JP6016094B2 - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を紙などの記録媒体に転写する転写装置、及びその転写装置を備える画像形成装置に関する。
例えば、図19に示すように、特許文献1では、画像を転写する転写部へ紙などの記録媒体を案内する転写入口ガイド200を、支持部材である下ユニット300に対してバネ400を介して取り付けた構成が開示されている。また、この構成では、感光体600を支持する上ユニット500が、転写ローラ700を支持する下ユニット300に対して上下動することで開閉可能に構成されている。そして、上ユニット500を下方へ移動させて閉じる際、転写入口ガイド200に設けられた突起200aが上ユニット300に設けられたガイド部300aに進入し案内されることで位置決めされるようになっている。
上記特許文献1に示す構成のように、転写入口ガイドを下ユニットに対してバネを介して取り付けた場合は、バネの可動範囲だけ転写入口ガイドは自由な位置がとれるようになる。この場合、転写入口ガイド自体の位置決め精度は、上ユニットに対する下ユニットの位置精度の影響を受けにくくなる。
しかしながら、転写入口ガイドが下ユニットに対して変位可能となっていると、転写入口ガイドの姿勢が不安定となるため、転写入口ガイドを上ユニットのガイド部によって安定して案内することができないといった虞がある。
そこで、本発明は、斯かる事情に鑑み、転写入口ガイドを安定して位置決め部へ案内することができる転写装置、及びその転写装置を備えた画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、画像を記録媒体に転写する転写部と、前記転写部に記録媒体を案内する案内位置と、前記案内位置から相対的に退避した退避位置とに切換可能に構成された転写入口ガイドと、前記転写入口ガイドを変位可能に支持する支持部材と、前記転写入口ガイドを前記案内位置に位置決めするガイド位置決め部と、前記転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ案内するガイド案内部とを備えた転写装置であって、前記転写入口ガイドを前記ガイド案内部に沿って前記ガイド位置決め部へ案内する際に、転写入口ガイドの当接部に当接して、転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ向かう案内方向へ押す案内補助部材を備え、前記転写入口ガイドを、前記ガイド案内部の案内面に向かって付勢する弾性部材を設け、前記転写入口ガイドとは異なる相手部材に当接することにより、前記弾性部材の付勢力に抗して前記転写入口ガイドの変位を規制し、前記転写入口ガイドを前記ガイド案内部で案内可能な位置で保持するストッパ部を、前記転写入口ガイドに設け、前記ストッパ部が前記相手部材に当接して前記転写入口ガイドの変位を規制している状態で、前記転写入口ガイドを前記弾性部材の付勢力によって前記ストッパ部を中心に回転させて、前記当接部を前記案内補助部材に当接させるように構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、転写入口ガイドをガイド位置決め部へ案内する際に、案内補助部材で転写入口ガイドを案内方向へ押すことができるので、転写入口ガイドを安定してガイド位置決め部へ案内することができる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置としてのカラーレーザープリンタの概略構成図である。 前記プリンタに設けられたカバーを開放した状態を示す図である。 転写入口ガイドと二次転写ローラの案内前の状態を示す図である。 転写入口ガイドと二次転写ローラの案内中の状態を示す図である。 転写入口ガイドと二次転写ローラが位置決めされた状態を示す図である。 図5に示す状態を同図の右側から見た図である。 転写入口ガイドの一端部側を拡大して示す斜視図である。 ガイド位置決め部に当接部が嵌め込まれた状態を拡大して示す図である。 当接部が軸受に対して当接した状態を拡大して示す図である。 転写入口ガイドが位置決めされた状態を拡大して示す図である。 当接部を転写入口ガイドの一部で構成した例を示す図である。 転写入口ガイドが軸受に対して当接した状態を拡大して示す図である。 転写入口ガイドが位置決めされた状態を拡大して示す図である。 当接部を転写入口ガイドの一部で構成した場合のさらに別の例を示す図であって、当接部が軸受に対して当接した状態を拡大して示す図である。 転写入口ガイドが位置決めされた状態を拡大して示す図である。 二次転写ローラの回転軸を当接部に当接させた例を示す図である。 支持部材の一部を当接部に当接させた例を示す図である。 転写入口ガイドによって案内される用紙の搬送経路を示す図である。 従来の転写装置の構成を示す図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。なお、各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置としてのカラーレーザープリンタの概略構成図である。まず、図1を参照して、カラーレーザープリンタの全体構成及び動作について説明する。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置は、画像を形成する画像形成部Aと、画像を記録媒体としての用紙に転写する転写部Bと、当該転写部Bに用紙を供給する給紙部Cと、用紙に転写した画像を定着する定着部Dと、装置外に用紙を排出する排紙部Eとを備える。図1において、点線で示す経路は、給紙部Cから排紙部Eへ用紙を搬送するための搬送路Rである。
画像形成部Aでは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色の画像を形成する画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが、画像形成装置本体100に対して着脱可能に装着されている。各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、表面に潜像を担持する潜像担持体(像担持体)としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像ローラ4と、感光体2の表面をクリーニングするためのクリーニング手段としてのクリーニングブレード5を備える。
なお、図1では、イエロー画像用のプロセスユニット1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像ローラ4、クリーニングブレード5のみに符号を付しており、その他のプロセスユニット1M,1C,1Bkにおいては符号を省略している。
図1において、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1BKの図の上方には、それぞれトナーホッパ20が配設されており、各トナーホッパ20から各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bk内へトナーが供給されるようになっている。
また、各トナーホッパ20の図の上方には、各感光体2の表面に静電潜像を形成する潜像形成手段としての露光装置6が配設されている。露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザー光を照射するようになっている。
転写部Bには、記録媒体としての用紙にトナー画像を転写する転写手段としての転写装置7が配設されている。転写装置7は、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト8と、一次転写部材としての4つの一次転写ローラ11と、二次転写部材としての二次転写ローラ12と、転写入口ガイド22とを備える。
中間転写ベルト8は、駆動ローラ9と従動ローラ10によって張架されている。駆動ローラ9は図示しない駆動源によって回転駆動するようになっており、駆動ローラ9が図の反時計回りに回転することで、中間転写ベルト8は図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するようになっている。また、中間転写ベルト8の図の右端側の外周には、中間転写ベルト8の表面をクリーニングするベルトクリーニング装置13が配設されている。
4つの一次転写ローラ11は、それぞれ中間転写ベルト8を介して感光体2に当接している。これにより、各感光体2と中間転写ベルト8とが接触し、両者の間にトナー画像を転写するための一次転写部(一次転写ニップ)が形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
二次転写ローラ12は、中間転写ベルト8を介して駆動ローラ9に当接している。これにより、二次転写ローラ12と中間転写ベルト8との間にトナー画像を転写するための二次転写部(二次転写ニップ)が形成されている。また、二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
転写入口ガイド22は、上記二次転写部の用紙搬送方向上流側近傍に配設されており、この転写入口ガイド22によって用紙が二次転写部へ案内される。また、転写入口ガイド22と二次転写ローラ12は、画像形成装置本体100のカバー101に設けられた支持部材23によって支持されている。
給紙部Cには、用紙Pを収容した給紙トレイ14や、給紙トレイ14から用紙Pを給送する給紙ローラ15等が設けられている。また、給紙ローラ15と二次転写ローラ12との間の搬送路Rには、タイミングローラとしての一対のレジストローラ16が配設されている。なお、用紙Pには、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等が含まれる。また、記録媒体として、OHPシートやOHPフィルム等を用いることも可能である。
定着部Dには、用紙に転写された未定着画像を定着するための定着装置17が配設されている。定着装置17は、内部に図示しない加熱源を有する定着ローラ24と、定着ローラ24に加圧される加圧ローラ25とを備える。両ローラ24,25が当接した箇所では、定着ニップが形成されている。
排紙部Eには、用紙を装置外へ排出するための一対の排紙ローラ18と、装置外に排出された用紙をストックするための排紙トレイ19が設けられている。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1BKの各感光体2が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体2の表面が帯電ローラ3によって所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から各感光体2の帯電面にレーザー光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像ローラ4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として可視画像化(顕像化)される。
また、作像動作が開始されると、中間転写ベルト8を張架する駆動ローラ9が回転駆動することにより、中間転写ベルト8が図の矢印の方向に周回走行される。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写部において転写電界が形成される。
その後、各感光体2の回転に伴い、感光体2上の各色のトナー画像が一次転写部に達したときに、一次転写部において形成された上記転写電界によって、各感光体2上のトナー画像が中間転写ベルト8上に順次重ね合わせて転写される。かくして、中間転写ベルト8の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト8に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
給紙部Cでは、給紙ローラ15が回転駆動を開始し、給紙トレイ14から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ16によって搬送を一旦停止される。
その後、所定のタイミングでレジストローラ16の回転駆動を開始し、中間転写ベルト8上のトナー画像が二次転写部に達するタイミングに合わせて、用紙Pを二次転写部へ搬送する。このとき、二次転写ローラ12には、中間転写ベルト8上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写部に転写電界が形成されている。そして、この転写電界によって、中間転写ベルト8上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。また、用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト8上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置13によって除去される。
その後、用紙Pは定着装置17へと搬送される。定着装置17では、用紙Pが、定着ローラ24と加圧ローラ25との間に形成された定着ニップを通過することにより、トナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ18によって装置外へ排出され、排紙トレイ19上にストックされる。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1BKのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
また、図1及び図2に示すように、本実施形態では、画像形成装置本体100の前部に設けられたカバー101が、その下部に設けられた支点102を中心に揺動可能に構成されている。また、上記のように、二次転写ローラ12と転写入口ガイド22が支持部材23を介してカバー101に取り付けられているため、カバー101の開閉動作に伴って二次転写ローラ12と転写入口ガイド22も移動するようになっている。すなわち、二次転写ローラ12は、カバー101の開閉に伴って、中間転写ベルト8に接触した転写位置と、その転写位置から相対的に退避した退避位置との間で切り換えられる。また、転写入口ガイド22は、カバー101の開閉に伴って、二次転写部に用紙を案内する案内位置と、その案内位置から相対的に退避した退避位置との間で切り換えられるようになっている。
このように構成されているので、搬送路Rで紙詰まりが発生した場合、カバー101を前方へ揺動させることで、画像形成装置本体100の前方を開放することができ、詰まった紙を容易に除去することができる。なお、二次転写ローラ12と転写入口ガイド22に加え、定着装置17やレジストローラ16、排紙ローラ18などもカバー101と一緒に移動するように構成してもよい。
以下、図3〜図7に基づき、上記カバーを閉じた際の転写入口ガイド及び二次転写ローラの位置決め構成について説明する。
図3は、転写入口ガイドと二次転写ローラをそれぞれ案内部で案内する前の状態を示す図、図4は、それらの案内中の状態を示す図、図5は、それらが位置決めされた状態を示す図である。また、図6は、図5に示す状態を同図の右側から見た図である。また、図7は、転写入口ガイドの一端部側を拡大して示す斜視図である。なお、図3と図4において、カバー101は図示省略している。また、図3〜図7は、いずれも二次転写ローラ又は転写入口ガイドの一端部側の構成を示す図であるが、これらの位置決め構成は左右対称の構成となっているので、説明を簡略化するため一方についてのみ説明する。
図5において、符号30で示すのは、中間転写ベルト8の幅方向両端側に配設されたフレーム30である。このフレーム30によって、中間転写ベルト8を張架する駆動ローラ9や従動ローラ10を回転可能に支持している。また、フレーム30は、外側に配設される外側板31と、内側に配設される内側板32とを有している。外側板31と内側板32には、二次転写ローラ12と転写入口ガイド22とを位置決めする位置決め部33,34としての凹部が形成されている。ここでは、外側板31に形成された凹部は、二次転写ローラ12を位置決めするためのローラ位置決め部33であり、内側板32に形成された凹部は、転写入口ガイド22を位置決めするためのガイド位置決め部34である。
この場合、図5に示すように、ローラ位置決め部33に対し、二次転写ローラ12の回転軸12aが嵌め込まれ、その状態で、さらに、二次転写ローラ12が駆動ローラ9に当接することによって、二次転写ローラ12の位置決めがなされる。一方、転写入口ガイド22は、その先端部側に設けられた当接部35がガイド位置決め部34内に嵌め込まれることで位置決めがなされる。
また、外側板31と内側板32には、二次転写ローラ12と転写入口ガイド22を各位置決め凹部33,34へと案内するための案内部47,48が設けられている(図4参照)。本実施形態では、外側板31に設けられたローラ案内部47に二次転写ローラ12の回転軸12aが当接することによって、二次転写ローラ12が案内される。一方、転写入口ガイド22は、上記当接部35が内側板32に設けられたガイド案内部48に当接することで案内されるようになっている。
また、二次転写ローラ12と転写入口ガイド22を支持する支持部材23は、カバー101の内面に固定された固定支持部38と、固定支持部38に対して可動する可動支持部39とを有する。二次転写ローラ12は可動支持部39に支持されている。詳しくは、可動支持部39から延びる一対の腕部42に、それぞれ軸受43が設けられており、各軸受43に二次転写ローラ12の回転軸12aの両端部が回転可能に挿入されている。また、可動支持部39は、固定支持部38に対し、弾性部材としてのローラ加圧バネ36を介して取り付けられている。このため、二次転写ローラ12は、固定支持部38又はカバー101に対してある程度変位可能に支持されている。
本実施形態におけるローラ加圧バネ36は圧縮コイルばねであり、このローラ加圧バネ36によって、可動支持部39及びこれに支持される二次転写ローラ12は、カバー101と離間する方向に付勢されている。また、可動支持部39と固定支持部38には、それぞれ、互いに当接することにより、ローラ加圧バネ36の付勢力に抗して固定支持部38に対する可動支持部39の一定量以上の突出を規制する規制部40,41が設けられている(図3参照)。
転写入口ガイド22は、弾性部材としてのガイド加圧バネ37を介して固定支持部38に取り付けられている。このため、転写入口ガイド22も、二次転写ローラ12と同様に、固定支持部38又はカバー101に対してある程度変位可能に支持されている。また、本実施形態において、ガイド加圧バネ37は圧縮コイルばねであり、転写入口ガイド22はその基端部に設けられた受け部44にてガイド加圧バネ37の加圧力を受けている。このため、転写入口ガイド22も、二次転写ローラ12と同様に、カバー101と離間する方向に付勢されている。なお、ガイド加圧バネ37として、圧縮コイルばね以外に、引張コイルばねやトーションバネ等を使用してもよい。
また、転写入口ガイド22には、可動支持部39の一部(転写入口ガイド22とは異なる相手部材)に当接することにより、ガイド加圧バネ37の付勢力に抗して固定支持部38に対する転写入口ガイド22の一定量以上の突出を規制するストッパ部45が設けてある(図3参照)。
詳しくは、図7に示すように、ストッパ部45は、転写入口ガイド22から可動支持部39に向かって突出した円柱状の突起で構成されている。一方、可動支持部39には、ストッパ部45が挿入される溝状の挿入部46が設けられている。ストッパ部45は挿入部46に沿って移動可能となっており、これにより、転写入口ガイド22は、固定支持部38に対して進退可能となっている。しかし、ストッパ部45が、挿入部46の規制面46a(ガイド加圧バネ37の付勢方向に対向する面)に対し当接すると、固定支持部38に対する転写入口ガイド22の一定量以上の突出が規制される。また、ストッパ部45が規制面46aに当接した状態では、転写入口ガイド22は、ガイド案内部48で案内可能な位置で保持されるようになっている。
また、本実施形態では、当接部35を転写入口ガイド22とは別体で構成している。図7に示すように、当接部35に設けた孔部52に転写入口ガイド22の幅方向の端部に設けた凸部51を挿入することで、当接部35を転写入口ガイド22に取り付けている。
ところで、図18において点線で示すのは、位置決めされた転写入口ガイド22によって案内される用紙の搬送経路である。本実施形態では、用紙を、二次転写部(二次転写ニップ)Nよりも搬送方向上流側近傍の位置で中間転写ベルト8に接触させるように案内する。このような搬送経路で用紙を案内するのは、中間転写ベルト8上のトナーが転写電界の影響を受けて飛ぶ可能性がある二次転写部Nの搬送方向上流側近傍で、中間転写ベルト8への用紙の接触を開始させることにより、画像の転写を良好に行うようにするためである。そのため、転写入口ガイド22の位置決めは精度良く行うことが求められる。
しかしながら、一般に、転写入口ガイド22と二次転写ローラ12を同じ支持部材で支持している場合、転写入口ガイド22の位置が、二次転写部への通紙に伴う二次転写ローラ12の位置変動の影響を受けて変化してしまうといった問題がある。すなわち、用紙が二次転写部に進入すると、その用紙の厚さ分だけ二次転写ローラ12が中間転写ベルト8に対して離間するため、その影響を転写入口ガイド22が受けて位置変動する。そして、転写入口ガイド22の位置が変動することにより、案内される用紙の搬送経路も変化してしまうので、画質の低下が懸念される。
これに対し、本実施形態では、転写入口ガイド22が、通紙に伴う二次転写ローラ12の位置変動の影響を受けにくいように構成している。具体的には、図5に示すように、転写入口ガイド22が位置決めされた状態で、転写入口ガイド22のストッパ部45を可動支持部39の規制面46aに対して離間させている。すなわち、ストッパ部45と規制面46aを、通紙に伴って二次転写ローラ12が位置変動する方向(用紙の厚さ方向)に離間させておくことで、二次転写ローラ12の位置変動に伴って可動支持部39が位置変動しても、それに転写入口ガイド22が追随するのを抑制することができる。
また、図5に示すように、転写入口ガイド22が位置決めされた状態では、ストッパ部45は図の符号Hで示す箇所で可動支持部39に当たっているが、本実施形態では、その当接箇所Hを当接部35から遠い位置に設定している。具体的には、ストッパ部45を、転写入口ガイド22の基端部寄りに設けることで、当接箇所Hを当接部35から遠い位置となるようにしている。これにより、可動支持部39が変位したとしても、当接箇所Hが位置決めされた当接部35から遠いことで、当接部35を基準に回転する方向の変位量を低減することが可能となる。
図8は、ガイド位置決め部に当接部が嵌め込まれた状態を拡大して示す図である。
図8に示すように、転写入口ガイド22は、その当接部35の円弧状外周面35aが、ガイド位置決め部34の三角形状に配設された二辺34a、24bに当接することにより、位置決めされる。この状態で、可動支持部39が変位した場合、転写入口ガイド22は、図8の二点鎖線で示すように、当接部35の円弧状外周面35aの中心を基準に回転する。このとき、円弧状外周面35aの中心Gの位置は変化しないので、円弧状外周面35aの中心又はその近傍に、転写入口ガイド22の用紙との接触部を配設することが好ましい。このような位置に用紙との接触部を配設することで、可動支持部39が変位しても、接触部の位置はほとんど変化しなくなるので、用紙の案内精度が一層向上することとなる。
次に、図3〜図5を参照しつつ、カバー101を閉じる際の転写入口ガイド22と二次転写ローラ12の案内動作について説明する。
まず、図3に示すように、転写入口ガイド22と二次転写ローラ12を各案内部47,48で案内する前の状態では、転写入口ガイド22の先端部側の当接部35が、二次転写ローラ12の軸受43に当接した状態で保持される。詳しくは、図3に示す状態では、転写入口ガイド22のストッパ部45が可動支持部39の規制面46aに当たって所定位置に保持されているが、このストッパ部45を中心に図の時計回りに転写入口ガイド22が回転することで、当接部35が軸受43に当接する。このときの転写入口ガイド22に生じる回転モーメントMは、転写入口ガイド22に付与されるガイド加圧バネ37の加圧力の方向Fが、回転中心となるストッパ部45に対してずれていることで発生するようになっている。このように、当接部35と軸受43とが当接した状態で、転写入口ガイド22と二次転写ローラ12は各案内部47,48へ接近するように移動する。
そして、図4に示すように、二次転写ローラ12の回転軸12aがローラ案内部47に対して当接し、転写入口ガイド22の当接部35がガイド案内部48に対して当接することで、それぞれが各位置決め部33,34に向かって案内される。このとき、上記と同様に、当接部35と軸受43は互いに当接した状態で案内される。また、二次転写ローラ12の回転軸12aがローラ案内部47に当接すると、二次転写ローラ12は固定支持部38に接近する方向に押し込まれ、可動支持部39と固定支持部38の各規制部40,41が互いに離間した状態となる。また、転写入口ガイド22も、当接部35がガイド案内部48に当接することにより、固定支持部38に接近する方向に押し込まれ、ストッパ部45が規制面46aに対して離間した状態となる。
その後、二次転写ローラ12の回転軸12aがローラ位置決め部33の位置に達すると、図5に示すように、ローラ加圧バネ36の復元力により、回転軸12aがローラ位置決め部33を構成する凹部へと押し込まれる。その結果、二次転写ローラ12が(中間転写ベルト8を介して)駆動ローラ9に当接し、二次転写ローラ12の位置決めがなされる。
また、これとほぼ同時に、転写入口ガイド22の当接部35もガイド位置決め部34の位置に達し、図5に示すように、ガイド加圧バネ37の復元力により、当接部35がガイド位置決め部34へと押し込まれる。これにより、転写入口ガイド22の位置決めがなされ、その先端部が二次転写部の近傍の所定位置に配設される。
なお、詳しい説明は省略するが、反対に、カバー101を開放する場合は、その開放動作に伴って、二次転写ローラ12及び転写入口ガイド22が各位置決め部33,34から離脱し、各案内部47,48に沿って上記カバー閉鎖時とは反対方向に案内される。
以上のように、本実施形態の構成では、転写入口ガイド22をガイド位置決め部34へと案内する際、当接部35を二次転写ローラ12の軸受43に当接させているので、転写入口ガイド22を軸受43で支持しつつ押すことができる。これにより、当接部35をガイド案内部48へ当接させるまでの姿勢を安定させることができると共に、ガイド案内部48で案内中の当接部35の移動をスムーズに行うことができるようになる。このように、本実施形態の構成によれば、転写入口ガイド22が変位可能に支持された構成においても、転写入口ガイド22を安定してガイド位置決め部34へ案内することが可能となる。
特に、本実施形態のように、転写入口ガイド22がガイド案内部48の案内面に向かって付勢されている構成においては、その付勢力によって転写入口ガイド22の案内が妨げられる可能性がある。従って、このような構成において、本発明の構成を適用することで、大きな効果を期待できる。
また、本実施形態では、図7に示すように、当接部35は、円柱部35bと、その一端部に設けられた台形部35cを有しており、軸受43への当接は、台形部35の平面部35dで行うようにしている。このように、平面部35dで軸受43に当接させる場合は、円柱部35bで軸受43と当接させる場合に比べ、当接させやすくなると共に、当接状態での転写入口ガイド22の姿勢も安定させやすくなる。
また、本実施形態では、当接部35が軸受43に対して当接した状態(図3及び図4に示す状態)では、図9に示すように、転写入口ガイド22の先端部と二次転写ローラ12のローラ表面との間には、隙間Xが介在するようにしている。このように、転写入口ガイド22の先端部をローラ表面に対して非接触状態となるように保持することで、転写入口ガイド22の先端部がローラ表面に接触することによるローラ表面の傷付きや破損等を回避することができる。なお、この状態(転写入口ガイド22の先端部をローラ表面に対して非接触に保持する状態)は、カバー101を完全に開放した状態も含めて常に維持されている。
また、本実施形態では、当接部35がガイド位置決め部34で位置決めされた状態(図5に示す状態)で、図10に示すように、当接部35と軸受43との間には、隙間Yが介在するようにしている。このように、位置決めされた状態では、当接部35を軸受43に対して非接触状態となるように保持することで、軸受43の位置のばらつきの影響を当接部35に与えないようにすることができ、当接部35の位置決め精度が向上する。
また、図10に示すように、当接部35がガイド位置決め部34で位置決めされた状態では、転写入口ガイド22の先端部と二次転写ローラ12のローラ表面との間には、隙間Zが介在している。この隙間Zは、当接部35と軸受43間の上記隙間Yよりも大きく設定されている(Z>Y)。このように、隙間Yと隙間Zの関係を設定することで、図9に示すように、当接部35が軸受43に当接した場合に、転写入口ガイド22の先端部がローラ表面に接触しないようにすることができる。
また、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
上述の実施形態では、当接部35を転写入口ガイド22とは別体で構成しているが(図7参照)、例えば、図11の(a)(b)に示すように、当接部35を転写入口ガイド22の一部で構成してもよい。図11の(a)に示す例では、転写入口ガイド22の先端部側をL字型に曲げ、その曲げた部分を当接部35としてガイド位置決め部34に当接させている。また、図11の(b)に示す例では、転写入口ガイド22の先端部側のU字型に曲げ、その曲げた部分を当接部35としてガイド位置決め部34に当接させている。
このように、当接部35を転写入口ガイド22の一部で構成した場合は、当接部35を別体で構成する場合に比べて部品点数を少なくすることができる。これに対し、当接部35を別体で構成した場合は、当接部35と転写入口ガイド22をそれぞれ別の材質で構成することができる利点がある。さらに、転写入口ガイド22自体の形状を簡素化することができるので、転写入口ガイド22の形状が複雑化することに伴うコストアップや配置スペースの増大を回避できる。
また、図12に示すように、転写入口ガイド22自体を二次転写ローラ12の軸受43に対して当接させてもよい。この例では、転写入口ガイド22の先端部を当接部35として軸受43に当接させているが、軸受43の外径を二次転写ローラ12の外径よりも大きくすることで、転写入口ガイド22の先端部が二次転写ローラ12のローラ表面に接触するのを避けている。
また、図12に示す例においても、転写入口ガイド22がガイド位置決め部34に位置決めされた状態では、図13に示すように、転写入口ガイド22の先端部が軸受43から離間し非接触状態となるようにすることが望ましい。このようにすることで、上述の実施形態と同様に、転写入口ガイド22の位置決め精度を向上させることができる。
さらに、図14の(a)(b)に示すように、転写入口ガイド22の先端部に軸受43側に延伸させた部分を設け、その部分を軸受43に対して当接する当接部35としてもよい。また、この例においても、上記と同様に、当接部35が軸受43に当接した状態で、転写入口ガイド22の先端部と二次転写ローラ12のローラ表面との間に隙間Xを介在させることが望ましい。
また、図14に示す例において、転写入口ガイド22がガイド位置決め部34に位置決めされた状態では、図15に示すように、当接部35を軸受43から離間させることで、上記と同様に、転写入口ガイド22の位置決め精度を向上させることが可能である。
上述の各実施形態では、軸受43を、転写入口ガイド22をガイド位置決め部34へ向かう案内方向へ押して案内を補助する案内補助部材として用いているが、本発明の構成はこれに限定されるものではない。
例えば、図16に示すように、二次転写ローラ12の回転軸12aを当接部35に当接させて案内補助部材として機能するようにしてもよい。あるいは、図17に示すように、支持部材23(この例では可動支持部39)に突起部53を設け、この突起部53で当接部35を押すようにすることで、支持部材23が案内補助部材として機能するようにしてもよい。回転軸12aを案内補助部材として用いる場合は、構成を簡素化することができる。ただし、回転軸12aが細い場合は、回転軸12aと当接部35の当接が困難になるので、軸受43や支持部材23を案内補助部材として用いることで、当接部35への当接が行いやすくなる。
また、本発明の構成は、図19に示すような、感光体600上の画像を用紙に直接転写する転写部(一次転写部)に転写入口ガイド200を設けた構成や、転写入口ガイド200がガイド案内部(ガイド部300a)に対して接離せず、ガイド案内部が転写入口ガイド200に対して接離する構成にも適用可能である。また、本発明を適用可能な画像形成装置は、図1に示すようなカラーレーザープリンタに限らず、その他のプリンタや複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。
12 二次転写ローラ(転写部材)
12a 回転軸
22 転写入口ガイド
23 支持部材
34 ガイド位置決め部
35 当接部
37 ガイド加圧バネ(弾性部材)
43 軸受(案内補助部材)
45 ストッパ部
48 ガイド案内部
100 画像形成装置本体
101 カバー
特開平8−30054号公報

Claims (9)

  1. 画像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部に記録媒体を案内する案内位置と、前記案内位置から相対的に退避した退避位置とに切換可能に構成された転写入口ガイドと、
    前記転写入口ガイドを変位可能に支持する支持部材と、
    前記転写入口ガイドを前記案内位置に位置決めするガイド位置決め部と、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ案内するガイド案内部とを備えた転写装置であって、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド案内部に沿って前記ガイド位置決め部へ案内する際に、転写入口ガイドの当接部に当接して、転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ向かう案内方向へ押す案内補助部材を備え
    前記転写入口ガイドを、前記ガイド案内部の案内面に向かって付勢する弾性部材を設け、
    前記転写入口ガイドとは異なる相手部材に当接することにより、前記弾性部材の付勢力に抗して前記転写入口ガイドの変位を規制し、前記転写入口ガイドを前記ガイド案内部で案内可能な位置で保持するストッパ部を、前記転写入口ガイドに設け、
    前記ストッパ部が前記相手部材に当接して前記転写入口ガイドの変位を規制している状態で、前記転写入口ガイドを前記弾性部材の付勢力によって前記ストッパ部を中心に回転させて、前記当接部を前記案内補助部材に当接させるように構成したことを特徴とする転写装置。
  2. 画像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部に記録媒体を案内する案内位置と、前記案内位置から相対的に退避した退避位置とに切換可能に構成された転写入口ガイドと、
    前記転写入口ガイドを変位可能に支持する支持部材と、
    前記転写入口ガイドを前記案内位置に位置決めするガイド位置決め部と、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ案内するガイド案内部とを備えた転写装置であって、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド案内部に沿って前記ガイド位置決め部へ案内する際に、転写入口ガイドの当接部に当接して、転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ向かう案内方向へ押す案内補助部材を備え、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部で位置決めした状態では、前記転写入口ガイドの前記当接部に対して前記案内補助部材は非接触となるようにしたことを特徴とする転写装置。
  3. 画像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部に記録媒体を案内する案内位置と、前記案内位置から相対的に退避した退避位置とに切換可能に構成された転写入口ガイドと、
    前記転写入口ガイドを変位可能に支持する支持部材と、
    前記転写入口ガイドを前記案内位置に位置決めするガイド位置決め部と、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ案内するガイド案内部とを備えた転写装置であって、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド案内部に沿って前記ガイド位置決め部へ案内する際に、転写入口ガイドの当接部に当接して、転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ向かう案内方向へ押す案内補助部材を備え、
    互いに当接することにより前記転写部を構成する一対の転写部材の一方を前記支持部材に設け、
    前記案内補助部材と前記当接部とが当接した状態で、前記転写入口ガイドは前記転写部材に対して非接触状態となるようにし、
    前記転写部材は、前記支持部材に軸受を介して回転可能に支持された転写ローラであり、
    前記案内補助部材を、前記転写ローラの軸受としたことを特徴とする転写装置。
  4. 画像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部に記録媒体を案内する案内位置と、前記案内位置から相対的に退避した退避位置とに切換可能に構成された転写入口ガイドと、
    前記転写入口ガイドを変位可能に支持する支持部材と、
    前記転写入口ガイドを前記案内位置に位置決めするガイド位置決め部と、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ案内するガイド案内部とを備えた転写装置であって、
    前記転写入口ガイドを前記ガイド案内部に沿って前記ガイド位置決め部へ案内する際に、転写入口ガイドの当接部に当接して、転写入口ガイドを前記ガイド位置決め部へ向かう案内方向へ押す案内補助部材を備え、
    互いに当接することにより前記転写部を構成する一対の転写部材の一方を前記支持部材に設け、
    前記案内補助部材と前記当接部とが当接した状態で、前記転写入口ガイドは前記転写部材に対して非接触状態となるようにし、
    前記転写部材は、前記支持部材に軸受を介して回転可能に支持された転写ローラであり、
    前記案内補助部材を、前記転写ローラの回転軸としたことを特徴とする転写装置。
  5. 前記案内補助部材を、前記支持部材の一部で構成した請求項1から4のいずれか1項に記載の転写装置。
  6. 前記当接部を、前記転写入口ガイドの一部で構成した請求項1から5のいずれか1項に記載の転写装置。
  7. 前記当接部を、前記転写入口ガイドと別体で構成した請求項1から5のいずれか1項に記載の転写装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の転写装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 画像形成装置本体に対して開閉可能なカバーを備え、
    前記カバーに前記支持部材を設け、
    前記カバーの開閉動作に伴って、前記転写入口ガイドが前記案内位置と前記退避位置とに切換可能に構成した請求項8に記載の画像形成装置。
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