JP6019830B2 - 充電制御装置、電池パック、および充電制御方法 - Google Patents

充電制御装置、電池パック、および充電制御方法 Download PDF

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Description

本発明は主機電池の充電を制御する技術に関する。
近年、車両を駆動する動力源として、繰り返し充放電可能な2次電池である主機電池が使用されている。
このような主機電池は、過充電や過放電が生じると耐久性や安全性が損なわれる。このため、主機電池は、運用する充電率(SOC:State Of Charge、以下の説明では、充電率とは特に断らない限り主機電池の充電率のことをいう。)の上限値と下限値とが設定され、設定された充電率の範囲内で使用される。
そして、充電率の上限値は、過充電となる充電率の値よりも低い値が設定される。また、充電率の下限値は、過放電となる充電率の値よりも高い値が設定される。このように、充電率の上限値と下限値とには、それぞれ過充電となる充電率と過放電となる充電率との間にマージンが設けられ、耐久性と安全性とが確保される。
充電率の上限値、および下限値それぞれのマージンは、ECU(Electronic Control Unit)により推定される充電率と、実際の充電率との間にずれが生じたときに、主機電池が過充電や過放電の状態にならないように設けられるものである。したがって、充電率の推定における精度(以下、推定精度という。)が高いほど、充電率の上限値、および下限値それぞれのマージンを小さく設定し、主機電池が実際に使用可能な電池容量(以下、使用可能容量という。)を多くすることができる。このために、充電率の推定精度を向上させる技術として、充電率の初期値を主機電池の開放電圧(OCV:Open Circuit Voltage、以下の説明では、開放電圧とは特に断らない限り主機電池の開放電圧のことをいう。)に基づいて推定し、充電率の推定精度を向上することが提案されている。
関連技術として、負荷と主バッテリとの間のスイッチをオフ状態にし、無負荷状態の主バッテリの開放電圧を電圧検出回路で検出する。そして、主バッテリの端子電圧の時間変化率をコントローラで算出する。その後、時間変化率が所定値以下になった時点で検出される端子電圧に所定の電圧値を加算することで開回路電圧を算出する。これにより、開放電圧を短時間に精度良く算出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
前述した主機電池(主バッテリ)の開放電圧を測定する技術では、スイッチや電圧検出回路の制御をするECU(コントローラ)を、車両が搭載する補機電池(補機用バッテリ)から供給する電力で動作させている。これに対して、補機電池を搭載しない車両では、ECUを車両が搭載する主機電池から供給する電力で動作させている。よって、補機電池を搭載しない車両では、主機電池を解放状態にしたときにECUが停止してしまうので、前述した主機電池の開放電圧を測定する技術を適用することができない。また、補機電池を搭載しない車両では、主機電池を解放状態にしたときにECUが停止してしまうので、その後のECUによる車両が搭載する主機類、および補機類の制御を継続することができない。よって、補機電池を搭載しない車両では、開放電圧を用いた充電率の推定を行なうことができないため、充電率の推定精度が低いという問題がある。
特開2007−333474号公報
本発明は、補機電池を搭載しない車両の充電率の推定精度を向上させる充電制御装置、電池パック、および充電制御方法を提供することを目的とする。
本明細書で開示する充電制御装置のひとつに、スイッチと、電池制御部と、主制御部とを備えるものがある。ここで、スイッチは、車両に搭載された電池と負荷との間に接続され、電池と負荷との接続と遮断を切替える。電池制御部は、スイッチの接続と遮断によらず電池と並列に接続される。主制御部は、スイッチを介して電池と並列に接続される。また、電池制御部は、スイッチを遮断させてオフ状態にし、スイッチオフ状態ときに電池の開放電圧を取得し、開放電圧を取得するとスイッチを接続させてオン状態にし、取得した開放電圧を用いて電池の充電率を推定し、主制御部が起動したことを示す信号を主制御部から受信すると、推定した充電率を主制御部に送信する。また、主制御部は、スイッチがオン状態になると、電池から電力が供給され起動し、主制御部が起動したことを示す信号を電池制御部送信する。
本明細書で開示する充電制御装置、電池パック、および充電制御方法は、補機電池を搭載しない車両の充電率の推定精度を向上させるという効果を奏する。
充電制御装置の一実施例の機能ブロック図である。 充電制御装置の一実施例のハードウェア構成図である。 図2に示したコンピュータ装置の一実施例を示すブロック図である。 開放電圧と充電率との関係を示すデータ例を表したテーブルである。 充電率測定の処理内容を示すフローチャートである。 起動の処理内容を示すフローチャートである。 充電制御の処理内容を示すシーケンス図である。
[実施形態]
図1について説明する。
図1は、充電制御装置の一実施例の機能ブロック図である。
図1において、充電制御装置1は、主機電池の充電率を測定する装置である。この充電制御装置1は、電池パック10(電池制御部20、電力供給部30、および接続部40(スイッチ)を含む。)、降圧部50、および主制御部60を備えている。そして、充電制御装置1は、負荷70に接続されている。なお、図1の各構成要素を結ぶ線において、太線は電力の供給経路を示している。また、細線は、信号の送受信経路を示している。
電池パック10は、主制御部60や負荷70などに電力を供給する。
降圧部50は、電池パック10の出力電圧を主制御部60の駆動電圧に降圧させる。
主制御部60は、主機類や補機類などの車両の駆動に必要な複数の装置に用いられる車両内の電子回路や電気回路の動作を制御する。また、主制御部60は、電池パック10から降圧部50を介して電力が供給されると起動し、電池パック10から降圧部50を介した電力の供給が切断されると停止する。
負荷70は、主機類や補機類などであり、車両の駆動に必要な複数の装置を備えている。そして、負荷70が備えるそれぞれの装置への電力の供給は、主制御部60により制御される。
電池制御部20は、電力供給部30に並列に接続され、電力供給部30から電力が供給される。
電力供給部30は、電池パック10から降圧部50、主制御部60および負荷70に供給する電力を出力する。
接続部40は、電池パック10から降圧部50、主制御部60および負荷70に供給する電力の供給と切断とを切替える。
さらに、電池制御部20は、切替部21、取得部22、推定情報記憶部23、推定部24、および第1の送受信部25を備える。
切替部21は、接続部40のオン状態(接続)とオフ状態(遮断)とを切替えるオンオフ制御をする。そして、充電制御において、切替部21は、取得部22が電力供給部30の開放電圧を取得するときに接続部40をオフ状態にする。そして、切替部21は、取得部22が電力供給部30の開放電圧の電圧値を取得すると、接続部40をオン状態にする。
取得部22は、電力供給部30の出力電圧の電圧値(以下、電力供給部30の電圧値という。)を取得する。取得部22による電力供給部30の電圧値の取得は、例えば、電力供給部30に並列に接続される電圧測定回路の測定値を読み取ることで行なわれる。
推定情報記憶部23は、取得部22で取得した電力供給部30の開放電圧の電圧値から、電力供給部30の充電率を推定するための推定情報テーブルを記憶する。推定情報テーブルには、電力供給部30の開放電圧の電圧値と、電力供給部30の充電率との関係を示すデータが格納されている。
推定部24は、取得部22が取得した電力供給部30の開放電圧の電圧値を、推定情報記憶部23に記憶されている推定情報テーブルから抽出し、対応する充電率を読み出すことにより、電力供給部30の充電率を推定する。
第1の送受信部25は、主制御部60から主制御部60が起動したことを示す信号を受信すると、推定部24で推定された電力供給部30の充電率を示す信号を主制御部60に送信する。
主制御部60は、第2の送受信部26を備える。
第2の送受信部26は、主制御部60が起動すると、主制御部60が起動したことを示す信号を電池制御部20に送信する。また、第2の送受信部26は、電池制御部20で推定された電力供給部30の充電率を示す信号を受信する。
次に図2について説明する。
図2は、充電制御装置の一実施例のハードウェア構成例である。
図2において、図1を用いて説明した機能を実現するための充電制御装置1のハードウェア構成の一例を示す。なお、図1と同じ構成には、同じ符号を付しその説明を省略する。
図2において、充電制御装置1は、電池パック10、降圧回路205、および主ECU206を備えている。そして、充電制御装置1が備える電池パック10の正極側は、負荷スイッチ207を介して負荷70に接続されている。また、充電制御装置1が備える電池パック10の負極側は、負荷70と共通のボディアース208に接続されている。なお、図2において、構成を明確にするためにボディアース208を図示したが、ボディアース208とは、充電制御装置1や負荷70を含む車両内の直流回路の共用線のことである。そして、図2の各構成要素を結ぶ線において、太線は電力の供給経路を示している。また、細線は、信号の送受信経路を示している。
電池パック10は、電池ECU201、主機電池202、電圧測定回路203、およびメインスイッチ204(スイッチ)を備えている。
電池ECU201は、主機電池202と並列に接続され、主機電池202から供給される電力で駆動する。より具体的には、電池ECU201は、主機電池202の正極側とメインスイッチ204との間と、主機電池202の負極側とに接続されている。したがって、電池ECU201は、メインスイッチ204のオン状態、およびオフ状態に関わらず、常に主機電池202と電気的に接続される。さらに、電池ECU201は、メインスイッチ204、および主ECU206のそれぞれと信号線で接続されている。
また、電池ECU201は、例えば、後述するコンピュータ装置であり、図1の電池制御部20として機能する。なお、メインスイッチ204が主機電池202の負極側に接続されている場合、電池ECU201は、主機電池202の負極側とメインスイッチ204との間と、主機電池202の正極側とに接続される。これにより、電池ECU201は、メインスイッチ204のオン状態、およびオフ状態に関わらず、常に主機電池202と電気的に接続される。また、電池ECU201は、図示しないレギュレータやコンバータなどの降圧回路を含み、主機電池202から入力される電力の電圧を適宜変換して、自身の駆動電力として用いる構成である。
主機電池202の正極側は、メインスイッチ204を介して降圧回路205、および負荷スイッチ207と接続される。また、主機電池202の負極側は、ボディアース208に接続される。そして、主機電池202は、例えば、リチウムイオン2次電池、ニッケル水素2次電池であり、図1の電力供給部30として機能する。なお、主機電池202は、複数の電池セルを直列、または並列に接続した組電池でも良い。この場合には、主機電池202を構成する複数の電池セルのそれぞれに対応する電圧測定回路203を接続し、電池ECU201で複数の電池セルについて別々に開放電圧の電圧値を取得し、それぞれの充電率を推定しても良い。
電圧測定回路203は、主機電池202と並列に接続され、主機電池202の電圧値を測定する。また、電圧測定回路203は、電池ECU201と信号線で接続され、電池ECU201から電圧値の出力を要求する信号が入力されると、測定した電池ECU201の電圧値を示す信号を電池ECU201に送信する。なお、電圧測定回路203は、例えば、電圧計である。
メインスイッチ204は、一端が主機電池202と接続され、他端が降圧回路205(降圧回路205を介して主ECU206)、および負荷スイッチ207(負荷スイッチ207を介して負荷70)と接続される。そして、メインスイッチ204は、例えば、電磁リレーであり、図1の接続部40として機能する。
降圧回路205は、一端がメインスイッチ204を介して主機電池202に接続され、他端が主ECU206に接続される。そして、降圧回路205は、例えば、レギュレータやコンバータなどであり、図1の降圧部50として機能する。
主ECU206は、メインスイッチ204と降圧回路205とを介して、主機電池202と並列に接続され、主機電池202から供給される電力で駆動する。また、主ECU206は、電池ECU201、および負荷スイッチ207と信号線で接続されている。そして、主ECU206は、例えば、後述するコンピュータ装置であり、図1の主制御部60として機能する。さらに、主ECU206は、負荷スイッチ207のオン状態(接続)とオフ状態(遮断)とを切替える制御をする。この制御は、主ECU206から負荷スイッチ207をオン状態にすることを示す信号、および負荷スイッチ207をオフ状態にすることを示す信号を負荷スイッチ207に送信することにより行なわれる。
負荷スイッチ207は、一端がメインスイッチ204と直列に接続され、かつ、降圧回路205と並列に接続される。また、負荷スイッチ207は、他端が負荷70に接続される。これにより、負荷スイッチ207は、主ECU206から入力される制御信号に応じて、電池パック10から電力が出力されているときに、その電力を負荷70に供給するか否かを切替える。なお、負荷70が複数ある場合には、負荷70ごとに負荷スイッチ207を接続しても良いし、複数の負荷70を共通の負荷スイッチ207と接続しても良い。
負荷70は、一端が負荷スイッチ207に接続され、他端がボディアース208に接続される。なお、負荷70が複数ある場合には、それぞれの負荷70の一端が別々の負荷スイッチ207に接続され、それぞれの負荷70の他端が共通のボディアース208に接続されても良い。また、負荷70が複数ある場合には、複数の負荷70の一端が共通の負荷スイッチ207と接続され、それぞれの負荷70の他端が共通のボディアース208に接続されても良い。
なお、図2において、電池ECU201と、メインスイッチ204と、主ECU206と、負荷スイッチ207とは、互いが信号線で通信可能に接続されていると説明した。この信号線に代えて、電力線通信、LAN(Local Area Network)、無線通信、またはインターネットなどのネットワークを介して通信可能に接続されていても良い。
図3について説明する。
図3は、図2に示したコンピュータ装置の一実施例を示すブロック図である。
図3において、コンピュータ装置(電池ECU201、および主ECU206)は、制御部301、記憶部302、読取装置303、記録媒体304、表示装置305、通信インターフェイス306(通信I/F)、および入出力インターフェイス307(入出力I/F)を備えている。また、各構成要素は、バス300により接続されている。
制御部301は、コンピュータ装置全体の制御をする。そして、制御部301は、図1において、電池制御部20(切替部21、取得部22、および推定部24を含む。)と主制御部60として機能する。また、制御部301は、例えば、CPU、マルチコアCPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)およびPLD(Programmable Logic Device)などである。
記憶部302は、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリや、HD(Hard Disk)などで構成される。そして、ROMは、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAMは、制御部301のワークエリアとして使用される。HDは、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム、ファームウェアなどのプログラム、および各種データを記憶している。なお、記憶部302がHDである場合、HDD(Hard Disk Drive)を介してバス300に接続され、HDDが制御部301に制御されることにより、データのリード/ライトが行なわれる。
そして、電池制御部20の記憶部302は、図1において、推定情報記憶部23として機能する。なお、推定情報記憶部23は、電池制御部20の記憶部302に限らず、推定部24がアクセス可能であれば、充電制御装置1が備える他の記憶部302、または通信インターフェイス306で接続されるネットワーク308上のサーバに記憶されていても良い。
さらに、実施形態においては、電池制御部20の記憶部302に充電制御プログラムを記憶する。そして、充電制御を開始するときに、電池制御部20の制御部301は、充電制御プログラムをRAMに読み出す。これにより、電池制御部20の制御部301は、RAMをワークスペースとして使用することで、切替部21、取得部22、推定部24として機能する。なお、充電制御プログラムは、電池制御部20の制御部301がアクセス可能であれば、充電制御装置1が備える他の記憶部302、または通信インターフェイス306で接続されるネットワーク308上のサーバに記憶されていても良い。
読取装置303には、例えば、FDD(Floppy Disk Drive)、CDD(Compact Disc Drive)、DVDD(Digital Versatile Disk Drive)、BDD(Blu−ray Disk Drive:登録商標)およびUSB(Universal Serial Bus)などを採用することができる。そして、読取装置303は、制御部301に制御され、着脱可能な記録媒体304のデータのリード/ライトを行なう。実施形態においては、読取装置303で記録媒体304に記録された充電制御プログラムを読み出し、記憶部302に記憶しても良い。
記録媒体304には、例えば、FD(Floppy Disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu−ray Disk:登録商標)、およびフラッシュメモリなどを採用することができる。そして、記録媒体304は、読取装置303を介してバス300に接続され、制御部301が読取装置303を制御することにより、データのリード/ライトが行なわれる。実施形態においては、記録媒体304に充電制御プログラムを保存しても良い。
表示装置305には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)およびOELD(Organic Electroluminescence Display)などを採用することができる。そして、表示装置305は、バス300に接続され、制御部301に制御されることにより、各種情報を表示する。
通信インターフェイス306には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。そして、通信インターフェイス306は、電力線通信、LAN(Local Area Network)、無線通信、またはインターネットなどのネットワーク308を介して、コンピュータ装置と他の装置とを通信可能に接続する。また、図1においては、第1の送受信部、および第2の送受信部として機能する。
入出力インターフェイス307は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、スキャナ、およびプリンタなどと接続され、接続された装置で入力された情報を受信し、バス300を介して制御部301に出力する。また、入出力インターフェイス307は、制御部301から出力された情報がバス300を介して入力されると、接続された各種装置にその情報を出力する。実施形態においては、イグニッションスイッチのオンオフを示す信号や充電率測定を指示する信号などが入力される。
図4について説明する。
図4は、開放電圧と充電率との関係を示すデータ例を表した推定情報テーブルである。
図4に示す推定情報テーブル400は、予め実験により求められた開放電圧と充電率との対応関係を示している。開放電圧[V](以下、単位を省略する。)とは、メインスイッチ204をオフ状態にしたときに、電圧測定回路203で測定される電圧のことである。充電率[%](以下、単位を省略する。)とは、主機電池202の満充電時の充電量[Ah](以下、単位を省略する。)で、現在の主機電池202の充電量を除算した値である。そして、推定情報テーブル400は、同じ行の開放電圧と充電率とが対応している。例えば、主機電池202の開放電圧が4.00[V]であるとき、充電率は54[%]である。
推定情報テーブル400の利用の一例としては、推定部24において、取得部22で取得した開放電圧を推定情報テーブル400から抽出する。そして、推定部24は、抽出した開放電圧に対応する充電率を、現在の主機電池202の充電率であると推定する。
また、図4において、推定情報テーブル400のうち、太線で囲まれた部分は、主機電池202から電力を供給しても良い主機電池202の充電量の範囲である。すなわち、充電率が30%〜70%の間にあるときのみ、電池ECU201は、主機電池202が電力の充放電を行なうように制御する。なお、以下の説明では、充電率30%〜70%の間の電池容量である、充電率40%分の電池容量を主機電池202の使用可能容量ということにする。
使用可能容量は、充電率の上限値と、充電率の下限値として、ユーザにより範囲が設定される。そして、充電率の上限値は、過充電となる充電率の値よりも低い値が設定される。また、充電率の下限値は、過放電となる充電率の値よりも高い値が設定される。このように、充電率の上限値と下限値とは、主機電池202の過充電と過放電とを防ぐ目的で設定されるものであり、それぞれ過充電となる充電率と過放電となる充電率との間にマージンが設けられる。この充電率の上限値、および下限値それぞれのマージンは、電池ECU201により推定される充電率と、実際の充電率との間にずれが生じたときに、主機電池202が過充電や過放電の状態にならないように設けられるものである。したがって、電池ECU201により推定される充電率と、実際の充電率との間のずれを小さくできれば、充電率の上限値、および下限値それぞれのマージンを小さい値に設定できるので、主機電池202の使用可能容量を多くすることができる。
図5について説明する。
図5は、充電率測定の処理内容を示すフローチャートである。
図5に示すフローチャートは、電池ECU201が開放電圧を用いて充電率を推定するときの処理を示している。以下の説明では、図2を参照して説明する。また、下記の電池ECU201、および主ECU206の制御は、電池ECU201、および主ECU206から各構成要素へ制御信号を出力することにより行なわれている。そして、各種構成要素は、電池ECU201、または主ECU206から入力される制御信号にしたがって動作する。さらに、下記の電池ECU201、および主ECU206の間の情報のやり取りは、各種情報を含む信号を相互で送受信することにより行なわれている。
まず、ユーザによりイグニッションスイッチがオフ状態にされたとき、ユーザにより充電率測定を指示する操作がされたとき、または車両の停止状態を電池ECU201が検知したときなどに、電池ECU201は、充電率の推定処理を行なうと判定する。そして、電池ECU201は、メインスイッチ204をオフ状態にする制御信号をメインスイッチ204に送信し、メインスイッチ204をオフ状態にする(S501)。メインスイッチ204がオフ状態になると、電池パック10の主機電池202から主ECU206への電力の供給が切断される。
次に、電池ECU201は、電圧測定回路203に電圧値の出力を要求する信号を送信し、電圧測定回路203で測定した主機電池202の電圧値を取得する(S502)。S502において、電池ECU201が電圧測定回路203から取得する主機電池202の電圧値は、S501の実行後に電圧測定回路203が測定した、メインスイッチ204がオフ状態であるときの主機電池202の電圧値(開放電圧の電圧値)である。
電池ECU201は、メインスイッチ204をオン状態にする制御信号をメインスイッチ204に送信し、メインスイッチ204をオン状態にする(S503)。なお、メインスイッチ204がオン状態になると、降圧回路205を介して主機電池202の電力が主ECU206に供給される。すると、主ECU206は起動し、起動したことを示す信号を電池ECU201に送信する。
そして、電池ECU201は、取得した開放電圧の電圧値と同じ電圧値を電池ECU201の記憶部302に記憶されている推定情報テーブル400から抽出する。そして、電池ECU201は、抽出した開放電圧の電圧値に対応する充電率を、主機電池202の充電率であると推定する(S504)。
次に、電池ECU201は、主ECU206から起動したことを示す信号(起動信号)が入力されたか否かを判定する(S505)。そして、電池ECU201は、主ECU206から起動したことを示す信号が入力されるまでS505の処理を繰り返す(S505にてNo)。
また、電池ECU201は、主ECU206から起動したことを示す信号が入力される(S505にてYes)と、S504で推定した充電率を示す信号を主ECU206に送信する(S506)。
そして、主ECU206は、電池ECU201から充電率を受信すると、例えば、表示装置305に充電率を表示する、および充電率が所定の閾値よりも少ないときに警告するなどの充電率を用いた制御を行なう。
図6について説明する。
図6は、起動の処理内容を示すフローチャートである。
図6に示すフローチャートは、主ECU206が起動し、電池ECU201で推定された充電率を、主ECU206が行なう制御に反映させるまでの処理を示している。以下の説明では、図2を参照して説明する。
まず、主ECU206は、電池パック10から降圧回路205を介して電力(以下、駆動用の電力という。)が入力されたか否かを判定する(S601)。そして、主ECU206は、駆動用の電力が入力されるまでS601を繰り返す(S601にてNo)。
そして、主ECU206は、駆動用の電力が入力される(S601にてYes)と自己起動(S602)し、起動したことを示す信号を電池ECU201に送信する(S603)。なお、図5において、電池ECU201は、主ECU206から起動したことを示す信号が入力されたと判定する(S505にてYes)と、S504の処理で推定した充電率を主ECU206に送信する(S506)。
主ECU206は、図5のS506の処理において、電池ECU201から送信される充電率を受信したか否かを判定する(S604)。そして、主ECU206は、電池ECU201から送信される充電率を受信するまでS604の処理を繰り返す(S604にてNo)。
主ECU206は、電池ECU201から送信される充電率を受信する(S604にてYes)と、主ECU206が行なう制御に受信した充電率の値を反映させる(S605)。なお、主ECU206が行なう制御とは、主機類や補機類などの車両の駆動に必要な複数の装置に用いられる車両内の電子回路や電気回路の動作の制御である。
図7について説明する。
図7は、充電制御の処理内容を示すシーケンス図である。
図7は、充電制御処理における、電池ECU201の処理、および主ECU206の処理の順序を示している。
以下の説明では、図2を参照して説明する。
まず、電池ECU201に充電率推定指示が入力される(S701)。なお、充電率推定指示とは、ユーザによりイグニッションスイッチがオフ状態にされる、ユーザにより充電率測定を指示する操作がされる、または車両の停止状態を電池ECU201が検知したことなどであり、ユーザにより任意に設定されたトリガである。
S701で充電率推定指示が入力されると、電池ECU201は、メインスイッチ204をオフ状態にする制御信号(切断指示)をメインスイッチ204に送信する。そして、メインスイッチ204は、オフ状態にする制御信号を受信するとオフ状態となる(S702)。なお、S701、S702の処理は、図5のS501の処理に対応する。
次に、電池ECU201は、電圧測定回路203に電圧値の出力を要求する制御信号(電圧測定指示)を送信する(S703)。そして、電圧測定回路203は、電圧値の出力を要求する制御信号を受信すると、主機電池202の電圧値を測定(S704)し、測定した電圧値(開放電圧の電圧値)を電池ECU201に送信する(S705)。なお、S703〜S705の処理は、図5のS502の処理に対応する。
次に、電池ECU201は、メインスイッチ204をオン状態にする制御信号をメインスイッチ204に送信する(接続指示)。そして、メインスイッチ204は、オン状態にする制御信号を受信するとオン状態となる(S706)。なお、S706の処理は、図5のS503の処理に対応する。
S706でメインスイッチ204がオン状態となることによって、主機電池202から降圧回路205を介して主ECU206に駆動用の電力が供給される(S707)。なお、S707の処理は、図6のS601の処理に対応する。
電池ECU201は、電圧測定回路203から開放電圧の電圧値を受信すると、電池ECU201の記憶部302に記憶された推定情報テーブル400を用いて主機電池202の充電率を推定する(S708)。なお、S708の処理は、図5のS504の処理に対応する。
主ECU206は、駆動用の電力が供給されると起動する(S709)。なお、S709の処理は、図6のS602の処理に対応する。
そして、主ECU206は、電池ECU201に主ECU206が起動したことを示す信号(起動通知)を送信する(S710)。なお、S710の処理は、図6のS603の処理に対応する。
電池ECU201は、主ECU206から主ECU206が起動したことを示す信号を受信すると、S708で推定した充電率を主ECU206に送信する(S711)。なお、S711の処理は、図5のS505、S506の処理に対応する。
そして、主ECU206は、電池ECU201から充電率を受信すると、主ECU206が行なう制御に受信した充電率の値を反映させる(712)。なお、S712の処理は、図6のS604、S605の処理に対応する。
以上までに説明した充電制御装置では、補機電池を搭載しない車両において、主ECU206のほかに、メインスイッチ204のオンオフ状態に関わらず、常に主機電池202と電気的に接続される電池ECU201を備えた。そして、主機電池202から主ECU206と負荷70への電力の供給が切断されているときは、電池ECU201がメインスイッチ204のオンオフ制御、電圧測定回路203で測定した電圧値の取得、および開放電圧を用いた充電率の推定を行なうようにした。これにより、補機電池を搭載しない車両の充電率の推定精度を向上させることができる。したがって、主機電池202に設定される充電率の上限値、および下限値のマージンを小さくし、主機電池202の使用可能容量を増やすことができる。また、主機電池202の使用可能容量が増えることで、主機電池202(組電池として構成されている場合)を構成する電池の数を少なくし、電池パック10のコストを下げることができる。
以上までに説明した充電制御装置において、電池ECU201は、充電率の推定までを行なったが、主ECU206の機能の一部をかわりに実行するようにしても良い。これにより、主ECU206の処理負担を軽減することができる。
以上までに説明した充電制御装置では、充電率の推定までを行なったが、電池ECU201、または主ECU206において、推定した充電率を用いて走行中に変化する主機電池の充電率を演算するようにしても良い。この場合、電池ECU201、または主ECU206は、推定した主機電池の充電率を初回の充電率とし、初回の充電率に、走行中の充放電により変化した主機電池の充電量を、電池の満充電時の充電量で除算した値を加算する。なお、走行中の充放電により変化した主機電池の充電量の値を算出するために、電流センサを主機電池202とメインスイッチ204との間に備える。そして、電池ECU201、または主ECU206は、電流センサで測定した主機電池202の充放電電流の電流値を取得し、取得した電流値を積算することにより、走行中の充放電により変化した主機電池の充電量の値を算出する。
なお、以上までに説明した充電制御装置では、開放電圧をメインスイッチ204がオフ状態のときの電圧であると定義した。ただし、メインスイッチ204をオフ状態にしているときにも、電池ECU201は、主機電池202と接続されているので、主機電池202から電池ECU201に駆動(演算)のための電力(電流)を供給していることになる。よって、電圧測定回路203で測定される開放電圧の電圧値は、電池ECU201に供給する電流に比例して、主機電池202の内部抵抗により電圧降下する。したがって、電圧測定回路203で測定される開放電圧の電圧値は、内部抵抗の影響を省いた電圧という意味の開放電圧の電圧値とは異なる。
ただし、主機電池202が負荷70、多数の演算を並行して処理している主ECU206、および電池ECU201に接続されているとき(メインスイッチ204がオン状態)に比べて、電池ECU201にだけ接続されているとき(メインスイッチ204がオフ状態)は、主機電池202から出力される電流が少ないので、内部抵抗に起因する電圧降下も低い。よって、メインスイッチ204がオフ状態のときに電圧測定回路203で測定される電圧は、メインスイッチ204がオン状態であるときに電圧測定回路203で測定される電圧と比較して実際の開放電圧に近い。したがって、メインスイッチ204がオフ状態のときの主機電池202の電圧値を開放電圧の電圧値として用いて充電率を推定することで、高い充電率の推定精度が得られるため、実施形態ではメインスイッチ204がオフ状態のときの電圧値を開放電圧としている。
さらに、電池ECU201の内部インピーダンスを高くし、かつ消費電力を減らすようにしても良い。具体的には、電池ECU201は、S503でメインスイッチ204をオン状態とし、その後、ECU206から起動したことを示す信号が入力されると、S502で取得した開放電圧の電圧値を主ECU206に送信する。そして、主ECU206に推定情報記憶部23と推定部24とを備え、主ECU206で充電率を推定する構成としても良い。これにより、電池ECU201の機能が簡略化されるので、電池ECUの演算処理における負荷が減少する。また、電池ECU201の機能が簡略化されたことにより、電池ECU201の回路規模を小さくすることができる。よって、主機電池202から電池ECU201に供給する電流をより少なくすることができる。したがって、開放電圧の測定における内部抵抗の影響をより少なくすることができるため、充電率の推定精度を高くすることができる。
1 充電制御装置
10 電池パック
20 電池制御部
21 切替部
22 取得部
23 推定情報記憶部
24 推定部
25 送受信部
26 送受信部
30 電力供給部
40 接続部
50 降圧部
60 主制御部
70 負荷
201 電池ECU
202 主機電池
203 電圧測定回路
204 メインスイッチ
205 降圧回路
206 補機ECU
207 負荷スイッチ
208 ボディアース
300 バス
301 制御部
302 記憶部
303 読取装置
304 記録媒体
305 表示装置
306 通信インターフェイス
307 入出力インターフェイス
308 ネットワーク
400 推定情報テーブル

Claims (5)

  1. 車両に搭載された電池と負荷との間に接続され、前記電池と前記負荷との接続と遮断を切り替えるスイッチと、
    前記スイッチの接続と遮断によらず前記電池と並列に接続される電池制御部と、
    前記スイッチを介して前記電池と並列に接続される主制御部と、を備え、
    前記電池制御部は、前記スイッチを遮断させてオフ状態にし、前記スイッチがオフ状態のときに前記電池の開放電圧を取得し、該開放電圧を取得すると前記スイッチを接続させてオン状態にし、該取得した開放電圧を用いて前記電池の充電率を推定し、前記主制御部が起動したことを示す信号を前記主制御部から受信すると、前記推定した充電率を前記主制御部に送信し、
    前記主制御部は、前記スイッチがオン状態になると、前記電池から電力が供給されて起動し、前記主制御部が起動したことを示す信号を前記電池制御部に送信する、
    ことを特徴とする充電制御装置。
  2. 前記電池の正極側と前記主制御部との間に接続され、前記電池から入力される電圧を降圧して前記主制御部に出力する降圧部を備えることを特徴とする請求項1に記載の充電制御装置。
  3. 車両に搭載された電池と負荷との間に接続され、前記電池と前記負荷との接続と遮断を切り替えるスイッチと、
    前記スイッチの接続と遮断によらず前記電池と並列に接続される電池制御部と、
    前記スイッチを介して前記電池と並列に接続される主制御部と、を備え、
    前記電池制御部は、前記スイッチを遮断させてオフ状態にし、前記スイッチがオフ状態のときに前記電池の開放電圧を取得し、該開放電圧を取得すると前記スイッチを接続させてオン状態にし、前記主制御部が起動したことを示す信号を前記主制御部から受信すると、該取得した開放電圧を送信し、
    前記主制御部は、前記スイッチがオン状態になると、前記電池から電力が供給されて起動し、前記主制御部が起動したことを示す信号を前記電池制御部に送信し、前記電池制御部から送信された前記取得した開放電圧を受信すると、該受信した開放電圧を用いて前記電池の充電率を推定する、
    ことを特徴とする充電制御装置。
  4. 車両に搭載された電池と負荷との間に接続され、前記電池と前記負荷との接続と遮断を切り替えるスイッチと、
    前記スイッチの接続と遮断によらず前記電池と並列に接続される電池制御部と、を備え、
    前記電池制御部は、前記スイッチを遮断させてオフ状態にし、前記スイッチがオフ状態のときに前記電池の開放電圧を取得し、該開放電圧を取得すると前記スイッチを接続させてオン状態にし、前記スイッチをオン状態にすることで前記スイッチを介して前記電池と並列に接続される主制御部を起動させ、該取得した開放電圧を用いて前記電池の充電率を推定し、前記主制御部が起動したことを示す信号を前記主制御部から受信すると、前記推定した充電率を前記主制御部に送信する、
    ことを特徴とする電池パック。
  5. 車両に搭載された電池と並列に接続され、前記電池から継続して電力が供給される電池制御部は、
    前記電池と負荷との間に接続され、前記電池と前記負荷との接続と遮断を切り替えるスイッチを遮断させてオフ状態にし、
    前記スイッチがオフ状態のときに前記電池の開放電圧を取得し、
    該開放電圧を取得すると前記スイッチを接続させてオン状態にし、
    前記スイッチをオン状態にすることで前記スイッチを介して前記電池と並列に接続される主制御部を起動させ、前記取得した電池の開放電圧を用いて前記電池の充電率を推定し、
    前記主制御部が起動したことを示す信号を前記主制御部から受信すると、該主制御部に前記推定した電池の充電率を送信する、
    ことを特徴とする充電制御方法。
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