JP6009537B2 - ユーザ機器ベース測位のためにネットワークベース測定値を与えるための方法、装置および物品 - Google Patents

ユーザ機器ベース測位のためにネットワークベース測定値を与えるための方法、装置および物品 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、「METHOD FOR PROVIDING NETWORK-BASED MEASUREMENTS FOR USER EQUIPMENT-BASED POSITIONING」と題する2012年4月9日に出願された米国非仮出願番号第13/442,734号、および「METHOD FOR PROVIDING NETWORK MEASUREMENTS FOR UE-BASED POSITION LOCATION」と題する2011年4月11日に出願された米国仮出願番号第61/474,142号の優先権を主張するPCT出願である。
[0001] 本明細書で開示する主題は、モバイルデバイスなどのユーザ機器に測位のためのネットワークベース測定値を与えるための方法、装置、および/またはシステムに関する。
情報:
[0002] ユーザプレーン(UP:User Plane)測位(positioning)は、オープン・モバイル・アライアンス(Open Mobile Alliance)(OMA)によって作り出されたセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL:Secure User Plane Location)仕様を備える。UP測位は、基礎をなす無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)に常に依存するとは限らない。ユーザ機器(UE)または移動局(MS)は、UEとロケーションサーバとの間のデータ接続を介して、SUPLロケーションプラットフォーム(SULP Location Platform)(SLP)などのロケーションサーバと通信し得る。そのデータ接続は、たとえば、ワイヤレスネットワークの場合はRANを含む、サービング・ワイヤレスネットワークまたはワイヤラインネットワーク(a serving wireless or wireline network)によってサポートされ得る。そのようなデータ接続により、ロケーションサーバは、UEに支援データを与えることが可能になり得る。そのような支援データは、たとえば、アシスト型グローバル航法衛星(Assisted-Global Navigation Satellite)(A−GNSS)支援データを備え得る。データ接続により、UEは、サーバベースの位置計算、たとえば、いわゆるUE支援モード(UE-assisted mode)のために、ロケーションサーバにA−GNSS擬似距離(pseudoranges)などのロケーション測定値を報告することも可能になり得る。支援データは、A−GNSSのためのワイドエリア参照ネットワーク(WARN:Wide Area Reference Network)を介して、またはネットワークオペレーションおよびメンテナンス(O&M)センター(Operation and Maintenance center)へのインターフェースを介して、または、たとえば、基地局(BS)座標(coordinates)などの必要な支援データをSLPに与えることが可能である、ネットワーク中の何らかの他のエンティティを介してなど、プロプライエタリな手段(proprietary means)を介して、ロケーションサーバに
よって収集され得る。
[0003] SUPLなどのユーザプレーン測位ソリューションは、ネットワークアクセスおよびデータトランスポートを与えるために使用されている任意のネットワーク技術と協働する(work with)ように設計されている。したがって、ユーザプレーン測位ソリューションは、たとえば、ほんのいくつかの例を挙げれば、移動通信のためのグローバルシステム(Global System for Mobile Communications)(GSM)(登録商標)、ユニバーサル・モバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunications System)(UMTS)、またはロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)などの任意の特定のアクセスネットワークから独立(independent of)であり得る。SUPLなどのUPロケーションソリューションのアクセスネットワーク独立性(access network independence)を可能にするために、たとえば、ロケーションサーバ(たとえば、SUPLロケーションプラットフォーム(SUPL Location Platform)(SLP))によっておよび/または端末によって、端末(たとえば、UEまたはMS)の位置計算のために必要なすべての測定値および情報が与えられなければならない。ユーザプレーン測位は、A−GNSSベースのロケーション方法など、基礎をなす(underlying)アクセスネットワーク(たとえば、RAN)からの追加の端末固有の測定値が必要とされないUE中心のロケーション方法(UE centric location methods)のために設計されている。SUPLなどのユーザプレーン測位ソリューションは、UEによるRAN(たとえば、RAN中の基地局および/またはWiFiアクセスポイント)の測定値を利用し得、したがって、常にRANから完全に独立しているとは限らない。しかしながら、特定の実装形態では、このソリューションは、UEによって送信された信号の、RAN中の要素によって生成された測定値に依存しない。
[0004] しかしながら、いくつかの他の測位/ロケーションソリューションは、UEによって送信された信号のRAN内の他のアクセスポイントおよびノード(たとえば、ロケーション測定ユニット(LMU:Location Measurement Unit)、WiFiアクセスポイントなど)、または、基地局、において生成された測定値を必要とし得る。これらの他のソリューションは、制御情報および測定値を転送するために既存のネットワークインターフェースおよびプロトコルが使用されるいわゆる制御プレーンソリューション(control plane solutions)を含み得る。制御プレーンロケーションソリューションでは、基地局、WiFiアクセスポイントおよびLMUなどのネットワーク要素によるターゲットUEについて生成された測定値は、UEのロケーションの計算のためにロケーションサーバに転送される。この測定値は、UEに転送されず、したがって、たとえば、SUPLを用いたUEベースのモード動作のためにUEがそれ自体のロケーションを計算するのを助けるために、UEにとって利用可能ではない。したがって、SUPLなどのユーザプレーン測位ソリューションは、アクセスネットワーク内で実行される測定を必要とするネットワークベースのロケーション技術を利用することができない。これにより、測位の精度が低くなることになり得、場合によっては、たとえば、UEが、屋内にあり、正確なロケーション推定値(location estimate)または何らかのロケーション推定値をもたらす(yield)ために十分な数のGNSS衛星ならびに/またはネットワーク基地局およびWiFiアクセスポイントを測定することができないときなど、ロケーションを取得することができないことになり得る。
[0005] 特定の一実装形態では、ロケーションサービスを実行するための方法が提供される。1つまたは複数のネットワークベース測定値が、ロケーションサーバにおいて、ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから獲得され(acquired)得る。第1のメッセージが、ロケーションサーバからUEに送信され得る。第1のメッセージは、1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備え得る。UEのロケーションは、1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいてUEによって判断され得る。
[0006] 特定の一実装形態では、ロケーションサーバが提供される。本ロケーションサーバは、1つまたは複数のメッセージを受信するための受信機と、1つまたは複数のメッセージを送信するための送信機とを含み得る。プロセッサは、(a)ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから取得した1つまたは複数のネットワークベース測定値を処理すること、および(b)1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、UEへの第1のメッセージの送信を開始することを行い得る。
[0007] 特定の一実装形態では、ロケーションサーバが提供される。本ロケーションサーバは、(a)ロケーションサーバにおいて、ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから1つまたは複数のネットワークベース測定値を獲得するための手段、および(b)1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、UEへの第1のメッセージを送信するための手段を備え得る。
[0008] 特定の一実装形態では、(a)ロケーションサーバにおいて、ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから受信した1つまたは複数のネットワークベース測定値を処理すること、および(b)1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、UEへの第1のメッセージの送信を開始することを行うように専用コンピューティング装置によって実行可能である機械可読命令を記憶した非一時的記憶媒体を備える物品が提供される。
[0009] 特定の一実装形態では、ユーザ機器(UE)において実装され得る方法が提供される。第1のメッセージがロケーションサーバから受信され得、第1のメッセージは、1つまたは複数のネットワークベース測定値を示す。UEのロケーションは、ネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいてUEによって判断され得る。
[0010] 特定の一実装形態では、ユーザ機器(UE)が提供される。送信機は1つまたは複数のメッセージを送信し得、受信機は1つまたは複数のメッセージを受信し得る。プロセッサは、(a)ロケーションサーバから受信した第1のメッセージを処理することであって、第1のメッセージが1つまたは複数のネットワークベース測定値を備える、処理すること、および(b)1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいてUEのロケーションを判断することを行い得る。
[0011] 特定の一実装形態では、ユーザ機器(UE)が提供される。本ユーザ機器は、(a)1つまたは複数のネットワークベース測定値を備える、ロケーションサーバからの第1のメッセージを受信するための手段、および(b)1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいてUEのロケーションを判断するための手段を備え得る。
[0012] 特定の一実装形態では、(a)1つまたは複数のネットワークベース測定値を備える、ロケーションサーバへのユーザ機器(UE)からの第1のメッセージの送信を開始すること、および(b)1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、ロケーションサーバからのUEによって受信された第2のメッセージを処理することを行うように専用コンピューティング装置によって実行可能である機械可読命令を記憶した非一時的記憶媒体を備える物品が提供される。
一実装形態による、通信システムの図。 一実装形態による、基地局支援測位(base station-assisted positioning)のための方法のメッセージフロー図。 一実装形態による、ロケーションサーバがUEにネットワークベース測定値を与えるための方法の流れ図。 一実装形態による、UEがネットワークベース測定値を要求し、受信するための方法の流れ図。 特定の一実装形態による、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)対応端末(SET:SUPL Enabled Terminal)の概略図。 特定の一実装形態による、ロケーションサーバの概略図。
詳細な説明
[0019] モバイルフォン、ノートブック、コンピュータなどのモバイルデバイスは、たとえば、ほんの数例を挙げると、衛星測位システム(たとえば、GPS、Galileo、Glonassなど)、アドバンスト・フォワードリンク・トリラテレーション(AFLT:advanced forward link trilateration)、または観測された到着時間差(OTDOA:Observed Time Difference of Arrival)など、いくつかの技術のうちのいずれか1つを使用して、比較的高い精度で、ロケーションおよび/または位置を推定する能力(ability to estimate location and/or position)を有し得る。ロケーションまたは位置推定技法は、モバイルデバイスの受信機において、またはそれによって獲得される信号に少なくとも部分的に基づく測定値の処理を含み得る。たとえば、モバイルデバイスは、地上波基地局(terrestrial base station)から送信された衛星測位システム(SPS:satellite positioning system)信号あるいはパイロット信号または他の基準信号を獲得し得る。位相、信号強度、到着時間、および/または往復遅延(round trip delay)など、獲得された信号の様々な測定された特性は、モバイルデバイスの位置またはロケーションフィックス(location fix)を計算するために利用され得る。
[0020] モバイルデバイスのためのロケーション技術には、(a)MSまたはUEベースモードおよび(b)MSまたはUE支援モードの2つの基本モードがある。これらの2つのモードは、最終位置計算(final position calculation)が実行されている場所が異なる。UE支援モードでは、UEは、測定を実行し、UEロケーションが計算されるロケーションサーバに測定値を転送する。UEベースモードでは、UEは、測定を実行し、次いで、それ自体のロケーションを計算する。どちらのモードでも、ロケーションサーバは、UEが(たとえば、GNSS衛星またはネットワーク基地局の)信号を獲得し、それらを測定するのを支援するためにUEに支援データを与え得る。UEベースモードでは、サーバはまた、UEがそれのロケーションを計算することを可能にするのを助けるために支援データを与え得、そのような支援データは、A−GNSS測位が使用される場合は、GNSS衛星についての軌道(エフェメリス)データを含み、ならびに/あるいはAFLTまたはOTDOAなどの地上波測位方法(terrestrial positioning methods)が使用される場合は、ネットワーク基地局およびアクセスポイントについてのデータ(たとえば、基地局またはアクセスポイントのロケーションおよび伝送特性)を含み得る。
[0021] 本明細書で言及する「ロケーション」は、基準の位置に従う対象または物の所在に関連する情報を指すことがある。ロケーションは、ロケーション推定値、位置または位置推定値などとも呼ばれることがあり、これらの用語は、本明細書では同義語として使用される。ここで、たとえば、ロケーションは、緯度および経度などの地理的座標として表現され得る。代替的に、そのようなロケーションは、所在地住所、市町村または他の政府管轄区域(jurisdiction)、郵便番号などとして表現され得る。ただし、これらはロケーションが特定の実施形態に従ってどのように表現され得るかの例にすぎず、請求する主題はこれらの事項について限定されない。本明細書ではSUPL対応端末(SET)とも呼ばれる、SUPLをサポートするUEは、たとえば、いくつか(たとえば、4つ以上)の衛星送信機からの擬似距離測定値を相関させることによって、GPS、GalileoまたはGlonassなどの衛星測位システム(SPS)からのナビゲーション信号に少なくとも部分的に基づいて、それのロケーションを推定し得る。代替的に、そのようなロケーションは、セルベーストランシーバの位置が少なくとも(a)セルベース通信信号中のメッセージがセルベーストランシーバと通信システムとの間を移動する時間を表す時間測定値、および(b)SPS信号が移動する時間を表す時間測定値の組合せから判断されるハイブリッドシステムから推定され得る。
[0022] しかしながら、モバイルデバイスは、峡谷などのいくつかの地理的エリア内または屋内ロケーション内など、SPS信号に常にアクセスできるとは限らないことがある。さらに、いくつかのモバイルデバイスは、たとえば、SPS信号を処理することができないことがある。モバイルデバイスはまた、SPS能力がない場合にそれのロケーションを判断するための十分なネットワーク基地局および他のアクセスポイントからの信号にアクセスできないことがある。一般に、モバイルデバイスは、(たとえば、UEベースモードでAFLTまたはOTDOAを使用して)それのロケーションを判断するために、少なくとも3つ、好ましくは4つの基地局およびアクセスポイントから信号を受信し、それらを測定する必要があるが、モバイルデバイスがこの測位をサポートすることができない場合、またはネットワークが必要な支援データ(たとえば、基地局およびアクセスポイントについての正確なロケーションおよびタイミング情報)を与えることができない場合、またはモバイルデバイスが、良好なジオメトリ(geometry)を有する少なくとも3つの基地局およびアクセスポイントから信号を受信することができない場合、ロケーション推定または正確なロケーション推定は可能でないことがある。
[0023] いくつかの測位またはロケーション技術は、基地局、アクセスポイントまたは無線アクセスネットワーク内のLMUなどの他のエンティティにおいて生成される測定値を採用し得る。そのようなロケーション技術は、ネットワークベースのロケーション方法と呼ばれることがある。基地局測定値は、ラウンドトリップ時間(RTT:Round Trip Time)測定値、または他の受信(Rx)送信(Tx)時間オフセット(たとえば、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)に対して定義される「発展型ノードB(eNB)RxTx時間差」)を含み得る。RTTは、ユニバーサル・モバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunications System)(UMTS)RANではノードBと呼ばれる基地局によって生成されたUMTS 地上無線アクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network)(UTRAN)測定値を備え得る。RTT測定値およびRx/Tx時間オフセットは、モバイルデバイスとネットワーク基地局またはアクセスポイントとの間の往復信号伝搬時間(round-trip signal propagation time)を示し得る。知られている信号伝搬速度(通常は光速)を使用して、モバイルデバイスとネットワーク基地局またはアクセスポイントとの間の距離が判断され得、次いで、その距離が、(たとえば、基地局またはアクセスポイントの知られているロケーションを利用して)モバイルデバイスのロケーションを判断するのを助けるために使用され得る。たとえば、RTT測定値は、モバイルデバイスの位置を特定するために、2つのOTDOAまたはAFLT測定値と組み合わされ(combined)得る。
[0024] RTT測定値を取得することに加えて、またはその代わりに、ネットワーク基地局、アクセスポイントまたはLMUは、モバイルデバイスから送信される何らかの信号の到着時間を取得し得る。(測定値を生成した基地局またはアクセスポイントを含む)特定の基地局またはアクセスポイントの送信タイミングに対する到着時間、または絶対GNSS(たとえば、GPS)時間に対する到着時間が判断され得る。他の基地局およびアクセスポイントによって追加の到着時間測定値が取得され得る。これらの測定値は、アップリンク到着時間差(U−TDOA:Uplink Time Difference of Arrival)または到着時間(TOA:Time of Arrival)などの位置方法を使用して(たとえば、基地局、アクセスポイントおよびLMUの知られているロケーションを利用して)モバイルデバイスのロケーションを導出し得る共通のロケーションサーバに与えられ得る。
[0025] モバイルデバイスからの信号の他のタイプの基地局(BS)測定値は、到来角(angle of arrival)(AOA)測定値、受信総信号電力測定値(received total signal power measurement)、またはRANによって生成された任意の他の測定値を含み得る。いくつかのBS測定値は、さらに、位置ロケーション目的のために有用であるために、ロケーションサーバにおいて、UE支援モード測位を使用するUEによって与えられるUE測定値と組み合わされ(combined)得る。一例では、BS測定値は、3GPP TS 25.215において標準化されたUTRAN測定値、または3GPP TS 36.214において標準化された発展型UTRAN(Evolved UTRAN)(E−UTRAN)測定値を備え得る。
[0026] たとえば、ラウンドトリップ時間(RTT)測定値は、UMTS内での測位のために有用であり得る。UMTS中のRTTは、BS(ノードB)からユーザ機器(UE)へのダウンリンク(DL)送信に必要な時間+UEからBSへのアップリンク(UL)送信に必要な時間である。本明細書で使用する「ユーザ機器(UE)」は、たとえば、UMTS内で通信するためにエンドユーザによって直接使用されるデバイスを指すことがある。一実装形態では、ユーザ機器は、ほんの2つの可能な例を挙げれば、モバイルブロードバンドアダプターを装備したラップトップコンピュータ、ハンドヘルド電話などのモバイルデバイスを備え得る。
[0027] ロケーション推定目的のためにユーザ機器と基地局との間の距離を計算するためのRTT測定値を利用するために、いくつかの実装形態では、DL信号の受信とUL信号の送信との間のユーザ機器の内部処理遅延(internal processing delay)を考慮に入れる必要があり得る。この内部遅延は、UMTS内の固定時間遅延(fixed time delay)を備えないことがあり、ユーザ機器によって測定され、「UE Rx−Tx時間差」として示され得る。RTTとUE Rx−Tx時間差とは、ユーザ機器と、ネットワーク要素からDL信号が送信され、ネットワーク要素にUL信号が送信されるそのネットワーク要素との間の距離を計算することを可能にするために組み合わされ得る。たとえば、RTTが1.00usecであると測定され、UE Rx−Tx時間差が0.40usecであると測定された場合、Rx−Tx時間差が1.00usecのRTTから減算され、UL信号とDL信号とがUEとネットワーク要素との間を伝搬した総時間間隔の0.60usecの時間間隔が生じ得る。そのような時間間隔は、ユーザ機器と基地局との間のUL信号とDL信号との別個の送信を考慮するために2で割られて、0.30usecの一方向時間間隔を生成し得る。この一方向時間間隔は、ワイヤレス信号が伝わる光速、たとえば299,792,458メートル/秒で乗算されて、UEとネットワーク要素との間の距離が約89.93メートルであることを計算し得る。
[0028] ユーザ機器とネットワーク要素との間の距離を推定するための上記で説明した方法は、測位プロセスが無線アクセスネットワーク動作に緊密に統合される制御プレーン測位においてなど、UE支援モードでのUMTS測位において利用され得る。制御プレーンソリューションでは、測位イベントを開始するために使用されるシグナリングと測位イベント自体に関係するシグナリングとは、ネットワークの制御チャネルを介して行われ得る。通常のネットワーク動作では、そのようなネットワークベース測定値は、ネットワーク自体において(たとえば、ネットワークロケーションサーバ中で)のみ必要とされ、端末においては必要とされないので、そのような制御チャネルは、一般に、端末にネットワークベース測定値を配信するための手段を与えない。したがって、端末への測定値配信のために制御チャネルが利用可能でないので、端末の測位のために使用されるネットワークベース測定値を端末に与えることはできない。したがって、上記で説明したRTTなどのネットワークベース測定値は、現在、たとえば、UMTSのための3GPP TS 25.305およびLTEのための3GPP TS 36.305に記載されているように、ネットワークにおいて(たとえば、ロケーションサーバにおいて)位置が計算されるネットワークベース測位ソリューションのためにのみ使用され得る。
[0029] 上記の例では、RTT、信号強度、到着時間、AOAなどのネットワークベース測定値は、基地局、アクセスポイントまたはLMUなどのネットワーク要素によって取得され得、モバイルデバイスのロケーションの計算のためにネットワークロケーションサーバに与えられ得る。場合によっては、モバイルデバイスは、ロケーションサーバがモバイルデバイスのロケーションを判断するのを助けるために、ネットワークロケーションサーバにUE支援モードでの追加の測定値を与え得る。どちらのタイプの測定値も単独では不十分であることがあるので、ロケーション推定値または正確なロケーション推定値を取得するために両方のタイプの測定値が必要であり得る。しかしながら、現在のロケーションソリューションは、ロケーションサーバまたはネットワークがモバイルデバイスにネットワークベース測定値を送ることを可能にしないことがある。たとえば、3GPP TS 25.305およびTS 36.305において定義されているものなどの制御プレーンロケーションソリューションでは、およびSUPLのようなユーザプレーンソリューションでは、制御プレーンまたはユーザプレーンプロトコルおよびプロシージャは、モバイルデバイスにネットワークベース測定値を送ることに対する用意をしていない。その結果、UEベースの測位が制御プレーンまたはユーザプレーンロケーションソリューションのいずれかとともに使用されるとき、UEは、それのロケーションを取得するか、またはそれのロケーションを正確に取得するために不十分な測定値を取得し得る。しかしながら、ネットワークおよびネットワークロケーションサーバに対する負荷およびそれらへの依存がより低いので、UEベースの測位は、別な面では、UE支援の測位またはネットワークベースの測位よりも効率的かつ正確であり得る。したがって、モバイルデバイスにネットワークベースの位置測定値を転送することを可能にすることには利点があり得る。
[0030] UEベースのロケーションのためにUEベース測定値とネットワークベース測定値の両方がUEにとって利用可能である必要があり得る別の例示的な実装形態は、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)におけるタイミングアドバンス(Tadv:Timing Advance)ベースのロケーション方法を含む。LTEにおけるタイミングアドバンスは、位置ロケーション目的のために活用され得るUMTS距離情報において利用されるRTTと同様である。LTEにおけるタイミングアドバンスは、eNB Rx−Tx時間差とUE Rx−Tx時間差との間の時間間隔または差として定義され、「eNB」は、発展型ノードBまたは発展型BSを指す。
[0031] 他のネットワークベースのロケーション方法は、たとえば、3GPP TS 25.305に記載されているように、UMTSおよびLTEのためのU−TDOA方法を含み得る。UEベースのロケーション判断のための特定の一実装形態では、そのようなU−TDOA測定値をUEが測位のために利用できるようにする必要があり得る。たとえば、ハイブリッドのUEベースのロケーション推定または判断のために、ネットワークベースのU−TDOA測定値を、たとえば、UEにおけるA−GNSS擬似距離測定値と組み合わせることは有利であり得る。
[0032] したがって、いくつかの実装形態では、既存のロケーションソリューションおよびアーキテクチャに影響を及ぼすことなしに、UEベースのロケーション判断のために、UEに基地局および他のネットワークベース測定値を与えることは有益であり得る。
[0033] 1つまたは複数の実装形態によれば、方法は、たとえば、UEがUEベースの測位を実行できるようにするために、UEに基地局または他のネットワークベース測定値を与え得る。実装形態は、SUPLプロトコルを介してなど、ユーザプレーンプロセス内で利用され得る。しかしながら、そのような方法は制御プレーン測位のためにも利用され得ることを諒解されたい。実装形態は、OMA LPP拡張(LPPe:LPP Extensions)仕様OMA−TS−LPPe−V1_0ロケーション規格において定義されているように、ロケーション提供プロシージャの逆モード(reversed mode)を利用しそして拡張し得、「LPPe」は、3GPP TS 36.355において定義されているLTE測位プロトコル(LTE Positioning Protocol)(LPP)への拡張を指す。
[0034] LTE測位プロトコル(LPP)に従って、サーバは、UEにロケーション情報要求メッセージ(Request Location Information message)を送信し得、UEは、それを取得し、次いで、LPPロケーション情報要求メッセージを受信したことに応答して、サーバにLPPロケーション情報提供メッセージ(Provide Location Information message)中で、(たとえば、UE支援モードのための)要求されたロケーション測定値または(たとえば、UEベースモードのための)ロケーション推定値を送信し得る。OMA LPPe規格では、LPPプロトコルは、LPPメッセージにLPPeメッセージ拡張を追加することによってLPPeを使用して拡張される。組み合わされたLPP/LPPeプロトコルでは、ロケーション情報要求および提供プロシージャが逆モードで可能(allowed in a reverse mode)であり、UEは、OMA−TS−LPPe−V1_0に記載されているように、サーバにLPP/LPPeロケーション情報要求メッセージを送ることができる。この逆モードメッセージは、所望のサービス品質(QoS:Quality Of Service)(たとえば、所望のロケーション精度)を示し得る。サーバにおいてこのLPP/LPPe逆モードロケーション情報要求メッセージを受信した後に、サーバは、特定のロケーション推定方法を開始し(instigate)(たとえば、UEから測定値を収集し)、UEのロケーションを計算し、LPP/LPPe逆モードロケーション情報提供メッセージ中でUEに、計算されたロケーション結果を返送する。ロケーションプロシージャのこの逆モードによって、(たとえば、LPPe内の)測位プロトコルレベルにおいてモバイル発信型ロケーション要求(MO−LR:Mobile-Originated Location Request)が可能になる。この逆モード能力は、UEが、LPP/LPPeロケーション情報要求中で、ロケーションサーバに特定のネットワークベース測定値を要求することを可能にするようにさらに拡張され得る。たとえば、UEは、RTT測定値、TA測定値、信号強度測定値および/またはU−TDOA測定値を要求し得る。これらの測定値は、次いで、(たとえば、RANに送られる要求によって)ロケーションサーバによって取得され、LPP/LPPe逆モードロケーション情報提供メッセージ中でUEに戻され得る。UEはこれらの測定値を要求し得るが、代替設計では、ロケーションサーバが、UEから要求を最初に受信することなく、(たとえば、LPP/LPPe逆モードロケーション情報提供メッセージを使用して)UEに測定値を与えることも可能であることに留意されたい。この代替設計は、GNSS衛星およびネットワーク基地局およびアクセスポイントの測定が困難である環境(たとえば、屋内)にUEがあり得るとサーバが気づいている場合に使用され、および/またはUEが、UEベースのロケーションのみを使用して可能であるロケーション推定値よりも正確なロケーション推定値を取得することを可能にすることをサーバが望むときに使用され得る。
[0035] 図1は、一実装形態による、通信システム100の図である。通信システム100は、たとえば、北米、欧州およびアジアにおけるいくつかのワイヤレス事業者の場合のように、同じ地理的エリアにおいてUMTSとLTEの両方を展開している事業者に属するLTEベースシステムとUMTSベースシステムとを備え得る。図示のように、通信システム100は、ノードBと呼ばれる、少なくとも1つの基地局112と、少なくとも1つの無線ネットワークコントローラ(RNC)114と、少なくとも1つのスタンドアロン・サービングモバイルロケーションセンター(SAS:Standalone Serving Mobile Location Center)116とを含むUMTS無線アクセスネットワーク(RAN)110と、ユーザ機器(UE)105とを含み得る。SAS116は、RAN110と通信するUEの測位をサポートし得る。通信システム100はまた、eノードB122と呼ばれる、LTEのための少なくとも1つの基地局を含んでいるLTE RAN120を含み得る。通信システム100はまた、コアネットワーク(CN:Core Network)130を含み得る。コアネットワーク130は、RAN110およびRAN120と通信するUEのために様々な通信サービスをサポートし得る。コアネットワーク130内で、モバイル交換センター(MSC:Mobile Switching Center)132は、それのカバレージエリア内のUEの回線交換呼(Circuit Switched calls)のためのスイッチングおよびシグナリング機能を実行し得る。サービングGPRSサポートノード(SGSN:Serving GPRS Support Node)134は、RAN110と通信するUEのパケット交換接続およびセッションのためのシグナリング、スイッチングおよびルーティング機能を実行し得る。ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:Gateway GPRS Support Node)136は、UEのデータ接続性の維持、IPアドレス割振り、IPルーティングなど、様々な機能を実行し得る。
[0036] LTE RAN120と通信するUEのために、CN130は、LTEアクセスのために、モビリティ管理、ゲートウェイ選択、認証、ベアラ管理などの様々な制御機能を実行し得るモビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)142を含み得る。発展型SMLC(E−SMLC)144は、RAN120と通信するUEのための測位をサポートし得る。サービングゲートウェイ(S−GW:serving gateway)146は、たとえば、データルーティングおよびフォワーディング、モビリティアンカリング(mobility anchoring)など、UEのためのデータ転送に関係する様々な機能を実行し得る。パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ148は、UEのデータ接続性の維持、IPアドレス割振り、IPルーティングなど、様々な機能を実行し得る。
[0037] UE105は、通信システム100と通信して、通信サービスを取得し得る。UE105は、固定でも移動でもよく、たとえば、移動局、アクセス端末、SET、加入者ユニット、または局と呼ばれることもある。UE105は、ほんのいくつかの例を挙げれば、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデム、ワイヤレスルータ、ラップトップコンピュータ、テレメトリデバイス、トラッキングデバイスを備え得る。UE105は、RAN110(たとえば、ノードB112)またはRAN120(たとえば、eノードB122)中の1つまたは複数の基地局と通信し得る。UE105はまた、1つまたは複数の衛星190からの信号を受信および測定し、衛星190の擬似距離測定値(pseudo-range measurements)を取得し得る。UE105はまた、RAN110および/またはRAN120中の基地局からの信号を測定し、それらの基地局のタイミング測定値、信号強度測定値、および/または信号品質測定値を取得し得る。それらの擬似距離測定値、タイミング測定値、信号強度測定値、および/または信号品質測定値は、UE105のためのロケーション推定値を導出するために使用され得る。UE105が、ロケーション推定値または正確なロケーション推定値を取得するのに十分な測定値を衛星190、およびRAN110およびRAN120中の基地局から取得することができない場合、UE105は、ネットワークベース測定値、たとえば、RAN110中のノードB112またはRNC114によって取得された測定値、あるいはRAN120中のeノードB122によって取得された測定値を与えるように、通信システム100中のロケーションサーバに要求し得る。UE105および通信システム100によって使用されるロケーションソリューションに応じて、ロケーションサーバは、(以下で説明するように)SAS116、E−SMLC144またはSLP150であり得る。図1の通信システム100はまた、RAN110、RAN120およびCN130の外部にあるか、またはCN130の一部であり得るSUPLロケーションプラットフォーム(SUPL Location Platform)(SLP)150を含み得る。SLP150は、ホームSLP(Home SLP)(H−SLP)、ディスカバードSLP(Discovered SLP)(D−SLP)またはエマージェンシSLP(Emergency SLP)(E−SLP)を備え得、SUPLロケーションセンター(SLC:SUPL Location Center)および場合によってはSUPL測位センター(SPC:SUPL Positioning Center)(図1に図示せず)を含み得る。SLCは、ロケーションサービスのための様々な機能を実行し、SUPLの動作を協調させ、SUPL対応端末(SET:SUPL enabled terminal)と対話し得る。SPCは、SETのための測位と、SETへの支援データの配信とをサポートし得、また、位置計算に使用されるメッセージおよびプロシージャを担当し得る。UE105が、UMTS RAN110またはLTE RAN120または図1に示されていない何らかの他のRANのいずれかにアクセスしているとき、SLP150は、SUPLユーザプレーンロケーションソリューションを使用してUE105の測位をサポートし得る。SLP150は、UE105がRAN110にアクセスしている場合は、GGSN136、SGSN134、RNC114およびノードB112を介して、或いは、UE105がRAN120にアクセスしている場合は、PDNゲートウェイ148、S−GW146およびeノードB122を介してTCP/IPを使用してトランスポートされ得る埋込み(embedded)LPP/LPPeメッセージを用いるSUPLなどのユーザプレーンプロトコルを介してUE105と直接通信し得る。SLP150は、いくつかの実装形態では、RAN110、RAN120中のまたはCN130中のエンティティに、たとえば、UE105によるUMTSアクセスの場合は、RAN110に位置するSAS116またはノードB112に、あるいはUE105によるLTEアクセスの場合は、eノードB122またはE−SMLC144に、情報(たとえば、UE105のネットワークベースの測位測定値)を要求することが可能であり得る。SLP150は、いくつかの実装形態では、SAS116またはE−SMLC144またはその両方に接続されるか、またはそれらと組み合わされ得る。
[0038] 一実装形態では、UE105がUMTS RAN110にアクセスしている場合、ノードB112は、UE105への信号の送信と、UE105からの対応する信号の受信との間のRTTを測定することが可能であり得る。RTTは、ノードB112とUE105との間の距離(range)を推定するために利用され得る。しかしながら、上記で説明したように、UE Rx−Tx時間差として上記で示した、UE105によって生じる処理遅延があり得る。したがって、ノードB112とUE105との間の距離を正確に推定することができるように、Rx−Tx時間差がRTT測定値から減算され得る。いくつかの実装形態では、ノードB112またはRAN110中の任意の他のエンティティは、UE Rx−Tx時間差測定を実行するようにUE105に要求し、距離計算が実行される、RAN110内のエンティティにこれらの測定値を報告し得る。この距離計算(distance calculation)は、いくつかの実装形態では、BS RTTおよびUE Rx−Tx時間差を考慮に入れて、SAS116中で実行され得る。
[0039] 一実装形態によれば、以下でさらに説明するように、ノードB112は、SLP150にRTTの測定値を送信し得る。同様に、他のネットワーク要素またはエンティティはまた、位置を推定するために利用され得る、SLP150への情報を送信し得る。SLP150は、その後、UE105がそれ自体の位置を推定できるようにするために、UE105にRTT測定値および/または他のネットワークベース測定値ならびに位置関連情報を送信し得る。たとえば、WiFiアクセスポイントからのネットワーク測定値もUE105に送信され得る。
[0040] 一実装形態では、ロケーションプロシージャの逆モードは、以下でさらに説明するように、基地局支援ロケーション方法動作をUE105で行うことを可能にするように拡張され得る。
[0042] 図2に、一実装形態による、基地局支援測位のための方法200のメッセージフロー図を示す。図2に、UE205と、BS/RAN210と、ロケーションサーバ215との間のメッセージフローを示す。請求する主題による実装形態は、動作220〜275のすべてを含み得、220〜275よりも少ない、またはそれよりも多い動作を含み得る。また、動作220〜275の特定の順序は、例示的な順序にすぎない。図2のUE205は、図1のUE105に対応し得る。BS/RAN210は、図1のノードB112、RNC114およびeノードB122のうちの1つまたは複数に対応し得る。ロケーションサーバ215は、図1のSAS116、E−SMLC144またはSLP150に対応し得る。
[0042] 動作220において、UE205は、ロケーションサーバ215の位置またはロケーション能力(position or location capabilities)を取得するために、ロケーションサーバ215に1つまたは複数のLPP/LPPe逆モード能力要求メッセージ(LPP/LPPe reverse mode Request Capabilities messages)を備えるメッセージを送信する。ロケーション能力(location capabilities)は、たとえば、ロケーションサーバ215によってサポートされる位置またはロケーション方法を含み得る。能力要求メッセージの逆モードの使用は、OMA LPPeロケーションプロトコル規格において定義されており、本明細書で説明するBS支援能力などの追加のロケーション能力を示すように拡張され得る。ロケーションサーバ215が、BS/RAN210からBSまたは他のRAN/ネットワークベース測定値を取得することが可能である場合、ロケーションサーバ215は、動作225において送信されたLPP/LPPe逆モード能力提供メッセージ(LPP/LPPe reverse mode Provide Capabilities message)中でUE205にこの能力を示し得る。ロケーションサーバ215はまた、たとえば、ほんの2つの可能な例を挙げれば、周期的報告、または測定値パラメータの変化に基づくイベントトリガ型報告など、サポートされるトリガ型測定値配信方法を一緒に含めて、どの測定値がサポートされ、与えられ得るかに関する情報または詳細を送信し得る。サポートされるものとして示され得る測定値の例は、UMTSおよび/またはLTEのためのRTT、TA、信号強度、AOAおよびU−TDOA測定値を与える能力を含む。UE205は、さらにまたは代わりに、たとえば、UE205がサポートするネットワークベースのRAN測定値のリストなど、動作220において送信されるメッセージ中にそれの測位能力を含め得る。これらの測位能力は、LPP/LPPe能力提供メッセージ中に含まれ得る。
[0043] ロケーションサーバ215が、BS支援ロケーション測定値をサポートする場合、動作230において、UE205は、たとえば、所望の報告情報および他のサービス品質パラメータ(quality of service parameters)(たとえば、BS/RAN測定値の所望の精度)とともに、BS/RAN測定値を要求する、ロケーションサーバ215へのロケーション情報要求メッセージを送信する。そのような所望の報告情報は、たとえば、ほんのいくつかの可能な例を挙げれば、単一の測定値についての要求、周期的測定値報告についての要求、またはイベントトリガ型測定値報告についての要求を含み得る。イベントトリガ型測定値報告についての要求は、たとえば、ロケーションサーバ215がUE205に測定値をいつ送信すべきかを示すしきい値パラメータを含み得る。たとえば、BS/RAN測定値が前に配信されたBS/RAN測定値と比較して、あるしきい値分量または数量だけ変化した場合、UE205は、新しいBS/RAN測定値を配信するように要求し得る。動作230において送信されたロケーション情報要求メッセージは、OMA LPP/LPPe逆モードロケーション情報要求メッセージを備え得る。
[0044] 代替設計では、動作230が行われないことがあり、ロケーションサーバ215は、たとえば、動作220においてUE205によってロケーションサーバ215に与えられた測位能力に基づいて、UE205のためにRAN210からネットワークベース測定値を取得することを決定し得る。
[0045] UE205が、UE測定値とともにBS/RAN測定値を使用すること(たとえば、BS RTT測定値をUE Rx−Tx時間差測定値と組み合わせることなど)を望む場合、UE205は、動作235において、それの測定ユニットをUEベースの測定のために準備し、UEベースの測定を実行し始め得る。BS測定値とUE測定値とが組み合わされるべきである場合、両方の測定がほぼ同時に行われるか、または、たとえば、約10〜100msの時間範囲内で行われることが望ましいことがある。したがって、UE205は、GNSS衛星からの信号、ならびに/またはBS/RAN210に関連するか、またはBS/RAN210の一部の、基地局およびアクセスポイントを含む基地局およびアクセスポイントからの信号を測定し始め得る。UE205は、測定結果が取得された1つまたは複数の時間を示す1つまたは複数のタイムスタンプ(たとえば、UMTSまたはLTEまたはGNSS時間におけるシステムフレーム番号)とともにUEベースの測定結果を一時的に記憶し得る。
[0046] 動作240において、ロケーションサーバ215は、要求されたBS/RAN測定値情報を取得するために、UE205に関連するRANに連絡する(contact)。ロケーションサーバ215がSUPL SLP(たとえば、図1のSLP150)である場合、ロケーションサーバ215は、動作240において代わりに、ほんのいくつかの例を挙げれば、(i)UE205が(たとえば、図1のeノードB122に)LTEアクセスできる場合は図1のE−SMLC144、または(ii)UE205がUMTSアクセスできる場合は図1のSAS116、または(iii)UE205がGSMアクセスできる場合は図1に図示していないサービングモバイル・ロケーションセンター(SMLC:Serving Mobile Location Center)などの、RAN210内、またはコアネットワーク(CN)内の制御プレーン(CP)ロケーションサーバに連絡する。この場合(図2に図示せず)、CPロケーションサーバは、ロケーションサーバ215のためにRANから、要求されたBS/RAN測定値情報を取得し得、動作250において測定値を戻し得る。動作240において送信された要求メッセージは、BS/RAN測定値を要求したUE205のアイデンティティ、ならびに、たとえば、報告間隔、報告の量、しきい値変化パラメータなど、所望の報告基準および要求されたBS/RAN測定値の指示、を含み得る。
[0047] 動作245において、RAN210(あるいはRAN210内の任意のロケーションサーバまたはRAN210に関連するCN中の任意のロケーションサーバ)は、たとえば、BS RTT測定値について上記で説明したように、CPプロシージャを扇動して(instigate)、特定のUE205のためのBS/RAN210における要求された測定値を取得する。UE205の観点からすると、そのようなCPプロシージャは、一般に、任意の通常のネットワーク動作の一部であり得、どんな特別なUE205のサポートも必要としないことがある。BS/RAN210は、BS/RAN210中のいくつかのエンティティ(たとえば、いくつかの基地局またはアクセスポイント)において、たとえば、RTT、AOA、受信信号電力、U−TDOAまたはロケーションサーバ215によって要求されたものおよびBS/RAN210によってサポートされるものなど、所望の測定を実行し得る。そのような測定はまた、たとえば、U−TDOA測位方法において使用される、BS/RAN210中の、またはBS/RAN210に関連する専用のロケーション測定ユニット(LMU)によって実行され得る。
[0048] 動作250において、BS/RAN210(または適用可能な場合、RANまたはCN内の任意のロケーションサーバ)は、BS測定値提供メッセージ(Provide BS Measurements message)中で、取得された測定値をロケーションサーバ215に報告する。たとえば、取得された測定値は、測定値がいつ取得されたかを示すタイムスタンプとともに、たとえば、標準偏差など、任意の測定値の取得された品質情報と一緒に送信され得る。
[0049] 動作240および動作250を介してロケーションサーバ215とBS/RAN210との間で送信されるメッセージは、特定のネットワーク事業者とロケーションサーバプロバイダとの間で合意したプロプライエタリなメッセージ(proprietary messages)を備え得、または、たとえば、既存の規格または将来の規格における標準化メッセージであり得る。LTE CP展開実装形態では、ロケーションサーバ215は、図1の発展型サービングモバイル・ローケーションセンター(E−SMLC:Evolved Serving Mobile Location Center)144などのE−SMLCを備え得、動作240および動作250において送信されるメッセージは、3GPP TS 36.455において定義されている、LPPアネックス(LPP Annex)(LPPa)メッセージの既存のバージョンまたは拡張バージョンを備え得る。
[0050] 代替実施形態では、ロケーションサーバ215は、図1のSLP150などのSLPを備え得、上記で説明したように、動作240において図1のE−SMLC144などのE−SMLCに連絡し得る。連絡されたE−SMLCは、動作250において、ロケーションサーバ215に転送し戻すために、BS/RAN210から、たとえば、RTT、AOA、またはTAなど、UE205のネットワークベース測定値を取得するためにBS/RAN210とLPPaメッセージを交換し得る。
[0051] 動作250において、ロケーションサーバ215がBS/RAN測定値を受信した後、ロケーションサーバ215は、動作255において、UE205にロケーション情報提供メッセージを送信する。ロケーション情報提供メッセージは、動作230においてUE205によって要求された測定値、または、たとえば、要求された測定値のサブセットを含み得る。一実装形態では、すべてのUE要求測定値を与えることができない場合、ロケーション情報提供はエラー指示をも含み得る。一方、動作230が行われなかった場合、測定値は、LPP/LPPe能力提供メッセージ中に、ロケーションサーバ215によって決定された測定値および/または動作220においてUE205によってサポートされるものとして示された測定値を備え得る。動作255において送信されるロケーション情報提供メッセージは、OMA LPP/LPPe逆モードロケーション情報提供メッセージを備え得る。
[0052] 動作255の一部として、あるいは動作255の前にまたは後に(図2に図示せず)、ロケーションサーバ215は、動作255においてUE205に送信されるBS/RAN測定値に関係する支援データを含んでいる支援データ提供メッセージ(Provide Assistance Data message)(たとえば、LPPまたはLPP/LPPe支援データ提供メッセージ)をUE205に送信する。1つの設計では、UE205は、この支援データを要求するためにロケーションサーバ215に支援データ要求メッセージ(Request Assistance Data message)(たとえば、LPPまたはLPP/LPPe支援データ要求メッセージ)を前に送っていることがある。支援データは、UE205が、UE205のロケーションを推定するために動作255において受信したBS/RAN測定値を利用することを可能にするために、BS/RAN210に関する情報を備え得る。含まれ得るBS/RAN210に関する情報の例は、たとえば、いくつかの基地局、アクセスポイントおよびLMUなど、BS/RAN210中のいくつかのエンティティのロケーション座標、アンテナ特性および内部タイミングを備える。情報が与えられる、BS/RAN210中の特定のエンティティは、動作245においてBS/RAN測定値を取得したエンティティと同じエンティティであり得る。1つの設計では、UE205は、もっと以前に、たとえば、図2のメッセージフローの前の呼出し中に支援データを取得し、後で使用するためにその支援データを記憶し得る。
[0053] 動作260において、UE205は、上記で説明したように、受信したBS/RAN測定値と受信した支援データとを利用して、UEロケーションを推定するか、または計算し得る。動作235において、GNSS衛星ならびに/またはRAN基地局およびアクセスポイントの追加のUEベース測定値がUE205によって取得された場合、UE205は、これらの測定値と動作255において与えられたBS/RAN測定値との両方からそれのロケーションを取得し得、測定値がほぼ同時に取得されたことを検証し得る。たとえば、BS/RAN測定値は、(1つまたは複数の)サービング基地局において生成されたRTT測定値を含み得、UE205は、そのRTT測定値を動作235において取得したそれの内部UE Rx−Tx時間差測定値と組み合わせ得る。
[0054] UE205が、動作235においてUE Rx−Tx時間差を測定し始めた場合、UE205は、たとえば、システムフレーム番号(SFN)または測定値中に含まれる任意の他のタイムスタンプ情報に少なくとも部分的に基づいて、受信したRTT測定値に時間的にできるだけ近い測定値をルックアップし得る。
[0055] UE205および/またはロケーションサーバ215が、それぞれ、動作230または240において周期的またはイベントトリガ型測定値を要求した場合、BS/RAN210は、動作265において要求された測定値を与え続け、その測定値は、たとえば、所望の報告間隔の満了、あるいはある量について測定値が前の測定値と比較して少なくともしきい値またはしきい値量だけ変化するなどのイベントのトリガリングなどの報告基準が満たされたときはいつでも、動作270においてUE205に送信され得る。動作265〜動作275は、所望の数の報告に達するまで、または方法200がUE205、ロケーションサーバ215、またはBS/RAN210によってキャンセルされるまで繰り返される。
[0056] 上記で説明した方法は、「拡張セルID(Enhanced Cell-ID)」または、例えばU−TDOAなどの他のロケーション技術を使用したUEベースのロケーション判断を可能にし得、UEベースのロケーション判断は、既存のロケーションプロトコル規格およびアーキテクチャに対する影響を最小限に抑えながら、場合によっては、GNSS衛星およびネットワーク基地局およびアクセスポイントのUE測定値と組み合わせて、UEにおける基地局または他のネットワークベース測定値を必要とし得る。ロケーションプロシージャのOMA LPPe逆モードは、ネットワークベース測定値を使用したUEベースのロケーションを可能にするように拡張され得る。
[0057] 図3は、一実装形態による、ロケーションサーバがUEにネットワークベース測定値を与えるための方法300の流れ図である。動作305において、ロケーションサーバは、ユーザ機器(UE)から第のメッセージを受信する。第のメッセージは、1つまたは複数の要求されたネットワークベース測定値を備え得る。動作305は、随意であり、いくつかの設計では行われないことがある。動作310において、動作305が行われた場合、UEをサービスする無線アクセスネットワークから1つまたは複数の要求されたネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを獲得する。動作305が行われなかった場合、ロケーションサーバは、UEをサービスする無線アクセスネットワークから1つまたは複数のネットワークベース測定値を獲得する。このネットワークベース測定値は、ロケーションサーバによって決定され得、UEからのロケーションサーバによって以前に受信された能力提供メッセージ中でUEによってサポートされるものとして示された測定値であり得る。動作315において、1つまたは複数の獲得されたネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える第のメッセージをUEに送信し得る。
[0058] 図4は、一実装形態による、UEがネットワークベース測定値を要求し、受信するための方法400の流れ図である。動作405において、ユーザ機器(UE)は、第のメッセージを送信する。第のメッセージは、1つまたは複数の要求されたネットワークベース測定値を備え得る。動作405は、随意であり、いくつかの設計では行われないことがある。動作410において、1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを含み得る第のメッセージを受信する。動作405が行われた場合、動作410において受信した1つまたは複数のネットワークベース測定値は、動作405においてUEによって要求された測定値を備え得る。動作405が行われなかった場合、動作410において受信した1つまたは複数のネットワークベース測定値は、UEによってサポートされる測定値を備え得る。たとえば、第のメッセージはロケーションサーバに送ら得、第のメッセージはロケーションサーバから受信され得る。動作415において、UEは、動作410において受信したネットワークベース測定値を使用してそれのロケーションを判断し得る。
[0059] 図5は、特定の実装形態による、たとえば、図1のUE105または図2のUE205であり得るUE500の概略図である。UE500は、RFキャリア信号をボイスまたはデータなどのベースバンド情報とともにRFキャリア上に変調し、そのようなベースバンド情報を取得するために変調されたRFキャリアを復調するためのトランシーバ506を含み得る。アンテナ510は、ワイヤレス通信リンクを介して変調されたRFキャリアを送信し、ワイヤレス通信リンクを介して変調されたRFキャリアを受信し得る。
[0060] ベースバンドプロセッサ508は、ワイヤレス通信リンクを介して送信するためにCPU502からトランシーバ506にベースバンド情報を与え得る。ここで、CPU502は、ユーザインターフェース516内の入力デバイスからそのようなベースバンド情報を取得し得る。ベースバンドプロセッサ508はまた、ユーザインターフェース516内の出力デバイスを通して送信するためにトランシーバ506からCPU502にベースバンド情報を与えるように適合され得る。
[0061] SPS受信機(SPS Rx)512は、SPSアンテナ514を介して送信機から送信を受信および/または復調し、復調された情報を相関器518に与え得る。相関器518は、受信機512によって与えられた情報から相関関数を導出し得る。相関器518はまた、トランシーバ506によって与えられたパイロット信号に関係する情報からパイロット関連相関関数(pilot-related correlation functions)を導出し得る。この情報は、加入者局によってワイヤレス通信サービスを獲得するために使用され得る。
[0062] チャネルデコーダ520は、ベースバンドプロセッサ508から受信したチャネルシンボルを基礎をなすソースビット(underlying source bits)に復号し得る。チャネルシンボルが畳み込み符号化されたシンボル(convolutionally encoded symbols)を備える一例では、チャネルデコーダ520はビタビデコーダを備え得る。チャネルシンボルが直列連結または並列連結の畳み込みコード(serial or parallel concatenations of convolutional code)を備える第2の例では、チャネルデコーダ520はターボデコーダを備え得る。
[0063] メモリ504は、説明または示唆したプロセス、例、実装形態、またはそれらの例、のうちの1つまたは複数を実行するように実行可能な機械可読命令を記憶し得る。CPU502は、そのような機械可読命令にアクセスし、および/またはそれを実行し得る。機械可読命令の実行を通して、CPU502は、相関器518に、相関器518によって与えられたSPS相関関数を分析すること、それらのピークから測定値を導出すること、および/またはロケーションの推定値が十分に正確であるかどうかを判断することを行うように指示し得る。ただし、これらは、特定の態様ではCPUによって実行され得るタスクの例にすぎず、請求する主題はこれらの観点について限定されない。
[0064] 特定の例では、加入者局におけるCPU502は、上記に示したように、SVから受信した信号に少なくとも部分的に基づいて、加入者局のロケーションを推定し得る。CPU502はまた、特定の例に従って上記に示したように、第1の受信信号(first received signals)中で検出されたコード位相に少なくとも部分的に基づいて、第2の受信信号(a second received signal)を獲得するためのコード探索範囲(code search range)を判断するように適合され得る。
[0065] 図6は、特定の一実装形態による、たとえば、図1のSAS116、E−SMLC144またはSLP150あるいは図2のロケーションサーバ215を備え得るロケーションサーバ600の概略図である。図示のように、ロケーションサーバ600は、プロセッサ605と、メモリ610と、通信デバイス615とを含み得る。メモリ610は、プロセッサ605によって実行可能であり得るプログラムコードなどの命令を記憶し得る。通信デバイス615は、ワイヤレス送信を通信および/または受信するためのアンテナを含み得る。通信デバイス615はまた、基地局またはRANへのハードワイヤード接続を介して通信を受信するモデムまたは他のデバイスを含み得る。
[0066] 本明細書全体にわたる「一例」、「1つの特徴」、「例」、または「1つの特徴」という言及は、特徴および/または例に関して説明する特定の特徴、構造、または特性が、請求する主題の少なくとも1つの特徴および/または例の中に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる様々な箇所における「一例では」、「例」、「1つの特徴では」または「特徴」という句の出現は、必ずしもすべてが同じ特徴および/または例を指すとは限らない。さらに、それらの特定の特徴、構造、または特性を組み合わせて1つまたは複数の例および/または特徴にすることがある。
[0067] 本明細書で説明した方法は、特定の特徴または例に従って適用例に応じて様々な手段によって実装され得る。たとえば、そのような方法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、個別/固定論理回路、またはそれらの任意の組合せなどで実装され得る。ハードウェアまたは論理回路実装では、たとえば、処理ユニットは、ほんの数例を挙げると、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明した機能を実行するように設計された他のデバイスもしくはユニット、あるいはそれらの組合せ、の内部に実装され得る。
[0068] ファームウェアまたはソフトウェア実装の場合、本方法は、本明細書で説明した機能を実行する命令を有するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。命令を有形に実施するいかなる機械可読媒体も、本明細書で説明した方法の実装において使用され得る。たとえば、ソフトウェアコードは、メモリに記憶され、プロセッサによって実行され得る。メモリは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装され得る。本明細書で使用する「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのいずれかのタイプを指し、メモリの特定のタイプまたはメモリの数、あるいはメモリが記憶される媒体のタイプに限定されない。少なくともいくつかの実装形態では、本明細書で説明した記憶媒体の1つまたは複数の部分が、記憶媒体の特定の状態によって表されるデータまたは情報を表す信号を記憶し得る。たとえば、データまたは情報を表す電子信号は、データまたは情報をバイナリ情報(たとえば、1および0)として表すために、記憶媒体のそのような部分の状態に影響を及ぼすか、またはそれを変更することによって、記憶媒体(たとえば、メモリ)の一部に「記憶」され得る。したがって、特定の一実装形態では、データまたは情報を表す信号を記憶するために、記憶媒体の一部の状態をそのように変更することは、記憶媒体を異なる状態または物に変換することを構成する。
[0069] 示したように、1つまたは複数の例示的な実装形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、個別/固定論理回路、それらの何らかの組合せなどで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、その機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、物理的なコンピュータ可読媒体に記憶され得る。コンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な物理媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータまたはコンピュータのプロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
[0070] 上記で説明したように、モバイルデバイスは、1つまたは複数のワイヤレス通信技法を使用して、様々な通信ネットワークを通じた情報のワイヤレス送信または受信を介して、1つまたは複数の他のデバイスと通信することが可能であり得る。ここで、たとえば、ワイヤレス通信技法は、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)などを使用して実装され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。WWANは、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時間分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)ネットワーク、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)ネットワーク、WiMAX(IEEE802.16)ネットワークなどであり得る。CDMAネットワークは、ほんのいくつかの無線技術を挙げれば、cdma2000、広帯域CDMA(W−CDMA)、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA:Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)などの1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT)を実装し得る。ここで、cdma2000は、IS−95規格、IS−2000規格、およびIS−856規格に従って実装される技術を含み得る。TDMAネットワークは、移動通信のためのグローバルシステム(Global System for Mobile Communications)(GSM)、デジタル・アドバンスト・モバイルフォン・システム(Digital Advanced Mobile Phone System)(D−AMPS)、または何らかの他のRATを実装し得る。GSMおよびW−CDMAは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rdGeneration Partnership Project)」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。Cdma2000は、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト2(3rd Generation Partnership Project 2)」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文書は公に入手可能である。WLANは、IEEE802.11xネットワークを含み得、WPANは、たとえば、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、IEEE802.15xネットワーク、または他の何らかのタイプのネットワークを含み得る。本技法はまた、WWAN、WLAN、またはWPANの任意の組合せに関連して実装され得る。ワイヤレス通信ネットワークは、たとえば、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)、アドバンストLTE(Advanced LTE)、WiMAX、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)など、いわゆる次世代技術(たとえば、「4G」)を含み得る。
[0071] 特定の一実装形態では、モバイルデバイスは、たとえば、それのロケーション、方向、速度、加速度などを推定するために、モバイルデバイスとの通信を容易にするか、またはそれをサポートする1つまたは複数のフェムトセルと通信することが可能であり得る。本明細書で使用する際、「フェムトセル」は、たとえば、デジタル加入者回路(DSL)またはケーブルなど、たとえばブロードバンドを介して、サービスプロバイダのネットワークに接続することが可能であり得る1つまたは複数のより小型のセルラー基地局を指すことがある。必ずしもそうとは限らないが、一般に、フェムトセルは、多くの可能なものの中でほんのいくつかの例を挙げれば、たとえばユニバーサル・モバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunications System)(UTMS)、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)、発展型データ最適化または発展型データオンリ(Evolution-Data Optimized or Evolution-Data only)(EV−DO)、GSM、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(Worldwide Interoperability for Microwave Access)(WiMAX)、符号分割多元接続(CDMA)−2000、または時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)など、様々なタイプの通信技法を利用するか、またはさもなければそれらに適合し(compatible with)得る。いくつかの実装形態では、フェムトセルは、たとえば、一体型WiFiを備え得る。しかしながら、フェムトセルに関するそのような詳細は、単なる例にすぎず、請求する主題はそのように限定されない。
[0072] また、コンピュータ可読コードまたは命令は、(たとえば、電気デジタル信号を介して)送信機から受信機に物理的伝送媒体上で信号を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアは、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、あるいは赤外線、無線、またはマイクロ波などのワイヤレス技術の物理的構成要素を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信され得る。上記の組合せも物理的伝送媒体の範囲内に含まれ得る。そのようなコンピュータ命令またはデータは、異なる時間に(たとえば、第1および第2の時間に)部分(たとえば、第1および第2の部分)で送信され(transmitted in portions)得る。この詳細な説明のいくつかの部分は、特定の装置または専用コンピューティングデバイスまたはプラットフォームのメモリ内に記憶された2値デジタル信号上の演算のアルゴリズムまたは記号表現に関して提示される。この特定の明細書のコンテキストでは、特定の装置などの用語は、プログラムソフトウェアからの命令に従って特定の関数を実行するようにプログラムされた後の汎用コンピュータを含む。アルゴリズムの説明または記号表現は、信号処理または関連技術の当業者達が、彼等の仕事の本質を他の当業者達に伝達するために使用する技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般に、所望の結果をもたらす自己矛盾のない一連の演算または同様の信号処理であると考えられる。このコンテキストでは、演算または処理は物理量の物理操作に関係する。必ずしもそうとは限らないが、一般に、そのような量は、記憶、転送、組合せ、比較、または他の操作が可能な、電気信号または磁気信号の形態をとり得る。
[0073] 主に一般的な用法という理由で、そのような信号をビット、情報、値、要素、シンボル、文字、変数、項、数、数字などと呼ぶことが時々便利であることがわかっている。ただし、これらおよび同様の用語はすべて、適切な物理量に関連すべきものであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。別段に明記されていない限り、上記の説明から明らかなように、本明細書全体にわたって、「処理する」、「算出する」、「計算する」、「判断する」、「確認する」、「識別する」、「関連付ける」、「測定する」、「実行する」などの用語を利用する説明は、専用コンピュータあるいは同様の専用電子コンピューティング装置またはデバイスなど、特定の装置の動作またはプロセスを指すことを諒解されたい。したがって、本明細書のコンテキストでは、専用コンピュータあるいは同様の専用電子コンピューティングデバイスまたは装置は、専用コンピュータあるいは同様の専用電子コンピューティングデバイスまたは装置のメモリ、レジスタ、または他の情報ストレージデバイス、送信デバイス、あるいはディスプレイデバイス内の電子的、電気的、または磁気的な物理量として一般に表される信号を操作または変換することが可能である。
[0074] 本明細書で使用する「および」および「または」という用語は、そのような用語が使用されるコンテキストに少なくとも部分的に依存することも予想される様々な意味を含み得る。一般に、A、BまたはCなどのリストを関連付けるために使用された場合の「または」は、包含的な意味で使用された場合はA、B、およびCを意味し、ならびに排他的な意味で使用された場合はA、BまたはCを意味するものとする。さらに、本明細書で使用する「1つまたは複数」という用語は、単数形の任意の特徴、構造、または特性について説明するために使用され得るか、または複数の特徴、構造または特性の何らかの組合せについて説明するために使用され得る。しかし、これは例示的な例にすぎないこと、および請求する主題がこの例に限定されないことに留意されたい。
[0075] 本明細書では様々な方法またはシステムを使用していくつかの例示的な技法を説明し、示したが、請求する主題から逸脱することなく、様々な他の変形を行い得、均等物を代用し得ることが、当業者には理解されよう。さらに、本明細書で説明した主要な概念から逸脱することなく、請求する主題の教示に特定の状況を適応させるために多くの変更が行われ得る。したがって、請求する主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような請求する主題は、添付の特許請求の範囲内に入るすべての実装形態、およびその均等物をも含むものとする。
なお、本願の出願当初の請求項と同一の記載を以下に付記する。
[C1] ロケーションサービスを実行するための方法であって、
ロケーションサーバにおいて、ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから1つまたは複数のネットワークベース測定値を獲得することと、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記ロケーションサーバから前記UEへの第1のメッセージを送信することと
を備え、
前記UEのロケーションが、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEによって推定されることが可能である、方法。
[C2] 前記ロケーションサーバにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を要求する、前記UEからの第2のメッセージを受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、C2に記載の方法。
[C4] 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、C1に記載の方法。
[C5] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が往復時間測定値を備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、C1に記載の方法。
[C8] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が到来角(AOA)測定値を備える、
C1に記載の方法。
[C9] 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、C2に記載の方法。
[C10] 周期的に、または前記1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの前記少なくとも1つが、1つまたは複数の前に報告されたネットワークベース測定値に対して少なくともしきい値量だけ変化することに少なくとも部分的に応答して、前記第1のメッセージを送信することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C11] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、基地局からの1つまたは複数の測定値を備える、C1に記載の方法。
[C12] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、ロケーション測定ユニット(LMU)からの1つまたは複数の測定値を備える、C1に記載の方法。
[C13] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、WiFiアクセスポイントからの1つまたは複数の測定値を備える、C1に記載の方法。
[C14] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、無線アクセスネットワークからの1つまたは複数の測定値を備える、C1に記載の方法。
[C15] 前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を与えるために、前記ロケーションサーバの能力を前記UEに通知することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C16] 前記UEの能力を前記ロケーションサーバに通知することをさらに備え、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が前記能力中で示される、C1に記載の方法。
[C17] オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEに前記ロケーションサーバの前記能力を送信することをさらに備える、C15に記載の方法。
[C18] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が1つまたは複数のユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)ベース測定値を備える、C1に記載の方法。
[C19] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、1つまたは複数のロング・ターム・エボリューション(LTE)ベース測定値を備える、C1に記載の方法。
[C20] 前記ロケーションサーバが、スタンドアロン・サービングモバイルロケーションセンター(SAS)、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)、またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C21] 前記無線アクセスネットワークがロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークを備え、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル・アネックス(LPPa)を使用して獲得される、C1に記載の方法。
[C22] 1つまたは複数のメッセージを受信するための受信機と、
1つまたは複数のメッセージを送信するための送信機と、
ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから取得された1つまたは複数のネットワークベース測定値を処理することと、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記UEへの第1のメッセージの送信を開始することと
を行うためのプロセッサと
を備える、ロケーションサーバ。
[C23] 前記プロセッサが、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を要求する、前記UEから受信した第2のメッセージを処理することがさらに可能である、C22に記載のロケーションサーバ。
[C24] 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、C23に記載のロケーションサーバ。
[C25] 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C26] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が往復時間測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C27] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C28] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C29] 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、C23に記載のロケーションサーバ。
[C30] 前記プロセッサが、前記送信機を介して、周期的に、または前記1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの前記少なくとも1つが、1つまたは複数の前に報告された測定値に対して少なくともしきい値量だけ変化することに少なくとも部分的に応答して、前記第1のメッセージの送信を開始することがさらに可能である、C23に記載のロケーションサーバ。
[C31] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、基地局からの1つまたは複数の測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C32] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、無線アクセスネットワークからの1つまたは複数の測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C33] 前記プロセッサが、前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を与えるために前記ロケーションサーバの能力を前記UEに通知するための、前記UEへのメッセージの送信を開始することがさらに可能である、C23に記載のロケーションサーバ。
[C34] 前記プロセッサが、前記UEの能力を前記ロケーションサーバに通知するメッセージを処理することがさらに可能であり、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が前記能力中で示される、C22に記載のロケーションサーバ。
[C35] 前記ロケーションサーバの前記能力が、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEに送信される、C33に記載のロケーションサーバ。
[C36] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が1つまたは複数のユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)ベース測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C37] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が到来角(AOA)測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C38] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、ロケーション測定ユニット(LMU)からの1つまたは複数の測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C39] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、WiFiアクセスポイントからの1つまたは複数の測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C40] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、1つまたは複数のロング・ターム・エボリューション(LTE)ベース測定値を備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C41] 前記ロケーションサーバが、スタンドアロン・サービングモバイルロケーションセンター(SAS)、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)、またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)のうちの少なくとも1つを備える、C22に記載のロケーションサーバ。
[C42] 前記無線アクセスネットワークがロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークを備え、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル・アネックス(LPPa)を使用して獲得される、C22に記載のロケーションサーバ。
[C43] ロケーションサーバにおいて、ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから1つまたは複数のネットワークベース測定値を獲得するための手段と、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記UEへの第1のメッセージを送信するための手段と
を備える、装置。
[C44] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を要求する、前記UEから受信した第2のメッセージを処理するための手段をさらに備える、C43に記載の装置。
[C45] 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、C44に記載の装置。
[C46] 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、C43に記載の装置。
[C47] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が往復時間測定値を備える、C43に記載の装置。
[C48] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、C43に記載の装置。
[C49] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、C43に記載の装置。
[C50] 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、C44に記載の装置。
[C51] 送信するための前記手段が、周期的に、または前記1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの前記少なくとも1つが、1つまたは複数の前に報告された測定値に対して少なくともしきい値量だけ変化することに少なくとも部分的に応答して、前記第1のメッセージを送信することが可能である、C43に記載の装置。
[C52] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、基地局からの1つまたは複数の測定値を備える、C43に記載の装置。
[C53] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、無線アクセスネットワークからの1つまたは複数の測定値を備える、C43に記載の装置。
[C54] 送信するための前記手段が、前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を与えるために前記装置の能力を前記UEに通知するための、前記UEへのメッセージを送信することが可能である、C44に記載の装置。
[C55] 前記装置の前記能力が、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEに送信される、C54に記載の装置。
[C56] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が1つまたは複数のユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)ベース測定値を備える、C43に記載の装置。
[C57] 前記装置が、スタンドアロン・サービングモバイルロケーションセンター(SAS)、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)、またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)のうちの少なくとも1つを備える、C43に記載の装置。
[C58] ロケーションサーバにおいて、ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから受信した1つまたは複数のネットワークベース測定値を処理することと、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記UEへの第1のメッセージの送信を開始することと
を行うように専用コンピューティング装置によって実行可能である機械可読命令を記憶した非一時的記憶媒体
を備える、物品。
[C59] 前記命令が、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEから受信した第2のメッセージを処理するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、C58に記載の物品。
[C60] 前記命令が、前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を与えるためにロケーションサーバの能力を前記UEに通知するための、メッセージの送信を開始するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、C59に記載の物品。
[C61] 前記命令が、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEへの前記ロケーションサーバの前記能力の送信を開始するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、C60に記載の物品。
[C62] ユーザ機器(UE)において、
1つまたは複数のネットワークベース測定値を備える、ロケーションサーバからの第1のメッセージを受信することと、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEのロケーションを判断することと
を備える、方法。
[C63] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージを送信することをさらに備える、C62に記載の方法。
[C64] 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、C63に記載の方法。
[C65] 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、C62に記載の方法。
[C66] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が往復時間測定値を備える、C62に記載の方法。
[C67] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、C62に記載の方法。
[C68] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、C62に記載の方法。
[C69] 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、C63に記載の方法。
[C70] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、基地局からの1つまたは複数の測定値を備える、C62に記載の方法。
[C71] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、無線アクセスネットワークからの1つまたは複数の測定値を備える、C62に記載の方法。
[C72] 前記ロケーションサーバに前記第2のメッセージを送信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を与えるための、前記ロケーションサーバの能力を受信することをさらに備える、C63に記載の方法。
[C73] オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記ロケーションサーバから前記ロケーションサーバの前記能力を受信することをさらに備える、C72に記載の方法。
[C74] 前記UEの能力を前記ロケーションサーバに通知することをさらに備え、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が前記能力中で示される、C62に記載の方法。
[C75] 前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値をUEベース測定値と組み合わせることをさらに備える、C62に記載の方法。
[C76] ユーザ機器(UE)であって、
1つまたは複数のメッセージを送信するための送信機と、
1つまたは複数のメッセージを受信するための受信機と、
ロケーションサーバから受信した第1のメッセージを処理することであって、前記第1のメッセージが、1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの1つを備える、処理することと、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEのロケーションを推定することと
を行うためのプロセッサと
を備える、UE。
[C77] 前記プロセッサが、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージの送信を開始することがさらに可能である、C76に記載のUE。
[C78] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、基地局からの1つまたは複数の測定値を備える、C76に記載のUE。
[C79] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、無線アクセスネットワークからの1つまたは複数の測定値を備える、C76に記載のUE。
[C80] 前記プロセッサが、前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値をUEベース測定値と組み合わせることが可能である、C76に記載のUE。
[C81] ユーザ機器(UE)であって、
1つまたは複数のネットワークベース測定値を備える、ロケーションサーバからの第1のメッセージを受信するための手段と、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEのロケーションを推定するための手段と
を備える、UE。
[C82] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージの送信を開始するための手段をさらに備える、C81に記載のUE。
[C83] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、基地局からの1つまたは複数の測定値を備える、C81に記載のUE。
[C84] 前記1つまたは複数のネットワークベース測定値が、無線アクセスネットワークからの1つまたは複数の測定値を備える、C81に記載のUE。
[C85] 前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値をUEベース測定値と組み合わせるための手段をさらに備える、C81に記載のUE。
[C86] ユーザ機器(UE)においてロケーションサーバから受信した第1のメッセージを処理することであって、前記第1のメッセージが、1つまたは複数のネットワークベース測定値のうちの少なくとも1つを備える、処理することと、
前記1つまたは複数のネットワークベース測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEのロケーションを推定することと
を行うように専用コンピューティング装置によって実行可能である機械可読命令を記憶した非一時的記憶媒体
を備える、物品。
[C87] 前記命令が、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージの送信を開始するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、C86に記載の物品。
[C88] 前記命令が、前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース測定値をUEベース測定値と組み合わせるように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、C86に記載の物品。

Claims (82)

  1. ロケーションサービスを実行するための方法であって、
    ロケーションサーバにおいて、ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を獲得することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記ロケーションサーバから前記UEへの第1のメッセージを送信することと
    を備え、
    前記UEのロケーションが、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEによって推定されることが可能である、方法。
  2. 前記ロケーションサーバにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記UEからの第2のメッセージを受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が往復時間測定値を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が到来角(AOA)測定値を備える、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、請求項2に記載の方法。
  10. 周期的に、または前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値のうちの前記少なくとも1つが、1つまたは複数の前に報告されたネットワークベース信号測定値に対して少なくともしきい値量だけ変化することに少なくとも部分的に応答して、前記第1のメッセージを送信することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つの基地局を含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つのロケーション測定ユニット(LMU)を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つのWiFiアクセスポイントを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を与えるために、前記ロケーションサーバの能力を前記UEに通知することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  15. 前記UEの能力を前記ロケーションサーバに通知することをさらに備え、前記UEがサポートする1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が前記能力中で示される、請求項1に記載の方法。
  16. オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEに前記ロケーションサーバの前記能力を送信することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  17. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が1つまたは複数のユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)ベース信号測定値を備える、請求項1に記載の方法。
  18. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が、1つまたは複数のロング・ターム・エボリューション(LTE)ベース信号測定値を備える、請求項1に記載の方法。
  19. 前記ロケーションサーバが、スタンドアロン・サービングモバイルロケーションセンター(SAS)、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)、またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  20. 前記無線アクセスネットワークがロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークを備え、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が、ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル・アネックス(LPPa)を使用して獲得される、請求項1に記載の方法。
  21. 1つまたは複数のメッセージを受信するための受信機と、
    1つまたは複数のメッセージを送信するための送信機と、
    ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから取得された1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記UEへの第1のメッセージの送信を開始することと
    を行うためのプロセッサと
    を備える、ロケーションサーバ。
  22. 前記プロセッサが、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記UEから受信した第2のメッセージを処理することがさらに可能である、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  23. 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、請求項22に記載のロケーションサーバ。
  24. 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  25. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が往復時間測定値を備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  26. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  27. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  28. 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、請求項22に記載のロケーションサーバ。
  29. 前記プロセッサが、前記送信機を介して、周期的に、または前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値のうちの前記少なくとも1つが、1つまたは複数の前に報告された測定値に対して少なくともしきい値量だけ変化することに少なくとも部分的に応答して、前記第1のメッセージの送信を開始することがさらに可能である、請求項22に記載のロケーションサーバ。
  30. 前記1つまたは複数のネットワークベース要素が、少なくとも1つの基地局を含む、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  31. 前記プロセッサが、前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を与えるために前記ロケーションサーバの能力を前記UEに通知するための、前記UEへのメッセージの送信を開始することがさらに可能である、請求項22に記載のロケーションサーバ。
  32. 前記プロセッサが、前記UEの能力を前記ロケーションサーバに通知するメッセージを処理することがさらに可能であり、前記UEがサポートする1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が前記能力中で示される、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  33. 前記ロケーションサーバの前記能力が、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEに送信される、請求項31に記載のロケーションサーバ。
  34. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が1つまたは複数のユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)ベース信号測定値を備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  35. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が到来角(AOA)測定値を備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  36. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つのロケーション測定ユニット(LMU)を含む、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  37. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、すくなくとも1つのWiFiアクセスポイントを含む、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  38. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が、1つまたは複数のロング・ターム・エボリューション(LTE)ベース信号測定値を備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  39. 前記ロケーションサーバが、スタンドアロン・サービングモバイルロケーションセンター(SAS)、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)、またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)のうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  40. 前記無線アクセスネットワークがロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワークを備え、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が、ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル・アネックス(LPPa)を使用して獲得される、請求項21に記載のロケーションサーバ。
  41. ロケーションサーバであって
    ユーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を獲得するための手段と、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記UEへの第1のメッセージを送信するための手段と
    を備える、ロケーションサーバ
  42. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記UEから受信した第2のメッセージを処理するための手段をさらに備える、請求項41に記載のロケーションサーバ
  43. 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、請求項42に記載のロケーションサーバ
  44. 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、請求項41に記載のロケーションサーバ
  45. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が往復時間測定値を備える、請求項41に記載のロケーションサーバ
  46. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、請求項41に記載のロケーションサーバ
  47. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、請求項41に記載のロケーションサーバ
  48. 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、請求項42に記載のロケーションサーバ
  49. 送信するための前記手段が、周期的に、または前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値のうちの前記少なくとも1つが、1つまたは複数の前に報告された測定値に対して少なくともしきい値量だけ変化することに少なくとも部分的に応答して、前記第1のメッセージを送信することが可能である、請求項41に記載のロケーションサーバ
  50. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つの基地局を含む、請求項41に記載のロケーションサーバ
  51. 送信するための前記手段が、前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を与えるために前記ロケーションサーバの能力を前記UEに通知するための、前記UEへのメッセージを送信することが可能である、請求項42に記載のロケーションサーバ
  52. 前記ロケーションサーバの前記能力が、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEに送信される、請求項51に記載のロケーションサーバ
  53. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が1つまたは複数のユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)ベース信号測定値を備える、請求項41に記載のロケーションサーバ
  54. 前記ロケーションサーバが、スタンドアロン・サービングモバイルロケーションセンター(SAS)、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E−SMLC)、またはセキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)のうちの少なくとも1つを備える、請求項41に記載のロケーションサーバ
  55. ーザ機器(UE)をサービスする無線アクセスネットワークから受信した1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、前記無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値のうちの少なくとも1つを備える、前記UEへの第1のメッセージの送信を開始することと
    を行うように、ロケーションサーバにおける専用コンピューティング装置によって実行可能である機械可読命令を記憶した非一時的記憶媒体。
  56. 前記命令が、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を処理する前に、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記UEから受信した第2のメッセージを処理するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、請求項55に記載の非一時的記憶媒体
  57. 前記命令が、前記UEから前記第2のメッセージを受信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を与えるためにロケーションサーバの能力を前記UEに通知するための、メッセージの送信を開始するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、請求項56に記載の非一時的記憶媒体
  58. 前記命令が、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記UEへの前記ロケーションサーバの前記能力の送信を開始するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、請求項57に記載の非一時的記憶媒体
  59. ユーザ機器(UE)のための方法であって
    1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を備える、ロケーションサーバからの第1のメッセージを受信することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEのロケーションを判断することと
    を備える、方法。
  60. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージを送信することをさらに備える、請求項59に記載の方法。
  61. 前記第2のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報要求メッセージを備える、請求項60に記載の方法。
  62. 前記第1のメッセージが、オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)ロケーション情報提供メッセージを備える、請求項59に記載の方法。
  63. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が往復時間測定値を備える、請求項59に記載の方法。
  64. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が送信機(Tx)−受信機(Rx)時間差測定値を備える、請求項59に記載の方法。
  65. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値がアップリンク到着時間(差)測定値を備える、請求項59に記載の方法。
  66. 前記第2のメッセージが、周期的またはイベントトリガ型ネットワーク測定値配信についての要求を備える、請求項60に記載の方法。
  67. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つの基地局を含む、請求項59に記載の方法。
  68. 前記ロケーションサーバに前記第2のメッセージを送信するより前に前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を与えるための、前記ロケーションサーバの能力を受信することをさらに備える、請求項60に記載の方法。
  69. オープン・モバイル・アライアンス(OMA)ロング・ターム・エボリューション測位プロトコル拡張(LPPe)能力提供メッセージを介して前記ロケーションサーバから前記ロケーションサーバの前記能力を受信することをさらに備える、請求項68に記載の方法。
  70. 前記UEの能力を前記ロケーションサーバに通知することをさらに備え、前記UEがサポートする1つまたは複数のネットワークベース信号測定値が前記能力中で示される、請求項59に記載の方法。
  71. 前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値をUEベース測定値と組み合わせることをさらに備える、請求項59に記載の方法。
  72. ユーザ機器(UE)であって、
    1つまたは複数のメッセージを送信するための送信機と、
    1つまたは複数のメッセージを受信するための受信機と、
    ロケーションサーバから受信した第1のメッセージを処理することであって、前記第1のメッセージが、1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を備える、処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEのロケーションを推定することと
    を行うためのプロセッサと
    を備える、UE。
  73. 前記プロセッサが、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージの送信を開始することがさらに可能である、請求項72に記載のUE。
  74. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つの基地局を含む、請求項72に記載のUE。
  75. 前記プロセッサが、前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値をUEベース測定値と組み合わせることが可能である、請求項72に記載のUE。
  76. ユーザ機器(UE)であって、
    1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を備える、ロケーションサーバからの第1のメッセージを受信するための手段と、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値に少なくとも部分的に基づいて前記UEのロケーションを推定するための手段と
    を備える、UE。
  77. 前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージの送信を開始するための手段をさらに備える、請求項76に記載のUE。
  78. 前記1つまたは複数のネットワーク要素が、少なくとも1つの基地局を含む、請求項76に記載のUE。
  79. 前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値をUEベース信号測定値と組み合わせるための手段をさらに備える、請求項76に記載のUE。
  80. ケーションサーバから受信した第1のメッセージを処理することであって、前記第1のメッセージが、1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を備える、処理することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値は、無線アクセスネットワーク内の1つまたは複数のネットワーク要素によって生成された信号測定値を含む、
    前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値に少なくとも部分的に基づいてユーザ機器(UE)のロケーションを推定することと
    を行うように、前記UEにおける専用コンピューティング装置によって実行可能である機械可読命令を記憶した非一時的記憶媒体。
  81. 前記命令が、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値を要求する、前記ロケーションサーバへの第2のメッセージの送信を開始するように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、請求項80に記載の非一時的記憶媒体
  82. 前記命令が、前記UEのロケーションを推定するために、前記1つまたは複数のネットワークベース信号測定値をUEベース信号測定値と組み合わせるように、前記専用コンピューティング装置によってさらに実行可能である、請求項80に記載の非一時的記憶媒体
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