JP6018463B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、燃料電池に関する。
燃料電池発電システムは、燃料処理装置により生成された水素と酸素の結合エネルギーを直接電気エネルギーに変換するものであり、化学反応であるために発電効率が高く、汚染物質の排出が少ない環境性に優れた発電システムとして評価されている。
燃料電池発電システムは、一般的に、発電部に、セルと呼ばれる発電部材を複数積層したスタックが搭載されている。スタックを搭載した発電部は、集電性の確保、発電に要する物質の安全かつ円滑な収支のためのシール圧の確保、発電時・停止時等の状況による発電部の変位量の吸収、積層体としての固定性の観点から、所定の締付圧力を付与する必要がある。
例えば、スタックの両端に端板(エンドプレート)を配置し、外側部に補助プレートを配置し、両側部に幅の広いベルト(バンド)を配置し、スタックの外周及び角部においてベルトを円棒状金属ピンにより締結することで、ベルトと補助プレートの外からのボルトで端板を締め付け、スタックに締付力を付与していた。
しかし、このような従来の締付構成では、端板とベルトとの接触部に力が大きくかかり、スタック中央部に効果的に締付力を付与することが難しかった。
特開2001−135344号公報
本発明が解決しようとする課題は、スタックに締付力を効果的に付与することができる燃料電池を提供することである。
実施形態によれば、燃料電池は、複数の発電部材を積層してなるスタックと、前記スタックの上端及び下端に設けられた上端板と下端板と、前記上端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記上端板に接して、互いに平行に水平に設けられた第1及び第2円筒部材と、前記第1及び第2円筒部材と平行に、前記下端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記下端板に接して設けられた第3及び第4円筒部材と、前記スタックの対角線方向に対向する前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材を互いに連結するとともに、前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力を前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材に与える第1ベルトと、前記スタックの対角線方向に対向する前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材を互いに連結するとともに、前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力を前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材に与える第2ベルトと、を備える。
の実施形態によれば、燃料電池は、複数の発電部材を積層してなるスタックと、前記スタックの上端及び下端に設けられた上端板と下端板と、前記上端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記上端板に接して、互いに平行に水平に設けられた第1及び第2円筒部材と、前記第1及び第2円筒部材と平行に、前記下端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記下端板に接して設けられた第3及び第4円筒部材と、前記第1、第2、第3及び第4円筒部材に接するとともに前記スタックの両側面、前記上端板の上面及び前記下端板の下面に沿って環状に延び、前記スタックの対角線方向に対向する前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力並びに前記スタックの対角線方向に対向する前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力を前記第1、第2、第3及び第4円筒部材に与えるベルトと、を備える。
第1の実施形態に係る燃料電池の概略構成図であって、スタックの一側面に直交する面で燃料電池を切断した概略断面図である 第1の実施形態に係る燃料電池における締付力を示す図である。 第2の実施形態に係る燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第3の実施形態に係る燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第3の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第3の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第3の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第3の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第3の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第3の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図でであって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第4の実施形態に係る燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第5の実施形態に係る燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第5の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である 第5の実施形態の変形例による燃料電池の概略構成図であって、図1と同様に燃料電池を切断した概略断面図である
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)図1に第1の実施形態に係る燃料電池の概略構成を示す。燃料電池は、複数の発電部材が積層されたスタック1と、スタック1の上に配置される上端板2と、スタック1の下に配置される下端板3と、スタック1を締め付ける締付手段10とを備えている。スタック1は、上端板2及び下端板3を介して、締付手段10により上下から締め付けられている。上端板2及び下端板3は例えばSUSで形成され、形状及びサイズは、スタック1と同程度となっている。
締付手段10は、上端板2の一側及び下端板3の一側を挟み込む締付部11と、上端板2の他側及び下端板3の他側を挟み込む締付部12と、スタック1と平行に設けられ、締付部11及び締付部12を上下から挟み込んで固定する固定板13、14と、固定板13、14を連結する連結部15、16と、を備えている。図1において上端板2の一側及び下端板3の一側は図中左側であり、他側は図中右側である。連結部15、16は、固定板13、14を挿通する連結棒15A、16Aと、ナット15B、15C、16B、16Cと、を有している。
締付部11は、順に接続された直線部11A、湾曲部11B、湾曲部11C、直線部11D、湾曲部11E、湾曲部11F、及び直線部11Gを有し、例えばステンレス板を曲げ加工することで形成できる。
直線部11Aの一端(上端)は固定板13に接触し、他端(下端)は上端板2に接触している。湾曲部11Bは、上端板2上において上に凸となるように設けられており、両端が上端板2に接触している。湾曲部11Cは、スタック1及び上端板2の左斜め上方(左上角部)に配置され、一端(湾曲部11Bとの接合点)が上端板2に接触し、他端(直線部11Dとの接合点)がスタック1及び上端板2の側部に、スタック1及び上端板2の側面から間隔を空けて配置される。また、湾曲部11Cは固定板13に接触している。
直線部11Dは、スタック1の積層方向(鉛直方向)に平行に配置されている。
湾曲部11Eは、スタック1及び上端板2の左斜め下方(左下角部)に配置され、一端(湾曲部11Fとの接合点)が下端板3に接触し、他端(直線部11Dとの接合点)がスタック1及び上端板2の側部に、スタック1及び上端板2の側面から間隔を空けて配置される。また、湾曲部11Eは固定板14に接触している。
湾曲部11Fは、下端板3下において下に凸となるように設けられており、両端が下端板3に接触している。直線部11Gの一端(下端)は固定板14に接触し、他端(上端)は下端板3に接触している。
同様に、締付部12は、直線部12A、湾曲部12B、湾曲部12C、直線部12D、湾曲部12E、湾曲部12F、及び直線部12Gを有し、例えばステンレス板を曲げ加工することで形成できる。図1より明らかなように、締付部11、12をなす(ステンレス)板はスタック1の側面と平行に延びており、図1には、この板をスタック1の側面と直交する平面で切断した断面が現れている。
直線部12Aの一端(上端)は固定板13に接触し、他端(下端)は上端板2に接触している。湾曲部12Bは、上端板2上において上に凸となるように設けられており、両端が上端板2に接触している。湾曲部12Cは、スタック1及び上端板2の右斜め上方(右上角部)に配置され、一端(湾曲部12Bとの接合点)が上端板2に接触し、他端(直線部12Dとの接合点)がスタック1及び上端板2の側部に、スタック1及び上端板2の側面から間隔を空けて配置される。また、湾曲部12Cは固定板13に接触している。
直線部12Dは、スタック1の積層方向(鉛直方向)に平行に配置されている。
湾曲部12Eは、スタック1及び上端板2の右斜め下方(右下角部)に配置され、一端(湾曲部12Fとの接合点)が下端板3に接触し、他端(直線部12Dとの接合点)がスタック1及び上端板2の側部に、スタック1及び上端板2の側面から間隔を空けて配置される。また、湾曲部12Eは固定板14に接触している。
湾曲部12Fは、下端板3下において下に凸となるように設けられており、両端が下端板3に接触している。直線部12Gの一端(下端)は固定板14に接触し、他端(上端)は下端板3に接触している。
スタック1を締め付ける場合は、ナット15B、15C、16B、16Cを締めて、固定板13と固定板14との間隔を狭める。このとき、各部に作用する力を、図2を用いて説明する。
図2に示すように、ナット15B、15C、16B、16Cを締めることで、締付力F1〜F4が生じる。
締付力F1の発生に伴い、直線部11Aと固定板13との接触点、及び湾曲部11Cと固定板13との接触点が支点(支点P11、P12)、湾曲部11Bと上端板2との接触点が作用点(作用点P13、P14)となり、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿って締付力F11及びF12が付与される。このとき、支点P11からの垂線L1と、作用点P13からの垂線L3とは同一直線上に位置する。一方、支点P12からの垂線L2と、作用点P14からの垂線L4とは同一直線上には位置しない。作用点P13、P14は、スタック1からみて、支点P12よりも内側に配置される。2つの作用点P13、P14は、ともに、スタック1の外周部よりも内側に配置される。そのため、スタック1の積層方向に対して効果的に締付力F11及びF12を付与することができる。
同様に、締付力F2の発生に伴い、直線部11Gと固定板14との接触点、及び湾曲部11Eと固定板14との接触点が支点(支点P21、P22)、湾曲部11Fと下端板3との接触点が作用点(作用点P23、P24)となり、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿って締付力F21及びF22が付与される。作用点P23、P24は、スタック1からみて、支点P22よりも内側に配置される。2つの作用点P23、P24は、ともに、スタック1の外周部よりも内側に配置される。そのため、スタック1の積層方向に対して効果的に締付力F21及びF22を付与することができる。
また、同様に、締付力F3の発生に伴い、直線部12Aと固定板13との接触点、及び湾曲部12Cと固定板13との接触点が支点(支点P31、P32)、湾曲部12Bと下端板2との接触点が作用点(作用点P33、P34)となり、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿って締付力F31及びF32が付与される。作用点P33、P34は、スタック1からみて、支点P32よりも内側に配置される。2つの作用点P33、P34は、ともに、スタック1の外周部よりも内側に配置される。そのため、スタック1の積層方向に対して効果的に締付力F31及びF32を付与することができる。
また、同様に、締付力F4の発生に伴い、直線部12Gと固定板14との接触点、及び湾曲部12Eと固定板14との接触点が支点(支点P41、P42)、湾曲部12Fと下端板2との接触点が作用点(作用点P43、P44)となり、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿って締付力F41及びF42が付与される。作用点P43、P44は、スタック1からみて、支点P42よりも内側に配置される。2つの作用点P43、P44は、ともに、スタック1の外周部よりも内側に配置される。そのため、スタック1の積層方向に対して効果的に締付力F41及びF42を付与することができる。
このように、本実施形態によれば、スタック1外周部よりも内側に全ての作用点を設けることができ、スタック1中央部に効率良く締付力を付与することができる。
上記実施形態において、力点は締付力F1〜F4の始点に位置し、説明は省略している。
また、上記実施形態において、作用点は1点でなく、点の集合体(線又は面)であってもよい。例えば、湾曲部11B、11F、12B、11Fが平面形状になっていてもよく、その場合、上端板2及び下端板3に接触する部分が作用点の集合体となる。
また、直線部11A、11D、11G、12A、12D、12Gは、一直線な形状だけでなく、連結部15、16の締付によってかかる荷重等により反りが生じた略直線形状となり得る。
(第2の実施形態)図3に第2の実施形態による燃料電池の概略構成を示す。本実施形態は、図1に示す第1の実施形態と比較して、固定板13、14を連結する構成が異なる。図3において、図1に示す第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、固定板13、14は、ベルト21、22により連結されている。ベルト21、22は、例えば、樹脂や、ステンレス鋼のような引張強度及び防錆性に優れた材料で形成されている。
ベルト21、22により、上記第1の実施形態と同様の締付力F1〜F4が生じる。スタック1外周部よりも内側に全ての作用点を設けることができ、スタック1の中央部に効率良く締付力を付与することができる。
(第3の実施形態)図4に第3の実施形態による燃料電池の概略構成を示す。本実施形態は、図1に示す第1の実施形態と比較して、上端板2及び下端板3が凸形状となっている点、及び固定板13、14を省略し、締付部11及び12の外周部を囲むようにベルト31を設けている点が異なる。図4において、図1に示す第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
締付部11及び12の直線部11A、11G、12A、12Gは、上端板2及び下端板3の凸部に沿って配置される。
締付部11及び12には、ベルト31により、スタック1の積層方向に平行な締付力F1’〜F4’と、スタック1の積層方向に非平行な締付力F1”〜F4”とが生じる。
締付力F1’及びF1”の発生に伴い、直線部11Aとベルト31との接触点、及び湾曲部11Cとベルト31との接触点が支点(支点P11、P12)となり、作用点P13、P14を介して、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿った締付力F11及びF12を付与し、上端板2に対し、スタック1の積層方向に直交する方向に沿った締付力F13が付与される。締付力F1”は、スタック1の積層方向に沿った力(鉛直成分)と、スタック1の積層方向に直交する方向に沿った力(水平成分)からなり、締付力F1”の水平成分が締付力F13に対応する。
同様に、締付力F2’及びF2”の発生に伴い、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿った締付力F21及びF22を付与し、下端板3に対し、スタック1の積層方向に直交する方向に沿った締付力F23が付与される。また、締付力F3’及びF3”の発生に伴い、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿った締付力F31及びF32を付与し、上端板2に対し、スタック1の積層方向に直交する方向に沿った締付力F33が付与される。また、締付力F4’及びF4”の発生に伴い、スタック1に対し、スタック1の積層方向に沿った締付力F41及びF42を付与し、下端板3に対し、スタック1の積層方向に直交する方向に沿った締付力F43が付与される。
このように、本実施形態によれば、スタック1外周部よりも内側に全ての作用点を設けることができ、スタック1の中央部に効率良く締付力を付与することができる。また、上端板2及び下端板3に対し、スタック1の積層方向に直交する方向に締付力を付与することができるため、上端板2及び下端板3がずれることを防止し、安定性を高めることができる。
図5〜図10を用いて第3の実施形態の変形例について説明する。なお、図5〜図8では燃料電池の下部の図示を省略している。また、図9及び図10では、燃料電池の左上部以外の図示を省略している。
図5に示すように、締付部11、12とベルト31との間に円筒部材32をさらに設けてもよい。円筒部材32はベルト31からの締付力をスタック1の積層方向と、スタック1の積層方向に直交する方向とに分解し、スタック1(上端板2)に伝達する。このとき、直線部11A、12Aの上端がベルト31に接触していなくてもよい。また、図6に示すように、上端板2の凸部分に凹部を設け、この凹部に円筒部材33をさらに配置するようにしてもよい。
図7に示すように、締付部11、12の直線部11A、11G、12A、12Gを省略した構成にしてもよい。
図8に示すように、上端板2及び下端板3を平坦な板状にし、直線部11A及び12Aを覆うコの字状の部材34を設けてもよい。
図9に示すように、湾曲部11Cの一端が直線状になり、直線部分が上端板2と接触してもよい。
図10に示すように、湾曲部11Cと直線部11Dとの間に、直線部11Dと所定角度をなす(一直線とはならない)直線部11Hを設けてもよい。直線部11Dと直線部11Hとの接合点はベルト31に接触する。
上記第3の実施形態において、ベルト31は厚みの小さいベルトを積層したものでもよい。ベルト31は締付部11、12の湾曲部11C、11E、12C、12Eと接触する箇所において湾曲部11C、11E、12C、12Eに沿って湾曲する。ベルト31が、厚みの大きい単層構成である場合、湾曲した箇所におけるベルト内周部と外周部の変位量の差が大きくなり、ベルト31に大きな負荷が生じる。ベルト31を積層構造にすることで、このような負荷を軽減することができる。
(第4の実施形態)上記第1〜第3の実施形態における締付部11、12を、図11に示すような締付部41、42に置き換えてもよい。
締付部41は、スタック1、上端板2、及び下端板3の一側(図中左側)を上下から挟み込むコの字状の挟込部41Aと、挟込部41Aの一端に設けられ、挟込部41Aとは逆方向を向いたコの字状をなし、上端板2に接触する接触部41Bと、挟込部41Aの他端に設けられ、挟込部41Aとは逆方向を向いたコの字状をなし、下端板3に接触する接触部41Cとを有する。
また、締付部42は、スタック1、上端板2、及び下端板3の他側(図中右側)を上下から挟み込むコの字状の挟込部42Aと、挟込部42Aの一端(先端)に設けられ、挟込部42Aとは逆方向を向いたコの字状をなし、上端板2に接触する接触部42Bと、挟込部42Aの他端に設けられ、挟込部42Aとは逆方向を向いたコの字状をなし、下端板3に接触する接触部42Cとを有する。
図1に示す固定板13、14及び連結部15、16、図3に示す固定板13、14及びベルト21、22、又は図4に示すベルト31を使用することで、締付部41、42を介してスタック1に締付力を付与することができる。
(第5の実施形態)図12に第5の実施形態に係る燃料電池の概略構成を示す。燃料電池は、複数の発電部材が積層されたスタック51と、スタック51の上に配置される上端板52と、スタック51の下に配置される下端板53と、スタック51を締め付ける締付手段50とを備えている。上端板52及び下端板53はそれぞれ凸形状になっており、中央部に凸部52A、53Aが設けられている。
締付手段50は、上端板52及び下端板53の凸部52A、53Aの両側部に配置された、すなわちスタック51の四方の角部に配置された円筒部材501〜504と、対角線方向に対向する円筒部材を連結するベルト505及び506とを有している。例えば、円筒部材501及び503は、ベルト505により連結され、円筒部材502及び504は、ベルト506により連結されている。
ベルト505により、円筒部材501に締付力F50が付与されると、円筒部材501は締付力F50を、スタック積層方向に平行な締付力F51と、スタック積層方向に直交する方向に沿った締付力F52とに分解する。また、円筒部材502〜504においても同様に、ベルト505及び506による締付力が分解されて、スタック1、上端板52、下端板53に付与される。
このように、本実施形態によれば、円筒部材501〜504、ベルト505及び506という簡易な構成の締付手段501により、スタック1に対して締付力を付与することができる。また、上端板52及び下端板53に対し、スタック1の積層方向に直交する方向に締付力を付与することができるため、上端板52及び下端板53がずれることを防止し、安定性を高めることができる。
上記第5の実施形態において、図13に示すように、円筒部材501〜504の一部を省略してもよい。すなわち、円筒部材501〜504の代わりに湾曲部材を用いてもよい。
また、上記第5の実施形態において、スタック1の対角線方向に設けたベルト505及びベルト506の代わりに、図14に示すように、スタック1及び円筒部材501〜504の外周を覆うベルト507を設けてもよい。ベルト507から付与される締付力は、円筒部材501〜504により、スタック積層方向と、スタック積層方向に直交する方向とに分解される。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、スタックに締付力を効果的に付与することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 スタック
2 上端板
3 下端板
10 締付手段
11、12 締付部
13、14 固定板
15、16 連結部

Claims (2)

  1. 複数の発電部材を積層してなるスタックと、
    前記スタックの上端及び下端に設けられた上端板と下端板と、
    前記上端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記上端板に接して、互いに平行に水平に設けられた第1及び第2円筒部材と、
    前記第1及び第2円筒部材と平行に、前記下端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記下端板に接して設けられた第3及び第4円筒部材と、
    前記スタックの対角線方向に対向する前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材を互いに連結するとともに、前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力を前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材に与える第1ベルトと、
    前記スタックの対角線方向に対向する前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材を互いに連結するとともに、前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力を前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材に与える第2ベルトと、
    を備える燃料電池。
  2. 複数の発電部材を積層してなるスタックと、
    前記スタックの上端及び下端に設けられた上端板と下端板と、
    前記上端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記上端板に接して、互いに平行に水平に設けられた第1及び第2円筒部材と、
    前記第1及び第2円筒部材と平行に、前記下端板の互いに対向する二辺に沿い、かつ、前記下端板に接して設けられた第3及び第4円筒部材と、
    前記第1、第2、第3及び第4円筒部材に接するとともに前記スタックの両側面、前記上端板の上面及び前記下端板の下面に沿って環状に延び、前記スタックの対角線方向に対向する前記第1円筒部材及び前記第3円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力並びに前記スタックの対角線方向に対向する前記第2円筒部材及び前記第4円筒部材を互いに引き寄せる方向の締付力を前記第1、第2、第3及び第4円筒部材に与えるベルトと、
    を備える燃料電池。
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