の動画編集装置。
  3. 前記代表値生成部は、前記編集候補点として複数の時点において複数の第三視差情報の代表値を取得し、
    前記比較値算出部は、前記複数の第三視差情報の代表値毎に複数の前記第二比較値を算出し、
    前記判定部は、前記複数の第二比較値が前記所定値以内であるか否かをそれぞれ判定し、
    前記提示部は、前記所定値以内であると判定された第二比較値に対応する編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示する
    請求項2に記載の動画編集装置。
  4. 前記提示部は、前記所定値以内であると判定された前記第二比較値が複数ある場合に、当該複数の第二比較値のうちで最小の第二比較値に対応する編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示する
    請求項3に記載の動画編集装置。
  5. 前記提示部は、前記所定値以内であると判定された前記第二比較値が複数ある場合に、当該複数の第二比較値に対応する複数の編集候補点のうちで最も前記第一時点に近い編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示する
    請求項3に記載の動画編集装置。
  6. 前記代表値生成部はさらに、前記第一比較値が前記所定値を超える場合に、前記第一時点を含む第一所定範囲内の代表値であって、前記第一時点以外の時点における第一編集候補点の視差に関する第三視差情報の代表値と、前記第二時点を含む第二所定範囲内の代表値であって、前記第二時点以外の時点における第二編集候補点の視差に関する第四視差情報の代表値とを取得し、
    前記比較値算出部はさらに、前記第三視差情報の代表値と前記第四視差情報の代表値との比較に基づく値を第二比較値として算出し、
    前記判定部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内であるか否かを判定し、
    前記提示部はさらに、前記第二比較値が前記所定値以内である場合に、前記第一編集候補点を第一代替編集点としてユーザに提示し、かつ、前記第二編集候補点を第二代替編集点としてユーザに提示する
    請求項1に記載の動画編集装置。
  7. 前記代表値生成部は、前記第一編集候補点として複数の時点において複数の第三視差情報の代表値を取得し、かつ、前記第二編集候補点として複数の時点において複数の第四視差情報の代表値を取得し、
    前記比較値算出部は、前記複数の第三視差情報の代表値のうちの最小値である第一最小値と、前記複数の第三視差情報の代表値のうちの最大値である第一最大値と、前記複数の第四視差情報の代表値のうちの最小値である第二最小値と、前記複数の第四視差情報の代表値のうちの第二最大値とを抽出し、前記第一最小値と前記第二最小値と比較に基づく値である第三比較値と、前記第一最小値と前記第二最大値との比較に基づく値である第四比較値と、前記第一最大値と前記第二最小値との比較に基づく値である第五比較値と、前記第一最大値と前記第二最大値との比較に基づく値である第六比較値とを算出し、
    前記判定部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値が前記所定値以内であるか否かをそれぞれ判定し、
    前記提示部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちのいずれかが前記所定値以内である場合に、前記所定値以内である前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちのいずれかに対応する前記第一編集候補点および前記第二編集候補点に基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点として、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示する
    請求項6に記載の動画編集装置。
  8. 前記提示部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちの複数が前記所定値以内である場合に、前記所定値以内である比較値のうちで最も小さい比較値に対応する前記第一編集候補点および前記第二編集候補点に基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点として、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示する
    請求項7に記載の動画編集装置。
  9. 前記提示部はさらに、前記第三比較値、前記第四比較値、前記第五比較値および前記第六比較値のうちの複数が前記所定値以内である場合に、前記所定値以内である比較値に対応する複数の第一編集候補点および第二編集候補点の組み合わせのうちで最も前記第一時点および前記第二時点に近い第一編集候補点および第二編集候補点の組み合わせに基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点として、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示する
    請求項7に記載の動画編集装置。
  10. 前記代表値生成部は、前記第一編集候補点として複数の時点において複数の第三視差情報の代表値を取得し、かつ、前記第二編集候補点として複数の時点において複数の第四視差情報の代表値を取得し、
    前記比較値算出部は、複数の第三視差情報の代表値と複数の第四視差情報の代表値とを一つずつ選択することによりできる全ての一対の組み合わせの比較に基づく値を前記第二比較値として前記一対の組み合わせ毎に複数算出し、
    前記判定部は、前記複数の第二比較値が前記所定値以内であるか否かをそれぞれ判定し、
    前記提示部は、前記所定値以内であると判定された第二比較値に対応する第一編集候補点および第二編集候補点の組み合わせに基づいて、当該第一編集候補点を前記第一代替編集点としてユーザに提示し、当該第二編集候補点を前記第二代替編集点としてユーザに提示する
    請求項6に記載の動画編集装置。
  11. さらに、
    前記判定部が全ての第二比較値が前記所定値を超えると判定した場合に、前記第一比較値が前記所定値以内となるように、前記第一視差情報および前記第二視差情報の少なくとも一方を変更する視差変更部を備える
    請求項2から10のいずれか1項に記載の動画編集装置。
  12. 前記代表値は、前記三次元動画に含まれるフレームを構成する画素またはブロック毎に算出される複数の視差の最大値、平均値、または分散である
    請求項1から11のいずれか1項に記載の動画編集装置。
  13. 前記所定値は、式またはテーブルにより前記三次元動画を表示する表示部の大きさと関連付けられており、ユーザにより予め指定された前記表示部の大きさに基づいて変化する
    請求項1から12のいずれか1項に記載の動画編集装置。
  14. 右目用動画と左目用動画とからなる三次元動画の第一時点における第一編集点と、前記三次元動画の第二時点における第二編集点とをユーザに選択されることにより、前記第一時点から前記第二時点までの間の前記三次元動画をカットする動画編集方法であって、
    ユーザに選択された前記第一編集点および前記第二編集点を受け付ける選択ステップと、
    前記第一編集点の視差に関する第一視差情報の代表値と、前記第二編集点の視差に関する第二視差情報の代表値とを取得する視差情報取得ステップと、
    前記第一視差情報の代表値と前記第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する比較値算出ステップと、
    前記比較値算出ステップにより算出された前記第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて、前記第一比較値が前記所定値を超えると判定した場合に、前記第一編集点および前記第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う提示ステップと、を含む
    動画編集方法。
  15. 請求項14に記載の動画編集方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 右目用動画と左目用動画とからなる三次元動画の第一時点における第一編集点と、前記三次元動画の第二時点における第二編集点とをユーザに選択されることにより、前記第一時点から前記第二時点までの間の前記三次元動画をカットする集積回路であって、
    ユーザに選択された前記第一編集点および前記第二編集点を受け付ける選択部と、
    前記第一編集点の視差に関する第一視差情報の代表値と、前記第二編集点の視差に関する第二視差情報の代表値とを取得する代表値生成部と、
    前記第一視差情報の代表値と前記第二視差情報の代表値との比較に基づく値を第一比較値として算出する比較値算出部と、
    前記比較値算出部により算出された前記第一比較値が、所定値以内であるか否かを判定する判定部と、
    前記第一比較値が前記所定値を超えると前記判定部が判定した場合に、前記第一編集点および前記第二編集点の少なくとも一方の変更をユーザに促す提示を行う提示部と
    を備える集積回路。
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