JP6009184B2 - 積層板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリカーボネート樹脂層の少なくとも片面にゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂層が積層されてなる積層板の製造方法に関する。
ポリカーボネート樹脂板は、透明性や耐衝撃性等に優れているので、エクステリア用途や看板用途をはじめ、照明用途やディスプレイにおける前面板用途等の様々な分野で使用されている。
しかしながら、ポリカーボネート樹脂板は、耐久性や表面硬度に劣るという問題がある。この問題を解決するため、ポリカーボネート樹脂層の少なくとも片面にアクリル樹脂層を積層した積層板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、アクリル樹脂層は耐衝撃性に劣り、割れるおそれがあることから、ポリカーボネート樹脂層の少なくとも片面に架橋アクリル系弾性体を含むメタクリル樹脂層を積層した積層板も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
これらの積層板は、通常、押出成形して得られる。特に、架橋アクリル系弾性体等のゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂層と、ポリカーボネート樹脂層とを押出成形して積層一体化する技術は非常に有用であり、利用範囲も広い。
しかしながら、ポリカーボネート樹脂層とゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂層とを押出成形して積層一体化すると、ポリカーボネート樹脂層とメタクリル樹脂層との界面において、押出流れ方向に沿って線状の欠陥が多数発生することがあった。また、この線状欠陥は、傾向として、色の濃いものが多かった。このような線状欠陥が発生して外観が低下した積層板は、ディスプレイにおける前面板用途に代表される外観が非常に重視される分野では、使用することができない。
特開平08−025589号公報 特開平11−58627号公報
本発明の課題は、押出流れ方向に沿って線状欠陥が発生するのを抑制することができ、優れた外観を有する積層板の製造方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)ポリカーボネート樹脂層の少なくとも片面にゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂層が積層されてなる積層板の製造方法であって、ポリカーボネート樹脂を第1押出機にて溶融混練し、マルチマニホールドダイに供給する工程と、ゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂を第2押出機にて溶融混練し、フィルター孔のサイズが1〜10μmであるポリマーフィルターを通過させて前記マルチマニホールドダイに供給する工程と、前記ポリカーボネート樹脂およびメタクリル樹脂を前記マルチマニホールドダイで積層一体化した後、該マルチマニホールドダイから板状に押出成形する工程とを含むことを特徴とする積層板の製造方法。
(2)前記積層板は、前記ポリカーボネート樹脂層の両面に前記メタクリル樹脂層が積層されてなる前記(1)記載の積層板の製造方法。
(3)前記積層板の厚さが0.05〜3mmである前記(1)または(2)に記載の積層板の製造方法。
本発明によれば、押出流れ方向に沿って線状欠陥が発生するのを抑制することができ、優れた外観を有する積層板を得ることができるという効果がある。また、線状欠陥の色を薄くすることができるという効果もある。
本発明の製造方法の一実施形態に使用する押出装置を示す概略説明図である。
(積層板)
本発明の製造方法で得られる積層板は、ポリカーボネート樹脂層と、このポリカーボネート樹脂層の少なくとも片面に積層された、ゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂層(以下、単にメタクリル樹脂層という場合がある)とからなり、押出流れ方向に沿った線状欠陥がほとんど見られず、優れた外観を有するものである。
積層板の層構成は、ポリカーボネート樹脂層と、このポリカーボネート樹脂層の片面に積層されたメタクリル樹脂層とからなる2層構成;ポリカーボネート樹脂層と、このポリカーボネート樹脂層の両面に積層されたメタクリル樹脂層とからなる3層構成である。積層板の耐環境性、すなわち積層板を高温下や高湿下に曝したときの反り難さの観点から、ポリカーボネート樹脂層の両面にメタクリル樹脂層が積層されてなる3層構成の積層板が好ましい。
積層板が3層構成の場合、両面のメタクリル樹脂層の組成や厚さは、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。積層板の厚さは、後述する製造方法において、溶融状態の積層板の厚さや、冷却ユニットが備えるロールやベルトの間隔、周速度等を調整することにより、任意に調整することができる。
積層板の厚さは、通常0.05〜3mm、好ましくは0.2〜2mm、より好ましくは0.4〜1.5mmである。積層板の厚さがあまり薄いと、成形し難くなり、また積層板の厚さがあまり大きいと、成形時に要する冷却時間が長くなり、生産性が低下する。
積層板の各層の層厚比率は、2層構成であれば、ポリカーボネート樹脂層/メタクリル樹脂層の比率が、通常1/99〜99/1、好ましくは2/98〜98/2、より好ましくは5/95〜95/5である。3層構成であれば、メタクリル樹脂層/ポリカーボネート樹脂層/メタクリル樹脂層の比率が、通常1/98/1〜49/2/49、好ましくは2/96/2〜48/4/48、より好ましくは3/92/3〜45/10/45である。
(ポリカーボネート樹脂層)
ポリカーボネート樹脂層を構成するポリカーボネート樹脂としては、例えば、二価フェノールとカルボニル化剤とを界面重縮合法や溶融エステル交換法等で反応させることにより得られるものの他;カーボネートプレポリマーを固相エステル交換法等で重合させることにより得られるもの;環状カーボネート化合物を開環重合法で重合させることにより得られるもの等が挙げられる。
二価フェノールとしては、例えば、ハイドロキノン、レゾルシノール、4,4’−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス{(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル)フェニル}メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェノールA)、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(3−イソプロピル−4−ヒドロキシ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−フェニル)フェニル}プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3−ジメチルブタン、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−イソプロピルシクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}フルオレン、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−o−ジイソプロピルベンゼン、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼン、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルアダマンタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルケトン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエステル等が挙げられ、必要に応じてそれらの2種以上を用いることもできる。
中でも、ビスフェノールA、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3−ジメチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンおよびα,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンから選ばれる二価フェノールを単独で、または2種以上用いるのが好ましく、特に、ビスフェノールAの単独使用や、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンと、ビスフェノールA、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパンおよびα,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンから選ばれる1種以上の二価フェノールとの併用が好ましい。
カルボニル化剤としては、例えば、ホスゲン等のカルボニルハライド;ジフェニルカーボネート等のカーボネートエステル;二価フェノールのジハロホルメート等のハロホルメート等が挙げられ、必要に応じてそれらの2種以上を用いることもできる。
(メタクリル樹脂層)
一方、メタクリル樹脂層を構成する、ゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂(以下、単にメタクリル樹脂という場合がある)としては、ゴム状重合体を含有し、メタクリル酸メチル単位を主成分とするもの、具体的にはメタクリル酸メチル単位を通常50重量%以上、好ましくは70重量%以上含むメタクリル酸メチル樹脂であるのが好ましく、メタクリル酸メチル単位100重量%のメタクリル酸メチル単独重合体であってもよいし、メタクリル酸メチルと、該メタクリル酸メチルと共重合し得る他の単量体との共重合体であってもよい。
メタクリル酸メチルと共重合し得る他の単量体としては、例えば、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル等のメタクリル酸メチル以外のメタクリル酸エステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル等のアクリル酸エステル類;スチレン;クロロスチレン、ブロモスチレン等のハロゲン化スチレン類やビニルトルエン、α−メチルスチレン等のアルキルスチレン類等の置換スチレン類;メタクリル酸、アクリル酸等の不飽和酸類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、無水マレイン酸、フェニルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド等が挙げられる。
これらメタクリル酸メチルと共重合し得る他の単量体は、それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(ゴム状重合体)
メタクリル樹脂に含有されるゴム状重合体としては、例えば、ポリブタジエンゴム、アクリロニトリル/ブタジエン共重合ゴム、スチレン/ブタジエン共重合ゴム等のジエン系ゴム;アクリル系ゴム;エチレン/プロピレン/非共役ジエン系ゴム;これらのゴムにメタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、スチレン、置換スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の単量体をグラフト重合させてなるグラフト共重合体などが挙げられ、なかでもグラフト共重合体が好適に用いられる。
グラフト共重合体としては、例えば、ゴム状重合体を内層とし、グラフト重合鎖を外層とする多層構造重合体;特開昭55−147514号公報や特公昭47−9740号公報等に記載されているものを用いることができる。
グラフト共重合体は、ゴム状重合体とグラフトさせる単量体との割合が、通常、前者が5〜80重量部、後者が95〜20重量部である。
内層のゴム状重合体としては、例えば、アクリル系ゴムを用いるのが好ましい。このアクリル系ゴムは、アクリル酸アルキルの単独重合体であってもよいし、アクリル酸アルキル50重量%以上とアクリル酸アルキル以外の単量体50重量%以下との共重合体であってもよい。
ここで、内層のゴム状重合体を構成するアクリル酸アルキルとしては、例えば、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。
また、内層のゴム状重合体を構成するアクリル酸アルキル以外の単量体としては、例えば、メタクリル酸アルキル、アルコキシアクリル酸アルキル、アクリル酸シアノエチル、アクリルアミド、アクリル酸ヒドロキシアルキル、メタクリル酸ヒドロキシアルキル、アクリル酸、メタクリル酸、スチレン、置換スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられ、さらにメタクリル酸アリル等の架橋性の単量体を用いることもできる。アクリル系ゴムのガラス転移点(Tg)は25℃未満であるのがよい。
外層のグラフト重合鎖としては、例えば、アルキル基の炭素数が1〜4であるメタクリル酸アルキルの単独重合体や;メタクリル酸アルキル50重量%以上とメタクリル酸アルキル以外の単量体50重量%以下との共重合体であるのが好ましい。
ここで、多層構造重合体を構成するメタクリル酸アルキルは、メタクリル酸メチルが好ましく用いられる。
また、多層構造重合体を構成するメタクリル酸アルキル以外の単量体としては、例えば、炭素数が5以上のメタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、スチレン、置換スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が挙げられ、さらにメタクリル酸アリル等の架橋性の単量体などが挙げられる。この外層重合体のガラス転移点(Tg)は25℃以上であるのがよい。
さらに、外層重合体と同様の重合体を、内層のアクリル系ゴムのさらに内側に存在させることもできる。上述のような多層構造重合体は、その全体の重量を基準として、アクリル系ゴム層を20〜60重量%含有するものがよい。これらの多層構造重合体としては、例えば、特公昭55−27576号公報、特開平6−80739号公報、特開昭49−23292号公報等に記載されているものなどが挙げられる。
ゴム状重合体の含有割合は、メタクリル樹脂およびゴム状重合体の合計100重量部に対して、通常3〜50重量部、好ましくは4〜30重量部、さらに好ましくは5〜20重量部である。ゴム状重合体の割合があまり少ないと、得られる積層板が割れやすくなるおそれがあり、前記含有割合があまり多いと、表面硬度に優れた積層板とすることができないおそれがある。
なお、上述したポリカーボネート樹脂およびメタクリル樹脂には、それぞれ必要に応じて、例えばアルキルスルホン酸ナトリウム、アルキル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセライド、ポリエーテルエステルアミド等の帯電防止剤;ヒンダードフェノール等の酸化防止剤;燐酸エステル等の難燃剤;パルミチン酸、ステアリルアルコール等の滑剤;ヒンダードアミン等の光安定剤;ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、マロン酸エステル系紫外線吸収剤、蓚酸アニリド系紫外線吸収剤、酢酸エステル紫外線吸収剤等の紫外線吸収剤;光拡散剤、染料、蛍光増白剤等を添加してもよく、これらの添加剤は、必要に応じてそれらの2種以上を用いてもよい。
添加剤を配合する方法としては、例えば、樹脂と添加剤とをヘンシェルミキサーやタンブラー等で機械的に混合した後、溶融混練する方法等が挙げられる。また、この溶融混練は、例えば一軸または二軸の押出機や各種ニーダー等を用いて行うことができる。
(積層板の製造方法)
本発明の積層板の製造方法は、上述した層構成の積層板を製造する方法であって、上述したポリカーボネート樹脂を第1押出機にて溶融混練し、マルチマニホールドダイに供給する工程と、上述したメタクリル樹脂を第2押出機にて溶融混練し、所定のポリマーフィルターを通過させてマルチマニホールドダイに供給する工程と、ポリカーボネート樹脂およびメタクリル樹脂をマルチマニホールドダイで積層一体化した後、該マルチマニホールドダイから板状に押出成形する工程とを含む。
以下、本発明にかかる積層板の製造方法の一実施形態について、図1を参照して詳細に説明するが、本発明の積層板の製造方法はこれに限定されるものではない。
本実施形態では、図1に示す押出装置1を使用する。該押出装置1は、矢印Aに示す樹脂押出方向に沿って上流側から順に配設された、第1,第2押出機2,5、分配ブロック10およびマルチマニホールドダイ15を備えている。
第1押出機2と分配ブロック10とは、第1パイプ3を介して接続されている。第1パイプ3は、一端が第1押出機2に接続され、他端が分配ブロック10の樹脂供給口11に接続されているとともに、ポリマーフィルター4が設けられている。
これと同様に、第2押出機5と分配ブロック10とは、第2パイプ6を介して接続されている。第2パイプ6は、一端が第2押出機5に接続され、他端が分配ブロック10の樹脂供給口12に接続されているとともに、ポリマーフィルター7が設けられている。
この押出装置1を使用する本実施形態は、以下の(i)〜(iii)の工程を含む。
(i)上述したポリカーボネート樹脂を第1押出機2にて溶融混練し、ポリマーフィルター4を通過させて分配ブロック10に供給する工程。
(ii)上述したメタクリル樹脂を第2押出機5にて溶融混練し、ポリマーフィルター7を通過させて分配ブロック10に供給する工程。
(iii)ポリカーボネート樹脂およびメタクリル樹脂を分配ブロック10で2層または3層構成となるように分配した後、マルチマニホールドダイ15により積層一体化し、板状に押出成形する工程。
ポリマーフィルター7は、フィルター孔のサイズが1〜10μmであり、好ましくは3〜10μmであり、より好ましくは3〜5μmである。ポリマーフィルター7のフィルター孔のサイズが上記範囲内であれば、押出流れ方向に沿った線状欠陥がほとんどなく、優れた外観を有する積層板とすることができる。すなわち、前記(ii)の工程において、ゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂を第2押出機5にて溶融混練した後、ポリマーフィルター7を通過させると、第2押出機5にてメタクリル樹脂を溶融混練中、ゴム状重合体は凝集する傾向にあるため、メタクリル樹脂を上記範囲内のフィルター孔のサイズを有するポリマーフィルター7に通過させないと、フィルター孔のサイズが10μ以下であるポリマーフィルターでは通過できない大きさのゴム状重合体の凝集物が、マルチマニホールドダイ15からそのまま吐出されてしまう。これに起因して、得られる積層板に線状欠陥が増加する。また、凝集して粒子径の大きくなった凝集物が吐出されるので、発生する線状欠陥は太く長いものとなり、より目立つ、すなわち色の濃い欠陥になるおそれがある。これらの問題を解決するため、本実施形態では、ゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂を第2押出機5にて溶融混練した後、フィルター孔のサイズが上記範囲内であるポリマーフィルター7に通過させ、所定の大きさを有するゴム状重合体の凝集物を除去してから分配ブロック10に供給する。
ポリマーフィルター7のフィルター孔の形状としては、通常は四角形であるが、これに限定されず、円形や六角形等であってもよい。
ここで、フィルター孔のサイズとは、フィルター孔の最大径であり、フィルター孔の形状が四角形であるときは対角線の長さをいい、該形状が六角形であるときは対角線のうち、最も長さの長い対角線の長さをいい、該形状が円形であるときは該円径の直径をいう。
ポリマーフィルター7は、直径3〜12インチ程度で厚み0.003〜0.030m程度のリーフディスク型フィルターが10〜40枚程度積層されたものが好ましく、市販のものを採用することができる。
本実施形態では、ポリカーボネート樹脂についても、ポリマーフィルター4を通過させる。これにより、ポリカーボネート樹脂のゲル成分や異物が除去され、得られる積層板の外観がより向上する傾向にある。ポリマーフィルター4のフィルター孔サイズとしては、10〜30μmが好ましく、10〜20μmがより好ましく、10〜15μmがさらに好ましい。ポリマーフィルター4のその他の構成は、前述したポリマーフィルター7と同様である。
なお、本発明の積層板の製造方法では、第1押出機にてポリカーボネート樹脂を溶融混練し、マルチマニホールドに供給する際、溶融混練したポリカーボネート樹脂をポリマーフィルターに通過させることを必須とするものではない。
本実施形態では、ポリマーフィルター7を設けることに加えて、ポリカーボネート樹脂層とメタクリル樹脂層とをマルチマニホールドダイにより積層一体化することも重要である。これにより、ポリカーボネート樹脂およびメタクリル樹脂の粘度特性による影響をそれほど受けずに、線状欠陥の発生を抑制することができ、またフィードブロック方式により得られた積層板よりも、押出し流れ方向に垂直な方向(以下、幅方向という)のメタクリル樹脂層の層厚分布が小さい、具体的にはメタクリル樹脂層の層厚比が0.7以上である積層板とすることができ、この効果は、特に、幅方向の長さが0.5m以上である積層板を製造する場合に顕著である。
ここで、メタクリル樹脂層の層厚比とは、メタクリル樹脂層の幅方向の厚みを測定した測定値のうちの最大値に対する最小値で表され、本発明では、層厚比は通常0.7以上、好ましくは0.75〜0.95、より好ましくは0.80〜0.95である。積層板が3層構成であって、各メタクリル樹脂層の厚みや組成などが同一でない場合には、各メタクリル樹脂の層厚比のうち、より小さい値である層厚比を採用し、かかる層厚比が上記所定の範囲内であることが好ましい。なお、メタクリル樹脂層の幅方向の厚みは、実施例に記載の方法と同様にして測定すればよい。
なお、所定のフィルター孔のサイズを有するポリマーフィルター7を設け、マルチマニホールドダイ15を用いる構成する限り、押出装置1の他の構成については、特に限定されるものではない。
第1,第2押出機2,5としては、例えば一軸または二軸の押出機等が採用可能である。また、押出機は、必要に応じて2台以上用いてもよい。
分配ブロック10としては、例えば2種2層分配型、2種3層分配型等が挙げられる。
マルチマニホールドダイ15から板状に共押出成形した溶融状態の積層板は、例えば、金属ロール、ゴムロール、金属弾性ロール、金属ベルト、ゴムベルト等の冷却ユニットで冷却する。冷却は、積層板の表面を整えるため、ロールやベルト等で溶融状態の積層板に圧力をかけて挟み込みながら行うのが好ましい。この方法によれば、ロールやベルトにブラストによる凹凸や彫刻処理を施し、その形状を積層板に転写することもできる。
得られた積層板は、エクステリア用途や看板用途をはじめ、照明用途やディスプレイにおける前面板用途等に好適に用いることができ、特にディスプレイにおける前面板として好適に用いることができる。また、本発明にかかる積層板は、前記で例示した用途に限定されず、外観が重視される分野において、好適に用いることができる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
以下の実施例および比較例で使用した押出装置の構成は、次の通りである。
<押出機>
・第1押出機:スクリュー径110mmφ、一軸、ベント付きの押出機(日立造船(株)製)を用いた。
・第2押出機:スクリュー径45mmφ、一軸、ベント付きの押出機(日立造船(株)製)を用いた。
<ポリマーフィルター>
・ポリマーフィルター(a):直径7インチで厚み0.01mのリーフディスク型フィルター(フィルター孔サイズ:15μm、富士フィルター工業(株)製)を30枚積層したものを用いた。
・ポリマーフィルター(b):直径4インチで厚み0.01mのリーフディスク型フィルター(フィルター孔サイズ:20μm、富士フィルター工業(株)製)を15枚積層したものを用いた。
・ポリマーフィルター(c):直径4インチで厚み0.01mのリーフディスク型フィルター(フィルター孔サイズ:10μm、富士フィルター工業(株)製)を15枚積層したものを用いた。
・ポリマーフィルター(d):直径4インチで厚み0.01mのリーフディスク型フィルター(フィルター孔サイズ:5μm、富士フィルター工業(株)製)を15枚積層したものを用いた。
・ポリマーフィルター(e):直径4インチで厚み0.01mのリーフディスク型フィルター(フィルター孔サイズ:3μm、富士フィルター工業(株)製)を15枚積層したものを用いた。
なお、ポリマーフィルター(a)ないし(e)について、フィルター孔の形状は四角形であり、フィルター孔サイズは四角形の対角線の長さである。
<分配ブロック>
・分配ブロック:2種3層分配ブロック(日立造船(株)製)を用いた。
<ダイ>
・マルチマニホールドダイ(1):樹脂吐出口幅1650mm、2種3層分配型のマルチマニホールドダイ(日立造船(株)製)を用いた。
・フィードブロックダイ(2):2種3層分配型のフィードブロックに樹脂吐出口幅が1650mm、リップ間隔1mmのTダイ(日立造船(株)製)を用いた。
<冷却ユニット>
・冷却ユニット:横型、面長1800mm、径400mmφの冷却ロール3本を用いた。
実施例および比較例で使用した樹脂は、次の通りである。
<ポリカーボネート樹脂>
・ポリカーボネート樹脂1:住友ダウ(株)製の「カリバー301−10」を用いた。
・ポリカーボネート樹脂2:出光興産(株)製の「タフロンIN2200」を用いた。
<メタクリル樹脂>
・メタクリル樹脂3:メタクリル酸メチル/アクリル酸メチル=94/6(重量比)の共重合体86重量部と、下記参考例で得たゴム状重合体14重量部との混合物を用いた。
・メタクリル樹脂4:メタクリル酸メチル/アクリル酸メチル=98/2(重量比)の共重合体86重量部と、下記参考例で得たゴム状重合体14重量部との混合物を用いた。
[参考例]
<ゴム状重合体>
まず、内容積5Lのガラス製反応容器に、イオン交換水1700g、炭酸ナトリウム0.7gおよび過硫酸ナトリウム0.3gを仕込んで窒素気流下に撹拌した。次いで、分散剤(花王(株)製の「ペレックスOT−P」)4.46g、イオン交換水150g、メタクリル酸メチル150gおよびメタクリル酸アリル0.3gを加えた後、75℃に昇温して150分間撹拌を続けた。
次いで、アクリル酸ブチル689g、スチレン162gおよびメタクリル酸アリル17gの混合物と、過硫酸ナトリウム0.85g、分散剤(花王(株)製の「ペレックスOT−P」)7.4gおよびイオン交換水50gの混合物とを、別々に90分間かけて添加し、さらに90分間重合を続けた。
重合完了後、さらにメタクリル酸メチル326gおよびエチルアクリレート14gの混合物と、過硫酸ナトリウム0.34gを溶解させたイオン交換水30gとを、別々に30分間かけて添加した。
添加終了後、さらに60分間保持し重合を完了した。得られたラテックスを0.5重量%塩化アルミニウム水溶液に投入してゴム状重合体を凝集させた。これを温水にて5回洗浄後、乾燥してゴム状重合体を得た。
[実施例1〜5および比較例1〜3]
<積層板の作製>
まず、第1,第2押出機、ポリマーフィルター、分配ブロック、およびマルチマニホールドダイを表1に示す組み合わせで用いるとともに、図1に示すように配置した。次いで、ポリカーボネート樹脂1,2およびメタクリル樹脂3,4を表1に示す組み合わせで用いるとともに、ポリカーボネート樹脂1,2を第1押出機にて、メタクリル樹脂3,4を第2押出機にてそれぞれ溶融混練した。そして、第1押出機から樹脂層Aを、第2押出機から樹脂層Bを、それぞれポリマーフィルターを介して、分配ブロックおよびマルチマニホールドダイの順に供給し、マルチマニホールドダイから板状に共押出成形した。
このとき、実施例1〜3および比較例1、3については、第1押出機からマルチマニホールドダイに供給される樹脂層Aが中間層となり、第2押出機から分配ブロックに供給される樹脂層Bが両表層となるように、共押出成形を行い、樹脂層Aの両面に樹脂層Bが積層された3層構成の積層板を得た。
実施例4,5および比較例2については、第1押出機からマルチマニホールドダイに供給される樹脂層Aの片面に、第2押出機から分配ブロックに供給される樹脂層Bが積層されるように、共押出成形を行い、樹脂層Aの片面に樹脂層Bが積層された2層構成の積層板を得た。
そして、マルチマニホールドダイから板状に共押出成形した溶融状態の積層板を3本の冷却ロールにて製膜し、表1に示す層構成および厚さの2層または3層構成からなる積層板を得た。なお、3層構成からなる積層板の樹脂層Bの厚みは互いに同一である。
[比較例4〜5]
分配ブロックおよびマルチマニホールドダイに代えてフィードブロック及びTダイを使用し、第1,第2押出機、ポリマーフィルターを表1に示す組み合わせで用いた以外は、実施例1〜5と同様にして、3層構成からなる積層板を得た。なお、樹脂層Bの厚みは互いに同一である
<評価>
得られた各積層板(実施例1〜5および比較例1〜5)について、線状欠陥を評価した。評価方法を以下に示すとともに、その結果を表1に示す。なお、表1中の第1,第2押出機における「厚み」は、ポリカーボネート樹脂層およびメタクリル樹脂層の各々の厚みを示し、「総厚み」は、得られた積層板の総厚みを示している。実施例1〜3および比較例1、3〜5は、3層構成からなる積層板であり、メタクリル樹脂層の厚みは互いに同一であるため、押出機2における「厚み」の欄は、一方のメタクリル樹脂層の厚みのみを示している。
(層厚測定)
得られた積層板のセンター部分1300mm幅を切り出し、ルーペで断面の表層厚みを100mm幅で測定した。
押出機1,2における厚みは、得られた積層板の総厚みをデジマチック標準外側マイクロメータ「MDC−25M」((株)ミツトヨ製)で測定し、その総厚みに、押出機からダイに供給される樹脂の供給量比(押出量比)を掛け合わせて算出した。3層構成の積層板における両表層の厚みは、下記式により算出した。
両表層の厚み=積層板の総厚み×{押出機2からの供給量/(押出機1の供給量+押出機2の供給量)}÷2
(線状欠陥の評価方法)
まず、得られた積層板から400×500mmのサイズに試験片を切り出した。次いで、外光を遮断した環境下で、黒色のシート上に前記試験片を載置し、該試験片の表面に対して斜め45度上方に三波長型白色蛍光灯を配置した。
そして、前記三波長型白色蛍光灯から試験片の表面に白色光を照射し、試験片に存在する線状欠陥の色、およびその個数を目視観察して評価した。なお、線状欠陥の色は、以下の判定基準で評価した。
◎:非常に薄い。
○:薄い。
△:少し濃いが、実使用上は問題のない範囲。
×:濃い。
Figure 0006009184
表1から明らかなように、実施例1〜5は、線状欠陥の個数が少なく、その色も薄いのがわかる。これに対し、メタクリル樹脂を通過させるポリマーフィルターとして、フィルター孔サイズが1〜10μmの範囲を超えるポリマーフィルターを用いた比較例1、2、およびメタクリル樹脂がポリマーフィルターを通過していない比較例3は、線状欠陥の個数が実施例1〜5よりも多く、その色も濃い結果を示した。また、マルチマニホールドダイに替えてフィードブロックを用いた比較例4、5は、表層の層厚分布が大きかった。
1 押出装置
2 第1押出機
3 第1パイプ
4,7 ポリマーフィルター
5 第2押出機
6 第2パイプ
10 分配ブロック
11,12 樹脂供給口
13,16 樹脂吐出口
15 マルチマニホールドダイ

Claims (5)

  1. ポリカーボネート樹脂層の少なくとも片面にゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂層が積層されてなる積層板の製造方法であって、
    ゴム状重合体を含有しないポリカーボネート樹脂を第1押出機にて溶融混練し、ポリマーフィルターに通過させることなくマルチマニホールドダイに供給する工程と、
    ゴム状重合体を含有するメタクリル樹脂を第2押出機にて溶融混練し、フィルター孔のサイズが1〜μmであるポリマーフィルターを通過させて前記マルチマニホールドダイに供給する工程と、
    前記ポリカーボネート樹脂およびメタクリル樹脂を前記マルチマニホールドダイで積層一体化した後、該マルチマニホールドダイから板状に押出成形する工程とを含むことを特徴とする積層板の製造方法。
  2. 前記ポリカーボネート樹脂層とメタクリル樹脂層との層厚比率が0.43/0.07〜99/1である請求項1に記載の積層板の製造方法。
  3. 前記メタクリル樹脂層におけるゴム状重合体の含有量が、メタクリル樹脂およびゴム状重合体の合計100重量部に対して3重量部以上である請求項1または2に記載の積層板の製造方法。
  4. 前記積層板は、前記ポリカーボネート樹脂層の両面に前記メタクリル樹脂層が積層されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の積層板の製造方法。
  5. 前記積層板の厚さが0.05〜3mmである請求項1〜4のいずれかに記載の積層板の製造方法。
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