JP6011808B2 - ガス吹込み用円環状羽口 - Google Patents

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本発明は、転炉等の容器の底部から溶融金属中にガスを吹き込む円環状の底吹き羽口に関するものである。
溶融金属を精錬する場合、攪拌による反応促進等の目的でガスを吹き込むことがある。例えば、鉄鋼業においては、転炉で銑鉄から炭素を取り除く場合のように、容器の底部からアルゴンや窒素等の不活性ガスを吹き込む場合がある。その羽口の一つの形式として、特許文献1に開示されているような、内管と外管とを同心状に組み合わせてそれらの間の円環状の隙間からガスを吹き込むもの(以下、円環状羽口と称する)がある。円環状羽口は構造が単純で、細管集合型の羽口に比べ制作コストが比較的安価である。しかし、溶銑の脱炭処理を行う転炉等、高温で処理を行うプロセスに適用する場合には、受熱面積の増加により羽口金物の温度が上昇し、時には溶融、損耗する場合があることが判明した。
この溶損への対策としては、炭化水素ガス等の高温で分解する際の吸熱により冷却するガスを混合して吹き込むことも考えられるが、炭化水素ガスを吹き込むための新たな設備が必要であり、投資が必要になる。また、円環状羽口の周囲に冷却用の配管やスリットプラグを設置する方法や、酸素を吹き込む場合の、特許文献2に開示されているように円環状羽口の外側にさらに管を配置して3重管構造とし、間隙から冷却ガスを吹き込む方法が考えられる。しかし、これらの方法では、羽口構造が複雑になり、ガス供給系統の増設が必要となる。
また、特許文献3には、円環状のスリットの間隙を規定することでガスの線速度を維持し、冷却能を持たせる方法が開示されている。しかし、この方法では、ガス流量を増加させるために羽口径を大きくしても線速度を確保するためにスリット幅を小さくする必要があり、製造上の公差を考慮すると自由度が少ない。
特開昭57−114623号公報 特開平10−130715号公報 特開2006−274325号公報
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するために、羽口金物の溶損の恐れのないガス吹込み用円環状羽口を提供するものである。
上記目的を達成する本発明のガス吹込み用円環状羽口は、底吹き羽口としての円環状の羽口の、外管相当部分とそれと同心状の内管との隙間にガス通路を形成し、前記内管を金属パイプで形成し、前記内管内に耐火物を充填し、前記外管相当部分のうち稼働面側の部分を羽口耐火物と同材質の材料で形成することを特徴とするものである。
本発明のガス吹込み用円環状羽口によれば、底吹き羽口としての円環状の羽口の、外管相当部分とそれと同心状の内管との隙間にガス通路を形成し、内管側に金属パイプを使用し、その内管内に耐火物を充填する一方、外管相当部分は、稼働面側のガス流路部に金属パイプを用いず羽口耐火物と同材質の材料を用いて流路を形成するので、羽口金物の溶損の恐れをなくすことができる。
なお、本発明のガス吹込み用円環状羽口においては、前記外管相当部分のうち風箱側の部分は、少なくとも溶接可能な長さの金属パイプで形成すると、羽口にガスを供給する風箱との接続を確実に行えるので好ましい。
また、本発明のガス吹込み用円環状羽口においては、前記外管相当部分のうち風箱側の部分を形成する金属パイプの長さは、長くても羽口取替え時まで残存させる容器部分の長さとすると、羽口取替え時まで羽口耐火物と同材質の材料で稼働面側の部分を形成できるため、羽口の維持費用を低減できるので好ましい。
本発明のガス吹込み用円環状羽口の一実施形態を示す断面図である。 上記実施形態のガス吹込み用円環状羽口の実施例における吹錬時の時間経過と羽口れんがの損耗量との関係を内外管とも金属パイプの比較例の場合と比較して示す関係線図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、本発明のガス吹込み用円環状羽口の一実施形態を示す断面図であり、図1中、符号1は容器としての転炉、2は上記実施形態のガス吹込み用円環状羽口を示す。
転炉1は、鉄鋼業で一般的に使用されているものであり、その転炉1内で例えば銑鉄から炭素を取り除く反応を促進するために、この実施形態のガス吹込み用円環状羽口2は転炉1の底部に設けられて、その底部から溶銑中にアルゴンや窒素等の不活性ガスを吹き込み、溶銑を攪拌する。このためこの実施形態のガス吹込み用円環状羽口2は、内管3と外管相当部分4とを同心状に具え、それらの隙間に円環状のガス通路5を羽口として画成している。
この実施形態のガス吹込み用円環状羽口2について以下に詳述すると、前述の通り本発明者らは、羽口構造として比較的単純で製作コストのかからない円環状羽口に着目し、その損耗速度の低減について鋭意検討と実験を重ねた。鉄歩留まりや合金鉄の歩留まり等の冶金特性を向上させたり、スクラップを多量に使用したりするためには、底吹きガス流量を増加させる方が有利であるが、ガス流量を増やすためには、ガス流路断面積を大きくする必要がある。
しかしながら通常、製造する鋼種や吹錬時期により必要とされるガス流量は大きく異なるため、最大流量で円環状羽口の仕様を設計すると、ガス流量を下げた場合に冷却不足を生じる。それゆえ、冷却不足を補うためには流路面積を大きくできず、その結果、最大ガス流量も制限されることになる。
この点についてさらに詳細に検討したところ、円環状羽口の場合、内管側では、吹込んだガスにより、内管およびその内側の耐火物はかなり冷却され、しかもガス流路により外側の耐火物とも隔絶されているため、それほど温度上昇しない。一方、外管側では、外側の耐火物からの入熱により、温度が上昇し易いということが判明した。
そこで、この実施形態のガス吹込み用円環状羽口2では、内管3は金属パイプで形成し、外管相当部分4については、羽口2に不活性ガスを供給する風箱6側の部分7は、風箱6側の端部から、羽口取替えまでに残存させる羽口れんが9の厚さ以下の長さLの金属パイプで形成し、その金属パイプの先端よりも稼動面(転炉1の、溶銑と接する面)側の部分8は、羽口れんが9の材質と同材質の材料で円筒状に形成している。このように羽口を構成することで、羽口金物の溶融の懸念をなくすことができる。
なお、内管3の内部には、分割した耐火物や不定形耐火物を充填することが多いため、金属パイプで形成する内管3はそのような耐火物の充填にも都合が良い。また、外管相当部分4については、風箱6側の部分7は、風箱6側の端部から、羽口取替えまでに残存させる羽口れんが9の厚さ以下の長さLの金属パイプで形成することで、転炉1の底部の羽口れんが9が損耗しても、転炉1の稼動中に金属パイプが稼動面に露出することがない。一方、その風箱6側の部分7の金属パイプの長さLは、溶接可能な長さである例えば10mmより小さいと、風箱6との溶接が困難になり、ガス漏れ等の問題もあるため、少なくとも溶接可能な長さとする。さらに、回収した羽口れんがのリサイクルのための粉砕性を考えて、金属パイプと羽口れんがとの分離を容易にするために、風箱6側の部分7の金属パイプの長さLは例えば10mm〜100mmとすると望ましい。また、金属パイプを周囲の羽口れんがと一体成型することにより隙間をなくし、漏風を防止してもよいし、金属パイプの周囲にリングを設置したり、凹凸をつけたりして金属パイプと周囲の羽口れんがの密着性を上げてもよい。これに対し従来の羽口では、外管側金属パイプが羽口れんがの厚さ全体に亘っていたため、回収した羽口れんがをリサイクルするために粉砕と選別を繰り返し行ったり、リサイクルを行っていなかったりした。
具体的にはこの実施形態の羽口2では、転炉1の底部に設ける耐火れんがからなる羽口れんが9に形成した貫通孔で、外管相当部分4の稼動面側の部分8を形成するとともに、その転炉1の底部の貫通孔の、転炉1の外側の端部に金属パイプを挿入し、その金属パイプと周囲の羽口れんが9との隙間をモルタル等の不定形耐火物で埋めて、外管相当部分4の風箱6側の部分7を形成し、その外管相当部分4の内側に内管3を形成する金属パイプを配置するとともに、その金属パイプの外周面の軸線方向の複数箇所(図では2箇所)に周方向に等間隔に複数個の金属製スペーサ10を突設して、内管3と外管相当部分4との間のガス通路5となる隙間Sを所定の大きさに維持する。
(実施例)
次に、この実施形態のガス吹込み用円環状羽口2の一実施例について説明する。転炉1の一種である高周波溶解炉の底部に、隙間Sが0.69mm、内管3の外径dが19.56mm、内管3側金属パイプが肉厚1mmのステンレス鋼(SUS)製、外管相当部分4の稼動面側部分8が羽口れんが9を形成するMgO-Cれんが製、外管相当部分4の風箱6側の部分7の金属パイプが肉厚1mmのSUS製でその長さが10mm〜100mmの上記実施例の羽口2と、隙間Sが0.69mm、内管3の外径dが19.56mm、内管3側金属パイプおよび外管側金属パイプが何れも肉厚1mmのSUS製で稼動面側から風箱6側まで延在する比較例の羽口とを設け、上記高周波溶解炉で鉄鋼3tonを溶解し、炉底部の上記各羽口からガス吹込みを行う実験を実施した。
ガス流量は1.25Nm/minとし、吹錬中の温度は1650℃で保持した。羽口れんがの損耗速度は、「材料とプロセス」vol.18(2005),P1028に開示されているTDR法を用いて測定した。図2は、上記実施形態のガス吹込み用円環状羽口2の実施例における吹錬時の時間経過と羽口れんが9の損耗量との関係を、内外管とも金属パイプの上記比較例の場合と比較して示している。この実験により、上記実施例では羽口れんが9の損耗が見られないが、上記比較例では吹錬の途中で羽口れんが9が急激に損耗していることが判る。また、この実験後に回収した羽口を観察すると、上記比較例では外管側のSUSパイプが内管側のSUSパイプよりも先行して溶融していた。一方、上記実施例ではSUSパイプの溶融は見られなかった。
従って、実施例では、内管3側のSUSパイプと外管相当部分4の稼動面側部分8の羽口れんがの貫通孔との間のガス通路5となる隙間Sが維持されて、吹込みガスの線速度が維持され、冷却能が確保されて羽口れんが9の損耗が防止される一方、比較例では、外管側のSUSパイプの稼動面側部分の溶損により、内管側のSUSパイプとの間のガス通路5となる隙間が拡大して、吹込みガスの線速度が低下し、冷却能が低下したことにより羽口れんが9が損耗したものと推測される。
上述したことから明らかなように、底吹き羽口として、内管3側を金属パイプで形成し、外管相当部分4側のうち、稼動面側部分8を羽口耐火物と同材質の材料すなわち羽口れんが9で形成したこの実施形態のガス吹込み用円環状羽口2によれば、羽口金物の溶損の恐れをなくすことができる。
以上、実施例に基づき説明したが、本発明は上述の例に限定されるものでなく、例えば本発明のガス吹込み用円環状羽口は、転炉用に限られず、溶融金属を処理する他の種類の容器にも適用することができる。
かくして本発明のガス吹込み用円環状羽口によれば、円環状の羽口の内管側に金属パイプを使用する一方、外管相当部分は、稼働面側のガス流路部に金属パイプを用いず羽口耐火物と同材質の材料を用いて流路を形成するので、羽口金物の溶損の恐れをなくすことができる。
1 転炉
2 ガス吹込み用円環状羽口
3 内管
4 外管相当部分
5 ガス通路
6 風箱
7 風箱側の部分
8 稼動面側の部分
9 羽口れんが
10 スペーサ

Claims (3)

  1. 底吹き羽口としての円環状の羽口の、
    外管相当部分とそれと同心状の内管との隙間にガス通路を形成し、
    前記内管を金属パイプで形成し、
    前記内管内に耐火物を充填し、
    前記外管相当部分のうち稼働面側の部分を羽口耐火物と同材質の材料で形成することを特徴とするガス吹込み用円環状羽口。
  2. 前記外管相当部分のうち風箱側の部分は、少なくとも溶接可能な長さの金属パイプで形成することを特徴とする請求項1記載のガス吹込み用円環状羽口。
  3. 前記外管相当部分のうち風箱側の部分を形成する金属パイプの長さは、長くても羽口取替え時まで残存させる容器部分の長さとすることを特徴とする請求項1または2記載のガス吹込み用円環状羽口。
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