JP6017438B2 - 電力最適化された復調器フロントエンド(demfront)受信機サブシステム - Google Patents

電力最適化された復調器フロントエンド(demfront)受信機サブシステム Download PDF

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Description

優先権主張
(米国特許法の下の優先権主張)
[0001] 本特許出願は、ここでの譲受人に譲渡され、これによりここにおいて参照によって明示的に組み込まれた、2010年11月16日に出願された「POWER OPTIMIZED DEMODULATOR FRONT END (DEMFRONT) RECEIVER SUBSYSTEM」と題された米国仮出願番号第61/414,064号の優先権を主張する。
背景
[0002] 本開示の態様は一般的には無線通信システムに関し、より具体的には、ユーザ機器または同様なデバイスにおける受信機サブシステムによる電力最適化プロシージャに関する。
[0003] 無線通信ネットワークは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト等のような様々な通信サービスを提供するように広く展開されている。このようなネットワークは、大抵多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。このようなネットワークの一例は、UMTS地上ラジオアクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイル電話技術、として定義されるラジオアクセスネットワーク(RAN)である。モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))技術にとってかわるものであるUMTSは、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD−CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)のような様々なエアインタフェース規格を現在サポートする。UMTSはまた、関連付けられたUMTSネットワークに、より高いデータ転送速度およびキャパシティを提供する、高速パケット接続(HSDPA)のような、エンハンスド3Gデータ通信プロトコルをサポートする。
[0004] モバイルブロードバンドアクセスの需要が高まるにつれ、研究と開発は、高まるモバイルブロードバンドアクセスの需要を満たすためだけではなく、モバイル通信によりユーザ経験を進展させ高めるために、UMTS技術を進展させつづける。
[0005] ユーザ経験、およびモバイル通信性能を改善させる1つの方法は、電力使用を管理することを通じて行なわれる。例えば、接続モードでの不連続受信(discontinuous reception)(DRX)は、ユーザ機器(UE)での電力消費を減らすことを目的とする電力節約仕様または機能(power savings specification or feature)である。電力節約における、さらなる改善が所望されている。
[0006] セルラ通信システムでは、電力最適化された復調器フロントエンド(DEMFRONT)受信機サブシステムは、DEMFRONT受信機サブシステムのオペレーションを最適化することによって電力使用を縮小することができる。例えば、UEは、アクセスネットワーク(例えば、HSDPA、LTE)上でデータが送信されないときには、低電力DEMFRONT受信機モードを選択し、有効なデータが検出されたときには、アドバンスドDEMFRONT受信機モード(例えば、相対的により高いデータレート機能を有する)をイネーブルにする(enables)。実現された電力最適化(receiver circuitry optimizations)は、不連続受信(DRX)機能における受信機回路最適化に加えたものであり得る。
[0007] 一態様では、本開示は、検出またはモニタリング(detection or monitoring)について低電力モードでデバイスを動作させ、トリガイベント(trigger event)を検出し、トリガイベントの検出に応じて高電力モードでデバイスを動作させ、タイマの終了に従って低電力モードに戻す方法を提供しており、ここでは、低電力モードは、高電力モードよりも少ない電力を消費する。例示的な事例では、本開示は、高電力モード中に後続トリガイベントを検出し、高電力モードの持続時間を延長する方法を提供する。
[0008] 別の態様では、少なくとも1つのプロセッサは、検出またはモニタリングについて低電力モードでデバイスを動作させるための第1のモジュールを備える。第2のモジュールはトリガイベントを検出する。第3のモジュールは、トリガイベントの検出に応じて、高電力モードでデバイスを動作させる。第4のモジュールは、タイマの終了にしたがって低電力モードに戻り、ここにおいて、低電力モードは、高電力モードより少ない電力を消費する。例示的な事例では、本開示は、高電力モード中に後続トリガイベントを検出し、高電力モードの持続時間を延長するための第5のモジュールをさらに備える少なくとも1つのプロセッサを提供する。
[0009] さらなる態様では、コードのセットを格納するためのノントランジトリコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトが提供される。第1のコードのセットは、コンピュータに、検出またはモニタリングについて低電力モードでデバイスを動作させる。第2のコードのセットは、コンピュータに、トリガイベントを検出させる。第3のコードのセットは、コンピュータに、トリガイベントの検出に応じて高電力モードでデバイスを動作させる。第4のコードのセットは、コンピュータに、タイマの終了にしたがって低電力モードに戻らせ、ここにおいて、低電力モードは、高電力モードより少ない電力を消費する。例示的な態様では、コンピュータプログラムプロダクトはさらに、コンピュータに、高電力モード中に後続トリガイベントを検出させ高電力モードの持続時間を延長させるための第5のコードのセットを備える。
[0010] さらなる態様では、装置は、検出またはモニタリングについて低電力モードでデバイスを動作させるための手段を備える。装置はさらに、トリガイベントを検出するための手段を備える。装置はさらに、トリガイベントの検出に応じて、高電力モードでデバイスを動作させるための手段を備える。装置はさらに、タイマの終了にしたがって低電力モードに戻るための手段を備え、ここにおいて、低電力モードは、高電力モードより少ない電力を消費する。例示的な態様では、装置はさらに、高電力モード中に後続トリガイベントを検出するための手段と、高電力モードの持続時間を延長するための手段と、を備える。
[0011] また別の態様では、装置は、低電力モードおよび高電力モードで選択的に動作可能な第1の回路を備え、ここにおいて、低電力モードは、高電力モードより少ない電力を消費する。装置は、検出またはモニタリングについて低電力モードで第1の回路を動作させ、トリガイベントを検出し、トリガイベントの検出に応じて高電力モードでデバイスを動作させ、タイマの終了に従って低電力モードに戻るための第2の回路を含む。例示的な態様では、第2の回路はさらに、高電力モード中に後続トリガイベントを検出するためのものであり、高電力モードの持続時間を延長するためのものである。
[0012] 一態様では、セルラ通信システムにおける復調器フロントエンド受信機サブシステムを電力最適化するための方法が提供される。第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、低電力モードでダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンクデータチャネルで(on a downlink data channel)データ送信を示すトリガイベントが検出される。第2の復調フロントエンド受信機サブシステムは、高電力モードでトリガイベントに応じてデータ送信を受信するためにイネーブルにされる。高電力モードは、タイマをモニタすることによってデータ送信の持続時間の間、継続する。低電力モードは、タイマの終了に応じて戻り、ここにおいて、低電力モードを定義する第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、高電力モードを定義する第2の復調フロントエンド受信機サブシステムよりも少ない電力を消費する。
[0013] 別の態様では、セルラ通信システムにおける復調器フロントエンド受信機サブシステム選択を電力最適化するための少なくとも1つのプロセッサが提供される。第1のモジュールは、低電力モードで第1の復調フロントエンド受信機サブシステムでダウンリンク制御チャネルを受信する。第2のモジュールは、ダウンリンクデータチャネルでデータ送信を示すトリガイベントを検出する。第3のモジュールは、高電力モードでトリガイベントに応じてデータ送信を受信するために第2の復調フロントエンド受信機サブシステムをイネーブルにする。第4のモジュールは、タイマをモニタすることによってデータ送信の持続時間の間、高電力モードを継続する。第5のモジュールは、タイマの終了に応じて低電力モードに戻り、ここにおいて、低電力モードを定義する第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、高電力モードを定義する第2の復調フロントエンド受信機サブシステムよりも少ない電力を消費する。
[0014] さらなる態様では、セルラ通信システムにおける復調器フロントエンド受信機サブシステム選択を電力最適化するためのコンピュータプロダクトが提供される。ノントランジトリコンピュータ可読媒体は、コードのセットを格納する。第1のコードのセットは、コンピュータに、低電力モードで第1の復調フロントエンド受信機サブシステムでダウンリンク制御チャネルを受信させる。第2のコードのセットは、コンピュータに、ダウンリンクデータチャネルでデータ送信を示すトリガイベントを検出させる。第3のコードのセットは、コンピュータに、高電力モードでトリガイベントに応じてデータ送信を受信するために第2の復調フロントエンド受信機サブシステムをイネーブルにさせる。第4のコードのセットは、コンピュータに、タイマをモニタすることによってデータ送信の持続時間の間、高電力モードを継続させる。第5のコードのセットは、コンピュータに、タイマの終了に応じて低電力モードに戻らせ、ここにおいて、低電力モードを定義する第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、高電力モードを定義する第2の復調フロントエンド受信機サブシステムよりも少ない電力を消費する。
[0015] さらなる態様では、セルラ通信システムにおける復調器フロントエンド受信機サブシステムを電力最適化するための装置が提供される。装置は、低電力モードで第1の復調フロントエンド受信機サブシステムでダウンリンク制御チャネルを受信するための手段を備える。装置は、ダウンリンクデータチャネルでデータ送信を示すトリガイベントを検出するための手段を備える。装置は、高電力モードでトリガイベントに応じてデータ送信を受信するために第2の復調フロントエンド受信機サブシステムをイネーブルにするための手段を備える。装置は、タイマをモニタすることによってデータ送信の持続時間の間、高電力モードを継続するための手段を備える。装置は、タイマの終了に応じて低電力モードに戻るための手段を備え、ここにおいて、低電力モードを定義する第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、高電力モードを定義する第2の復調フロントエンド受信機サブシステムよりも少ない電力を消費する。
[0016] 別の態様では、セルラ通信システムにおける復調器フロントエンド受信機サブシステムを電力最適化するための装置が提供される。低電力モードを定義する第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、高電力モードを定義する第2の復調フロントエンド受信機サブシステムよりも少ない電力を消費する。装置は、低電力モードで第1の復調フロントエンド受信機サブシステムでダウンリンク制御チャネルを受信し、ダウンリンクデータチャネルでデータ送信を示すトリガイベントを検出し、高電力モードでトリガイベントに応じてデータ送信を受信するために第2の復調フロントエンド受信機サブシステムをイネーブルにし、タイマをモニタすることによってデータ送信の持続時間の間、高電力モードを継続し、タイマの終了に応じて、低電力モードに戻るための受信機選択回路を含む。
[0017] 本発明のこれらおよび他の態様は、次に続く、詳細な説明を検討するとより十分に理解されるであろう。
[0018] 図1は電力最適化のための方法のフロー図を図示する。 [0019] 図2は受信機間の電力最適化選択のためにユーザ機器を用いたセルラ通信システムの機能ブロック図を図示する。 [0020] 図3は、一態様によるセルラ通信システムにおける電力最適化のための方法のフロー図を図示する。 [0021] 図4A−図4Cは、低電力受信機で制御チャネルを受信し、ある状態(a condition)が検出されるときに高電力受信機をイネーブルにすることによって、接続モードで不連続受信(DRX)を実行するユーザ機器(UE)の受信機選択器のタイミング図を図示する。 [0021] 図4A−図4Cは、低電力受信機で制御チャネルを受信し、ある状態が検出されるときに高電力受信機をイネーブルにすることによって、接続モードで不連続受信(DRX)を実行するユーザ機器(UE)の受信機選択器のタイミング図を図示する。 [0021] 図4A−図4Cは、低電力受信機で制御チャネルを受信し、ある状態が検出されるときに高電力受信機をイネーブルにすることによって、接続モードで不連続受信(DRX)を実行するユーザ機器(UE)の受信機選択器のタイミング図を図示する。 [0022] 図4D−4Fは、低電力受信機で制御チャネルを受信し、また、UEを対象とした制御チャネルが復号されるときに、トリガされたタイマの持続時間の間、高電力受信機をイネーブルにすることによって、接続モードでDRXを実行するUEの受信機選択器のタイミング図を図示する。 [0022] 図4D−4Fは、低電力受信機で制御チャネルを受信し、また、UEを対象とした制御チャネルが復号されるときに、トリガされたタイマの持続時間の間、高電力受信機をイネーブルにすることによって、接続モードでDRXを実行するUEの受信機選択器のタイミング図を図示する。 [0022] 図4D−4Fは、低電力受信機で制御チャネルを受信し、また、UEを対象とした制御チャネルが復号されるときに、トリガされたタイマの持続時間の間、高電力受信機をイネーブルにすることによって、接続モードでDRXを実行するUEの受信機選択器のタイミング図を図示する。 [0023] 図5は、電力最適化された装置の一態様についてのハードウェア実装の例を図示する概念図を図示する。 [0024] 図6は、W−CDMAエアインタフェースを利用するUMTSシステムで動作している電力最適化されたユーザ機器の一態様の概略図を図示する。 [0025] 図7は、UTRANアーキテクチャにおいてアクセスネットワークで動作している電力最適化されたユーザ機器の一態様の概略ブロック図を図示する。 [0026] 図8は、電力最適化されたユーザ機器の態様と通信するベースノードの一態様の概略ブロック図を示す。 [0027] 図9は、一態様によるセルラ通信システムにおける電力最適化復調器フロントエンド受信機サブシステム選択のためのシステムの概略ブロック図を図示する。
詳細な説明
[0028] 無線技術では、ユーザ機器(UE)は、受信機サブシステムにおいて、その復調フロントエンド(demodulation front-end)(「DEMFRONT(demfront)」)受信機について複数のオペレーションモードを有しうる。UEで利用されるDEMFRONT受信機(Demfront receivers)は、レーキ受信機(rake receivers)、リニアイコライザ受信機(linear equalizer receivers)、干渉緩和を使用するイコライザ(equalizers)を含む。さらに、DEMFRONT受信機はまた、受信ダイバーシティ(receive diversity)を活用することがある。あるシナリオではある受信機が別の受信機より性能が良いことがあるので、複数の受信機が使用されうる。
[0029] 不連続受信(Discontinuous Reception)(DRX)は、UEが特定の時間インターバルにわたってモニタすることが必要とされるダウンリンクチャネルのサブセットを定義する無線技術(例えば、HSPA+、LTE等)における機能(feature)である。これらのインターバルの間に、UEは、受信機回路をシャットダウンすることが許容されるので電力使用を縮小し、それによって、バッテリー寿命を増大させる。このような受信機回路は、DEMFRONT受信機で使用されるハードウェアとラジオ受信機を含むことができるが、それらに限定されていない。接続モードでのDRXコンセプトの基本的概念は、3GPP TS 25.903 Release7で見つけられることができる。本開示の利益によって、この説明は、Release7仕様の外、および、他のラジオアクセス技術に拡張されることができるということは理解されるべきである。
[0030] ここで理解されるように、電力使用をさらに減らす機会がネットワーク非アクティビティの期間中に生じる。具体的には、いずれのHSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)データもネットワークによってスケジュールされない場合には、UEにおけるHSDPAのためのDEMFRONT受信機サブシステムは、UEを対象としたネットワークアクティビティの開始を検出するためにHS−SCCH(およびHS−SCCHなし送信の場合にはHS−PDSCH送信)上のシグナリングをモニタすることのみ必要とされる。
[0031] さらに、ここで理解されるように、様々なDEMFRONT受信機は異なる電力を消費しうる。一般に、DEMFRONT受信機の性能と電力利用は相互に関連づけられる。例えば、非受信ダイバーシティモードで実行するレーキ受信機は、受信ダイバーシティモードで干渉緩和をサポートするイコライザより少ない電力を消費することが想定され期待される;性能の低下もまた想定され期待される。この電力差は、受信機によるハードウェア使用または復調時間における変動のいずれかの形で表れることができる。
[0032] 本発明は、ネットワーク非アクティビティの時間の間に低電力受信機サブシステムのオペレーションモードを使用すること、および、ネットワークアクティビティが検出されるときより多くの電力を消費するより高性能な(例えば、相対的により高いデータレート機能)受信機サブシステムのオペレーションモードを使用すること、を開示する。一態様では、本発明は、ネットワークアクティビティに起因する受信機サブシステム選択が内部UEタイマに基づくということ、および、ネットワークアクティビティに起因する受信機サブシステム選択が、構成される場合には、DRX構成に基づくということ、という2つの部分を含めうる。後者の場合、電力最適化された受信機サブシステムの選択は、受信機回路のシャットダウンに起因して電力最適化と関連して、実行されることができる。2つの手法の組み合わせもまた可能である。
[0033] 下記で、添付図面に関連して、記載される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、ここにおいて説明される概念が実践されうる唯一の構成を表すように意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供するために具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしで実行されうるということは、当業者にとっては明らかであろう。他の例では、よく知られた構造およびコンポーネントは、そのような概念を不明瞭にすることを回避するために、ブロック図の形で示されている。
[0034] 図1において、本開示は、電力最適化のための方法100を提供する。ブロック102では、デバイスは、例えば制御チャネルの、検出またはモニタリングについて低電力モードで動作する。例えば、デバイスは、低電力モードを達成するために相対的に低電力の第1の受信機システムを動作する。デバイスは、トリガイベント(例えば、有効な高速共有制御チャネル(HS−SCCH)、有効な高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH)等)を検出する(ブロック104)。その後で、デバイスは、トリガイベントの検出に応じて、高電力モードで動作する(ブロック106)。例えば、デバイスは、第1の受信機システムとは異なるまたは同じでありうる相対的に高い電力の第2の受信機システムを動作し、相対的に低い電力の受信機システムをOFFにしうる。ブロック108では、デバイスは、ネットワークアクティビティ(例えば、データ送信)に相当する期間の間、タイマを開始する。例えば、タイマは、高電力モードのオペレーションの開始と実質的に同時に開始しうる。デバイスは、高電力モードで動作している間に後続トリガイベントが生じたかどうか判定を行なう(ブロック110)。例えば、後続トリガイベントは、限定されてはいないが、追加データを受信するようにデバイスがスケジュールするということを検出することを含めうる。後続トリガイベントが検出される場合には、タイマはリセットされ(ブロック112)、処理はブロック110に戻る。後続トリガイベントが検出されない場合には、データ送信が終結したかどうか、または、タイマが終了したかどうか(例えば、タイマしきい値(timer threshold)が満たされている)についてのさらなる判定が行なわれる(ブロック114)。満たされた場合には、処理は、低電力モードに戻るために、ブロック102に戻る。満たされない場合には、処理は、高電力モードを継続するために、ブロック110に戻る。
[0035] 例えば、タイマしきい値は、連続パケット接続−不連続受信(CPC−DRX)パラメータInactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycle(the Continuous Packet Connectivity-Discontinuous Reception (CPC-DRX) parameter Inactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycle)のような、ネットワーク構成のパラメータに基づくことができる。別の例では、タイマは、エンハンスドUE DRX T321パラメータのような、ネットワーク構成のパラメータに基づくことができる。ネットワーク構成パラメータに基づくこれらのタイマしきい値の代わりに、または、加えて、内部ユーザ機器タイマしきい値が使用されることができる。
[0036] 図2において、セルラ通信システム200では、装置は、ユーザ機器(UE)202と表され、復調器フロントエンド受信機サブシステム選択によって電力消費を最適化する。一般的には性能のトレードオフにも関わらず、第1の復調フロントエンド受信機サブシステム204は、第2の復調フロントエンド受信機サブシステム206よりも少ない電力を消費する。コンピューティングプラットフォーム208は、プロセッサ210と、受信機選択器213のためのコードを格納するためのノントランジトリコンピュータ可読媒体212と、を含み、ノード216からダウンリンク制御チャネル214を受信するために第1の復調フロントエンド受信機204をイネーブルにする。コンピューティングプラットフォーム208は、ダウンリンクデータチャネル220でデータ送信219を示すトリガイベント218を検出する。それに応じて、コンピューティングプラットフォーム208は、データ送信219を受信するために第2の復調フロントエンド受信機サブシステム206をイネーブルにし、データ受信中に第1の復調フロントエンド受信機サブシステム204の動作を中止しうる。
[0037] 本開示の利益により、第1および第2の復調フロントエンド受信機サブシステム204、206の選択は、UE202でプロビジョンされた複数の受信機または受信機モードの中から選択して、動的であることができるということが理解されるべきである。例えば、どのプロビジョンされた受信機が相対的に低電力であるかまたは相対的によりよく実行するかは、使用されている帯域または通信プロトコル、干渉源の存在または不在、マルチパスチャネルフェーディング等によって変わることがある。例えば、特定のプロビジョンされた受信機は、あるシナリオでは相対的により低電力であることができるが、別のシナリオでは相対的により高電力であることができる。代替的に、選択された受信機はあるシチュエーションでは使用可能であるが、別のシチュエーションでは使用可能ではないことがある。
[0038] 第1の例示的な態様では、第1の受信機はレーキ受信機を備え、第2の受信機はイコライザ受信機を備える。
[0039] 第2の例示的な態様では、第1の受信機は干渉緩和を実行せず、第2の受信機は干渉緩和を実行する。
[0040] 第3の例示的な態様では、第1の受信機は受信ダイバーシティを実行せず、第2の受信機は、受信ダイバーシティを実行する。
[0041] 一態様では、低電力モードは、高電力モードの機能縮小バージョン(feature-reduced version)であることができる。例えば、高電力モードは、通常のオペレーションモードであることができる。
[0042] 一態様では、第1の復調フロントエンド受信機サブシステム204は、非受信ダイバーシティレーキ受信機を備える。第2の復調フロントエンド受信機サブシステム206は、受信ダイバーシティを有するレーキ受信機、受信ダイバーシティのないイコライザ受信機、受信ダイバーシティを有するイコライザ受信機、受信ダイバーシティのない干渉緩和受信機を有するイコライザ、および受信ダイバーシティを有する干渉緩和受信機を有するイコライザのうちの選択された1つを備える。
[0043] 別の態様では、第1の復調フロントエンド受信機サブシステム204は受信ダイバーシティレーキ受信機を備える。第2の復調フロントエンド受信機サブシステム206は、受信ダイバーシティのないイコライザ受信機、受信ダイバーシティを有するイコライザ受信機、受信ダイバーシティのない干渉緩和受信機を有するイコライザ、および受信ダイバーシティを有する干渉緩和受信機を有するイコライザのうちの選択された1つを備える。
[0044] さらなる態様では、第1の復調フロントエンド受信機サブシステム204は、非受信ダイバーシティ受信機を備え、第2の復調フロントエンド受信機サブシステム206は、受信ダイバーシティ受信機を備える。
[0045] レーキ受信機は、マルチパスフェーディングの効果に対抗するように設計されたラジオ受信機である。フィンガと呼ばれるいくつかの「サブ受信機」、すなわち、異なるマルチパスコンポーネントに各々割り当てられたいくつかの相関器、を使用することによってこのことを行なう。各フィンガは、単一のマルチパスコンポーネントを独立して復号し;後の段階で、すべてのフィンガの寄与(contribution)は、各送信パスの異なる送信特性を活用するために、合成される。このことは、「クリーン」な環境よりもマルチパス環境において、より高い信号対雑音比、または、ビット当たりのエネルギー対雑音電力スペクトラル密度比(the energy per bit to noise power spectral density ratio)(E/N)という非常によい結果をもたらす。ラジオ波が送信するマルチパスチャネルは、オリジナル(視線)波にマルチパスコンポーネントの数を足したものを送信するものとしてみなされることができる。マルチパスコンポーネントは、異なるエコーパスを通じて伝達するオリジナル送信波の遅延コピーであり、各々は、異なる大きさと、受信機での到達時刻を備えている。各コンポーネントがオリジナル情報を含むので、各コンポーネントの大きさおよび到達時刻(位相)が受信機で(チャネル推定と呼ばれるプロセスを通じて)計算される場合には、すべてのコンポーネントは、情報の信頼性を改善するためにコヒーレントに追加されることができる。レーキ受信機は、庭の熊手の機能の1つを思い出させるのでそのように呼ばれ、レーキ受信機の各フィンガは、熊手の歯が葉を集める方法(how tines on a rake collect leaves)と同じ方法でシンボルエネルギー(symbol energy)を集める。レーキ受信機は、モバイル電話および無線LAN機器のような多種多様のCDMAおよびW−CDMAラジオデバイスにおいて一般的である。
[0046] 図3では、本開示は、一態様において、セルラ通信システムにおける電力最適化のための方法300を提供する。ブロック302では、デバイスの第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、ダウンリンク制御チャネルを受信するために、相対的に低電力モードで動作する。デバイスは、ダウンリンクデータチャネルでデータ送信を示すトリガイベントを検出する(ブロック304)。デバイスは、トリガイベントに応じてデータ送信を受信するために、第1の復調フロントエンド受信機サブシステムに対して相対的に高電力モードで動作し、オプションでより高い性能、例えば、より高いデータレート機能)を提供する第2の復調フロントエンド受信機サブシステムを使用することをイネーブルにする、あるいは第2の復調フロントエンド受信機サブシステムを使用することに切り替える(ブロック306)。ネットワークアクティビティが終結した後で、デバイスは、ダウンリンク制御チャネルの検出またはモニタリングについて低電力を使用することに戻りまたは切り替わり、ブロック302に戻るものとして図示されている。ブロック308では、デバイスは、ネットワークアクティビティ(例えば、データ送信、または、データ送信の受信)に対応する期間の間タイマを開始する。例えば、デバイスが第2の復調フロントエンド受信機サブシステム、例えばより高い電力モードを使用することに切り替わるとき、タイマが開始されうる。デバイスは、高電力モードで動作している間に後続トリガイベントが生じたかどうかという判定を行なう(ブロック310)。例えば、後続トリガイベントは、限定されてはいないが、追加データを受信するようにデバイスはスケジュールするということを検出することを含めうる。後続トリガイベントが検出される場合には、タイマはリセットされ(ブロック312)、処理はブロック310に戻る。検出されない場合には、データ送信が終結したかどうか(例えば、タイマしきい値が満たされている)についてのさらなる判定が行なわれる(ブロック314)。満たされた場合には、処理はブロック302に戻り、低電力モードで受信機を動作させることに戻る。満たされなかった場合には、処理はブロック310に戻り、高電力モードで受信機を動作させることを続ける。
[0047] 図4A−図4Fでは、UE202(図2)の受信機選択器213のオペレーションの説明のためのタイミング図が、低電力受信機400(例えば、レーキ受信機、非受信ダイバーシティ受信機、非干渉緩和受信機等)または高電力受信機402(例えば、イコライザ受信機、受信ダイバーシティ受信機、干渉緩和受信機等)のいずれかをイネーブルにするために図示されている。縮尺通りに図示されていないが、N=10のサブフレームのDRXサイクルがこれらの例において図示されている。明りょうのため、ここで説明されている態様が1より多いSCCHに適用されることができるにもかかわらず、受信パターンでモニタするSCCHの数はM=1である。SCCHがUEについて有効である場合に、非アクティビティしきい値(inactivity threshold)「T」が働き始める(kicks in)。
[0048] SCCHとラベルされたブロックは、UEによってモニタされるSCCHサブフレームについて注釈がつけられておらず(例えば、太字で表されておらず、細線で表されている)、SCCH CRCは、SCCHはUEを対象としてないということを示していない。SCCHとラベルされたブロックは、UEによってモニタされる、および、SCCH CRCが通るSCCHサブフレームについて注釈がつけられており(例えば、太字または太線で表されている)、したがって、SCCHがUEを対象としているということを示す。
[0049] デルタ「Δ」を含む各ブロックは、SCCHサブフレームに続く復号遅延を示す。明りょうのため、復号遅延は低電力モードおよび高電力モード間において同一と図示されているが、高電力受信機は復号するのにより長く時間がかかる可能性がある。さらに、すべての図は、この復号遅延(デルタ「Δ」)のモデル化に起因するSCCHサブフレームの終わりと低電力受信機400のタイムラインと高電力受信機402のタイムラインとの間のオフセットを図示する。
[0050] 図4A−4Cにおいて、第1のバージョンの受信機選択器213では、アドバンスド受信機イネーブルメント(enablement of the advanced receiver)のためのしきい値が図示されている。根底をなす態様は、アドバンスド受信機(高電力受信機402)のイネーブルメント(enablement)が、ある状態(some condition)の持続時間の有効SCCHに応じる、ということである。この場合、その状態とは、UEについて有効な最後のSCCHを超えて「X」サブフレームに対して高電力受信機402を使用することを継続することである。図4Aは、UEについて意図されているSCCHフレームを復号するためにDRX中にイネーブルにされている低電力受信機400のみを図示する。図4B−4Cでは、アドバンスド受信機402について、網掛けの長方形は、アドバンスド受信機402がまだアクティブであるということを示す。HSチャネルがモニタリングを必要としてないので、アドバンスド受信機402は、これらのインターバル中にディスエーブルにされることができる。アドバンスド受信機は、タイマ「X」が終了しない場合次のSCCH受信パターン中にイネーブルにされる。図4Cでは、TとXの繰り返されたシーケンスは、タイマは有効なSCCHの各発生時にリセットされるということを示す。
[0051] 図4D−4Fでは、第2のバージョンの受信機選択器213では、アドバンスド受信機イネーブルメントのタイマが図示されている。基盤態様は、アドバンスド受信機(高電力受信機402)のイネーブルメントがタイマの持続時間の間(非アクティビティしきい値「T」)有効SCCHに応じる、ということである。図4Dは、UEについて意図されているSCCHフレームを復号するためにDRX中にイネーブルされている低電力受信機400のみを図示する。図4E−4Fでは、アドバンスド受信機402について、網掛けの長方形は、アドバンスド受信機402がまだアクティブであるということを示す。HSチャネルがモニタリングを必要としてないので、アドバンスド受信機402は、これらのインターバル中にディスエーブルにされることができる。アドバンスド受信機は、タイマ「T」が終了しない場合次のSCCH受信パターン中にイネーブルにされる。図4Fでは、Tの繰り返されたシーケンスは、有効SCCHの各発生時にタイマがリセットされるということを示す。
[0052] 不連続受信(DRX)のための電力最適化DEMFRONT選択:
2つの例のうちの1つとして、3GPP UMTS Release 7 CPC−DRX仕様では、HS−SCCH受信パターンにおけるサブフレーム中のHS−SCCHおよびHS−PDSCHの必要とされたモニタリングは、3GPP TS 25.214 Release7の6C.3節で定義されるように、連続パケット接続(CPC)構成に基づいて知られている。このモニタリングは必要とされ、ネットワークアクティビティとは独立している。要件は、UE_DRX_CycleサブフレームごとにHS−SCCHおよびHS−PDSCH(必要とされる場合)をモニタすることであり、UE_DRX_Cycleサブフレームは、4,5,8,10,16,または20サブフレームのうちの1つであるように構成されることができる。ダウンリンクチャネルモニタリングに関するすべての他の要件は、アップリンクアクティビティまたはダウンリンクアクティビティのいずれかに依存する。
[0053] パラメータInactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycleは、UEについて意図された有効なHS−SCCH(またはHS−PDSCH)が検出された後でモニタリングに必要とされるサブフレームの数である。このことは、UEについて意図されたHS−SCCHがネットワークによって送信された場合には、ネットワークは、それが非アクティビティしきい値内にある限り、HS−SCCH受信パターン外で、UEについてのHS−SCCHおよびHS−PDSCHをスケジュールすることができるということを意味する。このことはまた、データスケジューリングが連続にされる場合に高スループットが可能であるということを意味する。
[0054] UEがInactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycleの外側にあるときには、UEをオペレーションの低電力DEMFRONT受信機サブシステムモードへとデフォルト設定にさせることにより(例えば、受信ダイバーシティのないレーキ受信機を使用することのみで)、また、いずれのアドバンスドDEMFRONT受信機もイネーブルにさせないことによって、電力節約が実現される。DEMFRONT受信機が異なるタイムラインを有する場合、複数のDEMFRONT受信機の代替物がイネーブルにされるが、低電力DEMFRONT受信機は選択された1つである。いずれの場合も、このことは、ネットワーク非アクティビティ(例えば、この場合は非アクティビティしきい値の外)の間に、UEは、(アドバンスド受信機と比べて)高速データレートを復号することができないことがあるということを意味する。しかしながら、HSDPAチャネル上でネットワークアクティビティが送信されていないので、高速データレートは必要とされない。
[0055] UEについての有効なHS−SCCH(またはHS−PDSCH)が低電力DEMFRONT受信機サブシステムで検出されると、UEは、DEMFRONT受信機サブシステムの高電力のオペレーションモード(例えば、干渉緩和と受信ダイバーシティを有するイコライザを含むもの)をイネーブルにする。複数のDEMFRONT受信機は、1つがデータの復調のために選択されており(例えば、CQIを通じた選択)、オペレーションのサブシステム高電力モードにおいて動作中でありうる。DEMFRONT受信機は、UE機能に依存して、受信ダイバーシティのないイコライザ、受信ダイバーシティを有する干渉緩和を有するイコライザ、受信ダイバーシティを有するレーキ受信機、および他のものを含む。この時点で、UEは、基地局からのさらなるデータのために、HS−SCCHおよびHS−PDSCHをモニタしている。
[0056] いったん非アクティビティしきい値が終了すると、UEは、低電力DEMFRONT受信機を使用してオペレーションに戻ることができる、なお、それは、HS−SCCH受信パターンで、HS−SCCHおよびHS−PDSCHのみをモニタしている。
[0057] ネットワーク予測による電力最適化DEMFRONT選択の第2の例で提案されているように、UE側タイマと合成されることができる。
[0058] 第2の例において、3GPP UMTS Release8 エンハンスドUE DRX仕様では、HS−SCCH受信パターンにおけるサブフレーム中のHS−SCCHおよびHS−PDSCHの必要とされたモニタリングが、3GPP TS 25.331 Release 8の8.5.49節で定義されるように、エンハンスドUE DRX構成に基づいて知られている。このモニタリングが必要とされ、ネットワークアクティビティとは独立している。要件は、すべてのDRX_CycleフレームのうちRx_burstフレームにおいて、HS−SCCHおよびHS−PDSCH(必要とされる場合)をモニタすることである。さらに、設定される場合には、この時間の間に連続的にHS−SCCHおよびHS−PDSCHをモニタすることをUEが必要とするということを示すT321タイマがある。
[0059] 例1と同じように、T321タイマがリセットされるまで、HS−SCCHおよびHS−PDSCHが検出されない場合には、受信機サブシステム低電力オペレーションモードが使用されることができる。例1とは異なり、T321タイマは、HS−SCCHおよびHS−PDSCH外でネットワークアクティビティに起因してリセットされることができ、そしてそれは、第2の例で提案されるようにUE側タイマと結合されることができる。
[0060] 内部UEネットワークアクティビティタイマを通じた、電力最適化されたDEMFRONT選択:
[0061] 一般的なUEオペレーションでは(DRXに限定されない)、UEは、第1の例におけるものと同様なこの電力最適化された受信機サブシステムを実行することができる。Inactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycleパラメータに依存する代わりに、UEは、ネットワークアクティビティ使用を推定するために、その独自のしきい値を使用することができる。
[0062]一態様では、この一般的なUEオペレーションとDRX特有オペレーションとの間の例外は、HS−SCCHサブフレームのサブセットに関してのみではなくて、タイマしきい値の外側ですべてのHS−SCCHを復号するために低電力受信機サブシステムが使用される(前者はDRXの外側で定義されない)(the low-power receiver subsystem will be used to decode all HS-SCCH outside the timer threshold instead of only on a subset of HS-SCCH subframes (the latter is not defined outside DRX))。このことは、受信機回路に基づく電力最適化は、汎用UEオペレーションにおいて可能ではないということを意味し(implies);電力最適化は、オペレーションのDEMFRONT受信機サブシステムモードの選択に基づいて生じる可能性がある。
[0063] 図5は、処理システム514を利用している装置500についてのハードウェア実装の例を図示している概念図である。この例では、処理システム514は、一般的にはバス502で表されるバスアーキテクチャで実装されうる。バス502は、処理システム514の特定アプリケーションと全体的な設計制約に依存している、任意の数の相互接続しているバスとブリッジを含むことができる。バス502は、コンピュータ可読媒体506によって一般的に表されるコンピュータ可読媒体とプロセッサ504によって一般的に表される1つまたは複数のプロセッサを含んでいる様々な回路を一緒にリンクさせる。バス502はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクさせ、それらは、当技術分野ではよく知られているので、さらには説明しない。バスインターフェース508は、バス502とトランシーバ510との間でインタフェースを提供する。トランシーバ510は、送信媒体上で様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質によっては、ユーザインタフェース512(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)もまた提供される。
[0064] プロセッサ504は、コンピュータ可読媒体506上で格納されるソフトウェアの実行を含むバス502および一般的な処理を管理することを担う。ソフトウェアは、プロセッサ504によって実行されるとき、処理システム514に、いずれの具体的な装置について後述される様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体506はまた、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ504によって操作されるデータを格納するために使用されうる。
[0065] 装置500は、UE202(図2)であることができ、コンピュータ可読媒体506は、ここに開示される態様による方法100(図1)を実行するための受信機選択器213(図2)を備える。
[0066] 本開示全体にわたって説明された様々な概念は、広範囲のテレコミュニケーションシステム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装されうる。例として、また、限定されてはいないが、図6で図示された本開示の態様は、W−CDMAエアインタフェースを利用するUMTSシステム600を参照して提示される。UMTSネットワークは3つの相互作用する領域:コアネットワーク(CN)604、UMTS地上ラジオアクセスネットワーク(UTRAN)602およびユーザ機器(UE)610、を含む。この例では、UTRAN602は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々な無線サービスを提供する。UTRAN602は、RNS607のような複数のラジオネットワークサブシステム(RNS)を含めうる、そして各々は、RNC606のようなそれぞれのラジオネットワークコントローラ(RNC)によって制御される。ここでは、UTRAN602は、ここで図示されているRNC606およびRNS607に加えて任意の数のRNC606およびRNS607を含めうる。RNC606は、とりわけ、RNS607内のラジオリソースを割り当て、再構成し、リリースすることを担う装置である。RNC606は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接的な物理接続、仮想ネットワーク、または同様なもののような様々なタイプのインタフェースを通じてUTRAN602において他のRNC(図示されず)に相互接続されうる。
[0067] UE610とノードB608との間の通信は、物理(PHY)層と媒体アクセス制御(MAC)層とを含むものとしてみなされうる。さらに、それぞれのノードB608を通るUE610とRNC606との間の通信は、ラジオリソース制御(RRC)層を含むものとしてみなされうる。本明細書では、PHY層は層1とみなされ、MAC層は層2とみなされ、RRC層は層3とみなされうる。ここにおける下記の情報は、ラジオリソース制御(RRC)プロトコル仕様、3GPP TS 25.331 v9.1.0で導入された用語を使用し、参照によりここに組み込まれている。
[0068] SRNS607によってカバーされた地理的な領域は、多数のセルに分割され、ラジオトランシーバ装置は各セルをサービス提供する。ラジオトランシーバ装置は、UMTSアプリケーションではノードBと一般的に呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、ベーストランシーバ局(BTS)、ラジオ基地局、ラジオトランシーバ、トランシーバ機能、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または他の何らかの適切な用語で呼ばれうる。明確化のため、各SRNS607においてノードB608が図示されているが、SRNS607は、任意の数の無線ノードBを含めうる。NodeB608は、任意の数のモバイル装置のためにコアネットワーク(CN)604に無線アクセスポイントを提供する。モバイル装置の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、グローバルポジショニングシステム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤー(例、MP3プレイヤー)、カメラ、ゲームコンソール、または、いずれの他の同様な機能デバイス、を含む。モバイル装置は、UMTSアプリケーションではユーザ機器(UE)と一般的に呼ばれるが、当業者によって、モバイル局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または、何らかの他の適切な用語でも呼ばれうる。UMTSシステムでは、UE610は、ネットワークにユーザの加入情報を含む、ユニバーサル加入者アイデンティティモジュール(USIM)611をさらに含めうる。説明する目的のため、多数のノードB608と通信する1つのUE610が図示されている。ダウンリンク(DL)は順方向リンクとも呼ばれ、ノードB608からUE610への通信リンクを指し、アップリンク(UL)は逆方向リンクとも呼ばれ、UE610からノードB608への通信リンクを指す。
[0069] コアネット604は、UTRAN602のような1つまたは複数のアクセスネットワークとインタフェース接続する。図示されているように、コアネットワーク604は、GSMコアネットワークである。しかしながら、当業者が理解するように、本開示全体にわたって提示された様々な概念は、GSMネットワーク以外のコアネットワークタイプへのアクセスをUEに提供するために、ラジオアクセスネットワーク(RAN)または他の適切なアクセスネットワークで実装されうる。
[0070] コアネットワーク604は、回路交換(CS)領域とパケット交換(PS)領域とを含む。回路交換エレメントのうちのいくつかは、モバイルサービス交換センタ(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換エレメントは、サービングGPRSサポートノード(SGSN)およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLRおよびAuCのようないくつかのネットワークエレメントは、回路交換領域およびパケット交換領域の双方によって共有されうる。図示された例では、コアネットワーク604は、MSC612とGMSC614で回路交換サービスをサポートする。いくつかのアプリケーションでは、GMSC614は、メディアゲートウェイ(MGW)と呼ばれることがある。RNC606のような1つまたは複数のRNCは、MSC612に接続されうる。MSC612は、呼び出しセットアップ、呼び出しルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC612はまた、UEがMSC612のカバレッジエリア内にいる持続時間の間の加入者関連情報を含むビジターロケーションレジスタ(VLR)を含む。GSMC614は、回路交換ネットワーク616にアクセスするために、UE610のためにMSC612を通じてゲートウェイを提供する。GMSC614は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映しているデータのような加入者データを含んでいるホームロケーションレジスタ(HLR)615を含む。HLRはまた、加入者特有認証データを含む認証センタ(AuC)と関連付けられる。呼び出しが特定のUEについて受信されるとき、GMSC614は、UEのロケーションを判定するためにHLR615にクエリし、そのロケーションをサービス提供する特定のMSCに、呼び出しを転送する。
[0071] コアネットワーク640はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)618とゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)620で、パケットデータサービスをサポートする。GPRSは、汎用パケットラジオサービスを表し、スタンダード回路交換データサービスで利用可能であるものよりも高い速度でパケットデータサービスを提供するように設計される。GGSN620は、パケットベースネットワーク622にUTRAN602のための接続を提供する。パケットベースのネットワーク622は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または他の何らかの適切なパケットベースネットワークでありうる。GGSN620の主な機能は、パケットベースネットワーク接続をUE610に提供することである。データパケットは、MSC612が回路交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN618を通じて、GGSN620とUE610との間で移送されうる。
[0072] UMTSエアインタフェースは、拡散スペクトラムダイレクトシーケンスコード分割多元接続(DS−CDMA)システムである。拡散スペクトラムDS−CDMAは、チップと呼ばれる擬似ランダムビットのシーケンスによる乗算を通じてユーザデータを拡散する。UMTSについてのW−CDMAエアインタフェースは、このようなダイレクトシーケンス拡散スペクトラム技術に基づいており、さらに、周波数分割デュプレキシングを求める(calls for)。FDDは、ノードB608とUE610との間でアップリンク(UL)とダウンリンク(DL)について異なる搬送波周波数を使用する。DS−CDMAを利用し、時分割デュプレキシングを使用するUMTSについての別のエアインタフェースは、TD−SCDMAエアインタフェースである。ここで説明される様々な例はWCDMA(登録商標)エアインタフェースを指すことがあるが、基本原理は、TD−SCDMAエアインタフェースと同等に適用されうるということを当業者は理解するであろう。
[0073] UE610は、UE202(図2)であることができ、コンピューティングプラットフォーム698は、ここに開示される態様による方法100(図1)を実行するために受信機選択器213(図2)を備える。
[0074] 図7を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク700が図示されている。多元接続無線通信システムは、セル702、704および706を含む複数のセルラ領域(セル)を含み、それらの各々は、1つまたは複数のセクタを含めうる。複数のセクタは、各アンテナがセルの一部分におけるUEとの通信を担う、アンテナのグループによって形成されることができる。例えば、セル702では、アンテナグループ712、714および716は各々、異なるセクタに相当しうる。セル704では、アンテナグループ718、720および722は各々、異なるセクタに相当する。セル706では、アンテナグループ724、726および728は各々、異なるセクタに相当する。セル702、704および706は、いくつかの無線通信デバイス、例えばユーザ機器またはUEを含めうる、そしてそれらは、各セル702、704および706の1つまたは複数のセクタと通信しうる。例えば、UE730およびUE732は、ノードB742と通信し、UE734とUE736は、ノードB744と通信し、UE738およびUE740は、ノードB746と通信しうる。ここでは、各ノードB742、744、746は、それぞれのセル702、704、および706内ですべてのUE730、732、734、736、738、740のために、コアネットワークにアクセスポイントを提供するように構成される。
[0075] UE734がセル704で図示されたロケーションからセル706へとから移動すると、UE734との通信がソースセルと呼ばれるセル704からターゲットセルと呼ばれるセル706へと遷移する、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じる。ハンドオーバプロシージャの管理は、UE734で、それぞれのセルに対応するノードBで、ラジオネットワークコントローラで、または無線ネットワークにおける別の適切なノードで行なわれうる。例えば、ソースセル704との呼び出しの間に、または任意の他の時間において、UE734は、ソースセル704の様々なパラメータとセル706および702のような近隣セルの様々なパラメータをモニタしうる。さらに、これらのパラメータの品質に依存して、UE734は、近隣セルの1つまたは複数との通信を維持しうる。この時間の間に、UE734は、アクティブセット、すなわちUE734が同時に接続されているセルのリスト(例えば、UE734にダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF−DPCHをUE734に現在割り当てているUTRAセルはアクティブセットを構成しうる)を維持しうる。
[0076] アクセスネットワーク700によって利用される変調および多元接続スキームは、展開されている特定のテレコミュニケーション規格によって異なることがある。例えば、規格は、エボリューション−データ最適化(Evolution-Data Optimized)(EV−DO)または、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)を含めうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000ファミリの規格の一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)により広められているエアインタフェース規格であり、モバイル局に対してブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを利用する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W−CDMA)とCDMAの他の変形、例えばTD−SCDMAとを使用しているユニバーサル地上ラジオアクセス(UTRA);TDMAを利用しているモバイル通信のためのグローバルシステム(GSM);および発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.7(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20およびOFDMAを利用しているFlash−OFDMでありうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTEアドバンスド、およびGSMは、3GPP団体の文書の中で説明されている。CDMA2000とUMBは、3GPP2団体の文書の中で説明されている。実際の無線通信規格と利用される多元接続技術は、特定のアプリケーションとシステム全体に課される全体的な設計制約に依存する。
[0077] UE730、732、734、736、738、740のうちの少なくとも1つは、ここに開示された態様による複数の受信機の選択のために電力最適化されたDEMFRONT選択コンポーネント799を備える。
[0078] UE732は、ここに開示された態様による方法100(図1)を実行するために受信機選択器213(図2)を含むUE202(図2)であることができる。
[0079] 図8は、UE850と通信するノードB810のブロック図である。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ820は、データソース812からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ840から制御信号を受信する。送信プロセッサ820は、データおよび制御信号、ならびに、基準信号(例えば、パイロット信号)について様々な信号処理関数を提供する。例えば、送信プロセッサ820は、エラー検出のためのサイクリック冗長チェック(CRC)コード、順方向エラー訂正を促進するための符号化およびインタリーブ、様々な変調スキームに基づく信号コンスタレーションへのマッピング(例えば、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)、直角位相シフトキーイング(QPSK)、M相シフトキーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)および同様なもの)、直交可変拡散率(OVSF)を用いた拡散、および一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードを用いた乗算を提供しうる。チャネルプロセッサ844からのチャネル推定値は、送信プロセッサ820の符号化、変調、拡散、および/またはスクランブリングスキームを決定するために、コントローラ/プロセッサ840によって使用されうる。これらのチャネル推定値は、UE850によって送信された基準信号から、または、UE850からのフィードバックから、導出されうる。送信プロセッサ820によって生成されたシンボルは、フレーム構造を生成するために送信フレームプロセッサ830に提供される。送信フレームプロセッサ830は、コントローラ/プロセッサ840からの情報とシンボルを多重化することによってこのフレーム構造を生成し、結果として一連のフレームをもたらす。フレームは送信機832に提供され、そしてそれは、アンテナ834を通じた無線媒体にわたるダウンリンク送信のために搬送波上にフレームを増幅し、フィルタし、変調することを含む様々な信号調整機能(signal conditioning functions)を提供する。アンテナ834は、例えば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様なビーム技術を含む1つまたは複数のアンテナを含めうる。
[0080] UE850において、受信機854は、アンテナ852を通じてダウンリンク送信を受信し、搬送波上に変調された情報を復元するために送信を処理する。受信機854によって復元された情報は、受信フレームプロセッサ860に提供され、そしてそれは各フレームをパースし、フレームからの情報をチャネルプロセッサ894に提供し、受信プロセッサ870にデータ信号、制御信号、および基準信号を提供する。受信プロセッサ870は、ノードB810内で送信プロセッサ820によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ870は、シンボルをデスクランブルし、逆拡散し、変調スキームに基づいてノードB810によって送信された、最も起こりうる信号コンスタレーションポイント(most likely signal constellation points)を判定する。これらのソフト判定は、チャネルプロセッサ894によってコンピュートされたチャネル推定値に基づくことがある。ソフト判定は、そのあとで、データ信号、制御信号、および基準信号を復元するために、復号され、デインタリーブされる。CRCコードは、そのあとで、フレームが成功裡で復号されたかどうかを判定するためにチェックされる。成功裡に復号されたフレームによって搬送されたデータはデータシンク872に提供されるであろう、そしてそれは、UE850および/または様々なユーザインタフェース(例えば、ディスプレイ)で実行するアプリケーションを表す。成功裡に復号されたフレームによって搬送された制御信号は、コントローラ/プロセッサ890に提供されるであろう。フレームが受信機プロセッサ870によって不成功裡に復号されるとき、コントローラ/プロセッサ890はまた、これらのフレームの再送信リクエストをサポートするために、アクノレッジメント(ACK)および/またはネガティブアクノレッジメント(NACK)プロトコルを使用しうる。
[0081] アップリンクでは、データソース878からのデータとコントローラ/プロセッサ890からの制御信号が送信プロセッサ880に提供される。データソース878は、UE850およびさまざまなユーザインタフェース(例えば、キーボード)で実行するアプリケーションを表す。ノードB810によるダウンリンク送信に関連して説明された機能と同様に、送信プロセッサ880は、一連のシンボルを生成するために、CRCコード、FECを促進するための符号化およびインタリーブ、信号コンスタレーションへのマッピング、OVSFを用いた拡散、およびスクランブリングを含む様々な処理機能を提供する。ノードB810によって送信された基準信号から、または、ノードB810によって送信されたミッドアンブルに含まれたフィードバックから、チャネルプロセッサ894によって導出されたチャネル推定値は、適切な符号化、変調、拡散、および/またはスクランブリングスキームを選択するために使用されうる。送信プロセッサ880によって生成されたシンボルは、フレーム構造を生成するために送信フレームプロセッサ882に提供されるであろう。送信フレームプロセッサ882は、コントローラ/プロセッサ890からの情報とシンボルを多重化することによってこのフレーム構造を生成し、結果として一連のフレームをもたらす。フレームは送信機856に提供され、そしてそれは、アンテナ852を通じて無線媒体にわたってアップリンク送信のために搬送波上にフレームを増幅し、フィルタし、変調することを含む様々な信号調整機能を提供する。
[0082] アップリンク送信は、UE850での受信機機能と関連して説明されているのと同じ方法でノードB810において処理される。受信機835は、アンテナ834を通じてアップリンク送信を受信し、送信を処理して、搬送波上に変調された情報を復元する。受信機835によって復元された情報は、受信フレームプロセッサ836に提供され、そしてそれは各フレームをパースし、フレームからの情報をチャネルプロセッサ844に提供し、受信プロセッサ838にデータ信号、制御信号、および基準信号を提供する。受信プロセッサ838は、UE850内の送信プロセッサ880によって実行される処理の逆を実行する。その後、成功裡に復号されたフレームによって搬送されたデータ信号および制御信号はそれぞれ、データシンク839およびコントローラ/プロセッサに提供されうる。フレームのいくつかが受信プロセッサによって不成功裡に復号された場合、コントローラ/プロセッサ840はまた、これらのフレームの再送信リクエストをサポートするために、アクノレッジメント(ACK)および/またはネガティブアクノレッジメント(NACK)プロトコルを使用しうる。
[0083] コントローラ/プロセッサ840および890は、それぞれ、ノードB810とUE850におけるオペレーションを命令するために使用されうる。例えば、コントローラ/プロセッサ840および890は、タイミング、周辺インタフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含むさまざまな機能を提供しうる。メモリ842および892のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、ノードB810とUE850のためのデータおよびソフトウェアを格納しうる。ノードB810におけるスケジューラ/プロセッサ846は、UEにリソースを割り当て、UEについてのダウンリンクおよび/またはアップリンク送信をスケジュールするために使用されうる。
[0084] UE850は、UE202(図2)であることができ、メモリ892は、ここに開示される態様による方法100(図1)を実行するための受信機選択器213(図2)を備える。
[0085] 図9を参照すると、セルラ通信システムにおける復調器フロントエンド受信機サブシステム選択を電力最適化するためのシステム900が図示されている。例えば、システム900は、ユーザ機器内に少なくとも部分的に存在することができる。システム900は、機能ブロックを含むものとして表わされており、そしてそれは、コンピューティングプラットフォーム、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例、ファームウェア)によって実装される機能を表わす機能ブロックであることができる、ということが理解されるべきである。システム900は、共に作用することができる電子コンポーネントの論理グルーピング902を含む。例えば、論理グルーピング902は、第1の復調フロントエンド受信機サブシステムでダウンリンク制御チャネルを受信するための電子コンポーネント904を含むことができる。さらに、論理グルーピング902は、ダウンリンクデータチャネルでデータ送信を示すトリガイベントを検出するための電子コンポーネント906を含むことができる。さらに、論理グルーピング902は、トリガイベントに応じてデータ送信を受信するために第2の復調フロントエンド受信機サブシステムをイネーブルにするための電子コンポーネント908を含むことができ、ここにおいて、第1の復調フロントエンド受信機サブシステムは、第2の復調フロントエンド受信機サブシステムよりも少ない電力を消費する。さらに、システム900は、電子コンポーネント904−908と関連づけられた機能を実行するための命令を保持するメモリ920を含むことができる。メモリ920の外側にあるものとして示されているが、電子コンポーネント904−908のうちの1つまたは複数がメモリ920内に存在することができるということは理解されるべきである。
[0086] 本開示の利益により、速度/チャネルのよりよい推定にもかかわらず、適応CREは深いフェード(deep fades)に対しより早く応答する可能性を有し、よりよい性能さえもたらすことがある、ということが理解されるべきである。SHOにおけるTPC遅延の検出が取り組まれることができるということがさらに企図される。R、H(パラメータ)の適応CRE最適化は、所望のミスした検出またはフォルスアラーム(例えば速度/チャネルにわたる)に基づくことができる。動的チャネルにおけるオペレーション(例えば、オペレーション中の速度/チャネルの変更)が取り組まれることができる。
[0087] テレコミュニケーションシステムのいくつかの態様がW−CDMAシステムを参照して提示されている。当業者は、本開示全体にわたって説明された様々な態様は他のテレコミュニケーションシステム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張されうるということを容易に理解するであろう。
[0088] 例として、様々な態様は、TD−SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD−CDMAのような他のUMTSシステムに拡張されうる。様々な態様はまた、ロングタームエボリューション(LTE)(FDD、TDDまたは両モード)、LTEアドバンスド(LTE−A)(FDD、TDDまたは両モード)、CDMA2000、エボリューションデータ最適化(EV−DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)、を利用するシステム および/または他の適切なシステムに拡張されうる。実際のテレコミュニケーション規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または利用される通信規格は、システムに課された全体的な設計制約および特定のアプリケーション(specific application)に依存するであろう。
[0089] 本開示の様々な態様によれば、エレメント、またはエレメントの任意の部分、またはエレメントの任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート制御される論理、ディスクリートハードウェア回路、および、本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェア、を含む。処理システムにおける1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または、別のものを言及しようとしなかろうと、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上で存在しうる。コンピュータ可読媒体は、ノントランジトリコンピュータ可読媒体でありうる。ノントランジトリコンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ(magnetic strips)…)、光学ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disk)(DVD)…)、スマートカード、また、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ等)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的消去可能なPROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、コンピュータによってアクセスされ読み出されうるソフトウェアおよび/または命令を格納するためのいずれの他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体はまた、例として、搬送波、伝送線、および、コンピュータによってアクセスされ読み出されうるソフトウェアおよび/または命令を送信するためのいずれの他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、処理システムに存在していてもよく、処理システムに対して外付けであってよく、または、処理システムを含んでいる複数のエンティティにわたって散在していてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラムプロダクトで具現化されうる。例えば、コンピュータプログラムプロダクトは、パッケージング材料においてコンピュータ可読媒体を含めうる。当業者は、全体的なシステムに課された全体的な設計制約および特定のアプリケーション(specific application)に依存して本開示全体にわたって示されている説明された機能をいかに最良に実装するかを理解するであろう。
[0090] 開示される方法におけるステップの特定の順序またはヒエラルキは例示的なプロセスの例証であるということが理解されるべきである。設計の優先度に基づいて、方法におけるステップの特定の順序またはヒエラルキは並び替えられうるということは理解される。特許請求の範囲における方法の請求項は、サンプル順序の様々なステップのエレメントを表わしており、ここにおいて具体的に記載されない限り、表されている特定の順序またはヒエラルキに限定されるよう意味していない。
[0091] 上記の説明は、いずれの当業者がここで説明される様々な態様を実行することを可能にするように提供されている。これらの態様に対する様々な変更は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、他の態様に適用されうる。したがって、本願請求項は、ここにおいて示されている態様に限定されることは意図されていないが、本願請求項の用語と一貫して全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数のエレメントへの言及は、具体的に述べられていない限り「1つおよび1つのみ(one and only one)」を意味することが意図されておらず、むしろ「1つまたは複数(one or more)」を意味することが意図されている。特に述べられていないかぎり、用語「いくつか(some)」は、1つまたは複数を指す。アイテムリスト「のうちの少なくとも1つ("at least one of")」を指すフレーズは、これらのアイテムのいずれの組み合わせ(単一メンバも含む)も指す。例として、「a,b,またはcのうちの少なくとも1つ(at least one of: a, b, or c)」は、a;b;c;aおよびb;aおよびc;bおよびc;そしてa,b,およびcをカバーすることが意図されている。当業者に知られているまたは後に知られる、本開示全体にわたって説明される様々な態様のエレメントのすべての構造的および機能的な同等物は、参照によりここにおいて明示的に組み込まれており、そして、本願請求項によって包含されることが意図されている。さらに、ここにおいて開示されているものは、そのような開示が本願請求項で明示的に記載されているかどうかに関らず、公的に使用されることが意図されている。エレメントが明示的にフレーズ「するための手段(means for)」を使用して記載されていないかぎり、または、方法の請求項の場合にはフレーズ「するためのステップ(step for)」を使用して記載されていないかぎり、米国特許法第112条第6項の規定の下で請求項のエレメントは解釈されるべきではない。
以下に、本願の出願当初請求項に記載された発明を付記する。
[C1]
ノードからダウンリンクで制御チャネルを受信するために、デバイスの第1の受信機をイネーブルにするための手段と、
前記ダウンリンクでデータを受信するために、前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールすること、を決定するための手段と、
前記ダウンリンクで前記データを受信するために、前記第1の受信機よりも多くの電力を消費する前記デバイスの第2の受信機をイネーブルにするための手段と、
前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために、前記第1の受信機を再イネーブルにするための手段と、
を備える装置。
[C2]
第1の受信機と、
前記第1の受信機よりも多くの電力を消費する第2の受信機と、
前記ノードから前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにし、前記ダウンリンクでデータを受信するために前記制御チャネルが前記装置をスケジュールすることを決定し、前記ダウンリンクで前記データを受信するために前記第2の受信機をイネーブルにし、前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するための前記第1の受信機を再イネーブルにするための受信機選択器と、
をさらに備える、上記C1に記載の装置。
[C3]
前記受信機選択器はさらに、タイマの終了に応じて、前記データを受信した後で、前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、上記C2に記載の装置。
[C4]
前記受信機選択器はさらに、前記タイマの持続時間中に前記第2の受信機によって前記制御チャネルを受信し、追加データを受信するように前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールするということを決定することに応じて前記タイマの持続時間を延長するためのものである、上記C3に記載の装置。
[C5]
前記受信機選択器はさらに、前記ノードから前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記デバイスの前記第1の受信機をイネーブルすることによって接続モードで不連続受信を実行するためのものである、上記C2に記載の装置。
[C6]
前記第1の受信機はレーキ受信機を備え、前記第2の受信機はイコライザ受信機を備える、上記C2に記載の装置。
[C7]
前記第1の受信機は干渉緩和を実行せず、前記第2の受信機が干渉緩和を実行する、上記C2に記載の装置。
[C8]
前記第1の受信機は受信ダイバーシティを実行せず、前記第2の受信機が受信ダイバーシティを実行する、上記C2に記載の装置。
[C9]
前記受信機選択器はさらに、有効な高速共有制御チャネル(HS−SCCH)を検出することによって、前記ダウンリンクで前記データを受信するために、前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールすること、を決定するためのものである、上記C2に記載の装置。
[C10]
前記受信機選択器はさらに、有効な高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−DPSCH)を検出することによって、前記ダウンリンクで前記データを受信するように前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールするということを決定するためのものである、上記C2に記載の装置。
[C11]
前記受信機選択器はさらに、連続パケット接続−不連続受信(CPC−DRX)パラメータInactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycleについてのタイマをモニタすることによって前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、上記C2に記載の装置。
[C12]
前記受信機選択器はさらに、CPC−DRXパラメータInactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycleについての前記タイマに加えて、内部ユーザ機器タイマをモニタすることによって前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、上記C11に記載の装置。
[C13]
前記受信機選択器はさらに、Enhanced UE DRX T321パラメータについてのタイマをモニタすることによって前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、上記C2に記載の装置。
[C14]
前記受信機選択器はさらに、Enhanced UE DRX T321パラメータについての前記タイマに加えて、内部ユーザ機器タイマをモニタすることによって前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、上記C13に記載の装置。

Claims (14)

  1. 不連続受信(DRX)を行う装置であって、
    ノードからダウンリンクで制御チャネルを不連続受信により受信するために、デバイスの第1の受信機をイネーブルにするための手段と、
    前記ダウンリンクでデータを受信するために、前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールすること、を決定するための手段と、
    トリガイベントの検出に応じて、前記ダウンリンクで前記データを受信するために、前記第1の受信機よりも多くの電力を消費する前記デバイスの第2の受信機をイネーブルにし、前記第1の受信機をディセーブルにするための手段と、
    前記第2の受信機がイネーブルにされたときにタイマを開始するための手段と、
    前記第2の受信機がアクティブである間に後続トリガイベントが生じたかどうか判定を行うための手段と、
    前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために、前記第1の受信機を再イネーブルにするための手段と、
    を備える装置であって、
    前記後続トリガイベントが検出される場合、前記タイマがリセットされ、
    前記後続トリガイベントが検出されない場合、前記タイマの持続時間がタイマしきい値を満たしたかどうかのさらなる判定が行われ、
    前記タイマしきい値が満たされた場合に、前記デバイスの前記第1の受信機が再イネーブルにされる、装置。
  2. 第1の受信機と、
    前記第1の受信機よりも多くの電力を消費する第2の受信機と、
    前記ノードから前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにし、前記ダウンリンクでデータを受信するために前記制御チャネルが前記装置をスケジュールすることを決定し、前記ダウンリンクで前記データを受信するために前記第2の受信機をイネーブルにし、前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するための前記第1の受信機を再イネーブルにするための受信機選択器と、
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記受信機選択器はさらに、タイマの終了に応じて、前記データを受信した後で、前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、請求項2に記載の装置。
  4. 前記受信機選択器はさらに、前記タイマの持続時間中に前記第2の受信機によって前記制御チャネルを受信し、追加データを受信するように前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールするということを決定することに応じて前記タイマの持続時間を延長するためのものである、請求項3に記載の装置。
  5. 前記受信機選択器はさらに、前記ノードから前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記デバイスの前記第1の受信機をイネーブルすることによって接続モードで不連続受信を実行するためのものである、請求項2に記載の装置。
  6. 前記第1の受信機はレーキ受信機を備え、前記第2の受信機はイコライザ受信機を備える、請求項2に記載の装置。
  7. 前記第1の受信機は干渉緩和を実行せず、前記第2の受信機が干渉緩和を実行する、請求項2に記載の装置。
  8. 前記第1の受信機は受信ダイバーシティを実行せず、前記第2の受信機が受信ダイバーシティを実行する、請求項2に記載の装置。
  9. 前記受信機選択器はさらに、有効な高速共有制御チャネル(HS−SCCH)を検出することによって、前記ダウンリンクで前記データを受信するために、前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールすること、を決定するためのものである、請求項2に記載の装置。
  10. 前記受信機選択器はさらに、有効な高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH)を検出することによって、前記ダウンリンクで前記データを受信するように前記制御チャネルが前記デバイスをスケジュールするということを決定するためのものである、請求項2に記載の装置。
  11. 前記受信機選択器はさらに、連続パケット接続−不連続受信(CPC−DRX)パラメータInactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycleについてのタイマをモニタすることによって、前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、請求項2に記載の装置。
  12. 前記受信機選択器はさらに、CPC−DRXパラメータInactivity_Threshold_for_UE_DRX_Cycleについての前記タイマに加えて、内部ユーザ機器タイマをモニタすることによって、前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、請求項11に記載の装置。
  13. 前記受信機選択器はさらに、Enhanced UE DRX T321パラメータについてのタイマをモニタすることによって、前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、請求項2に記載の装置。
  14. 前記受信機選択器はさらに、Enhanced UE DRX T321パラメータについての前記タイマに加えて、内部ユーザ機器タイマをモニタすることによって、前記データを受信した後で、前記ダウンリンクで前記制御チャネルを受信するために前記第1の受信機をイネーブルにするためのものである、請求項13に記載の装置。
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