JP6012444B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
このように絶縁耐圧破壊を抑制するために、特許文献1には、図12に示すような加圧ローラの金属軸110とGND116との間に抵抗301を設ける構成が開示されている。しかしながら、特許文献1のような構成においては、金属軸110とGND116の間に十分な沿面、空間距離をとらなければ絶縁耐圧破壊を抑制できない場合があった。そのため、金属軸110とGND116の間に沿面、空間距離を十分にとることによる定着手段317の大型化、さらには、画像形成装置の大型化を招いてしまうという問題があった。
装置の大型化を招くことなく絶縁耐圧破壊を抑制するために、特許文献2には、図13に示すように金属軸110とGND116をコンデンサ302を介して接続する構成が開示されている。このようにコンデンサ302を用いることで、AC電源に雷サージのような過大な高サージ電圧が印加されても、コンデンサ302の容量の比によって、高サージ電圧が分圧されるので、金属軸110にかかる電圧を下げることができる。その結果、金属軸110とGND116の間の沿面、空間距離を短くして、かつ絶縁耐圧破壊の発生を抑制することができる。
ることを目的とする。
まず、図1を参照して、実施例1に係る、トナー画像を記録材上に加熱定着する定着手段としての加熱定着手段117を備える画像形成装置201の構成について説明する。図1は、実施例1に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。実施例1に係る画像形成装置201は、4色(イエローy、マゼンタm、シアンc、ブラックk)の画像を重ね合わせてカラー画像を形成するために4つの画像形成部を備えている。なお、実施例1においては、画像形成装置の一例として、4色フルカラーのレーザビームプリンタを用いて説明するが、これに限られるものではない。なお、以下、特に区別を要しない場合、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に与えた添え字y、m、c、kは省略して説明を行う。
たビデオ信号205を受信し、受信したビデオ信号205に基づいてスキャナユニット210内に複数設けられるレーザ発光素子としてのレーザダイオード211を駆動する。
さらに、図2〜図4を参照して、実施例1に係る画像形成装置201が備える加熱定着手段117について説明する。図2は、実施例1に係る加熱定着手段、及び二次転写部を模式的に表した図である。図3は、定着ヒータを図2中の上方から見た図であり、定着ヒータと商用電源としてのAC電源との電気的接続を模式的に示した図である。図4は、図3中の定着ヒータ121を横から見た図であり、定着ヒータとAC電源との電気的接続を模式的に示した図である。なお、図3、図4において、説明の便宜上、サーモスイッチ102等を定着ヒータ121から透けるように描いたが、定着ヒータ121を上方や横から見た際、これらの部材が見えることはない。また、説明の便宜上、AC電源403とコネクタ402とが直接接続されるように描いたが、実際は、直接に接続されているわけではない。
されつつ加熱されて定着処理される。
ここで、図2〜図6、図11を参照して、従来からの課題である絶縁耐圧破壊について説明する。図5は、サージ電圧の波形を模式的に表す図である。図6は、サージ電圧をAC電源とGND間に印加した際の波形を模式的に表す図である。図11は、従来例の加熱定着手段の構成を示す概略断面図である。
<放電経路1>
サーモスイッチの通電端子部分101や、サーモスイッチの本体部102a内部のAC配線部分からTステー103までの経路。
<放電経路1の放電により発生する炭化路>
サーモスイッチの本体部102のモールド部に発生。
<放電経路2>
加圧ローラの金属軸110からGND116までの経路。
<放電経路2の放電により発生する炭化路>
加圧ローラの軸受部材111に発生。
以上述べたように、図12に示すような構成によると、図11の構成と比較して、定着ヒータ121の絶縁ガラス104の絶縁耐圧破壊を抑制をすることができる。しかしながら、図12に示す構成のもとでは、放電経路1、2の沿面、空間距離を十分にとらなければ、絶縁耐圧破壊の抑制を十分にすることができない。すなわち、図12に示す加熱定着手段317においては、放電経路の沿面、空間距離を確保するために加熱定着手段の大型化、さらには画像形成装置の大型化を招いてしまうという課題がある。
ここで、画像形成装置201の二次転写プロセスを行う二次転写部223においては、中間転写ベルト219上に形成されたトナー画像を記録材へ二次転写するために、二次転写ローラ225に適当な二次転写バイアスを印加して転写効率を高めることを行っている。また、通常の画像形成時に加圧ローラ109の電圧を安定させるために、加圧ローラの金属軸110をGND電圧にしている。
しまう。
そこで、実施例1に係る加熱定着手段117は、図2、図9に示すように、加圧ローラの金属軸110とGND116をガスアレスタ112を介して接続する構成をとることを特徴とする。図9は、実施例1に係る加熱定着手段の構成を示す図であって、放電経路を表す概略断面図である。図9に示すように、ガスアレスタ112は、AC電源403から供給される電力の流れの方向における加圧ローラの金属軸110よりも上流側に設けられる。このガスアレスタ112は、金属軸110においてGND116に対して放電が起こる電圧よりも小さい電圧でGND116に対して放電する素子である。また、ガスアレスタ112は、上述したコンデンサ302よりも容量が小さい。
金属軸110、軸受部材111、GND116を通る放電が発生する電圧を下回るように、すなわち、金属軸110においてGND116に対して放電が起こる電圧よりも小さい電圧でガスアレスタ112で放電するようにVarを決定する。これは、加圧ローラの軸受部材111に炭化路を発生させないためである。
<POINT2:下限電圧の見極め>
通常動作時にAC電源403から供給される電圧のピーク電圧よりも高く決定する。これは、通常動作時に、AC電源403から供給される電圧でガスアレスタ112が動作しないようにするためである。
の放電経路で放電が起こる。放電経路1には炭化路が発生する場合があるものの、放電経路2においては炭化路は発生しない。したがって、AC電源403とGND116間に絶縁耐圧破壊は起こらない。さらに、実施例1の構成においては、ガスアレスタ112の容量はコンデンサ302に比較して小さいため、二次転写バイアスの抜けが発生しにくい。
図10を用いて実施例2に係る加熱定着手段について説明する。図10は、実施例2に係る加熱定着手段と基板ユニットを示す概略断面図である。実施例2においては、ガスアレスタ112と抵抗113が、加熱定着手段117内(定着手段内)に設けられる実施例1と異なり、加熱定着手段117の構成部品外(定着手段外)に構成されていることである。すなわち、実施例2においては、ガスアレスタ112と抵抗113は、加熱定着手段117と別部材として設けられる基板ユニット123の基板上に実装されている。また、ガスアレスタ112が接地される接地電位部としてのGND116も同様に、基板ユニット123に実装されている。このような構成をとることにより、実施例1においては加熱定着手段内に構成されていたガスアレスタ112と抵抗113の接続や固定に関わる部品を設けるためのスペースを削減することができる。その結果、加熱定着手段117、画像形成装置201の小型化、低コスト化を図ることが可能となる。なお、その他の構成及び回路的な動作については、図2で示した実施例1で説明したものと同様であるため、その説明は省略する。
Claims (5)
- 筒状の定着フィルムと、
前記定着フィルムの内部に配置されているヒータと、
前記定着フィルムの内面と接触しており、前記定着フィルムの回転を案内するガイド部材と、
前記定着フィルムの内部に配置されており、前記ガイド部材に圧力を加えるための金属製のステーと、
金属製の回転軸と、前記回転軸と接地電位部との間に設けられ前記回転軸を軸受けする樹脂製の軸受部材と、前記回転軸に設けられており前記定着フィルムとの間で現像剤像が形成された記録材を挟持搬送する回転部材と、を備える加圧手段と、
を有し、前記ヒータの熱で記録材に現像剤像を加熱定着する定着装置において、
前記ステーと前記回転軸は電気的に接続されており、
放電素子が、前記ステーと前記回転軸を電気的に接続する部分と、前記接地電位部と、の間に接続されていることを特徴とする定着装置。 - 前記素子は、ガスアレスタであることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記ステーと前記回転軸を電気的に接続する部分と、前記接地電位部と、の間に、前記素子と並列に抵抗素子が接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記素子と前記抵抗素子は、一つの基板ユニットに実装されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記ヒータは前記定着フィルムの内面に接触していることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の定着装置。
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